JPH07227792A - 産業用ロボットの防水装置 - Google Patents

産業用ロボットの防水装置

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JPH07227792A
JPH07227792A JP2137294A JP2137294A JPH07227792A JP H07227792 A JPH07227792 A JP H07227792A JP 2137294 A JP2137294 A JP 2137294A JP 2137294 A JP2137294 A JP 2137294A JP H07227792 A JPH07227792 A JP H07227792A
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JP
Japan
Prior art keywords
waterproof
waterproof member
industrial robot
mounting surface
bellows
Prior art date
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Pending
Application number
JP2137294A
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English (en)
Inventor
Akira Nihei
亮 二瓶
Akihiro Terada
彰弘 寺田
Takashi Iwasaki
恭士 岩崎
Toshiro Watanabe
敏朗 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Publication of JPH07227792A publication Critical patent/JPH07227792A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0075Means for protecting the manipulator from its environment or vice versa

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、産業用ロボットのための簡単な構
造を有する防水装置を提供することを目的とする。 【構成】 上述の課題を解決するために、本発明による
防水装置は、複数の可動部と、この可動部を旋回駆動す
るための複数の駆動モータと、この駆動モータに駆動電
流を供給する電源ケーブルとを具備して構成された産業
用ロボットの防水装置において、前記防水装置は、前記
複数の駆動モータのための取付面のうち、垂直に交差す
る2つのモータ取付面の一方から他方に延び、前記2つ
の取付面の各々に取付られた駆動モータと、該駆動モー
タのためのケーブル、ケーブルコネクタを収納するジャ
バラ状の防水部材(26)を具備する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットに関
し、特に、産業用ロボットの電気装置に水が侵入するこ
とを防止した防水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、主流となっている産業用ロボット
では、その駆動源としてACサーボモータが使用されて
いる。ACサーボモータは、多数のコネクタを介して電
源ケーブルにより電源と接続されている。これらのAC
サーボモータ、コネクタに水滴が侵入すると短絡等の事
故が発生する。従って、産業用ロボットが、塗装用や屋
外に配置されたる等、水または水滴を受ける可能性のあ
る場合には、特に防水装置が施されている。
【0003】例えば、図5に示す産業用ロボットは、固
定ベース10に旋回ベース12が、鉛直な旋回軸J1の
回りに旋回自在に取り付けられている。旋回ベース12
には、関節14を介してロボットアーム16が、水平な
旋回軸J2の回りに旋回自在に取り付けられている。ロ
ボットアーム16は第1のロボットアーム16aと第2
のロボットアーム16bから成り、第2のロボットアー
ム16bは、第1のロボットアーム16aの先端の関節
16cを介して、旋回軸J2に平行な旋回軸J3の回り
に旋回自在で、かつ旋回軸J2に垂直な旋回軸J4を中
心として回転自在に取り付けられている。第2のロボッ
トアーム16bの先端には、関節18aを介してロボッ
ト手首18が、水平な旋回軸J5の回りに旋回自在に取
り付けられている。そして、ロボット手首18の取付面
18bにロボットハンド等のエンドエフェクタが、旋回
軸J5に対して垂直な旋回軸J6の回りに旋回自在に取
り付けられる。つまり、図5に示す産業用ロボットは6
軸の産業用ロボットを構成している。
【0004】図示より理解されるように、旋回ベース1
2には、旋回軸J1、J2のための駆動モータ22、2
4が取り付けられている。駆動モータ22、24は、上
述したように、一般的にACサーボモータが使用され
る。図5には図示されていないが、その他の旋回軸J
3、J4、J5、J6のための駆動モータもACサーボ
モータが使用される。旋回軸J3、J4、J5、J6の
ためのACサーボモータ、ケーブルコネクタ等はロボッ
トアーム16またはロボット手首18の内部に収納され
ているので、これらの要素への水滴の侵入は大きな問題
とはならない。然しながら、ACサーボモータ22、2
4と、該モータに付随するケーブルおよびコネクタは、
図示より理解されるように外部に露出されている。従っ
て、上述したように、この産業用ロボットが塗装用に使
用されたり、屋外で使用される場合には、ACサーボモ
ータ22、24と、該モータに付随するコネクタに防水
装置を施す必要がある。従来では、図6に示すように、
旋回ベース12に配置された要素全体をカバー30にて
覆うことにより、上記要素の防水を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、カバー3
0は相当の重量を有していたり、カバー30の形状も複
雑であるので製作が困難である。また、図6に示すよう
に、カバー30は旋回ベース12に配置された要素全体
を覆うために非常に大型であり、旋回ベース12との間
で非常に広範囲に渡ってシールしなければならない。更
に、ACサーボモータモータ22、24の各々のための
2つの取付面が交差する部位を充分防水するためには、
各々の取付面の間の角度およびこれと対面するカバー3
0の面の角度を高い精度で加工しなければならない。然
しながら、カバー30は複雑な形状をしているので、こ
うした加工は困難であり高いコストを必要とする。本発
明は、こうした問題を解決することを技術課題としてお
り、産業用ロボットのための簡単な構造を有する防水装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、複数の可動部と、この可動部を旋回駆
動するための複数の駆動モータと、この駆動モータに駆
動電流を供給する電源ケーブルとを具備して構成された
産業用ロボットの防水装置において、前記防水装置は、
前記複数の駆動モータのための取付面のうち、垂直に交
差する2つのモータ取付面の一方から他方に延び、前記
2つの取付面の各々に取付られた駆動モータと、該駆動
モータのためのケーブル、ケーブルコネクタを収納する
ジャバラ状の防水部材を具備することを要旨とする。
【0007】
【作用】ジャバラ状の防水部材は変形が容易であるの
で、前記駆動モータおよびケーブルの配置や配線に従っ
て変形しながら、前記駆動モータの一方の取付面から他
方の取付面に延び、これらの要素全体を覆うことができ
る。このとき、ジャバラ状の防水部材と、前記駆動モー
タの取付面との間の限定された部位をシールすることに
より完全な防水が達成される。
【0008】
【実施例】添付図面を参照して、図5に示した垂直多関
節型ロボットを例として、本発明の1つの実施例を説明
する。図1、2に示す産業用ロボットは、図5に示す垂
直多関節型ロボットと同様の産業用ロボットであり、同
じ構成要素には同じ参照番号が付されている。図1、2
を参照すると、本発明の実施例による防水装置は、断面
が概ね円形のジャバラ状の防水部材26を具備してい
る。防水部材26は、はっ水性または防水性の紙をシャ
バラ状に形成した部材であり、伸縮および曲げが自在に
構成されている。防水部材26は、ACサーボモータ2
2の取付面21(図2参照)からACサーボモータ24
の取付面20まで、図1に示すように屈曲して設けられ
ており、内部にACサーボモータ22、24と、これに
付随するケーブルおよびコネクタの全てを収納してい
る。
【0009】次に、図1において細線で示す部分Aの拡
大部分断面図である図3、4を参照して、防水部材26
の旋回ベース12への接合方法を説明する。先ず、図3
を参照すると、防水部材26は、両端部にフランジ部2
6aが設けられており(図3では一端側のフランジ部の
み示す)、該フランジ部26aにおいてガスケット28
を間に挟んで、旋回ベース12のACサーボモータ24
のための取付面20にボルト接合されている。図4を参
照すると、旋回ベース12のACサーボモータ24のた
めの取付面20には、環状の溝部20aが刻設されてお
り、該環状溝20aにOリング30が配置されている。
防水部材26はフランジ部26aにおいて、Oリング3
0を間に挟んで、取付面20にボルト接合されている。
【0010】ガスケット28またはOリング30によ
り、防水部材26のフランジ部26aと取付面20との
間から水が侵入することが防止される。なお、ACサー
ボモータ24のための取付面20と、防水部材26の間
の接合方法について説明したが、ACサーボモータ22
のための取付面21と、防水部材26の間(図2におい
てBで示す部分)の接合方法も同様である。図示する実
施例では、取付面20に環状溝20aを形成したが、防
水部材26のフランジ部26aに同様の環状溝を形成し
てもよい。
【0011】防水部材26は、図示するように、ジャバ
ラ状に形成されているので、駆動モータ22、24や、
これらの駆動モータの間のケーブルの配置や配線に従っ
て変形しながら、2つの取付面20、21の間で延設さ
せることが可能となる。また、上述の実施例では、概ね
円筒形のジャバラ状の防水部材26を使用したが、断面
が概ね多角形のジャバラ状の防水部材を使用してもよ
い。更に、防水部材26を構成する材料は、はっ水性ま
たは防水性の紙以外にも、プラスチックやアルミニウム
合金にて、防水部材26を形成してもよい。
【0012】本発明は、以下の特徴を以て実施すること
ができる。 a.前記産業用ロボットは、鉛直な旋回軸の回りに旋回
自在な旋回ベースと、前記旋回ベースに関節部を介して
水平な旋回軸の回りに旋回自在に設けられたロボットア
ームとを具備し、前記駆動モータは、前記旋回ベースの
第1の取付面に取り付けられ、前記旋回ベースを前記鉛
直な旋回軸の回りに旋回駆動する第1のモータと、前記
旋回ベースの第2の取付面に取り付けられ、前記ロボッ
トアームを前記水平な軸線回りに旋回駆動する第2のモ
ータを含み、前記防水部材が、前記第1の取付面から前
記第2の取付面に延設されている請求項1に記載の防水
装置。
【0013】b.前記防水装置は、両端にフランジ部を
具備しており、前記第1と第2の取付面の各々と前記フ
ランジ部との間にガスケットを挟んで、前記第1と第2
の取付面にボルト接合された特徴aに記載の防水装置。 c.前記第1と第2の取付面の各々には環状の溝が形成
されており、該環状溝にOリングが配設され、前記防水
装置が両端にフランジ部を具備し、前記第1と第2の取
付面の各々と前記フランジ部との間に前記Oリングを挟
んで、前記第1と第2の取付面にボルト接合された特徴
aに記載の防水装置。 d.前記防水部材が、防水性の紙により構成されている
請求項1に記載の防水装置。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、軽量で防水性の高い防
水装置により、産業用ロボットの駆動モータと、ケーブ
ルおよびコネクタを防水することが可能となる。更に、
産業用ロボットの可動部を旋回駆動するための駆動モー
タの取付面と、ジャバラ状の防水部材との間の限定され
た領域においてシールすることにより、完全に防水でき
る。従って、加工領域が小さくなると共に加工が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防水装置を備えた産業用ロボット
の斜視図である。
【図2】図1において矢視線IIの方向に見た側面図で
ある。
【図3】図1においてAで示す部分の拡大部分断面図で
ある。
【図4】図1においてAで示す部分の拡大部分断面図で
ある。
【図5】産業用ロボットの1例の斜視図である。
【図6】従来技術の防水装置の1例の斜視図である。
【符号の説明】
10…固定ベース 12…旋回ベース 16…ロボットアーム 20…取付面(第2の取付面) 22…ACサーボモータ 24…ACサーボモータ 26…防水部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 恭士 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 渡邊 敏朗 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可動部と、この可動部を旋回駆動
    するための複数の駆動モータと、この駆動モータに駆動
    電流を供給する電源ケーブルとを具備して構成された産
    業用ロボットの防水装置において、 前記防水装置は、前記複数の駆動モータのための取付面
    のうち、垂直に交差する2つのモータ取付面の一方から
    他方に延び、前記2つの取付面の各々に取付られた駆動
    モータと、該駆動モータのためのケーブル、ケーブルコ
    ネクタを収納するジャバラ状の防水部材を具備する防水
    装置。
JP2137294A 1994-02-18 1994-02-18 産業用ロボットの防水装置 Pending JPH07227792A (ja)

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JP2137294A JPH07227792A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 産業用ロボットの防水装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100540706B1 (ko) * 2003-04-02 2006-01-10 학교법인 울산공업학원 로봇의 스폿 용접에 사용되는 스위벨 유닛
JP2017113837A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 ファナック株式会社 小型化された関節部を備える産業用の多関節ロボット
CN113021416A (zh) * 2021-03-16 2021-06-25 安徽理工大学 一种灵活度高的工业机器人

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