JPH07230250A - 拡張ディスプレイ付コンピュータ - Google Patents

拡張ディスプレイ付コンピュータ

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JPH07230250A
JPH07230250A JP1938394A JP1938394A JPH07230250A JP H07230250 A JPH07230250 A JP H07230250A JP 1938394 A JP1938394 A JP 1938394A JP 1938394 A JP1938394 A JP 1938394A JP H07230250 A JPH07230250 A JP H07230250A
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JP
Japan
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display
computer
display panels
display panel
main body
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Application number
JP1938394A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hanabe
賢一 花辺
Katsuhiko Ogawa
克彦 小川
Masayoshi Minei
政良 嶺井
Kenichi Horie
憲一 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚の薄型のディスプレイパネルを機械
的,電気的に接続して大きな1枚のディスプレイを構成
し、非使用時には折り畳みや分解によって小型にする。 【構成】 液晶板等を用いた複数枚の薄型の第1〜第4
ディスプレイパネル11〜14のうち第1ディスプレイ
パネル11をコンピュータ本体100および操作部20
0と一体化しておき、この第1ディスプレイパネル11
に第2〜第4ディスプレイパネル12〜14を電気的,
機械的に折り畳み,展開可能に接続して1枚の大型のデ
ィスプレイパネル300を構成することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワークステーションのディスプレイを大型化するの
に際し、非使用時のスペースを小さくする手段に関する
ものであり、特に、携帯型コンピュータのディスプレイ
を大型化するのに有効な拡張ディスプレイ付コンピュー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュータディスプレイには
様々なサイズ、様々な画素数のものがあった。大型で高
画質のディスプレイは、それだけ大きなスペースを必要
とした。携帯型コンピュータでは携帯性の観点からディ
スプレイのサイズが制約を受け、サイズが特に小さいと
画素数にも制約を受ける。ディスプレイのサイズが小さ
く画素数が少ないと、表示できる画面が限定され、利用
できるソフトも制限される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、1台のコンピュ
ータに複数個のディスプレイパネルを接続し、論理的に
連続した画面のように扱うコンピュータが存在する。し
かし、個々のディスプレイパネルはディスプレイとして
はあくまでも個別であり、ソフトウェアによって全体で
一画面を構成するため、複数個のディスプレイパネルを
あたかも1枚のディスプレイパネルのように扱うことは
困難であった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するために、
液晶板や電子発光板等を用いた複数枚の薄型のディスプ
レイパネルを電気的にも機械的にも接続して、大きな1
枚のディスプレイパネルを構成できるようにし、非使用
時にはディスプレイパネルを折り畳んでおくか、分解し
て重ねておくことでコンピュータのディスプレイ部の表
面サイズを複数数のディスプレイパネル1枚分の大きさ
にすることができる拡張ディスプレイ付コンピュータを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる拡張ディ
スプレイ付コンピュータの第1の発明は、複数枚のディ
スプレイパネルを相互に折り畳み,展開可能に機械的,
電気的に接続して1枚の大型ディスプレイパネルを構成
し、前記複数枚のディスプレイパネルのうち1枚をコン
ピュータ本体および操作部と一体化したものである。
【0006】また、同じく第2の発明は、各ディスプレ
イパネルを機械的に接続する手段に可撓性の連結片を用
いたものである。
【0007】さらに、同じく第3の発明は、各ディスプ
レイパネル間を電気的に接続する手段にフラットケーブ
ルを用いたものである。
【0008】また、同じく第4の発明は、複数枚のディ
スプレイパネルを相互に分解,組立可能に機械的,電気
的に接続して1枚の大型ディスプレイパネルを構成し、
前記複数枚のディスプレイパネルのうち1枚をコンピュ
ータ本体および操作部と一体化したものである。
【0009】さらに、同じく第5の発明は、各ディスプ
レイパネルを機械的に接続する手段に、雄雌のコネクタ
を用いたものである。
【0010】また、同じく第6の発明は、ディスプレイ
パネル間を電気的に接続する手段に雄雌のコネクタを用
いたものである。
【0011】さらに、同じく第7の発明は、コンピュー
タ本体にコンピュータの初期設定時に前記複数枚のディ
スプレイパネルの内のどのパネルが前記コンピュータ本
体と電気的に接続されているか検査して、前記コンピュ
ータ本体の制御部に通知する手段を備えたものである。
【0012】
【作用】第1の発明においては、複数枚のディスプレイ
パネルのうちの1つはコンピュータ本体および操作部と
一体化されており、この一体化されたディスプレイパネ
ルを基準に他のディスプレイパネルを折り畳まれている
状態から展開することで1枚の大型ディスプレイパネル
が構成される。
【0013】第2の発明においては、複数枚のディスプ
レイパネルの相互間の機械的接続に可撓性の連結片を用
いたので、取り付けが簡単であり、また折り畳み,展開
も極めて操作が容易である。
【0014】第3の発明においては、複数枚のディスプ
レイパネルの電気的接続にフラットケーブルを用いたの
で、各ディスプレイパネルの背面を通す場合にも厚みの
増加を低く抑えられる。
【0015】第4の発明においては、複数枚のディスプ
レイパネルのうちの1つはコンピュータ本体および操作
部と一体化されており、この一体化されたディスプレイ
パネルを基準に他のディスプレイパネルを順次、機械
的,電気的に接続し組み立てることで1枚の大型ディス
プレイパネルが構成される。
【0016】第5の発明においては、複数枚のディスプ
レイパネルの相互間に取り付けてある雄雌のコネクタの
嵌合により組立が完了し、分離することで分解できる。
【0017】第6の発明においては、複数枚のディスプ
レイパネルの電気的に雄雌のコネクタを用いているの
で、接続すべきディスプレイパネル相互のコネクタ同士
を嵌合すれば電気的接続は完了する。
【0018】第7の発明においては、使用時に接続され
ているディスプレイパネルの大きさに応じた小画面,中
画面,大画面の表示がなされる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す全体斜視
図で、コンピュータのディスプレイパネルを展開した状
態を前方から見た斜視図である。この実施例ではコンピ
ュータ本体100及び操作部200と一体構造とした第
1ディスプレイパネル11と拡張用の3枚の第2〜第4
ディスプレイパネル12〜14から構成されている。各
ディスプレイパネル11〜14の大きさは同一である。
各ディスプレイパネル11〜14は、少なくとも接続側
には縁がなく、全体で1枚のディスプレイパネル300
に見えるようにしてあり、ディスプレイパネル11〜1
4間の継目の部分で折り畳めるようにしてある。
【0020】図2は図1のコンピュータを裏面から見た
平面図であって、11B,12B,13B,14Bは各
ディスプレイパネル11〜14の裏面を示し、100B
はコンピュータ本体100の裏面を示す。また、200
Bは操作部200の裏面を示す。21は可撓性のフィル
ム等からなる機械的な接続手段で、接続したいディスプ
レイパネル間に跨って両端を固定したものである。ま
た、第1ディスプレイパネル11から隣接する第2,第
3ディスプレイパネル12,13には直接、それ以外の
第4ディスプレイパネル14には第1ディスプレイパネ
ル11寄りの第2ディスプレイパネル12の裏面12B
を通して、フラットケーブルなどの自由に折り曲げられ
る電気的な接続手段22で接続している。これらのフラ
ットケーブルの類は安全性の面からディスプレイパネル
300の裏面全体を被うカバー(図示せず)の下に敷
く。各ディスプレイパネル11〜14は、コンピュータ
本体100と直接接続されなければならないが、そのた
めにコンピュータ本体100からフラットケーブルを引
くとすれば、途中のディスプレイパネルの裏面をフラッ
トケーブルが這うことになる。フラットケーブルを直接
的に引いている場合は問題が少ないが、斜め隣のパネル
へ引くためには途中で折り曲げが必要になり、かさばっ
たり、加工工数が増大したりする。また、ディスプレイ
パネルとの接続位置によってはフラットケーブルが長く
なったり、隣接パネル間でも直接的に引くことができな
かったりする。そこでフラットケーブルを隣接するディ
スプレイパネル間の接続のみに用い、途中のディスプレ
イパネルの裏面部分では途中のディスプレイパネルの配
線用プリント板の中に接続用の配線を含めるようにす
る。(配線密度やスルーホールの位置の制約が強けれ
ば、表面に充分な絶縁コーティングをした専用のプリン
ト板を用意して重ねて使用する。スルーホールに問題が
なければ、プリント配線の層を分けるだけでもよい。) また、これら4枚の各ディスプレイパネル11〜14か
らなる1枚のディスプレイパネル300の画面は、OS
(オペレーティング・システム)により論理的に座標連
続した1枚の画面として扱われ、例えば、図1のような
各ディスプレイパネル11〜14間に跨る画面を表示し
たり、描画ツール等により、地面上に各ディスプレイパ
ネル11〜14間に跨る鉄道や道路等を書き込むことが
可能である。
【0021】コンピュータ本体100の裏面(従って、
第1ディスプレイパネル11の裏面)と第2〜第4のデ
ィスプレイパネル12〜14の裏面に接続端子を設け、
コンピュータ本体100と各ディスプレイパネル12〜
14をフラットケーブルで接続する。図2ではコンピュ
ータ本体の接続端子位置がバラバラであり、各ディスプ
レイパネル12〜14の端子位置も異なっているが、こ
れはフラットケーブルをなるべく短くしようとする配慮
によるものである。このようにすると各ディスプレイパ
ネルの回路構成の統一性が失われ、コンピュータ本体1
00の回路構成も不自然になるが、前述のように専用プ
リント板またはプリント板の専用層を用いて配線すれ
ば、自然な回路構成のままでフラットケーブルを最短に
引くことができる。また図2ではフラットケーブルの折
り曲げがあるが、これも第2ディスプレイパネル12の
裏面のプリント板を用いれば、コンピュータ本体100
から第2ディスプレイパネル12への接続と、第2ディ
スプレイパネル12から第4ディスプレイパネル14へ
の接続の2段に分割し、各々は折り曲げなしに直線的に
引くことができる。
【0022】なお、上述の機械的な接続手段21として
は上述した可撓板として、ゴム板等の弾性板、あるいは
蝶番等を用いることもできる。
【0023】図3本発明の第2の実施例を示す全体斜視
図で、コンピュータのディスプレイパネルを接続した組
立て状態を前方から見た斜視図であって、コンピュータ
本体100および操作部200と一体構造とした第1デ
ィスプレイパネル11と拡張用の5枚の第2〜第6ディ
スプレイパネル12〜16から1枚の拡張されたディス
プレイパネル400が構成されている。各ディスプレイ
パネル11〜16の大きさは同一である。各ディスプレ
イパネル11〜16は、少なくとも接続側には縁がな
く、全体で1枚のディスプレイパネル400に見えるよ
うにしてある。
【0024】図4は本発明の実施例をディスプレイの接
続部で分離した斜視図である。説明の都合上、各部の厚
みは図3より大きく示してある。各ディスプレイパネル
11〜16を着脱できるようにするため、ディスプレイ
の接続端には機械的接続を行うコネクタ31と、電気的
接続を行うコネクタ33がついている。コネクタ31と
しては電気配線のない雄雌のコネクタを1対として用い
るか、対向する一方を永久磁石板とし、他方は磁性板、
例えば鉄板とか前記永久磁石板と異極性の永久磁石板等
が用いられる。なお、図4では図が複雑になるのを避け
るために、コネクタ31は単に矩形で示してある。ま
た、接続端で接していない隣接パネル同士は、補強金具
32でつないでディスプレイパネル400全体としての
強度を保つようにしている。補強金具32は、隣接して
いながら直接の接続機構を持たない各ディスプレイパネ
ル14〜16の端が食い違わないように支えるものであ
る。従って、様々な手段が考えられるが、例えば、図5
(a)のように一方のディスプレイパネルに突起32A
を、他方のディスプレイパネルに穴のあいたバネ板32
Bを付けて、接続時に図5(b)のようにバネ板32B
の穴と突起32Aの位置が合うようにする。なお、バネ
板32Bの方に突起を付けて、他方のディスプレイパネ
ルには突起を受ける穴をあけていてもよい。
【0025】コネクタ33は電気的配線をした雄雌のコ
ネクタである。コネクタ33を設けることや所要の接続
強度を得るために、ディスプレイパネルの厚さは折り畳
み方式の場合より厚くなる。ただし、全部のディスプレ
イパネル11〜16を同じ厚さにする必要はなく、も
し、ディスプレイ枚数が6枚であれば、第1〜第3ディ
スプレイパネル11〜13は雌側接続部を有するために
厚さが必要であるが、第4〜第6ディスプレイ14〜1
6は雄側のみにできるので薄くすることができる。ま
た、このような着脱式にすると、必要に応じてディスプ
レイパネル枚数を可変にすることが容易である。これら
6枚のディスプレイパネル11〜16の画面は、OSに
より論理的に座標の連続した1枚のディスプレイパネル
400の画面として扱われ、例えば、図3のような各デ
ィスプレイパネル11〜16間に跨る画面を表示した
り、描画ツール等により、地図上に各ディスプレイパネ
ル11〜16間に跨る鉄道や道路等を書き込むことが可
能である。
【0026】なお、接続時の注意や保存用のケースなど
に配慮が不要な点では図1,図2の第1の実施例の折り
畳み式が優れており、折り畳み部分の処理が不要な点で
は図3,4の第2の実施例の組立式が優れている。特
に、ディスプレイパネル枚数が4枚より多い大画面にす
る場合は、折り畳み部分の処理が一層難しくなるため、
組立式が有利になる。
【0027】上記では、ディスプレイは1枚の大型ディ
スプレイパネル300または400に表示していたが、
拡張しないときは第1ディスプレイパネル11のみに、
あるいは接続されたほかのディスプレイパネルの大きさ
に応じた、つまり、小画面,中画面,大画面のディスプ
レイをさせることもできる。このためには、コンピュー
タ本体100に、コンピュータの初期設定時に前記複数
枚のディスプレイパネルの内のどのパネルが前記コンピ
ュータ本体100と電気的に接続されているか検査し
て、前記コンピュータ本体100の制御部(図示せず)
に通知する手段を設けておく。
【0028】コンピュータの電源投入またはリセットボ
タンの押下により初期化を起動すると、コンピュータは
OSの初期設定プログラムを起動し、その初期設定プロ
グラムからの指示によりディスプレイの接続状況を検査
し、結果を初期設定プログラムに返送する。それによ
り、初期設定プログラムはディスプレイパネルの接続状
況を基に最大画面サイズを算定し、更に論理的な表示領
域の座標とディスプレイパネルの物理的なドット位置と
の対応付けを行い、これらを記憶する。以後はOSによ
る画面表示は勿論、AP(アプリケーションプログラ
ム)による画面表示に際しても、OSの表示機能を会し
て表示する限り、表示しようとする画面の座標原点を初
期設定時に記憶した論理的な表示領域の座標原点に合わ
せて画素のマッピングを行い、実際にはそれに対応する
物理的なドット位置に表示を行う。もし、画面サイズの
大きな文章があれば、論理的な表示領域に入る部分のみ
を表示し、はみ出す部分は表示しない。最大画面サイズ
を算定してから後の、画面サイズに対応した表示処理
は、既存のコンピュータにおいても複数種類のディスプ
レイをサポートしているものがあり、サイズのメニュー
は異なるとしても本質的には同等である。
【0029】これらのようなマルチスクリーンのディス
プレイパネルは、固定型の大型ディスプレイとしては既
存であるが、本発明は、携帯用のディスプレイパネルに
適用し、ディスプレイパネルを折り畳めるようにした
り、分解できるようにすることで、携帯可能な小型のコ
ンピュータでも据置型の上位機種と同等のサイズ、同等
の画素数のディスプレイパネルを利用できる。また、複
数のディスプレイパネルを接続して、論理的に連続な画
面のように扱う机上型システムに適用する場合、画面が
実際にも連続な画面となり、しかも使わないときには極
めて容易に折り畳んだり、分解して積み重ねたりしてデ
ィスプレイ部の表面積をディスプレイパネル1枚のサイ
ズにすることができる。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明にかかる拡張デ
ィスプレイ付コンピュータの第1の発明は、複数枚のデ
ィスプレイパネルを相互に折り畳み,展開可能に機械
的,電気的に接続して1枚の大型ディスプレイパネルを
構成したので、携帯可能な小型のコンピュータでも据置
型の上位機種と同等のサイズ,同等の画素数のディスプ
レイパネルを利用することができ、しかも画面は連続し
たものとすることができる。そして、折り畳み式のため
接続時の注意や折り畳み部分の処理が不要となる。
【0031】また、第2の発明は各ディスプレイパネル
を機械的に接続する手段として可撓性の連結片を用いた
ので、取り付けが簡単で、折り畳み,展開操作が容易と
なる。
【0032】さらに、第3の発明は各ディスプレイパネ
ルを電気的に接続する手段として、フラットケーブルを
用いたので折り曲げが容易で、かつ厚みがそれ程増加し
ない。
【0033】また、第4の発明は、複数のディスプレイ
パネルを相互に分解,組立可能に機械的,電気的に接続
して1枚の大型ディスプレイパネルを構成したので、携
帯可能な小型のコンピュータでも据置型の上位機種を同
等のサイズ,同等の画素数のディスプレイパネルを利用
することができ、しかも画面は連続したものとすること
ができる。そして、組立,分解式のため大型のディスプ
レイパネルを構成する各ディスプレイパネルの数が多く
なっても積み重ねるのみでよいので、折り畳み式のよう
な折り畳み部分の処理が不必要となる。
【0034】さらに、第5の発明は、各ディスプレイパ
ネルを機械的に接続する手段に、雄雌のコネクタを用い
たので、簡単な構成でありながら確実に取り付けを行う
ことができる。
【0035】また、第6の発明は、各ディスプレイパネ
ルと電気的に接続する手段に、雄雌のコネクタを使用し
たもので、ディスプレイパネル間の接続,分解が容易と
なる。
【0036】また、第7の発明はコンピュータの初期設
定時に前記複数枚のディスプレイパネルの内のどのパネ
ルが前記コンピュータ本体と電気的に接続されているか
検査して、前記コンピュータ本体の制御部に通知する手
段を備えたので、接続されているディスプレイパネルの
大きさに応じた小画面,中画面,大画面の表示を行わせ
ることができる。
【0037】以上のように、本発明の拡張ディスプレイ
付コンピュータを用いれば、小型で持ち運びを容易にし
た携帯型コンピュータにおいても、据置型の上位機種と
同等のサイズで同等の画素数のディスプレイを使用で
き、携帯型コンピュータの用途を格段に広げることがで
きる。また、机上型であっても必要に応じて画面を拡大
できるのに普段は比較的小さなスペースしか必要とせ
ず、しかも単に論理的に連続しているだけでなく、実際
の見た目においても1枚の大きな画面に見せることがで
きる。したがって、例えば車載形のナビゲーションシス
テムなどに適用すれば、普段は小さく折り畳んだり分解
したりして運転の邪魔にならないようにし、必要なとき
は展開したり組み立てたりして詳細な地図を表示するよ
うにできる。また、例えば電子本の類に適用すれば、普
段は小さく折り畳んだり分解したりしておき、大きな絵
や図表を見るときだけ展開したり組み立てたりすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、各ディス
プレイパネルを展開した状態における前方から見た斜視
図である。
【図2】図1に示す実施例の裏面側の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すもので、各ディス
プレイパネルを展開した状態における前方から見た斜視
図である。
【図4】図3に示す実施例における各ディスプレイパネ
ルを接続部で分離した状態の斜視図である。
【図5】図3に示す実施例における接続金具の一例の詳
細を示す図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ本体 200 操作部 300 ディスプレイパネル 400 ディスプレイパネル 11 第1ディスプレイパネル 12 第2ディスプレイパネル 13 第3ディスプレイパネル 14 第4ディスプレイパネル 15 第5ディスプレイパネル 16 第6ディスプレイパネル 21 機械的な接続手段 22 電気的な接続手段 31 コネクタ 32 補強金具 33 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀江 憲一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のディスプレイパネルを相互に折
    り畳み,展開可能に機械的,電気的に接続して1枚の大
    型ディスプレイパネルを構成し、前記複数枚のディスプ
    レイパネルのうち1枚をコンピュータ本体および操作部
    と一体化したことを特徴とする拡張ディスプレイ付コン
    ピュータ。
  2. 【請求項2】 複数枚のディスプレイパネルを相互に折
    り畳み,展開可能に機械的に接続する手段は、ディスプ
    レイパネルの相互間を連続する可撓性の連結片であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の拡張ディスプレイ付コ
    ンピュータ。
  3. 【請求項3】 複数枚のディスプレイパネルを相互に折
    り畳み,展開可能に電気的に接続する手段は、ディスプ
    レイパネル間を接続するフラットケーブルであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の拡張ディスプレイ
    付コンピュータ。
  4. 【請求項4】 複数枚のディスプレイパネルを相互に分
    解,組立可能に機械的,電気的に接続して1枚の大型デ
    ィスプレイパネルを構成し、前記複数枚のディスプレイ
    パネルのうち1枚をコンピュータ本体および操作部と一
    体化したことを特徴とする拡張ディスプレイ付コンピュ
    ータ。
  5. 【請求項5】 複数枚のディスプレイパネルを相互に分
    解,組立可能に機械的に接続する手段は、接続すべきデ
    ィスプレイパネル間に設けた雄雌のコネクタであること
    を特徴とする請求項4に記載の拡張ディスプレイ付コン
    ピュータ。
  6. 【請求項6】 複数枚のディスプレイパネルを相互に分
    解,組立可能に電気的に接続する手段は、接続すべきデ
    ィスプレイパネル間に設けた雄雌のコネクタであること
    を特徴とする請求項4または5に記載の拡張ディスプレ
    イ付コンピュータ。
  7. 【請求項7】 複数枚のディスプレイを相互に分解,組
    み立て可能に機械的,電気的に接続して1枚の大型ディ
    スプレイパネルを構成し、前記複数枚のディスプレイパ
    ネルのうちの1枚をコンピュータ本体および操作部と一
    体化したコンピュータにおいて、コンピュータ本体にコ
    ンピュータの初期設定時に前記複数枚のディスプレイパ
    ネルの内のどのパネルが前記コンピュータ本体と電気的
    に接続されているか検査して、前記コンピュータ本体の
    制御部に通知する手段を備えたことを特徴とする拡張デ
    ィスプレイ付きコンピュータ。
JP1938394A 1994-02-16 1994-02-16 拡張ディスプレイ付コンピュータ Pending JPH07230250A (ja)

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