JPH07235469A - 荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法

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JPH07235469A
JPH07235469A JP2413694A JP2413694A JPH07235469A JP H07235469 A JPH07235469 A JP H07235469A JP 2413694 A JP2413694 A JP 2413694A JP 2413694 A JP2413694 A JP 2413694A JP H07235469 A JPH07235469 A JP H07235469A
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章夫 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ブロック露光を行う荷電粒子ビーム露光装置、
例えば、電子ビーム露光装置に関し、ウエハが基準座標
軸に対して回転ずれを起こして固定されてしまう場合で
あっても、繋ぎ合わせ精度の高い露光を行うことができ
るようにする。 【構成】主として転写像のサイズを変化させる電子レン
ズ51と、主として転写像の座標軸方向を変化させる電
子レンズ52とを設け、これら電子レンズ51、52の
強度を調整し、転写像のサイズを変えることなく、転写
像の座標軸方向を基準座標軸方向に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路の製造工程に
おいて使用される荷電粒子ビーム露光装置のうち、種々
の透過パターンを形成してなるマスク板(以下、ブロッ
クマスクという)を使用してなる露光(以下、ブロック
露光という)を行うことができるようにされた荷電粒子
ビーム露光装置、及び、このような荷電粒子ビーム露光
装置を使用した露光方法に関する。
【0002】近年、集積回路の高密度化に伴い、長年に
わたり、微細パターン加工方法の主流であったフォトリ
ソグラフィに代わり、電子ビーム等の荷電粒子ビームを
使用した荷電粒子ビーム露光装置が開発、研究され、実
用されるに至っている。
【0003】ここに、荷電粒子ビーム露光技術には、可
変矩形露光技術や、ブロック露光技術などがあるが、可
変矩形露光技術は、フォトマスクの製造や微細素子の試
作に使用されている。
【0004】これに対して、ブロック露光技術は、繰り
返しの基本となる透過パターンを形成してなるブロック
マスクを使用して露光を行うとするものであることか
ら、例えば、256MビットDRAMのように、微細で
はあるが、露光する殆どの面積は、ある基本パターンの
繰り返しであるものに有効な露光技術とされている。
【0005】
【従来の技術】従来、ブロック露光を行うことができる
ようにされた荷電粒子ビーム露光装置として、図5に、
その要部を概略的に示すような電子ビーム露光装置が知
られている。
【0006】図5中、1は電子銃、2は電子銃1から射
出された電子ビーム、3〜9は電子レンズであり、特
に、7は縮小レンズ、8、9は投影レンズと称されるも
のである。
【0007】また、10は電子ビーム2の断面形状を矩
形に整形する矩形整形アパーチャ、11は矩形整形アパ
ーチャ10を通過した電子ビーム2を可変的に矩形整形
する場合に使用される可変矩形整形用の偏向器である。
【0008】また、12はブロックマスク、13はブロ
ックマスク12を固定するマスクステージであり、ブロ
ックマスク12は、例えば、図6に示すように構成され
ている。
【0009】図6A中、14は、例えば、50mm×5
0mmの大きさを有するシリコン基板、15は電子ビー
ム2の偏向を可能とされる、例えば、5mm×5mmの
大きさを有するデフレクタ・エリアと称される領域であ
る。
【0010】また、図6Bはデフレクタ・エリア15の
1個を拡大して概略的に示しており、16は、例えば、
460μm×460μmの大きさを有するブロックと称
される領域であり、各ブロック16には、1ショットの
電子ビーム2の断面形状を整形するための種々の形状の
ブロックパターンが形成されている。
【0011】ここに、DRAM製造用の場合には、中心
部に、使用頻度の高いメモリセルアレイ用のブロックパ
ターンが配列され、周辺部に、使用頻度の低いロウデコ
ーダや、コラムデコーダ用のブロックパターンが形成さ
れる。なお、17〜20はキャリブレーション用の透過
パターンである。
【0012】また、図6Cは、ブロック16の1個を拡
大して概略的に示しており、21〜36はコンタクトホ
ールを形成するための透過孔であり、これら16個の透
過孔21〜36が1個のブロックパターンとされてい
る。
【0013】また、図5において、37〜40はマスク
偏向器と称される偏向器であり、マスク偏向器37、3
8は電子ビーム2をブロックマスク12上、所望の位置
に偏向するための偏向器、39、40は偏向させた電子
ビーム2を光軸上に戻すための偏向器である。
【0014】また、41は非点収差を補正するためのコ
イル、42は焦点を補正するためのコイル、43は電子
ビーム2の通過を制御するブランキング偏向器、44は
絞りの作用を行う円形アパーチャである。
【0015】また、45は電子ビーム2を比較的大きな
範囲で偏向する電磁偏向器からなる主偏向器(大偏向
器)、46は電子ビーム2を比較的小さな範囲で偏向す
る静電偏向器からなる副偏向器(小偏向器)、47は露
光対象であるウエハ、48はウエハ47を固定するウエ
ハステージである。
【0016】かかる電子ビーム露光装置において、ブロ
ック露光が行われる場合、電子銃1から射出された電子
ビーム2は、矩形整形アパーチャ10を通過した後、マ
スク偏向器37、38により偏向され、ブロックマスク
12上の所望のブロックパターン部分を通過する。
【0017】そして、ブロックパターンにより断面形状
を整形された電子ビーム2は、マスク偏向器39、40
により光軸に戻され、更に、縮小レンズ7により縮小さ
れ、投影レンズ8、9によりウエハ47上に露光され
る。
【0018】このような電子ビーム露光装置において
は、図7に示すように、ウエハ47がウエハステージ4
8の座標軸、即ち、基準座標軸(座標系)X、Yに対し
て回転ずれΔθaを起こして固定されてしまう場合があ
る。なお、X’、Y’はウエハ47の座標軸を示してい
る。
【0019】ここに、主偏向器45用の偏向データ及び
副偏向器46用の偏向データは、基準座標軸X、Yを基
準として作成されていることから、主偏向器45及び副
偏向器46による偏向がウエハ47の座標軸X’、Y’
を基準に行われるように補正が行われる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
電子ビーム露光装置においては、ウエハ47に転写され
るブロックパターンの転写像の座標軸X”、Y”の方向
を調整するための手段を備えていない。
【0021】このため、図7に示すように、ウエハ47
が基準座標軸X、Yに対して回転ずれΔθaを起こして
固定された場合において、例えば、図8に示すような転
写像49を繰り返して露光する場合には、電子ビーム2
の偏向方向をウエハ47の座標系X’、Y’に合わせた
としても、即ち、転写像の座標系X”、Y”の原点の位
置をウエハ47の座標系X’、Y’に合わせたとして
も、転写像の方向については修正を行うことができず、
図9に示すように、繋ぎ合わせ精度の低い露光を行うこ
とになってしまう。
【0022】例えば、ウエハ47の回転ずれΔθaが1
/100ラジアン(radian)の場合において、転写像の
サイズを5μm×5μmとすれば、ウエハ47の回転ず
れによる繋ぎずれは、0.05μmとなってしまう。
【0023】この繋ぎずれの量は、露光すべきパターン
幅(線幅)が0.2μmの場合には、パターン幅の1/
4にもなり、無視し得ない量であり、更に、微細化が進
めば、図10に示すように、転写像を繋ぎ合わせること
ができなくなる場合も生じてしまう。
【0024】したがって、このような従来の電子ビーム
露光装置では、繋ぎ合わせ精度の点からして、今後予想
される集積回路の高密度化に対応することができないと
いう問題点があった。
【0025】本発明は、かかる点に鑑み、転写像のサイ
ズを変えることなく、転写像の座標軸方向を調整するこ
とができるようにし、露光対象物が所定の基準座標軸に
対して回転ずれを起こして固定されてしまう場合であっ
ても、繋ぎ合わせ精度の高い露光を行うことができるよ
うにした荷電粒子ビーム露光装置及び露光方法を提供す
ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明による荷電粒子ビ
ーム露光装置は、種々の形状のブロックパターンを形成
してなるブロックマスクを使用し、荷電粒子ビームの断
面形状をブロックパターンの形状に整形して露光を行う
荷電粒子ビーム露光装置を改良するものであり、主に転
写像のサイズを変化させる第1の電子レンズと、主に転
写像の座標軸方向を変化させる第2の電子レンズとを設
けて構成するというものである。
【0027】
【作用】本発明においては、第1の電子レンズの強度を
変化させた場合における転写像のサイズの変化分と、第
2の電子レンズの強度を変化させた場合における転写像
のサイズの変化分とが相殺される条件の下で、第1の電
子レンズの強度を変化させた場合における転写像の座標
軸方向の変化分と、第2の電子レンズの強度を変化させ
た場合における転写像の座標軸方向の変化分との加算値
が、基準座標軸に対する露光対象物の座標軸の回転方向
と一致する場合における第1、第2の電子レンズの強度
を求め、これら強度に第1、第2の電子レンズを設定す
ることにより、転写像のサイズを変えることなく、転写
像を回転することができる。
【0028】このように、本発明によれば、転写像のサ
イズを変えることなく、転写像の座標軸方向を調整する
ことができるので、露光対象物が所定の基準座標軸に対
して回転ずれを起こして固定されてしまう場合であって
も、繋ぎ合わせ精度の高い露光を行うことができる。
【0029】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して、本発明の一実
施例につき、本発明を電子ビーム露光装置に適用した場
合を例にして説明する。なお、図1において、図5に対
応する部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。
【0030】図1は本発明の一実施例の要部を概略的に
示す図であり、本実施例は、図5に示す電子レンズ(縮
小レンズ)7の代わりに、ダブレット電子レンズ(二重
電子レンズ)50を設け、その他については、図5に示
す従来の電子ビーム露光装置と同様に構成したものであ
る。
【0031】このダブレット電子レンズ50は、電子レ
ンズ51、52から構成されており、これら電子レンズ
51、52は、図2に部分断面斜視図を示すように近接
して配置されている。
【0032】ここに、電子レンズ51は、ヨーク53の
S極とN極との間の距離L51及び電子ビーム2が通過す
る透過孔54、55の径R51を比較的小さく構成され、
主として転写像のサイズを変化させることができるよう
にされている。なお、56はコイルである。
【0033】また、電子レンズ52は、ヨーク57のS
極とN極との間の距離L52及び電子ビーム2が通過する
透過孔58、59の径R52を比較的大きく構成され、主
として転写像の座標軸方向を変化させることができるよ
うにされている。なお、60はコイルである。
【0034】このように構成された本実施例において
は、実際の露光を行う前に、まず、転写像のサイズ及び
座標軸方向が電子レンズ51の強度変化ΔI51及び電子
レンズ52の強度変化ΔI52に応じてどのように変化す
るかを測定する。
【0035】即ち、電子レンズ51、52の強度変化Δ
51、ΔI52に対する転写像のサイズの変化ΔSを示す
数1における定数α、β及び電子レンズ51、52の強
度変化ΔI51、ΔI52に対する転写像の座標軸方向の変
化Δθを示す数2における定数γ、δを測定する。
【0036】
【数1】
【0037】
【数2】
【0038】次に、ウエハ47をウエハステージ48に
固定し、基準座標軸X、Y(ウエハステージ48の座標
軸)に対するウエハ47の座標軸X’、Y’の方向、即
ち、基準座標軸X、Yに対するウエハ47の回転角Δθ
aを測定する。
【0039】次に、数3に示す条件、即ち、電子レンズ
51の強度変化ΔI51に対する転写像のサイズの変化分
α×ΔI51と、電子レンズ52の強度変化ΔI52に対す
る転写像のサイズの変化分β×Δ52とが相殺される条件
の下で、数4に示す条件、即ち、電子レンズ51の強度
変化ΔI51に対する転写像の座標軸方向の変化分γ×Δ
51と、電子レンズ52の強度変化ΔI52に対する転写
像の座標軸方向の変化分δ×ΔI52との加算値がウエハ
47の回転角Δθaと一致する電子レンズ51、52の
強度変化ΔI51、ΔI52を求める。
【0040】
【数3】
【0041】
【数4】
【0042】この場合、この条件を満たす電子レンズ5
1の強度変化ΔI51は数5に示す式で求めることがで
き、電子レンズ52の強度変化ΔI52は数6に示す式で
求めることができる。
【0043】
【数5】
【0044】
【数6】
【0045】そこで、電子レンズ51の強度を数5に示
す強度変化分ΔI51だけ補正すると共に、電子レンズ5
2の強度を数6に示す強度変化分ΔI52だけ補正する。
【0046】このような補正を行う場合には、図7に示
すように、ウエハ47が基準座標軸X、Yに対して角度
Δθaだけ回転して固定されている場合において、図8
に示すような転写像を露光する場合においても、図3に
示すように、この転写像の座標軸X”、Y”の方向をウ
エハ47の座標軸X’、Y’の方向と一致させることが
できる。
【0047】そこで、次に、従来周知の方法を使用し
て、主偏向器45及び副偏向器46による電子ビーム2
の偏向がウエハ47の座標軸X’、Y’を基準に行われ
るような補正を行う。
【0048】この結果、図8に示すような転写像を繋ぎ
合わせるような露光を行うと、図4に示すように、繋ぎ
合わせずれのない、繋ぎ合わせ精度の高い露光を行うこ
とができる。
【0049】このように、本実施例においては、図5に
示す縮小レンズ7に代えて、主として転写像の縮小率を
変化させる電子レンズ51と、主として転写像の座標軸
方向を変化させる電子レンズ52とを設けたことによ
り、転写像の座標軸X”、Y”の方向をウエハ47の座
標軸X’、Y’の方向と一致させることができるので、
ウエハ47が基準座標軸X、Yに対して回転ずれを起こ
して固定されてしまう場合であっても、繋ぎ合わせ精度
の高い露光を行うことができ、集積回路の高密度化に対
応することができる。
【0050】なお、本実施例においては、電子レンズ5
1、52は、ヨーク間の間隔及び電子ビーム2が通過す
る透過孔の径をそれぞれ異にするように構成したが、こ
れら電子レンズ51、52は同一形状のものであっても
良い。
【0051】また、本実施例においては、電子レンズ5
1を上流側、電子レンズ52を下流側に配置するように
した場合について述べたが、この代わりに、電子レンズ
52を上流側、電子レンズ51を下流側に配置するよう
にしても良い。
【0052】また、本実施例においては、電子レンズ5
1、52を近接して配置するようにした場合について述
べたが、これら電子レンズ51、52は、近接させなく
とも良い。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主に転
写像のサイズを変化させる電子レンズと、主に転写像の
座標軸方向を変化させる電子レンズとを設けるという構
成を採用したことにより、露光対象物が所定の基準座標
軸に対して回転ずれを起こして固定されてしまう場合で
あっても、繋ぎ合わせ精度の高い露光を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を概略的に示す図であ
る。
【図2】本発明の一実施例が設けているダブレット電子
レンズを示す部分断面斜視図である。
【図3】座標軸方向を補正された転写像を示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施例により得られる効果を説明す
るための図である。
【図5】従来の電子ビーム露光装置の一例の要部を概略
的に示す図である。
【図6】ブロックマスクの一例を示す図である。
【図7】基準座標軸とウエハの座標軸との回転ずれを示
す図である。
【図8】転写像の一例を示す図である。
【図9】図5に示す従来の電子ビーム露光装置が有する
問題点を説明するための図である。
【図10】図5に示す従来の電子ビーム露光装置が有す
る問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
3〜6、8、9 電子レンズ 50 ダブレット電子レンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の形状の透過パターンを形成してなる
    マスク板を使用し、荷電粒子ビームの断面形状を前記マ
    スク板に形成されている透過パターンの形状に整形して
    露光を行う荷電粒子ビーム露光装置であって、主に転写
    像のサイズを変化させる第1の電子レンズと、主に転写
    像の座標軸方向を変化させる第2の電子レンズとを設け
    ていることを特徴とする荷電粒子ビーム露光装置。
  2. 【請求項2】前記第1の電子レンズの強度を変化させた
    場合における転写像のサイズの変化分と、前記第2の電
    子レンズの強度を変化させた場合における転写像のサイ
    ズの変化分とが相殺される条件の下で、前記第1の電子
    レンズの強度を変化させた場合における転写像の座標軸
    方向の変化分と、前記第2の電子レンズの強度を変化さ
    せた場合における転写像の座標軸方向の変化分との加算
    値が、所定の基準座標軸に対する露光対象物の座標軸の
    回転方向と一致するように、前記第1、第2の電子レン
    ズの強度を設定することができるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム露光装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2の電子レンズは、ヨークのS極と
    N極との間の距離を前記第1の電子レンズよりも大きく
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    荷電粒子ビーム露光装置。
  4. 【請求項4】前記第2の電子レンズは、荷電粒子ビーム
    が通過するヨークの透過孔の径を前記第1の電子レンズ
    よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の荷電粒子ビーム露光装置。
  5. 【請求項5】前記第1、第2の電子レンズは、近接して
    配置されていることを特徴とする請求項1、2、3又は
    4記載の荷電粒子ビーム露光装置。
  6. 【請求項6】種々の形状の透過パターンを形成してなる
    マスク板を使用し、荷電粒子ビームの断面形状を前記マ
    スク板に形成されている透過パターンの形状に整形して
    露光を行う荷電粒子ビーム露光装置において、主に転写
    像のサイズを変化させる第1の電子レンズと、主に転写
    像の座標軸方向を変化させる第2の電子レンズとを設
    け、前記第1の電子レンズの強度を変化させた場合にお
    ける転写像のサイズの変化分と、前記第2の電子レンズ
    の強度を変化させた場合における転写像のサイズの変化
    分とが相殺される条件の下で、前記第1の電子レンズの
    強度を変化させた場合における転写像の座標軸方向の変
    化分と、前記第2の電子レンズの強度を変化させた場合
    における転写像の座標軸方向の変化分との加算値が、所
    定の基準座標軸に対する露光対象物の座標軸の回転方向
    と一致するように、前記第1、第2の電子レンズの強度
    を設定し、露光を行うことを特徴とする荷電粒子ビーム
    露光方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011268A (en) * 1997-07-30 2000-01-04 Nikon Corporation Demagnifying projection-optical system for electron beam lithography with aberration control

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6011268A (en) * 1997-07-30 2000-01-04 Nikon Corporation Demagnifying projection-optical system for electron beam lithography with aberration control

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