JPH07237217A - 攪拌槽 - Google Patents

攪拌槽

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Publication number
JPH07237217A
JPH07237217A JP3065294A JP3065294A JPH07237217A JP H07237217 A JPH07237217 A JP H07237217A JP 3065294 A JP3065294 A JP 3065294A JP 3065294 A JP3065294 A JP 3065294A JP H07237217 A JPH07237217 A JP H07237217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
resin
stirring tank
blade
stirring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3065294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshida
謙治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3065294A priority Critical patent/JPH07237217A/ja
Publication of JPH07237217A publication Critical patent/JPH07237217A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/02Mixing; Kneading non-continuous, with mechanical mixing or kneading devices, i.e. batch type
    • B29B7/22Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29B7/28Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for measuring, controlling or regulating, e.g. viscosity control
    • B29B7/286Component parts, details or accessories; Auxiliary operations for measuring, controlling or regulating, e.g. viscosity control measuring properties of the mixture, e.g. temperature, density

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体、粒体、及び液体の樹脂及び溶剤を投入
して攪拌する攪拌槽に取り付けられた温度センサー
(3)に付着した樹脂をかき落とすことができ、したが
って、温度センサー(3)の熱検知部に直接熱が伝わ
り、温度検知の精度が向上した攪拌槽を提供する。 【構成】 粉体、粒体、及び液体の樹脂及び溶剤等を攪
拌する攪拌翼(1)と、内壁(2)に円柱状で円の中心
軸に対し回転可能な温度センサー(3)とを備え、この
円柱状の温度センサー(3)の側面に一定の空隙(4)
を保ち、稜線(5)が円の中心軸に対し平行であるブレ
ード(6)を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉状、粒体、及び液体
の樹脂及び溶剤を攪拌、混合する攪拌槽に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂製造のための重合反応、
架橋反応あるいは種々の添加物とを攪拌させながら化学
反応させる際には、重合度、架橋度、分子量分布、その
他の諸特性を所定のものとするためにしばしば、温度コ
ントロールが行われている。
【0003】通常、温度コントロールにおいては、例え
ば図3に示す如く、攪拌槽の内壁(2)に温度センサー
(3)を設け、攪拌している樹脂とこの温度センサー
(3)が接触し、熱伝導作用により温度センサー(3)
が樹脂の温度を検知し、この検知温度を温度制御装置
(7)に送り、たとえば、攪拌槽の周囲を循環する循環
水の温度、または流量をコントロールして行われる。
【0004】この種のバッチ型の攪拌槽は、樹脂の攪拌
が終了し、次工程にこの樹脂を移送した後に、溶剤等に
より洗浄が行われているが、攪拌槽の内壁(2)に突設
した温度センサー(3)の表面に樹脂が付着したままに
なることがあった。
【0005】上記のように、温度センサー(3)の表面
に樹脂が付着すると、温度センサー(3)の熱検知する
部分に樹脂からの熱が直接に伝導することがなく、付着
した樹脂に熱が伝わってから熱検知部に伝わるため、温
度変化に対する温度制御装置(7)の追従がしばしば遅
れることがあった。特に、前回と異なった樹脂を攪拌す
る場合には、温度センサー(3)に付着した樹脂と攪拌
している樹脂の熱伝導度に差が発生すると、温度変化に
対する温度制御装置(7)の追従が大きく遅れ、樹脂の
反応に異常をきたすことがあった。そのため、前回と異
なった樹脂を攪拌する場合には、攪拌槽より温度センサ
ー(3)を取り外し、分解して洗浄した後、再度攪拌機
に取り付け攪拌を行うことがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る攪拌槽
は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、粉体、粒
体、及び液体の樹脂及び溶剤を投入して攪拌する攪拌槽
に取り付けられた温度センサー(3)に付着した樹脂を
かき落とすことができ、したがって、温度センサー
(3)の熱検知部に直接熱が伝わり、温度検知の精度が
向上した攪拌槽を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る攪拌槽は、
粉体、粒体、及び液体の樹脂及び溶剤等を攪拌する攪拌
翼(1)と、内壁(2)に円柱状で円の中心軸に対し回
転可能な温度センサー(3)とを備え、この円柱状の温
度センサー(3)の側面に一定の空隙(4)を保ち、稜
線(5)が円の中心軸に対し平行であるブレード(6)
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る攪拌槽によると、攪拌槽に投入さ
れた、例えば、熱硬化性樹脂、充填材、硬化剤、及びカ
ップリング剤等の添加剤を攪拌、混合する際、この攪拌
槽の内壁(2)に円柱状で円の中心軸に対し回転可能な
温度センサー(3)により、攪拌している樹脂温度を検
知することができる。この温度センサー(3)は、上記
のように回転可能なため、攪拌中でも温度センサー
(3)を回転させることにより付着した樹脂をブレード
(6)でかき落とすことができ、常に温度センサー
(3)の検知部に直接樹脂が接触し、熱を伝えることが
できる。
【0009】本発明に係る攪拌槽は、積層板の材料とな
る樹脂ワニスを製造する反応槽や、射出成形品の材料と
なる熱硬化性樹脂を混合、拡散するときに使用する混合
槽にてきようできるもので、樹脂や溶剤を投入し、攪拌
翼(1)で攪拌及び混合ができるものであれば、特に限
定はしない。また、温度センサー(3)としては、一般
に使用されている熱電対型の温度センサー(3)でよ
く、樹脂が付着しないよう、SUS材料でモールドされ
ているものが好ましい。この温度センサー(3)は円柱
状で、攪拌槽の内壁(2)に突設されており、内壁
(2)より外に向かって突設されたフランジに配設さ
れ、フランジに支持されて、円柱状の円の中心軸に対し
回転することができる。
【0010】上記攪拌槽の内壁(2)に具備するブレー
ド(6)は、温度センサー(3)の検知部の側面に一定
の空隙(4)を保ち、このブレード(6)の稜線(5)
は円の中心軸に対し平行である。材質は、SUS材料が
好ましい。このブレード(6)は、一般には、板状のS
US材料をL字型に形成したもので、一方の端部が攪拌
槽の内壁(2)に溶接され、他方の端部の先端が温度セ
ンサー(3)の検知部に対向している。このブレード
(6)の先端は樹脂を温度センサー(3)よりかき落と
しやすいように、先端になるに従い、厚みが薄くなって
いる。
【0011】
【実施例】以下本発明を詳述する。
【0012】本発明に係る攪拌槽により攪拌、混合され
る粉体、粒体、及び液体の樹脂及び溶剤等は、温度コン
トロールを必要とする樹脂で、例えば、積層板に使用す
る熱硬化性樹脂の樹脂ワニスがあり、テトラブロモビス
フェノ−ルA型エポキシ樹脂と、硬化剤として、ジシア
ンジアミドを使用し、さらに、2エチル−4メチルイミ
ダゾールを使用し、メチルエチルケトン、着色剤並びに
カップリング剤等を添加するものがある。このように、
攪拌槽に投入し攪拌、混合することにより、使用目的に
応じた樹脂材料が得ることができる。
【0013】以下に、上記積層板の樹脂ワニスを製造す
るときに使用する攪拌槽(反応釜)を例に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の攪拌槽の温度セ
ンサー取り付け部の断面図である。図2は本発明の一実
施例の攪拌槽の温度センサーとブレードの拡大図であ
る。
【0015】図1及び図2に示すように、積層板の樹脂
ワニスの製造方法は、樹脂原料の他に硬化剤、硬化促進
剤、反応性希釈剤、可撓性付与剤などを適宜選択して攪
拌槽(反応釜)中に混合したのち、加熱還流させながら
一定の反応をさせたもので、このワニスの反応度をどの
程度進行させ、混合するかが品質を確保する条件となっ
ている。
【0016】この攪拌槽はSUS材料で構成され、円筒
形の胴を持ち、底面が半円状になり、その円頂部より樹
脂を排出し易くなっている。また、この攪拌槽の上面に
は、種々の材料を投入する投入口と、投入蓋が設けられ
ている。さらに、円筒形の胴の中心に位置するように、
攪拌槽の上面より攪拌翼(1)が吊り下がるように配設
されている。この攪拌翼(1)は、攪拌槽の上面に配さ
れた電動機により回転力が加えられ、攪拌槽に投入され
た上記の種々の材料を攪拌する。
【0017】上記攪拌槽の内壁(2)には、フランジが
外部に向かって突設され、このフランジに、熱電対を内
蔵し、円柱状でSUS材料でモールドされている温度セ
ンサー(3)が支持されて、攪拌槽の内部にその先端が
位置し、突設されている。また、このフランジに温度セ
ンサー(3)が支持されているので、円柱状の円の中心
軸に対し回転することができるようになっている。
【0018】また、上記温度センサー(3)を挟持する
ように、一端が攪拌槽の内壁(2)に溶接され、SUS
の板材をL字状に加工したブレード(6)が配設されて
いる。このブレード(6)は、図2に示す如く、円柱状
の温度センサー(3)の側面より2mmの空隙(4)を
保ち、先端になるに従い細くなり、その稜線(5)が円
の中心軸に対し平行になっている。また、ブレード
(6)の取り付けは、円柱状の温度センサー(3)の中
心を通る垂直線より互いにずれた位置に先端がくるよう
になっている。
【0019】ここで、温度センサー(3)とブレード
(6)の空隙(4)を2mmとしたのは、上記樹脂ワニ
スを攪拌し、反応させるには、60〜100℃の温度変
化が生じるので、上記構造物の熱膨張を考慮したためで
ある。
【0020】したがって、樹脂が付着した温度センサー
(3)を回転させるとブレード(6)の先端で樹脂がか
き落とされ、攪拌している樹脂の熱を直接温度センサー
(3)に伝えることができる。
【0021】ここで図1については、攪拌槽の上面を省
略し、発明の要点である温度センサー(3)が突設され
た内壁(2)の周囲のみを示した。
【0022】
【発明の効果】本発明の攪拌槽によると、粉体、粒体、
及び液体の樹脂及び溶剤等を攪拌する攪拌槽において、
壁面に円柱状の温度センサーを有し、この円柱状の温度
センサーの側面に一定の空隙を保ち、稜線が円の中心軸
に対し平行であるブレードを備えたるため、樹脂を攪拌
しているときでも、温度センサーの表面に付着した樹脂
をかき落とすことができるので、樹脂の攪拌中の温度を
常に安定した状態で検知することができ、精度良い温度
制御で攪拌、混合することをができ、攪拌した樹脂の品
質を安定することができる。また、温度センサーを攪拌
槽から取り外し、温度センサーの表面に付着した樹脂を
取り除くため、分解、洗浄する手間を省くことができ、
生産効率を挙げることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る攪拌槽の温度センサー取
り付け部の断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る攪拌槽の温度センサーと
ブレードの拡大図である。
【図3】従来例に係る攪拌槽の温度センサー取り付け部
の断面図である。
【符号の説明】
1 攪拌翼 2 内壁 3 温度センサー 4 空隙 5 稜線 6 ブレード 7 温度制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体、粒体、及び液体の樹脂及び溶剤等
    を攪拌する攪拌翼(1)と、内壁(2)に円柱状で円の
    中心軸に対し回転可能な温度センサー(3)とを備え、
    この円柱状の温度センサー(3)の側面に一定の空隙
    (4)を保ち、稜線(5)が円の中心軸に対し平行であ
    るブレード(6)を備えたことを特徴とする攪拌槽。
JP3065294A 1994-02-28 1994-02-28 攪拌槽 Withdrawn JPH07237217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3065294A JPH07237217A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 攪拌槽

Applications Claiming Priority (1)

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JP3065294A JPH07237217A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 攪拌槽

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JPH07237217A true JPH07237217A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12309732

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3065294A Withdrawn JPH07237217A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 攪拌槽

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JP (1) JPH07237217A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001060904A1 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 CENTRE DE RECHERCHE INDUSTRIELLE DU QUéBEC Process for producing batches of rubber-based composition
JP2011527649A (ja) * 2008-07-08 2011-11-04 ガラ・インダストリーズ・インコーポレイテッド 熱可塑性材用の熱的および気圧的に制御された供給システムを用いて成形および反応性重合化を行なうための方法および装置

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WO2001060904A1 (en) * 2000-02-17 2001-08-23 CENTRE DE RECHERCHE INDUSTRIELLE DU QUéBEC Process for producing batches of rubber-based composition
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Effective date: 20010508