JP3914208B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
この現像装置を備えた画像形成装置で適切な現像を行うには、現像剤担持体上に常に安定したトナーの薄層を形成することが非常に重要である。
しかし、現像剤担持体上のトナー層の帯電及び均一なトナー層を形成するためには、層規制ブレードと現像剤担持体との当接圧を高く設定することが必要である。
このため、層規制ブレードへのトナー融着による白筋の発生や、搬送されるトナー量の低下による濃度低下、さらに正常に帯電していないトナーが感光体ドラムに供給されてトナーカブリやトナー飛散などを生じ、これによって画像が劣化する。
また、この場合、非接触のコロナ帯電器を用いてトナーホッパ4の感光体ドラム1付近のトナー溜め部4aのトナー5にストレスを与えずに帯電させると、コロナ帯電器の電極に逆帯電トナーの付着による汚れが発生し、コロナ帯電器が感光体ドラム1付近のトナー溜め部4aのトナー5を安定した状態で帯電することができなくなる問題がある。
本発明の現像装置は、静電潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像装置において、前記静電潜像担持体の周面に対向して配置され、前記トナーを収容するトナー溜めと、前記トナー溜めの内部に配置され、前記静電潜像担持体近辺のトナー溜め部の前記トナーを帯電させるコロナ帯電手段と、前記コロナ帯電手段の電極の汚れを清掃する第1のクリーニング手段とを具備し、前記トナー溜め内部に配置された前記コロナ帯電手段が、通紙時にはトナーに正規の帯電を付与する帯電バイアスを印加し、また、前記第1のクリーニング手段が、正規の帯電動作時と逆極性の放電開始電圧以下のクリーニングバイアスを前記コロナ帯電手段に印加してコロナ帯電手段をクリーニングすることを特徴とする構成を有するものである。
また、第1のクリーニング手段がコロナ帯電手段の電極の汚れを清掃するので、コロナ帯電手段の電極の汚れによるトナーの帯電の不安定化も防ぐことができる。
さらに、コロナ帯電手段の電極に付着した逆帯電トナーを装置全体の構成を大きく変えずにクリーニングすることが可能である。
現像装置は、図1に示すように、回転自在に支持された円筒状の感光体ドラム1に面する開口部40aを有し、非磁性一成分のトナー5を貯蔵するトナーホッパ4と、トナー5が供給された感光体ドラム1と所定の間隙を保持して対向し、感光体ドラム1との対向位置で表面が感光体ドラム1の表面と逆方向に移動する円筒状の電極ローラ6と、対向位置を通過した後の電極ローラ6の表面からトナー5を除去するトナー除去手段であるスクレーパ9と、電極ローラ6に対して直流電圧に交番電圧を重畳した電圧を印加する電極電源10と、感光体ドラム1近辺のトナー溜め部4aのトナー5を帯電させるためのコロナ帯電器12と、コロナ帯電器12の電極12aの汚れを清掃するための第1のクリーニング手段13とを備えている。
トナーホッパ4は、斜め下方に開口する開口部40aが形成された中空の筐体40であり、トナーホッパ4の筐体40の内部にトナー5を収納している。
トナーホッパ4の内部には、回転部材11及び電極ローラ6が図1中矢印S1で示す反時計方向及び矢印S2で示す時計方向に回転自在に支持されている。
回転部材11及び電極ローラ6は、回転方向の一部がトナーホッパ4の筐体40の開口部40aから露出して感光体ドラム1に対向している。
電極ローラ6の周面6aには、一端9aをトナーホッパ4内に固定されたスクレーパ9の他端9bが当接している。
また、トナーホッパ4の外部には排気手段が設けられても良い。
感光体ドラム1の感光層の材料としては、酸化亜鉛,セレン,アモルファスシリコン等の材料を用いることができる。
感光体ドラム1のアルミ素管上の感光層は、電荷発生層,電荷輸送層を積層して、40μm以下の層厚に形成されている。
感光体ドラム1の感光層の構成は、上記に限るものではなく、感光層の下層に下地層、表面に表面層を設けても良い。
感光体ドラム1の表面を均一に帯電させる帯電手段としては、スコロトロン等のコロナ帯電器を用いても良い。
信号光3は、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
具体的には、ポリスチレン,ポリ−p−クロルスチレン若しくはポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体の単重合体、スチレン−p−クロルスチレン共重合体,スチレン−プロピレン共重合体,スチレン−ビニルトルエン共重合体,スチレン−ビニルナフタレン共重合体,スチレン−アクリル酸メチル共重合体,スチレン−アクリル酸エチル共重合体,スチレン−アクリル酸ブチル共重合体,スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体,スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体,スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体,スチレン−α−クロロメタアクリル酸メチル共重合体,スチレン−アクリロニトリル共重合体,スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体,スチレン−ビニルメチルケトン共重合体,スチレン−ブタジエン共重合体,スチレン−イソプレン共重合体若しくはスチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体などのスチレン系共重合体、ポリ塩化ビニル,ポリ酢酸ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレン,シリコーン樹脂,ポリエステル樹脂,ポリウレタン樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリビニルブチラール,ロジン変性レジン,テルペン樹脂,フェノール樹脂,キシレン樹脂,脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂,芳香族系石油樹脂,塩素化パラフィン,パラフィンワックスなどを単独または2種以上の組合せで使用することができる。
特に、フルカラートナー用としては、熱特性制御などから軟化点が95℃以上、120℃以下のポリエステル樹脂が好ましい。
例えば、従来からモノクロ用として用いられているカーボンブラックやニグロシン染料などの他に、アゾ系染料,アントラキノン系染料,インジゴ染料,フタロシアニン系染料若しくはキサンテン系染料などの染料、アゾ系顔料,ベンズイミダゾロン系顔料,キナクリドン系顔料,フタロシアニン系顔料,イソインドリノン系顔料,イソインドリン系顔料,ジオキサジン系顔料,アントラキノン系顔料,ペリレン系顔料,ペリノン系顔料,チオインジゴ系顔料,キノフタロン系顔料若しくは金属錯体系顔料などの有機系顔料、酸化チタン,カーボンブラック,モリブデンレッド,クロムイエロー,チタンイエロー,酸化クロム若しくはベルリンブルーなどの無機系顔料、又は、アルミニウム粉などの金属粉等の公知の染料や顔料を用いることができる。
このような、定着温度の低温度化(省エネ)や高画質化には好ましいが、融着や劣化が生じやすいトナーであっても、本方式であれば、トナーへの負荷が小さいので、十分に使用可能である。
本発明の第1実施例では、トナー5を感光体ドラム1へ供給するためのトナー供給するトナー供給手段として、トナーホッパ4の筐体40に斜め下方に向って開口した感光体ドラム1に面する開口部40aを形成し、トナー5が重力により感光体ドラム1に接触する構成としている。
感光体ドラム1と電極ローラ6の回転方向は、図1に示すように、対向部で表面が互いに逆方向へ移動する方向で、周速は等速である。
電極ローラ6の材質は、導電性であれば良く、電極ローラ6の体積抵抗としては、105Ωcm以下であれば良い。
電極ローラ6の直径は、10mm〜20mmの範囲が良い。
この交番電圧は、sin波でも矩形波でも良く、静電潜像が形成された感光体ドラム1表面と電極ローラ6との間に実質的に交番電界が作用すれば良い。
なお、回転部材11と感光体ドラム1との間隔は、感光体ドラム1と電極ローラ6との間隔(200μm)以上の0.5mmに設定している。
回転部材11の表面の周速度は、感光体ドラム1の表面の周速度と同方向で、感光体ドラム1の表面の周速度(80mm/s)以上の100mm/sとしている。
また、回転部材11の表面をステンレスやアルミ等の導電性材料として、図示しない装置本体のGND電位部位に電気的に接続を備えても良い。
コロナ帯電器12の電極12aとしては、金属ワイヤであることが好ましい。
コロナ帯電器12の印加電圧値としては、感光体ドラム1の表面電位よりもトナー5の帯電極性側の−650V〜−3kV程度が良く、特に、−1.5kV〜−3kVが望ましい。
トナー5の帯電極性と同極性の電圧をコロナ帯電器12に印加することにより、放電電極付近で発生したイオンがトナー5に順極性の電荷を付与するため、トナー5を帯電させる作用が強くなり、感光体ドラム1へ供給されるトナー5の帯電量を増加させることができる。
まず、感光体ドラム1を帯電ローラ2により−600Vに均一に帯電させる。
この感光体ドラム1を信号光3が露光することで、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
この感光体ドラム1の露光電位は、一例として−70Vである。
この感光体ドラム1表面に重力によりトナーホッパ4内のトナー5が供給される。
また、トナー5は、コロナ帯電器12によって感光体ドラム1表面に付着する前に充分に帯電される。
図1中矢印S2で示す時計方向に回転する電極ローラ6の表面に付着して搬送されるトナー5は、スクレーパ9により掻き取られて除去され、トナーホッパ4へ戻される。
こうして、感光体ドラム1上に得られたトナー像は、転写ローラ8へ印加される電圧により記録紙7に転写される。
この記録紙7に転写されたトナー像を図示しない定着器により加熱及び加圧されることにより、記録紙7上に画像が形成される。
この結果、記録紙7上に形成された画像は、カブリも無く、濃度も十分で均一で、細線にも優れた高品位な画像が実現できる。
まず、トナーホッパ4内のトナー5は、感光体ドラム1表面に重力により供給される。
トナーホッパ4内の感光体ドラム1近傍のトナー溜め部4aのトナー5は、コロナ帯電器12による帯電と、感光体ドラム1との接触帯電、感光体ドラム1の回転によるトナー5同士の摩擦帯電とによって充分帯電される。
感光体ドラム1の回転により搬送されるトナー5は、感光体ドラム1と電極ローラ6との対向部に形成される楔状の空間に進入するに従って搬送される量が規制される。
こうして、所定量のトナー5が感光体ドラム1の回転により電極ローラ6との現像位置の現像ギャップへ搬送される。
この時、トナー5は、全体として−15μC/gに帯電する。
そこで、逆帯電トナーと同じ極性のバイアス、即ち、通常のトナー5の電荷と反対のバイアスをかけることによって、コロナ帯電器12の電極12aの逆帯電トナーによる汚れを取り除く必要がある。
但し、電圧は帯電バイアスよりも低く設定する必要がある。
例えば、図2に示すように、通紙時は、トナー溜め部4aのトナー5を帯電させるための帯電バイアス(−2.4kV)をコロナ帯電器12に印加し、非通紙時(紙間)は、第1のクリーニング手段13がコロナ帯電器12の電極12aの汚れを取るための正規の帯電動作時と逆極性の放電開始電圧以下のクリーニングバイアス(+1.2kV)をコロナ帯電器12に印加することによって、コロナ帯電器12の電極12aの汚れを取り除いてトナー5への安定した帯電が可能となり、コロナ帯電器12によるトナー5の帯電と第1のクリーニング手段13によるコロナ帯電器12の電極12aのクリーニングの役割を効率良く分けることができる。
本発明の現像装置は、第1のクリーニング手段13とは別のコロナ帯電器12の電極12aの汚れを清掃する第2のクリーニング手段14を具備しており、第2のクリーニング手段14が、コロナ帯電器12の電極12aに当接する清掃部材であるクリーニング部材15と、クリーニング部材15をコロナ帯電器12の電極12aに対して相対移動させる清掃部材走行手段16とを有し、第1のクリーニング手段13によるクリーニングバイアスの印加時にコロナ帯電器12の電極12aに当接するクリーニング部材15を清掃部材走行手段16により相対移動させてコロナ帯電器12をクリーニングするようになっている。
この交番電圧による電界によっても、感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置の現像ギャップの内部へ侵入するトナー量は規制される。
また、クラウド状態での往復運動により、トナー5と感光体ドラム1及び電極ローラ6との接触機会が増加する。
この接触により、トナー5が接触帯電するために、現像ギャップ中でトナー5の帯電は正規の極性に揃うと共に帯電量が増加する。
これにより、静電潜像に忠実に、且つ細線もシャープに現像できると共に、画像濃度も確保でき、カブリの少ない良好な画像を得ることができる。
この衝突時に、感光体ドラム1上のトナー5が弾き飛ばされて移動するので、非画像部のトナー5と感光体ドラム1との付着力を低減させて、電界力により除去することが容易になる。
この作用によって、感光体ドラム1の非画像部のカブリを除去して良好な画像を得ることができる。
現像後の感光体ドラム1上のトナー像は、全体として−20μC/gに帯電する。
したがって、トナー5が感光体ドラム1上に複数層形成していても、全てのトナー5を均一にむらなく帯電させることが可能である。
この結果、未帯電トナーや、弱帯電トナー、逆帯電トナーの発生を防止することが可能になり、カブリ,濃度低下の発生を防止することができる。
これにより、感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置で、トナー5が交番電圧により現像ギャップ内を疎な状態で往復運動できるので、トナー5と電極ローラ6及び感光体ドラム1との接触帯電の機会が増加する。
同時に、往復運動により、感光体ドラム1の非画像部に付着したトナー粒子に運動するトナー粒子を衝突させることができる。
このため、非画像部のトナー5と感光体ドラム1との付着力を低減させて、電界力により感光体ドラム1の非画像部のトナー5を除去することが可能になる。
したがって、感光体ドラム1の非画像部のカブリを除去して良好な画像を得ることができる。
感光体ドラム1上のトナー5の感光層に付着させる鏡像力は、トナー5の電荷と、この電荷によりGND電位のアルミ素管に誘起される鏡像電荷の吸引力として考えられる。
このため、トナー5とアルミ素管との距離が増加すると、トナー5を感光体ドラム1に付着させる力は、距離の二乗に反比例して低下する。
この感光体ドラム1の感光層の層厚が50μmの場合には、十分なトナー搬送力が得られないため、十分な画像濃度が得られない。
本発明の第1実施例では、感光体ドラム1の感光層が40μmの層厚であれば、十分な画像濃度が得られる。
この感光体ドラム1の感光層の層厚の決定には、転写や帯電、クリーニングといった各工程における感光体ドラム1への負荷による層厚の低下を考慮する必要があり、トナーホッパ4のトナー容量に対応する寿命を保証するために、感光体ドラム1の感光層の層厚は、5μmの厚さが必要であり、10μm以上とすることが望ましい。
本発明の第1実施例では、感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置の現像ギャップが200μm、電極電源10の交番電圧が1.6kVp−pなので、交番電界強度は8×106V/mとなる。
この範囲に電圧値を設定することによって、感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置でトナー5が振動可能になり、感光体ドラム1と電極ローラ6との対向部での帯電機会を確保し、感光体ドラム1の非画像部のトナー5を除去する作用も十分に得られる。
この電圧でトナー5を感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置の現像ギャップ内で往復運動させるために、現像ギャップは、1mm以下とすることが望ましい。
これにより、安価な電源で良好な画像を得ることができる。
Vth=312+6.2z 式[1]
上記式[1]にて、
z:空隙距離(μm)
Vth:z>8μmの時のパッシェンの法則の近似式
感光体ドラム1の表面の帯電電位が−600V、露光電位が−70Vなので、電極電源10による電圧は、−1622V〜+952Vとすれば良い。
本発明の第1実施例では、電極電源10の電源電圧は、−400Vの直流電圧に1.6kVp−pの交番電圧を重畳しているので、−1200V〜+400Vの電圧が電極ローラ6に印加される。
これにより、感光体ドラム1と電極ローラ6との対向部で、感光体ドラム1,電極ローラ6,トナー5が変質,劣化することを防止できる。
トナー5の重量や帯電量にも依存するが、電極電源10の交番電圧は、5kHzを超える周波数では、トナー5の往復運動が追随できなくなる場合がある。
一方、電極電源10の交番電圧の周波数が低い場合には、感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置の現像ギャップでのトナー5の往復運動の回数が不足して十分な帯電作用やカブリ除去作用が得られない。
電極電源10の交番電圧の周波数を500Hz〜3kHzとすることにより、トナー5が十分に均一に帯電され、カブリ等の異常画像の発生も防止される。
この構成により、電極ローラ6が現像ギャップからトナー5を搬送する作用が、感光体ドラム1がトナー5を現像ギャップへ搬送する作用以上となる。
このため、感光体ドラム1と電極ローラ6との現像位置の現像ギャップ内において、トナー5の粒子間隔が疎になり、トナー粒子が振動できる状態を保つことができる。
本発明の現像装置は、静電潜像担持体となる感光体ドラム27上に形成された静電潜像をトナー(非磁性一成分トナー)22により現像するものである。
感光体ドラム27は、図4中矢印S4で示す時計方向に回転する。
トナーホッパ21の内部には、現像剤担持体25及び供給ローラ24が図4中矢印S5で示す反時計方向及び矢印S6で示す時計方向に回転自在に支持されている。
現像剤担持体25は、回転方向の一部がトナーホッパ21の筐体50の開口部50aから露出して感光体ドラム27に対向している。
本発明の第2実施例では、トナー22を現像剤担持体25へ供給するための現像剤供給部材として、トナーホッパ21内に現像剤担持体25の周面25aに対向して供給ローラ24を配置している。
コロナ帯電器28の電極28aとしては、金属ワイヤであることが好ましい。
まず、現像剤担持体25表面に供給ローラ24によりトナーホッパ21内のトナー22が供給される。
そこで、逆帯電トナーと同じ極性のバイアス、即ち、通常のトナー22の電荷と反対のバイアスをかけることによって、コロナ帯電器28の電極28aの逆帯電トナーによる汚れを取り除く必要がある。
但し、電圧は帯電バイアスよりも低く設定する必要がある。
例えば、図2に示すような、通紙時は、トナー溜め部21aのトナー22を帯電させるための帯電バイアスをコロナ帯電器28に印加し、非通紙時(紙間)は、第1のクリーニング手段13がコロナ帯電器28の電極28aの汚れを取るための正規の帯電動作時と逆極性の放電開始電圧以下のクリーニングバイアスをコロナ帯電器28に印加することによって、コロナ帯電器28の電極28aの汚れを取り除いてトナー22への安定した帯電が可能となり、コロナ帯電器28によるトナー22の帯電と第1のクリーニング手段13によるコロナ帯電器28の電極28aのクリーニングの役割を効率良く分けることができる。
1a 周面
2 帯電ローラ
3 信号光
4 トナーホッパ(トナー溜め)
4a トナー溜め部
5 非磁性一成分トナー
6 電極ローラ
6a 周面
7 記録紙
8 転写ローラ
9 スクレーパ(トナー除去手段)
9a 一端
9b 他端
10 電極電源
11 回転部材
12 コロナ帯電器(コロナ帯電手段)
12a 電極
12b シールドケース
12c グリッド板
13 第1のクリーニング手段
14 第2のクリーニング手段
15 クリーニング部材(清掃部材)
16 清掃部材走行手段
17 プーリ
18 ワイヤ
21 トナーホッパ(トナー溜め)
21a トナー溜め部
22 非磁性一成分トナー
23 アジテータ(トナー攪拌手段)
24 供給ローラ(現像剤供給部材)
25 現像剤担持体
25a 周面
26 現像剤量規制ブレード(層規制ブレード)
26a 一端
26b 他端
27 感光体ドラム(静電潜像担持体)
27a 周面
28 コロナ帯電器(コロナ帯電手段)
28a 電極
28b シールドケース
28c グリッド板
40 筐体
40a 開口部
50 筐体
50a 開口部
Claims (6)
- 静電潜像担持体上に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像装置において、
前記静電潜像担持体の周面に対向して配置され、前記トナーを収容するトナー溜めと、前記トナー溜めの内部に配置され、前記静電潜像担持体近辺のトナー溜め部の前記トナーを帯電させるコロナ帯電手段と、前記コロナ帯電手段の電極の汚れを清掃する第1のクリーニング手段とを具備し、前記トナー溜め内部に配置された前記コロナ帯電手段は、通紙時にはトナーに正規の帯電を付与する帯電バイアスを印加し、また、前記第1のクリーニング手段は、正規の帯電動作時と逆極性の放電開始電圧以下のクリーニングバイアスを前記コロナ帯電手段に印加してコロナ帯電手段をクリーニングすることを特徴とする現像装置。 - 上記第1のクリーニング手段は、非通紙時に正規の帯電動作時と逆極性の放電開始電圧以下のクリーニングバイアスを上記コロナ帯電手段に印加してコロナ帯電手段をクリーニングする請求項1に記載の現像装置。
- 上記第1のクリーニング手段とは別の上記コロナ帯電手段の電極の汚れを清掃する第2のクリーニング手段を具備しており、前記第2のクリーニング手段は、前記コロナ帯電手段の電極に当接する清掃部材と、前記清掃部材を前記コロナ帯電手段の電極に対して相対移動させる清掃部材走行手段とを有し、前記第1のクリーニング手段によるクリーニングバイアスの印加時に前記コロナ帯電手段の電極に当接する前記清掃部材を前記清掃部材走行手段により相対移動させてコロナ帯電手段をクリーニングする請求項1に記載の現像装置。
- 上記第1のクリーニング手段は、正規の帯電動作時と逆極性の放電開始電圧以下のクリーニングバイアスを上記コロナ帯電手段に印加してコロナ帯電手段をクリーニングし、上記第2のクリーニング手段は、前記第1のクリーニング手段による前記クリーニングバイアスの印加時に前記コロナ帯電手段の電極に当接する上記清掃部材を上記清掃部材走行手段により相対移動させてコロナ帯電手段をクリーニングする請求項1または3に記載の現像装置。
- 上記コロナ帯電手段の電極は、金属ワイヤである請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置。
- 上記トナーとして、非磁性一成分トナーを用いる請求項1に記載の現像装置。
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