JPS605713Y2 - 液体封入形電動機 - Google Patents
液体封入形電動機Info
- Publication number
- JPS605713Y2 JPS605713Y2 JP1980083132U JP8313280U JPS605713Y2 JP S605713 Y2 JPS605713 Y2 JP S605713Y2 JP 1980083132 U JP1980083132 U JP 1980083132U JP 8313280 U JP8313280 U JP 8313280U JP S605713 Y2 JPS605713 Y2 JP S605713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition member
- casing
- liquid
- motor shaft
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims description 14
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 31
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はモータ軸をすべり軸受で回転自在に支承した
液体封入形電動機の改良に関するものである。
液体封入形電動機の改良に関するものである。
従来のこの種のものはすべり軸摩滅の程度を知ることが
通常の運転時は困難であるため、上記すべり軸受の摩滅
限度を越えても運転されることがあり、その結果ロータ
がステータ等の固定部に接触し破損事故を生ずる欠点が
あった。
通常の運転時は困難であるため、上記すべり軸受の摩滅
限度を越えても運転されることがあり、その結果ロータ
がステータ等の固定部に接触し破損事故を生ずる欠点が
あった。
この考案は以上のような従来の欠点を解消するためにな
されたもので、以下図に従ってこの考案の一実施例をキ
ャンドモータの場合について例示する。
されたもので、以下図に従ってこの考案の一実施例をキ
ャンドモータの場合について例示する。
図において1はステータ、2はステータ1ヲ囲繞且つ支
持するステータフレーム、3はステータフレーム2の軸
方向両端に印ろう嵌合すると共に、その接合部が水密溶
接された一対のリング状端板(一端のみ図示)、4はス
テータ1の内周に嵌着すると共に、両端が端板3の内周
に嵌合し水密溶接されたキャンで、ステータフレーム2
及び端板3と共働しステータ1を密閉するものである。
持するステータフレーム、3はステータフレーム2の軸
方向両端に印ろう嵌合すると共に、その接合部が水密溶
接された一対のリング状端板(一端のみ図示)、4はス
テータ1の内周に嵌着すると共に、両端が端板3の内周
に嵌合し水密溶接されたキャンで、ステータフレーム2
及び端板3と共働しステータ1を密閉するものである。
5は端板3に着脱自在に装着されたブラケット、6は端
板3と、ブラケット5との接合部に配設されたシールリ
ング、7はステータ1と対をなすロータ、8はロータ7
を貫通し支持するモータ軸、9はモータ軸8に嵌着され
たスラスト円板で、ブラケット5の内側端で支持された
すべり形スラスト軸受10と共働しモータ軸8に作用す
るスラスト力を受けるためのものである。
板3と、ブラケット5との接合部に配設されたシールリ
ング、7はステータ1と対をなすロータ、8はロータ7
を貫通し支持するモータ軸、9はモータ軸8に嵌着され
たスラスト円板で、ブラケット5の内側端で支持された
すべり形スラスト軸受10と共働しモータ軸8に作用す
るスラスト力を受けるためのものである。
11はブラケット5の内周部で支持されモータ軸8を回
転自在に支承するすべり形ラジアル軸受、12はブラケ
ット5の外側端の内周部に着脱自在に印ろう嵌合する蓋
、13は蓋12の内側端に装着され、その内側と外側と
を仕切る有底筒体からなる仕切り部材、14は仕切り部
材13の内側に所定圧で封入された液体でロータ7の冷
却や軸受10,11の油滑作用をするものである。
転自在に支承するすべり形ラジアル軸受、12はブラケ
ット5の外側端の内周部に着脱自在に印ろう嵌合する蓋
、13は蓋12の内側端に装着され、その内側と外側と
を仕切る有底筒体からなる仕切り部材、14は仕切り部
材13の内側に所定圧で封入された液体でロータ7の冷
却や軸受10,11の油滑作用をするものである。
15はブラケット5と、i12との接合部に配設された
シールリング、16は仕切り部材13の内周部に遊嵌す
るモータ軸8の軸端部に形成された円錐台状の切断刃で
、ラジアル軸受11が所定量(ロータ7がキャン4に接
触しない範囲)摩滅すると、筒状をなす仕切り部材13
に対し偏心移動し該仕切り部材13を切断するものであ
る。
シールリング、16は仕切り部材13の内周部に遊嵌す
るモータ軸8の軸端部に形成された円錐台状の切断刃で
、ラジアル軸受11が所定量(ロータ7がキャン4に接
触しない範囲)摩滅すると、筒状をなす仕切り部材13
に対し偏心移動し該仕切り部材13を切断するものであ
る。
17は蓋12の外側に装着され仕切り部材13が切断さ
れると液体14に作用する圧力を表示し仕切り部材13
が切断され該切断部から仕切り部材13の外側に液体1
4が流出したことを表示する手段を構成する圧力計で、
その表示でラジアル軸受11が摩滅限度に至ったことが
表示されるようになされたものである。
れると液体14に作用する圧力を表示し仕切り部材13
が切断され該切断部から仕切り部材13の外側に液体1
4が流出したことを表示する手段を構成する圧力計で、
その表示でラジアル軸受11が摩滅限度に至ったことが
表示されるようになされたものである。
18はステータフレーム2と、端板3と、ブラケット5
と、i12とで構成される筐体である。
と、i12とで構成される筐体である。
このように構成されたものにおいては通常は仕切り部材
13と、切断刃16とが非接触で仕切り部材13が切断
されてない状態にあり液体14の仕切り部材13外側へ
の流出がなく圧力計17の圧力表示がないことで運転を
続行できることを運転中に容易に知ることができる。
13と、切断刃16とが非接触で仕切り部材13が切断
されてない状態にあり液体14の仕切り部材13外側へ
の流出がなく圧力計17の圧力表示がないことで運転を
続行できることを運転中に容易に知ることができる。
ところがラジアル軸受11の摩滅が進行し切断刃16が
仕切り部材13を切断すると、該切断部から液体14が
仕切り部材13の外側に流出し圧力計17が圧力表示を
することでラジアル軸受11が摩滅限度に至り運転を続
行することができないことを運転中に容易に知ることが
できる。
仕切り部材13を切断すると、該切断部から液体14が
仕切り部材13の外側に流出し圧力計17が圧力表示を
することでラジアル軸受11が摩滅限度に至り運転を続
行することができないことを運転中に容易に知ることが
できる。
仕切り部材13が切断され、その切断部からの液体14
の流出を表示する手段は上記実施例の圧力計に限定され
るものでないこと、更にまた仕切り部材13や切断刃1
6の形状に特に限定がないこと等については言うまでも
ない。
の流出を表示する手段は上記実施例の圧力計に限定され
るものでないこと、更にまた仕切り部材13や切断刃1
6の形状に特に限定がないこと等については言うまでも
ない。
また液体14は必ずしも圧入する必要はな(、仕切り部
材13の内側に収容されておれば完全密封するものでな
くてもよい。
材13の内側に収容されておれば完全密封するものでな
くてもよい。
この考案は以上のように筐体、この筐体に支持され、モ
ータ軸を回転自在に支承するすべり軸受、上記筐体内に
封入され、ロータの冷却や上記軸受の油滑作用をする液
体、上記筐体の一端側に水密に結合され、上記モータ軸
端外周と少隙を介して対向して有底筒体状に形成され、
上記筐体の内外を仕切る仕切り部材、上記モータ軸の端
部に上記仕切り部材内周と少隙を介して設けられ、上記
軸受が所定量摩滅すると上記仕切り部材を切断腰上記仕
切り部材の内側と外側とを連通させる切断刃、及び上記
筐体における上記仕切り部材の外側に配設され、上記切
断部からの上記液体の流出を表示する手段を備えたので
、ずベリ軸受の摩滅限度が運転中に表示されることで、
すべり軸受の摩滅オーバによるステータやロータ等の破
損を未然に防止でき、信頼性を大幅に向上できる効果が
あり、また、その構成も仕切り部材と切断刃と表示手段
を設けるだけのものであり、信頼性の向上を極めて簡単
な構成で実現できる効果がある。
ータ軸を回転自在に支承するすべり軸受、上記筐体内に
封入され、ロータの冷却や上記軸受の油滑作用をする液
体、上記筐体の一端側に水密に結合され、上記モータ軸
端外周と少隙を介して対向して有底筒体状に形成され、
上記筐体の内外を仕切る仕切り部材、上記モータ軸の端
部に上記仕切り部材内周と少隙を介して設けられ、上記
軸受が所定量摩滅すると上記仕切り部材を切断腰上記仕
切り部材の内側と外側とを連通させる切断刃、及び上記
筐体における上記仕切り部材の外側に配設され、上記切
断部からの上記液体の流出を表示する手段を備えたので
、ずベリ軸受の摩滅限度が運転中に表示されることで、
すべり軸受の摩滅オーバによるステータやロータ等の破
損を未然に防止でき、信頼性を大幅に向上できる効果が
あり、また、その構成も仕切り部材と切断刃と表示手段
を設けるだけのものであり、信頼性の向上を極めて簡単
な構成で実現できる効果がある。
図はこの考案の一実施例の部分断面図である。
図において8はモータ軸、11はすべり軸受、13は仕
切り部材、14は液体、16は切断刃、17は圧力計、
18は筐体である。
切り部材、14は液体、16は切断刃、17は圧力計、
18は筐体である。
Claims (1)
- 筐体、この筐体に支持され、モータ軸を回転自在に支承
するすべり軸受、上記筐体内に封入され、ロータの冷却
や上記軸受の油滑作用をする液体、上記筐体の一端側に
水密に結合され、上記モータ軸端外周と少隙を介して対
向して有底筒体状に形成され、上記筐体の内外を仕切る
仕切り部材、上記モータ軸の端部に上記仕切り部材内周
と少隙を介して設けられ、上記軸受が所定量摩滅すると
上記仕切り部材を切断し、上記仕切り部材の内側と外側
とを連通させる切断刃、及び上記筐体における上記仕切
り部材の外側に配設され、上記切断部からの上記液体の
流出を表示する手段を備えた液体封入形電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980083132U JPS605713Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | 液体封入形電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980083132U JPS605713Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | 液体封入形電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS577863U JPS577863U (ja) | 1982-01-16 |
JPS605713Y2 true JPS605713Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=29445463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980083132U Expired JPS605713Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | 液体封入形電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605713Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59175637A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-10-04 | Maeda Kogyo Kk | 自転車用ユニツトハブ |
JPS6033252U (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-07 | 冨倉 弦二 | 格納タワ− |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP1980083132U patent/JPS605713Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS577863U (ja) | 1982-01-16 |
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