JPH07228489A - ジャッキ - Google Patents

ジャッキ

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JPH07228489A
JPH07228489A JP4040194A JP4040194A JPH07228489A JP H07228489 A JPH07228489 A JP H07228489A JP 4040194 A JP4040194 A JP 4040194A JP 4040194 A JP4040194 A JP 4040194A JP H07228489 A JPH07228489 A JP H07228489A
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JP
Japan
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handle
clutch
spring
shaft
jack
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JP4040194A
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Seiya Matsushima
誠也 松島
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Honda Access Corp
Original Assignee
Honda Access Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンウェイクラッチを設けたジャッキの操作
ハンドルにおける昇降切り替え機構を簡単にする。 【構成】 ハンドル40に設けたボス部44の内側にク
ラッチスプリング42を設け、その両バネ端43、48
は同方向へ屈曲して延び、それぞれボス部44の側面に
形成された長穴45へ入り、いずれか一方を長穴45の
切欠き凹部47又は49に係合し、他方を自由にする。
固定側を変更するとクラッチスプリング42を縮径又は
拡径させるためハンドル40を回動する方向が逆転し、
昇降切り替えできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワンウェイクラッチ
が設けられたハンドルを備え、自動車用品などに使用さ
れるジャッキに関する。
【0002】
【従来の技術】操作軸を回転させることにより支持部が
昇降するジャッキ本体と、操作軸の一端に設けられた連
結部材へ着脱自在に取付けられるハンドルとを備え、ハ
ンドルに設けられたワンウエイクラッチによって、ハン
ドルを操作軸の軸心回りに左右いずれか一方向へ回動さ
せたときのみ操作軸を一体に回転させるようにしたジャ
ッキは公知であり、例えば、米国特許第2,920,8
71号には、ハンドルの一端にラチェット式のワンウェ
イクラッチを設け、このラチェット歯車をジャッキの操
作軸であるネジ軸の一端部へ取付け、ネジ軸の軸心回り
左右いずれか側の回転のみを伝達することにより、ネジ
軸を一方向へ回転させて支持部を昇降させるものが示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造の
場合、ワンウェイクラッチを昇降側に切り替えることに
よってハンンドルをタンイツニデキルが、このための機
構は通常の場合、複雑かつ高価になる。そこで、本出願
の主たる目的はこれらの問題点を解決することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願の発明に係るジャッキは、操作軸を回転させること
により支持部が昇降するジャッキ本体と、操作軸の一端
へ着脱自在に取付けられるハンドルとを備え、ハンドル
に設けられたワンウエイクラッチによって、ハンドルを
操作軸の軸心回りに左右いずれか一方向へ回動させたと
きのみ操作軸を一体に回転させるようにしたジャッキで
において、ワンウエイクラッチ機構が、コイルスプリン
グ状のクラッチスプリングからなり、このクラッチスプ
リングは両バネ端のうち、選択的にいずれか一方を固定
し他方を自由にすることによってハンドルの回動伝達方
向を切り替えることを特徴とする。
【0005】
【作用】ワンウエイクラッチ機構を構成するクラッチス
プリングの両バネ端のうち、選択的にいずれか一方を固
定し他方を自由にすると、ハンドルの回動は一方側のみ
が伝達され、バネ端の固定側と自由側にすれば、伝達方
向が逆側に切り替わる。
【0006】ゆえに、ワンウェイクラッチの昇降側に切
り替える機構を簡単にでき、かつ安価にできる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて実施例を説明する。図
1乃至図5は自動車用品として構成された実施例に係
り、図1はハンドルの一部を破断した状態で全体を示す
図、図2は連結軸部を嵌合した状態におけるハンドルの
一部を破断しかつ拡大して示す図、図3は図2の3−3
線断面図、図4はハンドルのボス部における拡大平面
図、図5はクラッチスプリングの斜視図である。
【0008】まず図1において、パンタグラフ型のジャ
ッキ本体10は、基台12と支持部14間を左上アーム
16、左下アーム18、右上アーム20、右下アーム2
2の計4本のアームにより、各軸止部24、26、2
8、30で結合された略ひし形4辺リンクをなし、か
つ、左右それぞれの各上下アームとの軸止部32、34
間に操作軸であるネジ軸36が渡されている。
【0009】ネジ軸36の一端は延出部37にコ字状ブ
ラケット38が取付けられている。コ字状ブラケット3
8には、ここに取付られるハンドル40によりネジ軸3
6を回転させるための力が伝達される。
【0010】ネジ軸36は両ネジ又は全長が同一方向の
ネジによって形成され、両ネジの場合には、各軸止部3
2、34がスライドナットをなしてネジ軸36に係合
し、ネジ軸36の回転により、両方のスライドナット
(32、34)がネジ軸36上を接近方向又は離反方向
へ移動して支持部14を昇降させるようになっている。
【0011】ネジ軸36が両ネジでない場合は、一方を
ネジ軸36に対して移動規制し、他方をスライドさせる
ようにすればよい。
【0012】ハンドル40はクラッチスプリング42、
これを内側に収容するボス部44、ボス部44の外周部
へ一端が溶接され、他端がボス部44の半径方向へ延出
している棒状のグリップ部46とで構成され、本実施例
では略T字状の外観をなしている。
【0013】図5に詳細を示すように、クラッチスプリ
ング42はコイル状をなしており、その内周側には連結
部材50のクラッチ軸52が嵌合され、クラッチ軸52
の外周面との間にフリクションを生じている。
【0014】クラッチスプリング42は半径方向へ長い
長方形断面の角形線材で形成され、その両端43、48
は同方向へ屈曲して延び、それぞれボス部44の側面に
形成された長穴45へ入り、各先端部はスライドノブ4
1に取付けられている。
【0015】回転中心軸J方向における長穴45の対向
辺45a、45bにはそれぞれクラッチスプリング42
のバネ端43、48が嵌合可能な切欠き凹部47、49
が形成されている。
【0016】なお、クラッチスプリング42とボス部4
4の関係は、クラッチスプリング42が多少の弾性変形
を可能とする状態で収容されれば足りるので、両者間の
クリアランスが比較的大きな状態でも、また逆に、図示
のように比較的密な状態で嵌合していてもよい。
【0017】図4に明らかなように、対向辺45a、4
5b間の距離Dは、クラッチスプリング42の長さLよ
りも大きく、クラッチスプリング42はクラッチ軸52
上を移動することによって、バネ端43、48のいずれ
か一方を対応する凹部47又は49を選択的に係合し、
他方を自由にするようになっている。
【0018】図2に明らかなように、連結部材50は円
筒状のクラッチ軸52の一端に略コ字状をなす連結部5
4をボルト56、ナット58でに取付けてあり、クラッ
チ軸52はクラッチスプリング42の内周側に嵌合して
いる。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。図2及
び図4において、例えばバネ端43を固定するときが上
昇側とすれば、クラッチスプリング42を図4の左方向
へクラッチ軸52上を移動させると、バネ端43が長穴
45の凹部47内へ係合し、他端48は長穴45内で凹
部49と係合せずに自由になる。
【0020】そこで、車体を持ち上げる場合、まず、支
持部14を図示しない車体の下面へ当接させる。次に図
2に示すように、コ字状ブラケット38に連結部54を
嵌合するとともに、クラッチ軸52をクラッチスプリン
グ42の内周側へ嵌合した状態でグリップ部46に力を
加え、本実施例では、図3の時計回り方向すなわち図3
の矢視A方向へボス部44を回動させると、クラッチス
プリングのバネ端43が凹部47へ係合して固定されて
いるため、ボス部44の回動方向へ引かれる。
【0021】一方、バネ端の一端48は自由であるがク
ラッチスプリング42の内周部全体がクラッチ軸52の
外周面とフリクションを有するので、クラッチスプリン
グ42は縮径方向に変形して緊まり、クラッチ軸52の
外周面へ密接する。このため、クラッチスプリング42
を介してボス部44とクラッチ軸52は一体となり、グ
リップ部46に加えた力は、クラッチ軸52へ伝達さ
れ、さらに連結部54からコ字状ブラケット38へ伝達
されてネジ軸36が回転する。
【0022】グリップ部46をある程度の回動角度、例
えば略水平まで回動させたとき、反対方向へ戻し回動さ
せると、今度はクラッチスプリング42が広がって緩み
方向に変形するので、クラッチスプリング42の内周面
はクラッチ軸52の外周上を滑り、グリップ部46の戻
し回動をクラッチ軸52へ伝達しない。
【0023】ゆえに、グリップ部46を所定回動角度内
で往復回動させれば、コ字状ブラケット38及びネジ軸
36を一方向(本実施例では、図3の時計回り方向)へ
回転させて、必要なだけ支持部14を上昇させることが
できる。
【0024】逆に、支持部14を下降させるには、クラ
ッチスプリング42を図4の右方向へクラッチ軸52上
を移動させ、バネ端48を長穴45の凹部49内へ係合
し、他端43を自由にする。
【0025】この状態でハンドル40を逆方向(すなわ
ち図3の反時計回り方向)へ回動すると、今度は、固定
側が逆になるので、これまでとは逆方向へ回動したとき
のみ連結部材50へ力を伝達できる。したがって、連結
部材50すなわち連結部54並びにコ字状ブラケット3
8とネジ軸36は逆回転することになり、支持部14の
下降が可能になる。
【0026】このように、本実施例によれば、クラッチ
スプリング42の移動だけで昇降用の回転方向を切り替
えできるから、構造が簡単になるとともに、部品点数も
削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係るジャッキ全体について、ハ
ンドルの一部を破断した状態で示す図
【図2】 第1実施例に係り、ジャッキの連結軸部を嵌
合した状態におけるハンドルの一部を破断しかつ拡大し
て示す図
【図3】 図2の3−3線に沿う横断方向断面図
【図4】 ボス部の拡大平面図
【図5】 クラッチスプリングの斜視図
【符号の説明】
10:ジャッキ本体、12:基台、14:支持部、3
6:ネジ軸、38:コ字状ブラケット、40:ハンド
ル、42:クラッチスプリング、43:バネ端、44:
ボス部、45:長穴、47:凹部、48:バネ端、4
9:凹部、50:連結部材、52:クラッチ軸、54:
連結部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作軸を回転させることにより支持部が
    昇降するジャッキ本体と、操作軸の一端へ着脱自在に取
    付けられるハンドルとを備え、ハンドルに設けられたワ
    ンウエイクラッチによって、ハンドルを操作軸の軸心回
    りに左右いずれか一方向へ回動させたときのみ操作軸を
    一体に回転させるようにしたジャッキにおいて、ワンウ
    エイクラッチ機構が、コイルスプリング状のクラッチス
    プリングからなり、このクラッチスプリングは両バネ端
    のうち、選択的にいずれか一方を固定し他方を自由にす
    ることによってハンドルの回動伝達方向を切り替えるこ
    とを特徴とするジャッキ。
JP6040401A 1994-02-15 1994-02-15 ジャッキ Expired - Lifetime JP2986332B2 (ja)

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JP6040401A JP2986332B2 (ja) 1994-02-15 1994-02-15 ジャッキ

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Effective date: 19990824