JPH07233763A - 空燃比制御方法 - Google Patents

空燃比制御方法

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JPH07233763A
JPH07233763A JP6024475A JP2447594A JPH07233763A JP H07233763 A JPH07233763 A JP H07233763A JP 6024475 A JP6024475 A JP 6024475A JP 2447594 A JP2447594 A JP 2447594A JP H07233763 A JPH07233763 A JP H07233763A
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evaporation
fuel
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空燃比学習制御においてエバポが多量にパー
ジされる際の空燃比の変動を有効に低減する。 【構成】 燃料タンク21で発生する蒸発燃料を所定の
エンジン運転条件,走行条件でエンジン吸気系にパージ
制御し、蒸発燃料のパージの有無にかかわらず、少なく
ともエンジン運転状態,空燃比フィードバック補正量,
空燃比学習値に基づいて燃料噴射制御して、空燃比を理
論空燃比付近にフィードバック制御するエンジンであっ
て、蒸発燃料が多量にパージされる際の空燃比フィード
バック補正量の変化や空燃比学習値のはりつき状態によ
りエバポ補正の必要の有無を判断し、エバポ補正の必要
時には通常の空燃比学習制御を停止し、エバポ補正開始
時の空燃比フィードバック補正量とその変化に対応して
増減したエバポ補正量を設定し、更にエバポ補正開始時
の空燃比学習値からエバポ補正量を減算して補正用学習
値を演算し、通常の空燃比学習値の代りにこの補正用学
習値を用いて空燃比学習制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンの排気
ガス浄化システムにおいて空燃比をフィードバック制御
する空燃比制御方法に関し、詳しくは、エバポが多量に
パージされる際の空燃比学習値による制御に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンの空燃比制御では、O2
センサによる空燃比フィードバック補正量により燃料噴
射量を変化して、常に空燃比を三元触媒が最も有効に働
く理論空燃比付近に制御している。またこの制御では学
習制御が採用され、各運転状態での空燃比の補正状態を
学習して記憶することで、運転状態等が変化して空燃比
が変動する際の応答性や制御精度を向上するようになっ
ている。
【0003】一方、車両用エンジンの燃料系において
は、主として停車時に燃料タンクで発生する蒸発燃料
(以下、エバポと称する)が大気中に放出されるのを抑
止するため、キャニスタパージ制御装置が装備されてい
る。このキャニスタパージ制御装置は、燃料タンクのエ
バポを一時的にキャニスタに貯え、エンジン運転時にパ
ージソレノイド弁が開くと、吸入負圧により外気と共に
キャニスタに吸着するエバポを吸気系に導入して(以
下、パージと称する)燃焼処理するようになっている。
ここでエバポパージ制御でのパージ量は、予めマップ等
によりエンジン運転状態に応じて設定されており、この
ためエバポにより空燃比が変動する際にも空燃比学習制
御で学習する。そして空燃比フィードバック補正量と学
習値により、パージ中の空燃比も応答良く制御すること
が可能になっている。
【0004】ところで燃料タンクでのエバポの発生と共
にキャニスタでのエバポの貯留の状態は、外気温度等の
環境条件,タンク内の燃料量,使用する燃料の成分,停
車時間等の種々の要因により異なる。このため燃料タン
クに発生したエバポが非常に多い状態や、キャニスタに
エバポが多量に吸着した状態でパージする際には、一度
に多量のエバポがパージされることがある。この場合に
は、通常の空燃比学習制御では追従できなくて空燃比の
リッチ化が進み、走行性や排気ガス浄化の悪化の原因と
なる。そこでエバポが多量にパージされる場合には、そ
のエバポに対して空燃比を迅速に理論空燃比付近に制御
することが要求される。
【0005】従来、エバポパージ時の空燃比学習制御に
関しては、例えば特開平3−260351号公報の第1
の先行技術があり、エンジン運転中の非パージ領域では
非パージ領域学習値により空燃比学習制御し、パージ領
域ではパージ領域学習値により各別に空燃比学習制御す
ることが示されている。また特開平3−286159号
公報の第2の先行技術では、パージ領域では学習値の更
新回数を少なくして空燃比学習制御時間を短縮化し、学
習制御の間はパージ制御を禁止することが示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1の
先行技術のものにあっては、非パージ領域とパージ領域
でそれぞれ専用の学習値を使用するため、同じパージ領
域でもパージ量が大幅に異なる場合は学習値が不適正に
なる。例えばエンジン停止前のパージ領域でのパージ量
が非常に少なかったのに対して、エンジン再始動後の同
じパージ領域のパージ量が、エンジン停止中のエバポの
大量発生で多くなることがある。この場合に学習値は、
パージ量の少ない状態の値であるため、空燃比が一時的
にリッチ化して、学習するのにも時間がかかる。第2の
先行技術のものにあっては、空燃比学習の回数を減じる
ことで、学習の精度が悪くなる。またパージ制御を断続
的に禁止するので、パージ毎のパージ量が急増して空燃
比がリッチ化するおそれがある。
【0007】本発明は、このような点に鑑み、空燃比学
習制御においてエバポが多量にパージされる際の空燃比
の変動を有効に低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を所定のエン
ジン運転条件,走行条件でエンジン吸気系にパージ制御
し、蒸発燃料のパージの有無にかかわらず、少なくとも
エンジン運転状態,空燃比フィードバック補正量,空燃
比学習値に基づいて燃料噴射制御して、空燃比を理論空
燃比付近にフィードバック制御するエンジンにおいて、
蒸発燃料が多量にパージされる際の空燃比フィードバッ
ク補正量の変化や空燃比学習値のはりつき状態によりエ
バポ補正の必要の有無を判断し、エバポ補正の必要時に
は通常の空燃比学習制御を停止し、エバポ補正開始時の
空燃比フィードバック補正量とその変化に対応して増減
したエバポ補正量を設定し、更にエバポ補正開始時の空
燃比学習値からエバポ補正量を減算して補正用学習値を
演算し、通常の空燃比学習値の代りにこの補正用学習値
を用いて空燃比学習制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記制御方法による本発明では、例えばエンジ
ン停止中に燃料タンクに発生した蒸発燃料は、エンジン
運転時の所定の運転条件,走行条件で吸気系にパージさ
れる。この場合に通常のパージ状態では、蒸発燃料によ
り空燃比がリッチ化しても、通常の空燃比学習値や空燃
比フィードバック補正量により空燃比が応答良く理論空
燃比付近にフィードバック制御される。そして蒸発燃料
が多量にパージされて空燃比のリッチ化が進み、例えば
空燃比フィードバック補正量の変化によりエバポ補正の
必要を判断すると、通常の空燃比学習制御を停止するこ
とで、その時の空燃比学習値を保持しながらエバポ補正
される。エバポ補正では、エバポ補正開始時の空燃比フ
ィードバック補正量とその変化に対応して増減したエバ
ポ補正量を設定し、更にエバポ補正開始時の空燃比学習
値からエバポ補正量を減算して補正用学習値を演算する
ことで、その補正用学習値は空燃比のリッチ化の状態や
その変化に応じたものになる。そして空燃比学習値の代
りにこの補正用学習値を用いて空燃比学習制御すること
で、空燃比は迅速且つ滑らかに回復して、多量のパージ
の影響が無くなるようにエバポ補正される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、車両用エンジンの概略について説
明する。符号1はエンジン本体であり、シリンダ2にピ
ストン3が往復移動可能に挿入され、シリンダ2の頂部
の燃焼室4に吸気弁5を備えた吸気ポート6と、排気弁
7を備えた排気ポート8が連設される。吸気系として、
エアクリーナ9がスロットル弁10を備えた吸気通路1
1を介して吸気ポート6に連通し、吸気ポート直上流に
燃料噴射するインジェクタ12が取付けられる。排気系
として、排気ポート8が排気通路13を介して触媒14
に連通される。
【0011】燃料装置20は、燃料aを一時的に貯える
所定の容量の燃料タンク21を有し、この燃料タンク2
1から燃料ポンプ22を有する燃料通路23が取り出さ
れる。この燃料通路23は、インジェクタ12,吸入負
圧に応じて開閉するレギュレータ24及び戻り通路25
を介して再び燃料タンク21に連通し、燃料aはインジ
ェクタ12から噴射信号のパルス幅により燃料噴射制御
可能に構成される。また燃料タンク21と吸気通路11
の間には、キャニスタパージ制御装置30が設けられ
る。
【0012】キャニスタパージ制御装置30は、燃料タ
ンク21の上部にパージ通路31が、蒸発燃料のエバポ
bを取り出すように連通され、このパージ通路31がエ
バポbを一時的に吸着して貯えるキャニスタ32に連通
される。またキャニスタ32はパージソレノイド弁33
を備えたパージ通路34により吸気系のスロットル弁下
流に連通され、エンジン運転時にパージソレノイド弁3
3が開くと、吸入負圧により外気と共にキャニスタ32
に吸着するエバポbを吸入して燃焼室4に導入するよう
に構成される。
【0013】制御系として、吸入空気量Qを検出するエ
アフローメータ40,エンジン回転数N等を検出するク
ランク角センサ41,スロットル開度θを検出するスロ
ットルセンサ42,空燃比を検出するO2 センサ43,
水温センサ44,車速センサ45等を有する。これらセ
ンサ信号は制御ユニット50に入力して、燃料噴射制御
やパージ制御するように電気的に処理され、噴射パルス
幅信号をインジェクタ12に出力し、パージデューティ
信号をパージソレノイド弁33に出力する。
【0014】図1において、制御ユニット50について
説明する。燃料噴射制御系51について説明すると、吸
入空気量Qとエンジン回転数Nは基本噴射量算出手段5
2に入力して、これらにより基本噴射パルス幅Tpを算
出する。O2 センサ43の出力信号が入力する空燃比判
定手段53を有し、センサ出力により空燃比が理論空燃
比よりリッチまたはリーンかを判断する。この判定信号
は空燃比フィードバック補正量設定手段54に入力し
て、空燃比がリッチの場合は空燃比フィードバック補正
量LMDをリーン側に、リーンの場合は空燃比フィード
バック補正量LMDをリッチ側に設定する。また空燃比
フィードバック制御の制御精度を向上するため、基本噴
射パルス幅Tpと空燃比フィードバック補正量LMDが
入力する空燃比学習制御手段55を有し、常に基本噴射
パルス幅Tpに対する修正補正量の空燃比学習値LNM
を学習して記憶する。そして空燃比学習値LNMを数回
後の基本噴射パルス幅Tpに付加することで、フィード
バック制御の補正を少なくして、空燃比変動に対する応
答性等を向上する。
【0015】上記基本噴射パルス幅Tp,空燃比フィー
ドバック補正量LMD,空燃比学習値LNM,及び車速
V,スロットル開度θ,水温Twは燃料噴射量演算手段
56に入力し、車速V,スロットル開度θ,水温Twに
よりエンジン運転状態等に応じた種々の補正量Kmを定
める。そして基本噴射パルス幅Tpに空燃比学習値LN
Mを加味したものと、空燃比フィードバック補正量LM
Dと、種々の補正量Kmとを乗算して燃料噴射パルス幅
Tiを演算し、この噴射パルス幅信号をインジェクタ1
2に出力する。
【0016】次いで、キャニスタパージ制御系60につ
いて説明すると、車速V,スロットル開度θ,水温Tw
が入力するパージ開始判定手段61を有し、これらによ
りエンジン暖機,運転,走行状態を判断する。そしてエ
ンジン暖機後の所定のスロットル開度以上の走行時にパ
ージ開始を判断する。このパージ開始判定信号と基本噴
射パルス幅Tp,エンジン回転数Nはマップデューティ
比検索手段62に入力し、アイドル運転や減速走行以外
の走行の際に、マップによりエンジン運転状態に応じた
マップデューティ比CPCDを設定して、このパージデ
ューティ信号をパージソレノイド弁33に出力する。
【0017】更に、空燃比学習制御においてエバポが多
量にパージされる場合のエバポ補正について説明する。
先ず、制御側について説明すると、空燃比学習制御中に
エバポが多量にパージされると、空燃比が急激にリッチ
化して、空燃比フィードバック補正量の変化が大きくな
ったり、または通常の空燃比学習値がリーン化補正限界
値にはりつくので、この状態を検出することでパージ量
大を判断できる。このとき通常の空燃比学習制御を一旦
中断し、リーン化補正限界側の空燃比学習値をベースと
して別個の補正用学習値を設定して空燃比制御すること
で、空燃比を迅速且つ滑らかに回復することができる。
また補正終了後の通常の空燃比学習制御の際に、学習値
の変動の少ない状態で復帰することが可能になる。
【0018】そこで空燃比フィードバック補正量LM
D,空燃比学習値LNM,パージデューティ信号が入力
するエバポ補正判定手段57を有し、パージ開始後の空
燃比学習制御中に空燃比フィードバック補正量LMDの
変化の状態や空燃比学習値LNMを検出して、多量パー
ジの有無と共にエバポ補正の必要の有無を判断する。こ
のエバポ補正判断信号は空燃比学習制御手段55に入力
して、エバポ補正不要時には通常の空燃比学習を継続
し、エバポ補正の必要時には通常の空燃比学習を停止す
る。またエバポ補正判断信号はエバポ補正量設定手段5
8に入力し、エバポ補正の必要時にエバポ補正量KEV
PLを、補正開始時の空燃比学習値LNMoをベースと
し、空燃比フィードバック補正量LMDの変化に応じ増
減して設定する。このエバポ補正量KEVPLは補正用
学習値算出手段59に入力し、補正開始時の空燃比学習
値LNMoからエバポ補正量KEVPLを減算して補正
用学習値LFNを算出し、この補正用学習値LFNを空
燃比学習値LNMに代って燃料噴射量演算手段56に入
力するように構成される。
【0019】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、エンジン停止時には、パージソレノイド弁3
3が全閉して、エバポbの大気放出が抑止される。この
とき燃料タンク21の燃料aの一部が、外気温度,燃料
量,使用する燃料の成分,停止時間等に応じて蒸発する
ことで、エバポbを発生する。そして燃料タンク21に
発生したエバポbは、パージ通路31によりキャニスタ
32に導入して、一時的に吸着貯留される。またエンジ
ン運転の走行中にも燃料タンク21で上述の条件により
エバポbが発生し、このときキャニスタ32に吸着され
るエバポ量が少ない場合は、そのエバポbが一時同様に
キャニスタ32に吸着される。しかしキャニスタ32の
エバポ量が多い場合は、パージソレノイド弁33が開く
際に燃料タンク21のエバポbが直接吸入されることが
ある。
【0020】次いで、エンジンを運転すると、燃料装置
20の燃料ポンプ22が駆動し、且つレギュレータ24
が作動して燃料タンク21の燃料aがインジェクタ12
に所定の燃圧で導入する。そこで制御ユニット50の燃
料噴射系51によりインジェクタ12に噴射信号が出力
すると、その噴射パルス幅に応じて燃料aが噴射する。
またスロットル弁10の開度に応じて吸気され、これら
空気と燃料aの所定の空燃比の混合気がエンジン本体1
の燃焼室4に供給して燃焼され、その排気ガスが排気通
路13に排出される。
【0021】上記エンジン運転時の空燃比制御を、図3
のフローチャートを用いて説明する。先ず、ステップS
1でエンジン始動後に触媒14が活性化し排気ガスの浄
化が可能になると、通常の空燃比学習制御を実行する。
即ち、O2 センサ43の出力信号に基づき空燃比が判定
され、この判定結果により空燃比フィードバック補正量
LMDが設定される。また空燃比フィードバック補正量
LMDを学習して基本噴射パルス幅Tpに対する空燃比
学習値LNMが設定され、この空燃比学習値LNMが基
本噴射パルス幅Tpに付加される。そして空燃比フィー
ドバック補正量LMD,空燃比学習値LNMを加味した
基本噴射パルス幅Tp等により燃料噴射パルス幅Tiを
演算して、燃料噴射される。
【0022】その後エンジン停止中にキャニスタ32に
吸着されるエバポbを、エンジン始動後にパージする場
合はステップS2へ進み、エンジン運転の走行中に燃料
タンク21で発生したエバポbを直接吸入する場合はス
テップS5へ進む。そこでステップS2ではエンジン運
転状態のパラメータのエンジン回転数N,基本噴射パル
ス幅Tp,車速V,水温Tw,キャニスタパージのマッ
プデューティ比CPCDを読込み、ステップS3でエバ
ポ補正の運転条件が成立したか否かを判断する。従っ
て、エンジン始動後の冷態時や、暖機後でもアイドル運
転等の状態でパージされないような場合は、そのまま戻
る。
【0023】またエンジン暖機後の走行時にパージ開始
を判断してキャニスタ32のエバポbがパージされる
と、エバポ補正の運転条件を判断してステップS4へ進
み、空燃比フィードバック補正量LMDの単位時間当た
りの変化量ΔLMDを設定値αと比較する。この場合の
設定値αは多量にパージされる場合に対応して大きく設
定され、このためキャニスタ32に吸着されるエバポ量
と共にパージ量が通常の状態で、空燃比フィードバック
補正量LMDの変動が小さい、ΔLMD<αの場合は、
そのまま戻る。
【0024】ステップS5ではエンジン状態やキャニス
タ32のパージの有無に関係なく、空燃比学習値LNM
の設定個数以上がリーン化補正限界値Lminにはりつ
いたか否かをチェックする。そこで走行中に燃料タンク
21で多量にエバポbを発生していない限りは、各運転
状態での空燃比学習値LNMが殆ど制御域に設定される
ことで、そのまま戻る。
【0025】こうして走行中に通常にパージされたり、
空燃比学習値LNMの殆どが制御域にある場合は、エバ
ポ補正されないで通常の空燃比学習制御が行われる。そ
こで運転状態,パージ量等が変化する際に、空燃比フィ
ードバック補正量LMDと空燃比学習値LNMにより、
空燃比を応答良く理論空燃比付近に保つようにフィード
バック制御される。このため排気ガスが触媒14を通過
する際に、排気ガス中の有害成分が効率良く浄化され
る。
【0026】一方、エバポbが多量にパージされ、空燃
比フィードバック補正量LMDの変化量ΔLMDが急増
してリッチ化が進み、ΔLMD≧αになると、エバポ補
正の必要を判断してステップS4からステップS6へ進
み、エバポ補正フラグFをセットする。また走行中に燃
料タンク21に多量のエバポbを発生して吸入され、空
燃比学習値LNMの設定個数以上がリーン化補正限界値
にはりついて学習制御不能となると、同様にエバポ補正
の必要を判断してステップS5からステップS6へ進
み、エバポ補正を開始する。
【0027】このエバポ補正制御を、図3と図4のフロ
ーチャートと図5のタイムチャートにより説明する。先
ず、図3のステップS7でエバポ補正係数KEVPを初
期化する。即ち、補正開始時の空燃比フィードバック補
正量Loと、イニシャル値Kiによりエバポ補正係数K
EVPの初期値Koを、Ko=(1−Lo)Kiにより
算出する。そこで多量のエバポbにより空燃比のリッチ
化が進んで、空燃比フィードバック補正量LMDがリー
ン化補正限界側の小さい値になっている場合において、
この空燃比フィードバック補正量LMDが小さい程初期
値Koが大きい値になって、早期に空燃比が回復するこ
とを促す。
【0028】その後図3のステップS8へ進み、エバポ
補正係数KEVPを、その前回の値Knとエバポ補正中
の空燃比フィードバック補正量LMDの変化に対応した
補正分KLMDで、KEVP=Kn+KLMDにより演
算する。ここで図5に示すように、空燃比フィードバッ
ク補正量LMDのリッチ側に2つの判定値L1,L2
(L1<L2)が設定され、これら判定値L1,L2以
下の場合としてそれぞれの判定値に対応した2種類の増
加補正分KLMD1,KLMD2が設定される。また理
論空燃比側にも2つの判定値L3,L4(L3<L4)
が設定され、これら判定値L3,L4以上の場合として
それぞれの判定値に対応した2種類の減少補正分−KL
MD3,−KLMD4が設定される。そこで空燃比フィ
ードバック補正量LMDを判定値L1〜L4と比較しつ
つ増減補正分KLMD1〜KLMD4を用いてエバポ補
正係数KEVPを設定するのであり、この場合に、KL
MD1>KLMD2,KLMD4>KLMD3の関係で
あって、空燃比フィードバック補正量LMDのずれが大
きい程エバポ補正係数KEVPを大きく増減する。また
空燃比フィードバック補正量LMDが判定値L2とL3
の間にある時は、補正分をゼロとする。
【0029】このエバポ補正係数KEVPの演算を、図
4のフローチャートにより説明する。先ず、ステップS
21で空燃比フィードバック補正量LMDを最小の判定
値L1と比較し、エバポ補正開始時のLMD≦L1の場
合はステップS22へ進み、補正係数KEVPをその前
回の値Knに補正分KLMD1づつ加算して図5(b)
のb〜cのように設定する。その後L1<LMD≦L2
の場合はステップS21からステップS23,24へ進
み、今度は他の増加補正分KLMD2を用いて同図のc
〜dのように設定する。次に、L2<LMD≦L3の場
合はステップS23からステップS25,26へ進み、
補正係数KEVPを前回の値Knに保って同図のd〜e
のように設定する。その後L3<LMD≦L4の場合は
ステップS25からステップS27,28へ進み、エバ
ポ補正係数KEVPを前回の値Knから補正分KLMD
3づつ減算して同図のe〜fのように設定する。更に、
LMD>L4の場合はステップS27からステップS2
9,30へ進み、今度は他の減少補正分KLMD4を用
いて同図のh〜iのように設定する。
【0030】こうしてエバポ補正係数KEVPを初期値
Koと補正分KLMD1〜KLMD4により設定する
と、図3のステップS8からステップS9へ進み、通常
の空燃比学習制御の学習値LNMの更新を停止し、補正
時学習値LEVPを検索する。この補正時学習値LEV
Pは、空燃比学習値LNMと同じ基本噴射パルス幅Tp
によるテーブル値で与えられた固定値である。その後ス
テップS10へ進んでエバポ補正量KEVPLを、補正
時学習値LEVPとエバポ補正係数KEVPを乗算して
算出する。このため、いずれの運転状態で多量にパージ
されたり、エバポ補正中に運転状態が変化しても、エバ
ポ補正量KEVPLを同等の乗算割合で設定することが
可能となる。
【0031】そしてステップS11へ進んで、補正開始
時の通常の空燃比学習値LNMoとエバポ補正量KEV
PLにより補正用学習値LFNを、LFN=LNMo−
KEVPLにより算出する。これにより補正用学習値L
FNは、空燃比のずれ状態に応じてそれを迅速且つ滑ら
かに回復させる補正要素となる。この場合に各運転状態
毎に補正開始時の空燃比学習値LNMoを用いて補正用
学習値LFNを算出する。
【0032】その後更に、ステップS12でエバポ補正
係数KEVPをエバポ補正終了判定値Keと比較し、K
EVP>Keでは、上述の演算を継続してエバポ補正す
る。そしてエバポ補正係数KEVPが略元に戻ってKE
VP≦Keになると、ステップS13へ進みエバポ補正
フラグFをリセットしてエバポ補正を終了する。
【0033】従って、或る運転状態でエバポbが多量に
パージされて空燃比のリッチ化が進み、空燃比フィード
バック補正量LMDが図5(a)のように急激にリーン
化補正側へ減少して、エバポ補正の必要が判断される
と、通常の空燃比学習制御を停止する。そしてエバポ補
正係数KEVPが図5(b)のように、初期値Koと補
正分KLMD1〜KLMD4により設定され、このエバ
ポ補正係数KEVPと各運転状態の補正時学習値LEV
Pでエバポ補正量KEVPLが演算される。
【0034】そこでエバポ補正開始直後は、LMD≦L
1でエバポ補正量KEVPLが大きい増加補正分KLM
D1で設定され、このため補正用学習値LFNが図5
(c)のように、初期値Koで減少した後更に大きい関
数で減少するものになる。そしてこの補正用学習値LF
Nで燃料噴射パルス幅Tiを演算して空燃比学習制御さ
れることで、燃料噴射パルス幅Tiが大幅に減量補正さ
れ、このため空燃比はリッチ化が抑制されてリーン側に
反転し、空燃比フィードバック補正量LMDは迅速に増
大する。
【0035】そして回復した空燃比フィードバック補正
量LMDが、L1<LMD≦L2になると、補正用学習
値LFNが小さい増加補正分KLMD2で減少され、L
2<LMD≦L3になると、補正用学習値LFNがL2
の状態に保持される。こうして減少した小さい補正用学
習値LFNにより空燃比学習制御されることで、空燃比
が有効にリーン化補正されて回復する。そして理論空燃
比の近くの判定値L3を越えると、補正用学習値LFN
が小さい減少補正分KLMD3で逆に少し増して燃料噴
射パルス幅Tiが大きくなる。このとき空燃比が再びリ
ッチ化補正されその空燃比フィードバック補正量LMD
がL3より小さくなると、L3の状態に保持される。
【0036】こうして空燃比が理論空燃比の近くに回復
して、L3<LMD≦L4になると、補正用学習値LF
Nが小さい減少補正分KLMD3で逆に徐々に大きくな
り、このような小さな補正分KLMD2,KLMD3で
空燃比フィードバック補正量LMDが緩やかに収束に向
かう。LMD>L4になると、補正用学習値LFNが大
きい減少補正分KLMD4で更に速やかに増大して燃料
噴射パルス幅Tiが大きくなり、空燃比がリーン側に変
動することを防止しつつ補正用学習値LFNと共に燃料
噴射パルス幅Tiを元に復帰するようになる。そして燃
料噴射パルス幅Tiを復帰しても、LMD>L4の状態
に保持されると、多量のエバポパージの影響が無くなっ
たことになり、エバポ補正係数KEVPが略元に戻った
時点、即ちKEVP≦Keとなった時点でエバポ補正が
終了する。これ以降は通常の空燃比学習制御が、エバポ
補正開始の際に停止していた空燃比学習値LNMoを用
いてスムースに再開される。
【0037】こうしてエバポbが多量にパージされて空
燃比のリッチ化が進むと、通常の空燃比学習制御に代り
補正用学習値LFNを用いて空燃比学習制御される。そ
して空燃比が迅速且つ滑らかに回復するようにエバポ補
正され、これにより空燃比の変動が少なくなって走行性
や排気ガス浄化の悪化が防止される。尚、エバポ補正中
にアイドル運転や減速走行を行ってパージ停止すると、
エバポ補正も中断される。このときエバポ補正係数KE
VPはパージ停止直前の値を保持し、パージ再開の際に
エバポ補正係数KEVPをその保持した値に設定してエ
バポ補正も再開される。以上、本発明の実施例について
説明したが、これのみに限定されない。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によると、
キャニスタパージ装置を備えた空燃比学習制御におい
て、蒸発燃料が多量にパージされ、空燃比が大幅にリッ
チ化してエバポ補正の必要時には、通常の空燃比学習制
御を停止し、補正用学習値を用いてエバポ補正するの
で、空燃比を迅速且つ滑らかに回復してその変動を有効
に低減することができ、このため走行性や排気ガス浄化
の悪化を防止できる。またエバポ補正中にパージ停止す
ると、エバポ補正を中断して通常の空燃比学習制御を行
うことが可能になって、空燃比の大幅な変動を防止でき
る。
【0039】また空燃比フィードバック補正量の変化や
空燃比学習値のはりつき状態によりエバポ補正の必要の
有無を判断するので、蒸発燃料のパージの状態を適確に
判断できる。エバポ補正の必要時には、エバポ補正開始
時の空燃比フィードバック補正量とその変化に対応して
増減したエバポ補正量を設定し、更にエバポ補正開始時
の空燃比学習値からエバポ補正量を減算して補正用学習
値を演算し、空燃比学習値の代りにこの補正用学習値を
用いて空燃比学習制御するので、空燃比のリッチ化の状
態やその後の回復の状態に対応して最適にエバポ補正す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空燃比制御方法に適した実施例を
示すブロック図である。
【図2】エンジンの要部の全体の構成を示す構成図であ
る。
【図3】空燃比学習制御とエバポ補正制御を示すフロー
チャートである。
【図4】エバポ補正係数の演算を示すフローチャートで
ある。
【図5】エバポ補正状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン本体 20 燃料装置 21 燃料タンク 30 キャニスタパージ制御装置 50 制御ユニット 51 燃料噴射制御系
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 340 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクで発生する蒸発燃料を所定の
    エンジン運転条件,走行条件でエンジン吸気系にパージ
    制御し、蒸発燃料のパージの有無にかかわらず、少なく
    ともエンジン運転状態,空燃比フィードバック補正量,
    空燃比学習値に基づいて燃料噴射制御して、空燃比を理
    論空燃比付近にフィードバック制御するエンジンにおい
    て、 蒸発燃料が多量にパージされる際の空燃比フィードバッ
    ク補正量の変化や空燃比学習値のはりつき状態によりエ
    バポ補正の必要の有無を判断し、エバポ補正の必要時に
    は通常の空燃比学習制御を停止し、エバポ補正開始時の
    空燃比フィードバック補正量とその変化に対応して増減
    したエバポ補正量を設定し、更にエバポ補正開始時の空
    燃比学習値からエバポ補正量を減算して補正用学習値を
    演算し、通常の空燃比学習値の代りにこの補正用学習値
    を用いて空燃比学習制御することを特徴とする空燃比制
    御方法。
  2. 【請求項2】 エバポ補正の必要は、空燃比学習制御中
    のパージ開始後に空燃比フィードバック補正量の変化量
    が設定値より大きくなったり、または空燃比学習値の所
    定個数以上がリーン化補正限界値にはりついた場合に判
    断することを特徴とする請求項1記載の空燃比制御方
    法。
  3. 【請求項3】 エバポ補正量は、エバポ補正開始時の空
    燃比フィードバック補正量に応じた初期値,及び空燃比
    フィードバック補正量の変化に対応した増減補正分で設
    定されるエバポ補正係数と、各運転状態で予め設定され
    る補正時学習値とを乗算して設定することを特徴とする
    請求項1記載の空燃比制御方法。
  4. 【請求項4】 エバポ補正開始後は、補正用学習値を略
    元に戻しても空燃比が理論空燃比付近に回復して保つ場
    合にエバポ補正を終了して、通常の空燃比学習制御に復
    帰することを特徴とする請求項1記載の空燃比制御方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103375287A (zh) * 2012-04-19 2013-10-30 于树怀 天然气发动机的空燃比学习方法

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CN103375287A (zh) * 2012-04-19 2013-10-30 于树怀 天然气发动机的空燃比学习方法
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