JPH07231271A - 振幅変調受信機への通電制御方法および装置 - Google Patents

振幅変調受信機への通電制御方法および装置

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JPH07231271A
JPH07231271A JP2064494A JP2064494A JPH07231271A JP H07231271 A JPH07231271 A JP H07231271A JP 2064494 A JP2064494 A JP 2064494A JP 2064494 A JP2064494 A JP 2064494A JP H07231271 A JPH07231271 A JP H07231271A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成の簡便な振幅変調波用の受信機を用い
て、応答性を損なうことなく、間欠受信を可能とする。 【構成】 振幅変調波を用いる送受信機2,3を備える
ドアロック制御装置1において、送信機2からは、送信
すべきデータDに対して、1ビットの単位データ「1」
または「0」を、それぞれ2ビットのデータ「01」ま
たは「10」で表すスプリットフェイズ形式のデータに
変換して送信する。これによって、受信機3の受信回路
21からの出力レベルは、少なくとも3ビット目には変
化することになり、これによって構成の簡便な振幅変調
波用の受信機3であっても、間欠周期当りの通電期間を
短くしても、データを確実に受信して連続受信動作に切
換わることができ、電力消費を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のいわゆるワイ
ヤレスドアロック装置などに好適に用いられる振幅変調
受信機への通電制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記ワイヤレスドアロック装置は、高い
利便性と低コスト化とが歓迎されて、広く普及するよう
になってきている。この装置は、ドアやトランクなどの
キー孔にキーを差込むことなく、操作者の携帯している
送信機の釦操作に応答して、車両に搭載された受信機が
前記釦操作に応答して送信された信号を受信し、ドアや
トランクの施錠/解錠のためのアクチュエータを制御す
るようにした装置である。
【0003】したがってこのような装置における受信機
の特色は、送信機からの信号に対する待受け時間が非常
に長く、かつ短時間の釦操作に応答して送信される信号
を確実に受信する必要があるということである。
【0004】このため、このような装置には従来から周
波数変調波を用いる送受信機が使用されている。これ
は、前記周波数変調波を用いることによって、送信機が
前記信号を送信している期間中は受信機側ではスケルチ
回路によって搬送波を検出することができるので、この
搬送波が送信されているか否かを、操作者に違和感を与
えない程度の時間周期で間欠受信しておき、前記搬送波
が検出された時点で連続受信に切換えることによって、
バッテリへの負担を軽減することができるためである。
【0005】しかしながら前記周波数変調波を用いる送
受信機は高価であり、したがってさらなる普及のために
送受信機を低コストで実現することができる振幅変調波
を用いることが望まれる。
【0006】このような要望に応えられる可能性のある
先行技術として、特開昭61−33027が挙げられ
る。この先行技術では、所定周期毎に間欠受信を行って
おき、送信機から送信される前記信号のうち、毎回同一
のパターンで送信されるビット同期やフレーム同期など
の特定のビットパターンを検出すると、連続受信に切換
えるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
間欠受信を行っている待受け状態においても、前記特定
のビットパターンを検出することができる期間だけ受信
機に通電する必要がある。したがってその期間は、少な
くとも全データ期間より長くする必要があり、全データ
の1回の送信期間がたとえば128msecであると
き、間欠受信による消費電力の低減量を1/10にしよ
うとすると、前記間欠受信の周期は約1.3secだけ
必要となる。したがって応答性が低下してしまい、操作
者が釦操作を行っても、しばらくの期間アクチュエータ
が動作せず、違和感を与えてしまう場合がある。
【0008】本発明の目的は、応答性を低下することな
く、待受け時の電力消費を低減することができる振幅変
調受信機への通電制御方法および装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信機から送
信され、複数のレベルが順次的に切換えられて搬送波が
振幅変調されることによって単位データが表されている
データを受信する振幅変調受信機への通電制御方法にお
いて、予め定める周期毎に予め定める時間ずつ間欠的に
前記受信機に通電し、受信機の受信出力から、少なくと
も前記単位データにおける変調度の切換わりを検出し、
前記変調度の切換わりが検出されている期間中は、受信
機へ連続通電することを特徴とする振幅変調受信機への
通電制御方法である。
【0010】また本発明は、送信機から送信され、複数
のレベルが順次的に切換えられて搬送波が振幅変調され
ることによって単位データが表されているデータを受信
する振幅変調受信機への通電制御装置において、電源と
前記受信機との間に介在され、前記受信機に通電/非通
電するためのスイッチング素子と、予め定める周期毎に
予め定める時間ずつ間欠的に前記スイッチング素子に受
信機への電力を通電させる制御手段と、受信機の受信出
力から、少なくとも前記単位データにおける変調度の切
換わりを検出する検出手段とを含み、前記制御手段は、
検出手段によって変調度の切換わりが検出されている期
間中は、スイッチング素子に受信機へ連続通電させるこ
とを特徴とする振幅変調受信機への通電制御装置であ
る。
【0011】さらにまた本発明の前記データは、「0」
または「1」の1ビットの単位データを、「10」また
は「01」のいずれか一方といずれか他方との2ビット
でそれぞれ表すスプリットフェイズデータであることを
特徴とする。
【0012】また本発明の前記予め定める時間は、受信
機への通電開始から該受信機の電源電圧が立上がるまで
の第1時間と、少なくとも6ビットデータ分の第2時間
との和に選ぶことを特徴とする。
【0013】さらにまた本発明の前記検出手段は、1ビ
ットデータ期間内で複数回前記変調度の切換わりの有無
を検出し、前記1ビットデータ期間において所定回数の
検出結果が一致するときにのみそのデータを読込み、一
致しないときにはそのデータの直前のデータをデータと
することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に従えば、送信すべきデータは、たとえ
ば「0」または「1」の1ビットの単位データを、たと
えば「10」または「01」のいずれか一方といずれか
他方との2ビットでそれぞれ表すスプリットフェイズデ
ータなどのような複数のレベルに変換され、そのレベル
を表す信号が変調波として搬送波に混合されて振幅変調
された信号が送信機から送信される。すなわちたとえ
ば、前記スプリットフェイズデータであるときには、
「010」というデータは「100110」と表わさ
れ、このデータに対応した変調波で搬送波が変調され
る。したがって、送信すべきデータに同じデータが連続
しても、実際に送信される信号の搬送波の変調度は、少
なくとも3ビット目には変化することとなる。
【0015】前記送信機からの信号を受信する受信機
は、スイッチング素子を介して制御手段によって電源か
らの電力が通電/非通電制御される。前記制御手段は、
該受信機の待受け受信時には、予め定める周期毎に予め
定める時間、たとえば前記周期の1/10ずつ間欠的に
前記スイッチング素子に受信機への電力を通電させる。
【0016】受信機の受信出力は検出手段に入力されて
おり、この検出手段は前記受信出力から、少なくとも前
記単位データにおける変調度の切換わりを検出し、その
検出結果を前記制御手段へ出力する。制御手段は、検出
手段によって変調度の切換わりが検出されている期間中
は、送信機から信号が送信されているものと判断して、
スイッチング素子によって受信機へ連続通電させて連続
受信を行わせる。
【0017】したがって、通電を行うべき前記予め定め
る時間は、受信されているデータの種類に拘わらず、す
なわちビット同期やフレーム同期あるいはデータ本体の
いずれであっても、かつ同じデータが連続しても、変調
度は極めて短時間で切換わるので、常に搬送波の検出が
可能な周波数変調波ではなく、振幅変調波であっても、
応答性良く受信側で検出することができ、前記周期にお
ける通電時間の割合を小さくして、低消費電力化を図る
ことができる。
【0018】このようにして、周波数変調波を用いる場
合におけるスケルチ回路のような送信信号の検出のため
の構成がなくても、低コストな振幅変調波用の受信機を
用いて間欠受信を行うことができる。
【0019】好ましくは、前記予め定める時間を、受信
機への通電開始から該受信機の電源電圧が立上がるまで
の第1時間と、前記スプリットフェイズデータであると
きの少なくとも6ビットデータ分の第2時間との和に選
ぶ。したがって、スプリットフェイズデータにおいて同
じデータが連続して、さらにそれを検出することができ
る3ビット分の期間で検出漏れが生じても、第2時間の
残りの時間内で必ず変調度の切換わりが生じるので、こ
うして確実に前記切換わりを検出することができる。
【0020】また好ましくは、前記検出手段は1ビット
データ期間内で、複数回にわたって前記変調度の切換わ
りの有無を検出しており、前記1ビットデータ期間にお
いて所定の回数、たとえば2回の検出結果が一致すると
きにのみそのデータを読込み、一致しないときはデータ
は変化していないものと判断して、そのデータの直前の
データをデータとする。これによって、ノイズによる誤
検知を防止することができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の通電制御方法が
用いられるドアロック制御装置1の電気的構成を示すブ
ロック図である。このドアロック制御装置1は、大略的
に、運転者または同乗者に携帯される送信機2と、車両
に搭載される受信機3と、電磁ソレノイドやモータなど
で実現され、ドアやトランクなどを施錠/解錠するため
のアクチュエータ4とを備えて構成されている。
【0022】前記送信機2は、マイクロコンピュータな
どで実現される処理回路11と、リードオンリメモリな
どで実現されるメモリ12と、後述する信号変換動作を
行う信号変換回路13と、送信回路14と、アンテナ1
5と、押釦16と、電池17とを含んで構成されてい
る。押釦16が操作されると、電池17からの電力が前
記処理回路11、信号変換回路13および送信回路14
に供給される。
【0023】これによって処理回路11は、メモリ12
から自車の識別コードに対応したデータを読出し、その
データを図2で示すようにデータ本体D4として、アイ
ドルビットD1、ビット同期D2、フレーム同期D3お
よび検査ビットD5とによって送信すべき1フレームの
データDを作成し、信号変換回路13に与える。
【0024】信号変換回路13は、前記データDの単位
ビットである1ビットのデータ「1」または「0」を2
ビットのデータ「01」または「10」で表すスプリッ
トフェイズ形式のデータにそれぞれ変換し、たとえば1
ビット当り1msecの伝送速度となるように送信回路
14に入力する。送信回路14は、入力されたデータD
を変調波として、予め定める周波数の搬送波を振幅変調
し、アンテナ15から送信する。
【0025】前記受信機3は、受信回路21と、制御回
路22とを備えて構成されている。制御回路22は、信
号変換回路25と、マイクロコンピュータなどで実現さ
れる処理回路26と、前記リードオンリメモリなどで実
現されるメモリ27と、駆動回路28と、スイッチング
素子29とを含んで構成されている。
【0026】受信回路21へは、後述するように制御回
路22によってバッテリ23からの電力が間欠的にまた
は連続的に供給され、アンテナ24を介して前記送信機
2からの信号を受信する。その受信信号は信号変換回路
25に与えられており、この信号変換回路25は前記信
号変換回路13とは逆の信号変換を行い、入力されたス
プリットフェイズ形式のデータを、前記図2で示される
通常のデータに変換し、マイクロコンピュータなどで実
現される処理回路26へ出力する。
【0027】処理回路26は、受信されたデータDのデ
ータ本体D4で表される識別コードと、前記メモリ27
に記憶されている自車の識別コードとが相互に一致する
か否かを判断し、一致するときには、前記押釦16の操
作に応答して、駆動回路28を介してアクチュエータ4
を駆動し、施錠または解錠動作を行わせる。
【0028】なお、前記信号変換回路25および受信回
路21と、バッテリ23との間にはスイッチング素子2
9が介在されている。このスイッチング素子29は、そ
のエミッタが前記バッテリ23へ接続されており、コレ
クタが受信回路21および信号変換回路25に接続され
ている。またベースは、プルアップ抵抗30を介して前
記バッテリ23に接続されるとともに、抵抗31を介し
て処理回路26に接続される。処理回路26は、受信回
路21および信号変換回路25へ通電すべきときには、
スイッチング素子29へローレベルの出力を導通し、こ
れによって該スイッチング素子29を導通させる。通電
しないときは、スイッチング素子29へハイレベルの出
力を導出し、これによって該スイッチング素子29を遮
断させる。
【0029】図3は、処理回路26による間欠受信動作
を説明するためのタイミングチャートである。この処理
回路26は、前記アクチュエータ4の制御などを、図3
(1)で示すように予め定める制御周期T1、たとえば
25msec毎に行っており、間欠受信動作もこの制御
周期T1を基準として行われる。
【0030】前記制御周期T1となる毎に、図3(2)
で示すようにカウンタが「0」〜「5」まで順次的にカ
ウント動作を行う。時刻t1,t3,t5,…で示すよ
うに、そのカウント値C1が「5」となったタイミング
で、図3(3)で示すように間欠受信フラグFONが
「1」にセットされ、後述するように通電期間T4が経
過した時刻t2,t4,…で示すタイミングで前記間欠
受信フラグFONは「0」にリセットされる。
【0031】したがって、送信機3からのデータDが受
信されない期間中は、間欠周期T3、すなわち25×6
=150msec当り、前記制御周期T1内の通電期間
T4、たとえば18msecの期間だけ間欠受信フラグ
FONが「1」にセットされ、残余の期間T2、すなわ
ち132msecの期間が前記フラグFONは「0」に
リセットされる。これによって、前記間欠周期T3当り
の電力消費量を約1/8としている。
【0032】また前記制御周期T1中において、時刻t
6で示すように受信回路21で送信機2からのデータD
が受信されると、前記カウント値C1は「0」にリセッ
トされ、これによって間欠受信フラグFONが「0」に
リセットされるとともに、図3(4)で示すように受信
フラグFRXが「1」にセットされる。前記データDの
受信が検出されている期間中は、この間欠受信フラグF
RXは「1」にセットされたままであり、後述するよう
に受信されなくなってから所定時間T5だけ経過すると
「0」にリセットされるとともに、前記カウンタがカウ
ント値C1のカウント動作を再開する。
【0033】処理回路26は、前記間欠受信フラグFO
Nまたは受信フラグFRXが「1」にセットされている
期間中は、図3(5)で示すように、スイッチング素子
29を導通して信号変換回路25および受信回路21へ
バッテリ23からの電力を供給する。こうして、前記デ
ータDが受信されない期間中は間欠周期T3当り約1/
8の時間だけ受信動作を行い、前記データDが受信され
ると連続受信動作を行う。
【0034】図4および図5はデータDが受信されたか
否かの判断動作を説明するためのタイミングチャートで
あり、図4はデータDが受信されないときの動作を表
し、図5はデータDが受信されたときの動作を表す。図
4(2)および図5(2)で示すように前記間欠受信フ
ラグFONが「1」にセットされている期間中は、図4
(1)および図5(1)で示すように予め定める演算周
期T10、たとえば384μsec毎のタイマ割込みに
よって以下のように受信判定を行う。
【0035】前記間欠受信フラグFONが「1」にセッ
トされて受信回路21および信号変換回路25へ通電が
開始されると、図4(3)および図5(3)で示すよう
に受信回路21の出力は、その時刻t11において一旦
ローレベルに立下がる。これは該受信回路21内のコン
デンサなどの回路素子に起因するものであり、その後、
予め定める時間T11、たとえば12msec程度が経
過した後に、時刻t12で示されるようにその出力はハ
イレベルに立上がる。なお、信号変換回路25の電源
は、前記時刻t12より充分以前に立上がっている。
【0036】これによって、図4(4)および図5
(4)で示すように、前記時刻t12後の次の演算タイ
ミングt13で、電源が立上がったことを表すフラグF
PWが「1」にセットされる。またこのとき、後述する
ような誤判定防止のためのカウンタのカウント値C20
が図4(5)および図5(5)で示すように「0」にリ
セットされるとともに、後述する判定時間T12のため
に、図4(6)および図5(6)で示すようにカウント
動作が開始され、そのカウント値C12が増加してゆ
く。
【0037】図4で示すようにデータDが受信されない
と、前記カウント値C12は図4(6)で示されるよう
に増加してゆき、そのカウント値C12が時刻t14で
示されるように前記判定時間T12となると、該カウン
ト値C12はリセットされるとともに、図4(4)で示
すように前記フラグFPWも「0」にリセットされ、こ
うして判定動作を終了する。
【0038】これに対して、図5で示されるように時刻
t12において図5(3)で示すように受信回路21の
出力が一旦ハイレベルに立上がった後、時刻t15にお
いてデータが受信されてローレベルに立下がると、その
直後の演算タイミングの時刻t16において前記カウン
ト値C20のカウント動作が開始され、受信回路21か
らローレベルの出力が導出されている期間中はそのカウ
ント値C20は前記演算周期T10毎に加算されてゆ
く。こうしてカウント値C20が予め定める値、たとえ
ば2に到達すると、その時刻t17においてデータDが
受信されたと判断され、図5(6)で示されるようにカ
ウント値C12のカウント動作が停止されるとともに、
図5(4)で示されるフラグFPWが「0」にリセット
される。またこのとき、前記間欠受信フラグFONが図
5(2)で示されるように「0」にリセットされるけれ
ども、前述のようにこれに代わって受信フラグFRXが
「1」にセットされて受信動作が継続されるので、前記
周期T10毎のこの割込み演算動作は継続される。
【0039】ここで、データDの1ビット当りの伝送期
間T15は1msecであり、したがって時刻t15に
おいて受信回路21の出力が立下がってから、少なくと
も2msec後の時刻t18においてその出力は再び立
上がる。また前記演算周期T10による前回の判定タイ
ミングから少なくとも3ビット分の期間に判定時間T1
2を設定しても、このようなデータDの受信を行うこと
ができる。そこで本発明の一実施例では、受信エラーの
発生も考慮して、前記判定時間T12は6msecに設
定されている。
【0040】また前記カウント値C20は、単位ビット
の伝送期間T15において受信回路21の出力の立下が
りが検出されてから、前記演算周期T10毎に複数回の
判定を行うためのものであり、立下がりが検出された時
刻t16から前記演算周期T10が経過した時刻t17
において再び行った判定結果と一致した場合にのみ、デ
ータDが受信されたと判定する。こうしてノイズなどに
よる誤判定を防止することができる。
【0041】図6は、前述の図3で示す間欠受信動作を
説明するためのフローチャートである。ステップs1で
は、データDが受信されているか否かが判断され、受信
されていないときにはステップs20で、前述のような
アクチュエータの駆動を許可する許可フラグFOKが
「0」にリセットされた後、間欠受信のためにステップ
s2に移る。ステップs2では、前記図3(1)で示す
所定の制御周期T1毎の制御タイミングとなったか否か
が判断され、そうでないときには前記ステップs1に戻
り、制御タイミングとなるとステップs3に移る。ステ
ップs3では、データDが受信されているか否かが再び
判断され、そうでないときには間欠受信動作のためにス
テップs4に移る。
【0042】ステップs4では前記図3(2)で示すよ
うに前記カウント値C1が加算されて更新される。ステ
ップs5では、前記カウント値C1が前記値5となった
か否か、すなわち前記時刻t1,t3,t5で示す受信
タイミングとなったか否かが判断され、そうであるとき
にはステップs6で前記図3(3)で示す間欠受信フラ
グFONが「1」にセットされ、さらにステップs7で
前記カウント値C12が「0」にリセットされた後、ス
テップs1に戻る。
【0043】また、ステップs5においてカウント値C
1が5でないときにはステップs9に移り、前記カウン
ト値C1が6となったか否かが判断され、そうでないと
きにはカウント値C1が「0」〜「4」である前記期間
T2であると判断されて前記ステップs1に戻り、そう
であるときには、すなわち前記時刻t2,t4で示す制
御終了タイミングであるときにはステップs10に移
る。ステップs10では前記カウント値C1が「0」に
リセットされ、さらにステップs11で間欠受信フラグ
FONが「0」にリセットされた後、ステップs12で
スイッチング素子29が遮断されて受信回路21への通
電が停止される。
【0044】こうして、所定の間欠周期T3当り、制御
周期T1内で通電期間T4だけ受信回路21へ通電を行
うことができる。
【0045】前記制御周期T1中でデータDが受信され
ると、前記ステップs1からs21へ移り、前記データ
D中からビット同期D2が探索され、該ビット同期D2
が検出されないときには前記ステップs20に移り、検
出されるとステップs22に移る。ステップs22で
は、後述するように前記データDの送信が停止されたこ
とを判断するためのタイマのカウント値C30が「0」
にリセットされる。ステップs23では、前記ビット同
期D2に続くフレーム同期D3が探索され、該フレーム
同期D3が検出されないときには前記ステップs20に
移り、検出されるとステップs24に移る。
【0046】ステップs24ではデータ本体D4が探索
され、データ本体D4が検出されるとステップs25に
移ってさらに自車の識別コードと照合され、一致した場
合にはステップs26で、前記許可フラグFOKが
「1」にセットされた後、前記ステップs2に移る。な
お、前記ステップs24においてデータ本体D4が検出
されないとき、およびステップs25においてデータ本
体中の識別コードと自車の識別コードとが一致しないと
きには直接ステップs20に移る。
【0047】前記ステップs20またはs26からステ
ップs2に移ったときには、さらにステップs3からス
テップs31に移る。ステップs31では前記カウント
値C30が加算されて更新され、ステップs32ではそ
のカウント値C30が前記予め定める時間T5、たとえ
ば250msecに対応した値T30以上となったか否
かが判断され、そうでないときには前記ステップs1に
戻り、そうであるとき、すなわち前記時刻t7のタイミ
ングではステップs33に移る。前記時間T5は、デー
タDのデータ長が128msecであることから、たと
えばそのほぼ2倍の前記250msecに選ばれる。
【0048】ステップs33では前記カウント値C1が
「0」にリセットされ、ステップs34で前記受信フラ
グFRXが「0」にリセットされ、さらにステップs3
5でスイッチング素子29が遮断されて受信回路21へ
の通電が停止された後、前記ステップs1に戻る。こう
してデータDの送信が停止されてから前記所定時間T5
が経過した時点で連続受信動作が停止される。
【0049】図7は、前述の図4および図5で示すデー
タDが受信されたか否かの判断動作を説明するためのフ
ローチャートである。ステップq1では、前記間欠受信
フラグFONが「1」である前記通電期間T4内である
か否かが判断され、そうでないときにはステップq2に
移る。ステップq2では、データDが受信されているか
否かが判断され、受信中であるときにはステップq3で
受信されたデータDの識別などのデータ入力処理が行わ
れた後ステップq4に移り、そうでないときには直接ス
テップq4に移る。ステップq4では、アクチュエータ
4の制御動作などの他の処理が行われた後、前記図6で
示すメインルーチンへ復帰する。
【0050】前記ステップq1において前記通電期間T
4内であるときにはステップq11に移り、スイッチン
グ素子29が導通されて受信回路21が通電状態とされ
てデータDの受信判定が行われる。すなわち、ステップ
q12において受信回路21からの出力がハイレベルに
立上がったか否かが判断され、そうでないときにはステ
ップq13に移って前記フラグFPWが「1」にセット
されているか否かが判断され、そうでないとき、すなわ
ち前記時刻t11〜t13間は直接ステップq4に移
る。
【0051】前記ステップq12において受信回路21
の出力がハイレベルであるときにはステップq14に移
り、前記フラグFPWが「1」にセットされ、さらにス
テップq15で前記カウント値C20が「0」にリセッ
トされた後ステップq16に移る。ステップq16では
前記カウント値C12のカウント動作が行われ、ステッ
プq17でそのカウント値C12が前記通電時間T12
に対応した時間となったか否かが判断され、前記通電時
間T12が経過していないときには直接前記ステップq
4に移って通電が継続され、経過しているときにはデー
タDが前記通電時間T12内に検出されなかったものと
判断して、前記図4で示されるように時刻t14のタイ
ミングでステップq18に移る。ステップq18では受
信回路21への通電が停止され、ステップq19で前記
フラグFONが「0」にリセットされ、さらにステップ
q20で前記フラグFPWが「0」にリセットされた
後、前記ステップq4に移る。
【0052】これに対して受信回路21からの出力が前
記時刻t13で示されるように一旦立上がった後、時刻
t15で示されるように再び立下がると、時刻t16の
タイミングでステップq12からq13を経てステップ
q21へ移る。ステップq21では前記カウント値C2
0が加算されて更新され、ステップq22ではそのカウ
ント値C20が前記図5(5)で示すように2以上とな
ったか否かが判断され、そうでないとき、すなわち前記
時刻t16においては未だノイズの疑いがあるとして前
記ステップq16に移って引続き判定動作が行われ、そ
うであるとき、すなわち前記時刻t17のタイミングで
データDが受信されたものと判断してステップq23に
移る。
【0053】ステップq23では前記時刻t6で示すよ
うに受信フラグFRXが「1」に設定され、これに代わ
ってステップq24では前記間欠受信フラグFONが
「0」にリセットされる。さらにステップq25で前記
フラグFPWが「0」にリセットされ、さらにステップ
q26で前記カウント値C1が0にリセットされた後ス
テップq4に移る。
【0054】このように本発明に従うドアロック制御装
置1では、送信機2からは送信すべきデータDをスプリ
ットフェイズデータで送信するので、少なくとも2ビッ
ト毎に受信回路21からの出力レベルは変化し、周波数
変調波を用いる場合におけるスケルチ回路などの送信信
号を検出するための特別な構成を必要としない低コスト
な振幅変調用の受信機3を用いても、応答性を損なうこ
となく、間欠周期T3における通電期間T4を小さくし
て低消費電力化を図ることができる。
【0055】また、前記通電時間T12は、同じデータ
が連続して、さらにそれを検出することができる3ビッ
ト分の期間で検出漏れが生じても、残りの時間内で検出
することができる時間に設定されるので、確実に変調度
の切換わりを検出することができる。さらにまた、1ビ
ットデータの伝送期間T15内で周期T10毎にレベル
判定を行い、1ビットデータ期間T15内で複数回にわ
たって変調度の切換わりの有無を検出し、その検出結果
が一致するときにのみデータが受信されたものと判定す
るので、判定精度を向上することができる。
【0056】上述の実施例では、データDはスプリット
フェイズ形式のデータで送信されたけれども、本発明の
他の実施例として、同一のデータが連続して送信されて
も、所定のデータ数毎にレベルが反転する他のデータ形
式が用いられてもよい。
【0057】また本発明は、ドアロック制御装置に限ら
ず、データDが送信されるまでの待受け時間が長く、か
つ応答性を要するような他の用途にも、好適に実施する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送信機か
ら送信されるデータは、その単位データが複数のレベル
を順次的に切換えることによって表されており、したが
ってビット同期、フレーム同期またはデータ本体などの
データのどの部位であっても、かつ同じデータが連続し
ていても、送信される信号の変調度は送信すべきデータ
の少なくとも2ビット毎に変化するので、振幅変調波で
送信しても、受信機に極めて短時間だけ通電するだけ
で、このような送信機からの信号を検出し、連続受信に
切換えることができる。
【0059】したがって、周波数変調波を用いる場合に
おけるスケルチ回路のような送信信号の検出のための構
成を必要としない低コストな振幅変調波用の受信機を用
いても、良好な応答性で、かつ間欠周期における通電時
間の割合を小さくして低消費電力化を図ることができ
る。
【0060】好ましくは、前記予め定める時間を、受信
機への通電開始から該受信機の電源電圧が立上がるまで
の第1時間と、前記スプリットフェイズデータであると
きの少なくとも6ビットデータ分の第2時間との和に選
ぶので、スプリットフェイズデータにおいて同じデータ
が連続して、さらにそれを検出することができる3ビッ
ト分の期間で検出漏れが生じても、第2時間の残りの時
間内で必ず変調度の切換わりが生じるので、確実に前記
切換わりを検出することができる。
【0061】また好ましくは、前記検出手段は1ビット
データ期間内で、複数回にわたって前記変調度の切換わ
りの有無を検出しており、所定の回数の検出結果が一致
するときにのみそのデータを読込むので、ノイズによる
誤検知を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の通電制御方法が用いられる
ドアロック制御装置1の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図2】送信機2から送信されるデータDの構成を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例の間欠受信動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図4】前記データDが受信されたか否かの判断動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図5】前記データDが受信されたか否かの判断動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図6】前記図3で示される間欠受信動作のフローチャ
ートである。
【図7】前記図4および図5で示される判断動作を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ドアロック制御装置 2 送信機 3 受信機 4 アクチュエータ 11,26 処理回路 12,27 メモリ 13,25 信号変換回路 14 送信回路 21 受信回路 22 制御回路 23 バッテリ 29 スイッチング素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機から送信され、複数のレベルが順
    次的に切換えられて搬送波が振幅変調されることによっ
    て単位データが表されているデータを受信する振幅変調
    受信機への通電制御方法において、 予め定める周期毎に予め定める時間ずつ間欠的に前記受
    信機に通電し、 受信機の受信出力から、少なくとも前記単位データにお
    ける変調度の切換わりを検出し、 前記変調度の切換わりが検出されている期間中は、受信
    機へ連続通電することを特徴とする振幅変調受信機への
    通電制御方法。
  2. 【請求項2】 前記データは、「0」または「1」の1
    ビットの単位データを、「10」または「01」のいず
    れか一方といずれか他方との2ビットでそれぞれ表すス
    プリットフェイズデータであることを特徴とする請求項
    1記載の振幅変調受信機への通電制御方法。
  3. 【請求項3】 前記予め定める時間は、受信機への通電
    開始から該受信機の電源電圧が立上がるまでの第1時間
    と、少なくとも6ビットデータ分の第2時間との和に選
    ぶことを特徴とする請求項2記載の振幅変調受信機への
    通電制御方法。
  4. 【請求項4】 1ビットデータ期間内で複数回前記変調
    度の切換わりの有無を検出し、前記1ビットデータ期間
    において所定回数の検出結果が一致するときにのみその
    データを読込み、一致しないときにはそのデータの直前
    のデータをデータとすることを特徴とする請求項2記載
    の振幅変調受信機への通電制御方法。
  5. 【請求項5】 送信機から送信され、複数のレベルが順
    次的に切換えられて搬送波が振幅変調されることによっ
    て単位データが表されているデータを受信する振幅変調
    受信機への通電制御装置において、 電源と前記受信機との間に介在され、前記受信機に通電
    /非通電するためのスイッチング素子と、 予め定める周期毎に予め定める時間ずつ間欠的に前記ス
    イッチング素子に受信機への電力を通電させる制御手段
    と、 受信機の受信出力から、少なくとも前記単位データにお
    ける変調度の切換わりを検出する検出手段とを含み、 前記制御手段は、検出手段によって変調度の切換わりが
    検出されている期間中は、スイッチング素子に受信機へ
    連続通電させることを特徴とする振幅変調受信機への通
    電制御装置。
  6. 【請求項6】 前記データは、「0」または「1」の1
    ビットの単位データを、「10」または「01」のいず
    れか一方といずれか他方との2ビットでそれぞれ表すス
    プリットフェイズデータであることを特徴とする請求項
    5記載の振幅変調受信機への通電制御装置。
  7. 【請求項7】 前記予め定める時間は、受信機への通電
    開始から該受信機の電源電圧が立上がるまでの第1時間
    と、少なくとも6ビットデータ分の第2時間との和に選
    ぶことを特徴とする請求項6記載の振幅変調受信機への
    通電制御装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、1ビットデータ期間内
    で複数回前記変調度の切換わりの有無を検出し、前記1
    ビットデータ期間において所定回数の検出結果が一致す
    るときにのみそのデータを読込み、一致しないときには
    そのデータの直前のデータをデータとすることを特徴と
    する請求項6記載の振幅変調受信機への通電制御装置。
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