JPH07235424A - 静止誘導機器 - Google Patents
静止誘導機器Info
- Publication number
- JPH07235424A JPH07235424A JP2799194A JP2799194A JPH07235424A JP H07235424 A JPH07235424 A JP H07235424A JP 2799194 A JP2799194 A JP 2799194A JP 2799194 A JP2799194 A JP 2799194A JP H07235424 A JPH07235424 A JP H07235424A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- upper tank
- stationary induction
- induction device
- lower tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 補強の簡素化ならびに加工の容易化を図りコ
ストの低減が可能な静止誘導機器を提供する。 【構成】 半円形状の上部タンク10と矩形状の下部タ
ンク9とを上下に連結して筐体11を形成し内部に巻線
14および鉄心15を収納する。
ストの低減が可能な静止誘導機器を提供する。 【構成】 半円形状の上部タンク10と矩形状の下部タ
ンク9とを上下に連結して筐体11を形成し内部に巻線
14および鉄心15を収納する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内部に絶縁ガスが所
定の圧力で封入された例えばガス絶縁変圧器等のような
静止誘導機器に係り、特に内部に巻線および鉄心を収納
する筐体の構造に関するものである。
定の圧力で封入された例えばガス絶縁変圧器等のような
静止誘導機器に係り、特に内部に巻線および鉄心を収納
する筐体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開昭61−6812号公
報等に示されるこの種従来の静止誘導機器の概略構成を
示す図である。図において、1はドーム状に形成された
上部タンク、2は矩形状に形成された下部タンクで、上
部タンク1と共に筐体3を形成している。4、5は筐体
3内に絶縁油6に浸漬されて収納された巻線および鉄
心、7は上部タンク1の上面に沿って固着された補強
枠、8は下部タンクの両側面に固着された補強枠であ
る。
報等に示されるこの種従来の静止誘導機器の概略構成を
示す図である。図において、1はドーム状に形成された
上部タンク、2は矩形状に形成された下部タンクで、上
部タンク1と共に筐体3を形成している。4、5は筐体
3内に絶縁油6に浸漬されて収納された巻線および鉄
心、7は上部タンク1の上面に沿って固着された補強
枠、8は下部タンクの両側面に固着された補強枠であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の静止誘導機器は
以上のように構成され、絶縁油6注入時の真空外圧によ
る変形を防止するために、上部タンク1の上面には補強
枠7を固着しなければならず、又、上部タンク1をドー
ム状に形成するためには絞り込み工法が必要になるた
め、コスト高になる等の問題点があった。
以上のように構成され、絶縁油6注入時の真空外圧によ
る変形を防止するために、上部タンク1の上面には補強
枠7を固着しなければならず、又、上部タンク1をドー
ム状に形成するためには絞り込み工法が必要になるた
め、コスト高になる等の問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、補強の簡素化ならびに加工の容
易化を図ることにより、コストの低減が可能な静止誘導
機器を提供することを目的とするものである。
ためになされたもので、補強の簡素化ならびに加工の容
易化を図ることにより、コストの低減が可能な静止誘導
機器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る静止誘導機器は、半円形状の上部タンクと矩形状の下
部タンクとを上下に連結して筐体を形成したものであ
る。
る静止誘導機器は、半円形状の上部タンクと矩形状の下
部タンクとを上下に連結して筐体を形成したものであ
る。
【0006】又、この発明の請求項2に係る静止誘導機
器は、半円形状の上部タンク、矩形状の中部タンクおよ
び半円形状の下部タンクを上下に順次連結して筐体を形
成したものである。
器は、半円形状の上部タンク、矩形状の中部タンクおよ
び半円形状の下部タンクを上下に順次連結して筐体を形
成したものである。
【0007】又、この発明の請求項3に係る静止誘導機
器は、請求項1または請求項2における上部タンクの長
手方向の少なくとも片端側に段差部を形成したものであ
る。
器は、請求項1または請求項2における上部タンクの長
手方向の少なくとも片端側に段差部を形成したものであ
る。
【0008】又、この発明の請求項4に係る静止誘導機
器は、請求項1における下部タンクの側板の上部タンク
との連結部に沿って長手方向に延在する補強枠を固着し
たものである。
器は、請求項1における下部タンクの側板の上部タンク
との連結部に沿って長手方向に延在する補強枠を固着し
たものである。
【0009】又、この発明の請求項5に係る静止誘導機
器は、請求項2における中部タンクの側板の上部タンク
および下部タンクとの連結部に沿って長手方向に延在す
る補強枠を固着したものである。
器は、請求項2における中部タンクの側板の上部タンク
および下部タンクとの連結部に沿って長手方向に延在す
る補強枠を固着したものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1における静止誘導機器の上
部タンクは、半円形状に形成されることにより補強を不
要にする。
部タンクは、半円形状に形成されることにより補強を不
要にする。
【0011】又、この発明の請求項2における静止誘導
機器の上部タンクおよび下部タンクは、半円形状に形成
されることにより補強を不要にするとともに、中部タン
クの高さ方向寸法を縮減し中部タンクの機械的強度を向
上させる。
機器の上部タンクおよび下部タンクは、半円形状に形成
されることにより補強を不要にするとともに、中部タン
クの高さ方向寸法を縮減し中部タンクの機械的強度を向
上させる。
【0012】又、この発明の請求項3における静止誘導
機器の上部タンクは、長手方向の少なくとも片端側に形
成された段差部により付属部品を支持する。
機器の上部タンクは、長手方向の少なくとも片端側に形
成された段差部により付属部品を支持する。
【0013】又、この発明の請求項4における静止誘導
機器の下部タンクに固着された補強枠は、下部タンクの
長手方向の湾曲を防止する。
機器の下部タンクに固着された補強枠は、下部タンクの
長手方向の湾曲を防止する。
【0014】又、この発明の請求項5における静止誘導
機器の下部タンクに固着された補強枠は、下部タンクの
長手方向の湾曲を防止する。
機器の下部タンクに固着された補強枠は、下部タンクの
長手方向の湾曲を防止する。
【0015】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の実施例1におけるガス絶縁変圧
器の概略構成を示す断面図、図2は図1におけるガス絶
縁変圧器の外観を示す斜視図である。
する。図1はこの発明の実施例1におけるガス絶縁変圧
器の概略構成を示す断面図、図2は図1におけるガス絶
縁変圧器の外観を示す斜視図である。
【0016】図において、9はベース26上に設置され
た底板9aと、この底板9a上に溶接で立設された矩形
状の側板9bと、この側板9bの上端から四方に向かっ
て直角に突設される鍔部9cとにより構成される下部タ
ンクで、幅方向の寸法は図に示すようにDに設定されて
いる。10は下部に下部タンク9の鍔部9cと対応する
ように鍔部10aが形成されるとともに、断面形状が図
に示すように半径寸法がD/2の半円形状に形成された
上部タンクで、上部にはそれぞれ高圧ブッシングポケッ
ト10bおよび低圧ブッシングポケット10cがそれぞ
れ形成されている。
た底板9aと、この底板9a上に溶接で立設された矩形
状の側板9bと、この側板9bの上端から四方に向かっ
て直角に突設される鍔部9cとにより構成される下部タ
ンクで、幅方向の寸法は図に示すようにDに設定されて
いる。10は下部に下部タンク9の鍔部9cと対応する
ように鍔部10aが形成されるとともに、断面形状が図
に示すように半径寸法がD/2の半円形状に形成された
上部タンクで、上部にはそれぞれ高圧ブッシングポケッ
ト10bおよび低圧ブッシングポケット10cがそれぞ
れ形成されている。
【0017】そしてこれら下部タンク9および上部タン
ク10を各鍔部9c、10aを介して連結することによ
り筐体11を構成している。12は高圧ブッシングポケ
ット10bによって支持される高圧ブッシング、13は
低圧ブッシングポケット10cによって支持される低圧
ブッシング、14、15は筐体11内にそれぞれ収納さ
れる巻線および鉄心である。16は側板9bの長手方向
に所定の間隔を介して上下方向に固着される複数の縦補
強枠、17は側板9bの上下方向に所定の間隔を介して
幅方向に固着される複数の横補強枠、18は下部タンク
9の側板9bの長手方向に、鍔部9cに沿って延在し固
着される横補強枠である。
ク10を各鍔部9c、10aを介して連結することによ
り筐体11を構成している。12は高圧ブッシングポケ
ット10bによって支持される高圧ブッシング、13は
低圧ブッシングポケット10cによって支持される低圧
ブッシング、14、15は筐体11内にそれぞれ収納さ
れる巻線および鉄心である。16は側板9bの長手方向
に所定の間隔を介して上下方向に固着される複数の縦補
強枠、17は側板9bの上下方向に所定の間隔を介して
幅方向に固着される複数の横補強枠、18は下部タンク
9の側板9bの長手方向に、鍔部9cに沿って延在し固
着される横補強枠である。
【0018】上記のように構成された実施例1によれ
ば、上部タンク10を半円形状に形成するとともに、半
円の終端部に相当する鍔部10aを下部タンク9の鍔部
9cに固定しているため、構造力学上密閉薄肉円筒の場
合と同様の考え方をすることができ、筐体11内に絶縁
ガスが所定の圧力(例えば1.4Kg/cm2)封入さ
れても、上部タンク10の側面の各部にかかる引張り応
力は一定となるので、補強枠を設けなくとも強度的に十
分耐えることが可能になり、又、上部タンク10を半円
形状としたことにより、単なるロール作業で加工ができ
るようになり、ドーム状に形成する場合のように絞り込
み工法を採用せずとも済ませることができるため、加工
の容易化を図ることができる。なお、横補強枠17は下
部タンク9の短径側の側板9bの膨らみを、又、横補強
枠18は下部タンク9の長径側の側板9bの長手方向の
湾曲をそれぞれ防止するために設けられている。
ば、上部タンク10を半円形状に形成するとともに、半
円の終端部に相当する鍔部10aを下部タンク9の鍔部
9cに固定しているため、構造力学上密閉薄肉円筒の場
合と同様の考え方をすることができ、筐体11内に絶縁
ガスが所定の圧力(例えば1.4Kg/cm2)封入さ
れても、上部タンク10の側面の各部にかかる引張り応
力は一定となるので、補強枠を設けなくとも強度的に十
分耐えることが可能になり、又、上部タンク10を半円
形状としたことにより、単なるロール作業で加工ができ
るようになり、ドーム状に形成する場合のように絞り込
み工法を採用せずとも済ませることができるため、加工
の容易化を図ることができる。なお、横補強枠17は下
部タンク9の短径側の側板9bの膨らみを、又、横補強
枠18は下部タンク9の長径側の側板9bの長手方向の
湾曲をそれぞれ防止するために設けられている。
【0019】実施例2.図3はこの発明の実施例2にお
けるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視図である。図にお
いて、上記実施例1と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。19は上部タンク10の長手方向片端側
に形成された段差部である。
けるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視図である。図にお
いて、上記実施例1と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。19は上部タンク10の長手方向片端側
に形成された段差部である。
【0020】上記のように構成された実施例2によれ
ば、上部タンク10の長手方向片端側に段差部19を設
けて、地上からの高さ寸法を縮減しているので、輸送等
で高さに制限が生じた場合、例えば図1における両ブッ
シングポケット10b、10cを段差部19の位置に設
けることにより、全体の高さを制限寸法内におさえるこ
とが可能になる。
ば、上部タンク10の長手方向片端側に段差部19を設
けて、地上からの高さ寸法を縮減しているので、輸送等
で高さに制限が生じた場合、例えば図1における両ブッ
シングポケット10b、10cを段差部19の位置に設
けることにより、全体の高さを制限寸法内におさえるこ
とが可能になる。
【0021】実施例3.尚、上記実施例2によれば、段
差部19を上部タンク10の長手方向片端側に設けた場
合について説明したが、段差部19を上部タンク10の
長手方向両端側に設けても良く、上記実施例2における
と同様の効果を奏することは勿論のこと、段差部19の
表面積を同一とすれば、両端側に分けて設けた方が強度
的に向上するという効果もある。
差部19を上部タンク10の長手方向片端側に設けた場
合について説明したが、段差部19を上部タンク10の
長手方向両端側に設けても良く、上記実施例2における
と同様の効果を奏することは勿論のこと、段差部19の
表面積を同一とすれば、両端側に分けて設けた方が強度
的に向上するという効果もある。
【0022】実施例4.図4はこの発明の実施例4にお
けるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視図である。図にお
いて、図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を付
して説明を省略する。20は矩形状に形成され上端およ
び下端に四方に向かって直角に突出する鍔部20a、2
0bを有する中部タンクで、鍔部20aが上部タンク1
0の鍔部10aと溶接接合されることにより上部タンク
10に連結される。21、22は中部タンク20の長手
方向側面および幅方向側面にそれぞれ固着された横補強
枠、23は上端に鍔部23aを有し、上部タンク10と
同様に半径寸法がD/2の半円形状に形成された下部タ
ンクで、鍔部23aが中部タンク20の鍔部20bと溶
接接合されることにより中部タンク20に連結される。
24は下部タンク23を両側から挟持する支え板であ
る。
けるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視図である。図にお
いて、図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を付
して説明を省略する。20は矩形状に形成され上端およ
び下端に四方に向かって直角に突出する鍔部20a、2
0bを有する中部タンクで、鍔部20aが上部タンク1
0の鍔部10aと溶接接合されることにより上部タンク
10に連結される。21、22は中部タンク20の長手
方向側面および幅方向側面にそれぞれ固着された横補強
枠、23は上端に鍔部23aを有し、上部タンク10と
同様に半径寸法がD/2の半円形状に形成された下部タ
ンクで、鍔部23aが中部タンク20の鍔部20bと溶
接接合されることにより中部タンク20に連結される。
24は下部タンク23を両側から挟持する支え板であ
る。
【0023】上記のように構成された実施例4によれ
ば、上部タンク10および下部タンク23を半円形状に
形成するとともに、半円の終端部に相当する各鍔部10
a、23aを中部タンク20の両鍔部20a、20bに
それぞれ溶接により固着しているので、実施例1の場合
と同様に、両タンク10、23に補強枠を設けなくとも
強度的に十分耐えることが可能になることは勿論のこ
と、上下に半円形状の両タンク10、23を配置したこ
とにより、矩形状の中部タンク20の高さ方向寸法を大
幅に縮減することができるため、中部タンク20の強度
は向上し、上記実施例1において図2に示した縦補強枠
16等が不要となり、横補強枠21、22で膨らみを防
止する程度で十分となるので、補強の簡素化が図れると
ともに重量の軽減が可能になる。
ば、上部タンク10および下部タンク23を半円形状に
形成するとともに、半円の終端部に相当する各鍔部10
a、23aを中部タンク20の両鍔部20a、20bに
それぞれ溶接により固着しているので、実施例1の場合
と同様に、両タンク10、23に補強枠を設けなくとも
強度的に十分耐えることが可能になることは勿論のこ
と、上下に半円形状の両タンク10、23を配置したこ
とにより、矩形状の中部タンク20の高さ方向寸法を大
幅に縮減することができるため、中部タンク20の強度
は向上し、上記実施例1において図2に示した縦補強枠
16等が不要となり、横補強枠21、22で膨らみを防
止する程度で十分となるので、補強の簡素化が図れると
ともに重量の軽減が可能になる。
【0024】実施例5.図5はこの発明の実施例5にお
けるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視図である。図にお
いて、上記実施例4と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。25は上端に四方に向かって直角に突出
する鍔部25aを有し矩形状に形成された胴部25b
と、上部タンク10と同様に半径寸法D/2の半円形状
に形成された底部25cとで構成される下部タンクで、
鍔部25aが上部タンク10の鍔部10aと溶接接合さ
れることにより上部タンク10に連結され、胴部25b
には上記実施例4の場合と同様に横補強枠21、22が
固着されている。
けるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視図である。図にお
いて、上記実施例4と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。25は上端に四方に向かって直角に突出
する鍔部25aを有し矩形状に形成された胴部25b
と、上部タンク10と同様に半径寸法D/2の半円形状
に形成された底部25cとで構成される下部タンクで、
鍔部25aが上部タンク10の鍔部10aと溶接接合さ
れることにより上部タンク10に連結され、胴部25b
には上記実施例4の場合と同様に横補強枠21、22が
固着されている。
【0025】上記のように構成された実施例5によれ
ば、上記実施例4におけると同様の効果を発揮し得るこ
とは言うまでもなく、実施例4における中部タンク20
および下部タンク23を一体化して下部タンク25とし
たので、各タンク間の接続作業が削減され工期が短縮さ
れる。
ば、上記実施例4におけると同様の効果を発揮し得るこ
とは言うまでもなく、実施例4における中部タンク20
および下部タンク23を一体化して下部タンク25とし
たので、各タンク間の接続作業が削減され工期が短縮さ
れる。
【0026】実施例6.尚、上記実施例4、5における
上部タンク10の長手方向片端または両端側に、上記実
施例2、3で説明した段差部19と同様なものを設けて
も良く、上記実施例2、3と同様の効果を発揮すること
ができる。
上部タンク10の長手方向片端または両端側に、上記実
施例2、3で説明した段差部19と同様なものを設けて
も良く、上記実施例2、3と同様の効果を発揮すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、半円形状の上部タンクと矩形状の下部タンクとを
上下に連結して筐体を形成したので、補強の簡素化なら
びに加工の容易化を図り、ひいてはコストの低減が可能
な静止誘導機器を提供することができる。
れば、半円形状の上部タンクと矩形状の下部タンクとを
上下に連結して筐体を形成したので、補強の簡素化なら
びに加工の容易化を図り、ひいてはコストの低減が可能
な静止誘導機器を提供することができる。
【0028】又、この発明の請求項2によれば、半円形
状の上部タンク、矩形状の中部タンクおよび半円形状の
下部タンクを上下に順次連結して筐体を形成したので、
補強の簡素化ならびに加工の容易化を図り、ひいてはコ
ストの低減が可能な静止誘導機器を提供することができ
る。
状の上部タンク、矩形状の中部タンクおよび半円形状の
下部タンクを上下に順次連結して筐体を形成したので、
補強の簡素化ならびに加工の容易化を図り、ひいてはコ
ストの低減が可能な静止誘導機器を提供することができ
る。
【0029】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1または請求項2における上部タンクの長手方向の少な
くとも片端側に段差部を形成したので、補強の簡素化な
らびに加工の容易化を図りコストの低減が可能であるこ
とは勿論のこと、全体の高さを制限寸法内におさえるこ
とが可能な静止誘導機器を提供することができる。
1または請求項2における上部タンクの長手方向の少な
くとも片端側に段差部を形成したので、補強の簡素化な
らびに加工の容易化を図りコストの低減が可能であるこ
とは勿論のこと、全体の高さを制限寸法内におさえるこ
とが可能な静止誘導機器を提供することができる。
【0030】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1における下部タンクの側板の上部タンクとの連結部に
沿って長手方向に延在する補強枠を固着したので、補強
の簡素化ならびに加工の容易化を図りコストの低減が可
能な静止誘導機器を提供することができる。
1における下部タンクの側板の上部タンクとの連結部に
沿って長手方向に延在する補強枠を固着したので、補強
の簡素化ならびに加工の容易化を図りコストの低減が可
能な静止誘導機器を提供することができる。
【0031】又、この発明の請求項5によれば、請求項
2における中部タンクの側板の上部タンクおよび下部タ
ンクとの連結部に沿って長手方向に延在する補強枠を固
着したので、補強の簡素化ならびに加工の容易化を図り
コストの低減が可能な静止誘導機器を提供することがで
きる。
2における中部タンクの側板の上部タンクおよび下部タ
ンクとの連結部に沿って長手方向に延在する補強枠を固
着したので、補強の簡素化ならびに加工の容易化を図り
コストの低減が可能な静止誘導機器を提供することがで
きる。
【図1】この発明の実施例1におけるガス絶縁変圧器の
概略構成を示す断面図である。
概略構成を示す断面図である。
【図2】図1におけるガス絶縁変圧器の外観を示す斜視
図である。
図である。
【図3】この発明の実施例3におけるガス絶縁変圧器の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施例4におけるガス絶縁変圧器の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図5】この発明の実施例5におけるガス絶縁変圧器の
外観を示す斜視図である。
外観を示す斜視図である。
【図6】従来の静止誘導機器の概略構成を示す図であ
る。
る。
9、23、25 下部タンク 9a 底板 9b 側板 9c、10a、20a、20b、23a、25a 鍔部 10 上部タンク 10b 高圧ブッシングポケット 10c 低圧ブッシングポケット 11 筐体 12 高圧ブッシング 13 低圧ブッシング 14 巻線 15 鉄心 17、18、21、22 横補強枠 19 段差部 20 中部タンク 25b 胴部 25c 底部
Claims (5)
- 【請求項1】 半円形状の上部タンクと矩形状の下部タ
ンクとを上下に連結して筐体を形成し内部に巻線および
鉄心を収納したことを特徴とする静止誘導機器。 - 【請求項2】 半円形状の上部タンク、矩形状の中部タ
ンクおよび半円形状の下部タンクを上下に順次連結して
筐体を形成し内部に巻線および鉄心を収納したことを特
徴とする静止誘導機器。 - 【請求項3】 上部タンクの長手方向の少なくとも片端
側に段差部を形成したことを特徴とする請求項1または
請求項2記載の静止誘導機器。 - 【請求項4】 下部タンクの側板の上部タンクとの連結
部に沿って長手方向に延在する補強枠を固着したことを
特徴とする請求項1記載の静止誘導機器。 - 【請求項5】 中部タンクの側板の上部タンクおよび下
部タンクとの連結部に沿って長手方向に延在する補強枠
を固着したことを特徴とする請求項2記載の静止誘導機
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2799194A JPH07235424A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 静止誘導機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2799194A JPH07235424A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 静止誘導機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235424A true JPH07235424A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12236299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2799194A Pending JPH07235424A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 静止誘導機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07235424A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5874622A (en) * | 1996-12-09 | 1999-02-23 | Basf Aktiengesellschaft | Hydrogenation of an aromatic compound in the presence of a supported catalyst |
US5902916A (en) * | 1996-04-26 | 1999-05-11 | Basf Aktiengesellschaft | Process for reacting an organic compound in the presence of a ruthenium catalyst formed in situ |
JP2019197838A (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 株式会社東芝 | ガス絶縁静止誘導電器の輸送方法、およびガス絶縁静止誘導電器 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP2799194A patent/JPH07235424A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5902916A (en) * | 1996-04-26 | 1999-05-11 | Basf Aktiengesellschaft | Process for reacting an organic compound in the presence of a ruthenium catalyst formed in situ |
US5874622A (en) * | 1996-12-09 | 1999-02-23 | Basf Aktiengesellschaft | Hydrogenation of an aromatic compound in the presence of a supported catalyst |
JP2019197838A (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 株式会社東芝 | ガス絶縁静止誘導電器の輸送方法、およびガス絶縁静止誘導電器 |
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