JPH07227530A - 穀類混合装置 - Google Patents

穀類混合装置

Info

Publication number
JPH07227530A
JPH07227530A JP4324494A JP4324494A JPH07227530A JP H07227530 A JPH07227530 A JP H07227530A JP 4324494 A JP4324494 A JP 4324494A JP 4324494 A JP4324494 A JP 4324494A JP H07227530 A JPH07227530 A JP H07227530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
grains
material tanks
grain
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4324494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Furukawa
一馬 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4324494A priority Critical patent/JPH07227530A/ja
Publication of JPH07227530A publication Critical patent/JPH07227530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作により所定の割合の穀類を混合す
ることが可能な穀類混合装置を提供する。 【構成】 穀類を収納する複数の原料タンク11と、そ
れぞれの原料タンク11の下部に配置されたロータリバ
ルブ13と、該ロータリバルブ13の駆動モータ12
と、前記それぞれの原料タンク11から前記ロータリバ
ルブ13を介して排出される穀類を搬出する搬送コンベ
ア14、15と、該搬送コンベア14、15で送られる
穀類を溜める製品貯蔵タンク16、16aと、前記それ
ぞれの原料タンク11内の穀類の有無を検出する第1の
センサー18と、前記製品貯蔵タンク16、16a内の
混合穀類の満タンを検出する第2のセンサー22と、こ
れらの制御装置17とを有し、該制御装置17には、メ
モリ手段と、始動確認手段と、ロータリバルブ駆動手段
と、タイマー手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め予定された割合で
自動的に白米、玄米等を混合する穀類混合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレンド米の製造にあっては種類
の異なる所望の白米をそれぞれ所定量升で計って混合し
ていたが人手を要し、手間であった。そこで、下部に切
り出し弁を設けた所定個数の原料タンクを設け、特定の
原料タンクから所定量排出し、排出された米を混合して
ブレンド米を製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブレンド米の製造にあっては米の配分を基にして切り出
し弁を制御していたので、各切り出し弁の全部について
独立に排出量を決める必要があって手間であるという問
題点があった。また、各原料タンクの排出比率割合を決
定できる責任者が常時現場にいなければ製造できないと
いう問題点があった。勿論、ここでブレンド米の比率を
作業員に知らせれば、ある程度はブレンド米の製造作業
が可能であるが、製造者にとってはブレンド米の各米の
混合比率は秘密にしておきたいという希望もあった。本
発明はこのような事情に鑑みなされたもので、簡単な操
作により所定の割合の穀類を混合することが可能な穀類
混合装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の穀類混合装置は、穀類を収納する複数の原料タン
クと、それぞれの原料タンクの下部に配置されたロータ
リバルブと、該ロータリバルブの駆動モータと、前記そ
れぞれの原料タンクから前記ロータリバルブを介して排
出される穀類を搬出する搬送コンベヤと、該搬送コンベ
ヤで送られる穀類を溜める製品貯蔵タンクと、前記それ
ぞれの原料タンク内の穀類の有無を検出する第1のセン
サーと、前記製品貯蔵タンク内の混合穀類の満タンを検
出する第2のセンサーと、これらの制御装置とを有し、
前記制御装置には、前記それぞれの原料タンクからの穀
類の排出割合を商品毎に記憶するメモリ手段と、それぞ
れの原料タンク内に原料穀類があることを第1のセンサ
ーで確認し、製品貯蔵タンク内が満タンでないことを第
2のセンサーで確認すると共に搬送コンベヤが動いてい
ることを確認する始動確認手段と、入力された商品の番
号と前記メモリ手段からの情報に基づきそれぞれの前記
駆動モータの回転数を制御してそれぞれの前記原料タン
クから所定量の穀類を排出するロータリバルブ駆動手段
と、入力された商品の重量値に基づき前記それぞれの駆
動モータの運転時間を制御する時間制御手段とを有する
ように構成されている。請求項2記載の穀類混合装置
は、請求項1記載の穀類混合装置において、前記時間制
御手段には微調整手段が設けられ、前記駆動モータの運
転時間の加減調整を行うように構成されている。請求項
3記載の穀類混合装置は、請求項1又は2記載の穀類混
合装置において、前記制御装置には運転開始時及び運転
終了時に音声によって知らせる音声発生器が設けられて
構成されている。請求項4記載の穀類混合装置は、請求
項1、2又は3記載の穀類混合装置において、運転中に
青のランプが点灯し、非常停止時には赤のランプが点滅
する表示灯が設けられて構成されている。
【0005】
【作用】請求項1〜4記載の穀類混合装置においては、
穀類を収納する複数の原料タンクの下部にそれぞれ駆動
モータを備えたロータリバルブが独立に配置されている
ので、該ロータリバルブが回転することによりそれぞれ
の原料タンクから所定量の穀類が排出される。その場
合、駆動モーターの回転数を制御することによりロータ
リバルブから排出される量を変えることができる。この
ようにして複数の原料タンクから排出された穀類を搬送
コンベヤで搬出し、該搬送コンベヤで送られる穀類を製
品貯蔵タンクに溜める。そして、前記それぞれの原料タ
ンクには第1のセンサーが設けられて原料タンク内の穀
類の有無を検出するようになっており、前記製品貯蔵タ
ンクには第2のセンサーが備えられて製品貯蔵タンク内
の混合穀類の満タンを検出するようになっている。ま
た、これらの制御装置として、始動確認手段と、メモリ
手段と、ロータリバルブ駆動手段及び時間制御手段とを
有している。前記始動確認手段は、前記第1のセンサー
で運転開始前にそれぞれの原料タンク内に原料穀類があ
ることを確認するので、空の原料タンクを運転して設定
とは異なるブレンド米が製造されることを防ぎ、前記第
2のセンサーで運転開始前に製品貯蔵タンク内が満タン
でないことを確認するので、混合された穀類がオーバー
フローするのを予防する。そして、搬送コンベヤが動い
ていることを確認するので、搬送コンベヤが止まった状
態でロータリバルブを駆動し、排出された穀類が搬送コ
ンベヤ上に溜まって溢れることを防ぐ。前記メモリ手段
は、前記それぞれの原料タンクからの穀類の排出割合を
商品毎に記憶するので、それぞれの商品について入力さ
れたデータの中から特定の商品を選択することによって
原料タンクからの排出割合が決定される。前記ロータリ
バルブ駆動手段は、入力された商品と前記メモリ手段か
らの情報に基づきそれぞれの原料タンクからの穀類の排
出割合に従ってそれぞれの前記駆動モータの回転数を制
御するようになっており、このために前記ロータリバル
ブから排出割合に応じた穀類が排出させる。前記時間制
御手段は、入力された商品の重量値に基づき前記それぞ
れの駆動モータの運転時間を制御するので、ロータリバ
ルブが所定時間回転させられて設定された重量値まで排
出される。特に、請求項2記載の穀類混合装置において
は、時間制御手段に微調整手段が設けられ、駆動モータ
の運転時間の加減調整を行う。これによってロータリバ
ルブから所定時間内に排出される穀類の量は、穀類の種
類によって多少の誤差がでるので運転時間を補正して正
確に所望の重量の商品を得ることができる。請求項3記
載の穀類混合装置においては、音声発生器が設けられ運
転開始時及び運転終了時を音声によって知らせるので、
更に耳でも運転状況を確認できる。請求項4記載の穀類
混合装置においては、表示灯が設けられ運転中に青の点
滅ランプが点灯し、非常停止時には赤の点滅ランプが点
灯するので、遠方からでもよく運転状況が判る。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る穀類混合装
置の概略説明図、図2は同操作盤の正面図、図3及び図
4は同運転フロー図である。
【0007】図1に示すように本発明の一実施例に係る
穀類混合装置10は、穀類を収納する複数の原料タンク
11と、それぞれの原料タンク11の下部に配置された
駆動モータ12が備えられたロータリバルブ13と、前
記それぞれの原料タンク11から前記ロータリバルブ1
3を介して排出される穀類の一例である白米を搬出する
搬送コンベヤの一例であるベルトコンベヤ14及びバケ
ットコンベヤ15と、該ベルトコンベヤ14及びバケッ
トコンベヤ15で送られる白米を溜める製品貯蔵タンク
16、16aと、これらの制御装置17とを有してい
る。前記原料タンク11は、下部がホッパー状となって
前記ベルトコンベヤ14の上部に配置され、該ベルトコ
ンベヤ14に沿って複数の原料タンク11(本実施例で
は8台)が並設されている。それぞれの原料タンク11
には原料タンク11内の白米の有無を検出する第1のセ
ンサー18が取り付けられている。この第1のセンサー
18は、例えば静電容量型センサーからなって、原料タ
ンク11内の白米の有無を検出している。
【0008】前記ロータリバルブ13は、前記それぞれ
の原料タンク11の下部に設けられ、該ロータリバルブ
13にはロータリエンコーダ19を備えた駆動モータ1
2が接続されている。該駆動モータ12を回転させるこ
とにより原料タンク11内の白米を所定量ベルトコンベ
ヤ14上に排出するようになっている。そして、前記そ
れぞれの駆動モータ12の回転数はそれぞれの白米の排
出割合により制御され、ロータリバルブ13からの白米
の排出量がコントロールされるようになっている。前記
ベルトコンベヤ14は、幅広いベルトが使用され、それ
ぞれのロータリバルブ13から排出される白米を受けて
搬送するようになっている。前記バケットコンベヤ15
は、前記ベルトコンベヤ14に接続され、該ベルトコン
ベヤ14上の白米は高所に搬送され、該バケットコンベ
ヤ15の上端に設けられている切り換えダンパー21を
通って所望の製品貯蔵タンク16、16aのいずれかに
投入されるようになっている。なお、バケットコンベヤ
15と製品貯蔵タンク16、16aの中間には白米内に
含まれるゴミ、石等を除去する装置をもうけることも可
能である。
【0009】前記製品貯蔵タンク16、16aは2台配
置され、それぞれの原料タンク11から排出された白米
が収納されるようになっており、該それぞれの製品貯蔵
タンク16、16aには商品の満タンを検出する第2の
センサー22(構造は第1のセンサー18と同様)が取
り付けられている。そして、製品貯蔵タンク16、16
aの下部にはそれぞれ計量器23、23aが設けられ、
混合された白米の所定量を計量するようになっている。
【0010】前記制御装置17は、全体の制御を行うパ
ソコン26と、該パソコン26に接続されるプログラマ
ブルコントロール25と、該プログラマブルコントロー
ル25に接続される前記駆動モータ12のコントローラ
24とを有している。前記コントローラ24は前記駆動
モータ12に加える電圧(又は周波数)を制御してモー
タの回転数を変えるようになっていると共に、前記ロー
タリエンコーダ19からの出力を入力し、プログラマブ
ルコントロール25から伝えられるデジタル信号をD/
A変換した電圧に基いて駆動モータ12の回転数を制御
するようにしている。また前記第1のセンサー18、第
2のセンサー22の信号はプログラマブルコントロール
25に入力され、更にはこのプログラマブルコントロー
ル25の出力側には前記ベルトコンベヤ14の駆動信
号、バケットコンベヤ15の駆動信号、青ランプの表示
灯30、赤ランプの表示灯31、音声発生器37が接続
されている。プログラマブルコントロール25の出力に
よってこれらを駆動するようになっている。
【0011】そして、前記プログラマブルコントロール
25に接続されるパソコン26は図示しないCPU、R
OM、RAMを有すると共に図2に示すキーボード2
8、ディスプレイ(CRT)27が接続されている。な
お、これらは図2に示すように一体化されて一つのケー
スにまとめられている。
【0012】前記パソコン26のフロッピー、内蔵のハ
ードディスク又はROMにはこの穀類混合装置10を制
御するプログラムが記載され、このプログラムには、そ
れぞれの原料タンク11内に原料白米があることを第1
のセンサー18で確認し、製品貯蔵タンク16内が満タ
ンでないことを第2のセンサー22で確認すると共にベ
ルトコンベヤ14及びバケットコンベヤ15が動いてい
ることを確認する始動確認手段と、入力された商品の番
号と前記メモリ手段からの情報に基づきそれぞれの前記
駆動モータ12の回転数を制御してそれぞれの前記原料
タンク11から所定量の白米を排出するロータリバルブ
駆動手段と、入力された商品の重量値に基づき前記それ
ぞれの駆動モータ12の運転時間を制御する時間制御手
段とを有している。また、前記RAMの一部にはバック
アップの電池が設けられて、書き込み可能なメモリ手段
を構成している。なお、前記RAMのデータはフロッピ
ー又はハードディスクに書き込めるようにしても良い。
【0013】以下、図3及び図4のフロー図を参照しな
がら、本発明の実施例に係る穀類混合装置10の動作に
ついて説明する。最初にメイン電源スイッチを入れ(ス
テップa)、次に操作盤26aの電源を入れる(ステッ
プb)。そして、設定登録が必要か否か判断し(ステッ
プc)、設定登録が完了している場合にはキーボード2
8の中の運転設定キーを押す(ステップd)。しかし設
定登録を行っていない場合には、キーボード28の中の
混合キーを押し(ステップp)、ディスプレイ27に表
示される画面にキーワード(暗唱番号)を入力する(ス
テップq)。これによって不特定の者に商品に関する情
報を盗まれないという利点を有する。そして、No.1
〜No.8の原料タンク11内の白米のそれぞれの混合
比率A、B、C、D、E、F、G、Hを入力し(ステッ
プr)、更にそれぞれの原料白米の単価を入力する(ス
テップs)。以上の動作を商品番号ごとに行う。これに
よって商品番号を指定すれば、白米のブレンド割合、価
格が決定されることになる。これらのデータを入力する
か否か判断し(ステップt)、入力しない場合はステッ
プrに返り再度入力をやり直す。入力する場合は前記メ
モリ手段に白米のデータを入力する(ステップu)。そ
して、印刷が必要か否か判断し(ステップv)、必要で
有れば印刷し(ステップw)、必要なければステップc
に返る。なお、原料白米の単価及び混合比率の選択は入
れ換えても良いし、付属するディスプレイ上に、以下の
印刷、終了等のメニューと共に表示して、選択動作をさ
せるようにしても良い。
【0014】そして、設定登録が良ければキーボード2
8の中の運転設定キーを押す(ステップd)とディスプ
レイ27に運転設定内容の画面が表示されるので、商品
番号の選択、一袋の重量の選択、袋数及びロータリバル
ブ13の微調整の運転時間割合を入力する(ステップ
e)。次に、自動運転ボタン29を押す(ステップf)
と運転が開始される(ステップg)。運転の開始は操作
盤26a上部の青ランプの表示灯30を点灯して表示さ
れ、操作盤26aの音声発生器37から「作業を開始し
ます。」との音声が発せられる。そして、運転が開始さ
れるとパソコン26からプログラマブルコントロール2
5に運転開始データを送信し(ステップh)、そして、
プログラマブルコントロール25が運転データを受信す
る(ステップi)。ここで、始動確認手段が働いて第2
のセンサー22により製品貯蔵タンク16は満タンでな
いか否かを検出し、ベルトコンベヤ14及びバケットコ
ンベヤ15が動いているか否かを判断し、第1のセンサ
ー18によってそれぞれの原料タンク11内に白米があ
るか否かが判断される(ステップj)。1つでも条件を
満足しない場合であれば自動停止され(ステップx)、
原料タンク11が空の場合には操作盤26a上部の赤ラ
ンプの表示灯31が点灯する。全ての条件が揃っていれ
ばコントローラ24へ回転制御データの送信を始め(ス
テップk)、コントローラ24がデータを受信し駆動モ
ータ12が回転を開始する(ステップl)。この場合、
それぞれの駆動モータ12の回転数はロータリバルブ駆
動手段が作用してそれぞれの白米の混合比率に応じて制
御されている。即ち、パソコン26から送られるデータ
がD/A変換されて電圧信号として伝えられ、その電圧
信号に伴ってメモリ手段に記録されたデータのブレンド
率となるようにロータリバルブ13の回転数が制御され
る。
【0015】そして、駆動モータ12の運転時間を時間
制御手段で制御した所定時間に微調整した時間運転し白
米の所定量がそれぞれの原料タンク11から排出される
と駆動モータ12は自動的に停止する(ステップm)。
そして、設定量の混合された白米が製品貯蔵タンク16
内に搬送されると穀類混合装置10が自動停止する。自
動停止すると操作盤26a上部の青ランプの表示灯30
が点滅し、操作盤26aの音声発生器37から「作業が
終了しました。」との音声が発せられる。そして、更に
続けて穀類を混合するか否かを判断し(ステップn)、
混合する場合にはステップcに返り、前述したようにし
て繰り返し行って穀類の混合を行い、続けて穀類の混合
を行わない場合には、出来高管理表、原料タンク別管理
表、日数累計表を印刷する(ステップo)。なお、ここ
で、別のステップを設け前記した出来高管理表、原料タ
ンク別管理表、日数累計表を印刷するか否かの選択を行
うことも可能である。該穀類混合装置10においては、
図示しない除去装置によって製品貯蔵タンク16、16
aに搬送途中で、石等の不純物を除去するようになって
いる。
【0016】そして、図2に示す操作盤26aの32は
非常停止ボタンであり、押すと穀類混合装置10が停止
して操作盤26a上部の赤ランプの表示灯31点滅す
る。33は製品貯蔵タンク16、16aの切り換えボタ
ンであり、34は表示灯リセットボタン、35は一時停
止ボタン、36は自動停止ボタンである。このようにし
て、簡単な操作で容易に白米を混合することができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1〜4記載の穀類混合装置は、そ
れぞれの原料タンクに第1のセンサーがもうけられてい
るので、それぞれの原料タンク内の穀類の有無を検出す
ることができ、製品貯蔵タンクには第2のセンサーが設
けられているので、製品貯蔵タンク内の混合穀類の満タ
ンを検出することができる。そして、制御装置にはそれ
ぞれの原料タンクからの穀類の排出割合を商品毎に記憶
するメモリ手段を有しているので、それぞれの商品につ
いて入力されたデータの中から特定の商品を選択するこ
とによって原料タンクからの排出割合を決定することが
できる。それぞれの原料タンク内に原料穀類があること
を第1のセンサーで確認し、製品貯蔵タンク内が満タン
でないことを第2のセンサーで確認すると共に搬送コン
ベヤが動いていることを確認する始動確認手段を有して
いるので、原料タンクが空の状態での運転を防止し、製
品貯蔵タンクから穀類がオーバーフローすることを防
ぎ、ロータリバルブから排出される穀類が止まっている
ベルトコンベヤに溜まって溢れることを防止できる。入
力された商品の番号と前記メモリ手段からの情報に基づ
きそれぞれの駆動モータの回転数を制御する駆動手段を
有するので、それぞれの原料タンクから所定量の穀類を
排出することができる。入力された商品の重量値に基づ
きそれぞれの駆動モータの運転時間を制御する時間制御
手段とを有するので、ロータリバルブを所定時間回転さ
せて設定された重量値まで穀類を排出させることができ
る。従って、簡単な操作で所定の割合の穀類を混合する
ことができ、更には毎回バラツキ等の極めて少ない商品
を提供できる。そして、各穀類の比率を調整する責任者
等が常時いなくても商品の番号を選択することによっ
て、誰でも該穀類混合装置の運転ができる。
【0018】特に、請求項2記載の穀類混合装置は、時
間制御手段には微調整手段が設けられ、駆動モータの運
転時間の加減調整を行うので、仮に穀類の嵩比重が多少
異なるものであっても正確に所望の重量の製品を得るこ
とができる。従って、運転終了後に、余った製品を製品
貯蔵タンクから取り除いたり、製品が足りないために更
に混合装置を作動させて不足分を補うような手間を省く
ことができる。請求項3記載の穀類混合装置は、制御装
置には運転開始時及び運転終了時を音声によって知らせ
る音声発生器が設けられているので、耳でも運転状態を
把握できる。従って、穀類混合装置の近くで同時に他の
作業も行うこともできる。請求項4記載の穀類混合装置
は、運転中に青のランプが点灯し、非常停止時には赤の
ランプが点滅する表示灯が設けられているので、正確に
目で運転状況を確認することができるし、遠方からでも
よく運転状況が判る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る穀類混合装置の概略説
明図である。
【図2】同操作盤の正面図である。
【図3】同運転フロー図である。
【図4】同運転フロー図である。
【符号の説明】
10 穀類混合装置 11 原料タンク 12 駆動モータ 13 ロータリバルブ 14 ベルトコンベヤ 15 バケットコンベヤ 16 製品貯蔵タンク 16a 製品貯蔵タンク 17 制御装置 18 第1のセンサー 19 ロータリエンコーダ 21 切り換えダンパー 22 第2のセンサー 23 計量器 23a 計量器 24 コントローラ 25 プログラマブルコントロール 26 パソコン 26a 操作盤 27 ディスプレイ 28 キーボード 29 自動運転ボタン 30 青ランプの表示灯 31 赤ランプの表示灯 32 非常停止ボタン 33 製品貯蔵タンク切り換えボタン 34 表示灯リセットボタン 35 一時停止ボタン 36 自動停止ボタン 37 音声発生器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀類を収納する複数の原料タンクと、そ
    れぞれの原料タンクの下部に配置されたロータリバルブ
    と、該ロータリバルブの駆動モータと、前記それぞれの
    原料タンクから前記ロータリバルブを介して排出される
    穀類を搬出する搬送コンベヤと、該搬送コンベヤで送ら
    れる穀類を溜める製品貯蔵タンクと、前記それぞれの原
    料タンク内の穀類の有無を検出する第1のセンサーと、
    前記製品貯蔵タンク内の混合穀類の満タンを検出する第
    2のセンサーと、これらの制御装置とを有し、該制御装
    置には、前記それぞれの原料タンクからの穀類の排出割
    合を商品毎に記憶するメモリ手段と、それぞれの原料タ
    ンク内に原料穀類があることを第1のセンサーで確認
    し、製品貯蔵タンク内が満タンでないことを第2のセン
    サーで確認すると共に搬送コンベヤが動いていることを
    確認する始動確認手段と、入力された商品の番号と前記
    メモリ手段からの情報に基づきそれぞれの前記駆動モー
    タの回転数を制御してそれぞれの前記原料タンクから所
    定量の穀類を排出するロータリバルブ駆動手段と、入力
    された商品の重量値に基づき前記それぞれの駆動モータ
    の運転時間の時間制御手段とを有することを特徴とする
    穀類混合装置。
  2. 【請求項2】 前記時間制御手段には微調整手段が設け
    られ、前記駆動モータの運転時間の加減調整を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の穀類混合装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置には運転開始時及び運転終
    了時に音声によって知らせる音声発生器が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の穀類混合装
    置。
  4. 【請求項4】 運転中に青のランプが点灯し、非常停止
    時には赤のランプが点滅する表示灯が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の穀類混合装
    置。
JP4324494A 1994-02-16 1994-02-16 穀類混合装置 Pending JPH07227530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4324494A JPH07227530A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 穀類混合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4324494A JPH07227530A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 穀類混合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07227530A true JPH07227530A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12658482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4324494A Pending JPH07227530A (ja) 1994-02-16 1994-02-16 穀類混合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07227530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101582642B1 (ko) * 2015-06-18 2016-01-04 박민숙 분말형 pvc 안정제 혼합 장치
JP2019115306A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 サントリーホールディングス株式会社 穀類の貯蔵装置、穀類の払出の制御方法、穀類原料単位の特性値の調整方法、および、食品または酒類の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101582642B1 (ko) * 2015-06-18 2016-01-04 박민숙 분말형 pvc 안정제 혼합 장치
JP2019115306A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 サントリーホールディングス株式会社 穀類の貯蔵装置、穀類の払出の制御方法、穀類原料単位の特性値の調整方法、および、食品または酒類の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4302821B2 (ja) 計量及び製袋包装システム
CN106068445B (zh) 组合秤
JP5809855B2 (ja) 供給装置
JPH07227530A (ja) 穀類混合装置
US7216010B2 (en) Article manufacturing apparatus
CN115285533B (zh) 一种颗粒物料的加料装置、方法、电子设备及存储介质
JP2019157422A (ja) アスファルトプラントの骨材貯蔵ビンの骨材貯蔵量表示方法
JP2002129516A (ja) アスファルト混合物の製造方法及びその装置
JP4687391B2 (ja) 選別機の報知装置
JPS60197228A (ja) 穀粒の混合制御装置
JPH1059486A (ja) 粉粒体貯蔵タンク
JPH0615633A (ja) 生コンクリートの混和材供給システム
JPH08302611A (ja) アスファルトプラントにおける供給骨材の管理方法
JP2001004436A (ja) 組合せ計量装置と、計量及び製袋包装システム
JP6808293B2 (ja) 組合せ秤
JP3912900B2 (ja) 製茶合組機への投入方法と製茶合組機
JPH09313118A (ja) カルシウム強化米入り精米の製造装置とその製造方法
JPH08332623A (ja) 生コンクリート製造プラント用タッチパネル液晶表示型操作盤
JP2001018903A (ja) 穀粒計量袋詰装置
JPH08170304A (ja) アスファルトプラントにおける骨材供給制御方法
JP2543829Y2 (ja) 計量配合装置
JPS61242677A (ja) 穀粒選別装置
JPH05345315A (ja) ペースト製造システム及びペースト製造方法
JPS62269763A (ja) コイン精米装置
JPS61205824A (ja) 米穀類混合装置の計量方法及び装置