JPH0722675Y2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH0722675Y2 JPH0722675Y2 JP1986110514U JP11051486U JPH0722675Y2 JP H0722675 Y2 JPH0722675 Y2 JP H0722675Y2 JP 1986110514 U JP1986110514 U JP 1986110514U JP 11051486 U JP11051486 U JP 11051486U JP H0722675 Y2 JPH0722675 Y2 JP H0722675Y2
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- charging
- photoconductor
- transfer
- polarity
- charge
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/06—Eliminating residual charges from a reusable imaging member
- G03G21/08—Eliminating residual charges from a reusable imaging member using optical radiation
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0291—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices corona discharge devices, e.g. wires, pointed electrodes, means for cleaning the corona discharge device
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/24—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 whereby at least two steps are performed simultaneously
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電子写真装置に関し、特に除電ランプのよう
な除電光源によって除電を行った後に、感光体表面を帯
電して露光し、さらにトナー現像の後に転写帯電などの
副帯電プロセスが形成される、電子写真装置に関する。
な除電光源によって除電を行った後に、感光体表面を帯
電して露光し、さらにトナー現像の後に転写帯電などの
副帯電プロセスが形成される、電子写真装置に関する。
(従来技術) この種の電子写真装置の一例が、たとえば、特開昭57-1
04961号公報に開示されている。この従来技術は、転写
コロトロンの有効放電幅を紙サイズに応じて変更できる
ように、転写コロトロンの両端に移動可能な遮蔽板を設
け、それによって転写コロトロンによる残留逆極性電荷
の影響をなくすようにしたものである。
04961号公報に開示されている。この従来技術は、転写
コロトロンの有効放電幅を紙サイズに応じて変更できる
ように、転写コロトロンの両端に移動可能な遮蔽板を設
け、それによって転写コロトロンによる残留逆極性電荷
の影響をなくすようにしたものである。
また、特開昭59-180575号公報に開示されている他の電
子写真装置には、転写コロトロンの下流側に主帯電コロ
トロンとは別の帯電コロトロンが設けられている。この
別の帯電コロトロンは、転写コロトロンを通過すること
によって転写紙がなかった部分が逆帯電した感光体表面
を、正常な電位に復帰させるためのものである。
子写真装置には、転写コロトロンの下流側に主帯電コロ
トロンとは別の帯電コロトロンが設けられている。この
別の帯電コロトロンは、転写コロトロンを通過すること
によって転写紙がなかった部分が逆帯電した感光体表面
を、正常な電位に復帰させるためのものである。
(考案が解決しようとする問題点) 第1の従来技術では、転写コロトロンの有効放電領域、
すなわち、感光体ドラム表面の幅方向の有効転写領域を
制御することはできても、感光体ドラムの進行方向、す
なわち回転方向の制御はできなかった。すなわち、連続
して複数枚の複写を行う場合でも、転写紙と転写紙の間
には、制御の必要上、たとえば感光体ドラム表面から転
写紙を剥離させる関係上、必ず間隔が設けられる。この
間隔は、感光体ドラム表面において、転写紙が吸着され
ないで感光体ドラム表面が露出して転写コロトロンを通
過する部分となる。そうすると。露出していた部分は転
写コロトロンの放電によって、たとえば反転現像の場合
であれば負に帯電されてしまう。この結果、除電ランプ
で感光体ドラム表面の電位を0V近くに戻そうとしても、
感光体ドラムに一方の極性に帯電したときのみ光導電効
果による除電特性を有するものを用いた場合、そのよう
に負に帯電したときは電位を0Vに戻せない。このため、
そのまま帯電プロセスに入ると、電位を良好な現像が行
える値まで上昇させることができなかった。この結果、
転写紙と転写紙との間であった感光体ドラム表面は、次
の複写のとき画像部となると、その部分は良好な画像が
形成できなかった。
すなわち、感光体ドラム表面の幅方向の有効転写領域を
制御することはできても、感光体ドラムの進行方向、す
なわち回転方向の制御はできなかった。すなわち、連続
して複数枚の複写を行う場合でも、転写紙と転写紙の間
には、制御の必要上、たとえば感光体ドラム表面から転
写紙を剥離させる関係上、必ず間隔が設けられる。この
間隔は、感光体ドラム表面において、転写紙が吸着され
ないで感光体ドラム表面が露出して転写コロトロンを通
過する部分となる。そうすると。露出していた部分は転
写コロトロンの放電によって、たとえば反転現像の場合
であれば負に帯電されてしまう。この結果、除電ランプ
で感光体ドラム表面の電位を0V近くに戻そうとしても、
感光体ドラムに一方の極性に帯電したときのみ光導電効
果による除電特性を有するものを用いた場合、そのよう
に負に帯電したときは電位を0Vに戻せない。このため、
そのまま帯電プロセスに入ると、電位を良好な現像が行
える値まで上昇させることができなかった。この結果、
転写紙と転写紙との間であった感光体ドラム表面は、次
の複写のとき画像部となると、その部分は良好な画像が
形成できなかった。
また、第2の従来技術では、主帯電器とは別の帯電器
で、たとえば負に帯電した部分を0Vまで復帰させようと
すると、最初から正に帯電していた部分、すなわち転写
紙を吸着して転写器を通過した部分の電位が異常に高め
られ、その部分の感光体層の絶縁破壊等によって、いわ
ゆるピンホールと呼ばれる白抜け現象が生じ、良好な画
像が得られなくなるという欠点があった。さらに、主帯
電器とは別の帯電器を有しているので、それに付随して
高圧電源等も必要となり、装置が高価になった。
で、たとえば負に帯電した部分を0Vまで復帰させようと
すると、最初から正に帯電していた部分、すなわち転写
紙を吸着して転写器を通過した部分の電位が異常に高め
られ、その部分の感光体層の絶縁破壊等によって、いわ
ゆるピンホールと呼ばれる白抜け現象が生じ、良好な画
像が得られなくなるという欠点があった。さらに、主帯
電器とは別の帯電器を有しているので、それに付随して
高圧電源等も必要となり、装置が高価になった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、装置を高価する
ことなく良好な画像が得られる、電子写真装置を提供す
ることである。
ことなく良好な画像が得られる、電子写真装置を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、特定の極性に帯電したときのみ光導電効果に
よる除電特性を有する感光体、前記感光体を前記特定の
極性に帯電させる帯電手段、前記感光体上に形成された
静電潜像を、この静電潜像と同極性のトナーによって現
像を行う現像手段、トナー現像を終えた前記感光体表面
のトナーを転写紙に転写させるための転写手段、前記転
写手段による転写後に前記感光体表面を光照射により除
電する除電手段、を備え、前記転写手段は転写紙と次の
転写紙との間で感光体表面が露出したとき、その感光体
の露出表面の帯電極性が前記帯電手段の逆極性となる電
子写真装置であって、前記除電手段の光照射による除電
と、前記帯電手段による帯電とが同時に重複して行われ
る重複領域を形成するための重複領域形成手段を有し、
前記重複領域形成手段は、前記逆極性に帯電した感光体
の露出表面を当該重複領域において帯電手段により特性
極性側に帯電極性を変更させつつ除電手段による除電を
行うことを特徴とする。
よる除電特性を有する感光体、前記感光体を前記特定の
極性に帯電させる帯電手段、前記感光体上に形成された
静電潜像を、この静電潜像と同極性のトナーによって現
像を行う現像手段、トナー現像を終えた前記感光体表面
のトナーを転写紙に転写させるための転写手段、前記転
写手段による転写後に前記感光体表面を光照射により除
電する除電手段、を備え、前記転写手段は転写紙と次の
転写紙との間で感光体表面が露出したとき、その感光体
の露出表面の帯電極性が前記帯電手段の逆極性となる電
子写真装置であって、前記除電手段の光照射による除電
と、前記帯電手段による帯電とが同時に重複して行われ
る重複領域を形成するための重複領域形成手段を有し、
前記重複領域形成手段は、前記逆極性に帯電した感光体
の露出表面を当該重複領域において帯電手段により特性
極性側に帯電極性を変更させつつ除電手段による除電を
行うことを特徴とする。
(作用) 帯電手段によって、感光体表面は、たとえば正に帯電さ
れる。トナー現象を終え、転写コロトロンを通過する
と、転写用コロトロンによって、感光体表面のトナー
は、転写紙に転写される。その後、感光体表面は、重複
領域形成手段が有効に働く領域に入っていく。重複領域
形成手段では、帯電手段による帯電と除電手段による除
電とが重複して行われる。感光体がたとえば負に帯電し
ていれば、除電手段が動作しても感光体表面の電位は0V
に戻らないが、このとき帯電手段が動作すると、感光体
表面は、たとえば正に帯電される。そして、除電手段に
よって、感光体は特定の極性に帯電したときのみ光導電
効果を有するので、この光照射により、正に帯電してい
る感光体の電位が減少する。したがって、その後、帯電
手段による正常な帯電が行われる。
れる。トナー現象を終え、転写コロトロンを通過する
と、転写用コロトロンによって、感光体表面のトナー
は、転写紙に転写される。その後、感光体表面は、重複
領域形成手段が有効に働く領域に入っていく。重複領域
形成手段では、帯電手段による帯電と除電手段による除
電とが重複して行われる。感光体がたとえば負に帯電し
ていれば、除電手段が動作しても感光体表面の電位は0V
に戻らないが、このとき帯電手段が動作すると、感光体
表面は、たとえば正に帯電される。そして、除電手段に
よって、感光体は特定の極性に帯電したときのみ光導電
効果を有するので、この光照射により、正に帯電してい
る感光体の電位が減少する。したがって、その後、帯電
手段による正常な帯電が行われる。
(考案の効果) この考案によれば、重複領域形成手段を備えているの
で、感光体表面が転写紙を吸着しないで露出した状態で
転写コロトロンを通過したとしても、感光体の電位は重
複領域形成手段を通過してしまうときには所定の電位ま
で戻すことができる。このため、帯電手段では、感光体
表面が露出した状態で転写コロトロンを通過したかどう
かにかかわらず、良好な現像が行える電位まで高めるこ
とができる。したがって、感光体表面が転写コロトロン
を通過するときに転写紙と転写紙との間に位置し、その
部分が次の複写のとき画像部となったとしても良好な現
像が行える。
で、感光体表面が転写紙を吸着しないで露出した状態で
転写コロトロンを通過したとしても、感光体の電位は重
複領域形成手段を通過してしまうときには所定の電位ま
で戻すことができる。このため、帯電手段では、感光体
表面が露出した状態で転写コロトロンを通過したかどう
かにかかわらず、良好な現像が行える電位まで高めるこ
とができる。したがって、感光体表面が転写コロトロン
を通過するときに転写紙と転写紙との間に位置し、その
部分が次の複写のとき画像部となったとしても良好な現
像が行える。
さらに、この考案の重複領域形成手段は、新たに付加し
て設ける必要はなく、たとえば、帯電手段と除電手段の
位置を接近させるだけで形成することができるので、装
置が複雑になって、高価になることもない。
て設ける必要はなく、たとえば、帯電手段と除電手段の
位置を接近させるだけで形成することができるので、装
置が複雑になって、高価になることもない。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例の電子写真装置の要部図解
図である。以下には、この考案が電子写真装置に適用さ
れたものとして説明されるが、この考案はこのような電
子写真装置以外の他の像形成装置、たとえば、プリン
タ,ファクシミリなどにも適用され得ることも予め指摘
しておく。
図である。以下には、この考案が電子写真装置に適用さ
れたものとして説明されるが、この考案はこのような電
子写真装置以外の他の像形成装置、たとえば、プリン
タ,ファクシミリなどにも適用され得ることも予め指摘
しておく。
電子写真装置10は感光体ドラム12を含み、この感光体ド
ラム12が矢印方向に回転することにより複写プロセスが
実行される。
ラム12が矢印方向に回転することにより複写プロセスが
実行される。
感光体ドラム12は、正に帯電されたときのみ光導電効果
による除電特性を有する。したがって、この装置は、現
像プロセスにおいて、正帯電された感光体ドラム12表面
に形成された静電潜像を同じく正帯電されたトナーによ
り現像する方式、すなわち反転現像方式を採用する。こ
のような感光体ドラム12の感光体層としては、Se系また
はOPC(Organized Photo-Conductor)系の材料が利用で
きる。
による除電特性を有する。したがって、この装置は、現
像プロセスにおいて、正帯電された感光体ドラム12表面
に形成された静電潜像を同じく正帯電されたトナーによ
り現像する方式、すなわち反転現像方式を採用する。こ
のような感光体ドラム12の感光体層としては、Se系また
はOPC(Organized Photo-Conductor)系の材料が利用で
きる。
感光体ドラム12の頂部上には、短焦点レンズアレイ14が
設けられる。この短焦点レンズアレイ14は、多数のロッ
ドレンズを密接配設した集束光伝導体からなる。そし
て、この短焦点レンズアレイ14は、その真上に設けられ
たLEDヘッド16に含まれるLEDエレメンの選択点灯による
光像を集束して、感光体ドラム12表面上へ照射する。
設けられる。この短焦点レンズアレイ14は、多数のロッ
ドレンズを密接配設した集束光伝導体からなる。そし
て、この短焦点レンズアレイ14は、その真上に設けられ
たLEDヘッド16に含まれるLEDエレメンの選択点灯による
光像を集束して、感光体ドラム12表面上へ照射する。
短焦点レンズアレイ14よりも感光体ドラム12の回転方向
上流側には、感光体ドラム12表面を均一に正のたとえば
約600Vに帯電させるための帯電用コロトロン18は固定的
に設けられる。それより、さらに回転方向上流側には、
帯電用コロトロン18と接合するように除電器20が設けら
れる。除電器20の内部には、除電ランプ22が配置され
る。感光体ドラム12は、正に帯電しているときにのみ、
除電ランプ22の光によって除電され得る。
上流側には、感光体ドラム12表面を均一に正のたとえば
約600Vに帯電させるための帯電用コロトロン18は固定的
に設けられる。それより、さらに回転方向上流側には、
帯電用コロトロン18と接合するように除電器20が設けら
れる。除電器20の内部には、除電ランプ22が配置され
る。感光体ドラム12は、正に帯電しているときにのみ、
除電ランプ22の光によって除電され得る。
除電ランプ22の光は、除電器22直下の除電専用領域だけ
でなく、帯電用コロトロン18直下の帯電領域内にも照射
される。帯電用コロトロン18直下の帯電領域でありなが
ら除電ランプ22の光も照射される領域、すなわち帯電と
除電とが重複して行われる重複領域tは、帯電コロトロ
ン18による帯電領域全体の1/5〜1/2に設定される。この
重複領域tの長さは、除電ランプ22の取付位置を一定と
すれば、仕切板24の高さによって設定される。
でなく、帯電用コロトロン18直下の帯電領域内にも照射
される。帯電用コロトロン18直下の帯電領域でありなが
ら除電ランプ22の光も照射される領域、すなわち帯電と
除電とが重複して行われる重複領域tは、帯電コロトロ
ン18による帯電領域全体の1/5〜1/2に設定される。この
重複領域tの長さは、除電ランプ22の取付位置を一定と
すれば、仕切板24の高さによって設定される。
感光体ドラム12の集束面近傍の短焦点レンズアレイ14よ
りも下流側には、静電潜像をトナーによって現像するた
めの現像装置26が設けられている。現像装置26は、正に
帯電させたトナーを正の電荷によって形成された静電潜
像に付着させることにより、静電潜像をトナー像として
現像する。すなわち、感光体ドラム12上に形成されてい
る静電潜像のうち、短焦点レンズアレイ14による光像照
射がなされた部分、つまり表面電位がほぼ0Vとなってい
る部分に、正に帯電されたトナーが同じく正極性の現像
バイアスの作用により付着される。
りも下流側には、静電潜像をトナーによって現像するた
めの現像装置26が設けられている。現像装置26は、正に
帯電させたトナーを正の電荷によって形成された静電潜
像に付着させることにより、静電潜像をトナー像として
現像する。すなわち、感光体ドラム12上に形成されてい
る静電潜像のうち、短焦点レンズアレイ14による光像照
射がなされた部分、つまり表面電位がほぼ0Vとなってい
る部分に、正に帯電されたトナーが同じく正極性の現像
バイアスの作用により付着される。
現像装置26のさらに下流側では、感光体ドラム12の周側
面近傍には、転写用コロトロン28が設けられる。転写用
コロトロン28は、現像装置26によって現像されたトナー
像を転写するために、放電による負の電荷を与えるもの
である。
面近傍には、転写用コロトロン28が設けられる。転写用
コロトロン28は、現像装置26によって現像されたトナー
像を転写するために、放電による負の電荷を与えるもの
である。
転写コロトロン28の下流側で、感光体ドラム12の周側面
近傍には、転写を終えた転写紙を感光体ドラム12表面か
ら剥離させるための分離爪30が設けられる。分離爪30
が、転写紙を剥離するとき、第1図のように分離爪の先
端が感光体ドラム12表面へ当接する。
近傍には、転写を終えた転写紙を感光体ドラム12表面か
ら剥離させるための分離爪30が設けられる。分離爪30
が、転写紙を剥離するとき、第1図のように分離爪の先
端が感光体ドラム12表面へ当接する。
分離爪30の下流側で、感光体ドラム12の周側面近傍に
は、クリーニング装置32が設けられる。このクリーニン
グ装置32は、転写紙に転写されずに感光体ドラム12表面
に残留しているトナーを除去するものである。すなわ
ち、クリーニング装置32は、ブレード34で掻き取った残
留トナーをスクリュコンベヤ36でたとえば図示しない廃
トナー容器に集める。
は、クリーニング装置32が設けられる。このクリーニン
グ装置32は、転写紙に転写されずに感光体ドラム12表面
に残留しているトナーを除去するものである。すなわ
ち、クリーニング装置32は、ブレード34で掻き取った残
留トナーをスクリュコンベヤ36でたとえば図示しない廃
トナー容器に集める。
動作において、転写紙が吸着された感光体ドラム12表面
が転写用コロトロン28直上を通過すると、第2図に実線
で示すように、感光体ドラム12表面の電位は転写用コロ
トロン28の放電によって約2/3に低下する。その後、除
電器20直下に入ると、さらに感光体ドラム12表面の電位
は低下し、正の若干の電位は持っているものの略0V近く
になる。この感光体ドラム12表面の電位は、重複領域t
に入っても変化はない。重複領域tを通過して帯電用コ
ロトロン18の帯電のみの帯電専用領域pに入ると、表面
電位は徐々に高められ、帯電専用領域pを終了するとき
には、所定の電位約600Vになる。
が転写用コロトロン28直上を通過すると、第2図に実線
で示すように、感光体ドラム12表面の電位は転写用コロ
トロン28の放電によって約2/3に低下する。その後、除
電器20直下に入ると、さらに感光体ドラム12表面の電位
は低下し、正の若干の電位は持っているものの略0V近く
になる。この感光体ドラム12表面の電位は、重複領域t
に入っても変化はない。重複領域tを通過して帯電用コ
ロトロン18の帯電のみの帯電専用領域pに入ると、表面
電位は徐々に高められ、帯電専用領域pを終了するとき
には、所定の電位約600Vになる。
次に、転写紙を吸着しないで感光体ドラム12表面が転写
用コロトロン28直上を通過すると、その部分の感光体ド
ラム12表面の電位は、第2図では破線で示すように、負
になってしまう。すなわち、転写用コロトロン28直上を
感光体ドラム12表面が通過すると、転写用コロトロン28
から負の電荷が与えられる。その結果、転写紙がなかっ
たところは、表面電位が負になる。
用コロトロン28直上を通過すると、その部分の感光体ド
ラム12表面の電位は、第2図では破線で示すように、負
になってしまう。すなわち、転写用コロトロン28直上を
感光体ドラム12表面が通過すると、転写用コロトロン28
から負の電荷が与えられる。その結果、転写紙がなかっ
たところは、表面電位が負になる。
表面電位が負の状態のままで感光体ドラム12の回転に応
じて除電器20直下に転送されると、除電専用領域oでは
変化がおきない。ところが、負の表面電位の部分が重複
領域tに入ると、帯電用コロトロン18の放電によって、
表面電位は徐々に増加する。そして、重複領域tを通過
してしまうときには、転写紙を吸着して転写用コロトロ
ン28直上を通過したときと同じ値に、すなわち実線で示
すように、正の0V近くにまで高められている。このた
め、帯電専用領域pに入ると、先の場合と同じ軌跡で感
光体ドラム12の表面電位は高められる。
じて除電器20直下に転送されると、除電専用領域oでは
変化がおきない。ところが、負の表面電位の部分が重複
領域tに入ると、帯電用コロトロン18の放電によって、
表面電位は徐々に増加する。そして、重複領域tを通過
してしまうときには、転写紙を吸着して転写用コロトロ
ン28直上を通過したときと同じ値に、すなわち実線で示
すように、正の0V近くにまで高められている。このた
め、帯電専用領域pに入ると、先の場合と同じ軌跡で感
光体ドラム12の表面電位は高められる。
以上のように、帯電と除電とが同時に重複して行われる
重複領域を設けることで、帯電専用領域pに入ると、転
写紙を吸着しないで転写用コロトロン28直上を通過した
部分でも、帯電専用領域pでは感光体ドラム12表面の電
位を所定の値まで高めることができる。したがって、転
写紙を吸着しないで転写用コロトロン28直上を通過した
部分が次の複写のとき、画像形成部となったとしても、
現像装置26直下では良好な現像が行える。
重複領域を設けることで、帯電専用領域pに入ると、転
写紙を吸着しないで転写用コロトロン28直上を通過した
部分でも、帯電専用領域pでは感光体ドラム12表面の電
位を所定の値まで高めることができる。したがって、転
写紙を吸着しないで転写用コロトロン28直上を通過した
部分が次の複写のとき、画像形成部となったとしても、
現像装置26直下では良好な現像が行える。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例の電子写真装置の要部図解
図である。 第2図は第1図実施例の感光体ドラムの表面電位を示す
グラフである。 図において、12は感光体ドラム、18は帯電用コロトロ
ン、20は除電器、28は転写用コロトロン、tは重複領域
を示す。
図である。 第2図は第1図実施例の感光体ドラムの表面電位を示す
グラフである。 図において、12は感光体ドラム、18は帯電用コロトロ
ン、20は除電器、28は転写用コロトロン、tは重複領域
を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】特定の極性に帯電したときのみ光導電効果
による除電特性を有する感光体、 前記感光体を前記特定の極性に帯電させる帯電手段、 前記感光体上に形成された静電潜像を、この静電潜像と
同極性のトナーによって現像を行う現像手段、 トナー現像を終えた前記感光体表面のトナーを転写紙に
転写させるための転写手段、 前記転写手段による転写後に前記感光体表面を光照射に
より除電する除電手段、 を備え、前記転写手段は転写紙と次の転写紙との間で感
光体表面が露出したとき、その感光体の露出表面の帯電
極性が前記帯電手段の逆極性となる電子写真装置であっ
て、 前記除電手段の光照射による除電と、前記帯電手段によ
る帯電とが同時に重複して行われる重複領域を形成する
ための重複領域形成手段を有し、前記重複領域形成手段
は、前記逆極性に帯電した感光体の露出表面を当該重複
領域において帯電手段により特定極性側に帯電極性を変
更させつつ除電手段による除電を行うことを特徴とする
電子写真装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986110514U JPH0722675Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 電子写真装置 |
US07/074,417 US4750019A (en) | 1986-07-17 | 1987-07-16 | Electrophotographic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986110514U JPH0722675Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6319846U JPS6319846U (ja) | 1988-02-09 |
JPH0722675Y2 true JPH0722675Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=14537721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986110514U Expired - Lifetime JPH0722675Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 電子写真装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4750019A (ja) |
JP (1) | JPH0722675Y2 (ja) |
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-
1987
- 1987-07-16 US US07/074,417 patent/US4750019A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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