JPH0723815B2 - ヒ−トポンプ式空気調和装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ式空気調和装置

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JPH0723815B2
JPH0723815B2 JP9087386A JP9087386A JPH0723815B2 JP H0723815 B2 JPH0723815 B2 JP H0723815B2 JP 9087386 A JP9087386 A JP 9087386A JP 9087386 A JP9087386 A JP 9087386A JP H0723815 B2 JPH0723815 B2 JP H0723815B2
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JP
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heat exchanger
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outdoor
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electric valve
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JP9087386A
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隆 松崎
幸雄 重永
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒートポンプ式空気調和装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 室外ユニットと室内ユニットとが比較的離れた位置に設
置されているヒートポンプ式空気調和装置においては、
室外ユニットと室内ユニットとを連絡する連絡配管が比
較的長くなる。このような連絡配管の長い空気調和装置
において、減圧機構として作用する電動弁を室外ユニッ
トと室内ユニットとの両方に設けるようにしたものがあ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の如く構成する場合、圧縮機停止中においては、冷
媒回路中における液移動を防止するために、蒸発器とし
て作用している熱交換器(即ち、冷房時には室内熱交換
器、暖房時には室外熱交換器)の手前で液ラインを閉鎖
する必要があるが、圧縮機停止中に室内外の電動弁を全
閉にすると、その間の液ライン(連絡配管を含む)が液
封状態となる。このようにして、連絡配管を含む液ライ
ンが液封状態となると、外気温の上昇や直射日光による
周囲温度の上昇とともに著しく内圧が上昇するという不
具合が生ずる。このことは、連絡配管が比較的長いもの
において特に顕著となる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、圧縮機停
止中において、液封状態となっている液ラインから凝縮
器として作用していた熱交換器側へ冷媒を僅かづつ流通
せしめ得るようにし、以って、液ラインの液封状態を解
消せしめることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、上記問題点を解決するための手段として、
図面に示すように、圧縮機3、四路切換弁4、室外熱交
換器5および室外側電動弁6を備えた室外ユニット1に
対して、室内側電動弁7および室内熱交換器8を備えた
室内ユニット2を接続してなるヒートポンプ式空気調和
装置において、前記圧縮機3の停止時に蒸発器として作
用している熱交換器側の電動弁を全閉となすとともに、
凝縮器として作用している熱交換器側の電動弁の開度を
全閉に近い一定開度に固定する如く作用する開度制御装
置10を付設している。
(作 用) 本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
即ち、空気調和装置運転中に圧縮機3が停止すると、通
常室外および室内電動弁6,7は、全閉状態とされる。す
ると、外気温の上昇や直射日光により両電動弁6,7間の
液管内が異常高圧となって破損するおそれがある。そこ
で、本発明では、蒸発器として作用している熱交換器
(冷房時には室内熱交換器8、暖房時には室外熱交換器
5)側の電動弁(冷房時には室内側電動弁7、暖房時に
は室外側電動弁6)を全閉となすとともに、凝縮器とし
て作用している熱交換器(冷房時には室外熱交換器5、
暖房時には室内熱交換器8)側の電動弁(冷房時には室
外側電動弁6、暖房時には室内側電動弁7)の開度を全
閉に近い一定開度に固定するようにし、両電動弁6,7間
の液管内に存在する液冷媒が、室外側電動弁6あるいは
室内側電動弁7を介して僅かづつ流通せしめられように
している。このことにより、液封による圧力上昇が効果
的に防止されることとなっているのである。
なお、前記液管内からを液冷媒を抜く場合に、液冷媒を
抜き過ぎると圧縮機3への液戻りという問題が生じるお
それがある。一方、前記した液管の破損を防止するため
には少量の液冷媒抜き取りで十分効果がある。そこで、
本発明においては、液管の破損防止と圧縮機3への液戻
り防止とを両立させるために、低圧側で差圧の大きい蒸
発器側の電動弁を全閉となすとともに、高圧側で液管と
の差圧が小さい凝縮器側の電動弁を全閉に近い一定開度
に固定するようにしている。
(実施例) 以下、第1図および第2図を参照して、本発明の好適な
実施例を説明する。
本実施例のヒートポンプ式空気調和装置は、第1図図示
のように、圧縮機3、四路切換弁4、室外熱交換器5、
室外側電動弁6、室内側電動弁7、室内熱交換器8およ
びアキュムレータ9を順次接続している1室用冷媒回路
を複数サイクル備えている。即ち、前記圧縮機3、四路
切換弁4、室外熱交換器5、室外側電動弁6およびアキ
ュムレータ9からなる室外ユニット1に対して、室内側
電動弁7および室内熱交換器8をそれぞれ備えた複数台
の室外ユニット1,1を連絡配管11,11・・・を介して接続
することによって構成されている。本実施例において
は、室外ユニット1と室内ユニット2とが離れた位置に
設置されており、前記連絡配管11としては、比較的長い
ものが用いられている。そして、上記冷媒回路におい
て、冷媒は、冷房運転時には実線矢印で示す方向に、暖
房運転時には点線矢印で示す方向に循環せしめられるよ
うになっている。
前記電動弁6,7としては、250ステップの開度調節を行う
ことのできる開度調節可能なものが用いられており、本
実施例の場合、それぞれが暖房用および冷房用の膨張機
構を兼用している。
本実施例のヒートポンプ式空気調和装置における電動弁
6,7は、後述するような作用を有する開度制御装置10に
よって制御されるようになっている。
この開度制御装置10は、四路切換弁4の切換信号および
圧縮機3のON,OFF信号を受けて、前記電動弁6,7の開度
を適宜の開度に制御する作用を有している。
次いで図示のヒートポンプ式空気調和装置の作用を第2
図図示のフローチャートを参照して説明する。
(I)冷房運転時 冷房運転時には、室外熱交換器5は凝縮器として作用
し、室内熱交換器8は蒸発器として作用している。その
とき、圧縮機3が駆動されていると(ステップS2)、前
記開度制御装置10によって、室外側電動弁6は全開とさ
れる一方、室内側電動弁7は減圧機構として作用すべく
開度制御(SH制御)されている(ステップS3)。この時
の余剰冷媒はアキュムレータ9に溜る。そして、該冷房
運転中に圧縮機3が停止すると(ステップS2)、前記開
度制御装置10によって、室外側電動弁6は全閉に近い一
定開度とされる一方、室内側電動弁7は全閉とされる
(ステップS5)。従って、連絡配管11を含む液ラインの
液冷媒が室外側電動弁6を介して僅かづつ流通すること
となり、液ラインへの液封によって生じていた圧力上昇
を解消することができるのである。
(II)暖房運転時 暖房運転時には、室外熱交換器5は蒸発器として作用
し、案内熱交換器8は凝縮器として作用している。その
とき、圧縮機3が駆動されていると(ステップS7)、前
記開度制御装置10によって、室外側電動弁6は減圧機構
として作用すべく開度制御(SH制御)される一方、室内
側電動弁7は全開とされている(ステップS8)。そし
て、該暖房運転中に圧縮機3が停止すると(ステップ
S7)、前記開度制御装置10によって、室外側電動弁6は
全閉とされる一方、室内側電動弁7は全閉に近い一定開
度とされる(ステップS10)。従って、室内側電動弁7
がバイパスキャピラリーの機能を果たし、連絡配管11を
含む液ラインの液冷媒が室内側電動弁7を介して僅かづ
つ流通することとなり、液ラインへの液封によって生じ
ていた圧力上昇を解消することができるのである。
上記作用についてさらに詳述すると、空気調和装置運転
中に圧縮機3が停止したとき、通常室外および室内電動
弁6,7が全閉状態とされと、外気温の上昇や直射日光に
より両電動弁6,7間の液管内が異常高圧となって破損す
るおそれがある。
そこで、本実施例では、蒸発器として作用している熱交
換器(冷房時には室内熱交換器8、暖房時には室外熱交
換器5)側の電動弁(冷房時には室内側電動弁7、暖房
時には室外側電動弁6)を全閉となすとともに、凝縮器
として作用している熱交換器(冷房時には室外熱交換器
5、暖房時には室内熱交換器8)側の電動弁(冷房時に
は室外側電動弁6、暖房時には室内側電動弁7)の開度
を全閉に近い一定開度に固定するようにして、両電動弁
6,7間の液管内に存在する液冷媒を、室外側電動弁6あ
るいは室内側電動弁7を介して僅かづつ流通せしめるよ
うにしている。このことにより、液封による圧力上昇を
効果的に防止している。
なお、前記液管内からを液冷媒を抜く場合に、液冷媒を
抜き過ぎると圧縮機3への液戻りという問題が生じるお
それがある。一方、前記した液管の破損を防止するため
には少量の液冷媒抜き取りで十分効果がある。そこで、
本実施例においては、液管の破損防止と圧縮機3への液
戻り防止とを両立させるために、低圧側で差圧の大きい
蒸発器側の電動弁を全閉となすとともに、高圧側で液管
との差圧が小さい凝縮器側の電動弁を全閉に近い一定開
度に固定するようにしているのである。
本発明は、図示の実施例に限定されるものではなく、発
明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能な
ことは勿論である。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明によれば、ヒートポンプ式空気調和
装置において、圧縮機3の停止時に蒸発器として作用し
ている熱交換器(冷房時には室内熱交換器8、暖房時に
は室外熱交換器5)側の電動弁(冷房時には室内側電動
弁7、暖房時には室外側電動弁6)を全閉となすととも
に、凝縮器として作用している熱交換器(冷房時には室
外熱交換器5、暖房時には室内熱交換器8)側の電動弁
(冷房時には室外側電動弁6、暖房時には室内側電動弁
7)の開度を全閉に近い一定開度に固定するようにした
ので、両電動弁6,7間の液ラインに存在する液冷媒が、
室外側電動弁6あるいは室内側電動弁7を介して僅かづ
つ流通せしめられることとなり、液封防止用のバイパス
回路等を設けることなく、液封による圧力上昇を効果的
に防止することができるという実用的な効果がある。
また、電動弁6,7間の液管との差圧が小さい凝縮器側の
電動弁から液冷媒の抜き取りを行うようにしているた
め、液冷媒の抜き取りが少量ずつとなり、圧縮機3への
液戻りが生ずるおそれがなくなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例にかかるヒートポンプ式空気
調和装置の冷媒回路図、第2図は、本発明の実施例にか
かるヒートポンプ式空気調和装置の作用を示すフローチ
ャートである。 1……室外ユニット 2……室内ユニット 3……圧縮機 4……四路切換弁 5……室外熱交換器 6……室外側電動弁 7……室内側電動弁 8……室内熱交換器 10……開度制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機(3)、四路切換弁(4)、室外熱
    交換器(5)および室外側電動弁(6)を備えた室外ユ
    ニット(1)に対して、室内側電動弁(7)および室内
    熱交換器(8)を備えた室内ユニット(2)を接続して
    なるヒートポンプ式空気調和装置において、前記圧縮機
    (3)の停止時に蒸発器として作用している熱交換器側
    の電動弁を全閉となすとともに、凝縮器として作用して
    いる熱交換器側の電動弁の開度を全閉に近い一定開度に
    固定する如く作用する開度制御装置(10)を付設したこ
    とを特徴とするヒートポンプ式空気調和装置。
JP9087386A 1986-04-19 1986-04-19 ヒ−トポンプ式空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0723815B2 (ja)

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