JPH07237952A - セメント用起泡剤 - Google Patents
セメント用起泡剤Info
- Publication number
- JPH07237952A JPH07237952A JP4796594A JP4796594A JPH07237952A JP H07237952 A JPH07237952 A JP H07237952A JP 4796594 A JP4796594 A JP 4796594A JP 4796594 A JP4796594 A JP 4796594A JP H07237952 A JPH07237952 A JP H07237952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- foaming agent
- concrete
- agent
- salts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/16—Sulfur-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B38/00—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
- C04B38/10—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by using foaming agents or by using mechanical means, e.g. adding preformed foam
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/48—Foam stabilisers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】下記の一般式（１）
ＲＣＯＮＨ（ＡＯ）nＳＯ3Ｍ （１）
（ただしＲＣＯは炭素数６〜２２のアシル基、ＡＯは炭
素数２〜４のオキシアルキレン基、ｎはオキシアルキレ
ン基の平均付加モル数で１〜１０、Ｍはアルカリ金属、
アルカリ土類金属、アンモニウム基または有機アミン基
である。）で示される脂肪酸アミドアルキレンオキシド
付加物硫酸エステル塩からなるセメント用気泡剤。 【効果】微細な気泡をモルタルやコンクリートに導入す
ることができ、表面状態をきれいに仕上げる。
素数２〜４のオキシアルキレン基、ｎはオキシアルキレ
ン基の平均付加モル数で１〜１０、Ｍはアルカリ金属、
アルカリ土類金属、アンモニウム基または有機アミン基
である。）で示される脂肪酸アミドアルキレンオキシド
付加物硫酸エステル塩からなるセメント用気泡剤。 【効果】微細な気泡をモルタルやコンクリートに導入す
ることができ、表面状態をきれいに仕上げる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はセメント用起泡剤に関す
る。さらに詳しくは、微細な泡をコンクリ−トやモルタ
ル等のセメント配合物中に導入することが可能な起泡剤
に関する。
る。さらに詳しくは、微細な泡をコンクリ−トやモルタ
ル等のセメント配合物中に導入することが可能な起泡剤
に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンクリートやモルタル等のセメント配
合物の起泡剤として、樹脂酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、アルキルフェノ−ルエトキシレ−ト硫酸塩（特開平
２ー６４０４９号公報）等が使用されている。起泡剤の
役割としては、一般コンクリ−トの凍結融解に対する抵
抗性の向上、軽量コンクリ−トとしてのコンクリートへ
の気泡の導入等重要なものである。
合物の起泡剤として、樹脂酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、アルキルフェノ−ルエトキシレ−ト硫酸塩（特開平
２ー６４０４９号公報）等が使用されている。起泡剤の
役割としては、一般コンクリ−トの凍結融解に対する抵
抗性の向上、軽量コンクリ−トとしてのコンクリートへ
の気泡の導入等重要なものである。
【０００３】
【発明が解決しようとした課題】しかしながら上記の起
泡剤では、コンクリ−トの表面の美観という面では十分
満足できるものがなかった。すなわち、気泡が大きい、
不均一である等の理由により、外観が必ずしも十分なも
のではなかった。本発明はコンクリ−ト中に微細な気泡
を均一に導入し、コンクリ−トの表面の美観を改良し得
る起泡剤の提供を目的としている。
泡剤では、コンクリ−トの表面の美観という面では十分
満足できるものがなかった。すなわち、気泡が大きい、
不均一である等の理由により、外観が必ずしも十分なも
のではなかった。本発明はコンクリ−ト中に微細な気泡
を均一に導入し、コンクリ−トの表面の美観を改良し得
る起泡剤の提供を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を行った結果、特定の脂肪酸アミドアルキレンオキシド
付加物硫酸エステル塩を使用することにより、微細な気
泡をコンクリ−トやモルタル中に均一に導入でき、外観
の優れたコンクリ−トが得られることを見出し、本発明
を完成した。すなわち本発明は、下記の一般式（１） ＲＣＯＮＨ（ＡＯ）nＳＯ3Ｍ （１） （ただし、ＲＣＯは炭素数６〜２２のアシル基、ＡＯは
炭素数２〜４のオキシアルキレン基、ｎはオキシアルキ
レン基の平均付加モル数で１〜１０、Ｍはアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム基または有機アミ
ン基である。）で示される化合物からなるセメント用起
泡剤である。
を行った結果、特定の脂肪酸アミドアルキレンオキシド
付加物硫酸エステル塩を使用することにより、微細な気
泡をコンクリ−トやモルタル中に均一に導入でき、外観
の優れたコンクリ−トが得られることを見出し、本発明
を完成した。すなわち本発明は、下記の一般式（１） ＲＣＯＮＨ（ＡＯ）nＳＯ3Ｍ （１） （ただし、ＲＣＯは炭素数６〜２２のアシル基、ＡＯは
炭素数２〜４のオキシアルキレン基、ｎはオキシアルキ
レン基の平均付加モル数で１〜１０、Ｍはアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム基または有機アミ
ン基である。）で示される化合物からなるセメント用起
泡剤である。
【０００５】一般式（１）のＲＣＯで示される炭素数６
〜２２のアシル基はカプロン酸、カプリル酸、２−エチ
ルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノ−ル酸、リノレン酸、ベヘニン
酸、エルカ酸等由来のアシル基である。一般式（１）の
ＡＯで示される炭素数２〜４のオキシアルキレン基とし
ては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシ
ブチレン基、オキシテトラメチレン基などがある。
〜２２のアシル基はカプロン酸、カプリル酸、２−エチ
ルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノ−ル酸、リノレン酸、ベヘニン
酸、エルカ酸等由来のアシル基である。一般式（１）の
ＡＯで示される炭素数２〜４のオキシアルキレン基とし
ては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシ
ブチレン基、オキシテトラメチレン基などがある。
【０００６】一般式（１）のｎはオキシアルキレン基の
平均付加モル数で１〜１０であり、１０より大きくなる
と微細な気泡が得られなくなり、１より小さいと硫酸エ
ステル塩を作りにくくなるので好ましくない。一般式
（１）のＭは脂肪酸アミドアルキレンオキシド付加物硫
酸エステルと塩を形成している基を表わし、塩としては
リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩：マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類
金属塩：アンモニウム塩や有機アミン塩がある。有機ア
ミン塩としては、メチルアミン塩、エチルアミン塩、プ
ロピルアミン塩、ブチルアミン塩、ジメチルアミン塩、
ジエチルアミン塩などのモノアミン塩；エチレンジアミ
ン塩、プロピレンジアミン塩、ジエチレントリアミン塩
などのポリアミン塩；モノエタノ−ルアミン塩、ジエタ
ノ−ルアミン塩、トリエタノ−ルアミン塩、モノイソプ
ロパノ−ルアミン塩、ジイソプロパノ−ルアミン塩、ト
リイソプロパノ−ルアミン塩などのアルカノ−ルアミン
塩、アニリン塩の芳香族アミン塩等がある。好ましく
は、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アルカノールア
ミン塩などである。
平均付加モル数で１〜１０であり、１０より大きくなる
と微細な気泡が得られなくなり、１より小さいと硫酸エ
ステル塩を作りにくくなるので好ましくない。一般式
（１）のＭは脂肪酸アミドアルキレンオキシド付加物硫
酸エステルと塩を形成している基を表わし、塩としては
リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩：マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類
金属塩：アンモニウム塩や有機アミン塩がある。有機ア
ミン塩としては、メチルアミン塩、エチルアミン塩、プ
ロピルアミン塩、ブチルアミン塩、ジメチルアミン塩、
ジエチルアミン塩などのモノアミン塩；エチレンジアミ
ン塩、プロピレンジアミン塩、ジエチレントリアミン塩
などのポリアミン塩；モノエタノ−ルアミン塩、ジエタ
ノ−ルアミン塩、トリエタノ−ルアミン塩、モノイソプ
ロパノ−ルアミン塩、ジイソプロパノ−ルアミン塩、ト
リイソプロパノ−ルアミン塩などのアルカノ−ルアミン
塩、アニリン塩の芳香族アミン塩等がある。好ましく
は、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アルカノールア
ミン塩などである。
【０００７】本発明の添加剤の使用濃度はセメントに対
して０．０００１〜１重量％であり、好ましくは、０．
０００２〜０．５重量％で、目標とする気泡量に合わせ
て設定することができる。０．０００１重量％より少な
い場合は起泡性が不十分であり、１重量％より多い場合
は起泡性が大きすぎ一般的に要求される性能のモルタ
ル、コンクリートを得ることができない。
して０．０００１〜１重量％であり、好ましくは、０．
０００２〜０．５重量％で、目標とする気泡量に合わせ
て設定することができる。０．０００１重量％より少な
い場合は起泡性が不十分であり、１重量％より多い場合
は起泡性が大きすぎ一般的に要求される性能のモルタ
ル、コンクリートを得ることができない。
【０００８】本発明の添加剤は、ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物塩、ポリカルボン酸系化合物等の減水剤と併
用することが一般的である。この場合、減水剤はセメン
トに対して０．０１〜３重量％使用することが好まし
い。また他の空気連行剤、消泡剤、防錆剤、凝結促進
剤、凝結遅延剤等と併用してもよい。
ホルマリン縮合物塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物塩、ポリカルボン酸系化合物等の減水剤と併
用することが一般的である。この場合、減水剤はセメン
トに対して０．０１〜３重量％使用することが好まし
い。また他の空気連行剤、消泡剤、防錆剤、凝結促進
剤、凝結遅延剤等と併用してもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明の添加剤は特定の脂肪酸アミドポ
リオキシアルキレン付加物硫酸エステル塩からなり、モ
ルタル、コンクリ−ト等に使用した場合、微細な気泡を
導入することができ、モルタル、コンクリ−トの表面状
態を改善することができる。
リオキシアルキレン付加物硫酸エステル塩からなり、モ
ルタル、コンクリ−ト等に使用した場合、微細な気泡を
導入することができ、モルタル、コンクリ−トの表面状
態を改善することができる。
【００１０】
実施例１〜１０および比較例１〜５ 表１に示した一般式（１）の化合物および比較例の化合
物を用いてモルタルによる試験を実施した。配合組成、
試験条件を次に示す。 配合組成（ｇ） 水 １８０ セメント ３６０ 砂 １０８０ 減水剤 ０．５４ 起泡剤 表２に示す。 水／セメント比率 ５０．０％ なお、減水剤はポリオキシエチレン（１１モル）モノア
リルモノメチルエ−テルと無水マレイン酸の共重合物
（重量平均分子量１８, ０００）を使用した。
物を用いてモルタルによる試験を実施した。配合組成、
試験条件を次に示す。 配合組成（ｇ） 水 １８０ セメント ３６０ 砂 １０８０ 減水剤 ０．５４ 起泡剤 表２に示す。 水／セメント比率 ５０．０％ なお、減水剤はポリオキシエチレン（１１モル）モノア
リルモノメチルエ−テルと無水マレイン酸の共重合物
（重量平均分子量１８, ０００）を使用した。
【００１１】
【表１】
【００１２】上記の各成分をモルタルミキサーにとり、
３分間練り混ぜたのち取り出し、フロ−値（ＪＩＳＲ５
２０１による）および空気量（ＪＩＳＡ１１１６の単位
容積重量法による）を測定した。また４×４×１６ｃｍ
の型枠中に取り、２４時間後脱型し、目視による外観評
価と比重の測定を行った。外観評価の基準は次の通りで
ある。 ◎：気泡が微細で均一である。 ○：気泡がやや大きく、不均一な部分がある。 △：気泡がやや大きく、不均一である。 ×：気泡が大きく、不均一である。 その結果を表２に示す。
３分間練り混ぜたのち取り出し、フロ−値（ＪＩＳＲ５
２０１による）および空気量（ＪＩＳＡ１１１６の単位
容積重量法による）を測定した。また４×４×１６ｃｍ
の型枠中に取り、２４時間後脱型し、目視による外観評
価と比重の測定を行った。外観評価の基準は次の通りで
ある。 ◎：気泡が微細で均一である。 ○：気泡がやや大きく、不均一な部分がある。 △：気泡がやや大きく、不均一である。 ×：気泡が大きく、不均一である。 その結果を表２に示す。
【００１３】
【表２】
【００１４】本発明の起泡剤を使用したものはいずれも
従来使用されている比較品と比べ良好な外観をしている
ことがわかる。
従来使用されている比較品と比べ良好な外観をしている
ことがわかる。
Claims (1)
- 【請求項１】下記の一般式（１） ＲＣＯＮＨ（ＡＯ）nＳＯ3Ｍ （１） （ただし、ＲＣＯは炭素数６〜２２のアシル基、ＡＯは
炭素数２〜４のオキシアルキレン基、ｎはオキシアルキ
レン基の平均付加モル数で１〜１０、Ｍはアルカリ金
属、アルカリ土類金属、アンモニウム基または、有機ア
ミン基である。）で示される脂肪酸アミドアルキレンオ
キシド付加物硫酸エステル塩からなるセメント用起泡
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4796594A JPH07237952A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | セメント用起泡剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4796594A JPH07237952A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | セメント用起泡剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237952A true JPH07237952A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12790056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4796594A Pending JPH07237952A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | セメント用起泡剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07237952A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009035362A1 (fr) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Andrey Yakovlevich Konovalov | Agent chimique moussant et porophore |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP4796594A patent/JPH07237952A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009035362A1 (fr) * | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Andrey Yakovlevich Konovalov | Agent chimique moussant et porophore |
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