JPH0723144U - 板付布枠用床材 - Google Patents
板付布枠用床材Info
- Publication number
- JPH0723144U JPH0723144U JP5460693U JP5460693U JPH0723144U JP H0723144 U JPH0723144 U JP H0723144U JP 5460693 U JP5460693 U JP 5460693U JP 5460693 U JP5460693 U JP 5460693U JP H0723144 U JPH0723144 U JP H0723144U
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- Japan
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- groove
- cloth frame
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 床材下面の連結板を削減する。
【構成】 帯状金属板の両縁部を下方に折り曲げ、さら
に下面で内側に折り返して長手方向のリブを形成してな
る板付布枠用床材1において、床材表面に、幅方向に伸
びる溝状陥没部13を適当間隔で多数形成し、溝状陥没部
13を除く床材表面には全面にわたり頂部が円形に開口し
た截頭円錐形状突起11を多数形成して構成する。
に下面で内側に折り返して長手方向のリブを形成してな
る板付布枠用床材1において、床材表面に、幅方向に伸
びる溝状陥没部13を適当間隔で多数形成し、溝状陥没部
13を除く床材表面には全面にわたり頂部が円形に開口し
た截頭円錐形状突起11を多数形成して構成する。
Description
【0001】
本考案は、建築、土木の作業現場等における作業床に使用する鋼製、軽合金製 等の板付布枠用床材に関する。
【0002】
労働安全衛生規則第 518条、第 563条等により、「高さ2m以上の箇所で作業 を行う場合」に、作業床の設置が義務づけられている。作業床の床部分に使用す る床材としては、従来、天然木を裁断した木板や薄い木板を重ね合わせた合板材 などが使用されてきたが、腐食、折損などにより長期、繰り返しの使用に耐えな いことや、森林資源の枯渇が懸念されることから、近年では長寿命を期待できる 鋼製や軽金属製のものがもっぱら使用されるようになった。鋼製の板付布枠の例 を図8、図9に示す。
【0003】 図8のものは、 240mm幅の床材1を20mmの間隙を設けて2枚並べ、両端を端部 材2により枠組みして一体成形し、各端部にクランプ4を取り付けて幅 500mm、 長さ(かけ渡す布材の間隔)1800mmあるいは1829mmの板付布枠とし、鋼管製の組 み立て式足場枠等の布材にかけ渡して使用する。 床材1は、帯状の鋼板の両縁部を下方に折り曲げ、さらに下面で内側に折り返 して長手方向のリブを形成したもので、面方向のたわみを抑制するため、床材1 の下面の折り返し部分を連結するフラットバーの連結板4が溶接により取り付け られている。
【0004】 また、図8では図示を省略しているが、床材1の表面には、作業者がすべるこ とのないよう、すべり止めの突起あるいは溝を設けてある。 これとやや異なる構成の床材の例を図9に示す。表面にはすべり止め、軽量化 等の目的のための截頭円錐形状突起11が多数、全面に設けられている。溶接によ り取り付けられたZ型に折り曲げた鋼板製の連結板4'は、床材1の下面の折り返 し部分を連結するとともに上板の裏面を支えるリブとして機能し、面たわみを抑 制している。
【0005】
ところで、図8、図9において説明した連結板4あるいは連結板4'は、床材1 の面たわみを抑制するため、従来設計の床材においては必須であるが、溶接によ って強固に取り付けなければならないので製造コストがかかり、また繰り返しの 使用によって溶接外れの可能性があり、使用前に常に点検が必要である。また、 この連結板分だけ板付布枠の重量増となるなどの問題点があり、個数の削減、あ るいは全廃が望まれていた。
【0006】 本考案は、床材表面の形状を改善することによって面たわみを抑制し、連結板 を削減あるいは不要とした板付布枠を実現することを目的とする。
【0007】
本考案は、帯状金属板の両縁部を下方に折り曲げ、さらに下面で内側に折り返 して長手方向のリブを形成してなる板付布枠用床材において、床材表面に、幅方 向に伸びる溝状陥没部を適当間隔で多数形成したことを特徴とする板付布枠用床 材であり、さらに、溝状陥没部を除く床材表面の全面に、頂部が円形に開口した 截頭円錐形状突起、あるいは略長円形状突起を長手方向および幅方向に多数形成 した板付布枠用床材である。
【0008】
本考案によれば、床材表面に幅方向に伸びる溝状陥没部を適当間隔で多数形成 し、溝状陥没部によるリブ効果によって面剛性を向上させたから、従来床材下面 に取り付けていた連結板を削減、あるいは全廃することができる。
【0009】
本考案の実施例を図1ないし図7により説明する。 図1は、床材1の全体を示す平面図で、床材1の大きさは幅 240mm、長さ1676 mm(あるいは1705mm)、表面には幅方向に伸びる溝状陥没部13が 100mm間隔で16 箇所形成されている。
【0010】 図2はその一部を拡大して示す部分平面図で、溝状陥没部13を除く床材1の表 面には、全面にわたりすべり止めとして多数の截頭円錐形状突起11が形成されて いる。図3は、図2のAA矢視による断面図、図4は同じく図2のBB矢視によ る断面図で、床材1の高さ(厚さ)は40mm(長さが1705mmの場合は50mm)、溝状 陥没部13の深さは 6mmで、溝状陥没部13の両端付近には水抜き孔14が設けられて いる。
【0011】 溝状陥没部13の間隔が 100mmの場合に溝状陥没部13の深さを 3mm以上、50mmの 場合ならば 2mm以上とすることにより、十分な面剛性が得られ、従来の連結板は 一切なくすることができる。 図4に示すように、截頭円錐形状突起11はすそ部の径20mm、高さ 1.5mm、頂部 は円形に開口し、開口の孔径は13mmとなっている。このような突起はすべり止め 効果が大きく、従来から床材において使用されている。
【0012】 図5、6、7に示す本考案の他の実施例である床材は、図1、2における截頭 円錐形状突起11に代えて、溝状陥没部13を除く床材1の表面に、全面にわたり多 数の高さ 1.5mm程度の略長円形状突起を長手方向および幅方向に形成したもので ある。突起の形状や配置はこの他にもさまざまなものが可能である。
【0013】
本考案によれば、床材の表面に、幅方向に伸びる溝状陥没部を形成して面剛性 を向上させたことにより、下面の連結板を削減、あるいは全廃することができ、 溶接加工部分が削減され安全性が向上するとともに、軽量化が達成されるという すぐれた効果を奏する。
【図1】本考案の実施例の床材を示す平面図である。
【図2】本考案の実施例の床材の一部を示す部分平面図
である。
である。
【図3】図2のAA視による断面図である。
【図4】図2のBB視による断面図である。
【図5】本考案の他の実施例の床材の一部を示す部分平
面図である。
面図である。
【図6】本考案の他の実施例の床材の一部を示す部分平
面図である。
面図である。
【図7】本考案の他の実施例の床材の一部を示す部分平
面図である。
面図である。
【図8】従来の技術を示す斜視図である。
【図9】従来の他の技術を示す斜視図である。
1 床材 11 截頭円錐形状突起 12 略長円形状突起 13 溝状陥没部 14 水抜き孔 2 端部材 3 クランプ 4、4' 連結板
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状金属板の両縁部を下方に折り曲げ、
さらに下面で内側に折り返して長手方向のリブを形成し
てなる板付布枠用床材(1)において、床材表面に、幅
方向に伸びる溝状陥没部(13) を適当間隔で多数形成し
たことを特徴とする板付布枠用床材。 - 【請求項2】 溝状陥没部(13) を除く床材(1)表面
の全面に、頂部が円形に開口した截頭円錐形状突起(1
1)を多数形成した請求項1に記載の板付布枠用床材。 - 【請求項3】 溝状陥没部(13) を除く床材(1)表面
の全面に、略長円形状突起(12) を長手方向および幅方
向に多数形成した請求項1に記載の板付布枠用床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5460693U JPH0723144U (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 板付布枠用床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5460693U JPH0723144U (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 板付布枠用床材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723144U true JPH0723144U (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=12975403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5460693U Pending JPH0723144U (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 板付布枠用床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723144U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014080845A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Kyc Machine Industry Co Ltd | 床付き布わく |
DK178104B1 (da) * | 2011-05-02 | 2015-05-26 | Pf Group As | System til fiksering af stilladsplanke til rørformet stilladsbjælke |
JP2017160666A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | Jfe機材フォーミング株式会社 | 床付き布わく |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5460693U patent/JPH0723144U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK178104B1 (da) * | 2011-05-02 | 2015-05-26 | Pf Group As | System til fiksering af stilladsplanke til rørformet stilladsbjælke |
JP2014080845A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Kyc Machine Industry Co Ltd | 床付き布わく |
JP2017160666A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-14 | Jfe機材フォーミング株式会社 | 床付き布わく |
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