JPH0722984Y2 - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタ

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JPH0722984Y2
JPH0722984Y2 JP1989100436U JP10043689U JPH0722984Y2 JP H0722984 Y2 JPH0722984 Y2 JP H0722984Y2 JP 1989100436 U JP1989100436 U JP 1989100436U JP 10043689 U JP10043689 U JP 10043689U JP H0722984 Y2 JPH0722984 Y2 JP H0722984Y2
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JP
Japan
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protector
wire harness
partition member
plate
protector body
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Application number
JP1989100436U
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JPH0340821U (ja
Inventor
文男 熊谷
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は自動車の電装回路に用いられるワイヤハーネス
を収容してこれを保護するためのプロテクタに関するも
のである。
【従来の技術】
自動車の構造において、等級の相違は主として電装品の
多寡に基づくので、特定の車型における等級の相違はワ
イヤハーネスにおける電線本数の大,小となって顕現す
る。そして、特定の車型における各等級のワオヤハーネ
スに対して部品管理の点から共通のプロテクタを用いる
場合には電線本数の最も多い最上等級用ワイヤハーネス
に合わせて設計がなされるので、このプロテクタを低位
等級のワイヤハーネスに用いた場合にはプロテクタ内部
の電線収容空間が大きすぎ、その結果自動車のエンジン
始動時や走行時にプロテクタ内で電線がおどって異音を
発生し、これに伴って電線自体にも摩擦などによる悪影
響が生ずる。 即ち、第4図に示される如くに、樋状の合成樹脂製プロ
テクタ本体aと同じく合成樹脂製蓋体bからなるプロテ
クタにおいて、内部収容空間cが大きすぎるため、電線
本数の少ない低位等級のワイヤハーネスdが収容空間c
内を移動し、壁面に衝突して異音を発生する。 第5図は上気した点の改良を意図した従来例(実開昭61
−117527号)であり、樋状プロテクタ本体eと該プロテ
クタ本体eの要所に装着する押え蓋fとから成り、押え
蓋fには板状の押え部f1の両側縁から脚状に垂直に延設
した一対の取着部f2を設けると共にもに取着部f2の外側
に多段状に係止爪f3を形成してあり、またプロテクタ本
体eの要所における両側癖の相対向する内側には前記多
段状の係止爪f3と逆上状にかみ合う係止部e1を設けたも
ので、第6図に示される如くに、プロテクタ本体eに収
容したワイヤハーネスgに該押え蓋fを跨架した状態で
プロテクタ本体e内に押し込み、ワイヤハーネスgを押
し込んだ状態で係止部e1に対して対応する係止爪f3を係
合させているものである。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術は、背の高いプロテクタに対して用いるこ
とができるが、高さがあまりなくて幅の広い偏平状プロ
テクタにおいては、有効でない。 本考案はこの点に着目して為されたものであり、プロテ
クタの内部を収容する電線の軸方向と交叉する方向に仕
切ってワイヤハーネスの大,小に適応させることを意図
したものである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案のワイヤハーネス用
プロテクタにおいては、樋状のプロテクタ本体の底板に
区画部材を立設し、壁面の内面の該区画部材に対応する
部分にロック片を有する支持枠を設け、片持ち構造の押
え板を該支持枠により所望高さ位置において支持するこ
とにより該押え板の自由端部が該区画部材に達する構成
を採用した。
【作用】
樋状のプロテクタ本体の区画された空間内にワイヤハー
ネスを収容し、押え板の片持ち部分をプロテクタ本体の
側壁の内面に設けた支持枠に挿入しつつ押え板によりワ
イヤハーネスを押しつけると共にこの高さ位置をロック
片により支持する。
【実施例】
第1図において、Aは合成樹脂材によって成形されたプ
ロテクタ本体であり、底板1に両側壁2,2を連設して樋
状に形成されている。底板1には、プロテクタ本体Aの
長手方向と交叉する横方向の中間部において区画部材と
して複数のピン3群が立設しており、該ピン3群はプロ
テクタ本体Aの長手方向において適且間隔存してを設け
られる。 両側壁2,2の内面のピン3に対応する部分には上方を開
口した支持枠4が形成されると共に該支持枠4内に位置
する側壁2にはスリット2aにより可撓ロック片2bが形成
され、可撓ロック片2bには、係止部2cが内方へ向けて突
設されている。 5は片持ちの押え板であり、一端において直交方向に連
設された支持板部5aを有し、該支持板部5aにおいて多段
状の係止爪5bを有している。 上記構成において、使用時にはワイヤハーネスBはピン
3により区画されたプロテクタ本体A内の一方又は双方
の収容スペースに収容され、この状態で押え板5の支持
板5aを支持枠4に係合して可撓ロック板2bを外方へ変移
させつつ押し込み、ワイヤハーネスBを押さえ込んだ状
態で係止部2cに対して対応する係止爪5bを係合すること
により所望高さ位置に支持するものであり、この際に押
え板5の自由端部は隣接するピン3,3間に位置する。
【考案の効果】
本考案は上記した如くに、樋状のプロテクタ本体の底板
に区画部材を立設し、側壁の内面の該区画部分に対応す
る部分にロック片を有する支持枠を設け、片持ち構造の
押え板を該支持枠により所望高さ位置において支持する
ことにより該押え板の自由端部が該区画部材に達するこ
とを特徴とするものであるから、横方向に広がったプロ
テクタ内を企画部材により区画して使用することにより
ワイヤハーネスをその電線量に応じて最適位置に位置決
めの可能であり、この際に片持構造の押え板はロック片
を有する支持枠により所望高さ位置において固定するこ
とが出来ると共に、該固定状態において押え板の自由端
部が常に区画部材に達しているので、簡単な構造と操作
によって特定の区画部材内においてワイヤハーネスを確
実に保持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例についての斜視図、 第2図は同上の分解斜視図、 第3図は使用状態の断面図、 第4図は従来の斜視図、 第5図は他の実施例の斜視図、 第6図は第5図の従来例について使用状態の縦断面図で
ある。 A……プロテクタ本体、1……底板、2……側壁、2b…
…ロック片、3……区画部材(ピン)、4……支持枠、
5……押え板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樋状のプロテクタ本体の底板に区画部材を
    立設し、側壁の内面の該区画部材に対応する部分にロッ
    ク片を有する支持枠を設け、片持ち構造の抑え板を該支
    持枠により所望高さ位置において支持することにより該
    押え板の自由端部が該区画部材に達することを特徴とす
    るワイヤハーネス用プロテクタ。
JP1989100436U 1989-08-30 1989-08-30 ワイヤハーネス用プロテクタ Expired - Lifetime JPH0722984Y2 (ja)

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JPH0340821U JPH0340821U (ja) 1991-04-19
JPH0722984Y2 true JPH0722984Y2 (ja) 1995-05-24

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822792U (ja) * 1971-07-26 1973-03-15
JPS61117527U (ja) * 1984-12-28 1986-07-24
JPS63198324U (ja) * 1987-06-09 1988-12-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0340821U (ja) 1991-04-19

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