JPH07234197A - 液質検知装置および液質検知方法 - Google Patents

液質検知装置および液質検知方法

Info

Publication number
JPH07234197A
JPH07234197A JP2717094A JP2717094A JPH07234197A JP H07234197 A JPH07234197 A JP H07234197A JP 2717094 A JP2717094 A JP 2717094A JP 2717094 A JP2717094 A JP 2717094A JP H07234197 A JPH07234197 A JP H07234197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
electrodes
liquid quality
quality
electric conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2717094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Saitou
至昭 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2717094A priority Critical patent/JPH07234197A/ja
Publication of JPH07234197A publication Critical patent/JPH07234197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水質や海水濃度などの液質を容易に検知できる
検知装置および検知方法を提供することを目的とする。 【構成】水質や海水濃度といった液質が変化すると、そ
の電気伝導率も変化することに着目し、電圧V0が印加
され、かつ液体7に一定長さL浸かった電極棒81,82
間の出力電圧Vは、液体7の電気伝導率に対応すること
を利用し、前記出力電圧Vを計測することにより、液体
7の電気伝導率、したがって、液質の変化を検知するよ
うに構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、水道水の水質
や熱帯魚水槽の海水濃度といった液体の液質を検知する
検知装置および検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マンションとかホテルなどの飲料水の貯
水槽とか熱帯魚の水槽とかに配備してその水質の状態を
検知して飲料水として適しているかどうかをチェックす
ることは飲料水としての安全性の確保ならびに水槽内の
熱帯魚の生存上たいへん重要なことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
マンションとかホテルなどの飲料水用貯水槽内の水質は
様々な要因で変化するものであるが飲料水としての安全
性を確保する観点からは何等かの装置を用いてその水質
の状態を常時検知することが必要ではあるものの、水の
安全性を十分に確保しておくことができても価格が高い
とか取り扱いがたいへん不便であったのではその検知装
置の配備が遅れたりするおそれが高いので、簡便に水質
の状態を検知して飲料水のチェックができる装置の普及
を促進させられることが望まれる。
【0004】このような水質の状態の検知ならびにチェ
ックはまた、例えば熱帯魚水槽内の海水濃度についても
いえる。例えばその水槽内の海水濃度は水と海水の素と
で熱帯魚の生存に適した値、よく知られているように例
えば3%程度に調製されるのであるが、実際の海とは異
なり水槽内の場合では水が常に蒸発してしまって海水濃
度が適正値から容易に変化してしまうから、熱帯魚の生
存に適した値であるかどうかを常に簡便にかつ正確に検
知してそのチェックができる装置の開発が望まれる。
【0005】それゆえに、本発明は、水質を含む液質を
簡便にかつ正確に検知できる装置およびその方法を提供
することを主たる目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明は、水道水の水質や熱帯
魚水槽の海水濃度といった液体の液質は、それに変化が
ないときには、液体の電気伝導率にも変化がないことに
着目し、電気伝導率の変化に基づいて、液質の変化を検
知するように構成している。しかも、本発明では、電圧
が印加されて液体に一定長さ浸水した複数の電極間の出
力値は、液体の電気伝導率に対応することを利用し、前
記複数の電極間の出力値に基づいて、液質を検知するよ
うにしている。
【0008】すなわち、請求項第1項に記載の本発明の
液質検知装置は、複数の電極と、前記複数の電極間に電
圧を印加する手段と、一定長さに亘って前記液体に浸か
ったときの前記複数の電極間の出力値に基づいて、該液
体の電気伝導率に対応した液質を検知する検知手段とを
備えている。
【0009】請求項第2項に記載の本発明の液質検知装
置は、一定長さの部分を除いてその表面が絶縁物で覆わ
れている複数の電極と、前記複数の電極間に電圧を印加
する手段と、少なくとも前記一定長さの部分が液体に浸
けられた状態の前記複数の電極間の出力値に基づいて、
前記液体の電気伝導率に対応した液質を検知する検知手
段とを備えている。
【0010】請求項第3項に記載の本発明の液質検知装
置は、一定長さの部分を除いてその表面が絶縁物で覆わ
れている複数の電極と、前記複数の電極間に電圧を印加
する手段と、液質に対応した電気伝導率が設定される設
定手段と、設定された電気伝導率に対応して前記複数の
電極間で得られるべき出力値を算出する算出手段と、前
記得られるべき出力値と少なくとも前記一定長さの部分
が前記液体に浸けられた状態の前記複数の電極間の出力
値とを比較して液質を判定する判定手段とを備えてい
る。
【0011】請求項第4項に記載の本発明の液質検知装
置は、一定長さの部分を除いてその表面が絶縁物で覆わ
れている複数の電極と、前記複数の電極間に電圧を印加
する手段と、液質に対応した電気伝導率が設定される設
定手段と、少なくとも前記一定長さの部分が液体に浸け
られた状態の前記複数の電極間の出力値に基づいて、前
記液体の電気伝導率を算出する算出手段と、設定された
電気伝導率と算出された電気伝導率とを比較して液質を
判定する判定手段とを備えている。
【0012】請求項第5項に記載の本発明の液質検知装
置は、請求項第3項または第4項に記載の構成におい
て、前記判定手段は、前記液質の判定結果に対応したオ
ンオフ出力を与えるようにしている。
【0013】請求項第6項に記載の本発明の液質検知装
置は、請求項第5項に記載の構成において、前記オンオ
フ出力に応答して、前記液体の液質が、不良であるとき
に、警報を発する警報手段を備えている。
【0014】請求項第7項に記載の本発明の液質検知装
置は、一定長さの部分を除いてその表面が絶縁物で覆わ
れている複数の電極と、前記複数の電極間に電圧を印加
する手段と、少なくとも前記一定長さの部分が液体に浸
けられた状態の前記複数の電極間の出力値に基づいて、
前記液体の電気伝導率を算出する算出手段と、算出され
た電気伝導率を表示する表示手段とを備えている。
【0015】請求項第8項に記載の本発明の液質検知方
法は、液体の電気伝導率を計測して液質を検知するもの
である。
【0016】
【作用】請求項第1項に記載の本発明によれば、電気伝
導率に対応した液質の変化を検知できる。
【0017】請求項第2項に記載の本発明によれば、電
極は、一定の長さの部分以外は、絶縁物で覆われている
ので、液体のレベルに拘わらず浸水長さが常に一定とな
り、電気伝導率に対応する液質の検知を常時行えること
になる。
【0018】請求項第3項および、第4項に記載の本発
明によれば、設定した電気伝導率に対応した液質を判定
基準として、液質の良否を判定できることになる。
【0019】請求項第5項に記載の本発明によれば、判
定結果に応じたオンオフ出力が得られるので、オンオフ
出力を利用して液質を管理することができる。
【0020】請求項第6項に記載の本発明によれば、液
質が不良となったときには、それを警報によって知るこ
とができ、液質の管理が容易となる。
【0021】請求項第7項に記載の本発明によれば、表
示手段の表示を見ることによって、電気伝導率の変化、
したがって、液質の変化を常時知ることができる。
【0022】請求項第8項に記載の本発明によれば、電
気伝導率に対応した液質の変化を検知できる。
【0023】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例の概略構成図で
あり、この実施例では、貯水槽2に貯えられた水道水6
の水質の検知に適用して説明する。
【0025】この実施例の液質検知装置1は、貯水槽2
内に垂下された2本の円柱状の電極棒31,32と、この
電極棒31,32間に電圧を印加するとともに、両電極棒
1,32間の出力電圧を取り込んで後述のようにして水
質を検知する装置本体4と、水道水6の水質に対応する
電気伝導率が予め設定された範囲を外れたときに、警報
を発するブザや警告灯などの警報手段5とを備えてい
る。
【0026】一般に、水道水の水質に変化がない場合に
は、その電気伝導率も変化せず、水道水の電気伝導率
は、通常、100〜500μS/cmの範囲にある。し
たがって、水道水の電気伝導率が、前記範囲を外れたと
きには、水質が変化してしまって水道水としては適さな
いと判断することができる。
【0027】本発明は、このような液体の電気伝導率に
基づいて、液質の変化を検知するものである。
【0028】ここで、本発明の電気伝導率の算出につい
ての基本的原理を、図2に基づいて説明する。
【0029】同図において、7は電気伝導率σの液体、
1,82は先端の一定長さLの部分を除いて絶縁被膜9
が施された円柱状の2本の電極棒であり、これら電極棒
1,82は、前記液体7に浸水されている。両電極棒8
1,82間には、電圧V0が印加されており、このとき、
両電極棒81,82間に形成される抵抗値R(L)は、絶
縁被膜9が施されていない一定長さ(浸水長)をL,電
極棒81,82の半径をa,電極棒81,82間の距離をd
とすると、次式で示される。
【0030】
【数1】
【0031】したがって、計測すべき両電極棒81,82
間の出力電圧Vは、回路の内部抵抗をrとすると、次式
で示される。
【0032】
【数2】
【0033】このように、両電極棒81,82間の出力電
圧Vと液体7の電気伝導率σとの間には、上述の理論式
が成立する。
【0034】したがって、電極棒81,82が、液体7に
一定長さLだけ浸水している状態においては、両電極棒
1,82間の出力電圧Vは、液体7の電気伝導率σに対
応したものとなる。
【0035】なお、図3は、計測される出力電圧Vと液
体の電気伝導率σとの関係を示す特性図である。
【0036】再び、図1を参照して、この実施例の液質
検知装置1の第1,第2電極棒31,32は、上述の電極
棒81,82に対応するものであり、先端の一定長さLの
部分を除いて、その表面が、絶縁被膜9で覆われてお
り、浸水長さLが常に一定になるように構成されてい
る。この絶縁被膜9は、例えば、絶縁性樹脂のコーティ
ングあるいは絶縁性の熱収縮チューブによる被覆によっ
て形成されるが、他の実施例として、例えば、図4に示
されるように、長さLの大径部30aと小径部30bと
を有する導体30の前記小径部30bの周りに、円筒状
の絶縁物31を設けて電極棒を形成してもよい。なお、
図1の第1,第2電極棒31,32の半径はa、両電極棒
1,32間の距離はdである。
【0037】図5は、図1の装置本体4の構成を示すブ
ロック図である。この装置本体4は、水道水の水質に対
応した電気伝導率σの上限値σuおよび下限値σdが設
定される第1,第2設定ボリウム10,11を備えてい
る。
【0038】この第1,第2設定ボリウム10,11
は、図6の外観斜視図に示されるように、装置本体4の
前面に設けられており、これらの設定ボリウム10,1
1によって、水道水の電気伝導率σの通常範囲である1
00〜500μS/cmを目安として上限値σuおよび
下限値σdが設定される。
【0039】さらに、装置本体4は、図5に示されるよ
うに、第1,第2電極棒31,32間に電圧V0を印加す
るための電源12と、第1,第2設定ボリウム10,1
1で設定された電圧を増幅する第1,2増幅器13,1
4と、これら増幅器13,14の出力電圧および両電極
棒31,32間の出力電圧をA/D変換するA/D変換部
15と、このA/D変換部15の出力を取り込んで水道
水の電気伝導率σが、設定ボリウム10,11で設定さ
れた範囲にあるか否かを判定して対応する出力を与える
マイクロコンピュータ16と、このマイクロコンピュー
タ16の出力によって駆動されるリレー17とを備えて
おり、このリレー出力によって警報手段5を駆動するも
のである。
【0040】この実施例の液質検知装置1では、先ず、
許容される水質に対応した電気伝導率σの上限値σuお
よび下限値σd、例えば、500μS/cmおよび10
0μS/cmを第1,第2設定ボリウム10,11でそ
れぞれ設定する。
【0041】この設定された電気伝導率の上限値σuお
よび下限値σdに基づいて、上述の理論式に従って、設
定された上限値σuおよび下限値σdにそれぞれ対応す
る第1,第2電極棒31,32間の出力電圧を算出する。
すなわち、水道水6の電気伝導率σが上限値σuになっ
たとしたときに、第1,第2電極棒31,32間の出力電
圧として得られるべき電圧値Vdおよび水道水の電気伝
導率σが下限値σdになったとしたときに、第1,第2
電極棒31,32間の出力電圧として得られるべき電圧値
Vuをそれぞれ算出する。
【0042】そして、実際に計測される第1,第2電極
棒31,32間の出力電圧Vと、算出された上限および下
限に対応する電圧値Vd,Vuとを比較し、計測される
第1,第2電極棒31,32間の出力電圧Vが、電圧値V
d,Vuで規定される範囲を外れたときには、水質が適
当でないとしてリレー17を駆動して警報を発するもの
である。
【0043】図7は、以上の動作説明に供するフローチ
ャートである。
【0044】先ず、装置本体4の電源がオンされると
(ステップn1)、各種パラメータの設定など必要な初
期処理を行い(ステップn2)、電気伝導率の上限値σ
uおよび下限値σdが設定されると(ステップn3)、
設定された上限値σuおよび下限値σdにそれぞれ対応
して第1,第2電極棒31,32間の出力電圧として得ら
れるべき電圧値Vd,Vuを算出し(ステップn4)、
実際の第1,第2電極棒31,32間の出力電圧Vを計測
し(ステップn5)、この出力電圧Vが、電圧の上限値
Vuよりも小さいか否かを判断し(ステップn6)、小
さいときには、出力電圧Vが、電圧の下限値Vdよりも
大きいか否かを判断し(ステップn7)、大きいときに
は、ステップn4に戻る。
【0045】ステップn6において、出力電圧Vが、電
圧の上限値Vuよりも小さくないときには、水道水の水
質が、設定範囲にないとして警報信号を出力し(ステッ
プn8)、ステップn4に戻る。
【0046】また、ステップn7において、出力電圧V
が、電圧の下限値Vdよりも大きくないときには、水道
水の水質が、設定範囲にないとして警報信号を出力し
(ステップn8)、ステップn4に戻る。
【0047】このようにして、貯水槽2内の水道水6の
電気伝導率σが、設定した範囲から外れたときには、水
質が変化したとして警報信号を出力するので、水道水6
の水質を容易に管理できることになる。
【0048】図8は、本発明の他の実施例の概略構成図
であり、図1の実施例に対応する部分には、同一の参照
符号を付す。
【0049】この実施例の液質検知装置1は、熱帯魚水
槽20の海水21の濃度の検知に適用したものであり、
装置構成は、上述の実施例と同様である。
【0050】一般に、熱帯魚水槽20の海水21の電気
伝導率σは、通常、約33300μS/cmであるの
で、この値を目安として、装置本体4の第1,第2設定
ボリウム10,11によって、海水21の電気伝導率σ
の範囲を設定する。
【0051】これによって、上述の実施例と同様に、海
水21の電気伝導率σが、設定範囲を外れたときには、
電気伝導率σ、したがって、海水濃度が変化していると
して警報が発せられることになる。
【0052】なお、本発明の他の実施例として、図9に
示されるように、海水21の電気伝導率σが、上限値を
越えたときには、水道水を供給する配管に設置された弁
32を一定時間開いて水を供給し、下限値を下回ったと
きには、海水の素を投入器33から一定量供給し、海水
21の濃度を自動的に管理するようにしてもよい。
【0053】上述の各実施例では、液面レベルに拘わら
ず第1,第2電極棒31,32の浸水長が、一定Lとなる
ように、絶縁被膜9を形成したけども、本発明の他の実
施例として、絶縁被膜9のない通常の電極棒を使用し、
液面レベルが、予め定めたレベルになったとき、すなわ
ち、電極棒が、一定長さ浸水したときに、液質を検知す
るようにしてもよい。液面レベルが、予め定めたレベル
になったことを検知するためには、例えば、液面レベル
検出用の電極棒を追加してもよい。
【0054】上述の実施例では、設定された電気伝導率
σu,σdから対応する電圧Vd,Vuを算出し、この
算出した電圧値Vd,Vdと計測された電圧値Vとを比
較して液質の良否を判別したけれども、本発明の他の実
施例として、計測された電圧値Vから対応する電気伝導
率σを算出し、この算出した電気伝導率σと設定された
電気伝導率σu,σdとを比較して液質の良否を判定す
るようにしてもよい。
【0055】また、本発明の他の実施例として、表示部
を設けて検知した電気伝導率σを連続的に表示し、電気
伝導率σ、したがって、液質の変化を常時監視できるよ
うにしてもよい。
【0056】上述の実施例では、水道水および海水に適
用して説明したけれども、本発明は、液質の変化を電気
伝導率の変化として把握できる他の液体にも適用できる
のは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気伝導
率に対応した液質の変化を検知できる。
【0058】さらに、電気伝導率に対応した液質の良否
を判定できることになる。
【0059】また、液質が不良になったときには、それ
を警報で知ることができるので、液質の管理が容易であ
る。
【0060】さらに、電気伝導率の変化を、表示部に表
示することにより、電気伝導率に対応する液質の変化を
常時知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の動作原理を説明するための構成図であ
る。
【図3】液体の電気伝導率と電極棒間の出力電圧との関
係を示す特性図である。
【図4】本発明の他の実施例の電極棒の構成図である。
【図5】液面レベル計測装置の構成図である。
【図6】図1の装置本体のブロック図である。
【図7】動作説明に供するフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1,32 第1,第2電極棒 4 装置本体 5 警報手段 6 水道水 9 絶縁被膜 15 A/D変換部 16 マイクロコンピュータ 21 海水

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極と、 前記複数の電極間に電圧を印加する手段と、 一定長さに亘って液体に浸かったときの前記複数の電極
    間の出力値に基づいて、該液体の電気伝導率に対応した
    液質を検知する検知手段と、 を備えることを特徴とする液質検知装置。
  2. 【請求項2】 一定長さの部分を除いてその表面が絶縁
    物で覆われている複数の電極と、 前記複数の電極間に電圧を印加する手段と、 少なくとも前記一定長さの部分が液体に浸けられた状態
    の前記複数の電極間の出力値に基づいて、該液体の電気
    伝導率に対応した液質を検知する検知手段と、 を備えることを特徴とする液質検知装置。
  3. 【請求項3】 一定長さの部分を除いてその表面が絶縁
    物で覆われている複数の電極と、 前記複数の電極間に電圧を印加する手段と、 液質に対応した電気伝導率が設定される設定手段と、 設定された電気伝導率に対応して前記複数の電極間で得
    られるべき出力値を算出する算出手段と、 前記得られるべき出力値と少なくとも前記一定長さの部
    分が前記液体に浸けられた状態の前記複数の電極間の出
    力値とを比較して液質を判定する判定手段と、 を備えることを特徴とする液質検知装置。
  4. 【請求項4】 一定長さの部分を除いてその表面が絶縁
    物で覆われている複数の電極と、 前記複数の電極間に電圧を印加する手段と、 液質に対応した電気伝導率が設定される設定手段と、 少なくとも前記一定長さの部分が液体に浸けられた状態
    の前記複数の電極間の出力値に基づいて、該液体の電気
    伝導率を算出する算出手段と、 設定された電気伝導率と算出された電気伝導率とを比較
    して液質を判定する判定手段と、 を備えることを特徴とする液質検知装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記液質の判定結果に
    対応したオンオフ出力を与える前記請求項第3項または
    第4項記載の液質検知装置。
  6. 【請求項6】 前記オンオフ出力に応答して、前記液体
    の液質が不良であるときに、警報を発する警報手段を備
    える前記請求項第5項記載の液質検知装置。
  7. 【請求項7】 一定長さの部分を除いてその表面が絶縁
    物で覆われている複数の電極と、 前記複数の電極間に電圧を印加する手段と、 少なくとも前記一定長さの部分が液体に浸けられた状態
    の前記複数の電極間の出力値に基づいて、前記液体の電
    気伝導率を算出する算出手段と、 算出された電気伝導率を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする液質検知装置。
  8. 【請求項8】 液体の電気伝導率を計測して液質を検知
    することを特徴とする液質検知方法。
JP2717094A 1994-02-25 1994-02-25 液質検知装置および液質検知方法 Pending JPH07234197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2717094A JPH07234197A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 液質検知装置および液質検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2717094A JPH07234197A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 液質検知装置および液質検知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07234197A true JPH07234197A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12213594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2717094A Pending JPH07234197A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 液質検知装置および液質検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07234197A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168707A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Paloma Ind Ltd 浄化装置
JP2006267095A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液質センサ、液質検出装置及び方法
JP2008300535A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Shibaura Mechatronics Corp レーザ装置および冷却液の電気抵抗の測定方法
JP2008300532A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Shibaura Mechatronics Corp レーザ装置および冷却液の電気抵抗の測定方法
JP2014002069A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Horiba Advanced Techno Co Ltd 活性炭の濃度関連パラメータ測定装置
CN104483555A (zh) * 2014-12-26 2015-04-01 福建师范大学 一种电极摆动式液体电导率测量方法
CN104502660A (zh) * 2014-12-26 2015-04-08 福建师范大学 一种摆动式液体电导率测量电极
JP2017044609A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 腐食環境センサ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168707A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Paloma Ind Ltd 浄化装置
JP2006267095A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液質センサ、液質検出装置及び方法
JP4585468B2 (ja) * 2005-02-28 2010-11-24 三菱重工業株式会社 液質センサ、液質検出装置及び方法
JP2008300535A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Shibaura Mechatronics Corp レーザ装置および冷却液の電気抵抗の測定方法
JP2008300532A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Shibaura Mechatronics Corp レーザ装置および冷却液の電気抵抗の測定方法
JP2014002069A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Horiba Advanced Techno Co Ltd 活性炭の濃度関連パラメータ測定装置
CN104483555A (zh) * 2014-12-26 2015-04-01 福建师范大学 一种电极摆动式液体电导率测量方法
CN104502660A (zh) * 2014-12-26 2015-04-08 福建师范大学 一种摆动式液体电导率测量电极
JP2017044609A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 腐食環境センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100853925B1 (ko) 이온 전도도를 이용한 염분농도 측정 장치 및 그 방법
GB1596540A (en) Oil pollution detector
JPH07234197A (ja) 液質検知装置および液質検知方法
JP2931214B2 (ja) メッキ浴中の酸濃度を監視する方法
Martínez et al. Application of EIS to cathodically protected steel: Tests in sodium chloride solution and in chloride contaminated concrete
WO2021165709A1 (en) Method and measuring arrangement for determining the internal corrosion rate of steel structures
CN204631135U (zh) 一种水溶液电导率检测装置
EP2021527B1 (en) Applications for sacrificial anodes
US20110203686A1 (en) Method and Apparatus for Waste Water Level Indication
USRE32019E (en) Methods of and/or means for indicating the levels of liquids
CN106225222B (zh) 电热水器及其防干烧控制方法
EP2762855A1 (en) A tester and a method for testing for corrosion inhibitor level
JP3646645B2 (ja) コイルの傷検出方法および装置
JP3314645B2 (ja) 孔食の監視方法
CN110856611B (zh) 液体加热容器及其控制方法、控制装置和计算机可读存储介质
JP3484579B2 (ja) 電解水流通特性検知装置
JPH11270860A (ja) 不凍液劣化検知機能付き床暖房装置
JPH0440350A (ja) 水質監視計
JP2009156819A (ja) ライニング処理配管の劣化診断方法
JP3257453B2 (ja) スライム検知方法
GB2365977A (en) Corrosion monitoring system for use in multiple phase solutions
JPH07248303A (ja) 電極、液体性状計測装置および液体性状計測方法
JPH063314A (ja) 腐食測定装置
CN103364639B (zh) 动态纯水体系金属腐蚀电化学测量中溶液电阻的测量方法
JP2824804B2 (ja) 金属管の耐食性測定方法及び測定装置