JP2003184376A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

Info

Publication number
JP2003184376A
JP2003184376A JP2001380604A JP2001380604A JP2003184376A JP 2003184376 A JP2003184376 A JP 2003184376A JP 2001380604 A JP2001380604 A JP 2001380604A JP 2001380604 A JP2001380604 A JP 2001380604A JP 2003184376 A JP2003184376 A JP 2003184376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unit
transmission
start bit
rssi
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001380604A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Tamura
繁明 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2001380604A priority Critical patent/JP2003184376A/ja
Publication of JP2003184376A publication Critical patent/JP2003184376A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーレスエントリーシステムやタイヤ空気圧
監視装置等の送受信装置に関し、平均消費電流の低減が
図れる送受信装置を提供する。 【解決手段】 送信部20は、使用者の操作により、少
なくともスタートビット及び固有の識別コードを含む2
値化パルス信号を送信する。受信部12は、受信電波の
電界強度をRSSI信号として出力する機能を有し、前
記送信部からの信号を受信する。制御部11は、受信部
12で受信した前記識別コードと、記憶部14に記憶さ
れている登録コードとを比較し、前記両コードが一致し
たときに前記使用者が意図する所望動作を行わせるため
の出力信号を出力する。制御部11は、送信部20から
の信号が正規な信号か否かの判定に、受信電波の電界強
度による判定とソフトによるスタートビット判定を併用
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーレスエントリ
ーシステムやタイヤ空気圧監視装置等の送受信装置に関
し、特にその平均消費電流を低減することが可能な送受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送受信装置としては、例えば特開平8−
289372号公報に開示されるものがあり、車両に使
用される微弱電波を用いたワイヤレス式のキーレスエン
トリーシステムが知られている。
【0003】これは、運転者等の使用者の操作により携
帯式の電子キーとして構成された送信部が出力する識別
コードを含む信号を車両に設けた受信部で受信し、正常
と判断した場合には、車両のドアロックの開閉操作等の
前記使用者が意図した所望動作を被制御部で行わせるも
のである。
【0004】かかるキーレスエントリーシステムにおい
て、前記受信部における電源は、車両に搭載されている
バッテリーであることから、車両停車中におけるバッテ
リーの消耗を抑えるために、平均消費電流を低減するこ
とが望まれている。
【0005】前記平均消費電流の低減に関するものとし
ては、特開平12−265721号や特開平8−332
841号公報等で開示されている。前者は、ソフトによ
るスタートビット判定方法に関するものであり、受信部
への電源供給時間と制御部のウエイクアップ状態(起動
状態)の時間短縮を行うことで平均消費電流の低減を図
るものである。また、後者は、受信電波の電界強度判定
を用い平均消費電流の低減を図るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】両者ともに前記平均消
費電流の低減に関する有効な手法ではあるものの、より
最適化と言う点に関し、改善の余地を有するものであ
る。前者の前記スタートビット判定には、どうしても所
定時間を要し、前記平均消費電流の低減を考慮し、必要
以上に判定時間を短くすると、正規な送信信号を誤って
排除する恐れが生じてしまうといった問題点を有してい
る。また後者のRSSI(Received SignalStrength In
dicator)信号の判定に用いる規定値は、一般に、ある
程度の許容範囲を有するように設定せざるを得ない。こ
れは、前記RSSI信号そのものに製造上あるいは使用
環境下によりばらつきがあるため、ある程度の許容範囲
を設けないと正規な送信信号を誤って排除する恐れが生
じる。このため(特に、強電界下では)、前記RSSI
信号の判定のみでは、誤ってデータフレーム(識別コー
ド)待ちの状態に移行し、結果的に平均消費電流の増加
につながってしまうといった問題点を有していた。
【0007】そこで本発明は前述した問題点に着目し、
バッテリーの平均消費電流をより効果的に低減すること
が可能な送受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の送受信装置は、請求項1に記載のように、
使用者の操作により、少なくともスタートビット及び固
有の識別コードを含む2値化パルス信号を送信する送信
部と、受信電波の電界強度をRSSI信号として出力す
る機能を有し、前記送信部からの信号を受信する受信部
と、前記受信部で受信した前記識別コードと、記憶部に
記憶されている登録コードとを比較し、前記両コードが
一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わせ
るための出力信号を出力する制御部とを有し、前記制御
部は、前記送信部からの信号が正規な信号か否かの判定
に、受信電波の電界強度による判定とソフトによるスタ
ートビット判定を併用することを特徴とするものであ
る。
【0009】また、請求項2に記載のように、前記制御
部は、所定時間毎に起動し、前記受信部を前記送信部か
らの信号を受信可能な電源供給状態とし、この電源供給
状態において、前記RSSI信号が規定値以上か否かの
判定を行い、前記RSSI信号が規定値以上の場合に、
前記スタートビットを受信可能なように前記電源供給状
態を延長して前記ソフトによる前記スタートビット判定
を行い、この判定で正規なビットと判断した場合に、前
記識別コードを受信可能なように前記電源供給状態をさ
らに延長して前記識別コードの受信処理を行い、前記R
SSI信号が規定値未満の場合、または前記スタートビ
ットが正規なビットでないと判断した場合に電源遮断状
態とするとともに、スリープ状態に移行することを特徴
とするものである。
【0010】また、請求項3に記載のように、前記制御
部の動作モードを切り換えるモード設定手段を備え、前
記制御部は、前記モード設定手段からの所定入力に応じ
て切り換えられる規定値設定モードを備えてなるもので
ある。
【0011】また、請求項4に記載のように、前記制御
部は、前記規定値設定モード時に前記受信部の前記RS
SI信号の特性を計測し、前記RSSI信号の特性に基
づいて、通常時の前記RSSI信号の規定値を決定する
ものである。
【0012】また、請求項5に記載のように、前記受信
部は、各種情報表示を行うメータユニットに搭載するこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、請求項6に記載のように、前記制御
部は、各種情報表示を行うメータユニットの制御部と共
用することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】・以下、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明するが、送受信装置としてキーレ
スエントリーシステムを例に挙げ説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態のキーレスエ
ントリーシステムを示すものであり、10は各種の電装
ニットを内蔵すると共に後述する送信機からの識別コー
ドを含む信号を受信する受信機を兼ねるメータユニッ
ト、11はメータ処理とキーレス処理とを兼用するマイ
コン等からなる制御部、12は携帯用の送信機20から
の信号Dをアンテナ13を介して受信する受信部、14
は前記識別コード等を記憶するEEPROM等の記憶素
子からなる記憶部、15は制御部11からの命令、例え
ば所定の動作を行わせる出力信号に基づいてドアロック
モータ等の駆動ユニット30を駆動する駆動部、16は
走行速度やエンジン回転数等の走行情報をアナログ計器
の指針指示にて表示する第1の計器類(電装ユニッ
ト)、17は複数桁のデジタル数字もしくはこれに類す
る意匠にて表示する第2の計器類(電装ユニット)であ
って、例えば、6桁のデジタル数字に類する日の字状セ
グメントから成る走行距離計(オドメータ)又は区間距
離計(トリップメータ)を用いている。
【0016】受信部12は、受信電波の電界強度をRS
SI信号として出力し、制御部11のA/D変換入力に
伝達する。制御部11は、このRSSI信号の電圧値が
規定値以上か否かにより、送信信号の有無を判断する。
【0017】また、メータユニット10には、車載バッ
テリ40からの電圧を所定のレベルに変換して制御部1
1や受信部12へ供給する電源部18が内蔵または外付
けにて付設され(図1では内蔵タイプを示している)、
この電源部18からの電源供給を後述する所定の方法に
てオン状態(電源供給状態)とオフ状態(電源遮断状
態)との切替制御を行うオンオフ切替部19が設けられ
ており、このオンオフ切替部19の前記切替制御は、制
御部11に予め設定されているプログラムにより行われ
るもので、このオンオフ切替部19により受信部12へ
の電源供給が制御されて、前記オン状態の場合には電源
部18から電源が供給されることにより受信部12を前
記信号が受信可能な受信モードとし、前記オフ状態の場
合には電源部18から電源が遮断されることにより受信
部12を前記信号が受信不可能な待機モードとし、これ
により受信部12における「間欠受信方式」を実現す
る。
【0018】送信機20から送られるコード情報である
信号Dを構成する各ビットは、通常2値化パルス信号に
て構成されており、例えば前述した従来技術である特開
平10−155187号公報の図4(同公報の段落番号
0023参照)で示されているようなパルス信号が用い
られている。また、信号Dのデータ構成は、同公報の図
5(同公報の段落番号0024参照)で示されているよ
うなスタートビットを複数個含む同期フレームと、受信
機10で記憶している識別コードと同じ内容の識別コー
ドを照合コードとして持ち、その他車種コードやメーカ
コード等の各種コードを含むデータフレームとから構成
されている。本実施例では、従来技術との比較を容易と
するため、以下の説明における信号Dとして前記公報と
同じ2値化パルス信号及びデータ構成を用いる。
【0019】次に図2を用いてキーレスエントリーシス
テムの動作を説明する。図2中において、(a),
(b)は従来の送信信号の受信状態を示し、(c)は本
実施の形態の送信信号の受信状態を示す。
【0020】まず、時間軸A点の動作について説明す
る。ここでは、送信信号が存在しない無信号状態であ
る。期間T1は、オンオフ切替部19が受信部12へ電
源部18からの電源供給を許可した後に、受信部12が
安定するために必要な安定待ち時間である((a)〜
(c)に共通)。
【0021】その後、図2(a)では、期間T20の
間、ソフトによるスタートビット判定を行う。ここで
は、無信号状態との判断により、受信部12への電源供
給を止め(電源遮断状態)、スリープ状態に移行する。
スリープ期間はT3である。
【0022】図2(b),(c)では、期間T21の
間、RSSI信号判定を行う。同様に、無信号状態のた
め、RSSI信号が規定値未満であり、受信部12の電
源供給を止め、スリープ状態に移行する。スリープ期間
はT3である。
【0023】ここで、期間T21は、単にRSSI信号
の電圧値を計測し、規定値との比較を行えば良いだけで
あり、期間T20に対し時間短縮が可能である。これ
は、本発明のlつ目の特徴である。
【0024】次に、時間軸B点の動作について説明す
る。ここでは、送信信号が存在している。期間T1は、
図2(a)と同じである。図2(a)では、期間T20
のスタートビット判定で、スタートビットを検出し、デ
ータフレーム(識別コード)待ちの状態に移行する。そ
の後、期間T4の間で、データフレームを受信し、期間
T5の間で識別コードの判定を行い、登録コードと一致
した場合は、機能コードに従って駆動ユニット30の駆
動を行う。
【0025】図2(b)では、期間T21のRSSI信
号判定で、RSSI信号が規定値以上となり、データフ
レーム待ちに移行している。その後の処理は、図2
(a)と同じである。
【0026】図2(c)では、期間T21のRSSI信
号判定で、RSSI信号が規定値以上となり、継続し
て、期問T20のスタートビット判定を行う。ここで、
スタートビットを検出し、データフレーム待ちに移行す
る。その後の処理は、図2(a)と同じである。
【0027】このように、図2(c)においては、RS
SI信号が規定値以上であっても、すぐにデータフレー
ム待ちに移行せず、ソフトによるスタートビット判定を
併用する。これは、本発明の2つ目の特徴である。この
効果は、時問軸C点で説明する。
【0028】次に、時間軸C点の動作について説明す
る。ここも、A点と同じ無信号時である。図2(a)
は、A点と同じである。図2(b)では、期間T21の
RSSI信号判定で、無信号にも係らず、誤って送信信
号ありと判断している(例えば、強電界下におけるRS
SI信号の誤判定である)。そのため、データフレーム
待ちに移行し、その後、期間T4の間、データフレーム
受信処理を行うが、正常に受信処理が完了せず、受信部
の電源供給を止め、スリープ状態に移行する。
【0029】図2(c)でも同様に、期間T21のRS
SI信号の判定で、送信信号ありと判断している。ただ
し、ここでは、継続して期間T20のスタートビット判
定を行う。ここで、無信号であると判断し、受信部の電
源供給を止め、スリープ状態に移行する。従って、図2
(c)は、図2(b)に対し受信部12への電源供給時
間と制御部11のウエイクアップ状態の大幅な時間短縮
が図れる。
【0030】次に、図3を用いて、図2(c)の制御部
11における処理動作について説明する。
【0031】制御部11は、ウエイクアップモード時に
おいて、受信部12に対し、オン/オフ切換部19を介
して電源供給を開始する(ステップ101)。次に制御
部11は、受信部12における送信信号を受信するため
の安定時間を経過したか否かを判定し(ステップ10
2,期間T1)、前記安定時間を経過したと判定する
と、前記送信信号中のRSSI信号と規定値とを比較
し、前記RSSI信号が前記規定値以上である場合に次
ステップに進む(ステップ103)。
【0032】次に制御部11は、ソフトによるスタート
ビット判定を行い、送信されるスタートビットが正常で
有るか否かを判定する(ステップ104,期間T2
0)。また、制御部11は前記スタートビット判定が正
常であると判断すると、次ステップに進む。
【0033】次に制御部11は、正常と判断された送信
データ(スタートビット)において、1フレーム分のデ
ータが得られたか否かを判定し(ステップ105,期間
T4)、前記データが得られた場合に、このデータフレ
ーム(識別コード)が正常であるか否かを判定する(ス
テップ106,期間T4)。制御部11は、ステップ1
06において前記フレームが正常であると判定すると、
前記送信データの識別コードと登録コードとの比較を行
い(ステップ107,期間T5)、識別コートが前記登
録コードに一致した場合は、機能コードに従って駆動ユ
ニット30の駆動を行う(ステップ108)。
【0034】尚、制御部11は、ステップ103,10
4,106,107の判定において、何れも「NO」で
あると判定すると、図2(c)に示すスリープモードに
移行し(期間T3)、次なる時間軸(A点→B点→C
点)での判定に移行する(ステップ109)。
【0035】なお、図1中において、50は、モード端
子(モード設定手段)である。制御部50は、このモー
ド端子50に所定の信号を印加することで、キャリブレ
ーションモード(規定値設定モード)へ移行する。この
時、受信部12のアンテナ13には、送信部20からの
送信信号を供給しない(無信号状態とする)。この状態
で制御部11は、A/D変換入力に伝達されたRSSI
信号の電圧値を計測する。
【0036】ここで、モード端子50を初期状態に戻す
と、制御部11は通常モードに移行するとともに、計測
した無信号時のRSSI信号の電圧値(RSSI信号の
特性)を記憶部14に記憶する。
【0037】それ以降、制御部11は、記憶部14に記
憶の無信号時のRSSI信号の電圧値に所定の値を加算
したものをRSSI信号判定の規定値として使用する。
これにより、受信部12が持つRSSI信号の製造上の
ばらつきを吸収可能となる。なお、ここでは、キャリブ
レーションモードにおいて、無信号時のRSSI信号の
電圧値を計測する例を示したが、これに限定されるもの
ではない。例えば、キャリブレーションモードにおい
て、無信号以外にも、所定の信号を印加したときのRS
SI信号の電圧値を計測し、無信号時と所定の信号を印
加したときのRSSI信号の電圧値よりRSSI信号判
定の規定値を求めても良い。これにより、規定値のさら
なる精度向上が図られる。
【0038】かかるキーレスエントリーシステムは、使
用者の操作により、少なくともスタートビット及び固有
の識別コードを含む2値化パルス信号を送信する送信部
20と、受信電波の電界強度をRSSI信号として出力
する機能を有し、送信部20からの信号を受信する受信
部12と、受信部12で受信した前記識別コードと、記
憶部14に記憶されている登録コードとを比較し、前記
両コードが一致したときに前記使用者が意図する所望動
作を行わせるための出力信号を出力する制御部11とを
有し、制御部11は、送信部20からの信号が正規な信
号か否かの判定に、受信電波の電界強度による判定とソ
フトによるスタートビット判定を併用するものであり、
また制御部11は、所定時間毎に起動し、受信部12を
送信部20からの信号を受信可能な電源供給状態とし、
この電源供給状態において、前記RSSI信号が規定値
以上か否かの判定を行い、前記RSSI信号が規定値以
上の場合に、前記スタートビットを受信可能なように延
長して前記ソフトによる前記スタートビット判定を行
い、この判定で正規なビットと判断した場合に、前記識
別コードを受信可能なように前記電源供給状態をさらに
延長して前記識別コードの受信処理を行い、前記RSS
I信号が規定値未満の場合、または前記スタートビット
が正規なビットでないと判断した場合に電源遮断状態と
するとともに、スリープ状態に移行するものであること
から、受信電波の電界強度判定とソフトによるスタート
ビット判定を併用したため、いっそうの受信機への電源
供給時間と制御部のウエイクアップ状態の時間短縮を図
ることが可能となり、これにより、平均消費電流のさら
なる低減を実現することが可能となる。
【0039】制御部11の動作モードを切り換えるモー
ド端子50を備え、制御部11は、モード端子50から
の所定入力に応じて切り換えられる規定値設定モードを
備えてなるものであり、また、制御部11は、前記規定
値設定モード時に受信部12の前記RSSI信号の特性
を計測し、前記RSSI信号の特性に基づいて、通常時
の前記RSSI信号の規定値を決定するものであり、前
記RSSI信号の判定基準(規定値)の誤差が低減し、
誤判定による平均消費電流の増加、あるいは、正規な送
信信号の排除してしまうといった誤動作を防止すること
ができる。
【0040】また、受信部12は、各種情報表示を行う
メータユニット10に搭載するものであり、電波受信環
境の良いメータ位置に受信部を搭載することによる受信
性能の向上を図ることができる。
【0041】また、制御部11は、各種情報表示を行う
メータユニット10の制御部と共用するものであり、部
品の共用化による小型化、低コスト化を図ることが可能
となる。
【0042】尚、本発明の実施の形態では、専用にモー
ド端子50を設けたが、メータユニット10が有する通
信ライン(図示しない)等を介して前記キヤリブレーシ
ョンモードの設定を行なうものであっても良く、本発明
のモード設定手段は、本発明の実施の形態に限定される
ものではない。
【0043】また、本発明は、四輪車両に限定されるも
のではなく、二輸、スノーモービル、船舶等のキーレス
エントリーシステムにおいても適用可能なことは言うま
でもない。
【0044】また、本発明の実施の形態では、送受信装
置としてキーレスエントリーシステムを例に挙げて説明
したが、本発明は、車両に搭載され、送信部の送信信号
の有無を判定する他の電装品のエントリーシステム(例
えば、タイヤ空気圧監視システム、スマートエントリー
システム)においても適用可能なことは言うまでもな
い。
【0045】
【発明の効果】本発明は、キーレスエントリーシステム
やタイヤ空気圧監視装置等の送受信装置に関し、当初の
目的であるバッテリーの平均消費電流をより効果的に低
減することが可能な送受信装置を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のキーレスエントリーシス
テムの構成を説明するブロック図。
【図2】 同上実施形態の間欠受信方式における受信状
態を説明する時系列図。
【図3】 同上実施形態の制御部における処理方法を説
明する図。
【符号の説明】
10 メータユニット 11 制御部 12 受信部 13 アンテナ 14 記憶部 15 駆動部 16 第1の計器類 17 第2の計器類 18 電源部 19 オンオフ切替部 20 送信部 30 駆動ユニット 40 バッテリ D 信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の操作により、少なくともスター
    トビット及び固有の識別コードを含む2値化パルス信号
    を送信する送信部と、 受信電波の電界強度をRSSI信号として出力する機能
    を有し、前記送信部からの信号を受信する受信部と、 前記受信部で受信した前記識別コードと、記憶部に記憶
    されている登録コードとを比較し、前記両コードが一致
    したときに前記使用者が意図する所望動作を行わせるた
    めの出力信号を出力する制御部とを有し、 前記制御部は、前記送信部からの信号が正規な信号か否
    かの判定に、受信電波の電界強度による判定とソフトに
    よるスタートビット判定を併用することを特徴とする送
    受信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、所定時間毎に起動し、前
    記受信部を前記送信部からの信号を受信可能な電源供給
    状態とし、この電源供給状態において、前記RSSI信
    号が規定値以上か否かの判定を行い、前記RSSI信号
    が規定値以上の場合に、前記スタートビットを受信可能
    なように前記電源供給状態を延長して前記ソフトによる
    前記スタートビット判定を行い、この判定で正規なビッ
    トと判断した場合に、前記識別コードを受信可能なよう
    に前記電源供給状態をさらに延長して前記識別コードの
    受信処理を行い、 前記RSSI信号が規定値未満の場合、または前記スタ
    ートビットが正規なビットでないと判断した場合に電源
    遮断状態とするとともに、スリープ状態に移行すること
    を特徴とす請求項1に記載の送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部の動作モードを切り換えるモ
    ード設定手段を備え、前記制御部は、前記モード設定手
    段からの所定入力に応じて切り換えられる規定値設定モ
    ードを備えてなることを特徴とする請求項1もしくは請
    求項2に記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記規定値設定モード時
    に前記受信部の前記RSSI信号の特性を計測し、前記
    RSSI信号の特性に基づいて、通常時の前記RSSI
    信号の規定値を決定することを特徴とする請求項3に記
    載の送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信部は、各種情報表示を行うメー
    タユニットに搭載することを特徴とする請求項1,請求
    項2及び請求項4の何れかに記載の送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、各種情報表示を行うメー
    タユニットの制御部と共用することを特徴とする請求項
    1から請求項4の何れかに記載の送受信装置。
JP2001380604A 2001-12-13 2001-12-13 送受信装置 Abandoned JP2003184376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380604A JP2003184376A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380604A JP2003184376A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003184376A true JP2003184376A (ja) 2003-07-03

Family

ID=27591580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001380604A Abandoned JP2003184376A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003184376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7256687B2 (en) 2004-03-10 2007-08-14 Alps Electric Co., Ltd. Tire pneumatic pressure monitoring system and tire pneumatic pressure monitoring receiver used for tire pneumatic pressure monitoring system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7256687B2 (en) 2004-03-10 2007-08-14 Alps Electric Co., Ltd. Tire pneumatic pressure monitoring system and tire pneumatic pressure monitoring receiver used for tire pneumatic pressure monitoring system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7751957B2 (en) Method of determining position of portable device
US20080194292A1 (en) Portable communication device
EP0747266A1 (en) Wireless vehicle control system
JP2003242585A (ja) タイヤ状態監視装置
US20030164759A1 (en) System and method for tire pressure monitoring with optimal tire pressure indication during tire pressure adjustment
US11961345B2 (en) Wireless communication system
JP5526517B2 (ja) 車載装置
JP3906704B2 (ja) 送受信装置
JP2003184376A (ja) 送受信装置
JP2003223692A (ja) タイヤ状態監視装置
US7140243B2 (en) Tire inflation pressure detecting device for vehicle
JPH10210563A (ja) 受信機
JP2006152763A (ja) 車載用通信制御システム
JP3367648B2 (ja) キーレスエントリーシステム
CN108885806B (zh) 用于被动进入系统的车辆钥匙及相关方法
JP2005171720A (ja) パッシブキーレスエントリー装置
JP7347996B2 (ja) 異常検出装置及び電子キー
CN111586817B (zh) 控制方法、装置、汽车及存储介质
JP2003070083A (ja) キーレスエントリーシステム
JP3170407B2 (ja) 振幅変調受信機への通電制御方法および装置
JP4375096B2 (ja) 車載機器制御システム用の携帯機
KR20090055656A (ko) 차량의 리모트 컨트롤 시스템 및 그 제어방법
JP3443827B2 (ja) キーレスエントリーシステム
WO2015056407A1 (ja) 送受信システム
JP4253099B2 (ja) キーレスエントリーシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070607

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20070702