JPH07227461A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH07227461A
JPH07227461A JP6319734A JP31973494A JPH07227461A JP H07227461 A JPH07227461 A JP H07227461A JP 6319734 A JP6319734 A JP 6319734A JP 31973494 A JP31973494 A JP 31973494A JP H07227461 A JPH07227461 A JP H07227461A
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Kazuyoshi Ishibashi
和義 石橋
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Universal Sales Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のシンボルを可変表示する可変表示部を
備えた遊技機において、シンボル列の停止時の時間間隔
の不規則性を除いて所定の停止シンボルを表示するよう
にした遊技機を提供する。 【構成】 予め定めた遊技条件が成立したときに可変表
示部を作動させる駆動信号が発生し、可変表示部の複数
のシンボル列を表示するリール3,4,5を回転させて
シンボルの可変表示を行う。その駆動信号に応じて、制
御部22は、シンボル列の停止時に表示する停止シンボ
ルの組合せを決定する一方、各シンボル列毎に停止シン
ボルの位置を検出して位置信号を発生し、この位置信号
に基づいて停止シンボルの位置を補正するための補正量
を決定する。各シンボル列の始動時には、リール制御部
36により各シンボル列が一定の移動速度に達するまで
上記補正量に基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の図柄(シンボ
ル)を可変表示する可変表示部を備えたスロットマシ
ン、及びパチンコ機等の弾球遊技機を含む遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、スロットマシンにおいては、可
変表示部として、外周に複数のシンボルを配列したリー
ルをステッピングモータ等の駆動手段で回転駆動する回
転リール式の表示機構が用いられている。遊技時には、
これらのリールの回転が停止した時に所定の入賞ライン
上に位置するシンボルの組合せによって入賞の有無が決
められ、入賞の場合はその入賞の種類に応じた数のコイ
ンやメダルが払い出される。
【0003】上記のように複数のシンボル列による可変
表示を行う遊技機では、遊技者の技量によって入賞の発
生確率が極端に左右されないようにするため、マイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)などの電子回路
から成る制御装置で可変表示を制御している。
【0004】詳細には、スロットマシンの場合、遊技者
が操作レバー或いはスタートボタンを操作すると、これ
が遊技条件成立となって、制御装置が可変表示部のリー
ルを回転駆動すると同時に乱数値をサンプリングし、そ
のサンプリング値が入賞に該当するか否かを、予め定め
た入賞テーブルを参照して判定し、その判定結果によ
り、リール停止時に表示窓に表示するシンボル(停止シ
ンボル)を決定して、所定時間経過後にリールの回転を
停止制御することが知られている。
【0005】また、パチンコ機等の弾球遊技機において
は、上記の操作レバーやスタートボタンの操作の代わり
に、始動口と呼ばれる入賞領域に遊技球が入ったとき、
これが遊技条件成立となって、制御装置が可変表示部を
作動させると同時に乱数値をサンプリングし、このサン
プリング値と入賞テーブルとに基づき入賞か否かの判定
を行って停止シンボルを決定し、所定時間経過後に可変
表示を停止制御することが知られている。
【0006】更に、ビデオ式の可変表示部(例えばCR
T)を備えた遊技機では、シンボルパターンのグラフィ
ックデータを一定の配列順序に従って記憶装置(シンボ
ルROM)に格納し、制御装置がこのROMから可変表
示部に表示すべきシンボルパターンのデータを読み出す
ようにしている。
【0007】いずれにせよ、上記のような可変表示部を
備えた遊技機は、その可変表示部に表示される複数のシ
ンボル列の移動をマイコン等で停止制御するものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
スロットマシンにおいては、全リールが回転を開始して
等速回転状態に移行後、停止時には入賞判定結果に基づ
いて決定した停止時のシンボルを表示するように、所定
時間経過後に各リールが停止制御されるが、このとき各
リールは等時間間隔で停止しない。これは、リール停止
時に入賞ライン上に並べようとするシンボルが各リール
毎に異なる位置にあるので、これを入賞ライン上に並べ
るためには停止タイミングを補正しなければならないか
らである。つまり、各リール間の停止時の時間間隔は不
規則になる。例えば、3つのリールを一斉に回転させ、
左から第1リール、第2リール、第3リールの順に自動
的に停止させていく場合、第1リールが停止してから第
2リールが停止するまでの時間と、第2リールが停止し
てから第3リールが停止するまでの時間とが大きく異な
ることがある。
【0009】このように、各リールのシンボル列の停止
タイミングが不規則であるため、遊技者は、リール停止
時に入賞ライン上に並んだシンボルは、操作レバーの操
作タイミングに応じた偶然性によるものではなく、スロ
ットマシンによる作為的なものと感じてしまい、興趣が
そがれる。特に、リール停止ボタンが設けられておら
ず、所定時間経過後にリールを停止するようにしたスロ
ットマシンにおいては、この問題点が顕著になりやす
い。また、弾球遊技機においても、可変表示部の各シン
ボル列が停止する際の時間間隔が不規則であることか
ら、同様の問題が生じる。
【0010】特に、これらの遊技機においては、遊技者
にとってシンボル列が停止した時に入賞の有無がわかる
から、遊技者は多大な興味を持ってシンボル列の停止す
る瞬間を注視している。これに対し、シンボル列の停止
タイミングが不規則であると、一層遊技者の興趣がそが
れることになる。
【0011】従って、本発明の目的は、複数のシンボル
を可変表示する可変表示部を備えた遊技機において、シ
ンボル列の停止時の時間間隔の不規則性を除いて所定の
停止シンボルを表示するようにした遊技機を提供するこ
とである。
【0012】本発明のもう1つの目的は、シンボル列の
停止時の不自然さをなくすことにより遊技者の興趣がそ
がれることがない遊技機を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機は、複数
のシンボル列を各シンボル列毎に所定方向に移動させる
ことによりシンボルの可変表示を行う可変表示部と、予
め定めた遊技条件が成立したとき前記可変表示部を作動
させる駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、その駆
動信号に応じて前記シンボル列の停止時に表示する停止
シンボルの組合せを決定する停止シンボル決定手段と、
各シンボル列毎に前記停止シンボルの位置を検出して位
置信号を発生する位置検出手段と、その位置信号に基づ
いて前記停止シンボルの位置を補正するための補正量を
決定する補正量決定手段と、前記駆動信号に応じて、シ
ンボル列の始動時には各シンボル列が一定の移動速度に
達するまで前記補正量決定手段により決定された補正量
に基づいて制御されるように、前記可変表示部の各シン
ボル列の移動及び停止を制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の第1の実施態様では、制御手段
は、可変表示部の可変表示が停止した時の表示態様とし
て、停止シンボル決定手段で決定された停止シンボルが
一列になるように、各シンボル列の移動及び停止を制御
するものである。
【0015】本発明の第2の実施態様では、補正量決定
手段で決定される補正量は各シンボル列の始動時の時間
差である。
【0016】本発明の第3の実施態様では、制御手段は
複数のシンボル列の始動を各シンボル列の始動時の時間
差が最小になる順序で行うものである。
【0017】本発明の第4の実施態様では、補正量決定
手段で決定される補正量は各シンボル列の始動から一定
の移動速度に到達するまでの加速時間の差である。
【0018】本発明の第5の実施態様では、制御手段
は、複数のシンボル列の始動を、上記加速時間の差が最
小になる順序で、最初に始動させるシンボル列の速度を
基準として行うものである。
【0019】
【作用】本発明の遊技機においては、予め定めた遊技条
件が成立したとき、駆動信号発生手段からの駆動信号に
より可変表示部が作動し、複数のシンボル列がそれぞれ
所定方向に移動することにより、シンボルの可変表示が
行われる。また、上記駆動信号に応じて、停止シンボル
決定手段が、可変表示部のシンボル列の停止時に表示す
る停止シンボルの組合せを決定する。一方、位置検出手
段が、各シンボル列毎に停止シンボルの位置を検出して
位置信号を発生し、その位置信号に基づいて、補正量決
定手段が、停止シンボルの位置を補正するための補正量
を決定する。制御手段は、上記駆動信号に応じて、可変
表示部の各シンボル列の移動及び停止を制御するが、シ
ンボル列の始動時には、各シンボル列が一定の移動速度
に達するまで上記補正量決定手段により決定された補正
量に基づいて各シンボル列の移動を制御する。そして、
シンボル列の停止時には、各シンボル列が等しい時間間
隔で停止して所定のシンボルを表示する。
【0020】本発明の実施態様では、可変表示部の可変
表示が停止した時の表示態様として、停止シンボル決定
手段で決定された停止シンボルが一列に並んで表示され
る。
【0021】また、上記の補正量として、各シンボル列
の始動時の時間差、すなわち各シンボル列の始動のタイ
ミングをずらすか、或いは複数のシンボル列の加速時間
ないし立上り加速度を調節して一斉に始動させることが
できる。
【0022】更に、各シンボル列の始動時の時間差或い
は加速時間が最小となるように各シンボル列の始動の順
序を選択することにより、シンボル列の移動開始時に遊
技者に違和感を与えないようにすることもできる。
【0023】
【効果】上記のように、本発明によれば、各シンボル列
の停止時に表示される停止シンボルの位置について補正
量を決定し、この補正量に基づいてシンボル列の移動を
制御することにより、各シンボル列を等しい時間間隔で
停止させることができるので、シンボル列の移動停止時
に遊技者に不自然さを感じさせず、従来のように遊技者
が興趣をそがれることがなくなる。
【0024】
【実施例】図1は、第1実施例のスロットマシンの外観
図である。このスロットマシンの本体2内には、可変表
示部を構成する3つのリール、すなわち第1リール3,
第2リール4及び第3リール5が回転自在に収納されて
いる。各リール3,4,5の外周面はそれぞれ、後述の
図6に示すように13個の区画に仕切られている。これ
ら13個の区画には、各リール3〜5毎に「星」,「B
AR」,「レモン」などのシンボルが描かれており、本
体2の前面に設けられた観察窓6,7,8を通して、各
リール3,4,5毎にシンボル列が観察できるようにな
っている。
【0025】このスロットマシンでは、遊技者が1〜3
枚のメダルをメダル投入口9に投入すると、1枚目のメ
ダルが投入された時点で入賞ライン10が有効化され
る。この入賞ライン10の有効化は、本体2の前面に入
賞ラインに対応して設けたランプ(図示省略)の点灯に
より、遊技者に表示される。本体2の前面には、クレジ
ットボタン11及びメダル投入ボタン12が設けられて
いる。遊技者は、クレジットボタン11を押したとき、
例えば1〜50枚のメダルをクレジットできる。その数
はクレジット数表示器13に表示される。
【0026】メダルの投入後、遊技者がスタートレバー
15を操作すると、各リールのシンボルが上から下に移
動するように第1リール3,第2リール4,第3リール
5が回転を開始する。各リール3,4,5が等速回転し
て一定時間が経過すると、第1リール3,第2リール
4,第3リール5の順に、一定の時間間隔、例えば移動
量においてシンボル2個分のずれが生じるような時間
で、リールが停止する。そして、入賞ライン10上で停
止しているシンボルの組合せが入賞に該当していると、
その入賞の種類及び投入したメダルの枚数に応じた枚数
のメダルが受皿16に払い出される。なお、クレジット
ボタン11が押されたときクレジットされたメダルの数
が上限を越えた場合には、その越えた枚数のメダルが受
皿16に払い出される。
【0027】この実施例は、後で詳細に説明するよう
に、リール回転開始時に各リールの始動のタイミングを
ずらすことにより、リール回転停止時に各リールが等時
間間隔で停止するように制御するものである。
【0028】図2は、上記スロットマシンの基本的な回
路構成を示す。全体的なゲーム進行は、制御部22によ
って制御される。制御部22は、後述の記憶部23、デ
ータ記憶部24、補正量演算部26、時間算出部27及
びリール制御部36とともにシステムコントローラ28
を構成している。このシステムコントローラ28にはマ
イクロコンピュータが用いられ、そのCPUが制御部2
2を構成する。
【0029】上記制御部22には、メダル投入口9から
投入されたメダルの検出時またはメダル投入ボタン12
の操作時にゲーム開始信号を発生する投入メダルセンサ
30と、スタートレバー15の操作でスタート信号を発
生するスタートスイッチ31と、そのスタート信号が発
生したとき予め定めた範囲の数値の乱数を発生する乱数
発生器32と、その乱数発生後の所定のタイミングで乱
数をサンプリングするサンプリング回路33とが接続さ
れると共に、ドライバ13aを介してカウンタ13が、
ドライバ34を介してメダル払出し器35が、それぞれ
接続されている。
【0030】上記制御部22と共に可変表示制御手段を
構成しているリール制御部36(その機能はマイクロコ
ンピュータのプログラムによって達成される)は、図3
に示すように、各リール3,4,5を回転するパルスモ
ータ44,45,46にそれぞれ接続されたドライバ4
1,42,43へ各リールの駆動を制御する信号を送
る。パルスモータ44,45,46は、リール制御部3
6から供給される駆動パルスの数で回転量が制御され、
駆動パルスのパルス間隔で回転速度が制御される。駆動
パルスのパルス間隔は、加速制御用、等速回転用及び停
止制御用の3種類が用意され、制御部22の駆動パルス
タイミングテーブル40に格納されている。このため、
各パルスモータ44,45,46が等速回転に達するま
での加速時間と等速回転から停止するまでの停止時間は
全て同じである。なお、リール制御部36からパルスモ
ータ44,45,46へ供給される駆動パルス数は、リ
ール制御部36に設けられた3個のカウンタ36a,3
6b,36cによりそれぞれ計数される。
【0031】上記制御部22は、パルスモータ44,4
5,46の駆動及び停止を制御するために、駆動パルス
タイミングテーブル40のほか、パルスモータ44に駆
動パルスを供給する任意の所定時間を規定する第1リー
ル停止タイマ47と、パルスモータ45に駆動パルスの
供給を開始する開始タイミングを規定する第2リール補
正タイマ48と、パルスモータ45の停止制御を開始す
る停止タイミングを規定する第2リール停止タイマ49
と、パルスモータ46に駆動パルスの供給を開始する開
始タイミングを規定する第3リール補正タイマ50と、
パルスモータ46の停止制御を開始する停止タイミング
を規定する第3リール停止タイマ51とを含んでおり、
これらはリール制御部36との間で信号の送受を行うよ
うに構成されている。
【0032】第1リール停止タイマ47には、予め任意
に定めた時間が設定される。また、第2リール補正タイ
マ48及び第3リール補正タイマ50には、各々の設定
時間が、後述のようにして決定される遅延補正時間に基
づいて設定される。第1リール停止タイマ47及び第2
リール補正タイマ48は、それぞれ時間設定と共に始動
し、第3リール補正タイマ50は、第2リール補正タイ
マ48のタイムアップ時に始動する。
【0033】第2リール停止タイマ49及び第3リール
停止タイマ51には、リール停止時に各リール間の停止
時間間隔が一定となるようにそれぞれ固有の時間が予め
設定される。この停止時間間隔の設定により、後述のよ
うに、リールの等速回転時の回転数N1 及びリールの全
シンボル数Aと停止時間間隔との関係から、前のリール
が停止してから次のリールが停止するまでの間に、次の
リールは、この実施例では2シンボル分だけ回転移動し
て停止する、すなわち次のリールの停止位置が前のリー
ルの停止位置と比べて2シンボル分、回転方向にずれる
ように構成している。第2リール停止タイマ49は、第
1リール停止タイマ47のタイムアップ後の第1リール
の停止制御開始時に始動し、第3リール停止タイマ51
は、第2リール停止タイマ49のタイムアップ時に始動
する。
【0034】上記リール制御部36には、各リール3,
4,5の遮光片55,56,57を検出するフォトセン
サ52,53,54が接続されている。これらのフォト
センサは、検出時に前記カウンタ36a,36b,36
cをリセットするパルスを出力する。すなわち、対応す
るフォトセンサ52,53,54からリセットパルスが
出力されると、カウンタ36a,36b,36cの計数
値は“0”にリセットされる。故に、各カウンタの計数
値は、各リールの1回転の範囲内での回転角に対応す
る。そして、各リールに一定ピッチで配列された13個
のシンボルの順序は予めわかっているから、各カウンタ
36a,36b,36cの計数値によって各リール3,
4,5の基準位置からの回転角がわかれば、その時点で
入賞ライン10上に位置しているシンボルが何であるか
を識別することができる。
【0035】また、各カウンタ36a,36b,36c
の計数値は、各リール3,4,5の13個の位置コード
「0〜12」と対応しており、且つカウンタ毎に制御部
22を介して前述のデータ記憶部24に更新記録され
る。リール制御部36では、このデータ記憶部24に格
納されている計数値と後述のシンボルテーブルから、各
リール3,4,5のシンボルについて一回転の範囲内で
の回転位置を把握することができる。
【0036】上記の回路構成によれば、前述のように遊
技者がスタートレバー15を操作すると、スタートスイ
ッチ31から制御部22にスタート信号が送られる。こ
れに応じて、制御部22は乱数発生器32及びサンプリ
ング回路33を作動させ、乱数値のサンプリングを行
う。この乱数値は、サンプリング回路33から制御部2
2に送られる。
【0037】次に、図2の記憶部23には、入賞確率テ
ーブル23a,シンボルテーブル23b,入賞シンボル
組合せテーブル23c,シーケンスプログラム23dが
格納されている。入賞確率テーブル23aは、乱数発生
器32から発生される乱数の値を、その大きさに応じて
「大ヒット」,「中ヒット」,「小ヒット」にグループ
分けするデータを記憶する。シンボルテーブル23b
は、各リールの基準位置からの回転位置を表す「0〜1
2」の位置コードに対し、各リールに配列されたシンボ
ルの種類を表すシンボルコードを対応づけたデータを記
憶している。入賞シンボル組合せテーブル23cには、
大ヒット,中ヒット,小ヒットを構成するシンボルの組
合せが書き込まれ、シーケンスプログラム23dには、
ゲームプログラムの処理手順が書き込まれている。
【0038】制御部22は、入賞確率テーブル23aを
参照して、上記のようにサンプリングされた乱数の値が
どの入賞グループに属するものであるかを判定する。そ
して、入賞に該当する場合は、その入賞の種類に対応し
て「大ヒットフラグ」,「中ヒットフラグ」,「小ヒッ
トフラグ」のいずれかをデータ記憶部24に書き込む。
乱数の値が入賞確率テーブル23aに格納されているも
の以外の場合には、「はずれフラグ」がデータ記憶部2
4に書き込まれる。次に、制御部22は、上記のように
してデータ記憶部24に書き込まれたフラグを満足する
停止シンボルの組合せを決定する。
【0039】この停止シンボルの決定は、各リールが回
転する前に行われる。この決定のため、現時点での各リ
ール3,4,5の停止位置と、シンボルテーブル23b
及び入賞シンボル組合せテーブル23cとが参照され
る。各リールの現時点での停止位置は、カウンタ36a
〜36cの計数値で識別することができる。そして、こ
の停止位置にある各リールから、第2リール4が第1リ
ール3よりも2シンボル区画分さらに回転し、第3リー
ル5が第2リール4よりも2シンボル区画分さらに回転
した時に一列(この実施例では、入賞ライン10に沿っ
た横一列)になるか、又はリール相互間で最もズレが少
ない組合せのシンボルが選択される。これは、リール上
に同一のシンボルが複数存在する場合があるので、後述
のように各リール間の停止時間間隔に基づく停止位置の
ズレを補正できるように選択し、且つこの補正量が少な
く効率的となるように選択するためである。こうして各
リール毎に停止シンボルが決められると、同時に同シン
ボルのリール上での位置から同シンボルの回転位置を表
す位置コードが決まり、リールの次回の停止シンボル位
置が一義的に決定される。
【0040】上記のように、リール毎に今回のゲーム終
了時に、入賞ライン上に停止させる次回のシンボル位置
が決定されると、現時点で入賞ライン上に停止している
各シンボルの位置コードから、各リールを等しい時間間
隔で停止させたときに停止するシンボル間の「相対ずれ
量」が補正量演算部26で算出される。すなわち、第1
リール3と第2リール4との相対ずれ量と、第2リール
4と第3リール5との相対ずれ量とが補正量演算部26
で算出される。この相対ずれ量は、後述するように、各
リールが等速回転になった後に一定時間間隔で停止され
たとき、入賞ライン上に止めるべきシンボルが横一線に
並ぶように、第2,第3のリールの回転開始を補正する
「補正量」に相当する。こうして得られた第1,第2リ
ール(3,4)間の相対ずれ量と、第2,3リール
(4,5)間の相対ずれ量のデータは、時間算出部27
に送られる。
【0041】時間算出部27では、上記2つの「補正
量」から、第1リール3と第2リール4の駆動開始タイ
ミングの差、第2リール4と第3リール5の駆動開始タ
イミングの差に相当する遅延時間T3 ,T4 を求め、こ
れらの時間データを制御部22を介してリール制御部3
6に送る。このT3 ,T4 は、次式(1) ,(2) より求め
られる。その詳細は後述する。 T3 ={(R12+N1 ・A・T2 )−K1 }/(N1 ・A) …(1) 但し、(R12+N1 ・A・T2 )<Aのとき、K1 =0 (R12+N1 ・A・T2 )≧Aのとき、K1 =A T4 ={(R23+N1 ・A・T2 )−K2 }/(N1 ・A) …(2) 但し、(R23+N1 ・A・T2 )<Aのとき、K2 =0 (R23+N1 ・A・T2 )≧Aのとき、K2 =A 上の式(1) 及び(2) において、T2 ,T3 ,T4
12,R23,N1 ,Aは、次のとおりである。
【0042】T2 :各リール間の停止時間間隔 T3 :2番目にスタートするリールの遅延補正時間 T4 :2番目リールスタート後、3番目にスタートする
リールの遅延補正時間 R12:1番目にスタートするリールのシンボルを、2番
目にスタートするリールの停止シンボルと同列になるま
で、移動させるのに必要なシンボル区画数 R23:2番目にスタートするリールのシンボルを、3番
目にスタートするリールの停止シンボルと同列になるま
で、移動させるのに必要なシンボル区画数 N1 :リール等速回転時の回転数(回転速度) A :リールの全シンボル数 リール制御部36は、上記の時間データに基づいて、第
2リール補正タイマ48に時間T3 を、第3リール補正
タイマ50に時間T4 をそれぞれセットする。なお、第
2リール停止タイマ49、第3リール停止タイマ51は
何れも、それら自身がタイムアップした後に自動的に時
間T2 がセットされ、第1リール停止タイマ47もタイ
ムアップ後自動的に時間T5 がセットされる。
【0043】次に、上記のように構成されたスロットマ
シンの動作について、図4〜図6を参照して説明する。
【0044】図4において、ステップ1でメダルが投入
されると、スタートレバー15の操作が可能となる。ス
テップ2でスタートレバー15が操作されると、制御部
22にスタート信号が出力される。これに応じて、制御
部22は、乱数発生器32,サンプリング回路33をそ
れぞれ作動させ、ステップ3の乱数サンプリングを行
い、サンプリングされた乱数値の入賞判定を入賞確率テ
ーブル23aに基づいて実行する。
【0045】その入賞判定結果が、例えば「大ヒット」
の場合には、制御部22は、現時点での各リール3,
4,5の停止位置、シンボルテーブル23及び入賞シン
ボル組合せテーブル23cに基づいて、各リール間の相
対ずれ量が最小となるように、大ヒットを構成するシン
ボルの組合せ(例えば「BAR,BAR,BAR」)を
決定する。
【0046】その後、ステップ4において、制御部22
は、シンボルテーブル23bに基づき、各リール3,
4,5について停止シンボル「BAR」の現在位置を検
出する。
【0047】図6は、理解を助けるため、第1〜第3リ
ールを展開し入賞ライン10を原点「0」として、各リ
ールのシンボル配置ピッチに合わせて位置目盛を付した
模式図である。実際には、前述したように各シンボル位
置に位置コード「0〜12」が付されており、この位置
コードに基づいて回転中または停止時のリールのシンボ
ル位置が求められ、相対ずれ量などが演算される。図6
において、各リールは図中の矢印方向に回転する。ま
た、停止しているリールにおいて、●の位置に停止シン
ボル「BAR」があるとすると、各リール上の「BA
R」の位置コードのデータが補正量演算部26に送られ
る。
【0048】図6における○は、各リールの回転時間の
補正を行わずにリールを一斉に始動し、第2,第3リー
ルを、第1,第2リールに対してそれぞれ時間T2 の間
隔をとって停止させ、かつ第1リールのシンボル「BA
R」を入賞ライン10に停止させたときの「BAR」の
位置を示している。また、後述のように、リールの等速
回転時には、シンボルは時間T2 の間に2シンボル区画
分だけ移動することになるから、全リール上のシンボル
「BAR」を入賞ライン10上に一直線に並べて停止さ
せるためには、第1リール3の停止制御開始時、従って
リールの等速回転時に、各リール上のシンボル「BA
R」が図中の◎で示す位置関係に並ぶように、回転開始
時のタイミングを遅延補正すればよい。補正量演算部2
6は、この補正量を位置コードデータから前述の「相対
ずれ量」として算出する。
【0049】すなわち、図4のステップ5において、各
リール間の始動タイミングを遅延させる補正時間を演算
する。具体的には、補正量演算部26において、停止中
の各リール3,4,5上のシンボル「BAR」の位置コ
ードのデータから相対ずれ量を演算する。相対ずれ量
は、上記式(1) ,(2) において{(R12+N1 ・A・T
2 )−K1 },{(R23+N1 ・A・T2 )−K2 }で
表される量である。
【0050】再び図6において、停止中の第1,第2リ
ール上のシンボル「BAR」の位置は、それぞれ図中の
「−3」,「−2」の位置である。等速回転時に第1リ
ール上のシンボル「BAR」が回転して、第2リール上
のシンボル「BAR」の位置まで移動するには、第1リ
ール3が12シンボル区画分回転すればよいから、上記
式(1) のR12=12となる。これは、第1リールが回っ
てくるまで第2リールが待つシンボル区画数である。な
お、この実施例では、各リール間の停止時間間隔T2
200 msec,リールの等速回転時の回転数N1 =46.15 rp
m とすると、各リールのシンボル数はA=13であるか
ら、第1リールが停止後、第2リールが停止するまで移
動するシンボル区画数は、N1 ・A・T2 =(46.15/60)
×13×(200×10-3) ≒ 2となる。
【0051】従って、リールの等速回転時に第1リール
と第2リール上のシンボル「BAR」を図中の◎で示す
位置関係に並べるための相対ずれ量は、12+2=14
(シンボル区画分)となる。すなわち、リール回転開始
時に、第2リールの回転開始を第1リールに対して14
シンボル区画分遅らせればよいことになるが、本実施例
のリール上のシンボル数は13であるから、14シンボ
ル区画分補正すると、リールを1回転余分に補正するこ
とになる。従って、補正は14−13=1シンボル区画
分でよい。上記(1) 式で(R12+N1 ・A・T2 )から
1 を減算しているのは、この補正のためである。
【0052】同様に、第2,第3リール間の相対ずれ量
の演算は、R23=0であるから、(R23+N1 ・A・T
2 )=0+2=2シンボル区画分となる。これは13よ
り小さいので、K2 =0となり、第2,第3リールの相
対ずれ量は2シンボル区画分となる。
【0053】時間算出部27では、上記の相対ずれ量か
ら各リールの補正量を回転開始時の遅延補正時間として
算出する。すなわち、等速回転時にリール上のシンボル
が1シンボル区画分移動するのに要する時間は、1/N
1 ・A= 100(msec)であるから、第1,第2リール間
の相対ずれ量「1」に対する遅延補正時間T3 は、T3
= 100(msec)となり、同様に第2,第3リール間の相
対ずれ量「2」に対する遅延補正時間T4 はT4 = 200
(msec)となる。
【0054】上記時間T3 ,T4 のデータがリール制御
部36に送られると、図4のステップ6の処理が行われ
る。すなわち、第2リール補正タイマ48に時間T3
が、第3リール補正タイマ50には時間T4 がそれぞれ
セットされる。このとき、第1リール停止タイマ47に
は予め定めた時間T5 が、第2リール停止タイマ49,
第3リール停止タイマ51には一定の停止時間T2 が、
既にセットされている。なお、第1リール停止タイマ4
7の設定時間T5 は、後述のステップ15における全リ
ールの等速回転が達成されるのに充分な任意の時間に設
定される。
【0055】上記のように各タイマの時間セットが完了
した時(図7の動作時間図のt1 )、リール制御部36
により図4のステップ7〜9の処理が行われる。まず、
ステップ7で第1リール停止タイマ47が始動され、次
のステップ8で、駆動パルスがドライバ41に供給さ
れ、パルスモータ44が駆動されることにより、第1リ
ール3が回転を開始する。更にステップ9で、第2リー
ル補正タイマ48が始動される。なお、パルスモータ4
4は、図7に示すように始動時(t1 )から時間T1
のt3 時に一定の回転数N1 で第1リール3を等速回転
する。
【0056】次に、ステップ10で、第2リール補正タ
イマ48がt1 時からT3 = 100 msec 後のt2 時にタ
イムアップすると、リール制御部36は、駆動パルスを
ドライバ42を介してパルスモータ45に送り、ステッ
プ11で第2リール4の回転を開始すると共に、ステッ
プ12で第3リール補正タイマ50をスタートさせる処
理を行う。なお、パルスモータ45は、始動時(t2
から時間T1 後のt4時に回転数N1 で第2リール4を
等速回転する。
【0057】次に、ステップ13で、第3リール補正タ
イマ50がt2 時からT4 = 200 msec 後のt5 時にタ
イムアップすると、リール制御部36は、駆動パルスを
ドライバ43を介してパルスモータ46に送り、ステッ
プ14で第3リール5の回転を開始する。なお、パルス
モータ46は、始動時(t5 )から時間T1 後のt6
に回転数N1 で第3リール5を等速回転する。
【0058】以上により、全リール3〜5が等速回転状
態となる(ステップ15)。
【0059】かくして、第1リール3がt3 時から等速
回転して時間T5 後のt7 時になると、第1リール停止
タイマ47がタイムアップする(ステップ16)。この
7時には、各リール3,4,5の「BAR」は図6の
◎で示す位置関係にある。そして、この時、リール制御
部36は、入賞ライン10上に停止させる第1リール3
のシンボル「BAR」がどの回転位置にあるかを示す位
置コードから、「BAR」が停止制御終了後に入賞ライ
ン10上に停止するような適切な回転位置まで来たかど
うかを判定する(図5のステップ17)。そして、「B
AR」がその位置に達した時(tx )、停止制御を開始
する。
【0060】すなわち、リール制御部36は、駆動パル
スタイミングテーブル40から読み出された停止制御用
のパルスをドライバ41に供給する。これにより、t8
時にパルスモータ44が停止し、第1リール3を停止す
る(ステップ18)。この時、第1リール3の「BA
R」が入賞ライン10上に表示される。また、上記tx
時には、リール制御部36は第2リール停止タイマ49
をスタートさせる(ステツプ19)。
【0061】次にステップ20で、第2リール停止タイ
マ49がタイムアップした時(tx+T2 =t9 )、リ
ール制御部36は停止制御用のパルスをドライバ42に
供給する。これにより、t10時にパルスモータ45が停
止し、第2リール4を停止する(ステップ21)。この
時、第2リール4の「BAR」が入賞ライン10上に表
示される。また、t9 時には、リール制御部36は第3
リール停止タイマ51をスタートさせる(ステップ2
2)。
【0062】次にステップ23で、第3リール停止タイ
マ51がタイムアップした時(t9+T2 =t11)、リ
ール制御部36は停止制御用のパルスをドライバ43に
供給する。これにより、t12時にパルスモータ45が停
止し、第3リール5を停止する(ステップ24)。この
時、第3リール5の「BAR」が入賞ライン10上に表
示される。
【0063】このようにして、入賞ライン10上に“B
AR−BAR−BAR”が表示されると、制御部22は
入賞シンボル組合せテーブル23c及びシンボルテーブ
ル23bを参照して、大ヒットの確認を行う。この後、
制御部22はドライバ34を介してメダル払出し装置3
5を作動させ、所定枚数のメダルを受皿16に払い出
す。なお、クレジットボタン11が押されてオンになっ
ているときは、メダルは受皿16に払い出されず、クレ
ジットされる。メダルの払出し又はクレジットが完了す
ると、図4のステップ1のメダル投入ができるようにな
り、次回のゲームが開始可能となる。
【0064】なお、入賞判定結果が「はずれ」の場合に
も同様な可変表示処理が行われ、3つのリールは、第1
リール3,第2リール4,第3リール5の順に、T2
200msecの時間間隔で停止される。
【0065】上記実施例においては、図7に示すよう
に、各リールの停止制御時に回転速度を瞬時に落とさず
停止するまで少し時間がかかる構成となっているが、例
えば1−2相励磁駆動方式の4相パルスモータを使用
し、4相を同時に励磁してホールドした後リールの回転
を瞬時に停止させるようにしてもよい。
【0066】また、上記実施例では、第1リール3,第
2リール4,第3リール5の順にスタートさせたが、各
リール3,4,5のスタート順は、入賞判定結果に基づ
いて変化させてもよい。
【0067】例えば、図8に示すように、各リールにお
いて今回のゲームで入賞ライン10上に停止させるシン
ボルが●で示す位置にあるとき、第1リール3,第2リ
ール4,第3リール5の順に各リールをスタートさせる
場合には、前記(1)式及び(2)式より、時間T3
1200 msec,時間T4 は 400 msec となる。従って、第
1リール3のスタート後、時間T3 =1200 msec 遅らせ
て第2リール4をスタートさせ、この第2リール4のス
タート後、T4 = 400 msec 遅らせて第3リール5をス
タートさせることになるが、これでは、第1リール3と
第2リール4とのスタート時間間隔が相対的に長すぎ
て、遊技者に違和感を感じさせることになる。
【0068】これを避けるため、図9に示すように第2
リール4,第1リール3,第3リール5の順にスタート
させると、前記式(1) 及び(2) より、時間T3 は 500 m
sec,時間T4 は 300 msec となる。この場合、最初に
第2リール4をt1 時にスタートさせてから、T3 = 5
00 msec 遅らせて第1リール3をt2 時にスタートさ
せ、この第1リール3のスタート後、T4 = 300 msec
遅らせて第3リール5をt3 時にスタートさせればよ
い。これにより、各リールのスタート時の時間差を、上
記の第1,第2,第3リールの順にスタートさせる場合
よりも小さくすることができる。なお、この場合には、
第1リール停止タイマ47にセットされる時間T5 は、
第2リール4の全回転時間から時間T2 を引いたものと
なる。
【0069】上記実施例はリールが3個の場合である
が、これを一般化してリールの数をn(≧2)とする
と、それらのリールのスタートの順序はn!通りあるの
で、そのうち各リールのスタートの時間差が最小になる
順序を選択することで、遊技者に違和感を与えないよう
に各リールを始動することができる。
【0070】なお、上記実施例では、各パルスモータ4
4,45,46が等速回転に達するまでの加速時間(T
1 )を一定とし、各パルスモータのスタートのタイミン
グを調節して各リールの回転制御を行っているが、各パ
ルスモータの加速時間を任意の割合で変化させ、これに
応じてスタートのタイミングを設定してもよい。
【0071】図10は、別の実施例のリール制御機構を
示す。このリール制御機構を用いたスロットマシンで
は、一斉に回転された3つのリールが等速回転時の回転
数N1に達するまでの時間を変化させると共に、第1リ
ール3,第2リール4,第3リール5の順に等時間間隔
で停止させて、目的のシンボルを入賞ライン10上に表
示する。このため、図10のリール制御機構では、前述
した実施例の駆動パルスタイミングテーブル40(図
3)に代えて、スタート回転制御用パルステーブル60
及び等速・停止回転制御用パルステーブル61を制御部
22に設けると共に、図3の第1リール補正タイマ48
及び第3リール補正タイマ50を取り除いている。
【0072】この実施例は、後で詳細に説明するよう
に、各リールを同時に始動させ、それらが等速回転にな
るまでの加速度を変えることにより、リール回転停止時
に各リールが等時間間隔で停止するように制御するもの
である。
【0073】図11は、上記スタート回転制御用パルス
テーブル60の内容を示す。このスタート回転制御用パ
ルステーブル60は、最初に等速回転に到達させるリー
ルのパルスモータを駆動するパルスを生成するための基
準加速度データP1 〜PM (Mはデータの形式によって
決められる数)と、各リール間の相対ずれ量に応じて相
対ずれ量を補正するためのL種類の付随加速度データP
L1〜PLMとから成る。これらの加速度データは、後述の
ように各リールの加速時間を変えるためのもので、各リ
ールの全シンボル数Aに対して(A−1)の付随加速度
データPL1〜PLMが必要であるから、L=A−1とな
る。
【0074】上記の等速・停止回転制御用パルステーブ
ル61は、単一の等速回転時パルスデータ及び単一の停
止制御時パルスデータから成る。
【0075】次に、この実施例の動作について、図12
及び図13を参照して説明する。
【0076】図12において、最初のステップ30でメ
ダルが投入されると、スタートレバー15の操作が可能
となる。ステップ31でスタートレバー15が操作され
ると、制御部22にスタート信号が送られる。これに応
じて、制御部22は、乱数発生器32及びサンプリング
回路33を作動させ、ステップ32の乱数サンプリング
を行う。このサンプリングされた乱数値に対し、ステッ
プ33で入賞確率テーブル23aに基づく入賞判定が行
われる。
【0077】例えば、この入賞判定の結果が「大ヒッ
ト」であるならば、制御部22は、入賞シンボル組合せ
テーブル23cに基づいて、前述のように大ヒットを構
成するシンボルの組合せを「BAR,BAR,BAR」
に決定する。その後、制御部22は、ステップ34の各
リールの停止シンボル位置の検出処理を実行し、シンボ
ルテーブル23bに基づいて、停止中の各リール3,
4,5について「BAR」のコードを決定する。
【0078】かくして、先の実施例と同様、今回のゲー
ム終了時に、各リール毎に入賞ライン上に停止させるシ
ンボル「BAR」が決定されると、現時点で入賞ライン
上に停止している各シンボルの位置コードから、各リー
ル間の相対ずれ量が補正量演算部26で算出される。
【0079】補正量演算部26は、前述のように第1,
第2リール間及び第2,第3リール間の相対ずれ量
「1」,「2」を求め、時間算出部27へ送る。時間算
出部27では、これらの相対ずれ量から各リールの補正
量を、リールが等速回転に達するまでの遅延補正時間と
して算出し、図13に示すT3 ,T4 を求める。ここ
で、第1リールの加速時間T21は、図11のスタート回
転制御用パルステーブル60の基準加速度データP1
M から決定され、この決定された加速時間T21にT
3 ,T4 をそれぞれ加えて第2,第3リールの加速時間
22,T23を求める。すなわち、T22=T21+T3 ,T
23=T22+T4 である。また、第1リールの回転継続時
間T24は、図7のT5 と同様、予め適切な所定値が設定
されている。
【0080】上記のようにして求められた時間T22,T
23の各データは、制御部22を介してリール制御部36
に送られる。これに基づき、リール制御部36は、スタ
ート回転制御用パルステーブル60から、上記加速時間
21,T22,T23で等速回転に達するための基準加速度
データP1 〜PM ,付随加速度データPx,1 〜Px,M
y,1 〜Py,M を選択する処理を行う(ステップ3
5)。x,yは今回選択されたデータを表わす任意の数
である(但し、x,y≦L)。この間に、リール制御部
36により、第1リール停止タイマ47に時間T24がセ
ットされる。
【0081】その後、リール制御部36は、ステップ3
6で第1リール停止タイマ47をスタートさせると共
に、各パルスモータ44,45,46を、それぞれ基準
データP1 〜PM ,付随データPx,1 〜Px,M ,Py,1
〜Py,M に基づいて生成される駆動パルスで駆動する。
これにより、図13に示すリール始動時(t1 )に全リ
ール3,4,5が一斉に回転駆動される(ステップ3
7)。
【0082】上記t1 時から加速時間T21が経過したt
2 時に、リール制御部36は、等速・停止回転制御用パ
ルステーブル61から読み出したパルスデータに基づい
た等速回転用の駆動パルスをドライバ41に送り、その
時以降、第1リール3を等速回転する。また、t1 時か
ら加速時間T22が経過したt3 時には、リール制御部3
6は、上記等速回転用の駆動パルスをドライバ42に送
り、第2リール4を等速回転する。更に、t1 時から加
速時間T23が経過したt4 時には、リール制御部36は
上記等速回転用の駆動パルスをドライバ43に送り、第
3リール5を等速回転する。以後、全リール3,4,5
は一定の回転数(回転速度)N1 で回転駆動される(ス
テップ38)。この回転は、第1リール停止タイマ47
のタイムアップが判定される(t1 時から時間T24が経
過する)まで継続される。
【0083】ステップ39で第1リール停止タイマ47
のタイムアップが判定されると、リール制御部36は、
入賞ライン10上に止める第1リール3のシンボル「B
AR」がどの回転位置にあるかを位置コードから判別
し、ステップ40で「BAR」が適切な回転位置までき
たかどうかを判定する。そして、適切な位置まで到達し
た時、リール制御部36は、等速・停止回転制御用パル
ステーブル61から読み出したパルスデータに基づい
て、停止制御用の駆動パルスをドライバ41に供給す
る。これにより、ステップ41で、パルスモータ44の
駆動停止制御がt5 時に開始される。その後、第1リー
ル3の回転が停止し、第1リール3の「BAR」が入賞
ライン10上に表示される。t5 時には、リール制御部
36により、次のステップ42の第2リール停止タイマ
49のスタート処理も行われる。
【0084】その後、ステップ43で第2リール停止タ
イマ49のタイムアップが判定されると、リール制御部
36は停止制御用の駆動パルスをドライバ42に送り、
6(=t5 +T2 )時にパルスモータ45の駆動停止
制御を開始する(ステップ44)。これにより、第2リ
ール4の回転が停止し、第2リール4の「BAR」が入
賞ライン10上に表示される。t6 時には、リール制御
部36により、次のステップ45の第3リール停止タイ
マ51のスタート処理も行われる。
【0085】その後、ステップ46で第3リール停止タ
イマ51のタイムアップが判定されると、リール制御部
36は停止制御用の駆動パルスをドライバ43に送り、
7(=t6 +T2 )時にパルスモータ46の駆動停止
制御を開始する(ステップ47)。これにより、第3リ
ール5の回転が停止し、第3リール5の「BAR」が入
賞ライン10上に表示される。
【0086】このようにして、入賞ライン10上に“B
AR−BAR−BAR”が表示される。そして、所定枚
数のメダルが払い出されると、1ゲームが終了する。
【0087】この実施例においても、図13に示すよう
に各リールの停止制御時にリールが停止するまで時間が
かかる構成とせず、前述のように1−2相励磁駆動方式
の4相パルスモータを用いて、4相を同時に励磁してホ
ールドさせ、リールの回転を瞬時に停止させるように構
成してもよい。
【0088】また、この実施例においては、第1リール
の立上り加速度(つまり加速時間)を基準として、第2
リール及び第3リールの立上り加速度を遅くしたが、次
のゲームで入賞ライン10上に停止させる各シンボル
が、図8の●で示す位置にあるときは、各リールの加速
時間の差T3 が1200 msec 、T4 が 400 msec となり、
各リールの立上り加速度(加速時間)が大きくばらつい
てしまうので、遊技者に違和感を与えることになる。
【0089】これを避けるため、他のリールの立上り加
速度、例えば、図14に示すように第2リールの立上り
加速度を基準にして、第1,第3リールの立上り加速度
を遅くすると、各リール毎の立上り加速度ないし加速時
間が大きくばらつくのを防止することができる。具体的
には、第2リールは最も速く等速回転になる加速度(最
も短い加速時間T31)で始動し、第1リールはT31より
も 500 msec 長い加速時間T32で始動し、第3リールは
32よりも 300 msec 長い加速時間T33で始動するよう
に、スタート回転制御用テーブル60のデータを選択す
ればよい。
【0090】かくして、先の実施例でも説明したよう
に、リール数がn個の場合、n!通りのリールスタート
順序の中から加速時間の差が最小になる順序を選択する
ことで、遊技者に違和感を与えないようにリールを始動
させることができる。
【0091】以上、本発明の実施例としてスロットマシ
ンについて説明したが、本発明は、可変表示部を備えた
パチンコ機のような弾球遊技機にも適用できる。また、
第1リールの全回転時間を求め、これのスタートタイミ
ング及び停止タイミングに基づいて第2,第3リールを
スタートさせたり停止させたりしてもよい。更に、第1
〜第3リールの各々の全回転時間を求め、これに基づい
て各リールのスタートタイミング及び停止タイミングを
求めて、全リールの回転制御を行うようにしてもよい。
【0092】上記実施例ではリールの数が3個である
が、リールは2個又は4個以上であってもよい。また、
実施例はリール停止制御を左側のリールから順に行う構
成であるが、右側から順に等時間間隔で停止させるよう
にしてもよく、更には各リールを任意の順に等時間間隔
で停止させるようにしてもよい。
【0093】更に、実施例では、横1本の入賞ライン1
0で入賞判定を行っているが、横3本や斜め2本の入賞
ラインを適宜設け、入賞判定を行うようにしてもよい。
また、シンボルの移動表示は、リールのほか、液晶、L
ED又はCRT等の電気的表示手段によりグラフィック
表示してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスロットマシンの外観図。
【図2】スロットマシンの制御手段の回路構成を示すブ
ロック図。
【図3】リール駆動機構とその制御回路の構成を示す
図。
【図4】スロットマシンのリール制御動作を示すフロー
チャート。
【図5】図4の続きを示すフローチャート。
【図6】各リールのシンボルの位置と位置コードの説明
図。
【図7】3つのリールの駆動及び停止の動作を示すタイ
ムチャート。
【図8】各リールにおいて停止シンボルの位置が図6の
例と異なる場合の説明図。
【図9】3つのリールを図7と異なる順序で回転駆動す
る場合のタイムチャート。
【図10】リール駆動機構を図3と異なる制御回路で制
御する構成を示す図。
【図11】図10の制御回路に用いられるスタート回転
制御用パルステーブルの概念図。
【図12】図10の制御回路で行われるリール制御動作
を示すフローチャート。
【図13】第1リールを基準の立上り加速度で駆動する
場合の各リールの動作状態を示すタイムチャート。
【図14】第2リールを基準の立上り加速度で駆動する
場合の各リールの動作状態を示す図。
【符号の説明】
2…スロットマシンの本体、3…第1リール、4…第2
リール、5…第3リール、6,7,8…観察窓、9…メ
ダル投入口、10…入賞ライン、11…クレジットボタ
ン、12…メダル投入ボタン、13…クレジット数表示
器、15…スタートレバー、16…受皿、22…制御
部、23a…入賞確率テーブル、23b…シンボルテー
ブル、23c…入賞シンボル組合せテーブル、24…デ
ータ記憶部、26…補正量演算部、27…時間算出部、
28…システムコントローラ、36…リール制御部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシンボル列を各シンボル列毎に所定
    方向に移動させることによりシンボルの可変表示を行う
    可変表示部と、 予め定めた遊技条件が成立したときに前記可変表示部を
    作動させる駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、 前記駆動信号に応じて前記シンボル列の停止時に表示す
    る停止シンボルの組合せを決定する停止シンボル決定手
    段と、 前記各シンボル列毎に前記停止シンボルの位置を検出し
    て位置信号を発生する位置検出手段と、 前記位置信号に基づいて前記停止シンボルの位置を補正
    するための補正量を決定する補正量決定手段と、 前記駆動信号に応じて、前記シンボル列の始動時には各
    シンボル列が一定の移動速度に達するまで前記補正量決
    定手段により決定された補正量に基づいて制御されるよ
    うに、前記可変表示部の各シンボル列の移動及び停止を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記シンボル列の停止時
    に前記停止シンボル決定手段で決定された停止シンボル
    が一列になるように各シンボル列の移動及び停止を制御
    する請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記補正量は各シンボル列の始動時の時間
    差であることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、複数のシンボル列の始動
    を前記時間差が最小になる順序で行うことを特徴とする
    請求項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記補正量は各シンボル列の始動から一定
    の移動速度に到達するまでの加速時間の差であることを
    特徴とする請求項1記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、複数のシンボル列の始動
    を、前記加速時間の差が最小になる順序で、最初に始動
    させるシンボル列の加速時間を基準として行うことを特
    徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記遊技機はスロットマシンであることを
    特徴とする請求項1記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記遊技機は弾球遊技機であることを特徴
    とする請求項1記載の遊技機。
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