JPH07234619A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07234619A
JPH07234619A JP6025113A JP2511394A JPH07234619A JP H07234619 A JPH07234619 A JP H07234619A JP 6025113 A JP6025113 A JP 6025113A JP 2511394 A JP2511394 A JP 2511394A JP H07234619 A JPH07234619 A JP H07234619A
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JP
Japan
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toner
drum
photosensitive drum
photoconductor
cleaning
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JP6025113A
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Atsushi Asai
淳 浅井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アモルファスシリコン感光体を用いた画像形
成装置において、該画像形成装置の停止中に、感光体の
表面が低抵抗化することにより、いわゆる画像流れが生
じることを防止すること。 【構成】 アモルファスシリコン感光体、現像材供給手
段、クリーニング手段を有する画像形成装置において、
メインスイッチを入れてから画像形成前までの期間で、
クリーニング部材を感光体に当接させたまま感光体を所
定回転数回転させるとともに、現像材を所定量クリーニ
ング部材に提供する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アモルファスシリコン
感光体を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アモルファスシリコン感光体を用
いた画像形成装置では、高湿下でドラム表面が低抵抗化
するため、あるいは帯電器で発生した放電生成物がドラ
ム表面へ付着しドラム表面が低抵抗化するために、表面
電荷が保持されずにいわゆる画像流れが発生することが
あり、その対策として、感光体内部にヒーターを設置す
ることがあった。また、メインスイッチを切ったあと
も、ドラムヒーターは通電状態(夜間通電)をすること
があった。
【0003】一方近年環境問題やエネルギー問題とし
て、夜間やスタンバイ中の消費電力を極力減らす要望が
強くなりつつある。
【0004】高湿下でドラムの夜間通電がないとメイン
スイッチオンと同時にドラムヒーターをいれたとして
も、画像流れになる。これは、一旦上がったドラム表面
の湿度を下げるのに時間を要することに加え、帯電器の
シールド板に吸着された放電生成物が、夜間揮発した場
合、ドラム表面の湿度が高いため、放電生成物がドラム
表面へ付着し易くなるからと考えられる。
【0005】そこで、特開昭63−235974、特開
昭63−261380のように電源投入後、クリーニン
グ装置を当接させたまま常時または一定時間ドラムを回
転させる方法が提案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】ところが、上記従
来例ではメインスイッチオンと同時にドラムヒーターを
入れたとしても、画像流れ防止の効果はわずかに認めら
れるものの完全に除去するには至らなかった。これは、
クリーニング装置でドラム表面を摺擦することにより放
電生成物等の低抵抗物質をトナーと共にドラム表面から
除去しようとする狙いが、以下の理由で完全に達成され
ていないからと考えられる。まず第一に、クリーニング
装置内の摺擦部材は、主に転写残りのトナーをドラムと
の間に介在させてドラムとの摺擦を行なっているが、転
写残りのトナーには転写紙中に填量として含まれるタル
ク(化学組成Mg3 (Si410)(OH)2 )その他
の吸湿性の物質を含むことが有り、このため高湿下では
ドラム表面抵抗が部分的に1011Ω程度まで下がり、画
像流れが発生しやすくなることがあった。また第二に、
転写残りのトナー中には、トナー中に含まれる外添剤の
比率が高くなることがあった。これは、外添剤がトナー
の帯電極性と逆極性の場合に顕著で、この場合、クリー
ニング部での外添剤の比率が高くなり、ドラムへの摺擦
力が少なくなる事があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ではクリーニング
装置に新たなトナーを供給しつつ、クリーニング装置で
ドラム表面を摺擦することにより、ドラムの摺擦力が維
持でき、画像流れのない安定した画像が得られるもので
ある。
【0008】すなわち、メインスイッチを入れてから画
像形成前までの期間で、クリーニング部材を感光体に当
接させたまま感光体を約200回転以上駆動させるとと
もに感光体駆動中は、少なくとも最大画像幅内で現像剤
を約1平方センチ当たり0.1ミリグラムから1.5ミ
リグラムクリーニング部材へ供給することにより、ドラ
ムヒーターを夜間通電しなくても、高湿下において画像
流れのない、鮮鋭な画像が得られるものである。
【0009】
【実施例】つぎに本発明の実施例を示す。
【0010】図2は本発明を実施した画像形成装置のド
ラム周り及び定着装置の概略断面図で、アモルファスシ
リコン感光体としての感光ドラム1、前露光2、一次帯
電器10、画像露光11、現像装置12、ポスト帯電器
14、転写分離帯電器13、クリーナー3、定着ローラ
7及び加圧ローラ9を有する定着装置が配置されてお
り、一次帯電器10、現像スリーブ17、転写分離帯電
器13には不図示の高圧電源等が接続されている。ま
た、感光ドラム、現像スリーブ、定着ローラーはそれぞ
れ駆動モーターを持ち、独立に駆動可能である。また、
最大画像幅はA4横の、約290mmで、プロセススピ
ードは500mm/secである。現像装置12は、直
径20mmのアルミ表面にフェノール樹脂、グラファイ
ト、カーボンを混合したコート層を形成した現像スリー
ブを感光ドラムと順方向に相対速度150%で駆動し、
現像スリーブと感光ドラム間の距離を230μm、また
現像スリーブ上のトナーのコートは磁性ブレードを用
い、現像スリーブと磁性ブレードの距離は280μm、
現像バイアスには、周波数2700Hz、ピーク間電圧
1400V、デューティ比50%の正弦波と直流の重畳
したものである。トナー15は、マイナス帯電の平均粒
径約9μm、メインバインダーがスチレンアクリル、磁
性体が約80重量部、外添剤にチタン酸ストロンチウム
を4%、シリカを0.5%、ガラス転移点約60℃の1
成分磁性トナーで、現像スリーブ上のトナーのトリボ
は、−3〜−12(μc/g)、コート量は0.6〜
1.3mg/cm3 である。感光ドラム1は、直径10
8mm厚み約5mmのアルミシリンダー上にグロー放電
等により、約30μmアモルファスシリコン感光層を形
成したものを使い、定着装置は、厚み0.25mmのシ
リコーンゴム層の上に表層約20μmのフッソ樹脂(P
TFE)を焼成等でコートした定着ローラー7、その内
部に定格1000Wのハロゲンヒーター8、直径60m
m、厚み5mmのシリコーンゴム上に、厚み100μm
のフッソ樹脂(PFA)チューブを被覆した加圧ローラ
ー9からなる。さらに感光ドラムの内部には、約80ワ
ットの面状発熱ヒーター16が一周分設置され、アルミ
シリンダーの温度が42℃になるように電力制御されて
いる。
【0011】図1はクリーナー部の概略断面図で、クリ
ーナー3は、材質がウレタンで厚み2mmのクリーニン
グブレード4、直径18mmで各磁束密度500ガウス
の8極の磁極を持つクリーニングローラー5、直径8m
mの規制ローラー6から構成され、クリーニングローラ
ー5は図4に示すように感光ドラムの進行方向に対し、
カウンター回転方向に対感光ドラムの120%の周速
で、また規制ローラー6はクリーニングローラーの回転
方向に対しカウンター方向に対クリーニングローラーの
5%の周速で、それぞれ感光ドラムからの駆動により回
転している。しかし、これらの各回転方向は、必要に応
じ逆方向にすることもできる。クリーニングローラー5
と感光ドラム1、クリーニングローラー5と規制ローラ
ー6のギャップはそれぞれ1.5mm,1.9mmであ
る。クリーニングローラー5上には、規制ローラー6で
規制された転写残りトナーがコートされ、このトナーが
感光ドラムと摺擦しながら接触することで感光ドラム上
にトナーがコートされ、図4に示したように、その後下
流に設置されたクリーニングブレードでトナーを感光ド
ラム上からスクレープすることでクリーニングしてい
る。一方、クリーニングローラーからクリーナーケーシ
ング内に落ちたトナーは、図1のスクリュー18により
図面の奥側方向に搬送され廃トナー容器に回収される。
【0012】次に実施例の動作の説明を行なう。
【0013】メインスイッチをオンすると同時に定着ヒ
ーター8及びドラムヒーター16がオンになり、定着ロ
ーラー7、感光ドラム1の加熱を始める。それとほぼ同
時に感光ドラム駆動用、及び現像スリーブ駆動用のモー
タが回転し始める。また感光ドラムに近接している転写
材分離補助用の爪は解除する。現像スリーブには、現像
バイアスが印刷され、最大画像幅の範囲で感光ドラム上
に一様にトナーが現像される。この時の感光ドラム上の
トナーの現像量は約0.4ミリグラム/平方センチメー
トルで、感光ドラム上の表面電位はほぼゼロボルト、現
像バイアスは上記の交流成分に加え、直流成分をゼロボ
ルト程度にする。また、この時ポストバイアス、転写バ
イアス、分離バイアスは、オフしている。感光ドラム上
のトナーはクリーニング部に入り、新しいトナーがクリ
ーニングローラーに供給される。新しいトナーはクリー
ニングローラー上にあったトナーと入れ替わりながら感
光ドラムを摺擦し、感光ドラムとクリーニングローラー
にクーロン力及びファンデルワールス力で付着し、感光
ドラムに付着したトナーはクリーニングブレード部でス
クレープされる。定着ローラーが約180℃になった時
点で、定着ローラーの回転を開始する。その後、定着ロ
ーラーの温度は、約5分で定着可能温度の185℃に達
する。この時、感光ドラム、現像スリーブ、定着ローラ
ーは回転を停止する。停止時のシーケンスは、まず現像
バイアスの直流及び直流分をゼロボルトに切り換え、感
光ドラムを一周以上回転してから感光ドラム、現像スリ
ーブ、定着ローラーを同時に停止させる。感光ドラムの
回転数は回転時間が5分の時は5×60×500÷10
8÷3.14=422(回)である。回転時間、回転
数、ドラム上のトナーの現像量と画像流れの関係は以下
のようになる。トナーの現像量は図3に示すように現像
バイアスの直流分を変えることで変化させた。
【0014】また、画像流れの相対評価は、32.5
℃、相対湿度80%の環境下でA4サイズの国内64グ
ラム紙で5000枚連続コピー後メインスイッチ、ドラ
ムヒーターを切り約15時間放置した後、メインスイッ
チオンと同時にドラムヒーターをオンにして約5分後に
ウエイトアップした直後の1枚目の画像により判定し
た。判定には、細かめの文字のチャートを用い、画像濃
度により画像流れのレベルが変わるので、オリジナルチ
ャートの0.3の反射濃度の部分が0.2程度となるよ
うな現像条件に統一し、ランクは主観評価で決め、ラン
ク3以上が一応実用可能であり、ランク4以上が、実用
上問題ないと判断できる好ましいレベルとした。その結
果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】現像トナー量が約1平方センチ当たり1.
5ミリグラムを越える場合は、クリーニング部のトナー
飛散が激しくなり、一次ワイヤー汚れや機内のトナー汚
れで、実用上使えないことがわかった。
【0017】また、このトナーを使った場合の感光ドラ
ムの平均削れ量は100万回転当たり、約200オング
ストロームであり、感光体の寿命に関しても、問題のな
いレベルであった。
【0018】上の実験より、感光ドラムの空回転回数は
約150回転以上、好ましくは約200回程度以上で、
かつ感光ドラムへ現像するトナー量は約1平方センチ当
たり0.05ミリグラムから1.5ミリグラム、好まし
くは、0.1ミリグラムから1.5ミリグラムが必要と
判断した。
【0019】〈他の実施例〉次に本発明の第二の実施例
を示す。
【0020】この実施例では、クリーニング部の廃トナ
ーを現像部へ搬送し、トナーを再利用しているのでトナ
ーの供給量を多めに設定しても、実用上のトナーの消費
量を少なくすることが可能である。装置構成は第一の実
施例と基本的に同一とする外、廃トナーから紙粉や紙中
に含まれる繊維、填量等を分離し、再利用に適するトナ
ーのみを選別する廃トナー分離手段、選別されたトナー
を現像ホッパー部まで搬送する廃トナー搬送手段、搬送
された廃トナーを適量ずつ現像部へ供給する廃トナー供
給手段が新たに追加される。トナーは、外添剤のチタン
酸ストロンチウムがないだけでその他は第一の実施例と
同一である。
【0021】次に実施例の動作の説明を行なう。
【0022】メインスイッチをオンすると同時に定着ヒ
ーター及びドラムヒーターがオンになり、定着ローラ
ー、感光ドラムの加熱を始める。それとほぼ同時に感光
ドラム駆動用、及び現像スリーブ駆動用のモーターが回
転し始める。
【0023】現像スリーブには、現像バイアスが印加さ
れ、ドラム上にトナーが現像される。この時のドラム上
のトナーの現像量は0.4ミリグラム/平方センチメー
トルで、ドラム上の表面電位はほぼゼロボルト、現像バ
イアスは上記の交流成分に加え、直流成分を0ボルト程
度にする。また、この時ポストバイアス、転写バイア
ス、分離バイアスは、オフしている。感光ドラム上のト
ナーはクリーニング部に入り、新しいトナーがクリーニ
ングローラーに供給される。新しいトナーはクリーニン
グローラー上にあったトナーと入れ替わりながら感光ド
ラムを摺擦し、感光ドラムとクリーニングローラーにク
ーロン力及びファンデルワールス力で付着し、感光ドラ
ムに付着したトナーはクリーニングブレード部でスクレ
ープされる。定着ローラーが約180℃になった時点
で、定着ローラーの回転を開始する。その後、定着ロー
ラーの温度は、メインSW ONから約5分で定着可能
温度の185℃に達する。この時、感光ドラム、現像ス
リーブ、定着ローラーは回転を停止する。停止時のシー
ケンスは、まず現像バイアスの直流分及び直流分をゼロ
ボルトに切り換え、感光ドラムを一周以上回転してから
感光ドラム、現像スリーブ、定着ローラーを同時に停止
させる。
【0024】次に本発明の第三の実施例を示す。基本構
成は第一の実施例と同一であるが、現像ホッパーからク
リーニングローラーへトナーを供給する、トナー供給手
段が設けられる。
【0025】次に本実施例の動作の説明を行なう。
【0026】メインスイッチをオンすると同時に定着ヒ
ーター及びドラムヒーターがオンになり、定着ローラ
ー、感光ドラムの加熱を始める。それとほぼ同時に感光
ドラム駆動用、及び現像スリーブ駆動用のモーターが回
転し始める。また、この時ポストバイアス、転写バイア
ス、分離バイアスは、オフしている。
【0027】一方トナー供給部材も同時に動作を開始し
て、クリーニングローラーへトナーが供給される。この
ときのトナーの供給量は毎秒約0.3グラムの割合であ
る。クリーニングローラーへ供給されたトナーは摩擦帯
電を受けない状態であるが、クリーニングローラー部
で、感光ドラムとの間で摺擦され、感光ドラムとクリー
ニングローラーに摩擦帯電により発生した電荷によるク
ーロン力及びファンデルワールス力で付着し、感光ドラ
ムに付着したトナーはクリーニングブレード部でスクレ
ープされる。定着ローラーが約180℃になった時点
で、定着ローラーの回転を開始する。その後、定着ロー
ラーの温度は、メインSW ONから約5分で定着可能
温度の185℃に達する。この時、感光ドラム、現像ス
リーブ、定着ローラーは回転を停止する。停止時のシー
ケンスは、まず現像バイアスの直流分及び直流分をゼロ
ボルトに切り換え、感光ドラムを一周以上回転してから
感光ドラム、現像スリーブ、定着ローラーを同時に停止
させる。
【0028】次に本発明の第四の実施例を示す。本実施
例では、画像流れが特に激しく発生する感光ドラム上の
場所に対してトナーを多く供給するものである。既に記
述した様に、放置時に帯電器に対応していた場所は、帯
電器のシールドに付着していた放電生成物が感光ドラム
上に付着し、感光ドラム表面を低抵抗化させるため、画
像流れが特に程度が悪い。そこで、画像形成装置の停止
又は放置時の感光ドラムと各帯電器の対応位置を検出す
る手段を設け、ウエイト中にその位置にトナーを多く供
給するものである。なお、本実施例の基本構成は第一の
実施例と同一であり、感光ドラムと各帯電器の位置を正
確に記憶するために、感光ドラムの駆動をステッピング
モーターで行ない、回転位置に正確に検出する方法をと
る。
【0029】次に本実施例の動作の説明を行なう。
【0030】メインスイッチをオンすると同時に定着ヒ
ーター及びドラムヒーターがオンになり、定着ローラ
ー、感光ドラムの加熱を始める。それとほぼ同時に感光
ドラム駆動用、及び現像スリーブ駆動用のモーターが回
転し始める。それとほぼ同時に感光ドラム駆動用、及び
現像スリーブ駆動用のモーターが回転し始める。現像ス
リーブには、現像バイアスが印加され、ドラム上にトナ
ーが現像される。この時のドラム上のトナーの現像量
は、放置時の一次帯電器、ポスト帯電器、転写分離帯電
器の3つがあった位置に対応した部分のみ1.5ミリグ
ラム/平方センチメートルで、その他の部分は0.4ミ
リグラム/平方センチメートルである。ドラム上の表面
電位はほぼゼロボルト、現像バイアスは上記の交流成分
に加え、直流成分を各々プラス50ボルト、及び0ボル
ト程度にする。また、この時ポストバイアス、転写バイ
アス、分離バイアスは、オフしている。感光ドラム上の
トナーはクリーニング部に入り、新しいトナーがクリー
ニングローラーに供給される。新しいトナーはクリーニ
ングローラー上にあったトナーと入れ替わりながら感光
ドラムを摺擦し、感光ドラムとクリーニングローラーに
クーロン力及びファンデルワールス力で付着し、感光ド
ラムに付着したトナーはクリーニングブレード部でスク
レープされる。定着ローラーが約180℃になった時点
で、定着ローラーの回転を開始する。その後、定着ロー
ラーの温度は、メインSW ONから約5分で定着可能
温度の185℃に達する。この時、感光ドラム、現像ス
リーブ、定着ローラーは回転を停止する。停止時のシー
ケンスは、まず現像バイアスの直流分及び直流分をゼロ
ボルトに切り換え、感光ドラムを一周以上回転してから
感光ドラム、現像スリーブ、定着ローラーを同時に停止
させる。
【0031】以上の各実施例は、ドラムヒーターが夜間
時のみOFFする例で説明したが、本発明に、ドラムヒ
ーターを全く使わない場合も含まれることは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メインスイッチを入れてから画像形成前までの期間で、
クリーニング部材を感光体に当接させたまま感光体を2
00回転以上駆動させるとともに感光体駆動中は、少な
くとも最大画像幅内で現像剤を1平方センチ当たり0.
1ミリグラムから1.5ミリグラムクリーニング部材へ
供給することにより、ドラムヒーターを夜間通電しなく
ても、高湿下において画像流れのない、鮮鋭な画像が得
られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施例のクリーナー部
の概略断面図
【図2】本発明を実施した複写機のドラム周り及び定着
装置の概略断面図
【図3】本発明の実施例の現像バイアス直流分と感光ド
ラム上現像量を示す図
【図4】本発明の実施例のクリーニングローラー及び感
光ドラム上のトナーを示す概略断面図
【符号の説明】
1…感光ドラム 2…前露光 3…クリーナー 4…クリーニン
グブレード 5…クリーニングローラー 6…規制ローラ
ー 7…定着ローラー 8…ハロゲンヒ
ーター 9…加圧ローラー 10…一次帯電
器 11…画像露光 12…現像装置 13…転写分離帯電器 14…ポスト帯
電器 15…トナー 16…面状発熱
ヒーター 17…現像スリーブ 18…スクリュ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アモルファスシリコン感光体、現像剤を
    感光体へ供給するための現像剤供給手段、感光体に当接
    するクリーニング手段からなる画像形成装置において、 メインスイッチを入れてから画像形成前までの期間で、
    クリーニング部材を感光体に当接させたまま感光体を約
    200回転以上駆動させるとともに、上記感光体駆動中
    は、少なくとも最大画像幅内で常に現像剤を約1平方セ
    ンチ当たり0.1ミリグラムから1.5ミリグラムクリ
    ーニング部材へ供給することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 廃トナーから良好なトナーを選別分離す
    る廃トナー分離手段、該選別されたトナーを現像ホッパ
    ー部に搬送する搬送手段、該搬送されたトナーを現像部
    に供給する供給手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像ホッパーからクリーニングローラへ
    トナーを供給するトナー供給手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 放置時の感光体と該感光体に対する帯電
    器の対応位置を検出する手段を設け、該検出手段による
    検出信号に基づき、前記対応位置に多量のトナーを供給
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
JP6025113A 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置 Pending JPH07234619A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170835A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Kyocera Mita Corp クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置
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