JPH07231828A - 座 席 - Google Patents

座 席

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JPH07231828A
JPH07231828A JP2452694A JP2452694A JPH07231828A JP H07231828 A JPH07231828 A JP H07231828A JP 2452694 A JP2452694 A JP 2452694A JP 2452694 A JP2452694 A JP 2452694A JP H07231828 A JPH07231828 A JP H07231828A
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
waterproof
backrest
driver
waterproof cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP2452694A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Takahashi
利光 高橋
Kensuke Fujise
研介 藤瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07231828A publication Critical patent/JPH07231828A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】風雨等にさらされる環境下においても、着座部
を雨水等から保護する。 【構成】フォークリフトの運転座席6は着座部7と、背
もたれ部8とから構成され、着座部7と背もたれ部8と
はヒンジHにて回動可能に設けられている。即ち、背も
たれ部7は立設位置と折畳み位置とに回動し位置決めさ
れる。この背もたれ部8の背面8aには防水布9,10
が取着されている。更に、背面8aは防水性を有してい
るので、背もたれ部8の折畳み位置時には、防水布9,
10及び背面8aにて着座部7が保護される。しかも、
防水布9,10の先端にはおもりとしての棒材11,1
2が取着されているので、安定した状態で着座部7を保
護できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は座席に係り、詳しくは風
雨等にさらされる環境下においても耐候性に優れた座席
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフト等の産業車両は、
その作業場所等の関係から、屋外にて保管される場合が
ある。この場合、例えば雨等が降りだすと、その雨水は
ヘッドガードの隙間から運転室内に侵入し、運転座席に
溜まり、運転者が着座できない状態となる。
【0003】そこで、この問題を解決する技術として、
実開平5−63970号公報には建設機械に設けられた
運転席が開示されている。この運転席によれば、腰掛け
シート本体に対して、背もたれに相当する蓋体が回動す
る。従って、当該車両を使用しない場合、即ち、保管時
には、蓋体を回動させ閉状態とすることにより、当該蓋
体にて腰掛けシート本体の上面を覆うようになってい
る。このとき、腰掛けシート本体と蓋体との合わせ面は
密着されてシールされた状態となり、腰掛けシート本体
上面に雨水等が溜まらないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腰掛け
シート本体と蓋体とは単に密着させてシールされている
だけなので、その合わせ面から水が侵入してしまうとい
う問題がある。更に、この合わせ面近傍にも水が溜まり
やすく、当該蓋体を開状態とした場合には、当該合わせ
面部に溜まった水が腰掛けシート本体に侵入するという
問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は風雨等にさらされる環境
下おいても、着座部を雨水等から保護できる座席を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、着座部と背もたれ部とを回
動部材にて連結し、背もたれ部が着座部に対して回動す
ることにより立設位置と折り畳み位置とにそれぞれ位置
決めされる座席において、着座部又は背もたれ部の少な
くともいずれか一方に防水布を取着し、背もたれ部の折
畳み位置時には、当該防水布により着座部と背もたれ部
間を被覆できることをその要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、前記背もたれ部の横幅は着座部の横
幅よりも幅広に形成され、背もたれ部の背面の上部及び
下部にそれぞれ防水布を取着したことをその要旨とす
る。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記防水布の先端におもりを設けた
ことをその要旨とする。
【0009】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、背もた
れ部が折畳み位置に位置させた状態で、防水布によって
着座部と背もたれ部間を覆うことにより、例えば屋外に
おいて座席が雨等にさらされても、着座部には水が溜ま
らない。
【0010】請求項2記載の発明によれば、背もたれ部
が折畳み位置に位置したときに、背もたれ部の左右両側
部にて着座部の左右両側部を覆い、前記各防水布にて着
座部の前方及び後方を覆う。即ち、これら防水布と着座
部の背面とによって、着座部への雨水の侵入が妨げられ
る。
【0011】請求項3記載の発明によれば、防水布はお
もりの重量によって例えば風等に吹き飛ばされることな
く、安定した状態で着座部を保護する。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1〜図3に従って説明する。
【0013】図1に示すように、産業車両としてのフォ
ークリフト1には、左右一対のフロントピラー2及び左
右一対のリアピラー3がそれぞれ立設されている。フロ
ントピラー2は斜め上方へ斜状に延びるとともに、当該
フロントピラー2の前方上部において屈曲し、その前方
上部から後端部へ水平に延びている。そして、これらフ
ロントピラー2の後端部に前記リアピラー3の上端部が
連結されている。
【0014】これらフロントピラー2の水平に形成され
た天井部間には、ヘッドガード4が形成されている。こ
のヘッドガード4は例えば前記天井部間において所定間
隔毎に左右方向に枠材4aを配設することにより形成さ
れている。このとき、前記フロントピラー2、リアピラ
ー3及びヘッドガード4等によりフォークリフト1の運
転室5が形成される。そして、この運転室5内には、運
転座席6が設けられている。
【0015】図2に示すように、この運転座席6は着座
部7と、背もたれ部8とから構成され、当該着座部7と
背もたれ部8とはヒンジHにて回動可能に設けられてい
る。即ち、背もたれ部8は、図3(a)に示す着座部7
に対して略L字状に立設された位置(立設位置)と、図
3(b)に示す着座部7上に折り畳まれた位置(折畳み
位置)とにそれぞれ位置決めされる。そして、この背も
たれ部8は、通常のフォークリフト1の運転時には、立
設位置に位置し、運転者はその着座部7に着座してフォ
ークリフト1を運転する。
【0016】これら着座部7及び背もたれ部8は共に防
水性の合成樹脂より形成されている。この背もたれ部8
の横幅は着座部7の横幅よりも幅広に形成され、背もた
れ部8の左右両側部は着座部7の左右両側部よりも突出
した状態に形成されている。又、この背もたれ部8の背
面8aは窪み等が形成されることなく略平面状に形成さ
れている。そして、この背面8aは折畳み位置時におい
て、図3(b)に示すように、後方に向かって下方へ若
干傾いた状態で保持される。
【0017】この背面8aにおける上部及び下部には、
当該背もたれ部8の横幅全体に渡ってビニールレザー等
よりなる略四角形状の防水布9,10が取着されてい
る。そして、防水布9,10の先端部には、当該防水布
9,10の幅よりも長い円柱状のおもりとしての棒材1
1,12が連結されている。
【0018】このように構成された運転座席6は、図3
(a)に示すように、フォークリフト1の運転時におい
て立設位置に位置される。このとき、防水布9,10は
棒材11,12の重量により下方へ引っ張られ、皺状に
縮まることなく伸びた状態で垂れ下がり安定した状態で
保持される。又、棒材11,12は円柱状であって、防
水布9,10の横幅全体に渡って連結されているので、
当該防水布9,10を横方向に対しても皺状に縮まるこ
となく伸びた状態で安定して保持できる。従って、フォ
ークリフト1を停止させた状態で、各種の作業を行って
いる場合であっても、防水布9,10が安定した状態で
保持されることから、前記作業の妨げとなることを防止
できる。
【0019】更に、フォークリフト1が走行している場
合でも、その走行時に生じる風圧等による防水布9,1
0のバタツキを防止することができる。従って、走行時
において防水布9,10が運転座席6又はフォークリフ
ト1の外部の部材に巻きつくことを防止でき、安定した
状態でフォークリフト1が走行できる。
【0020】又、フォークリフト1の運転及び作業等が
終了すると、図3(b)に示すように、運転座席6は立
設位置から回動され折畳み位置に位置決めされる。この
折畳み位置において、着座部7の左右両側部は背もたれ
部8の左右両側部によって覆われるため雨水の侵入を防
ぐことができる。そして、前記防水布9を着座部7の前
方へ向かって垂れ下げ、当該着座部7の前方を被覆す
る。同様に、防水布10を着座部7の後方に向かって垂
れ下げ、当該着座部7の後方を被覆する。
【0021】このように、背もたれ部8の両側部及び防
水布9,10にて着座部7は完全に被覆される。この場
合、防水布9,10は前記立設位置の場合と同様に棒材
11,12の重量により防水布9,10は下方に常に引
っ張られるとともに、棒材11,12により横幅全体に
渡って固定されることから、安定した状態で確実に着座
部7背もたれ部8の間を被覆することができる。
【0022】従って、雨等が前記ヘッドガード4の枠材
4aの間から運転室5内に侵入し、運転座席6にかかる
状態が生じても、着座部7は防水布9,10及び背もた
れ部8により、前後及び両側部が確実に被覆され、雨水
等が着座部7に溜まることを防止できる。このため、着
座部7の劣化を防止し、当該着座部7の寿命を向上させ
ることができる。更に、前記棒材11,12の重量によ
り防水布9,10は安定した状態で保持されているの
で、風等による防水布9,10のバタツキ及び吹き飛ば
されることを防止できる。
【0023】又、背もたれ部8の背面8aは窪み等が形
成されることなく、略平面状に形成されているので、背
もたれ部8の折畳み位置時において雨水が背面8a上に
落下しても溜まる部位がない。更に、背面8aが後方に
向かって下方へと傾斜しているので、背面8aに落下し
た雨水はその傾斜に沿って、当該背面8aの後部から防
水布10等を介してスムーズに外方へと導かれる。この
ように、風雨にさらされる背面8aにも雨水は溜まら
ず、当該背もたれ部8の劣化を防止することが可能とな
る。従って、着座部7のみならず、運転座席6全体の劣
化を防止でき、寿命を向上させることができる。
【0024】加えて、防水布9,10によって、防水性
のみならず、屋外環境下における湿度、温度(寒暖)、
日光及びオゾン等の影響を防止することができ、耐候性
に優れた運転座席6を提供することができる。
【0025】(第2実施例)以下、本発明を具体化した
第2実施例を図4に従って説明する。尚、本第2実施例
におけるフォークリフト及び運転座席等の構成は、第1
実施例のそれと同一であるとして、同一の部材には同一
の符号を付しその説明を省略する。そして、第1実施例
の構成とは異なる防水布に関する構成について以下に説
明する。
【0026】図4に示すように、背もたれ部8の背面8
aには、その上部及び下部に背もたれ部8の横幅全体に
渡って透明のビニールレザーよりなる防水布13,14
が取着されている。そして、防水布13,14の先端部
には、連結部材としてのファスナ15,16がそれぞれ
取着されている。このファスナ15,16は、背もたれ
部8が立設位置にある場合には、通常係合され、防水布
13,14は一体となった状態で保持される。従って、
当該背もたれ部8が立設位置に位置し、フォークリフト
1を運転又は各種の作業を行う場合において、防水布1
3,14が例えば走行による風圧等によって揺れ動いた
り、或いは運転座席6自体又は他の部材に巻きつくこと
を確実に防止できる。よって、当該防水布13,14が
フォークリフト1の運転や作業の妨げとなることを防止
できる。
【0027】更に、この防水布13,14によれば、背
もたれ部8が立設位置にあり、ファスナ15,16が係
合された状態において、防水布13,14と背面8aと
の間に形成された間隙に当該リフト1における作業内容
を示す作業指示書等の各種伝票及び書類を挟み込むこと
ができる。よって、作業に必要な各種の前記伝票を容易
にフォークリフト1に保管することができるとともに、
フォークリフト1の運転及び作業時に、当該伝票を紛失
することなく受け渡すことができる。
【0028】更に又、前記間隙にポスタ等の広告板を挟
さみ込むことができる。この場合、防水布13,14が
透明であることから、当該フォークリフト1を走行させ
ることにより、前記広告板による各種の宣伝を行うこと
ができる。又、前記間隙に作業内容を表示した表示板を
挟み込むことによって、他の作業者等に、当該フォーク
リフト1にて行っている作業内容を容易に伝達すること
ができる。
【0029】又、フォークリフト1の運転及び作業等が
終了すると、背もたれ部8を立設位置から折畳み位置に
位置決めされる。そして、ファスナ15,16の係合を
解除して、防水布13,14を背もたれ部8の前方及び
後方に向かってそれぞれ垂れ下げ、当該背もたれ部8の
前方及び後方を覆う。
【0030】従って、背もたれ部8の左右両側部により
着座部7の左右両側部からの雨水の侵入を防ぎ、防水布
13,14にて着座部7の前方及び後方を被覆すること
により確実に着座部7への雨水の侵入を阻止できる。よ
って、前記第1実施例同様に、着座部7、更には、運転
座席6の雨水等による劣化を防止できるとともに、寿命
を延ばすことができ、耐候性に優れた運転座席6を提供
できる。
【0031】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜に変
更して次のように実施することもできる。 (1)第1実施例において、防水布9は背部8aの上部
に取着することなく、上下方向における略中央部に取着
してもよい。又、防水布10を背部8aの下部に取着す
ることなく、前記略中央部に取着してもよい。
【0032】更に、防水布9,10を共に、前記略中央
部に取着してもよい。この場合、背もたれ部8の折畳み
位置時において、略中央部、即ち、同一部位から防水布
9,10を前方及び後方に向かって延ばすことができる
ので、特に背面8aが防水布9,10によって完全に被
覆されるので、当該背面8aは防水性を有しなくてもよ
い。
【0033】つまり、防水布9,10が同一部位に取着
されていれば、背面8aは防水性を有する必要はなく、
例えば上部又は下部に防水布9,10が共に取着されて
いても勿論よい。
【0034】(2)上記実施例において、着座部7の前
端部にその着座部7の横幅と同等の幅を有する防水布を
取着する。そして、背もたれ部8が折畳み位置にあると
きに、その防水布を背もたれ部8の上方から着座部7の
後端に向かってかけ渡すことにより、一枚の防水布を使
用するだけで着座部7と背もたれ部との間を被覆でき
る。更に、この防水布の先端に前記棒材11,12等の
おもりを取着することにより安定した状態で着座部7と
背もたれ部8との間が被覆される。
【0035】(3)上記実施例では、着座部7の横幅よ
りも背もたれ部8の横幅を広く形成した運転座席6に適
用した。これを、図5に示すように、背もたれ部8の横
幅よりも着座部7の横幅が広く形成された運転座席17
に適用してもよい。
【0036】この場合、着座部7の前方及び後方を被覆
する防水布9,10の他に、背面8aの左右両側部に
は、背もたれ部8の上下方向の幅全体に渡って防水布1
8,19をそれぞれ取着する。そして、運転座席17の
折畳み位置時には、それら防水布18,19にて、着座
部7の左右両側部を被覆し、前記防水布9,10で前方
及び後方を被覆することにより、着座部7全体を被覆す
る。
【0037】又、図6に示すように、着座部7の左右両
側部に防水布20,21を取着してもよい。これら防水
布20,21の先端には、前記防水布9,10の棒材1
1,12に代えて当該防水布20,21の幅方向全体に
延びる直方体状の角材22,23が取着されている。即
ち、背もたれ部8が折畳み位置にあるとき、防水布2
0,21が背面8a上で互いに重なり合うようにかけ渡
し、角材22,23を当該背面8a上に載置することに
より、着座部7の左右両側部及び背面8aが防水布2
0,21により被覆される。そして、これら角材22,
23は背面8aと面接触した状態で載置されているので
防水布21,22が風圧等によって吹き飛ばされること
なく確実に安定した状態で被覆される。
【0038】更に又、例えば一側部の下端にのみ防水布
を取着し、一側部から背もたれ部8を介して他側部へ、
この防水布をかけ渡し、一枚の防水布で着座部7全体を
被覆してもよい。
【0039】(4)上記実施例において、図7に示すよ
うに、棒材11,12等に代えておもりとして球形のボ
ール体25をその両端に取着した防水布24を使用して
もよい。
【0040】(5)上記実施例において、着座部7、背
もたれ部8を形成する防水性を有する合成樹脂として、
フェノール系樹脂、フラン系樹脂、エポキシ樹脂及びシ
リコン樹脂を使用してもよい。
【0041】(6)上記実施例において、着座部7にク
ッション等が敷かれた運転座席に適用してもよい。この
場合、運転者の座り心地が向上するとともに、折畳み位
置時であって、当該フォークリフト1を使用しない場合
には防水布にて着座部7自体が防水されるので、当該ク
ッションに水等が浸透し、クッションを劣化させること
がない。
【0042】(7)上記実施例では、フォークリフト1
の運転座席6,17等に適用したが、特に運転座席6,
17に限ることなく補助座席であってもよい。又、フォ
ークリフトの座席のみならず、各種建設機械等の産業車
両の座席及び遊園地等で使用されるゴーカート等の遊戯
具に使用される座席に応用してもよい。
【0043】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1記載の座席において、背もたれ部8の背
面8aは防水性を有し、前記背面8a及び防水布にて着
座部をシールドする座席。
【0044】この座席によれば、防水布の長さを背面8
aの分だけ短くできる。 (2)請求項1記載の座席において、着座部に防水布を
取着した座席。 この座席によれば、この防水布にて着座部をシールドで
きる。
【0045】(3)請求項2記載の座席において、前記
防水布の先端に連結部材を設けた座席。 この座席によれば、防水布の非使用時には、防水布を互
いに連結することにより、当該防水布を安定した状態に
保持できる。
【0046】尚、本明細書中において使用した用語「防
水布」を次のように定義する。「防水布とは、防水性を
有する布材等を意味し、上記実施例に示すビニールレザ
ーからなる布材のみならず、例えばビニールシート等の
防水性を有する合成樹脂シート、防水又は撥水処理を施
した布材、更には、防水又は撥水処理を施した段ボール
等の紙材をも含む意味である。又、防水又は撥水処理と
しては、例えばワックスエマルジョン、シリコーン等を
布材等の表面に塗布する方法がある。」
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、請
求項1記載の発明によれば、背もたれ部が折畳み位置に
ある場合には、防水布によって着座部を保護することが
でき、例えば座席が屋外において雨等にさらされても、
当該着座部に雨水が溜まることを防止できる。又、請求
項2記載の発明によれば、防水布と背もたれ部の背面に
よって確実に着座部を保護することができる。更に、請
求項3記載の発明によれば、防水布が例えば風等に吹き
飛ばされることなく、安定した状態で着座部を保護する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例におけるフォー
クリフトを示す側面図である。
【図2】第1実施例において、運転座席を示す斜視図で
ある。
【図3】第1実施例における運転座席において、(a)
は背もたれ部の立設位置を示す側面図であり、(b)は
背もたれ部の折畳み位置を示す側面図である。
【図4】第2実施例において、運転座席を示す斜視図で
ある。
【図5】別例において、運転座席を示す斜視図である。
【図6】別例において、運転座席を示す斜視図である。
【図7】別例において、運転座席を示す斜視図である。
【符号の説明】
6…座席としての運転座席、7…着座部、8…背もたれ
部、8a…背面、9,10,13,14…防水布、1
1,12…おもりとしての棒材、H…回動部材としての
ヒンジ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座部と背もたれ部とを回動部材にて連
    結し、背もたれ部が着座部に対して回動することにより
    立設位置と折り畳み位置とにそれぞれ位置決めされる座
    席において、 着座部又は背もたれ部の少なくともいずれか一方に防水
    布を取着し、背もたれ部の折畳み位置時には、当該防水
    布により着座部と背もたれ部間を被覆できる座席。
  2. 【請求項2】 前記背もたれ部の横幅は着座部の横幅よ
    りも幅広に形成され、背もたれ部の背面の上部及び下部
    にそれぞれ防水布を取着した請求項1記載の座席。
  3. 【請求項3】 前記防水布の先端におもりを設けた請求
    項1又は2記載の座席。
JP2452694A 1994-02-22 1994-02-22 座 席 Pending JPH07231828A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018151297A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 エスペック株式会社 環境試験装置
CN115782711A (zh) * 2023-01-09 2023-03-14 厦门海泛机械设备有限公司 一种用于叉车的车椅收放装置

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