JPH0723618U - 自動車用ドアのウエザストリップ取付構造 - Google Patents

自動車用ドアのウエザストリップ取付構造

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JPH0723618U
JPH0723618U JP059482U JP5948293U JPH0723618U JP H0723618 U JPH0723618 U JP H0723618U JP 059482 U JP059482 U JP 059482U JP 5948293 U JP5948293 U JP 5948293U JP H0723618 U JPH0723618 U JP H0723618U
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JP
Japan
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door
weather strip
corner
vehicle
receiving surface
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JP059482U
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英人 山村
孝治 小沼
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のドアインナパネル2の車内側の面2
2の周縁部に沿って接合取付けられるウエザストリップ
1において、縦壁部21と車内側の面22との角アール
部22aの曲率半径Rが大きいドア下端コーナ部でもウ
エザストリップ1を充分外側寄りに取付けることができ
るようにする。 【構成】 図(A),(C)に示すように、ドアトリム
3のドア下端コーナ部付近の端縁部に、車内側の面22
とほぼ同一面で連なる受面31と、先端縁が角アール部
22aの曲面に適合当接するリブ部32とを、一体に突
出形成し、ドア下端コーナ部付近においてウエザストリ
ップの取付フランジ部12を部分的に切欠き、その部分
の本体部11をドアトリム3の受面31上に接合支持さ
せて組み付けたことにより、ドア下端コーナ部において
も図(B)に示す一般部と同様に連続して外側寄りにウ
エザストリップ1を取付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ドアのウエザストリップ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアインナパネルには、ドア閉時車体側の戸当り部に弾接してシール するウエザストリップが設けられる。このドアのウエザストリップは、図1に示 すように、インナ側のウエザストリップ1とアウタ側のメインウエザストリップ 10との内外2重に設けられる(実開平2−60614号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記メインウエザストリップ10は、図3に示すように、ドアインナパネル2 の縦壁部21に取付けられるから全周にわたり取付面が平面であり、メインウエ ザストリップの取付けは容易であるが、インナ側のウエザストリップ1はドアイ ンナパネル2の車内側の面22の外周縁部に沿って接合した状態でドアトリム3 の端縁部にステープル6にて取付けられるので、ドア下端のコーナ部でのウエザ ストリップ1の取付けが非常に困難となる。
【0004】 即ち、ドアインナパネル2の縦壁部21から車内側の面22へ移行する角アー ル部22aの曲率半径Rは一般部では充分小さくできるが、ドア下端のコーナ部 においては上記Rを小さくすることは絞り成形上困難であり、コーナ部における 角アール部22aの曲率半径Rはかなり大きくならざるを得ない。従って、ドア 下端のコーナ部において図3(A)に示すように車室側の面22の平面部にウエ ザストリップ1を接合させて取付けると、ウエザストリップ1の取付位置が他の 場所に比べ内側寄りとなってしまい、該ウエザストリップ1が車体側トリム5を 介して弾接する車体4側の戸当りフランジ部42をドア開口部の内側に大きく突 出させなければならず、その突出量L2 が大きくなることによって乗員の乗降性 を悪化させる、という課題が生ずる。図3(B)に示すように、ドア下端のコー ナ部においてウエザストリップを他の場所と同じように外側寄りに取付ければ車 体4側の戸当りフランジ部42がドア開口部の内側に大きく突出することはない が、そのようにするとウエザストリップ1の接合面が角アール部22aの曲面に かかるので、この部分だけはウエザストリップの断面を変えなければ確実なシー ルを得ることができず、従ってこのコーナ部だけは特別にインジェクション成形 したコーナ部専用のウエザストリップ1′を使用しなければならず、コストが嵩 む上に取付けが厄介となる、という課題が生ずる。
【0005】 本考案は上記のような従来の課題を解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車体側の戸当りフランジ部に弾接する本体部とドアインナパネルの 車内側の面の周縁部に沿って接合して取付けられる取付フランジ部とからなる自 動車ドアのインナ側のウエザストリップにおいて、ドアトリムのドア下端コーナ 部付近の端縁部に、ドアインナパネルの車内側の面とほぼ同一面をなして角アー ル部方向に突出する受面と、該受面の背面から突出し先端縁が上記角アール部の 曲面に適合当接するリブ部とを、一体に突出形成し、上記ウエザストリップの取 付フランジ部をドア下端コーナ部付近において部分的に切欠き、該取付フランジ 部を切欠いた部分の本体部を上記ドアトリムの受面上に接合支持させて組付けた ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように角アール部の曲率半径Rが大きくならざるを得ないドア下端コー ナ部において、ドアトリムにてウエザストリップの受面を角アール部方向に突出 させて一体に形成したことにより、該受面にて車内側の面が角アール部の曲面上 に延長されたような構造となり、該受面上にウエザストリップの本体部を接合支 持させて組付けることによって、ドア下端コーナ部においてもその他の一般部と 同様に連続して充分外側寄りにウエザストリップを取付けることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1,2を参照して説明する。
【0009】 図1,2において、1はインナ側のウエザストリップ、10はアウタ側のメイ ンウエザストリップであり、アウタ側のメインウエザストリップ10はドアイン ナパネル2の縦壁部21に形成した段付部に接合取付けられ、ドア閉時車体4側 の戸当り縦面41に弾接してシールするようになっており、インナ側のウエザス トリップ1は従来同様に本体部11とその内側の取付フランジ部12とをもった 断面形状にゴム等の弾性材にて一体に構成され、ドア下端コーナ部以外の一般部 では、図2(B)に示すように、ドアインナパネル2の車内側の面22の外周縁 に沿って取付フランジ部12が接合した状態でドアトリム3の端縁部にステープ ル6にて取付けられる。
【0010】 上記ドアインナパネル2の縦壁部21から車内側の面22に移行する角アール 部22aは、一般部では図2(B)のように曲率半径Rを充分小さくでき、車内 側の面22は側端近傍まで平面となるので、ウエザストリップ1を充分外側寄り に取付けることができるが、ドア下端のコーナ部では絞り成形上の制約によって 上記角アール部22aの曲率半径Rをあまり小さくできず、図2(A)に示すよ うに曲率半径Rは一般部よりかなり大きくならざるを得ず、そのコーナ部におい て一般部と同じように外側寄りにウエザストリップ1を取付けようとすると取付 フランジ部12が角アール部22aにかかり平坦面をなす取付フランジ部12を 確実に接合させることができず、又車体側戸当りフランジ部42に対してウエザ ストリップ1が浮き上がってしまい確実なシールが得られない。
【0011】 そこで、本考案では図2(A)及び(C)に示すように、ドアインナパネル2 の車内側の面22の内側に張設されるドアトリム3のドア下端コーナ部の端縁を 部分的に外側に延長突出させて車内側面22とほぼ同一平面をなす受面31を一 体に形成すると共に、該受面31の背面に先端縁がコーナ部の角アール部22a の曲面に適合接合する複数のリブ部32を一体に突出形成し、ドア下端コーナ部 においてウエザストリップ1の取付フランジ部12を図2(C)にて符号12a で示すように一部切欠き、該取付フランジ部12が切欠かれた部分の本体部11 を上記ドアトリム3の受面31上に接合支持させて組付け、ドア下端コーナ部で はウエザストリップ1の本体部11が車体側トリム5を介して車体側戸当りフラ ンジ部42に弾接してシールしたときの反力を受面31及びリブ部32を介して 角アール部22aの曲面で受けるようにしたものである。
【0012】 このような構成を採用したことにより、角アール部22aの曲率半径Rが大き くならざるを得ないドア下端コーナ部においても他の一般部と同様にウエザスト リップ1を充分外側寄りに取付けることができ、車体側戸当りフランジ部42の ドア開口部内への突出量L1 を他の一般部と同様に最小限に抑えることができ、 又コーナ部専用の別のウエザストリップを用いることなく一般部と連続した単一 のウエザストリップ1でコーナ部の確実なシール機能を得ることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、ドアインナパネルの縦壁部と車内側の面との角 アール部の曲率半径が大きくならざるを得ないドア下端コーナ部において、ドア トリムの端縁部でウエザストリップの受面を角アール部の曲面上に突出させて形 成したことにより、上記コーナ部においても他の一般部と同様にウエザストリッ プを充分外側寄りに連続して取付け、確実なシール性を確保することがができる もので、構造が簡単でコスト低廉なることと相俟って実用上多大の効果をもたら し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した自動車ドアをインナパネル側
から視た正面図である。
【図2】本考案の実施例を示すもので、(A)は図1の
A−A断面図、(B)は図1のB−B断面図、(C)は
ドア下端コーナ部(図1のC部)におけるドアトリムと
ウエザストリップとをドアインナパネル側から視た正面
図である。
【図3】(A),(B)は従来のドア下端コーナ部にお
けるウエザストリップ取付構造例をそれぞれ示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ウエザストリップ 2 ドアインナパネル 3 ドアトリム 4 車体 5 車体側トリム 11 本体部 12 取付フランジ部 12a 切欠部 21 縦壁部 22 車内側の面 22a 角アール部 31 受面 32 リブ部 41 戸当り縦面 42 戸当りフランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側の戸当りフランジ部に弾接する本
    体部とドアインナパネルの車内側の面の周縁部に沿って
    接合取付けられる取付フランジ部とからなる自動車用ド
    アのウエザストリップにおいて、ドアインナパネルの車
    内側の面の内側に張設されるドアトリムのドア下端コー
    ナ部付近の端縁に、ドアインナパネルの縦壁部と車内側
    の面との角アール部側に突出し該車内側の面とほぼ同一
    面をなして連なる受面と、該受面の背面から突出し先端
    縁が上記角アール部の曲面に適合当接するリブ部とを、
    一体に突出形成し、上記ウエザストリップの取付フラン
    ジ部をドア下端コーナ部付近において部分的に切欠き、
    該取付フランジ部を切欠いた部分の本体部を上記ドアト
    リムの受面上に接合支持させて組付けたことを特徴とす
    る自動車用ドアのウエザストリップ取付構造。
JP1993059482U 1993-10-07 1993-10-07 自動車用ドアのウエザストリップ取付構造 Expired - Lifetime JP2601832Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014108699A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Unipres Corp 車両用燃料タンク

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JP2014108699A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Unipres Corp 車両用燃料タンク

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