JPH07229708A - 貼附物の位置検査装置 - Google Patents

貼附物の位置検査装置

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JPH07229708A
JPH07229708A JP6040357A JP4035794A JPH07229708A JP H07229708 A JPH07229708 A JP H07229708A JP 6040357 A JP6040357 A JP 6040357A JP 4035794 A JP4035794 A JP 4035794A JP H07229708 A JPH07229708 A JP H07229708A
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JP
Japan
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adhesive tape
light
image
patch
laser beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP6040357A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Ando
英明 安藤
Kazuyuki Abe
一之 阿部
Takanori Hatsuki
孝徳 羽月
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Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙箱に貼附された透明粘着テープの端部があ
きらかな画像を得ることにより、貼附された粘着テープ
の位置ずれを確実に検査できる装置を提供する。 【構成】 ある面に貼附された透明粘着テープ2の位置
が予め定められた位置からずれているかどうかを検査す
る装置であって、ある面と透明粘着テープ2の表面のど
ちらか一方が入射光を乱反射する面であり、他方が入射
光を正反射する面である場合において、スリット状のレ
ーザ光線Lsを予め定められた位置に入射するレーザ光
源3と、レーザ光線Lsの反射光を受光する拡散板4
と、拡散板4で散乱した光を撮像する撮像装置5と、撮
像装置5により得られた画像の画面内における位置から
前記の位置ずれを判定する画像処理装置6とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貼附物の位置検査装置に
係り、例えば小箱の封緘のために貼附された粘着テープ
のような貼附物の位置ずれを検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品を収納した紙箱は、透明粘着テー
プを貼附して封緘されることが多い。貼附された粘着テ
ープの周辺近傍には、指で押して開封するためのミシン
目が形成されている。この場合、粘着テープがミシン目
にかかっていると開封が困難である。そのため、紙箱の
表面に貼附された粘着テープが所定の位置にあり、ミシ
ン目にかかっていないかどうか、即ち、粘着テープの位
置ずれを検査する必要がある。
【0003】前述の紙箱の表面は粗く入射光を乱反射す
るが、テープの表面は平滑で入射光を正反射する。この
反射のちがいに着目し、テープ位置ずれを自動的に検査
する装置として、箱に例えばリングライトにより均一な
照明をして撮像し、得られた画像から判定するものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
装置では、ある面積を均一に照明するため、箱表面から
の乱反射による受光量と、テープ表面からの正反射によ
る受光量との差が小さく、テープの端部がぼやけた画像
となり、検査しにくいという問題がある。これを改良す
るものとして、照明をスリット状にしたものがある。し
かしながら、この場合でも、スリットの長手方向には照
明光の指向性がないため、やはり前述の問題が生じる。
【0005】本発明は、紙箱に貼附された透明粘着テー
プの端部があきらかな画像を得ることにより、貼附され
た粘着テープの位置ずれを確実に検査できる装置を提供
することを目的とする。より一般的には、ある面に貼附
された貼附物の位置が予め定められた位置からずれてい
るかどうかを検査する装置であって、ある面と貼附物の
表面のどちらか一方が入射光を乱反射する面であり、他
方が入射光を正反射する面である場合において、撮像に
より貼附物の位置ずれを確実に検査できる装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、ある面に貼附された貼附物の位置が予
め定められた位置からずれているかどうかを検査する装
置であって、前記ある面と前記貼附物の表面のどちらか
一方が入射光を乱反射する面であり、他方が入射光を正
反射する面である場合において、スリット状のレーザ光
線を前記予め定められた位置に入射する光源と、前記レ
ーザ光線の反射光を受光する拡散板と、前記拡散板で散
乱した光を撮像する撮像装置と、前記撮像装置により得
られた画像の画面内における位置から前記の位置ずれを
判定する画像処理装置とからなることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、スリッ
ト状のレーザ光線は貼附物の表面及びその近傍の予め定
められた位置に入射する。この指向性の高いレーザ光線
からなる入射光は、貼附物の表面および貼附物近傍の表
面で反射して拡散板に入射する。貼附される面と貼附物
の面のどちらか一方は入射光を乱反射し他方は正反射す
るため、拡散板上には、貼附物の端部を境として乱反射
光と正反射光とが入射することになるが、拡散板で光は
散乱して減衰することから、拡散板では正反射光は強く
光り乱反射光は弱く光る。
【0008】したがって、拡散板の光を撮像装置により
撮像すると、貼附物の端部が明暗としてあきらかな画像
を得ることができ、この画像の画面内における位置から
貼附物の位置ずれを判定することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る貼附物の位置検査装置の
一実施例を図1乃至図3を参照して説明する。図1は本
発明の貼附物の位置検査装置の基本構成を示す図であ
り、図2は図1のII−II矢視図である。図1及び図2に
おいて、符号1は医薬品を収納した紙箱であり、紙箱1
には貼附物として封緘用の透明粘着テープ2が貼り付け
られている。紙箱1には透明粘着テープ2の周辺近傍に
開封用のミシン目1aが形成されている。
【0010】前記紙箱1に貼り付けられた透明粘着テー
プ2の斜め上方には、レーザ光源3が設置されており、
このレーザ光源3によって指向性の高いスリット状のレ
ーザ光を紙箱1上の透明粘着テープ2を横切る予め定め
られた位置に入射させるようになっている。また前記透
明粘着テープ2の斜め上方には、透明粘着テープ2及び
紙箱1から反射した反射光が入射する乳白色アクリル板
からなる拡散板4が設置されている。
【0011】また拡散板4の上方には、2次元CCDカ
メラからなる撮像装置5が設置されており、拡散板4上
に結像した前記反射光を拡散板4の裏面から撮像するよ
うになっている。そして、撮像装置5は画像処理装置6
に接続されている。
【0012】次に、前述のように構成された貼附物の位
置検査装置の作用を説明する。レーザ光源3から指向性
の高いスリット状のレーザ光線Lsが紙箱1の予め定め
られた位置に入射する。この予め定められた位置は、図
2に示されるように透明粘着テープ2を横切って紙箱1
の所定位置まで上下方向に延びた位置である。スリット
状のレーザ光線Lsは透明粘着テープ2およびこのテー
プ近傍の紙箱1の表面で反射して拡散板4に入射する。
【0013】この場合、紙箱1の表面は粗く入射光を乱
反射し、透明粘着テープ2の表面は平滑であり入射光を
正反射する。そのため、拡散板4上には、透明粘着テー
プ2の端部を境として乱反射光と正反射光とが入射する
ことになるが、拡散板4で光は散乱して減衰することか
ら、拡散板4の裏面では図2の実線で示されるように正
反射光は強く光り、図2の破線で示されるように乱反射
光は弱く光る。したがって、この光を撮像装置5により
撮像して画像処理装置6により処理する。
【0014】図3(a)は撮像装置5による画像を示す
図であり、正反射光による画像10のみが暗い背景(斜
線で示す)に明るく映る。この場合、図3(a)に示さ
れる画面上に上下に2か所検査領域11を設定してお
き、この検査領域11に明るく映る点があると、画像処
理装置6により、透明粘着テープ2は図2において上下
方向に位置ずれがあると判定される。
【0015】図1乃至図3(a)に示す実施例において
は、貼附物が入射光を正反射し、貼附される面が入射光
を乱反射する場合を例に挙げて説明したが、本発明は、
貼附物が入射光を乱反射し、貼附される面が入射光を正
反射する場合にも適用可能である。この場合には、画像
は、図3(b)に示されるように貼附される面から得ら
れた正反射光による画像10,10のみが暗い背景(斜
線で示す)に明るく映る。この場合、中央に検査領域1
1を設定しておき、この検査領域11に明るく映る点が
あると、貼附物は図2の上下方向に位置ずれがあると判
定される。この例として、平滑面を有するプラスチック
箱からなるカセットテープケースに粗面を有する識別用
テープを貼附する場合がある。
【0016】また、実施例においては、貼附物の上下方
向の位置ずれを検査する場合を説明したが、左右方向の
位置ずれを検査するためには、図2においてスリット状
のレーザ光線を90°回転させた位置に入射するように
し、又、検査領域もこれに対応して設定すれば良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
る面に貼附された貼附物の位置ずれを撮像により確実に
検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る貼附物の位置検査装置の一実施例
を示す説明図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明に係る貼附物の位置検査装置により得ら
れた画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 紙箱 2 透明粘着テープ 3 レーザ光源 4 拡散板 5 撮像装置 6 画像処理装置 Ls スリット状のレーザ光線 10 正反射光による画像 11 検査領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある面に貼附された貼附物の位置が予め
    定められた位置からずれているかどうかを検査する装置
    であって、前記ある面と前記貼附物の表面のどちらか一
    方が入射光を乱反射する面であり、他方が入射光を正反
    射する面である場合において、 スリット状のレーザ光線を前記予め定められた位置に入
    射する光源と、前記レーザ光線の反射光を受光する拡散
    板と、前記拡散板で散乱した光を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により得られた画像の画面内における位置
    から前記の位置ずれを判定する画像処理装置とからなる
    ことを特徴とする貼附物の位置検査装置。
  2. 【請求項2】 前記ある面は平面的な紙面であることを
    特徴とする請求項1記載の貼附物の位置検査装置。
  3. 【請求項3】 前記貼附物は透明粘着テープであること
    を特徴とする請求項1記載の貼附物の位置検査装置。
  4. 【請求項4】 前記拡散板は乳白色アクリル板であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の貼附物の位置検査装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置は2次元CCDカメラから
    なることを特徴とする請求項1記載の貼附物の位置検査
    装置。
JP6040357A 1994-02-15 1994-02-15 貼附物の位置検査装置 Pending JPH07229708A (ja)

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