JPH0722817Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0722817Y2
JPH0722817Y2 JP1989061845U JP6184589U JPH0722817Y2 JP H0722817 Y2 JPH0722817 Y2 JP H0722817Y2 JP 1989061845 U JP1989061845 U JP 1989061845U JP 6184589 U JP6184589 U JP 6184589U JP H0722817 Y2 JPH0722817 Y2 JP H0722817Y2
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JP
Japan
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switch
spherical
pair
substrate
spherical hollow
Prior art date
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JP1989061845U
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English (en)
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JPH032522U (ja
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正男 榎本
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、1個のスイッチ基板に複数個のスイッチ本体
を取付けてなるスイッチ装置に係り、特に組立工程数,
部品点数の軽減などを図るのに適したスイッチ装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のスイッチ装置を第3図および第4図を参
照して説明する。図示の例は、自動車の室内の天井など
に設置する車両用灯具としての室内灯に、スイッチ装置
を一体に組み込んだものである。
1は室内灯のハウジングとスイッチ装置のスイッチ基板
とを兼備えた基板で、この基板1は上部に前面が開口し
た灯室用の凹部10を設け、その凹部10の開口部にレンズ
(カバー)11を配設して灯室12を画成する。この灯室12
内に1個のルームランプ13および2個のスポットランプ
14をそれぞれ着脱可能に配設する。この基板1の下部に
3個のスイッチ本体セット用の透孔15,16を設ける。こ
の基板1の裏面側の前記透孔15,16両側縁にボス部17を
一体に突設する。このボス部17の端面に位置決め用のビ
ード部18を一体に突設する。かつこのボス部17の端面か
らタッピングスクリュウ4によるねじ孔形成用の孔19を
設ける。
2は前記ルームランプ13の点灯消灯用のスイッチ本体
で、このスイッチ本体2はボックス形の本体部20と、そ
の本体部20の左右両端より一体に突設したフランジ部21
と、前記本体20より突設した操作ノブ22および端子23と
からなる。前記フランジ部21にタッピングスクリュウ4
の径より大きい径の穴、所謂バカ穴25を設ける。このス
イッチ本体2は3位置切替式のスイッチで、ノブ22が中
位に位置のとき消灯、右側に位置のとき点灯、左側に位
置のとき自動車のドアの開閉による点灯消灯作動する。
3は前記スポットランプ14の点灯消灯用のスイッチ本体
で、このスイッチ本体3はボックス形の本体部30と、そ
の本体部30の左右両端より一体に突設したフランジ部31
と、前記本体部30より突設した操作ノブ32および端子33
とからなる。前記フランジ部31にタッピングスクリュウ
4の径より大きい径の穴、所謂バカ穴35を設ける。この
スイッチ本体3、はプッシュ式のスイッチで、ノブ32を
一度押すと点灯、さらに押すと消灯作動する。
かかるスイッチ本体2,3のフランジ部21,31を基板1のボ
ス部17の端面上に載置する。この際、基板1の位置決め
用のビード部18により、基板1のねじ孔形成用の孔19
と、スイッチ本体2,3のフランジ部21,31のバカ穴24,34
との位置合わせが行われる。次に、タッピングスクリュ
ウ4をスイッチ本体2,3のフランジ部21,31のバカ穴24,3
4中を通して基板1のボス部17の孔19の内周面にねじ込
み、1個の基板1に3個のスイッチ本体2,3をそれぞれ
取付ける。このスイッチ本体2,3と上述のランプ13,14と
電源とを電気的に接続する。
そして、スイッチ本体2,3のノブ22,32を操作してランプ
13,14の点灯消灯を行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来のスイッチ装置は、タッピングス
クリュウ4で複数個のスイッチ本体2,3を1個の基板1
に取付けるため、下記1,2,3の問題を有する。
1.複数個のスイッチ本体2,3を止めるためのタッピング
スクリュウ4が、スイッチ本体2,3の数の最低2倍の本
数必要であり、その分部品点数が多い。
2.タッピングスクリュウ4を挿通ねじ込みさせるために
設けたスイッチ本体2,3のフランジ部21,31のバカ穴24,3
4と基板1のボス部17の孔19との位置合わせを行う必要
があるため、その位置合わせのための手段、例えば基板
1のボス部17に設けたビード部18が必要である。
3.基板1にスイッチ本体2,3をタッピングスクリュウ4
で止める際に、スイッチ本体2,3のフランジ部21,31を基
板1のボス部17の端面に載置し、そのスイッチ本体2,3
のフランジ部21,31を基板1のボス部17の端面に載置
し、そのスイッチ本体2,3のフランジ部21,31のバカ穴2
4,34と基板1のボス部17の孔19との位置合わせを行う必
要があるため、スイッチ本体2,3の基板1への載置およ
び位置合わせ工程と、タッピングスクリュウ4のねじ込
み工程となど、組立工程数が多い。
本考案の目的は、部品点数や組立工程数が少なく、かつ
位置合わせ手段が不要で、確実かつ強固に取付けること
ができるスイッチ装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的を達成するため、1個のスイッチ
基板に複数個のスイッチ本体を取付けてなるスイッチ装
置において、前記スイッチ基板とスイッチ本体との何れ
か一方に球状中空部を有する一対のボス部を形成すると
共に、他方に前記球状中空部に対応する球状突起を有す
る一対のフランジを形成し、かつ、前記一対のボス部
に、球状中空部より互いに反対方向に向って開口するス
リットを形成せしめ、前記一対の球状突起を前記一対の
球状中空部中に嵌合させたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、上記の構成よりなるので、球状中空部に球状
突部を圧入嵌合させると、スイッチ基板にスイッチ本体
を取付けることができる。この結果、タッピングスクリ
ュウ止めの従来のスイッチ装置と比較して複数本のタッ
ピングスクリュウが不要で、部品点数を減らすことがで
きると共に、組立工程数を減らすことができるのは勿論
であるが、本考案においては、特に、球状中空部を有す
る一対のボス部と一対の球状突起とによりスイッチ本体
をスイッチ基板に組付け、その一対のボス部に、球状中
空部より互いに反対方向に向って開口するスリットを形
成させたので、球状中空部に球状突起を圧入する際、ス
リットを有する側だけがたわんで拡開し、その反対側は
固定状態のままで、かつ、その状態は一対のボス部相互
間では反対方向であるので、各球状突起はせり合いによ
り正確に位置決めされ、かくして球状突起が球状中空部
中に嵌合されると、球状中空部が復旧して球状突部を確
実かつ強固に保持することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るスイッチ装置の一実施例を第1図お
よび第2図を参照して説明する。
図中、第3図および第4図と同符号は同一のものを示
す。
ボス部17は、第1図および第2図に示すように、スイッ
チ本体セット用の透孔15,16をはさんでその左右両側に
それぞれ一対設けられており、そのボス部17に球状中空
部5が成形されている。この球状中空部5は基板1の成
形時におけるアンダーカット部で、金型の無理抜きによ
り成形される。そして各透孔15,16をはさむ一対のボス
部17に、第1図および第2図に示すように、球状中空部
5より互いに反対方向に向って開口するスリット50を形
成する。
6はスイッチ本体2,3のフランジ部21,31に前記球状中空
部5と対応させて一体に設けた球状突部である。
この実施例における本考案のスイッチ装置は、以上の如
き構成よりなるから、スイッチ本体2,3の球状突部6を
基板1の球状中空部5中に圧入嵌合することにより、タ
ッピングスクリュウを用いずに複数個のスイッチ本体2,
3を1個のスイッチ基板1に取付けることができる。従
って、タッピングスクリュウが不要となり、その分部品
点数を減らすことができる。
また、基板1とスイッチ本体2,3とにそれぞれ対応させ
て設けた球状中空部5と球状突部6との嵌合により、ス
イッチ本体2,3は基板1に自動的に位置決めされて取付
けられるので、位置合わせのための手段が不要である。
さらに、球状中空部5と球状突部6との嵌合工程のみ
で、スイッチ本体2,3を基板1に取付けることができる
ので、載置,位置合わせ工程およびタッピングスクリュ
ウねじ込み工程を必要とする従来のスイッチ装置と比較
して、組立工程数が少なくて済む。
特に、本考案においては、球状中空部を有する一対のボ
ス部と一対の球状突起とによりスイッチ本体をスイッチ
基板に組付け、その一対のボス部に、球状中空部より互
いに反対方向に向って開口するスリットを形成させたの
で、球状中空部に球状突起を圧入する際、スリットを有
する側だけがたわんで拡開し、その反対側は固定状態の
ままで、かつ、その状態は一対のボス部相互間では反対
方向であるので、各球状突起はせり合いにより正確に位
置決めされ、かくして球状突起が球状中空部中に嵌合さ
れると、球状中空部が復旧して球状突部を確実かつ強固
に保持することができる。
なお、上述の実施例においては、基板1に球状中空部5
を、スイッチ本体2,3に球状突部6をそれぞれ設けたも
のであるが、その逆に基板1に球状突部を、スイッチ本
体に球状突部をそれぞれ設けたものであっても良いし、
または基板1とスイッチ本体2,3とに球状中空部と球状
突部とを交互に(互い違いに)それぞれ対応させて設け
ても良い。
さらに、この実施例は、室内灯とスイッチ装置とを一体
にしたものについて説明したが、その他のスイッチ装置
に本考案を適用することができる。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案のスイッチ装置は、部
品点数や組立工程数減らすことができ、しかも正確に位
置決めされて確実かつ強固に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスイッチ装置の一実施例を示した
断面図、第2図は第1図におけるII−II線矢視図であ
る。第3図は従来のスイッチ装置を示した正面図、第4
図は第3図におけるIV−IV線断面図である。 1…基板(スイッチ基板)、17…ボス部、2,3…スイッ
チ本体、5…球状中空部、6…球状突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個のスイッチ基板に複数個のスイッチ本
    体を取付けてなるスイッチ装置において、前記スイッチ
    基板とスイッチ本体との何れか一方に球状中空部を有す
    る一対のボス部を形成すると共に、他方に前記球状中空
    部に対応する球状突起を有する一対のフランジを形成
    し、かつ、前記一対のボス部に、球状中空部より互いに
    反対方向に向って開口するスリットを形成せしめ、前記
    一対の球状突起を前記一対の球状中空部中に嵌合させた
    ことを特徴とするスイッチ装置。
JP1989061845U 1989-05-30 1989-05-30 スイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0722817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989061845U JPH0722817Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 スイッチ装置

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JP1989061845U JPH0722817Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH032522U JPH032522U (ja) 1991-01-11
JPH0722817Y2 true JPH0722817Y2 (ja) 1995-05-24

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ID=31590457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989061845U Expired - Lifetime JPH0722817Y2 (ja) 1989-05-30 1989-05-30 スイッチ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS457800Y1 (ja) * 1965-12-02 1970-04-14

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JPH032522U (ja) 1991-01-11

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