JPH0610576Y2 - 気中用がい管 - Google Patents

気中用がい管

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JPH0610576Y2
JPH0610576Y2 JP356787U JP356787U JPH0610576Y2 JP H0610576 Y2 JPH0610576 Y2 JP H0610576Y2 JP 356787 U JP356787 U JP 356787U JP 356787 U JP356787 U JP 356787U JP H0610576 Y2 JPH0610576 Y2 JP H0610576Y2
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JP
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tube
wall thickness
irrigation tube
insulator
insulator tube
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JP356787U
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和男 大川
光彦 青柳
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電気機器に用いられる気中用がい管に関する。
(従来の技術) 近年の世界経済の低迷の中、電気機器の経済性が強く望
まれている。これに伴い電気機器の口出しとして使用さ
れるブッシングなどにも経済性が求められるわけで、こ
のためには小形、軽量化が強く望まれる。
ブッシングの寸法や重量を決める大きな要素は筒状の気
中がい管である。したがってブッシングの小形、軽量化
のためには気中がい管の小形、軽量化が不可欠である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、第4図に示すように従来のがい管1はそ
の両端部2,3の肉厚と中間胴部4の肉厚はほぼ同じ厚
さであった。この為小形、軽量化のためには内径を細く
するが、笠5の出っぱりを小さくすることが必要であっ
たが内径を細くするにも内部に収納する絶縁部材(図示
せず)の寸法から限度がありまた笠5の出っぱりを少な
くすることはがい管の表面漏洩距離が短かくなって耐塩
害特性が低下するためにこれも限度があった。
本考案は上記の点を考慮してなされたもので、気中がい
管以外の部品を変えることなくブッシングの小形、軽量
化を図れる電気機器用の気中がい管を提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案は以上の目的を達成するため、気中がい管におい
てその両端の肉厚に対して中間部の肉厚を30%〜50%薄
くしたことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図、第2図を参照しながら詳
細に説明する。なお第4図と同一部分には同一符号を付
した。
第1図において筒状のがい管1の上端部2と下端部3の
肉厚は従来寸法と同じとし、その中間の胴部4の肉厚は
上、下端部2,3の肉厚より30〜50%薄く構成し、笠5
の出っぱり寸法は従来と同じとしている、前記上、下端
部2,3の肉厚はがい管1と接合する相手部品との密封
のため用いられるパッキングの幅により決まり20mm〜50
mm程度となっている。第2図において今下端部3の内径
、外径D、上端部2の内径d、外径d、がい
管全長をLとして上端部2に水平方向に力Fが加わった
ときのがい管下端付近に加わる応力σは で表される。
一般にがい管の許容引張応力は200kg/cm2といわれてお
り安全率1.5を考慮して130kg/cm2で設計したとする。今
がい管に収納される要素から下端部3の内径Dを15cm
気中絶縁から決まるがい管長Lを150cmのものでがい管
1の上端部2に水平方向荷重Fが200kg加わることを考
慮して設計すれば上式(a)より外径Dは17.5cmとな
る。即ち肉厚は(17.5-15)/Z=1.25cmあれば強度的に
は充分であることがわかる。
一方、前述のごとくがい管端部の肉厚は部品間の密封間
パッキングの幅で決まり、本例の大きさの場合15mm幅程
度のパッキングが用いられるため肉厚としては30〜35mm
必要となる。強度的には上記計算例では12.5mmあれば充
分であり端部肉厚の58〜64%薄く出来ることになるがが
い管製造上の容易性を考慮すれば30〜50%の肉厚減にす
る方がよい。すなわちがい管中間部の肉厚は15mmから20
mmとすればよい。
以上の構成によればがい管中間部の肉厚が薄くなったこ
とにより笠5の出っぱりを変えなくともがい管1の最大
径は肉厚の減少分の2倍だけ小さくなる。
以上のことからがい管1は材料が少なくてすむので安価
となるばかりでなくがい管1自身の重量も軽くなり、ひ
いてはブッシング自身も小形、軽量となるさらにがい管
1が細くなったことにより耐塩害特性も向上する。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので笠15の形状を
下ひだ付とし他の構成は同じくしたもので耐塩害特性は
一段と向上したものとなる。
〔考案の効果〕
以上述べたごとく本考案の気中用がい管によれば材料が
少なくてすむことから安価となりかつがい管自身の重量
も軽くなり、そしてブッシング自身も小形、軽量とな
る。さらにがい管の細形化により耐塩害特性も向上す
る。
また上、下端部の寸法を変えないため接合する相手部品
は従来の標準化されたものが使用でき、万一がい管上部
端に加わる水平荷重が設計値より大きいものを要求され
た場合でもがい管のみを従来のものに変換するだけで対
応できるなどその効果は多大なものがある。
なお本考案の説明はセンタークランプ方式のがい管につ
いて行っているが金具付のがい管についても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のがい管の一実施例を示す半断面図、第
2図は本考案のがい管の構成説明を示す半断面図、第3
図は本考案の他の実施例を示す半断面図、第4図は従来
のがい管を示す半断面図である。 1……がい管、2……上端部 3……下端部、4……中間胴部 5……笠、10……ブッシング 15……笠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状を成し気中において用いられる気中用
    がい管において、その両端部の肉厚に対して中間部の肉
    厚を30%〜50%薄くしたことを特徴とする気中用がい
    管。
JP356787U 1987-01-16 1987-01-16 気中用がい管 Expired - Lifetime JPH0610576Y2 (ja)

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JP356787U JPH0610576Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16 気中用がい管

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JPS63112710U JPS63112710U (ja) 1988-07-20
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