JPH0723066B2 - 作業車の安全装置 - Google Patents

作業車の安全装置

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JPH0723066B2
JPH0723066B2 JP21613986A JP21613986A JPH0723066B2 JP H0723066 B2 JPH0723066 B2 JP H0723066B2 JP 21613986 A JP21613986 A JP 21613986A JP 21613986 A JP21613986 A JP 21613986A JP H0723066 B2 JPH0723066 B2 JP H0723066B2
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solenoid
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体の前後にあって両側に張出すようにした
アウトリガ装置と、車体上に搭載されたエンジンによっ
て駆動され、作業用油圧アクチュエータへ油圧を供給す
る油圧ポンプを備えた作業車に関するものである。
(従来の技術) 前記アウトリガ装置と油圧ポンプを備えた作業車に高所
作業車、クレーン車等の建設機械がよく知られている。
以下に従来技術の実施例として第6図と第7図に高所作
業車Aを図示し説明する。高所作業車Aは、車体1に旋
回自在な旋回台2、この旋回台2にその基端部を枢支し
伸縮自在な伸縮ブーム3、前記旋回台2と伸縮ブーム3
の適所間に配設し伸縮ブーム3を起伏自在に駆動する起
伏シリンダ4を設けている。そして伸縮ブーム3の先端
には作業車搭乗用のバケット5を配置している。また車
体1の前後には両側に張り出すようにしたアウトリガ装
置6を設けている。このアウトリガ装置6は車体1に固
定された外箱7とこの外箱7に嵌挿した内箱8および内
箱8の先端に固着したジャッキ9からなっており、高所
作業車Aで作業する場合、車体1の安定を確保するため
に外箱7より内箱8を張出し、ジャッキ9により車体1
を担持するようになっている。更に車体1にはエンジン
10が搭載されており、このエンジン10により油圧ポンプ
11を駆動し、高所作業車Aに用いられた作業用油圧アク
チュエータへ油圧を供給するようにしている。そして高
所作業車Aに用いられた作業用油圧アクチュエータを適
切な作動速度に制御するために、エンジンの回転を段階
的に切換えたり無段階に切換えたりして油圧ポンプの吐
出量を制御する方法がとられている。いま段階に切換え
る実施例について第8図に図示し説明する。すなわち2
個のソレノイド12,13を用いて4つの変位を得るように
したものである。ソレノイド12,13は夫々その先端をバ
ー14の両端部にピン16,17で連結されている。エンジン
のアクセルに連結したリンク15はバー14に前記ピン17寄
りにピン18で連結されている。このように連結すること
により、ソレノイド12,13が作動しない時はピン18の位
置をイに位置させ、エンジン回転を1速に、ソレノイド
12が作動した時にはロの位置に位置させエンジン回転を
2速に、ソレノイド13が作動した時にはハの位置に位置
させエンジン回転を3速に、ソレノイド12,13の両方が
作動した時には二の位置に位置させエンジン回転を4速
にするようにしたものである。またソレノイド12,13に
はセレクトスイッチ19を介して電源20より電源を供給す
るように配線されており、セレクトスイッチ19をa位置
にしたときにソレノイド12,13には電源が供給されず、
エンジン回転を1速に、b位置でソレノイド12に、電源
を供給しエンジン回転を2速に、C位置でソレノイド13
に、電源を供給しエンジン回転を3速に、d位置でソレ
ノイド12,13の両方に電源を供給しエンジン回転を4速
にするように配線している。このように構成したエンジ
ン回転制御部Bは、高所作業車Aのバケット5に搭乗し
た作業者がこのバケット5の近傍に配置した前記セレク
トスイッチ19をセレクトすることによりエンジン回転を
段階的に制御するようにしたものである。一方エンジン
の回転を無段階に切換える方法として第9図に図示する
方法が取られている。すなわち前記エンジンのアクセル
に連結したリンク15には電磁比例制御ソレノイド23が連
結されており、この電磁比例制御ソレノイド23をバケッ
ト5に搭乗した作業者がバケット5に配置したアクセル
Eを踏み込むことにより作動させるようにしているもの
である。前記アクセルEには、アクセル位置検出器21を
設けアクセル位置を検出し、この信号を定電流変換器22
に送り、定電流変換器22では前記アクセル位置に似合っ
ただけの電流を電磁比例制御ソレノイド23に電流を流す
ようにしてある。すなわち定電流変換器22は、前記アク
セル位置に比例して電流を流し、電磁比例制御ソレノイ
ド23を作動させ、エンジン回転を制御するものである。
以上の実施例では作業用油圧アクチュエータの速度制御
にエンジンの回転を制御することによって油圧ポンプの
吐出量を制御するようにしたものについて説明してきた
が、エンジン回転を一定にして油圧ポンプに可変油圧ポ
ンプを用いて前記電磁比例制御ソレノイド23により可変
油圧ポンプの吐出量を直接変化させるようにした方法も
取られている。
このように油圧ポンプからの吐出量を制御するようにし
た高所作業車は、性能限界の作業状態に達すると停止す
るよう安全装置を設けている。例えば伸縮ブーム3を全
伸長した状態で伸縮ブーム3を倒伏していくと高所作業
車Aが転倒してしまう限界点がある。その限界点に達す
る前に倒伏動を停止させるような完全装置を設けて安全
に作業ができるようにしている。
この安全装置を設けた高所作業車Aで作業する場合、ア
ウトリガ装置6で車体1を担持させるものであるが、ア
ウトリガ装置6の外箱7から内箱8をかならず全伸長し
た最大張出で車体1を担持できるものでない。作業現場
が狭い場所や外箱7を張出す前方に障害物が位置してい
る場合は、外箱7から内箱8を張出さない最小張出で車
体1を担持させる場合もある。この場合には作業者は高
所作業車Aの作業速度を最大の速度としないよう前記油
圧ポンプからの吐出量を制限するようにしている。すな
わちアウトリガ装置6を最大張出にしないで高所作業車
Aを高速で作動させた時に、前記安全装置が作動して急
停止すると、高所作業車Aの安定性能がなく転倒する危
険性がある。そこでエンジン回転を段階的に制御する前
記方法では、前記セレクトスイッチ19をb位置(2速)
もしくはC位置(3速)にしてエンジン回転を低回転に
して高所作業車Aを低速で作動させている。また前記エ
ンジン回転を無段階に制御する方法では、作業者がアク
セルペダルを一定以上踏み込まないようにしてエンジン
回転を低回転して高所作業車Aを低速で作動させてい
る。
(発明が解決しょうとする問題点) ところが高所作業車Aのアウトリガ装置6の張出を最大
張出としないで作業していることを作業者が往々にして
忘れて、エンジン回転を高回転で回転させて作業してい
る場合があり、この時に前記安全装置が作動すると高所
作業車Aを転倒させてしまうという問題点がある。すな
わちアウトリガ装置6を最大張出にしていないにもかか
わらず、作業者の不注意により、前記エンジン回転を段
階的に制御する方法では、前記セレクトスイッチ19をd
位置(4速)にしてエンジン回転を高回転にした時ま
た、前記エンジン回転を無段階に制御する方法では、ア
クセルペダルを最大に踏み込んでエンジン回転を高回転
に回転させた時、安全装置が作動すると高所作業車Aが
転倒するというものである。
(問題点を解決するための手段) このような問題点を解決するために本発明の作業車の安
全装置は、 車体の前後にあって両側に張出すようにしたアウトリガ
装置と、車体上に搭載されたエンジンによって駆動さ
れ、作業用油圧アクチュエータへ油圧を供給する油圧ポ
ンプを備えた作業車において、前記アウトリガ装置にそ
の張出量を検出するアウトリガ張出検出装置を設け、こ
のアウトリガ張出検出装置からのアウトリガ張出量に応
答する信号によりアウトリガ張出量を最大張出としない
ときには前記油圧ポンプからの油量を制限するようにし
たことを特徴とするものである。
(作用) 上記の如き構成をもつ本発明の作業車の安全装置は、ア
ウトリガ張出検出装置によりアウトリガ張出を最大張出
としていないときに、作業車を高速で作業させようとし
ても、油圧ポンプの吐出量を制限し作業車を高速で作業
できないようにするものである。したがって作業者の不
注意により、作業車のアウトリガ装置を最大張出にして
いないにもかかわらず、作業車を高速作動するといった
ことをなくするものであり、誤って作業者を転倒させる
といった危険性もなくするものである。
(実施例) 以下本発明の作業車の安全装置の実施例について第1図
〜第5図に基いて説明する。最初に従来技術で説明した
エンジン回転を段階的に制御させるようにした高所作業
車Aに実施した高所作業車Cについて説明する。高所作
業車Cは従来技術で説明し第6図,第7図に図示した高
所作業車Aと符号1〜5、10、11は同じものであるので
同符号を用い、図示しての説明を略す。
第1図において26は、高所作業車Cの前後に設け両側に
張出すようにした4ケのアウトリガ装置の1ケを図示す
るものであって、外箱7′、内箱8′、ジャッキ9から
なっている。ジャッキ9は従来技術で説明したものと同
じであるが、外箱7′と内箱8′は従来技術で説明した
ものとは次に説明するアウトリガ張出検出装置を取り付
けるようにした点が異なっている。27は、アウトリガ張
出検出装置であって、外箱7′の一側面外端部に恋され
たスイッチ28、29と内箱8′の一側面外端に固定した帯
状のカム24、25からなっている。カム24は、外箱7′よ
り内箱8′を張出さない最小張出から中間張出(最小張
出と最大張出の中間)するまでスイッチ28をOFF状態と
し中間張出から最大張出するまでをON状態とするようそ
の長さを決定している。またカム25は、外箱7′より内
箱8′を最大張出した時のみスイッチ29をON状態とし、
内箱8′を少しでも縮小した時はOFF状態とするように
その長さを決定している。なお上記スイッチ28、29は4
ケのアウトリガ装置26の1ケに配置したもので、他のア
ウトリガ装置26にはスイッチ28,29に相当したスイッチ2
8′,29′、スイッチ28″,29″、スイッチ28,29を夫
々配置している。
次にアウトリガ張出量により、エンジン回転を制御する
ようにした本発明に係る作業車の安全装置の回路図を第
3図に図示し以下に説明する。第3図において、12〜20
は、第8図で図示し従来技術で説明したものと同じであ
るので、同符号を用いて説明を略する。R1は、リレーで
あって前記スイッチ28,28′,28″,28の全てがONすな
わち4ケのアウトリガが装置26全てを中間張出より以上
に張出たとき作動するリレーであり、ノーマルクローズ
接点30,31とノーマルオープン接点32を有している。R2
もリレーであって、前記スイッチ29,29′,29″,29がO
Nすなわち4ケのアウトリガ装置26全てを最大張出にし
たとき作動するリレーであり、ノーマルオープン接点33
を有している。34,35は、電流を一方向のみ流すダイオ
ードである。前記リレーR1とR2の夫々に有する接点30〜
33は第3図に図示する如く接続されており、以下に説明
する如く作用するものである。
いまセレクトスイッチ19をa位置(1速)にセットした
時は、ソレノイド12,13に電流を供給しないもので、ア
ウトリガ装置26の張出量に関係なくエンジン回転を1速
とするものである。
そしてセレクトスイッチ19をb位置(2速)にセットし
た時ソレノイド12に電源を供給しエンジン回転を2速と
するものである。この場合4ケのアウトリガ装置26全て
を中間張出または最大張出とした時には前記リレーR1
作動し接点30が開いてソレノイド13には電源が供給され
ない。また4ケのアウトリガ装置26のうち1ケでも最小
張出とした場合リレーR1は作動せず接点32は閉じないか
らこの場合においてもソレノイド13には電源は供給され
ない。従ってセレクトスイッチ19をb位置(2速)にセ
ットした時、アウトリガ装置26の張出量に関係なくエン
ジン回転を2速とするものである。
次にセレクトスイッチ19をC位置(3速)にセットした
時、4ケのアウトリガ装置26のうち1ケでも最小張出と
した場合リレーR1は作動しないから接点30を介してソレ
ノイド12に電源を供給し、エンジン回転を2速にする。
この時4ケのアウトリガ装置26全てを中間張出または最
大張出とした時は、リレーR1が作動して接点30が開いて
接点32が閉じるから、ソレノイド13に電源を供給してエ
ンジンか回転を3速とするものである。
更にセレクトスイッチ19をd位置(4速)にセットした
時、4ケのアウトリガ装置26のうち1ケでも最小張出と
した場合リレーR1は作動しないから閉じた接点30とダイ
オード34を介してソレノイド12に、もしくは閉じた接点
31とダイオード35を介してソレノイド12に電源を供給し
エンジン回転を2速にする。この時4ケのアウトリガ装
置26を全て最大張出とした時にリレーR1とR2が作動して
接点30と31が開き接点32と33が閉じる。従って接点33と
ダイオード35を介してソレノイド12に電源を供給し、ダ
イオード34と接点32を介してソレノイド13に電源を供給
するもので、エンジン回転を4速にするものである。ま
たこの時に4ケのアウトリガ装置26のうち1ケでも中間
張出(残り3ケは最大張出)とすると、前記リレーR2
作動しなくなりリレーR1のみ作動するもので、接点30,3
1は開いて接点32は閉じ接点33は開いたままとなる。従
ってダイオード34と接点32を介してソレノイド13に電源
が供給され、接点33と接点31は開いているからソレノイ
ド12には電源が供給されないもので、エンジン回転を3
速とするものである。
以上のように作用するアウトリガ装置26の張出とセレク
トスイッチ19の位置との関係を表にすると第4図のよう
になる。この第4図からもわかるようにアウトリガ装置
26の全てを最大張出としたときは、エンジン回転を1速
から4速までの4段階に制御するセレクトスイッチ19を
どの位置にセットしてもセットしたエンジン回転とする
ことができる。しかしアウトリガ装置26の張出を1ケで
も中間張出とした時には、セレクトスイッチ19を4速に
セットしてもエンジン回転は3速しか回転しない。また
アウトリガ装置26のうち1ケでも最小張出とした時、セ
レクトスイッチ19を3速または4速にセットしてもエン
ジン回転は2速しか回転しない。このようにアウトリガ
装置26の張出量に応じてエンジン10の回転すなわち油圧
ポンプ11の吐出量を制限するようにして、作業者が不注
意によりエンジン回転を制御するセレクトスイッチ19を
誤ってセットしても安全な速度で作業できるものであ
る。
なお上記実施例ではエンジン回転を段階的に制御させる
ようにした高所作業車Cについて説明したものである
が、次に従来技術で説明した無段階でエンジン回転を制
御するようにしたのについて第5図に図示し以下に説明
する。第5図において、符号15,20,21,23およびEは従
来技術で説明したものと同じであるので説明を略す。ま
た28,28′,28″,28,29,29′,29″,29は前記第3図
で図示して説明したスイッチと同じものである。36は、
定電流変換器であって、従来技術で説明した定電流変換
器22とアクセル位置検出装置21で検出したアクセル位置
に比例して電磁比例制御ソレノイド23に電流を流す作用
は同じである。しかし定電流変換器36にはスイッチ28,2
8′,28″,28とスイッチ29,29′,29″,29を介して電
源からの信号が入力されるようになっているところが相
違している。すなわち前記4ケのアウトリガ装置26のう
ち1ケでも最小張出とした時には、定電流変換器36には
信号が入力されず、アクセルEを踏み込んでも前記4ケ
のアウトリガ装置26を全て最小張出したときのエンジン
回転とする電流しか電磁比例制御ソレノイド23に供給し
ない。また前記4ケのアウトリガ装置26の全てを最大張
出とした時には、定電流変換器36には前記スイッチ28,2
8′,28″,28とスイッチ29,29′,29″,29を介して電
源20より2つの信号が入力される。その結果エンジン回
転は定電流変換器36によりその出力電流を制限されるこ
となく、アクセルEの踏み込み量に比例して回転する。
次に前記4ケのアウトリガ装置26のうち3ケを中間張出
または最大張出とし残り1ケを中間張出とした時には、
定電流変換器36には前記スイッチ28,28′,28″,28を
介して電源20より信号が入力され、前記スイッチ29,2
9′,29″,29からは入力されない。その結果エンジン
回転は定電流変換器36により、前記4ケのアウトリガ装
置26の張出を全て中間張出としたときのエンジン回転ま
でしかアクセルEを踏み込んでも回転しない電流を電磁
比例制御ソレノイド23に供給もする。
以上のようにこの実施例においてもアウトリガ張出量に
応じてエンジン10の回転すなわち油圧ポンプ11の吐出量
を制限するようにして、作業者が不注意によりアクセル
Eを最大に踏み込んでも、安全な速度で作業できるもの
である。
なお上記実施例では4つのアウトリガ装置26のうち1ケ
でも縮小して張出した時には、もっとも張出量の少ない
アウトリガ装置26の張出量に準じてエンジン回転を制限
するようにしたものであるが、前記高所作業車Cの伸縮
ブーム3が4つのアウトリガ装置26のうち安定性能を決
定する2つのアウトリガ装置26(すなわち伸縮ブーム3
を挟むアウトリガ装置26)の張出量によってエンジン回
転を制御するようにしてもよい。
また上記実施例のエンジン回転を制御するものの他に従
来技術で説明した油圧ポンプを可変油圧ポンプとし前記
電磁比例制御ソレノイドにより直接可変ポンプの吐出量
を変化させるようにした方法についてもこの電磁比例制
御ソレノイドに供給する電流を上記実施例のように制御
するようにして実施することも可能である。
更に作業車の作業速度を制御する方法として上記のエン
ジン回転もしくは油圧ポンプの吐出量を制限するものの
他に、油圧ポンプと作業車の作業用油圧アクチュエータ
間に流量制御弁を設けこれを調整することによって行う
方法もある。この場合においても前記流量制御弁に電磁
比例制御ソレノイドを連結してアウトリガ装置の張出量
によって流量制御弁からの流量を調整するようにしても
よい。
(発明の効果) 本発明は、以上の如く構成し作用するものであるから、
アウトリガ装置を最大張出にしていないにもかかわらず
作業者が不注意により作業車を高速で作動させようとし
ても、その時のアウトリガ装置の張出量に適した速度で
安全に作業できるもので、誤って作業車を転倒させると
いった危険性をなくするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る作業車のアウトリガ装置の説明
図、第2図は、第1図のD−D断面図、第3図は、本発
明に係る作業車の安全装置の回路図、第4図は、本発明
に係る作業車の安全装置の作動説明図、第5図は、本発
明に係る作業車の安全装置の他の実施例の説明図、第6
図、第7図は従来の作業車の説明図、第8図は、従来の
作業車のエンジン回転制御部の説明図、第9図は、従来
の作業車のエンジン回転制御部の他の説明図 1;車体、26;アウトリガ装置、10;エンジン、11;油圧ポ
ンプ、27;アウトリガ張出検出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の前後にあって両側に張出すようにし
    たアウトリガ装置と、車体上に搭載されたエンジンによ
    って駆動され、作業用油圧アクチュエータへ油圧を供給
    する油圧ポンプを備えた作業車において、前記アウトリ
    ガ装置にその張出量を検出するアウトリガ張出検出装置
    を設け、このアウトリガ張出検出装置からのアウトリガ
    張出量に応答する信号によりアウトリガ張出量を最大張
    出としないときは前記油圧ポンプからの油量を制限する
    ようにしたことを特徴とする作業車の安全装置。
JP21613986A 1986-09-12 1986-09-12 作業車の安全装置 Expired - Lifetime JPH0723066B2 (ja)

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