JPH0723701Y2 - 流量測定装置 - Google Patents

流量測定装置

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JPH0723701Y2
JPH0723701Y2 JP191492U JP191492U JPH0723701Y2 JP H0723701 Y2 JPH0723701 Y2 JP H0723701Y2 JP 191492 U JP191492 U JP 191492U JP 191492 U JP191492 U JP 191492U JP H0723701 Y2 JPH0723701 Y2 JP H0723701Y2
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JP
Japan
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ultrasonic wave
measuring device
flow path
flow
wave generator
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP191492U
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JPH0559245U (ja
Inventor
義信 上田
秀孝 宇都宮
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Nihon Kohden Corp
Original Assignee
Nihon Kohden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、超音波伝搬時間差によ
り流体の流量を測定する流量測定装置に係り、特に患者
の呼吸流量を測定するのに好適な流量測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超音波を用いた流量測定装置として、流
速の変化によって超音波の伝搬時間が変化することを利
用した超音波伝搬時間差方式が知られている。この方式
を用いて患者の呼吸流量を測定する従来の流量測定装置
の一例の構成を図4に示す。図4において、被測定流体
が流れる第1の流路1の中心軸2に対して一定の角度を
なす軸3を中心として、第2の流路4が設けられてお
り、第1の流路1及び第2の流路4が一体に形成されて
装置本体5が構成されている。そして第1の流路1の図
中左端には例えば図示しない人工呼吸器が、また右端に
は図示しない患者の気道が、それぞれチューブを介して
接続されている。
【0003】第2の流路4の両端の内周にはそれぞれ超
音波発生体6が挿入されており、それぞれキャップ7に
よって第2の流路4に固定されている。1対の超音波発
生体6の第2の流路4に対する固定構造は同様であるの
で、一方の超音波発生体6について説明する。超音波発
生体6の軸方向の中間には、軸方向に対して直角に金属
で円板状に形成された鍔部8が設けられている。また超
音波発生体6の第2の流路4から突出する一端にはスリ
ーブ9を介してケーブル10が接続されている。
【0004】キャップ7は円板部7aと円筒部7bとが
同心上に一体に形成されてなっている。また円筒部7b
の外周には外径ネジ7cが設けられており、第2の流路
4の端部内周に形成された内径ネジに螺合している。さ
らに第2の流路4の端部内周には段差部4aが形成され
ており、キャップ7を回転させることにより、矢印A方
向に移動し、キャップ7の円筒部7bの端面が超音波発
生体6の鍔部8を、第2の流路4の段差部4aに押圧固
定するようになっている。また超音波発生体6の外周と
第2の流路4の内周との間にはOリング11が装着されて
いる。
【0005】上記のように構成された流量測定装置にお
いて、一方の超音波発生体6から送信された超音波が他
方の超音波発生体6に伝搬される時間を測定することに
より、第1の流路1内を流れる流体の流量を測定する。
また超音波発生体6が汚れた場合には、キャップ7を外
して超音波発生体6を第2の流路4から引き抜いて清掃
を行なう。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来の流量測定装置によると、超音波発
生体6を第2の流路4から引き抜くときに、キャップ7
を外しても超音波発生体6はOリング11の摩擦力により
第2の流路4内に保持されている。このためケーブル10
を持って強引に引き抜かなければならず、電線の接続部
などが破断するおそれがあった。またOリング11は強い
圧縮力で超音波発生体6の外周と第2の流路4の内周と
の間に保持されているため、超音波発生体6を第2の流
路4内に装着するときに、鍔部8が段差部4aに当接す
るまで押し込まないまま使用することがあった。さらに
キャップ7の外径ネジは通常山形ネジであるため、キャ
ップ7の着脱をくり返すうちに変形して、完全にキャッ
プ7を第2の流路4の内径ネジに螺合できなくなるおそ
れもあった。この結果対向する超音波発生体6間の距離
が所定の長さでなくなり、正確な流量測定ができないと
いう問題もあった。
【0007】本考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、超音波発生体の装置本体に対する着脱が容易であ
り、対向する1対の超音波発生体間の距離を正確に設定
することができ、流量測定精度を向上させることのでき
る流量測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の流量測
定装置は、流体が流れる第1の流路と、該第1の流路に
対して斜交して一体に形成された第2の流路と、該第2
の流路の両端の内周に対向して装着された1対の超音波
発生体とからなる流量測定装置において、前記超音波発
生体の前記第2の流路内への挿入端を規制する位置決め
手段と、前記超音波発生体の外周と前記第2の流路の内
周との間に装着されたシール部材と、前記第2の流路の
先端外周によって軸方向の移動が係止され前記超音波発
生体の外周に螺合するキャップ部材とを具備したことを
特徴としている。
【0009】請求項2に記載の流量測定装置は、シール
部材がYリングであることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の流量測定装置は、超音波
発生体外周とキャップ部材内周との間の螺合部に形成さ
れたネジが矩形ネジであることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の構成の流量測定装置にあっては、キ
ャップ部材の軸方向の移動が係止されているので、キャ
ップ部材を回転することによりキャップ部材と螺合して
いる超音波発生体が軸方向に移動し、シール部材が第2
の流路の内周から離脱する。従って超音波発生体を容易
に第2の流路から引き抜くことができる。
【0012】請求項2の構成の流量測定装置にあって
は、シール部材をYリングとしたので圧縮抵抗が小さ
く、確実に超音波発生体を第2の流路内の所定の位置ま
で挿入することができる。
【0013】請求項3の構成の流量測定装置にあって
は、超音波発生体とキャップ部材とを螺合するネジが矩
形ネジであるので、ネジ山の変形が少くキャップ部材を
超音波発生体に確実に螺合することができる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の流量測定装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0015】図1乃至図3に本考案の一実施例を示す。
これらの図において、図4に示す従来例の部分に対応す
る部分には同一符号を付して示し、その説明は適宜省略
する。本実施例の特徴はキャップ7により超音波発生体
6を第2の流路4に固定する取付構造にある。第2の流
路4の内周に形成された位置決め手段である段差部4a
に、超音波発生体6の外周に形成された段差部6aが係
合することにより、超音波発生体6の第2の流路4に対
する軸方向の位置決めがなされる。この状態で超音波発
生体6の外周と第2の流路4の内周との間は、シール部
材であるYリング21により液密にシールされる。Yリン
グ21は図2に示すように断面がY字状となっており、キ
ャップ7の方向に向って開いている。
【0016】超音波発生体6の外側の端部外周には図3
に示すような矩形ネジ22が設けられており、キャップ7
の中心の内周には矩形ネジ22と螺合する矩形ネジ23が設
けられている。そして矩形ネジ22,23は僅かな間隙を介
して噛み合っている。さらにキャップ7の外周には第2
の流路4の先端に設けられた突起部4bに係合するフッ
ク部7dが形成されている。
【0017】上記のように構成された本実施例による流
量測定装置によれば、キャップ7はフック部7dを介し
て第2の流路4の突起部4bにより軸方向の移動が係止
されているので、キャップ7を回転することにより超音
波発生体6は軸方向に移動する。従って超音波発生体6
を第2の流路4から引き抜く方向に移動させて、Yリン
グ21を第2の流路4の内周から離脱させることができ、
容易に超音波発生体6を引き抜くことができる。超音波
発生体6を第2の流路4内に挿入するときはキャップ7
を引抜きの場合と逆の方向に回転させれば、Yリング21
を第2の流路4の内周に圧入することができる。
【0018】このときYリング21は圧縮抵抗が小さいの
で、超音波発生体6の段差部6aが第2の流路4の段差
部4aに当接するまで、確実に挿入することができ、正
確な位置決めが可能となる。また超音波発生体6とキャ
ップ7の螺合部のネジが矩形ネジであるので、ネジ山の
変形が少なく、超音波発生体6を確実に軸方向に移動さ
せることができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の流量測定
装置によれば、超音波発生体の装置本体への着脱が容易
となり、対向する1対の超音波発生体間の距離を正確に
設定することができ、流量測定精度を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の流量測定装置の一実施例の構成を示す
一部断面正面図。
【図2】図1のYリングの構成を示す断面図。
【図3】図1の螺合部のネジ形状を示す説明図。
【図4】従来の流量測定装置の一例の構成を示す一部断
面正面図。
【符号の説明】
1 第1の流路 4 第2の流路 5 装置本体 6 超音波発生体 4a,6a 段差部(位置決め手段) 7 キャップ 21 Yリング(シール部材) 22,23 矩形ネジ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流れる第1の流路と、該第1の流
    路に対して斜交して一体に形成された第2の流路と、該
    第2の流路の両端の内周に対向して装着された1対の超
    音波発生体とからなる流量測定装置において、前記超音
    波発生体の前記第2の流路内への挿入端を規制する位置
    決め手段と、前記超音波発生体の外周と前記第2の流路
    の内周との間に装着されたシール部材と、前記第2の流
    路の先端外周によって軸方向の移動が係止され前記超音
    波発生体の外周に螺合するキャップ部材とを具備したこ
    とを特徴とする流量測定装置。
  2. 【請求項2】 シール部材はYリングであることを特徴
    とする請求項1記載の流量測定装置。
  3. 【請求項3】 超音波発生体外周とキャップ部材内周と
    の螺合部に形成されたネジは矩形ネジであることを特徴
    とする請求項1または2記載の流量測定装置。
JP191492U 1992-01-23 1992-01-23 流量測定装置 Expired - Lifetime JPH0723701Y2 (ja)

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JP191492U JPH0723701Y2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 流量測定装置

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JP191492U JPH0723701Y2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 流量測定装置

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JPH0559245U JPH0559245U (ja) 1993-08-06
JPH0723701Y2 true JPH0723701Y2 (ja) 1995-05-31

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KR100962549B1 (ko) * 2007-10-05 2010-06-14 (주)씨엠엔텍 신호처리모듈 및 이를 이용한 초음파 유량계

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JPH0559245U (ja) 1993-08-06

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Effective date: 19960213