JPH0723358A - 画像音声伝送装置 - Google Patents

画像音声伝送装置

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Publication number
JPH0723358A
JPH0723358A JP5161271A JP16127193A JPH0723358A JP H0723358 A JPH0723358 A JP H0723358A JP 5161271 A JP5161271 A JP 5161271A JP 16127193 A JP16127193 A JP 16127193A JP H0723358 A JPH0723358 A JP H0723358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversation
audio
voice
delay
sound
Prior art date
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Pending
Application number
JP5161271A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Fujimoto
英明 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP5161271A priority Critical patent/JPH0723358A/ja
Publication of JPH0723358A publication Critical patent/JPH0723358A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、会話の始まりおよび会話中によって
音声データの遅延時間を切り換えることによってスムー
ズなテレビ会議を実現できる。 【構成】音声信号の有無を判断する音声レベル検出回路
を有して会話の途切れと会話の始まりを検出し、通常の
会話中と前記会話の始まり直後の一定期間とで前記音声
遅延回路の遅延量を切り換える。また、会話の始まりを
検出した際に会話開始を意味する特定のデータを遅延回
路を通さないで伝送し、さらに同データを受信した際に
会話相手が会話を始めたことを話者に知らせる合図を音
声信号やあるいは映像信号に出力する。このような構成
にすることにより、会話が途切れた後に話しかけようと
した話者が相手が話し出していないか否かを遅れずに知
ることができるためにスムーズな会話を実現することが
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号と音声信号を圧
縮、符号化して伝送する画像伝送装置、特にTV会議装
置等に用いられ音声データを画像データよりも遅延させ
て受信側に出力する画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像伝送装置において、 図3は
従来の画像伝送装置のブロック図である。従来の画像伝
送装置は、1はカメラ、2はマイク、3はモニタ、4は
画像圧縮回路、5はマイクアンプ、6は音声圧縮回路、
7はパワーアンプ、8は音声復調回路、9は画像復調回
路、10はRAMメモリ、11はリップシンク回路、1
2は送信器、13は受信器とから構成されている。
【0003】図3にもとづいて動作説明を行う。マイク
2から入力された音声信号は一旦、RAMメモリー10
に格納され、ファーストインファーストアウトの手順で
RAMメモリー10から前述の音声データが取り出され
る。このように音声データはRAMメモリー10に格納
されるためにマイク2から入力された音声データは遅延
してから送信される。また、他局から受信した音声デー
タについても別のRAMメモリー10に一旦、格納され
るために遅延してからパワーアンプ回路7に出力され
る。この結果、パワーアンプ回路7からは画像圧縮回路
ならびに画像復調回路を経由して出力される画像信号と
の時間的ズレが補正された音声データが出力される。
【0004】このように従来の画像伝送装置は画像信号
および音声信号を多重化して同一回線上に伝送し、圧
縮、符号化する画像処理回路と、音声信号を圧縮、符号
化、遅延する音声処理回路と、それぞれの回路から出力
された信号を多重化信号として出力する多重化回路とが
備えられている。ここで、画像信号と音声信号の情報量
を考慮した場合、圧縮、符号化処理による遅延量は音声
信号に対して画像信号の方が大きく、その差分時間だけ
音声信号を遅延させてから多重化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像伝送装置に
あっては、音声信号を前記差分時間だけ遅延させてから
多重化、伝送することによって画像信号と音声信号の間
には時間的なズレがなく送受信することが出来る。しか
し従来の技術においては、音声信号だけをみた場合には
音声信号処理上必要な時間以上の遅延が常に生じている
ことになり、この結果、例えばTV会議等において、一
旦会話が途切れた後にこちらが話しかけようとしたとき
にちょうど相手からの音声が届いてスムーズな会話にな
らないなどの場面が度々発生してしまう。本発明の目的
は、一旦会話が途切れた直後に会話を再開する第一声に
ついてこれを遅延なく知らせることにより、相手の会話
の始まりを遅れずに認識させることでスムーズな会話を
実現出来る画像伝送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの課題
を解決するためのものであり、同一伝送路にて画像信号
と音声信号を圧縮後、多重化して送受信する画像音声伝
送装置において、画像データの圧縮伸長に要する時間と
音声データの圧縮伸長に要する時間の差分だけ音声デー
タに遅延をかけることによって画像と音声のズレを補正
するための音声遅延回路と、該音声遅延回路の遅延時間
を制御するための遅延時間制御部と、自端末から送信さ
れる第1の音声レベルおよび他端末から受信される第2
の音声レベルを検出するための音声レベル検出回路と、
該音声レベル検出回路の出力信号にもとづいて双方共会
話をしていない無音状態かいずれか一方が会話をしてい
る有音状態かを判別するための有音無音判別手段とから
構成され、無音状態から有音状態に切り替わった直後の
一定期間だけ音声遅延時間を短く設定し、その後は段階
的に平常状態にしていくことによって、一旦、会話が途
切れた後の第一声は遅延せずに送受信を行い、相手の会
話の始まりを遅れずに認識できる画像音声伝送装置を提
供する。
【0007】さらに、会話が途切れた後に自端末から送
信される音声レベルが有音状態になると遅延回路を介さ
ずに他端末に対して会話開始を特定するコマンドを送信
し、他端末はそのコマンドを出力するための出力手段を
備えている請求項1記載の画像音声伝送装置を提供す
る。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、他端末からの音声信号の
有無を判別するとともに、音声信号が有りの場合にはそ
の音声信号が送られて一旦、途切れた会話が再開された
ときにその会話の始まり直後だけは音声が最小の遅延量
で伝送、処理される。あるいは相手が先に会話を再開し
たことを示す合図をその直後に出力させることによって
相手が会話を再開した事を速やかに知らせることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1および図2は本発明の画像伝送装置のブロック
図である。
【0010】図1において、図3と同一部材は同一名称
を示しており、図1で追加された部材は自局音声レベル
検出回路14、有音無音判定部15、他局音声レベル検
出回路16、音声遅延量制御部17、コマンド発生部1
8、コマンド検出部19である。図1にもとづいて動作
説明を行う。自局音声レベル検出回路14によってマイ
ク2から入力される自局の音声レベルが検知され、また
他局音声レベル検出回路16によって他局から送信され
てくる音声データの音声レベルが検知される。ここで有
音無音判定部15においてそれぞれの音声データが有音
か無音かが判別され、両方の音声レベルが一定時間以上
無音となった場合にこれを話の途切れと判定し、次に自
局、他局のいずれかが会話を再開した時点で有音無音判
定部からこれを示す信号が音声遅延量制御部17へ出力
される。音声遅延量制御部17が自局が先に会話を再開
した信号を受けるとその直後のみ送信側RAMメモリー
10の蓄積量が変更されて送信音声の遅延量が最小とな
る。又逆に他局が先に会話を再開した信号を受けるとそ
の直後のみ受信側RAMメモリー10’の蓄積量が変更
されて受信音声の遅延量が最小となる。
【0011】図2において、図2は本発明の第2の実施
例を示し、図1と同一部材は同一名称を示しており、図
2で追加された部材は、コマンド発生部18、コマンド
検出部19である。
【0012】図2にもとづいて動作説明を行う。自局音
声レベル検出回路14によってマイク2から入力された
自局からの音声レベルが検知され、また他局音声レベル
検出回路16によって他局から送信されてきた音声デー
タの音声レベルが検知される。ここで有音無音判定部1
5によってそれぞれの音声データが有音か無音かが判別
され、両方の音声レベルが一定時間以上無音となった場
合にこれを話の途切れと判定し、次に自局が先に会話を
再開した場合に有音無音判定部によってこれを示す信号
がコマンド発生部18へ出力される。コマンド発生部1
8は自局が先に会話を再開した信号を受けるとこれを意
味する特定のデータが画像データ、音声データと多重化
して送信される。またコマンド検出部19によって受信
データから他局が先に会話を再開したことを意味する特
定のデータが検出された場合にこれを話者に伝えるため
の合図が出力される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は自端末お
よび他端末との会話中に自端末からの音声信号と他端末
からの音声信号とを比較し、会話が途切れている状態か
ら会話が再開された直後だけは音声が最小の遅延量で伝
送処理される。一方、相手が先に会話を再開したことを
示す合図が音声信号よりも早く自端末に通知されるため
にスムーズな会話を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像伝送装置の第1の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の画像伝送装置の第2の実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】従来の画像伝送装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 マイク 3 モニタ 4 画像圧縮回路 5 マイク 6 音声圧縮回路 7 パワーアンプ 8 音声復調回路 9 画像復調回路 10 RAMメモリ 11 リップシンク回路 12 送信器 13 受信器 14 自局レベル検出回路 15 有音無音判定部 16 他局レベル検出回路 17 音声遅延量制御部 18 コマンド発生部 19 コマンド検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一伝送路にて画像信号と音声信号を圧縮
    後、多重化して送受信する画像音声伝送装置において、 画像データの圧縮伸長に要する時間と音声データの圧縮
    伸長に要する時間の差分だけ音声データに遅延をかける
    ことによって画像と音声のズレを補正するための音声遅
    延回路と、 該音声遅延回路の遅延時間を制御するための遅延時間制
    御部と、自端末から送信される第1の音声レベルおよび
    他端末から受信される第2の音声レベルを検出するため
    の音声レベル検出回路と、 該音声レベル検出回路の出力信号にもとづいて双方共会
    話をしていない無音状態かいずれか一方が会話をしてい
    る有音状態かを判別するための有音無音判別手段とから
    構成され、 無音状態から有音状態に切り替わった直後の一定期間だ
    け音声遅延時間を短く設定し、その後は段階的に平常状
    態にしていくことによって、一旦、会話が途切れた後の
    第一声は遅延せずに送受信を行い、相手の会話の始まり
    を遅れずに認識できることを特徴とする画像音声伝送装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像音声伝送装置におい
    て、一旦、会話が途切れた後に自端末から送信される音
    声レベルが有音状態になると遅延回路を介さずに他端末
    に対して会話開始を特定するコマンドを送信し、他端末
    はそのコマンドを出力するための出力手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像音声伝送装置。
JP5161271A 1993-06-30 1993-06-30 画像音声伝送装置 Pending JPH0723358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5161271A JPH0723358A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 画像音声伝送装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5161271A JPH0723358A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 画像音声伝送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0723358A true JPH0723358A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15731938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5161271A Pending JPH0723358A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 画像音声伝送装置

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