JPH0722Y2 - ごぼう堀取り機の埋込防止装置 - Google Patents
ごぼう堀取り機の埋込防止装置Info
- Publication number
- JPH0722Y2 JPH0722Y2 JP1989004271U JP427189U JPH0722Y2 JP H0722 Y2 JPH0722 Y2 JP H0722Y2 JP 1989004271 U JP1989004271 U JP 1989004271U JP 427189 U JP427189 U JP 427189U JP H0722 Y2 JPH0722 Y2 JP H0722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burdock
- prevention device
- digging machine
- holding
- embedding prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、堀取り後のこぼうが首まで土中に埋めこまれ
ないようにすることができるようにしたごぼう堀取り機
の埋込防止装置に関する。
ないようにすることができるようにしたごぼう堀取り機
の埋込防止装置に関する。
［従来の記述］ 従来は、本出願人が既に出願した実願昭60−123044号
（実開昭62−116602号）に見られるように、起立した両
振動刃がごぼうの両側方に前進しながら堀取ることがで
きるように構成したごぼう堀取り機において、両振動刃
により堀取る際には、該振動刃によりその周辺の土が盛
り上がってしまうような状態になっていた。
（実開昭62−116602号）に見られるように、起立した両
振動刃がごぼうの両側方に前進しながら堀取ることがで
きるように構成したごぼう堀取り機において、両振動刃
により堀取る際には、該振動刃によりその周辺の土が盛
り上がってしまうような状態になっていた。
［考案が解決しようとする課題］ 従って、堀取った後のごぼうは、そのように盛り上げら
れる土に首までかくれるように埋まってしまう状態とな
り、ごぼうの首を持って土中より引き上げながら収集す
る際には、その作業がしにくく手間がかかってしまう、
といった不具合を呈していた。
れる土に首までかくれるように埋まってしまう状態とな
り、ごぼうの首を持って土中より引き上げながら収集す
る際には、その作業がしにくく手間がかかってしまう、
といった不具合を呈していた。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、そのような不具合を解決し、ごぼうが首まで
土に埋まらないように良好に堀取ることができるように
したものであり、そのため、両振動刃の上部から、後端
側が相互に接近するよう樹脂製の細長い両保持板を後方
へそれぞれ延設して構成したものである。
土に埋まらないように良好に堀取ることができるように
したものであり、そのため、両振動刃の上部から、後端
側が相互に接近するよう樹脂製の細長い両保持板を後方
へそれぞれ延設して構成したものである。
［作用］ したがって、両振動刃がごぼうの両側方を前進しながら
堀取ると、堀取られたごぼうの首側は、そのまま両保持
板の間にはいりこんで一端保持される状態となり、盛り
上げられる土に首側が埋まることなく、両保持板の間か
ら外れながら首側は地上に露出したまま放置されること
になる。
堀取ると、堀取られたごぼうの首側は、そのまま両保持
板の間にはいりこんで一端保持される状態となり、盛り
上げられる土に首側が埋まることなく、両保持板の間か
ら外れながら首側は地上に露出したまま放置されること
になる。
［実施例］ 次に、図面に示す実施例について説明する。
第２図はごぼう堀取り機の側面図を示し、該堀取り機
（Ｃ）は農用トラクタ（Ｂ）のリヤケース（３）後方に
トップリンク（４）および両ロワーリンク（５）を介し
て連結し、リフトアーム（６）により昇降自在にすると
ともに、リヤケース（３）の後方のPTO軸（７）を堀取
り機（Ｃ）前部の起振装置（８）に伝動連結し、堀取り
機（Ｃ）の後部の振動ビーム（９）に、横方向に移動調
節可能に架設したスライダー（10）より間隔をおいて両
ホルダー（11a）（11b）を垂設するとともに、起立した
両振動刃（1a）（1b）の上部を両ホルダー（11a）（11
b）にそれぞれ連結固定し、機体後部の側方には尾輪（1
2）を垂設して従来形構造同様に構成する。
（Ｃ）は農用トラクタ（Ｂ）のリヤケース（３）後方に
トップリンク（４）および両ロワーリンク（５）を介し
て連結し、リフトアーム（６）により昇降自在にすると
ともに、リヤケース（３）の後方のPTO軸（７）を堀取
り機（Ｃ）前部の起振装置（８）に伝動連結し、堀取り
機（Ｃ）の後部の振動ビーム（９）に、横方向に移動調
節可能に架設したスライダー（10）より間隔をおいて両
ホルダー（11a）（11b）を垂設するとともに、起立した
両振動刃（1a）（1b）の上部を両ホルダー（11a）（11
b）にそれぞれ連結固定し、機体後部の側方には尾輪（1
2）を垂設して従来形構造同様に構成する。
前記両振動刃（1a）（1b）の下端部からは堀起し片（13
a）（13b）、（14a）（14b）を後方へ向けそれぞれ延設
し、両振動刃（1a）（1b）の上部から、後端部が相互に
接近するよう樹脂製で横断面が挾持側を凸に弯曲した細
長い両保持板（2a）（2b）をそれぞれ後方へ延設する
が、一方の振動刃（1a）の上部内側方に固着したガイド
板（15）の前部内側方に前記保持板（2a）の前部をボル
トナット（16）により連結するとともに、ガイド板（1
5）の後部内側方には前記保持板（2a）の中間部を連繋
具（17）を介して連繋し、ガイド板（15）の中間部に螺
合したアジャスタ（18）の先端を保持板（2a）に当接さ
せて該保持板（2a）を傾斜角度調節自在に設け、また、
他方の振動刃（1b）の上部内側方に固着したガイド板
（19）に前記保持板（2b）の前部を固定して構成する。
a）（13b）、（14a）（14b）を後方へ向けそれぞれ延設
し、両振動刃（1a）（1b）の上部から、後端部が相互に
接近するよう樹脂製で横断面が挾持側を凸に弯曲した細
長い両保持板（2a）（2b）をそれぞれ後方へ延設する
が、一方の振動刃（1a）の上部内側方に固着したガイド
板（15）の前部内側方に前記保持板（2a）の前部をボル
トナット（16）により連結するとともに、ガイド板（1
5）の後部内側方には前記保持板（2a）の中間部を連繋
具（17）を介して連繋し、ガイド板（15）の中間部に螺
合したアジャスタ（18）の先端を保持板（2a）に当接さ
せて該保持板（2a）を傾斜角度調節自在に設け、また、
他方の振動刃（1b）の上部内側方に固着したガイド板
（19）に前記保持板（2b）の前部を固定して構成する。
したがって、図中、（Ａ）はごぼうを示す。
したがって、機体が矢印（イ）方向に牽引されながら、
起立状態の両振動刃（1a）（1b）がごぼう（Ａ）の両側
方を前進して従来形同様に堀取ることになるが、堀取ら
れたごぼう（Ａ）の首側は、そのまま両保持板（2a）
（2b）の間にはいりこむ状態となって、第４図に示すよ
うに引きずられるような姿勢で一端保持されることにな
り、両振動刃（1a）（1b）により盛り上げられる土に首
側が埋まらない状態になって、そののまま、保持される
状態の本数が多くなると両保持板（2a）（2b）の間から
外れながら、首側は地上に露出したまま放置されること
になり、その堀取り作業後に、作業者は、地面上に露出
しているごぼう（Ａ）の首側を持って容易に収集できる
ことになる。
起立状態の両振動刃（1a）（1b）がごぼう（Ａ）の両側
方を前進して従来形同様に堀取ることになるが、堀取ら
れたごぼう（Ａ）の首側は、そのまま両保持板（2a）
（2b）の間にはいりこむ状態となって、第４図に示すよ
うに引きずられるような姿勢で一端保持されることにな
り、両振動刃（1a）（1b）により盛り上げられる土に首
側が埋まらない状態になって、そののまま、保持される
状態の本数が多くなると両保持板（2a）（2b）の間から
外れながら、首側は地上に露出したまま放置されること
になり、その堀取り作業後に、作業者は、地面上に露出
しているごぼう（Ａ）の首側を持って容易に収集できる
ことになる。
なお、両保持板（2a）（2b）は樹脂製なので、弾力を有
してごぼう（Ａ）の首側を挾持できるとともに、挾持さ
れる本数が多くなってくると、その間が開く状態となっ
て良好に外すことができることになり、また、アジャス
タ（18）の調節によって、保持板（2a）の傾斜角度を矢
印（ロ）で示す方向に調節しながら、挾持状態を調整で
きることになる。
してごぼう（Ａ）の首側を挾持できるとともに、挾持さ
れる本数が多くなってくると、その間が開く状態となっ
て良好に外すことができることになり、また、アジャス
タ（18）の調節によって、保持板（2a）の傾斜角度を矢
印（ロ）で示す方向に調節しながら、挾持状態を調整で
きることになる。
［考案の効果］ このように本考案は、堀取られごぼう（Ａ）の首側を横
断面の挾持側を凸にした弯曲面を有する両保持板（2a）
（2b）の間で挾持するようにして一端保持しながらその
後に外れるように構成したので、振動刃（1a）（1b）に
より盛り上げられる土に首側まで埋まってしまうのを防
止できることになり、この際、挾持面のごぼうとの接触
面積を大きくすると共に保持板のエッジへの片当たりを
も防止し、ごぼうに傷が付くのを防ぐことができ、その
後に作業者が首側を持って収集する作業は迅速容易に、
楽に行うことができることになり、簡単な構造にして好
適に実施できる特長を有する。
断面の挾持側を凸にした弯曲面を有する両保持板（2a）
（2b）の間で挾持するようにして一端保持しながらその
後に外れるように構成したので、振動刃（1a）（1b）に
より盛り上げられる土に首側まで埋まってしまうのを防
止できることになり、この際、挾持面のごぼうとの接触
面積を大きくすると共に保持板のエッジへの片当たりを
も防止し、ごぼうに傷が付くのを防ぐことができ、その
後に作業者が首側を持って収集する作業は迅速容易に、
楽に行うことができることになり、簡単な構造にして好
適に実施できる特長を有する。
第１図は本考案の実施例である要部の斜視図、第２図は
堀取り機の側面図、第３図は堀取り機の背面図、第４図
は第２図の一部の拡大図、第５図は第１図の一部の平面
図を示す。 （1a）（1b）……振動刃、（Ａ）……ごぼう （2a）（2b）……保持板
堀取り機の側面図、第３図は堀取り機の背面図、第４図
は第２図の一部の拡大図、第５図は第１図の一部の平面
図を示す。 （1a）（1b）……振動刃、（Ａ）……ごぼう （2a）（2b）……保持板
Claims (1)
- 【請求項１】起立した両振動刃（1a）（1b）がごぼう
（Ａ）の両側方を前進しながら掘取ることができるよう
に構成したごぼう掘取り機において、両振動刃（1a）
（1b）の上部から、後端側が相互に接近するよう挾持側
を凸にした弯曲面を有する樹脂製の細長い両保持板（2
a）（2b）を後方へそれぞれ延設して構成したことを特
徴とする埋込防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989004271U JPH0722Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | ごぼう堀取り機の埋込防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989004271U JPH0722Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | ごぼう堀取り機の埋込防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0293919U JPH0293919U (ja) | 1990-07-26 |
| JPH0722Y2 true JPH0722Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31206639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989004271U Expired - Lifetime JPH0722Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | ごぼう堀取り機の埋込防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538887Y2 (ja) * | 1990-09-21 | 1997-06-18 | ヤンマー農機株式会社 | 根菜掘取機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59220114A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | 川辺農研産業株式会社 | 深根性作物の収穫機 |
| JPS6323926U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-17 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1989004271U patent/JPH0722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0293919U (ja) | 1990-07-26 |
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