JPH0723378Y2 - 球状内容物の固定構造を有する紙箱 - Google Patents

球状内容物の固定構造を有する紙箱

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JPH0723378Y2
JPH0723378Y2 JP1988161545U JP16154588U JPH0723378Y2 JP H0723378 Y2 JPH0723378 Y2 JP H0723378Y2 JP 1988161545 U JP1988161545 U JP 1988161545U JP 16154588 U JP16154588 U JP 16154588U JP H0723378 Y2 JPH0723378 Y2 JP H0723378Y2
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locking
plates
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JPH0283220U (ja
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宜保 増田
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はゴルフボールやテニスボール等の球状の内容物
を収納、保持する箱に関し、特に内容物の収納及び保持
が簡単かつ確実に行える内容物固定構造を有する紙箱に
関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の箱は単なる内容物収納機能だけではなく
展示機能をも持たせることを必要としていた。具体的に
は通常のサック箱に透明フィルム等で窓貼りしたものが
多く用いられていた。
[考案が解決しようとする課題] ゴルフボールやテニスボール等の球状の内容物を収納す
る従来の紙箱は、内容物収納機能と透明フィルム等で窓
貼りされた展示機能とを有しているが、ゴルフボールや
テニスボール等の球状の内容物はその収納中箱内で移動
しやすく、運搬中に内容物自身又は紙箱に損傷を与える
恐れがあった。そこで通常は球状の内容物を固定するた
めの円形孔を有するような保持部材を別に用意し、これ
に球状物を固定させた上で収納箱に収納するようにして
いた。
しかし、この方法だと収納作業に手間がかかり、作業効
率が極めて悪いうえ、別の保持部材を用意しなければな
らないという欠点がある。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、球
状の内容物の収納、保持を簡単にしかも確実に行なうこ
とが出来、内容物もしっかりと固定できるようにした紙
箱を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る球状内容物の
固定構造を有する紙箱は、底板並びに側壁部を構成する
両側板及び閉鎖板から成り、前記両側板のそれぞれ内側
板及び該内側板と一定幅隔てた外側板からなる二重構造
とした紙箱において、前記外側板には係止突起を設けた
係止板が連設され、前記閉鎖板には前記係止突起を係止
するための係止スリットが設けられ、該係止スリットに
前記係止突起を係止してなる前記二重構造の両側板の起
立状態を維持する係止機構を有し、前記内側板には球状
内容物を係止する係止孔が設けられ、該係止孔に球状内
容物を係止させ、且つ、前記内側板間で保持することを
特徴とする。
[作用] 本考案はかかる構成にあって、外側板と係止孔を有する
内側板とからなる二重構造の両側板を内容物を挾み込む
ようにして起立させるだけで、内容物を簡単にかつ確実
に収納・保持できるので、作業効率が極めて良くなる。
さらに、二重構造の両側板は閉鎖板との簡単な係止機構
によって起立状態を維持できるので、箱の組立も容易に
行える。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面により詳述する。
第1図は本考案の紙箱の一実施例を示す展開平面図、第
2図は上記紙箱の組立過程を示す斜視図、第3図は上記
紙箱の組立完成後の斜視図、第4図は球状内容物の収納
状態を示すものであって第3図のA−A線断面図であ
る。
第1図において、底板1の左側縁には外側板2、額縁板
3、内側板4及び内底板5がそれぞれ折線a〜dを介し
て順次連設されている。また底板1の右側縁にも外側板
6、額縁板7、内側板8及び内底板9がそれぞれ折線e
〜hを介して順次連設されている。内側板4及び8には
球状の内容物を係止させる円形状の係止孔4a及び8aがそ
れぞれ穿設されている。また額縁板3及び7は内側板と
外側板とを一定幅に保ち二重構造とするものである。
一方、前記底板1の上縁と下縁にはそれぞれ閉鎖板10が
連設されており、該閉鎖板10には2本の平行な係止切込
み10aが形成されている。また、前記内側板4及び8の
上縁と下縁にはそれぞれ装飾板12,14が連設され、さら
に前記外側板2及び6の上縁と下縁にはそれぞれ係止板
11,13が連設され、該係止板11,13の一先端部には係止を
確実にするための係止突起11a,13aをそれぞれ有してい
る。
本実施例の係止機構は係止板11,13の該係止突起11a,13a
と閉鎖板10の係止切込み10aとから構成される。
以上の様な構成であって、その組立方法について説明す
ると、まず外側板2,6、額縁板3,7、内側板4,8及び内底
板5,9をそれぞれ順に折線を介して内方へ折り曲げて行
き、内底板5,9を底板1上に貼着する。この状態で、例
えばゴルフボール等の球状の内容物Bを底板1上の所定
位置に載せ、それぞれの側板が内側板と外側板とで二重
構造に形成されている両側板を起立させ、内側板4及び
8のそれぞれの係止孔4a及び8aにより内容物を挾持す
る。この状態を維持させたまま、装飾板12及び14をそれ
ぞれ内側に折り曲げ(第2図参照)、続いて閉鎖板10を
起立させ、次いで係止板11及び13を内側に折り曲げてそ
の先端部分を閉鎖板10の係止切込み10a内に差し込み、
係止突起11a及び13aによって係止させれば組立が完了す
る(第3図参照)。箱の上面の開口部分は通常透明フィ
ルム等で窓貼される。
このようにして組立てられた箱内に球状の内容物Bはし
っかりと保持固定され、この組立作業も簡単に行えるの
で、作業効率は極めて良くなる。また、装飾板12及び14
によって閉鎖板10の内面側を覆ってしまうので、係止板
11及び13の差し込み部分が中から見えなくなり、美感を
損うこともない。
第5図は本考案の他の実施例を示す展開平面図、第6図
はその組立斜視図である。
第5図において、内底板21の左側縁には内側板22、額縁
板23、外側板24、外底板25及び貼着板26がそれぞれ折線
i〜mを介して順次連設されている。また内底板21の右
側縁には内側板27、額縁板28及び外側板29がそれぞれ折
線n〜pを介して順次連設されている。内側板22及び27
には前述の実施例と同様の係止孔22a及び27aがそれぞれ
3個穿設されている。
また、外側板24及び29の上縁と下縁にはそれぞれ折込板
34,36が連設され、内側板22及び27の上縁と下縁にはそ
れぞれ装飾板33,35が連設されている。さらに内底板21
の上縁と下縁にはそれぞれ内閉鎖板30、外閉鎖板31及び
係止片32が折線を介して順次連設されている。なお、内
閉鎖板30と装飾板33,35との間は斜めの切込みによって
互いに遊離している。
本実施例における組立方法を説明すると、まず内側板22
及び27をそれぞれ起立させ、続いて額縁板23,28及び外
側板24,29をそれぞれ順に折線を介して外方に折り曲げ
て行き、さらに外底板25を内底板21下面に折り当て、貼
着板26を外側板29の下端内面側に貼着する。この状態で
球状物を内底板21上に載せ、内側板と外側板の二重構造
の両側板をそれぞれ起立させて球状物を挟持する。次い
で、装飾板33及び35をそれぞれ内側に折り曲げ、内閉鎖
板30を起立させ、続いて折込板34及び36をそれぞれ内側
に折り曲げ、該折込板34及び36を挾む様にして外閉鎖板
31を外側へ折り曲げ、最後に係止片32を箱底部の内底板
21と外底板25との間に差し込んで係止させれば組立が完
了する(第6図参照)。
このように本実施例によっても、簡単な箱の組立作業を
行なうだけで内容物を収納、保持することができ、作業
能率も良くなる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案によれば、簡単な箱
の組立作業を行なうだけで、球状の内容物を収納、保持
することが出来、内容物は箱内にしっかりと固定され
る。従って、球状内容物の収納を極めて簡単にかつ確実
に行なうことが出来、作業効率も極めて良好となる。さ
らに、本考案は側板を二重構造としているので、外観は
通常の箱と何ら変わらず、外観を損うこともなく、丈夫
な箱が出来上がる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開平面図、第2図は
組立過程を示す斜視図、第3図は組立完成後の斜視図、
第4図は収納状態を示すものであって第3図のA−A線
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す展開平面
図、第6図はその組立斜視図である。 1…底板 2,6,24,29…外側板 3,7,23,28…額縁板 4,8,22,27…内側板 5,9,21…内底板 10…閉鎖板 11,13…係止板 12,14,33,35…装飾板 4a,8a,22a,27a…係止孔 10a…係止切込み 11a,13a…係止突起 25…外底板、26…貼着板 30…内閉鎖板、31…外閉鎖板 32…係止片、34,36…折込板 a〜p…折線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板並びに側壁部を構成する両側板及び閉
    鎖板から成り、前記両側板のそれぞれを内側板及び該内
    側板と一定幅隔てた外側板からなる二重構造とした紙箱
    において、前記外側板には係止突起を設けた係止板が連
    設され、前記閉鎖板には前記係止突起を係止するための
    係止スリットが設けられ、該係止スリットに前記係止突
    起を係止してなる前記二重構造の両側板の起立状態を維
    持する係止機構を有し、前記内側板には球状内容物を係
    止する係止孔が設けられ、該係止孔に球状内容物を係止
    させ、且つ、前記内側板間で保持することを特徴とする
    球状内容物の固定構造を有する紙箱。
JP1988161545U 1988-12-13 1988-12-13 球状内容物の固定構造を有する紙箱 Expired - Lifetime JPH0723378Y2 (ja)

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JPH0283220U JPH0283220U (ja) 1990-06-27
JPH0723378Y2 true JPH0723378Y2 (ja) 1995-05-31

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ID=31444577

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48109028U (ja) * 1972-03-15 1973-12-15
JPS5335734U (ja) * 1976-08-31 1978-03-29
JPS5844540B2 (ja) * 1976-11-25 1983-10-04 伊藤 昭夫 被収納物の保持構造を有する収納箱
JPS53119217U (ja) * 1977-02-26 1978-09-21

Also Published As

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JPH0283220U (ja) 1990-06-27

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