JPH07228318A - 研削済みワークの搬送シュート - Google Patents

研削済みワークの搬送シュート

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Publication number
JPH07228318A
JPH07228318A JP2242494A JP2242494A JPH07228318A JP H07228318 A JPH07228318 A JP H07228318A JP 2242494 A JP2242494 A JP 2242494A JP 2242494 A JP2242494 A JP 2242494A JP H07228318 A JPH07228318 A JP H07228318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chute
grinding
work
sliding contact
rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP2242494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Haga
正人 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2242494A priority Critical patent/JPH07228318A/ja
Publication of JPH07228318A publication Critical patent/JPH07228318A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削カスの排除とワーク減速を効果的に行っ
て円滑な搬送が行える研削済みワークの搬送シュートを
提供する。 【構成】 樋状のシュート4中盤の傾斜面を研削カスの
落下が可能な数条のレール群11で形成すると共に、こ
のレール群11の上方に当該レール群上を滑走するコネ
クティングロッド1と摺接し得るチェーン13を配設し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の部品製造ライ
ン等に用いられる研削済みワークの搬送シュートに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の部品製造ラインにおいて、例え
ば図5に示すように、荒研削されたコネクティングロッ
ド100は、研削機のワーク出口101を出た後樋状の
シュート102を滑走し、次工程へつながるコンベア1
03上に搬送される。
【0003】前記シュート102上には、板ばね等の減
速装置104やワーク飛出し防止用のカバー105が適
当数設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記シュー
ト102はある程度の勾配を有している。そのため、コ
ネクティングロッド100の減速が不十分だと、シュー
ト102からの飛び出しが発生したり、コネクティング
ロッド100同志の乗り上げで円滑な搬送が行えない。
【0005】また、研削後のコネクティングロッド10
0には研削カスが付着している。そのため、研削カスを
付けたままコネクティングロッド100を流している
と、シュート102上に研削かすが溜まり、特にシュー
ト下流側における流れ不良等で円滑な搬送が行えないと
いう問題点があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
に提案されたもので、研削カスの排除とワーク減速を効
果的に行って円滑な搬送が行える研削済みワークの搬送
シュートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の、本発明に係る研削済みワークの搬送シュートは、研
削済みのワークを傾斜面を滑走させて次工程へ搬送する
樋状のシュートにおいて、シュート中盤の傾斜面を研削
カスの落下が可能な数条のレール群で形成すると共に、
このレール群の上方に当該レール群上を滑走するワーク
と摺接し得る摺接部材を配設したことを特徴とする。ま
た、前記摺接部材として、レールに沿ってたるんだ状態
で配設されるチェーンを用いると好適である。
【0008】
【作用】前記構成によれば、ワークに付着した研削カス
がレール群の隙間から落下排除される。さらに、摺接部
材との摺接でワークの流れスピードが減速されると共
に、研削カスも擦り落とされレール群の隙間から落下排
除される。また、摺接部材にチェーンを用いると、安価
で済む。
【0009】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明に係る研削済みワークの搬送
シュートの要部斜視図、図2は同じくレール群の平面
図、図3は同じく全体概略構成図である。
【0010】図3に示すように、コネクティングロッド
1の大小端面を荒研削する研削盤2のワーク出口3から
反s字状に樋状のシュート4が導出され、ワーク1個取
り装置5を介してコンベア6へと接続されている。
【0011】前記シュート4の中間部には、研削カス落
し装置7が介設されると共に、この研削カス落し装置7
の下流側に位置してフルワーク検出用の近接スイッチ8
が設けられる。
【0012】近接スイッチ8からの信号は制御盤9に入
力され、制御盤9ではこの信号が入ると研削盤2に加工
停止信号を出力してその作動を停止させると共に、操作
盤10に出力してその旨を表示するようになっている。
【0013】前記研削カス落し装置7は、図1及び図2
に示すように、シュート4の傾斜面の一部を構成するレ
ール群11と、このレール群11の下方に位置して研削
カスを収納する収納箱12と、レール群11の上方に位
置してたるんだ状態で配設されたチェーン(摺接部材)
13とから成る。
【0014】レール群11は、複数のレール11aがシ
ュート4の幅方向へスペーサ14により等間隔離間して
ネジ結合されて成り、レール11a間の隙間から研削カ
スが落下し得るようになっている。また、シュート4に
対しては延長ブラケット部11bによりネジ結合される
が、溶接等で接合しても良い。
【0015】収納箱12は、前記レール群11に左右2
枚づつの吊り板16で吊り下げられると共に、各吊り板
16とのネジ結合を外すことで取り替えたり、または一
杯になった研削カスを捨てることができるようになって
いる。
【0016】チェーン13は、レール群11またはシュ
ート4に取り付けられたL字ブラケット17にその両端
部が固着されてその中間部がたるんだ状態で一部のレー
ル11a上に載置されている。
【0017】また、チェーン13は、図4に示すよう
に、前後一対のコ字状ブラケット18a,18b間で、
一端は溶接する一方他端は針金等で固定して、支持する
ようにしても良い。
【0018】このように構成されるため、研削盤2で大
小端面を荒研削されたコネクティングロッド1は、ワー
ク出口3からシュート4を滑走してワーク1個取り装置
5に到り、これより1個取りされてコンベア6により次
工程へ搬送される。
【0019】そして、コネクティングロッド1が研削カ
ス落し装置7を通る際には、各レール11aとチェーン
13とに摺接してその研削カスが擦り取られ、レール1
1a間の隙間より収納箱12へと落下する。これによ
り、研削カス溜まりによる流れ不良が解消される。
【0020】また、チェーン13との摺接でコネクティ
ングロッド1の流れるスピードが減速される。これによ
り、コネクティングロッド1のシュート4からの飛び出
しやコネクティングロッド1同志の乗り上げが回避され
る。
【0021】また、本実施例では、フルワークを検出す
る近接スイッチ8をレール群11より下流側に設けてフ
ルワークの距離を短くしたので、コネクティングロッド
1の重みやレール群11で取りきれなかった研削カスに
よる流れ不良も回避される。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、摺接部材とし
てチェーンの他に他の部材を用いたり等各種変更が可能
であることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ュート中盤の傾斜面を研削カスの落下が可能な数条のレ
ール群で形成すると共に、このレール群の上方に当該レ
ール群上を滑走するワークと摺接し得る摺接部材を配設
したので、研削カスの排除とワーク減速を効果的に行っ
て円滑な搬送が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研削済みワークの搬送シュートの
要部斜視図である。
【図2】同じくレール群の平面図である。
【図3】同じく全体概略構成図である。
【図4】チェーンの取付状態の変形例を示す側面図であ
る。
【図5】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
4 シュート 7 研削カス落し装置 11 レール群 12 収納箱 13 チェーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研削済みのワークを傾斜面を滑走させて
    次工程へ搬送する樋状のシュートにおいて、シュート中
    盤の傾斜面を研削カスの落下が可能な数条のレール群で
    形成すると共に、このレール群の上方に当該レール群上
    を滑走するワークと摺接し得る摺接部材を配設したこと
    を特徴とする研削済みワークの搬送シュート。
  2. 【請求項2】 摺接部材はレールに沿ってたるんだ状態
    で配設したチェーンである請求項1記載の研削済みワー
    クの搬送シュート。
JP2242494A 1994-02-21 1994-02-21 研削済みワークの搬送シュート Pending JPH07228318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242494A JPH07228318A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 研削済みワークの搬送シュート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2242494A JPH07228318A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 研削済みワークの搬送シュート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07228318A true JPH07228318A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12082311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2242494A Pending JPH07228318A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 研削済みワークの搬送シュート

Country Status (1)

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JP (1) JPH07228318A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066420A (en) * 1996-09-19 2000-05-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming method using photovoltaic force
CN110697304A (zh) * 2019-10-22 2020-01-17 蔡衍葵 一种提高供应链物流货物转运效率的滑道设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066420A (en) * 1996-09-19 2000-05-23 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming method using photovoltaic force
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990406