JP2001145571A - ケトルの鳴子構造 - Google Patents

ケトルの鳴子構造

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JP2001145571A
JP2001145571A JP33203799A JP33203799A JP2001145571A JP 2001145571 A JP2001145571 A JP 2001145571A JP 33203799 A JP33203799 A JP 33203799A JP 33203799 A JP33203799 A JP 33203799A JP 2001145571 A JP2001145571 A JP 2001145571A
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Japan
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JP33203799A
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English (en)
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Toshihisa Takeda
敏士央 武田
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡易な構造にして簡単な操作で蒸気音の音量
を調整することができる画期的なケトルの鳴子構造の提
供。 【解決手段】 ケトルの注筒に取り付ける取付部に注筒
先端の注口を閉塞し得る注口開閉部5を起伏自在に枢着
し、この注口開閉部の上部並びに下部に開口部6を貫通
状態に形成し、この注口開閉部の下部開口部若しくは上
部開口部に連通状態にして蒸気が通過すると蒸気音が発
生する鳴子部7を配設したケトルの鳴子構造において、
前記蒸気の通過路の貫通開口面積を可変して鳴子部での
蒸気音量を可変する蒸気音量調整機構を備えたことを特
徴とするケトルの鳴子構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケトルの鳴子構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
ケトルの鳴子構造は一般に次のような構造である。
【0003】ケトルの注筒の上面部に取付体を付設す
る。
【0004】この取付体に注筒先端の注口を閉塞し得る
樹脂製の注口開閉体を起伏自在に枢着する。この注口開
閉体の枢着部には指掛け部が立設形成され、この指掛け
部を傾動させることで、注口開閉体を起伏移動させ注口
を開閉する。
【0005】この注口開閉体の上部並びに下部に開口部
を貫通状態に形成し、この注口開閉体の下部開口部に蒸
気が通過すると蒸気音が発生する鳴子部を配設する。こ
の鳴子部材は金属板に通気孔を形成し、この通気孔に振
動板を配設し、この振動板の振動音により蒸気音を発生
させるもので、この金属板の下方に蒸気を通気孔に導く
ガイド部材を設けている。一方、上部開口部に貫通孔を
形成したカバーを付設する。
【0006】従来のこのようなケトルの鳴子構造におい
ては、前記鳴子部は、単に注口開閉体の下部貫通開口部
に固定配設され、注口を閉塞する構造にすぎず、この鳴
子部の蒸気音の音量を調整することはできない。
【0007】本発明は、このような現状に鑑み、簡易な
構造にして簡単な操作で蒸気音の音量を調整することが
できる画期的なケトルの鳴子構造を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】ケトル1の注筒2に取り付ける取付部3に
注筒2先端の注口4を閉塞し得る注口開閉部5を起伏自
在に枢着し、この注口開閉部5の上部並びに下部に開口
部6を貫通状態に形成し、この注口開閉部5の下部開口
部6若しくは上部開口部6に連通状態にして蒸気が通過
すると蒸気音が発生する鳴子部7を配設したケトルの鳴
子構造において、前記蒸気の通過路の貫通開口面積を可
変して鳴子部7での蒸気音量を可変する蒸気音量調整機
構8を備えたことを特徴とするケトルの鳴子構造に係る
ものである。
【0010】また、前記蒸気が通過する蒸気通過路の蒸
気通気孔9の開口面積を調整する可動部10を設け、この
可動部10を可動して蒸気通気孔9の開口面積を調整する
ことで、前記鳴子部7の通過蒸気量を調整して、鳴子部
7の蒸気音量を調整するように前記蒸気音調整機構8を
構成したことを特徴とする請求項1記載のケトルの鳴子
構造に係るものである。
【0011】また、前記可動部10は、前記蒸気通気孔9
と連通する連通部11と蒸気通気孔9を閉塞する閉塞部12
を有する回動板13で構成し、この回動13に設けた摘子部
14を回動操作して前記連通部11と閉塞部12の位置を移動
させ、前記蒸気通気孔9の開口面積を調整することで、
前記鳴子部7の通過蒸気量を調整して、鳴子部7の蒸気
音量を調整するように前記蒸気音調整機構8を構成した
ことを特徴とする請求項2記載のケトルの鳴子構造に係
るものである。
【0012】また、前記注口開閉部5の下部開口部6に
連通状態にして前記鳴子部7を配設し、前記注口開閉部
5の上部開口部6を前記蒸気通気孔9として構成若しく
はこの注口開閉部5の上部開閉部6と連通状態にして前
記蒸気通気孔9を形成した蒸気通気孔9形成部19を設
け、この蒸気通気孔9の開口面積を調整する前記可動部
10をこの注口開閉部5の上部に付設したことを特徴とす
る請求項2,3のいずれか1項に記載のケトルの鳴子構
造に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0014】蒸気の通過路の通過開口面積を可変するこ
とで蒸気音の大きさが変化する。
【0015】例えば、蒸気音調整機構8の可動部10を可
動操作すると、蒸気通過孔9の開口面積が可変し、これ
によって鳴子部7の通過蒸気量が変化し、鳴子部7の蒸
気音量が調整できることとなる。
【0016】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0017】ケトル1の注筒2の上面部に取付部3を取
り付け、この取付部3に注筒2先端の注口4を閉塞し得
る樹脂製の注口開閉部5を起伏自在に枢着する。この注
口開閉部5には指掛け部18が立設形成され、この指掛け
部18を傾動させることで、注口閉塞部5を起伏移動させ
注口4を開閉する。
【0018】また、この注口開閉部5の上部並びに下部
に開口部6を貫通状態に形成し、この注口開閉部5の下
部開口部6に連通状態にして蒸気が通過すると蒸気音が
発生する鳴子部7を配設している。
【0019】この鳴子部7は金属板17に通気孔25を形成
し、この通気孔25に振動板15を配設し、この振動板15の
振動音により蒸気音を発生させるもので、この金属板17
の下方に蒸気導入孔16を形成したドーム状のガイド板24
を設けている。
【0020】本実施例では、前記蒸気の通過路の貫通開
口面積を可変して鳴子部7での蒸気音量を可変する蒸気
音量調整機構8を備えている。具体的には、前記蒸気が
通過する蒸気通過路の蒸気通気孔9の開口総面積を調整
する可動部10を設け、この可動部10を可動して蒸気通気
孔9の開口総面積を調整することで、前記鳴子部7の通
過蒸気量を調整して、鳴子部7の蒸気音量を調整するよ
うに前記蒸気音調整機構8を構成している。
【0021】更に説明すれば、本実施例での可動部10
は、前記蒸気通気孔9と連通する連通部11(開口部)と
蒸気通気孔9を閉塞する閉塞部12を有する回動板13で構
成し、この回動板13に設けた摘子部14を回動操作して前
記連通部11と閉塞部12の位置を移動させることで、前記
蒸気通気孔9の開口面積を調整するように構成してい
る。
【0022】また、本実施例では注口開閉部5の下部開
口部6に連通状態にして前記鳴子部7を配設し、前記注
口開閉部5の上部開口部6には前記蒸気通気孔9を形成
した蒸気通気孔9形成部19(カバー板19)を設け、この
蒸気通気孔9の開口面積を調整する前記可動部10をこの
注口開閉部5の上部、即ち、このカバー板19上に回動自
在に付設した構成としている。従って、注口開閉部5の
上部に配設した可動部10の摘子部14を単に回動操作する
ことで、蒸気通過孔9の開口面積が可変し、これによっ
て鳴子部7の通過蒸気量が変化し、鳴子部7の蒸気音量
が調整できることとなる。
【0023】即ち、本実施例では簡易な構成で蒸気音量
調整機構8を実現できると共に、この蒸気音量の調整操
作も非常に簡単に行える。しかも本実施例では、注口開
閉部5の上部に設けた可動部10の摘子部14をつかんで回
動操作するだけで良い構成であり、操作が非常にし易
く、また、既存の鳴子構造に容易に適用できる極めて実
用性の高い構造である。
【0024】また、本実施例では、図4に示すように、
カバー19に複数の蒸気通気孔9を形成し、この蒸気通気
孔9を全て開口状態にすることで蒸気音量が最大とな
り、この蒸気通気孔9の一つを閉塞することで音量が下
がるように構成している。この蒸気通気孔9の形成位置
や数や大きさなどは適宜設計し得るものである。
【0025】また、本実施例では、注口開閉部5の貫通
開口部中心部に軸受杆20を形成し、この軸受杆20に螺子
孔21を形成している。この螺子孔21にコイルバネ状の弾
性体22が周辺部へ揺動微動自在となるように、注口開閉
部5の下部開口縁と少許な間隙を置いて鳴子部7を配設
すると共に、止着ボルト23を貫通する鳴子部7の取付孔
26の開口径をボルト径より大きめに形成している。
【0026】従って、鳴子部7(ガイド板24)が注筒2
の注口4に密着閉塞し、たとえ注口開閉部5の枢着部の
取付寸法に多少の狂いがあっても、鳴子部7が傾動し、
弾性体22の働きにより注口4に鳴子部7が密着した状態
で配されるため、蒸気が注口4周縁より漏れることなく
確実に鳴子部7を通過し、良好な蒸気音が発生する構成
としている。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、簡
易な構造にして簡単な操作で蒸気音の音量を調整するこ
とができる画期的なケトルの鳴子構造となる。
【0028】また、請求項2記載の発明においては、単
に可動部を可動するだけで鳴子部の蒸気音量を調整する
ことができ、一層簡易な構造にして簡単な操作で蒸気音
の音量を調整することができる画期的なケトルの鳴子構
造となる。
【0029】また、請求項3記載のの発明においては、
更に可動部を摘子部を介して回動操作するだけで、鳴子
部の蒸気音量を調整することができ、一層簡易な構造に
して簡単な操作で蒸気音の音量を調整することができる
画期的なケトルの鳴子構造となる。
【0030】また、請求項4記載の発明においては、簡
易な構成で蒸気音量調整機構を実現できると共に、この
蒸気音量の調整操作も非常に簡単に行え、しかも、注口
開閉部の上部に設けた可動部の摘子部をつかんで回動操
作するだけで良い構成であり、操作が非常にし易く、ま
た、既存の鳴子構造に容易に適用できる極めて実用性の
高い画期的なケトルの鳴子構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の使用状態を示すケトルの説明斜視図
である。
【図2】本実施例の分解説明斜視図である。
【図3】本実施例の説明断面図である。
【図4】本実施例の蒸気通気孔の総開口面積を可動部の
回動操作によって可変し、蒸気音量を調整することを示
す説明平面図である。
【符号の説明】
1 ケトル 2 注筒 3 取付部 4 注口 5 注口開閉部 6 開口部 7 鳴子部 8 蒸気音量調整機 9 蒸気通気孔 10 可動部 11 連通部 12 閉塞部 13 回動板 14 摘子部 19 形成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケトルの注筒2に取り付ける取付部に注
    筒先端の注口を閉塞し得る注口開閉部を起伏自在に枢着
    し、この注口開閉部の上部並びに下部に開口部を貫通状
    態に形成し、この注口開閉部の下部開口部若しくは上部
    開口部に連通状態にして蒸気が通過すると蒸気音が発生
    する鳴子部を配設したケトルの鳴子構造において、前記
    蒸気の通過路の貫通開口面積を可変して鳴子部での蒸気
    音量を可変する蒸気音量調整機構を備えたことを特徴と
    するケトルの鳴子構造。
  2. 【請求項2】 前記蒸気が通過する蒸気通過路の蒸気通
    気孔の開口面積を調整する可動部を設け、この可動部を
    可動して蒸気通気孔の開口面積を調整することで、前記
    鳴子部の通過蒸気量を調整して、鳴子部の蒸気音量を調
    整するように前記蒸気音調整機構を構成したことを特徴
    とする請求項1記載のケトルの鳴子構造。
  3. 【請求項3】 前記可動部は、前記蒸気通気孔と連通す
    る連通部と蒸気通気孔を閉塞する閉塞部を有する回動板
    で構成し、この回動に設けた摘子部を回動操作して前記
    連通部と閉塞部の位置を移動させ、前記蒸気通気孔の開
    口面積を調整することで、前記鳴子部の通過蒸気量を調
    整して、鳴子部の蒸気音量を調整するように前記蒸気音
    調整機構を構成したことを特徴とする請求項2記載のケ
    トルの鳴子構造。
  4. 【請求項4】 前記注口開閉部の下部開口部に連通状態
    にして前記鳴子部を配設し、前記注口開閉部の上部開口
    部を前記蒸気通気孔として構成若しくはこの注口開閉部
    の上部開閉部と連通状態にして前記蒸気通気孔を形成し
    た蒸気通気孔形成部を設け、この蒸気通気孔の開口面積
    を調整する前記可動部をこの注口開閉部の上部に付設し
    たことを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載
    のケトルの鳴子構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102116068B1 (ko) * 2020-03-26 2020-05-27 김기환 소리나는 축열식 주전자
CN114631733A (zh) * 2022-03-30 2022-06-17 乌鲁木齐职业大学 一种便于清洁的拆卸式茶壶响笛

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102116068B1 (ko) * 2020-03-26 2020-05-27 김기환 소리나는 축열식 주전자
CN114631733A (zh) * 2022-03-30 2022-06-17 乌鲁木齐职业大学 一种便于清洁的拆卸式茶壶响笛
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