JPH072303A - ゴミ入れ容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 真上からゴミを入れる時に、蓋が気にならな
く入れやすいゴミ入れ容器を提供する。 【構成】容器本体（１）の下部にペタル（３）を備え、
前記ペタル（３）による昇降自在に作動部材（４）を縦
設し、上端をドーム状に形成してなる開閉蓋（２）と
（２’）の枢着部（Ａ）の適当部に係合させて、前記ド
ーム状に形成してなる開閉蓋（２）と（２’）を１つ以
上の枢軸（１２）を中心に回転自在に、中央から両開き
にする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、踏み板を踏むと蓋が開
く方式のゴミ入れ容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ペタルを踏むことにより、軸を中
心に上へ回転しながら開閉する蓋を備えたものがあっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記この方式の蓋は、
ペタルを踏むと上に回転しながら開くもので、全開しな
いと真上からゴミを入れる時に、蓋が気になり入れにく
いことがあった。本発明は、このような問題に鑑みてな
されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】容器本体（１）の下部に
ペタル（３）を備え、前記ペタル（３）による昇降自在
に作動部材（４）を縦設し、上端をドーム状に形成して
なる開閉蓋（２）と（２’）の枢着部（Ａ）の適当部に
係合させて、前記ドーム状に形成してなる開閉蓋（２）
と（２’）を１つ以上の枢軸（１２）を中心に回転自在
に、中央から両開きにする。

【０００５】

【作用】ペタル（３）を踏むと、枢軸（５）を中心に連
係（７ａ）により作動部材（４）が上昇し、上端に設け
てある枢ピン（９）が開閉蓋側面（２ａ）と（２ｂ）の
係合穴（１１ａ）と（１１ｂ）に係合されていて、バネ
（１６）により引き合いされているドーム状の開閉蓋
（２）と（２’）が、枢軸（１２）を中心に中央から両
開きする。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明すると、図１〜５において、容器本体（１）の下
部取り付け板（２２）にペタル（３）を枢軸穴（６）で
枢軸（５）を中心に揺動自在に備え、容器本体（１）の
後方に昇降自在に縦設した作動部材（４）を連係ピン
（７）とフック（８）とで連係（７ａ）して、作動部材
（４）の上端に設けてある枢ピン（９）が開閉蓋側面
（２ａ）と（２ｂ）の係合穴（１１ａ）と（１１ｂ）に
係合されている。なお、係合穴（１１ａ）は容器本体
（１）に設けてある長孔（１０）と開閉蓋側面（２ｂ）
の円弧長孔（１４）を貫通して係合されている。ドーム
状の開閉蓋（２）と（２’）は枢軸穴（１３）で枢軸
（１２）に回転自在に備え、突起（１７）に取り付けら
れたバネ（１６）により引き合いされていて、バネ押さ
え（１５）が設けられている。凸壁（１９）は、すき間
をなくし、切り込み（１８）は、袋かけ（２０）がピン
（２１）に取り付けられ、それに当たらないようになっ
ている。なお、袋かけ（２０）は袋（２３）を付けて下
がらないよう固くピン（２１）に取り付けられている。

【０００７】図６に示される図は、容器本体（１）の下
部取り付け板（２２）にペタル（３）を枢軸穴（６）で
枢軸（５）を中心に揺動自在に備え、前方に昇降自在に
縦設した作動部材（４）を連係ピン（７）とフック
（８）とで連係（７ａ）して、作動部材（４）の上端に
設けてある枢ピン（９）が開閉蓋側面（２ａ）と（２
ｂ）の係合穴（１１ａ）と（１１ｂ）に係合されている
実施例であり、図１〜５の実施例の作動部材（４）を上
昇させて開閉させるのに対し、下降させて開閉させるも
のである。図１〜５の実施例は、係合穴（１１ａ）と
（１１ｂ）が開閉蓋（２、２’）と枢軸（１２）に対称
な位置に設けてあり、図６に示される実施例では、開閉
蓋（２、２’）側にある。

【０００８】図７に示される図では、作動部材（４）に
直接ペタル（３）を設けた実施例であり、左が容器本体
（１）正面に付ける実施例で、右が側面に付ける実施例
である。

【０００９】本発明は以上のような構造で、ペタル
（３）を踏むと、枢軸（５）を中心に連係（７ａ）によ
り作動部材（４）が上昇し、上端に設けてある枢ピン
（９）が開閉蓋側面（２ａ）と（２ｂ）の係合穴（１１
ａ）と（１１ｂ）に係合されていて、バネ（１６）によ
り引き合いされているドーム状の開閉蓋（２）と
（２’）が、枢軸（１２）を中心に中央から両開きす
る。なお開閉蓋（２、２’）の閉じるエネルギーにバネ
（１６、１６ａ）を使用しているが、図５に示すよう
に、重り（２４）を使用してもよい。設けるところは開
閉蓋（２、２’）に限らず、作動部材（４）、ペタル
（３）にバネ（１６、１６ａ）、重り（２４）を設けて
もよい。

【００１０】

【考案の効果】真上からゴミを入れる時に、蓋が気にな
らなく入れやすい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面斜視図

【図２】本発明の斜視図

【図３】本発明の側面断面図

【図４】本発明の正面断面図

【図５】本発明の分解１部破断斜視図

【図６】本発明のその他実施例の斜視図

【図７】本発明のその他１部実施例の斜視図

【符号の説明】

１ 容器本体 ２、２’ 開閉蓋 ２ａ、２ｂ 開閉蓋側面 ３ ペタル ４ 作動部材 ５ 枢軸 ６ 枢軸穴 ７ 連係ピン ８ フック ９ 枢ピン １０ 長孔 １１ａ、１１ｂ 係合穴 １２ 枢軸 １３ 枢軸穴 １４ 円弧長孔 １５ バネ押さえ １６、１６ａ バネ １７ 突起 １８ 切り込み １９ 凸壁 ２０ 袋かけ ２１ ピン ２２ 取り付け板 ２３ 袋 ２４ 重り Ａ 枢着部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 容器本体（１）の下部にペタル（３）を
   備え、前記ペタル（３）による昇降自在に作動部材
   （４）を縦設し、上端をドーム状に形成してなる開閉蓋
   （２）と（２’）の枢着部（Ａ）の適当部に係合させ
   て、前記ドーム状に形成してなる開閉蓋（２）と
   （２’）を１つ以上の枢軸（１２）を中心に回転自在
   に、中央から両開きに構成したことを特徴とするゴミ入
   れ容器。