JP2543829Y2 - 計量配合装置 - Google Patents
計量配合装置Info
- Publication number
- JP2543829Y2 JP2543829Y2 JP139591U JP139591U JP2543829Y2 JP 2543829 Y2 JP2543829 Y2 JP 2543829Y2 JP 139591 U JP139591 U JP 139591U JP 139591 U JP139591 U JP 139591U JP 2543829 Y2 JP2543829 Y2 JP 2543829Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- storage tank
- material storage
- dispensing
- weighing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accessories For Mixers (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は多種類の原料を格別に原
料貯留槽に貯蔵しておき、このうちの幾つかの所望の原
料を必要量だけ取り出す計量配合装置に関するものであ
る。
料貯留槽に貯蔵しておき、このうちの幾つかの所望の原
料を必要量だけ取り出す計量配合装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特開昭60- 183028号には、図4と図5に
示すような原料配合装置が開示されている。この原料配
合装置は、原料払出位置Aに到着した原料貯留槽4か
ら、モータ14とスクリューフィーダ15とで構成されてい
る定量供給装置16で原料を切り出し、切り出された原料
を蛇腹体20を通してホッパー計重機17に投入し、ホッパ
ー計重機17で計量するように構成されている。必要量の
原料の切り出しが完了すると、ホッパー計重機17からホ
ッパー21を介して原料が払い出され、次に切り出す必要
のある原料の入った原料貯留槽4が原料払出位置Aに来
るように駆動装置6が運転される。
示すような原料配合装置が開示されている。この原料配
合装置は、原料払出位置Aに到着した原料貯留槽4か
ら、モータ14とスクリューフィーダ15とで構成されてい
る定量供給装置16で原料を切り出し、切り出された原料
を蛇腹体20を通してホッパー計重機17に投入し、ホッパ
ー計重機17で計量するように構成されている。必要量の
原料の切り出しが完了すると、ホッパー計重機17からホ
ッパー21を介して原料が払い出され、次に切り出す必要
のある原料の入った原料貯留槽4が原料払出位置Aに来
るように駆動装置6が運転される。
【0003】この従来装置では、機枠1に二つのフレー
ム2を組みつけ、各フレーム2に計量配合装置が組み立
てられている。各計量配合装置における原料貯留槽4
は、環状に配置されており、各原料貯留槽4の下面に取
り付けられた車輪5はフレーム2の上に配置された環状
レール3に載置されている。原料貯留槽4をレール3に
沿って回動させる駆動装置6は、モータ7と減速機8と
歯車9,10および歯車10が取り付けられている回転体11
とで構成されており、各原料貯留槽4はリンク機構12を
介して回転体11に取り付けられている。回転体11は車輪
13によってフレーム2から支持されている。原料貯留槽
4への原料投入位置Bには、投入口22が形成されてお
り、この原料投入位置Bに到着した原料貯留槽4の車輪
5の位置の前記レール3だけは前後のレール3とは分離
独立し、レベル管理用の台秤23で支持されている。
ム2を組みつけ、各フレーム2に計量配合装置が組み立
てられている。各計量配合装置における原料貯留槽4
は、環状に配置されており、各原料貯留槽4の下面に取
り付けられた車輪5はフレーム2の上に配置された環状
レール3に載置されている。原料貯留槽4をレール3に
沿って回動させる駆動装置6は、モータ7と減速機8と
歯車9,10および歯車10が取り付けられている回転体11
とで構成されており、各原料貯留槽4はリンク機構12を
介して回転体11に取り付けられている。回転体11は車輪
13によってフレーム2から支持されている。原料貯留槽
4への原料投入位置Bには、投入口22が形成されてお
り、この原料投入位置Bに到着した原料貯留槽4の車輪
5の位置の前記レール3だけは前後のレール3とは分離
独立し、レベル管理用の台秤23で支持されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このような構成では、
原料切り出し中の原料貯留槽4の定量供給装置16は、ホ
ッパー計重機17の計量値に基づいて運転されており、隣
接して2台の計量配合装置を配置した場合には、計量配
合装置の相互間に2つのホッパー計重機17を配置するス
ペースCを設けることが必要である。
原料切り出し中の原料貯留槽4の定量供給装置16は、ホ
ッパー計重機17の計量値に基づいて運転されており、隣
接して2台の計量配合装置を配置した場合には、計量配
合装置の相互間に2つのホッパー計重機17を配置するス
ペースCを設けることが必要である。
【0005】本考案は据付スペースを従来よりも削減で
きる計量配合装置を提供することを目的とする。
きる計量配合装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の計量配合装置
は、環状に複数個配置された原料貯留槽と、これら原料
貯留槽をその環状配置の中心位置の周りに回動させる駆
動装置と、原料貯留槽と駆動装置の間に介装され各原料
貯留槽を駆動装置に昇降自在に取り付けるリンク機構
と、原料貯留槽の下方位置で原料貯留槽の移動経路中に
配置されて払い出し位置の原料貯留槽が乗り上げる計重
装置と、排出開始の前後の前記計重装置の計重値の差重
量値から払出量を計算して払出量が目標払出量になるよ
う前記原料貯留槽の払出装置を運転する制御装置とを設
けたことを特徴とする。
は、環状に複数個配置された原料貯留槽と、これら原料
貯留槽をその環状配置の中心位置の周りに回動させる駆
動装置と、原料貯留槽と駆動装置の間に介装され各原料
貯留槽を駆動装置に昇降自在に取り付けるリンク機構
と、原料貯留槽の下方位置で原料貯留槽の移動経路中に
配置されて払い出し位置の原料貯留槽が乗り上げる計重
装置と、排出開始の前後の前記計重装置の計重値の差重
量値から払出量を計算して払出量が目標払出量になるよ
う前記原料貯留槽の払出装置を運転する制御装置とを設
けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この構成によると、払い出し位置の原料貯留槽
の重量を計重装置が測定し、その排出開始の前後の計重
値の差重量を原料の切出量として、制御装置が払い出し
位置の原料貯留槽の払出装置を運転する。
の重量を計重装置が測定し、その排出開始の前後の計重
値の差重量を原料の切出量として、制御装置が払い出し
位置の原料貯留槽の払出装置を運転する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。なお、従来例を示す図4,図5と同様の作
用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。
て説明する。なお、従来例を示す図4,図5と同様の作
用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。
【0009】図1と図2に示すように各原料貯蔵槽4
は、従来例と同じようにリンク機構12を介して回転体11
に取り付けられている。具体的には、リンク機構12は一
端が回転体11に水平軸29aの回りに回動自在に支持され
他端が原料貯蔵槽4に水平軸29bの回りに回動自在に支
持された上下一対の連結板30a,30bによって、昇降自
在に枢支されている。図3に示すように、原料貯留槽4
の下方位置で原料貯留槽4の移動経路中に配置されて払
い出し位置の原料貯留槽が乗り上げる位置には計重装置
24が設けられており、原料払出位置Aに到着した原料貯
留槽4の車輪5は、計重装置24に乗り上げる。リンク機
構12を介して取り付けられている原料貯留槽4は、車輪
5が計重装置24に乗り上げることによって上方に持ち上
げられて、計重装置24に乗り上げた原料貯留槽4の全体
の重量が計量される。計重装置24の時々の計重値は前回
の計重値と今回の計重値との差重量がその間に計量中の
原料貯蔵層4〔原料払出位置Aに到着した原料貯留槽
4〕から実際に払い出された原料払出量であるとし、こ
れに基づいて制御装置25が計量中の原料貯留槽4のモー
タ14を制御する。
は、従来例と同じようにリンク機構12を介して回転体11
に取り付けられている。具体的には、リンク機構12は一
端が回転体11に水平軸29aの回りに回動自在に支持され
他端が原料貯蔵槽4に水平軸29bの回りに回動自在に支
持された上下一対の連結板30a,30bによって、昇降自
在に枢支されている。図3に示すように、原料貯留槽4
の下方位置で原料貯留槽4の移動経路中に配置されて払
い出し位置の原料貯留槽が乗り上げる位置には計重装置
24が設けられており、原料払出位置Aに到着した原料貯
留槽4の車輪5は、計重装置24に乗り上げる。リンク機
構12を介して取り付けられている原料貯留槽4は、車輪
5が計重装置24に乗り上げることによって上方に持ち上
げられて、計重装置24に乗り上げた原料貯留槽4の全体
の重量が計量される。計重装置24の時々の計重値は前回
の計重値と今回の計重値との差重量がその間に計量中の
原料貯蔵層4〔原料払出位置Aに到着した原料貯留槽
4〕から実際に払い出された原料払出量であるとし、こ
れに基づいて制御装置25が計量中の原料貯留槽4のモー
タ14を制御する。
【0010】具体的には、図3に示す状態に車輪5が到
着した時点に到着信号Dがメモリ26に印加されて、メモ
リ26は原料切り出し前の計重装置24の計重値W1 が書き
込まれる。減算器27では計重装置24の時々の計重値WT
からメモリ26に書き込まれている計重値を減算する。こ
の減算値(W1 −WT )が定量供給装置16による実際の
切出量になる。減算値(W1 −WT )は目標払出量Rと
比較部28で比較され、(W1 −WT )がRになるまでモ
ータ14を運転する。原料貯留槽4から切り出される原料
は、可撓性のシートを筒状に成形したシュート29を介し
て下方に排出される。このようにして隣接して配置され
ている2台の計量配合装置から払い出された原料が直接
にシュート29を介して下方に排出されて配合され、従来
の構成では必要であったホッパー計重機17を不要にする
ことができ、構造が簡単になると共に、図1と図2に示
すようにスペースCを従来よりも狭めることができ、据
付に必要なスペースを低減できる。
着した時点に到着信号Dがメモリ26に印加されて、メモ
リ26は原料切り出し前の計重装置24の計重値W1 が書き
込まれる。減算器27では計重装置24の時々の計重値WT
からメモリ26に書き込まれている計重値を減算する。こ
の減算値(W1 −WT )が定量供給装置16による実際の
切出量になる。減算値(W1 −WT )は目標払出量Rと
比較部28で比較され、(W1 −WT )がRになるまでモ
ータ14を運転する。原料貯留槽4から切り出される原料
は、可撓性のシートを筒状に成形したシュート29を介し
て下方に排出される。このようにして隣接して配置され
ている2台の計量配合装置から払い出された原料が直接
にシュート29を介して下方に排出されて配合され、従来
の構成では必要であったホッパー計重機17を不要にする
ことができ、構造が簡単になると共に、図1と図2に示
すようにスペースCを従来よりも狭めることができ、据
付に必要なスペースを低減できる。
【0011】上記の実施例では、原料投入位置Bにレベ
ル検出用の台秤23を設け、原料払出位置Aには計重装置
24を設けたが、投入口22を原料払出位置Aに設けて台秤
23を省略し、計重装置24の計重値に基づいてレベルを計
算することもできる。
ル検出用の台秤23を設け、原料払出位置Aには計重装置
24を設けたが、投入口22を原料払出位置Aに設けて台秤
23を省略し、計重装置24の計重値に基づいてレベルを計
算することもできる。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によると、環状に複
数個配置された原料貯留槽と、これら原料貯留槽をその
環状配置の中心位置の周りに回動させる駆動装置と、原
料貯留槽と駆動装置の間に介装され各原料貯留槽を駆動
装置に昇降自在に取り付けるリンク機構と、原料貯留槽
の下方位置で原料貯留槽の移動経路中に配置されて払い
出し位置の原料貯留槽が乗り上げる計重装置と、排出開
始の前後の前記計重装置の計重値の差重量値から払出量
を計算して払出量が目標払出量になるよう前記原料貯留
槽の払出装置を運転する制御装置とを設けたため、払い
出し位置の原料貯留槽の重量を計重装置が測定し、その
排出開始の前後の計重値の差重量を原料の切出量とし
て、制御装置が払い出し位置の原料貯留槽の払出装置を
運転することができ、従来では原料貯留槽の排出原料を
溜めて計量するホッパー計重機が必要であったが、この
ホッパー計重機を設けなくても必要量の原料を次々に払
い出せ、装置の据付スペースを削減することができる。
数個配置された原料貯留槽と、これら原料貯留槽をその
環状配置の中心位置の周りに回動させる駆動装置と、原
料貯留槽と駆動装置の間に介装され各原料貯留槽を駆動
装置に昇降自在に取り付けるリンク機構と、原料貯留槽
の下方位置で原料貯留槽の移動経路中に配置されて払い
出し位置の原料貯留槽が乗り上げる計重装置と、排出開
始の前後の前記計重装置の計重値の差重量値から払出量
を計算して払出量が目標払出量になるよう前記原料貯留
槽の払出装置を運転する制御装置とを設けたため、払い
出し位置の原料貯留槽の重量を計重装置が測定し、その
排出開始の前後の計重値の差重量を原料の切出量とし
て、制御装置が払い出し位置の原料貯留槽の払出装置を
運転することができ、従来では原料貯留槽の排出原料を
溜めて計量するホッパー計重機が必要であったが、この
ホッパー計重機を設けなくても必要量の原料を次々に払
い出せ、装置の据付スペースを削減することができる。
【図1】本考案の計量配合装置の正面図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】同装置の原料払出位置の要部詳細図である。
【図4】従来の計量配合装置の正面図である。
【図5】同装置の平面図である。
4 原料貯留槽 6 駆動装置 12 リンク機構 24 計重装置 25 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 環状に複数個配置された原料貯留槽と、
これら原料貯留槽をその環状配置の中心位置の周りに回
動させる駆動装置と、原料貯留槽と駆動装置の間に介装
され各原料貯留槽を駆動装置に昇降自在に取り付けるリ
ンク機構と、原料貯留槽の下方位置で原料貯留槽の移動
経路中に配置されて払い出し位置の原料貯留槽が乗り上
げる計重装置と、排出開始の前後の前記計重装置の計重
値の差重量値から払出量を計算して払出量が目標払出量
になるよう前記原料貯留槽の払出装置を運転する制御装
置とを設けた計量配合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP139591U JP2543829Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 計量配合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP139591U JP2543829Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 計量配合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498436U JPH0498436U (ja) | 1992-08-26 |
JP2543829Y2 true JP2543829Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31728702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP139591U Expired - Lifetime JP2543829Y2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 計量配合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543829Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP139591U patent/JP2543829Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0498436U (ja) | 1992-08-26 |
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