JPH07229806A - 差圧測定装置 - Google Patents

差圧測定装置

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Publication number
JPH07229806A
JPH07229806A JP2010894A JP2010894A JPH07229806A JP H07229806 A JPH07229806 A JP H07229806A JP 2010894 A JP2010894 A JP 2010894A JP 2010894 A JP2010894 A JP 2010894A JP H07229806 A JPH07229806 A JP H07229806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
pressure
force
pressure receiving
seal ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2010894A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Akashi
桂太 明石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2010894A priority Critical patent/JPH07229806A/ja
Publication of JPH07229806A publication Critical patent/JPH07229806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大形化をまねくことなくカバーフランジの締
付けによって発生するスパン変動を小さくした差圧測定
装置を提供する。 【構成】 本体外側面にシールリングと共に周縁部が溶
接により固定され前記本体外側面と受圧室を構成する受
圧ダイアフラムと,前記シールリングを介して前記本体
外側面にボルトによって固定されるカバーフランジと,
前記本体に設けられ前記受圧ダイアフラムに印加される
圧力差を検出する差圧検出素子からなる2受圧素子形の
差圧測定装置において,前記ボルト(19)によって前記カ
バーフランジ(15,16)を本体(1)に固定したときに,これ
らと共に締付けられる前記受圧ダイアフラム(15,16)の
外周方向と内周方向への延びが相殺される程度に前記シ
ールリング(20a)と本体(1)に傾斜を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,圧力変化を電気信号と
して検出する差圧測定装置に関し,特にフランジカバー
の締付け等によるスパン変動等の改善された装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は片持ち梁式の電極を用いた容量式
差圧伝送器の従来例を示す断面図である。本図におい
て,1は金属製本体で,本体両側には受圧ダイアフラム
2,3がシールリング20と共に溶接により固定され,
これら受圧素子の背後の室は貫通孔4,5を通じ本体1
中央の室6に接続されている。7は本体1に嵌着固定さ
れた金属円筒体ケースである。8は移動電極,9,10
はこの移動電極の両側よりこの電極に対向配置された固
定電極である。
【0003】電極8,9,10を固定する場合,これら
電極の根本部分を円筒体ケース内に挿入し,封着ガラス
11によって電極を片持ち梁の状態で固定する。12,
13は移動電極8と受圧ダイアフラム2,3とを連結す
るロッド,14はロッド12,13を移動電極の両側に
固定するボスである。本体1の内部空間には非圧縮性流
体が封入されている。15,16は受圧ダイアフラム
2,3を覆って設けられ導圧室17,18を構成するカ
バーフランジである。これらカバーフランジはボルト1
9により本体1に締付け固定されている。
【0004】このような構成において,入力圧P1,P2
が受圧ダイアフラム2,3に加わると,これら圧力の差
に応じて,支点Aを中心に移動電極8が変位して固定電
極9,10との間隔が変わり,電極間の容量が差動的に
変化する。かくして,この容量変化より差圧に関連した
電気信号を得ることができる。
【0005】ところで,このような装置においてはカバ
ーフランジ15,16は最高使用圧力が加わっても測定
流体が漏れないように,本体1にボルト19により締付
け固定されている。図4は本体1にボルト19の締付け
力F19が加わって本体1が受圧ダイアフラム2,3と共
に外周方向へ変形する。その場合,受圧ダイアフラム
2,3の外周縁部は溶接により本体1に固定されている
ため受圧ダイアフラム2,3にも同時に外周方向へ引張
り力が加わる(溶接部Bは受圧ダイアフラムの固定点と
なる)。
【0006】受圧ダイアフラム2,3は測定圧力を力に
変換する役目を果たしているが,その出力は受圧ダイア
フラムの有効面積に比例する。いま,測定圧力をP,有
効面積をAe,発生力をFとすると, F=P×Ae という関係が成り立つ。この力Fに比例した出力信号を
取り出している。この有効面積Aeは引張力が加わる
と,小さくなる傾向がある。その小さくなる量をΔAe
とすると,その力F’は F’=P×(Ae−ΔAe)
【0007】よって発生力の減少分ΔFは ΔF=F−F’=−PΔAe となり測定スパンとして
は,締付け力によって本来の値に対し, ΔF/F×100=−ΔAe/Ae×100(%) のように,スパンが変動してしまうことになる。
【0008】図5はカバーフランジの締付けによって発
生するスパン変動を小さくした差圧測定装置の従来例を
示す要部断面図である。この例では本体1及びカバーフ
ランジ15(16)を大きめに形成し,シールリング2
0の外周に絶縁溝25を設けてボルト19で締付けたと
きに受圧ダイアフラムの外周方向へ引張り力が加わるの
を防止している。しかしながら,このような形状では絶
縁部を受圧ダイアフラムの外側に設けているので,本体
1及びカバーフランジ15(16)が大形化するという
問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,このような
問題点を解決するものであり,大形化をまねくことなく
カバーフランジの締付けによって発生するスパン変動を
小さくした差圧測定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は,本体外側面にシールリングと共に周縁部が
溶接により固定され前記本体外側面と受圧室を構成する
受圧ダイアフラムと,前記シールリングを介して前記本
体外側面にボルトによって固定されるカバーフランジ
と,前記本体に設けられ前記受圧ダイアフラムに印加さ
れる圧力差を検出する差圧検出素子からなる2受圧素子
形の差圧測定装置において,前記ボルトによって前記カ
バーフランジを本体に固定したときに,これらと共に締
付けられる前記受圧ダイアフラムの外周方向と内周方向
への延びが相殺される程度に前記シールリングと本体に
傾斜を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】カバーフランジがボルトで本体に締付けられて
も,受圧ダイアフラムの外周方向と内周方向への延びが
相殺される程度にシールリングと本体に傾斜が設けられ
ているので,受圧ダイアフラムの有効面積に増減が生じ
ない。
【0012】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の差圧測定装置の一実施例を示す要部断面構成図
である。図において図2に示す従来例と同一要素には同
一符号を付して重複する説明は省略する。図において本
体1aが受圧ダイアフラム2,3を介してシールリング
20aと接する面には内側から外周に向かって高くなる
傾斜が設けられている。
【0013】図2は図1に示す装置に図示しないカバー
フランジ及びボルトを介して矢印方向から力が印加され
た状態を示す要部断面図である。図において矢印方向に
印加された力は締付け力によって押圧され,外側へ広が
ろうとする力(F20)と傾斜面に押付けられて内側へ滑
ろうとする力(F21)が相殺して受圧ダイアフラムの固
定点の移動量が少なくなる。その結果,受圧ダイアフラ
ム2,3に加えられる張力が少なくなり,カバーフラン
ジ15,16を締付けたときに発生するスパンの変化を
少なくすることができる。
【0014】なお,本発明では従来例の説明において移
動電極を片持ち梁の状態で受圧ダイアフラムに固定し,
固定電極を封着ガラスで固定した差圧測定装置を示した
が,差圧の検出手段としては中央室をセンタダイアフラ
ムで2分し,差圧に関連した封入液の移動を半導体差圧
検出素子で検出するようなものであってもよく,要は受
圧ダイアフラムがシールリングを介して本体に固定され
るものであればよい。
【0015】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば,シールリングと本体の周縁部と共
に締付けられた受圧ダイアフラムの外周方向と内周方向
への延びが相殺される程度に前記シールリングと本体に
傾斜を設けているので,カバーフランジの締付けによっ
て発生するスパン変動を小さくした差圧測定装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の差圧測定装置の一実施例を示す要部断
面構成図である。
【図2】図1に圧力が印加された状態を示す要部断面構
成図である。
【図3】従来例を示す差圧測定装置の断面構成図であ
る。
【図4】本体にボルトの締付け力が加わった状態を示す
要部断面図である。
【図5】他の従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1a 本体 2,3 受圧ダイアフラム 20a シールリング 15,16 カバーフランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体外側面にシールリングと共に周縁部
    が溶接により固定され前記本体外側面と受圧室を構成す
    る受圧ダイアフラムと,前記シールリングを介して前記
    本体外側面にボルトによって固定されるカバーフランジ
    と,前記本体に設けられ前記受圧ダイアフラムに印加さ
    れる圧力差を検出する差圧検出素子からなる2受圧素子
    形の差圧測定装置において,前記ボルトによって前記カ
    バーフランジを本体に固定したときに,これらと共に締
    付けられる前記受圧ダイアフラムの外周方向と内周方向
    への延びが相殺される程度に前記シールリングと本体に
    傾斜を設けたことを特徴とする差圧測定装置。
JP2010894A 1994-02-17 1994-02-17 差圧測定装置 Pending JPH07229806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010894A JPH07229806A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 差圧測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010894A JPH07229806A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 差圧測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07229806A true JPH07229806A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12017931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010894A Pending JPH07229806A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 差圧測定装置

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JP (1) JPH07229806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236777A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 流速測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236777A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 流速測定装置

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