JP2000231320A - クリーニング装置、及び画像形成装置 - Google Patents
クリーニング装置、及び画像形成装置Info
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Abstract
て当接させてクリーニング性能を安定させ、また、トナ
ーの供給過多による融着を防止する。 【解決手段】 通常は、第1のモードを選択して、感光
ドラム1を回転させたときには、クリーニングローラ
(マグネットローラ)9eを回転させて、その表面にて
担持、搬送した磁性のトナーを感光ドラム1表面に付着
させてクリーニングブレード9bのニップNに供給す
る。トナーが潤滑剤として作用し、クリーニング性能が
安定し、ブレードめくれ等を防止できる。一方、高温高
湿環境下における画像形成開始時等には、トナー融着が
発生しやすいので、このときは、クリーニングローラ9
eの回転を減速させて、ニップNに対するトナーの供給
量を減少させる。
Description
リーニングするためのブレード部材を備えた複写機、レ
ーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。
等の画像形成装置においては、一般に、感光ドラム(像
担持体)表面に静電潜像を形成し、この静電潜像にトナ
ーを付着させてトナー像として現像(可視像化)し、さ
らに、このトナー像を紙等の転写材に転写した後、加熱
して定着させる。このような画像形成装置においては、
トナー像転写後の感光ドラム表面には、転写材に転写さ
れなかったトナー(転写残トナー)や紙粉(紙の繊維や
紙成分の一部)などが付着している。これら付着物は、
クリーニング装置によって感光ドラムから除去し回収し
ている。
ドラム表面にクリーニングブレード(クリーニング部
材)を当接させることによって、像担持体表面から付着
物を掻き取るものがよく知られている。
を設け、クリーニング機能をさらに安定させるクリーニ
ング装置もある。例えば、補助部材として、感光ドラム
の回転方向に沿ってのクリーニングブレードの下流側に
磁気トナーブラシ(トナー供給手段)を配設し、この磁
気トナーブラシによってクリーニングブレードが感光ド
ラム表面から掻き落としたトナーを再度、クリーニング
ブレードに供給するものである。この再供給により、感
光ドラム表面とクリーニングブレードとの間のニップに
常時、ほぼ一定量のトナーが供給され、ニップにおける
両部材の摩擦係数が安定し、クリーニング性能が安定す
る。
磁性トナーブラシを有する画像形成装置においては、感
光ドラム表面にトナーの付着(静電的な付着もあわせ
て、この減少を「融着」とする。)を起こしやすい状況
では、融着の解消能力が低いという問題がある。この原
因は、感光ドラム表面の凹凸等の条件により感光ドラム
表面にトナーが付着した場合に、感光ドラム表面とクリ
ーニングブレードとの間のニップで除去されるトナーよ
りも、磁性トナーブラシにより融着部に供給されるトナ
ーの方が多くなり、結果として融着が成長することによ
るものと考えられる。この現象は、特に高温高湿環境で
発生しやすいことが知られており、また、感光ドラムに
対するトナーの付着現象であるから、感光ドラム表面の
状態も大きく影響する。したがって、耐久時間の長い感
光ドラムを、高温高湿環境下で使用する場合に特に融着
現象が発生しやすい。
であり、像担持体(上述では感光ドラム)に対するトナ
ーの融着を防止するようにしたクリーニング装置、及び
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
明は、転写工程後に感光体表面から残留トナーを除去す
るクリーニング装置であって、前記感光体表面に当接さ
れて、この感光体表面の残留トナーを掻き取るために弾
性部材で構成したクリーニングブレードと、前記感光体
表面の移動方向にみて前記クリーニングブレードの上流
側に配設され、前記感光体表面にトナーを付着させるこ
とで、前記クリーニングブレードの当接部にトナーを供
給するトナー供給手段と、を有し、前記トナー供給手段
は、前記感光体表面を介して前記クリーニングブレード
の当接部にトナーを供給する第1のモードと、前記感光
体表面にトナーを供給しない第2のモードとに切り替え
可能で、画像形成装置本体のメインスイッチがオンにな
ったときに、前記第2のモードが選択可能である。
を用いた画像形成装置を提供する。上述の目的を達成す
るための請求項1に係る本発明は、像担持体と、前記像
担持体に当接し前記像担持体をクリーニングするブレー
ド部材と、前記像担持体の回転方向についての前記ブレ
ード部材の上流側でかつ転写部の下流側に配置されたト
ナー供給手段であって、前記ブレード部材の当接部まで
搬送されるトナーを前記像担持体に供給するトナー供給
手段と、前記トナー供給手段のトナー供給量を制御する
制御手段と、を備える画像形成装置において、前記制御
手段は、第1のモードと、前記第1のモードよりもトナ
ー供給量の少ない第2のモードとを選択する選択手段を
備え、前記ブレード部材が装着されている画像形成装置
本体のメインスイッチがオンになったときに、前記第2
のモードを選択可能である、ことを特徴とする。
ると、感光体表面とクリーニングブレードとの当接部に
トナーを供給する第1のモードと、供給しない第2のモ
ードとを選択することができるので、クリーニングブレ
ードを感光体表面に安定して当接させることと、トナー
の供給過多による融着を防止することとを両立させるこ
とができる。
施の形態について説明する。
像形成装置の一例を示す。なお、同図は、画像形成装置
(例えば、複写機、レーザプリンタ)の概略構成を模式
的に示す縦断面図である。
て、ドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」と
いう。)1を備えている。感光ドラム1は、アルミニウ
ム製等のドラム基体の表面にOPC(有機光半導体)等
の感光層を設けて構成されている。感光ドラム1は、ド
ラム駆動モータ(不図示)によって矢印R1方向に所定
のプロセススピード(例えば、340mm/sec )で回転
駆動される。
帯電される。同図に示す帯電装置2は、スコロトロンタ
イプのものであり、感光ドラム1表面に対向するように
配置されている。この帯電装置2に帯電バイアス印加電
源(不図示)によって帯電バイアスを印加することによ
り、感光ドラム1表面は、所定の極性、所定の電位に均
一に帯電される。
についての帯電装置2の下流側には、露光手段3が配設
されている。露光手段3としては、例えば、レーザスキ
ャナが使用される。レーザスキャナは、画像情報に応じ
てオン/オフ制御されたレーザ光Lにより、帯電後の感
光ドラム1表面を走査露光することで、レーザ光照射部
分の電荷を除去して静電潜像を形成する。
4が配設されている。現像装置4には、マグネット(磁
界発生手段)を内側に有する現像ローラ4aが設けられ
ている。現像ローラ4aは、現像容器4b内に貯蔵され
ているトナー5を摩擦帯電させて表面に薄層担持し、感
光ドラム1表面に対向する現像位置まで搬送する。現像
ローラ4aには、現像バイアス印加電源(不図示)によ
って現像バイアスが印加され、これにより、現像位置に
搬送されたトナー5は静電潜像に付着されてこれをトナ
ー像として現像する。
明で使用するトナーは磁性トナー(磁性を有するトナ
ー)であり、スチレン−ブチルメタクリレート−ジメチ
ルアルミノエチルメタクリレート(重量比7:2.5:
0.5)共重合体100重量部、BET表面積5m2/
gでモース硬度5.5のマグネタイト40重量部、及び
重量平均分子量15000で沸点n−ヘキサン抽出分2
0重量パーセントのポリプロピレン3重量部を混合し、
ロールミルにて160℃で溶融混練した。冷却後、ハン
マーミルにて粗粉砕した後、ジェット粉砕機にて微粉砕
した。次いで、風力分級機を用いて分級し、体積平均粒
径がおよそ7.5μmの黒色微粉体を黒色磁性トナーと
して得た。
(比表面積およそ130m2/g)100重量部を攪拌
しながら側鎖にアミンを有するシリコーンオイル(25
℃における粘度70cps、アミン当量830)12重
量部を噴霧し、温度をおよそ250℃に保持して60分
間処理した。生成した処理シリカのトリボ電荷量は+1
30μc/gだった。このシリカの硬度はモース硬度で
6.0であった。
アミンを有するシリコーンオイルで処理したシリカ微粉
体0.4重量部及び0.05重量部のポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)を外添して磁性トナーとした。
6と転写分離帯電器7が配置されており、転写ガイド6
によって転写分離帯電器7と感光ドラム1との間の転写
部Tに紙等の転写材8が給紙される。転写分離帯電器7
は、コロナ放電を利用してトナー像の感光ドラム1から
転写材8への転写、及びトナー像が転写された転写材8
の感光ドラム1からの分離を行うものである。なお、転
写に利用するコロナ放電(転写バイアス)はトナー5と
逆極性のものであり、分離に利用するコロナ放電(分離
バイアス)はトナー5と同極性のものである。これらは
それぞれ転写バイアス印加電源、分離バイアス印加電源
(不図示)によって印加される。
転写部Tの下流側には、本発明に係るクリーニング装置
9が配設されており、このクリーニング装置9は、トナ
ー像転写後に感光ドラム1上に残留するトナー(転写残
トナー)を回収するものである。
す。なお、同図は、クリーニング装置9の構成を示す縦
断面図(感光ドラム1の母線に直交する方向の縦断面
図)である。
Aと、トナー供給手段Bとを備えており、後に詳述する
ように、クリーニング手段Aによって掻き取ったトナー
を画像形成装置本体内の回収ボックス(不図示)に回収
するものであるが、掻き取ったトナーの一部は回収しな
いでトナー供給手段Bによって所定のタイミングで潤滑
剤としてクリーニング手段Aに供給するものである。
よって形成されたクリーニングブレード9bを有してい
る。クリーニングブレード9bは、軸9kを中心に揺動
する保持器9mによって保持されており、この保持器9
mがばね(引っ張りばね)9cによって矢印Rk方向に
付勢されるのに伴って、感光ドラム1表面に所定の当接
圧で当接されている。当接部分には、感光ドラム1の母
線に沿って直線状のニップNが形成される。ニップN
は、感光ドラム1の側部(図2においては左側部)に形
成されている。したがって、感光ドラム1表面に付着し
ている転写残トナーは、クリーニングブレード9bによ
ってニップNにて掻き取られ、その自重によって下方に
落下するようになっている。
てクリーニングローラ9eを有している。クリーニング
ローラ9eは、感光ドラム1表面の移動方向に沿っての
クリーニングブレード9bの上流側で、かつこのクリー
ニングブレード9bの下方に配置されている。クリーニ
ングローラ9eは、マグネットをローラ状に形成したマ
グネットローラであり、感光ドラム1の矢印R1方向と
は逆の矢印Re方向に回転される(したがって、感光ド
ラム1表面とクリーニングローラ9e表面との移動方向
は両者の最近接部において同じになる。)。クリーニン
グローラ9eは、感光ドラム1に接触されないで離間さ
れており、クリーニングローラ9e表面と感光ドラム1
表面との間には、ギャップa1(例えば、2mm)が設け
てある。上述の、クリーニングブレード9bによって掻
き落とされ、落下したトナーは、クリーニングローラ9
eの表面に担持されて矢印Re方向に移動される。
左方には、ドクターローラ9fが配置され、このドクタ
ーローラ9fのさらに左方には、トナーバッファ部材9
gが配置されており、そして、これらの下方には、トナ
ー搬送スクリュー9dが配置されている。ドクターロー
ラ9fは、非磁性の丸棒で構成されており、クリーニン
グローラ9eの回転方向矢印Re方向と同じ矢印Rf方
向に回転する(したがって、クリーニングローラ9e表
面とドクターローラ9f表面の最近接部における移動方
向は反対になる。)。ドクターローラ9fは、これ自体
の回転によるトナー搬送能力は低いものであり、また、
トナーバッファ部材9gは、ドクターローラ9f側が下
方に傾斜している。したがって、クリーニングローラ9
eとドクターローラ9fとトナーバッファ部材9bとに
よって窪み状のトナー溜まり9jが形成される。ドクタ
ーローラ9f表面とクリーニングローラ9e表面との間
には、上述のギャップa1(2mm)よりも大きいギャッ
プa2(例えば、2.5mm)が設けてある。
部材9gの先端との間には、間隙9hが設けられ、ま
た、トナーバッファ部材9gの基端側にはスリット9i
が設けられており、上述のトナー溜まり9jに溜まった
トナーのうち余剰なものは、これら間隙9h、スリット
9iから下方のトナー搬送スクリューに向けて落下する
ようになっている。トナー搬送スクリュー9dは、矢印
Rd方向に回転することにより、トナーを画像形成装置
本体内の廃トナー回収ボックス(不図示)に搬送するも
のである。
の動作について説明する。
ニップNにおいてクリーニングブレード9bによって掻
き取られ、クリーニングローラ9e上に落下して付着す
る。クリーニングローラ9e上に付着したトナーは、そ
の回転によってドクターローラ9f側へ搬送される。こ
こで、トナーはトナーバッファ部材9gによって堰き止
められて一時的に滞留し、その後、間隙9hやスリット
9iからトナー搬送スクリュー9dに向かって落下す
る。こうして落下したトナーは、トナー搬送スクリュー
9dの矢印Rd方向の回転によって廃トナー回収ボック
スに回収される。
で矢印R1方向に、クリーニングローラ9eは後述する
第1のモードでは周速30mm/sec で矢印Re方向に、
また、ドクターローラ9fは周速3mm/sec で矢印Rf
方向に、そして、トナー搬送スクリュー9dは適宜な回
転数で矢印Rd方向に回転する。
ーローラ9fの回転により、クリーニングローラ9eの
磁力によってその表面に担持され搬送されるトナーは、
前述のように、クリーニングローラ9e表面とドクター
ローラ9f表面との間のギャップa2(2.5mm)によ
って、クリーニングローラ9e表面における層厚が2.
5mmに規制される。この状態でさらにクリーニングロー
ラ9eが回転すると、2.5mmに層厚規制されたトナー
は、感光ドラム1表面とのギャップa1に搬送され、こ
のギャップa1が2mmであることに基づき、感光ドラム
1表面に接触し付着されて、感光ドラム1表面にコート
される。コートされたトナーは、感光ドラム1の回転に
より、感光ドラム1表面に当接されているクリーニング
ブレード9bのニップNに供給され、クリーニングブレ
ード9bの一様な滑り性を確保している。この際、上述
のトナー溜まり9iは適量のトナーを一時滞留させるこ
とにより、クリーニングローラ9e表面に拘束されるト
ナー量を安定させ、最終的には感光ドラム1の表面に一
様なトナーコートを形成し、ニップNに供給されるトナ
ー量を安定させて、クリーニングブレード9bの一様な
滑り性を確保している。このように、トナー溜まり9i
はトナーコートを安定させ、クリーニングブレード9b
の「めくれ」や「ビビリ」等を防止する重要な役目を果
たしている。
性率は、温度に対して図3に示すように変化する特性を
有している。一般に、クリーニングブレード9bの反発
弾性率が低いと、クリーニングブレード9b外部からの
衝撃に対する応答性が低く、例えば平滑な平面上に突起
がある場合、その突起に対してクリーニングブレード9
bの感光ドラム1への当接部は変形速度が遅く、当接部
は突起に強く衝突して突起を削り取る。したがって、感
光ドラム1表面の細かい凹凸がクリーニングブレード9
bによって削り取られ、感光ドラム1の表面層が全体的
に研磨される。
性率が高い場合には、クリーニングブレード9bが感光
ドラム1表面の突起に当たると、その感光ドラム1への
当接部が素早く変形するために突起への衝撃は弱く、ク
リーニングブレード9bの当接部は突起を乗り越える。
また、突起に限らず、感光ドラム1表面に付着したトナ
ーに対してもクリーニングブレード9bは同様に作用
し、クリーニングブレード9bの付着解消能力は低く、
感光ドラム1表面の凹凸に対するクリーニングブレード
9b自体のダメージは少ない。
光ドラム1を回転駆動したときには、クリーニングロー
ラ9eは30mm/sec の速さで回転させて、このクリー
ニングローラ9eから感光ドラム1表面を介してクリー
ニングブレード9bのニップNに一定量以上のトナーを
供給する。これを第1のモードとする。
置(画像形成装置本体)のメインスイッチ投入後に第2
のモードを選択して、ニップNにトナーを供給しないよ
うにする。
(周囲温度)が低い場合、例えば、まだ機内昇温(画像
形成装置本体内の温度上昇)が起こる前には、クリーニ
ングブレード9bは反発弾性率が低い状態で感光ドラム
1に当接されており、この状態で感光ドラム1はドラム
駆動モータ(不図示)によって駆動され、仮に感光ドラ
ム1の表面に融着トナーが存在する場合には、クリーニ
ングブレード9bの付着トナーへの衝突によって付着ト
ナーが感光ドラム1から削り取られやすくなる。この、
雰囲気温度が低いときには、第2のモードを選択し、感
光ドラム1を回転させ、一方、クリーニングローラ9e
を停止させる。これにより、クリーニングローラ9eか
ら感光ドラム1表面に対するトナーの供給量を停止す
る。
低く、かつ感光ドラム1のみ一定時間回転するタイミン
グとしては、図4に示すように、画像形成装置本体のメ
インスイッチを入れた直後から2分間とする。機内昇温
によりクリーニングブレード9bの温度が45℃付近ま
で上昇するが、画像形成装置の未使用時は基本的に画像
形成装置本体の雰囲気温度とクリーニングブレード9b
の温度は等しい。前者の45℃付近の場合、クリーニン
グブレード9bの反発弾性は、図3から25%であるこ
とがわかり、後者の場合(雰囲気温度が20℃と仮定)
は7%である。なお、上述の例については、特にフロー
チャートは示さないが、後述の図5のフローチャートに
おけるS2を、「雰囲気温度が所定温度以下」というス
テップに置き換え、さらに、所定温度を適宜に設定すれ
ば、上述の例においても、図5のフローチャートをその
まま流用することができる。
モードへ移行するにシーケンスを稼働させる条件として
は、画像形成装置本体使用環境の大気中水分量が15g
/kg(Air)以上の場合がある。いわゆる高温高湿環
境下において融着現象が発生し易くなるからである。ト
ナーが吸湿すると感光ドラム1との親和性が高まり、ま
た、感光ドラム1表面自体もまた反応しやすくなること
による。
うに、メインスイッチをONし(S1)、大気中水分量
が15g/kg(Air)以上(S2)のときは、2分
間、第2のモードを選択して、ニップNにトナーを供給
しないようにする。その後、第1のモードを選択し(S
4)、スタンバイ状態(S5)となる。なお、大気中水
分量が15g/kg(Air)未満の場合には、S2から
S6に移って第1のモードを選択する。つまり、第2の
モードを選択しないようにしている。図6に、第2のモ
ードを選択しない場合のタイムチャートを示す。
は、図5に示すように、ドクターローラ9fを、クリー
ニングローラ9eに対して移動可能に構成し、クリーニ
ングローラ9eとドクターローラ9fとのギャップa2
を変化させることで、第1のモードと第2のモードとを
実現するようにしている。
初めてメインスイッチを入れたとき(朝一空回転時)に
ドクターローラ9fをクリーニングローラ9e方向に移
動させ、クリーニングローラ9e上の磁性トナーのコー
ト層の層厚を減少させ、感光ドラム1に対してトナーの
付着がない状態をつくる。このような状態を作り出すこ
とでも、本発明を達成することができる。
示)により、感光ドラム1の駆動とクリーニングローラ
9eの駆動が行われている場合においては、実施の形態
1は、成り立たない。
ラ9eの双方が回転しているにもかかわらず、感光ドラ
ム1上にトナーの再コートがなされないようにするため
には、クリーニングローラ9e上のトナーが感光ドラム
1表面に接触しなければよい。接触により、再コートが
達成されているからである。
ラ9e周りの構成は、通常の画像形成装置使用時等には
クリーニングローラ9eの周囲と感光ドラム1表面との
ギャップa1が2.0mmであるのに対して、ドクターロ
ーラ9f表面とクリーニングローラ9e表面とのギャッ
プa2が2.5mmであり、ギャップa2で形成されたク
リーニングローラ9e上のトナーの層が感光ドラム1に
対して0.5mmの侵入量を有することとなっていた。
コートを防止する場合には、ドクターローラ9fの位置
をソレノイド磁石(図6参照)等を使用してクリーニン
グローラ9e方向へ1.0mm移動させることでギャップ
a2を2.5mmから1.5mmと、ギャップa1の2.0
mmよりも小さくして、クリーニングローラ9e上のトナ
ーの層が感光ドラム1表面と接触しないようにすること
ができる。
ととする構成を作り出すためのものであり、再コートを
しないタイミングとしては、実施の形態1と同様とす
る。本実施の形態2においても、実施の形態1と同様の
効果を上げることができる。
ンスイッチを入れた直後、一定時間に現像装置4の現像
ローラ4aを回転せしめ、トナーの帯電量を上昇させる
ということがよく行われている。これは、現像ローラ4
a上のトナーの帯電量をあらかじめ上昇させることで、
その日の朝の最初(以下「朝一」という。)の画像形成
から良好な画像形成を達成することを目的とする。
ローラ4aを回転させることは、結果として感光ドラム
1上にトナーを供給することとなる。現像装置4の現像
ローラ4a上のトナーが帯電し、感光ドラム1に対して
静電吸着することとなるからである。
ドラム1にトナーのコートがない状態でクリーニングブ
レード9bと当接させることが目的であることから、こ
の間に感光ドラム1上に微少とはいえトナーの付着があ
ることは本発明が狙う効果を低減することとなる。
実施の形態1、2においてさらに、朝一の画像形成を良
好なものとしつつ、かつ本発明の効果を維持せしめるも
のである。前述の実施の形態1、2において朝一空回転
時に現像装置4の現像ローラ4aの回転を同期させ、そ
の上で画像形成時の現像方向と逆のバイアスを印加す
る。これにより、感光ドラム1上に現像装置4によるト
ナーの供給はない状態で、かつ朝一から良好な画像を形
成することが可能となる。
おいては、使用したトナーはポジ帯電の磁性トナーであ
り、そのため現像ローラ4a内にマグネットローラを有
し、トナーの搬送には磁気力も用いており、現像時も電
気的及び磁気的な力で現像を行っているものであるが、
ここでは詳述しない。
電装置2による帯電後の感光ドラム1表面の電位が約4
00Vとなるように帯電条件を設定し、べた露光後の電
位は50Vとなるように露光量を調整し、現像装置4に
おける現像バイアスのAC成分は1.0kVPP、周波
数2.7kHz、Duty40%の矩形波し、直流成分の
電圧は280Vとしている。これに対して、画像形成装
置本体のメインスイッチを入れた直後の一定時間に現像
装置4の現像ローラ4aが回転する間においては、現像
バイアスのAC成分は発生させず、直流成分の電圧は−
100Vとする。また、帯電装置2による帯電は行わ
ず、感光ドラム1へはクリーニング装置9の下流側に設
置されている前露光装置10(図1参照)により表面電
位は50V以下にされている。
置4の現像ローラ4aに比して150V高く、トナーが
有する電荷によりトナーは、現像装置4の現像ローラ4
aに引き寄せられることとなり、感光ドラム1へのトナ
ー付着は防止される。これは、現像装置4の現像ローラ
4aが回転することにより発生する遠心力に対して磁場
・電場による吸引力が勝っていることから達成できるも
のである。なお、本実施の形態で使用した現像装置4の
現像ローラ4aの表面の磁束密度は1000ガウスであ
る。
ては、画像形成装置本体のメインスイッチON時に必ず
2分間、感光ドラム1のみ回転が行われることとしてい
た。
OFFしていただけ、又は、故障等により一時的に電力
の供給を中断していた場合等において、再度メインスイ
ッチを入れる度に感光ドラム1を2分間回転させること
は、非効率的である。先に感光ドラム1のみの回転が行
われてから、あまり多く画像形成されていない場合に
は、本発明により除去しようとするトナーの付着現象が
発生すらしていないし、機内温度が下がっていないた
め、クリーニングブレード9bのトナーの付着除去能力
も低いので、いわば無駄に感光ドラム1の回転が行われ
ていることとなる。
(不図示)の温度を検知してメインスイッチON時に定
着装置の温度が一定以下の場合にのみ「感光ドラムのみ
の回転」を一定時間行うこととする。
℃である定着装置の温度が100℃以下である場合には
「感光ドラム1のみの回転」を2分間行うこととする。
なお、定着装置には、温調のためにサーミスタが設けら
れており、これにより定着温度を検知することが可能で
ある。また、本実施の形態で使用した画像形成装置が有
する定着装置は、その装置の熱容量の関係から、20℃
雰囲気環境下において200℃から100℃まで温度が
下がるのに約1時間かかる。
ム1のみの回転」を行うこととする。なお、本実施の形
態の記載は「感光ドラム1のみの回転」と記載し、実施
の形態1の構成を基礎としている。しかし、実施の形態
2に記載しているクリーニングローラ9e上のトナーの
層厚を薄くした状態での駆動にも応用することができる
のはもちろんである。
は、第1のモードとして、原則として感光ドラム1を1
回転駆動したときは、クリーニングローラ9eを30mm
/sec の周速で回転させ、このクリーニングローラ9e
から感光ドラム1表面を介して、クリーニングブレード
9bのニップNに所定量のトナーを供給しており、これ
を第1のモードと称していた。
態1で行った「トナーの供給を止める」のではなく、
「トナーの供給量を減じる」状態を第2のモードとして
いる。すなわち、実施の形態1では、雰囲気温度が低い
場合に行う第2のモードにおいて、ここでは次のように
行うことでトナーの供給量を減じた。
いて、まず、画像形成装置本体のメインスイッチの投入
後に第2のモードを選択するが、このときクリーニング
ローラ9eを駆動して、周速を3mm/sec で矢印Re方
向に回転させる。この低速回転により上記ニップNへの
トナー供給量は、通常の供給量の約10%に減じること
が可能となった。
いては、第2のモードが選択されているときには、クリ
ーニングローラ9eの回転を減速することとしている。
しかし、画像形成装置の構成上、クリーニングローラ9
eの回転速度を複数有することが難しい場合も想定でき
る。この場合には、感光ドラム1の回転とクリーニング
ローラ9eの回転駆動が別駆動源作動可能に構成して、
第2のモードが選択された場合に、感光ドラム1のみが
回転することとする。このことにより、前述の実施の形
態1と同様の効果が得られる。感光ドラム1へのトナー
供給量は、極端に減少する一方、感光ドラム1に、クリ
ーニングローラ9e上にコートされているトナーが一定
のニップをもって当接しているので、そのニップ形状に
寄与しているトナーが感光ドラム1のみの回転により、
徐々に、クリーニングブレード9bと感光ドラム1との
ニップNに搬送されることとなるからである。これによ
りニップNへのトナーの供給量は、通常の供給量の約
0.5%に減じることができた。
温度や湿度の検知は、従来の装置でも適用されている温
度検知センサや湿度検知センサを利用するものである。
感光体表面とクリーニング手段の弾性部材とのニップ
に、トナーを供給する第1のモードとトナーを供給しな
い第2のモードとを切り替えることにより、クリーニン
グブレードを感光体に安定して当接させてクリーニング
性能を安定させることができる一方、トナーの供給過多
による融着を防止することができる。
縦断面図。
関係を示す図。
作タイミングを示す図。
縦断面図。
ソレノイドの動作タイミングを示す図。
すフローチャート。
い場合のクリーニングローラの動作タイミングを示す
図。
ャップ
Claims (26)
- 【請求項1】 転写工程後に感光体表面から残留トナー
を除去するクリーニング装置において、 前記感光体表面に当接されて、この感光体表面の残留ト
ナーを掻き取るために弾性部材で構成したクリーニング
ブレードと、 前記感光体表面の移動方向にみて前記クリーニングブレ
ードの上流側に配設され、前記感光体表面にトナーを付
着させることで、前記クリーニングブレードの当接部に
トナーを供給するトナー供給手段と、を有し、 前記トナー供給手段は、前記感光体表面を介して前記ク
リーニングブレードの当接部にトナーを供給する第1の
モードと、前記感光体表面にトナーを供給しない第2の
モードとに切り替え可能で、画像形成装置本体のメイン
スイッチがオンになったときに、前記第2のモードが選
択可能である、 ことを特徴とするクリーニング装置。 - 【請求項2】 前記第2のモードが選択された場合、前
記第2のモードが選択されてから所定時間経過後、前記
切り替え手段の作動を有効にする、 ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 【請求項3】 前記トナー供給手段は、表面にトナーを
担持するとともにこのトナーを前記感光体表面に接触さ
せて付着させるトナー担持部材で構成する、 ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 【請求項4】 前記トナー担持部材に担持されるトナー
は磁性を有するトナーであり、前記トナー担持部材は、
磁性を有するトナーを磁力によって表面に担持する回転
体である、 ことを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。 - 【請求項5】 前記切り替え手段は、前記トナー担持部
材の回転を駆動するか駆動しないかを切り替える手段で
ある、 ことを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。 - 【請求項6】 前記切り替え手段は、前記トナー担持部
材上に担持されるトナーの層厚を、前記トナー担持部材
と前記感光体とのギャップよりも厚くしたり薄くしたり
するトナー層厚変更手段を有する、 ことを特徴とする請求項3に記載のクリーニング装置。 - 【請求項7】 前記第2のモードは、使用環境雰囲気中
の水分量が所定量よりも多いときに選択される、 ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 【請求項8】 前記第2のモードは、前記クリーニング
装置が装着さている画像形成装置の使用終了後における
使用していない時間が、ある一定以上の時間であるとき
に選択される、 ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 【請求項9】 前記画像形成装置を使用していない時間
は、定着装置の温度を検知することで判断する、 ことを特徴とする請求項8に記載のクリーニング装置。 - 【請求項10】 前記感光体の駆動時で、かつ前記第2
のモードが選択された場合において、前記感光体に形成
した潜像を現像する現像装置の現像バイアスに、現像時
とは反対極性の現像バイアス電圧を印加する、 ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 【請求項11】 感光体に転写後に残留するトナーをク
リーニング手段で除去する画像形成装置であって、 無端移動する感光体と、 前記感光体表面を均一に帯電する帯電手段と、 静電潜像を形成するために、帯電後の前記感光体表面を
露光する露光手段と、 前記静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段
と、 前記感光体上のトナー像を他部材に転写する転写手段
と、 転写後の前記感光体表面に残ったトナーを除去するた
め、前記感光体表面に当接された弾性部材で構成したク
リーニングブレードと、前記感光体表面の移動方向にみ
て前記クリーニングブレードの上流側に配設され、前記
感光体表面にトナーを付着させて前記クリーニングブレ
ードの当接部にトナーを供給するためのトナー供給手段
と、前記トナー供給手段により前記感光体表面を介し、
前記クリーニングブレードの当接部にトナーを供給する
第1のモードと、前記トナー供給手段によりトナーを供
給しない第2のモードとに切り替える切り替え手段とを
有するクリーニング手段手段と、を備え、 画像形成装置本体のメインスイッチがオンになったとき
に、前記第2のモードが選択可能である、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項12】 前記第2のモードを設定するために、
環境雰囲気中の水分量を測定する手段を備える、 ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 前記第2のモードを設定するために、
定着手段の温度を検知する手段を備える、 ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 転写工程後に感光体表面から残留トナ
ーを除去するクリーニング装置において、 前記感光体表面に当接されて、この感光体表面の残留ト
ナーを掻き取るために弾性部材で構成したクリーニング
ブレードと、 前記感光体表面の移動方向にみて前記クリーニングブレ
ードの上流側に配設され、前記感光体表面にトナーを付
着させることで、前記クリーニングブレードの当接部に
トナーを供給するトナー供給手段と、を有し、 前記トナー供給手段は、前記感光体表面を介して前記ク
リーニングブレードの当接部にトナーを供給する第1の
モードと、前記感光体表面に供給するトナー量を減じる
第2のモードとに切り替え可能で、画像形成装置本体の
メインスイッチがオンになったときに、前記第2のモー
ドが選択可能である、 ことを特徴とするクリーニング装置。 - 【請求項15】 前記第2のモードが選択された場合、
前記第2のモードが選択されてから所定時間経過後、前
記切り替え手段の作動を有効にする、 ことを特徴とする請求項14に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項16】 前記トナー供給手段は、表面にトナー
を担持するとともにこのトナーを前記感光体表面に接触
させて付着させるトナー担持部材で構成する、 ことを特徴とする請求項14に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項17】 前記トナー担持部材に担持されるトナ
ーは磁性を有するトナーであり、前記トナー担持部材
は、磁性を有するトナーを磁力によって表面に担持する
回転体である、 ことを特徴とする請求項16に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項18】 前記切り替え手段は、前記トナー担持
部材の回転速度を第1のモードよりも減じるか、又は駆
動させないかを切り替える手段である、 ことを特徴とする請求項16に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項19】 前記切り替え手段は、前記トナー担持
部材上に担持されるトナーの層厚を、前記トナー担持部
材と前記感光体とのギャップよりも厚くしたり薄くした
りするトナー層厚変更手段を有する、 ことを特徴とする請求項16に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項20】 前記第2のモードは、使用環境雰囲気
中の水分量が所定量よりも多いときに選択される、 ことを特徴とする請求項14に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項21】 前記第2のモードは、前記クリーニン
グ装置が装着されている画像形成装置の使用終了後にお
ける使用していない時間が、ある一定以上の時間である
ときに選択される、 ことを特徴とする請求項14に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項22】 前記画像形成装置を使用していない時
間は、定着装置の温度を検知することで判断する、 ことを特徴とする請求項21に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項23】 前記感光体の駆動時で、かつ前記第2
のモードが選択された場合において、前記感光体に形成
した潜像を現像する現像装置の現像バイアスに、現像時
とは反対極性の現像バイアス電圧を印加する、 ことを特徴とする請求項14に記載のクリーニング装
置。 - 【請求項24】 感光体に転写後に残留するトナーをク
リーニング手段で除去する画像形成装置であって、 無端移動する感光体と、 前記感光体表面を均一に帯電する帯電手段と、 静電潜像を形成するために、帯電後の前記感光体表面を
露光する露光手段と、 前記静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段
と、 前記感光体上のトナー像を他部材に転写する転写手段
と、 転写後の前記感光体表面に残ったトナーを除去するた
め、前記感光体表面に当接された弾性部材で構成したク
リーニングブレードと、前記感光体表面の移動方向にみ
て前記クリーニングブレードの上流側に配設され、前記
感光体表面にトナーを付着させて前記クリーニングブレ
ードの当接部にトナーを供給するためのトナー供給手段
と、前記トナー供給手段により前記感光体表面を介し、
前記クリーニングブレードの当接部にトナーを供給する
第1のモードと、前記トナー供給手段によるトナー供給
量を減じる第2のモードとに切り替える切り替え手段と
を有するクリーニング手段手段と、を備え、 画像形成装置本体のメインスイッチがオンになったとき
に、前記第2のモードが選択可能である、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項25】 前記第2のモードを設定するために、
環境雰囲気中の水分量を測定する手段を備える、 ことを特徴とする請求項24に記載の画像形成装置。 - 【請求項26】 前記第2のモードを設定するために、
定着手段の温度を検知する手段を備える、 ことを特徴とする請求項24に記載の画像形成装置。
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KR100846789B1 (ko) | 2006-06-05 | 2008-07-16 | 삼성전자주식회사 | 대전롤러 클리닝 장치 및 이를 채용한 전자사진방식화상형성장치 |
CN100454174C (zh) * | 2002-03-29 | 2009-01-21 | 兄弟工业株式会社 | 处理部件及影像形成设备 |
JP2012226125A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Kyocera Document Solutions Inc | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP2012226124A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Kyocera Document Solutions Inc | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
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JP2017026799A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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