JPH0723019Y2 - 液中ポンプ用モータ - Google Patents

液中ポンプ用モータ

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JPH0723019Y2
JPH0723019Y2 JP1988169791U JP16979188U JPH0723019Y2 JP H0723019 Y2 JPH0723019 Y2 JP H0723019Y2 JP 1988169791 U JP1988169791 U JP 1988169791U JP 16979188 U JP16979188 U JP 16979188U JP H0723019 Y2 JPH0723019 Y2 JP H0723019Y2
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JP
Japan
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frame
attached
stator
lower bearing
bearing support
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JP1988169791U
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知之 柴田
潔 大内
毅 前田
和夫 韮沢
洋二 三浦
章 鈴木
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、固定子及び回転子が外部から密封された構造
の液中ポンプ用モータに関するものである。
〔従来技術〕
第2図は従来のこの種の液中ポンプ用モータの構造を示
す図である。図示するように、この種の液中ポンプ用モ
ータは、フレーム101、下部ブラケット102、上部ブラケ
ット103により外側支持部を形成し、下部ブラケット102
と上部ブラケット103で回転子106の主軸107を回転自在
に支持する下部軸受105及び上部軸受104を支持する構造
であった。
主軸107の下端部は軸封装置108を介して、外部に突出し
ており、該主軸107の下端に液中ポンプの羽根車111が固
定されており、モータを駆動することにより、羽根車11
1が回転し、吸込カバー113の吸込穴114から吸込まれた
水は吐出し管112を通って揚水される。なお、図中、100
は固定子、109は吊り具、110は液中ケーブル、115はポ
ンプケーシングを取り付けるための中間ケーシングであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記構造の液中ポンプ用モータにおいて
は、モータ内を空気としているため、この部分に軸封装
置108を通して水が浸入した場合、電気絶縁が低下して
しまうという欠点があった。また、構成部品の加工部分
が多くコストが高いものとなるという欠点もあった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点
を除去し、フレーム内に水が浸入して電気的絶縁を低下
させることがなく、且つ部品の加工部分が少なく低コス
トの液中ポンプ用モータを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、液中ポンプ用モー
タを下記の如く構成した。
フレーム、固定子及び回転子を具備し、該固定子をフレ
ーム内に嵌挿固定すると共に、該固定子内側にキャンを
配設し、回転子が該固定子内で回転自在になるようにそ
の主軸を上下軸受により支持し、更に該主軸下端が軸封
装置を介してフレームの外側に突出した構造の液中ポン
プ用モータにおいて、フレームは有底の円筒状にプレス
加工にて形成し、キャンは円筒状で上部が開放し且つ外
側に拡張する水平鍔を有し下部に前記下部軸受を支持す
る下部軸受支持部とプレス加工にて一体に形成し、該フ
レームの上端部と該キャンの水平鍔端部とを溶接すると
共に下部軸受支持部外周とフレーム底端部とを溶接し、
固定子が嵌挿固定されたフレーム内をキャンと下部軸受
支持部で密封し、キャン上部に上部軸受を支持する上部
軸受板を取付け、該上部軸受板に支持された上部軸受と
下部軸受支持部に支持された下部軸受で回転子の主軸を
回転自在に支持し、フレーム上端部にモータカバーを取
り付けて、該モータカバーとキャンと下部軸受支持部で
囲まれた空間を密封し、フレーム底部にブラケットを取
付け、該ブラケット下部にポンプケーシングを取り付け
る中間ケーシングを取付け、該中間ケーシングに軸封装
置を固定し、該軸封装置を介して前記回転子の主軸下端
が外側に突出するようにし、フレーム底部と前記ブラケ
ットと中間ケーシングで囲まれた空間に油を封入したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば上記構成を採用することにより、フレー
ムをプレス加工にて形成し、キャンとその下部の下部軸
受支持部をプレス加工にて一体に形成し、該フレームの
上端部と該キャンの水平鍔端部とを溶接すると共に下部
軸受支持部外周とフレーム底端部とを溶接し、フレーム
上端部にモータカバーを取り付けて、該モータカバーと
キャンと下部軸受支持部で囲まれた空間を密封し、更に
フレーム底部とブラケットと中間ケーシングで囲まれた
空間に油を封入したので、部品点数及び加工工数が少な
く、且つ軸封装置を通して水等の外液が浸入しても固定
子部分はフレーム及びキャンで密封されており、しかも
キャンで囲まれた部分も密封構造となるから、電気絶縁
が低下するという恐れは無くなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る液中ポンプ用モータの構造を示す
断面図である。図示するように、フレーム11はプレス加
工にて底のある円筒状に形成され、キャン12はプレス加
工にて円筒状で上部の水平鍔12aと下部の下部軸受18を
支持する軸受支持部12bと軸封装置25を支持する軸封支
持部12cとが一体的に形成されている。
キャン12の水平鍔12aとフレーム11の接合部Aを溶接で
接合し、フレーム11の底部とキャン12の軸封支持部12c
の接合部Bも溶接で接合している。即ち固定子14はフレ
ーム11とキャン12で密封されている。フレーム11の上端
部にはモータカバー23が取り付けられ、キャン12内を密
閉している。なお、該モータカバー23は樹脂材からな
り、フレーム11との接合部Cは接着材で接着接合されて
いる。上部軸受17は油潤滑ベアリング等からなり、キャ
ン12の水平鍔12aに固定された軸受板21に固定されてい
る。なお、軸受板21と水平鍔12aの固定は接着で接合し
てもよく、またボルト等の固定部材で固定してもよい。
また、油潤滑ベアリング等からなる下部軸受18は軸受支
持部12bに固定されている。
上部軸受17及び下部軸受18は油潤滑ベアリング等からな
り、回転子15はその主軸16がこの上部軸受17と下部軸受
18により回転自在に支持され、固定子14の中央に固定子
内面(キャン表面)との間に僅かな間隙を設けて配置さ
れている。主軸16は軸封支持部12cに固定された軸封装
置25を介してフレーム11の外側に突出しており、これに
よりキャン12で囲まれた部分は上記モータカバー23と軸
封装置25とで密封された構造となる。
フレーム11の底部には下部ブラケット20が取り付けら
れ、該下部ブラケット20の下部にはポンプケーシング
(図示せず)を取り付けるための中間ケーシング19がボ
ルト等の取付部材28で固定されている。中間ケーシング
19には軸封装置26を支持する軸封支持部19aが一体的に
形成されている。主軸16の端部は軸封装置26を介して中
間ケーシング19の外側に突出しており、これによりフレ
ーム11の底部と下部ブラケット20と中間ケーシング19で
囲まれた空間は密封構造となり、該空間に油を封入す
る。これによりフレーム11とキャン12の溶接による接合
部A,Bはいずれも水等の外液にさらされなくなり、この
部分が腐食する恐れはなくなる。なお、固定子14を収容
するフレーム11とキャン12で囲まれた空間は空気等の気
体を封入してもよく、また、油を封入してもよい。
なお、図中24は液中ケーブルであり、該液中ケーブル24
はモータカバー23に気密を保って取り付けられた。
液中ポンプモータを上記のような構造とすることによ
り、フレーム11がプレス加工により形成され、キャン12
と軸受支持部12bと軸封支持部12cとがプレス加工により
一体的に形成されるから、これらの加工が極めて容易と
なると共に部品点数、加工工数も少なくなる。また、固
定子14がフレーム11とキャン12により密封され、キャン
12の内部もモータカバー23と軸封装置25により密封さ
れ、更にフレーム11の底部と下部ブラケット20とキャン
12で囲まれた空間に油Qを封入しているから、軸封装置
26を通って水等の外液が浸入した場合でも、電気絶縁が
低減することはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、フレームをプレス
加工にて形成し、キャンとその下部の下部軸受支持部を
プレス加工にて一体に形成し、該フレームの上端部と該
キャンの水平鍔端部とを溶接すると共に下部軸受支持部
外周とフレーム底端部とを溶接し、フレーム上端部にモ
ータカバーを取り付けて、該モータカバーとキャンと下
部軸受支持部で囲まれた空間を密封し、更にフレーム底
部とブラケットと中間ケーシングで囲まれた空間に油を
封入したので、部品点数及び加工工数が少なくコストが
安価で、且つ軸封装置を通して水等の外部液が浸入して
も固定子部分はフレームとキャンと下部軸受支持部で密
封されており、しかもキャンの内側も密封構造となるか
ら、電気絶縁が低下してしまうことが無いという優れた
性能を有する液中ポンプ用モータを提供できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液中ポンプ用モータの構造を示す
断面図、第2図は従来のこの種の液中ポンプ用モータの
構造を示す図である。 図中、11……フレーム、12……キャン、13……軸受支持
部、14……固定子、15……回転子、16……主軸、17……
上部軸受、18……下部軸受、19……中間ケーシング、20
……下部ブラケット、21……軸受板、23……モータカバ
ー、24……液中ケーブル、25……軸封装置、26……軸封
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 韮沢 和夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)考案者 三浦 洋二 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)考案者 鈴木 章 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原電産藤沢事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−73845(JP,A) 特開 昭58−36150(JP,A) 特開 昭56−108347(JP,A) 特開 昭60−96966(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム、固定子及び回転子を具備し、該
    固定子をフレーム内に嵌挿固定すると共に、該固定子内
    側にキャンを配設し、前記回転子が該固定子内で回転自
    在になるようにその主軸を上下軸受により回転自在に支
    持し、更に該主軸下端が軸封装置を介して前記フレーム
    の外側に突出した構造の液中ポンプ用モータにおいて、 前記フレームは有底の円筒状にプレス加工にて形成し、
    前記キャンは円筒状で上部が開放し且つ外側に拡張する
    水平鍔を有し下部に前記下部軸受を支持する下部軸受支
    持部とプレス加工にて一体に形成し、該フレームの上端
    部と該キャンの水平鍔端部とを溶接すると共に下部軸受
    支持部外周とフレーム底端部とを溶接し、前記固定子が
    嵌挿固定されたフレーム内をキャンと下部軸受支持部で
    密封し、 前記キャン上部に前記上部軸受を支持する上部軸受板を
    取付け、該上部軸受板に支持された上部軸受と前記下部
    軸受支持部に支持された下部軸受で前記回転子の主軸を
    回転自在に支持し、 前記フレーム上端部にモータカバーを取り付けて、該モ
    ータカバーと前記キャンと前記下部軸受支持部で囲まれ
    た空間を密封し、 前記フレーム底部にブラケットを取付け、該ブラケット
    下部にポンプケーシングを取り付ける中間ケーシングを
    取付け、該中間ケーシングに前記軸封装置を固定し、該
    軸封装置を介して前記回転子の主軸下端が外側に突出す
    るようにし、 前記フレーム底部と前記ブラケットと前記中間ケーシン
    グで囲まれた空間に油を封入したことを特徴とする液中
    ポンプ用モータ。
JP1988169791U 1988-12-28 1988-12-28 液中ポンプ用モータ Expired - Lifetime JPH0723019Y2 (ja)

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JPH0291460U JPH0291460U (ja) 1990-07-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56108347U (ja) * 1980-01-18 1981-08-22
JPS5836150A (ja) * 1981-08-26 1983-03-03 Mitsubishi Electric Corp 縦形水中電動機
JPS6096966U (ja) * 1983-12-02 1985-07-02 松下電器産業株式会社 乾式水中電動機
JPS6373845A (ja) * 1986-09-11 1988-04-04 Tsurumi Mfg Co Ltd 電動機

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JPH0291460U (ja) 1990-07-19

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