JPH0723362Y2 - マットレス自動梱包装置 - Google Patents
マットレス自動梱包装置Info
- Publication number
- JPH0723362Y2 JPH0723362Y2 JP1986168324U JP16832486U JPH0723362Y2 JP H0723362 Y2 JPH0723362 Y2 JP H0723362Y2 JP 1986168324 U JP1986168324 U JP 1986168324U JP 16832486 U JP16832486 U JP 16832486U JP H0723362 Y2 JPH0723362 Y2 JP H0723362Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mattress
- poly sheet
- face
- sealing
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Package Closures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分や） 本考案は大物商品の自動梱包装置に関するものでベッド
のマットレス等の梱包に利用されるものであります。
のマットレス等の梱包に利用されるものであります。
（従来の技術） 本考案にかかる従来の技術として、特公昭46−29559号
公報に開示されるものが知られている。このものによれ
ば、先ず、マットレスは無端ベルトの上に乗せられて無
端ベルトの前方の上下に配置したポリシートによって上
下を被覆される。ポリシートの前後端は無端ベルトの前
方に載置された溶着溶断装置によって溶着、切断され
る。そして、マットレスは無端ベルトから、前方に載置
されたコンベアベルト上に移される。コンベアベルトの
両側端には一対のニップベルト、シールベルト、及びシ
ールヒータが設けられており、マットレスを梱包するポ
リシートの両側端はニップベルトによって狭持された
後、シールベルト及びシールベルトの内部に配置される
シールヒータによってシールされるというものであっ
た。
公報に開示されるものが知られている。このものによれ
ば、先ず、マットレスは無端ベルトの上に乗せられて無
端ベルトの前方の上下に配置したポリシートによって上
下を被覆される。ポリシートの前後端は無端ベルトの前
方に載置された溶着溶断装置によって溶着、切断され
る。そして、マットレスは無端ベルトから、前方に載置
されたコンベアベルト上に移される。コンベアベルトの
両側端には一対のニップベルト、シールベルト、及びシ
ールヒータが設けられており、マットレスを梱包するポ
リシートの両側端はニップベルトによって狭持された
後、シールベルト及びシールベルトの内部に配置される
シールヒータによってシールされるというものであっ
た。
（考案が解決しようとする問題点） しかし、上記構成の梱包装置では、側端のポリシートの
溶着にニップベルト、シールベルト等を要するため、ベ
ルトを回転させるためのプーリ等部品点数が増え、従っ
て装置自体が大がかりで複雑なものとなっていた。ま
た、シールベルトによってポリシートを端部から徐々に
シールしていく方式であるため、全体をシールするのに
時間を要するという問題があった。
溶着にニップベルト、シールベルト等を要するため、ベ
ルトを回転させるためのプーリ等部品点数が増え、従っ
て装置自体が大がかりで複雑なものとなっていた。ま
た、シールベルトによってポリシートを端部から徐々に
シールしていく方式であるため、全体をシールするのに
時間を要するという問題があった。
そこで、本考案はポリシートの側端のシールを装置をよ
り簡素化し、且つ敏速にシールすることのできるマット
レス自動梱包装置を提供することを技術的課題とする。
り簡素化し、且つ敏速にシールすることのできるマット
レス自動梱包装置を提供することを技術的課題とする。
（課題を解決するため手段） 上記課題を解決するために本考案において講じた技術的
手段は、マットレスを載置し移動する送りテーブルと、
送りテーブルの前方の上方と下方に配置されるポリシー
トと、送りテーブルの前方端に配設され挿入されたマッ
トレスを被覆したポリシートの端面をシールする端面シ
ール装置及びポリシートを切断する端面カッター装置
と、端面シール装置とカッター装置の前方側に配置され
ポリシートに被覆されたマットレスを引込み移動する引
込みテーブルと、引込みテーブルの左右両端に沿って平
行に設けられ引込みテーブルの左右両端に対して開口す
るように回動する上フレーム及び下フレームが引込みテ
ーブルの左右両端に一対に設けられてポリシートの側面
をシールする側面シール装置と、上フレーム又は下フレ
ームのそれぞれに設けられフレームの長手方向に移動し
てポリシートを切断する移動式の側面カッター装置とを
備えたことである。
手段は、マットレスを載置し移動する送りテーブルと、
送りテーブルの前方の上方と下方に配置されるポリシー
トと、送りテーブルの前方端に配設され挿入されたマッ
トレスを被覆したポリシートの端面をシールする端面シ
ール装置及びポリシートを切断する端面カッター装置
と、端面シール装置とカッター装置の前方側に配置され
ポリシートに被覆されたマットレスを引込み移動する引
込みテーブルと、引込みテーブルの左右両端に沿って平
行に設けられ引込みテーブルの左右両端に対して開口す
るように回動する上フレーム及び下フレームが引込みテ
ーブルの左右両端に一対に設けられてポリシートの側面
をシールする側面シール装置と、上フレーム又は下フレ
ームのそれぞれに設けられフレームの長手方向に移動し
てポリシートを切断する移動式の側面カッター装置とを
備えたことである。
（作用） 上記手段は次のように作用する。即ち、ポリシートで被
覆され端面シール装置により前後の端のみをシールされ
たマットレスが引込みテーブル上に移動されたとき、上
フレームと下フレームは開く方向に回動されたままで待
機している。そして、マットレスが移動して所定の位置
までくると上フレームと下フレームは回動してマットレ
スの端部のポリシートをシールする。その後、側面カッ
ター装置がフレームの長手方向に移動してポリシートの
側面が切断される。このように、本考案では上フレーム
と下フレームが回動して開くようになっているため、フ
レームを開いた待機中あるいはシール中であっても高さ
方向にスペースを要せず、フレームのみの簡素な構成と
することができる。また、フレームにより端面を一度に
シールため、短時間でシールすることが可能である。
覆され端面シール装置により前後の端のみをシールされ
たマットレスが引込みテーブル上に移動されたとき、上
フレームと下フレームは開く方向に回動されたままで待
機している。そして、マットレスが移動して所定の位置
までくると上フレームと下フレームは回動してマットレ
スの端部のポリシートをシールする。その後、側面カッ
ター装置がフレームの長手方向に移動してポリシートの
側面が切断される。このように、本考案では上フレーム
と下フレームが回動して開くようになっているため、フ
レームを開いた待機中あるいはシール中であっても高さ
方向にスペースを要せず、フレームのみの簡素な構成と
することができる。また、フレームにより端面を一度に
シールため、短時間でシールすることが可能である。
（実施例） 本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第１図のＡは、ベッド用マットレスＢの自動梱包装置
で、１はテーブル、２は移動テーブル１の上側に配置し
てポリシートで、３は移動テーブルの１の下側に配置さ
れた連続したポリシートである。４はマットレスの長手
方向をシールする端面シール装置で、５及び６はマット
レスの短手方向をシールする側面シール装置である。
で、１はテーブル、２は移動テーブル１の上側に配置し
てポリシートで、３は移動テーブルの１の下側に配置さ
れた連続したポリシートである。４はマットレスの長手
方向をシールする端面シール装置で、５及び６はマット
レスの短手方向をシールする側面シール装置である。
端面シール装置４は、空圧式シリンダー4a、4b、・・・
等が上下動してフレーム4c、4dがポリシートを押さえる
構造であり、側面シール装置５にはアーム5aにより上フ
レーム5b、下フレーム5cがベッド側面のポリシートを押
さえるために回動できる構造である。
等が上下動してフレーム4c、4dがポリシートを押さえる
構造であり、側面シール装置５にはアーム5aにより上フ
レーム5b、下フレーム5cがベッド側面のポリシートを押
さえるために回動できる構造である。
ポリシートを切断する側面カッター装置10については、
第２図に示す側面シール装置５に設けられたものについ
て説明する。
第２図に示す側面シール装置５に設けられたものについ
て説明する。
７は上フレーム5bに固定したポリシートが浮き上がるの
を防止するフィルム押さえ、８はポリシートカッター
で、９はカッターホルダー、9aはレール、11はリミット
スイッチ、12はワイヤーであり、モータ13の回転により
ワイヤーが移動し、それに伴いカッターホルダー９がレ
ール9a上を矢印方向（即ち、フレームの長手方向）に移
動し、ポリシートカッター８がシールされたポリシート
をカットするものであり、前記カッターは側面シール装
置５、６及び端面シール装置４に設けてある。
を防止するフィルム押さえ、８はポリシートカッター
で、９はカッターホルダー、9aはレール、11はリミット
スイッチ、12はワイヤーであり、モータ13の回転により
ワイヤーが移動し、それに伴いカッターホルダー９がレ
ール9a上を矢印方向（即ち、フレームの長手方向）に移
動し、ポリシートカッター８がシールされたポリシート
をカットするものであり、前記カッターは側面シール装
置５、６及び端面シール装置４に設けてある。
マットレスＢは、図示されないコンベア装置により移動
テーブル１と引込みテーブル1a上に移動、即ち端面シー
ル装置及び側面シール装置へと送られるものであり、図
示しない制御盤からの信号により、マットレスを移動す
るための移動装置、各シール装置及びカッター装置が順
次作動し自動梱包を行うものである。
テーブル１と引込みテーブル1a上に移動、即ち端面シー
ル装置及び側面シール装置へと送られるものであり、図
示しない制御盤からの信号により、マットレスを移動す
るための移動装置、各シール装置及びカッター装置が順
次作動し自動梱包を行うものである。
以上の構成においてその作用を第３図に基づいて説明す
る。（イ）は梱包前のマットレスＢを示す。この状態
で、マットレスＢは送りコンベアを有する移動テーブル
１の上に載置される。移動テーブル上をマットレスＢは
前方に移動し、（ロ）に示されるように、一端がシール
されているポリシートの中を通り、端面シール位置で停
止し、端面シール装置４により他方の長手方向の一端を
シールされる（ハ）。この後、マットレスはさらに前方
に移動し、端面シール装置４は次に送られてくるマット
レスのために再度ポリシートをシールする。そして、ポ
リシートカッター８が作用して上記した２箇所のシール
位置の間を切断する。こうして、ポリシートの長手方向
両側がシールされる。次に、マットレスＢは引込みテー
ブル1aの中央部まで移されて停止し、回動式のフレーム
５によって左側面をシール（ホ）、左側面自動カッター
にて切断（ヘ）、フレーム６によって右側面をシール
（ト）、右側面自動カッターにて切断（チ）がなされ、
取出位置までマットレスＢが移動されたときには、ポリ
シートによって四方をシールされ、完全に梱包されたマ
ットレスが送り出される。
る。（イ）は梱包前のマットレスＢを示す。この状態
で、マットレスＢは送りコンベアを有する移動テーブル
１の上に載置される。移動テーブル上をマットレスＢは
前方に移動し、（ロ）に示されるように、一端がシール
されているポリシートの中を通り、端面シール位置で停
止し、端面シール装置４により他方の長手方向の一端を
シールされる（ハ）。この後、マットレスはさらに前方
に移動し、端面シール装置４は次に送られてくるマット
レスのために再度ポリシートをシールする。そして、ポ
リシートカッター８が作用して上記した２箇所のシール
位置の間を切断する。こうして、ポリシートの長手方向
両側がシールされる。次に、マットレスＢは引込みテー
ブル1aの中央部まで移されて停止し、回動式のフレーム
５によって左側面をシール（ホ）、左側面自動カッター
にて切断（ヘ）、フレーム６によって右側面をシール
（ト）、右側面自動カッターにて切断（チ）がなされ、
取出位置までマットレスＢが移動されたときには、ポリ
シートによって四方をシールされ、完全に梱包されたマ
ットレスが送り出される。
以上のようにマットレスＢをテーブル１に載置すること
により自動的に梱包され、完全に梱包されたマットレス
Ｃが送り出されてくる。このように、大物製品の梱包に
ついて自動梱包装置にセットするだけで、全く人手を必
要とすることなく梱包ができ、更にポリシートを何枚か
重ねて梱包することによりショックに強い梱包が可能で
あり、ポリシートのロール巻きをしようすることにより
材料費も大幅に低減することができるものである。
により自動的に梱包され、完全に梱包されたマットレス
Ｃが送り出されてくる。このように、大物製品の梱包に
ついて自動梱包装置にセットするだけで、全く人手を必
要とすることなく梱包ができ、更にポリシートを何枚か
重ねて梱包することによりショックに強い梱包が可能で
あり、ポリシートのロール巻きをしようすることにより
材料費も大幅に低減することができるものである。
また、上フレームと下フレームを同時に回動させること
によって、ポリシートを上下から同時に押さえることが
でき、ポリシートにしわが寄るのを防ぐことができる。
によって、ポリシートを上下から同時に押さえることが
でき、ポリシートにしわが寄るのを防ぐことができる。
本考案によれば、上フレーム及び下フレームは、引込み
テーブルに対して開口するように開口して開くため、高
さ方向にスペースを必要とせず、フレームのみの簡素な
構成とすることができる。また、装置の高さを低くする
ことによって重心低くなり、装置が安定する。更に、フ
レームにより端面を一度にシールするため、短時間でシ
ールことが可能である。
テーブルに対して開口するように開口して開くため、高
さ方向にスペースを必要とせず、フレームのみの簡素な
構成とすることができる。また、装置の高さを低くする
ことによって重心低くなり、装置が安定する。更に、フ
レームにより端面を一度にシールするため、短時間でシ
ールことが可能である。
また、本考案の装置は側面シール装置と側面カッター装
置とを縦にではなく横に配列、即ち並列に配設したた
め、直列に並べた場合と比較して、さらにマットレス自
動梱包装置の縦幅を短くすることができ、より装置を小
型化することができる。
置とを縦にではなく横に配列、即ち並列に配設したた
め、直列に並べた場合と比較して、さらにマットレス自
動梱包装置の縦幅を短くすることができ、より装置を小
型化することができる。
また、側面カッター装置は、上または下フレームにそれ
ぞれ設けられ、且つ、フレームの長手方向に移動して側
面を切断する構成であるために、装置自体が小型であり
ながら機能を満足できるものである。
ぞれ設けられ、且つ、フレームの長手方向に移動して側
面を切断する構成であるために、装置自体が小型であり
ながら機能を満足できるものである。
第１図は本実施例の外観説明図、第２図はカッター装置
の拡大説明図、第３図はマットレス梱包の工程の説明図
で、（イ）〜（ニ）は長手方向、（ホ）〜（チ）は短手
方向の梱包を示し、（リ）は梱包完了を示す。 符号の説明 Ａ……マットレス自動梱包装置、Ｂ……マットレス、１
……移動テーブル、1a……引込みテーブル、４……端面
シール装置、５、６……側面シール装置、5b……上フレ
ーム、5c……下フレーム、10……側面カッター装置。
の拡大説明図、第３図はマットレス梱包の工程の説明図
で、（イ）〜（ニ）は長手方向、（ホ）〜（チ）は短手
方向の梱包を示し、（リ）は梱包完了を示す。 符号の説明 Ａ……マットレス自動梱包装置、Ｂ……マットレス、１
……移動テーブル、1a……引込みテーブル、４……端面
シール装置、５、６……側面シール装置、5b……上フレ
ーム、5c……下フレーム、10……側面カッター装置。
Claims (1)
- 【請求項１】マットレスを載置し移動する送りテーブル
と、該送りテーブルの前方の上方と下方に配置されるポ
リシートと、前記送りテーブルの前方端に配設され挿入
された前記マットレスを被覆したポリシートの端面をシ
ールする端面シール装置及びポリシートを切断する端面
カッター装置と、前記端面シール装置と前記カッター装
置の前方側に配置され前記ポリシートに被覆されたマッ
トレスを引込み移動する引込みテーブルと、該引込みテ
ーブルの左右両端に沿って平行に設けられ前記引込みテ
ーブルの左右両端に対して開口するように回動する上フ
レーム及び下フレームが前記引込みテーブルの左右両端
に一対に設けられてポリシートの側面をシールする側面
シール装置と、前記上フレーム又は前記下フレームの夫
々に設けられ前記フレームの長手方向に移動して前記ポ
リシートを切断する移動式の側面カッター装置とを備え
たことを特徴とするマットレスの自動梱包装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986168324U JPH0723362Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | マットレス自動梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986168324U JPH0723362Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | マットレス自動梱包装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6374404U JPS6374404U (ja) | 1988-05-18 |
| JPH0723362Y2 true JPH0723362Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31101098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986168324U Expired - Lifetime JPH0723362Y2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | マットレス自動梱包装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723362Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITTO20060088A1 (it) * | 2006-02-08 | 2007-08-09 | Minipack Torre Spa | Macchina confezionatrice dotata di barre di taglio e saldatura indipendenti |
| CN110053808B (zh) * | 2019-05-30 | 2023-10-24 | 长沙金狮金属制品有限公司 | 一种组合烟花顶招底招的自动包覆装置 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP1986168324U patent/JPH0723362Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6374404U (ja) | 1988-05-18 |
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