JPH07225881A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07225881A
JPH07225881A JP3757894A JP3757894A JPH07225881A JP H07225881 A JPH07225881 A JP H07225881A JP 3757894 A JP3757894 A JP 3757894A JP 3757894 A JP3757894 A JP 3757894A JP H07225881 A JPH07225881 A JP H07225881A
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JP
Japan
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cashier
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JP3757894A
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Hideo Shimizu
英生 清水
Katsuyuki Itakura
克幸 板倉
Kouji Fusano
項司 房野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はデータ処理装置に関し、データ処理
装置自体にオペレータ個別の技能レベルを計測、管理す
る機能を設けることを目的とする。 【構成】 外部からオペレータにより所定データを入力
するデータ入力手段2と、データ入力手段2から入力さ
れた入力データに基づいて当該オペレータの入力状況を
データとして記憶する入力記憶手段3と、入力記憶手段
3に記憶された入力状況のデータをオペレータ別に出力
する出力手段4とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子キャッシ
ュレジスタ(以下、ECR:Electronic Cash Register
という)等のデータ処理装置におけるオペレータの技能
レベルを計測、管理する機能を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ECRのオペレータであるキャッ
シャーとして新人を実業務に就かせるまでには、まず、
教育担当者により教育期間が設定され、その間トレーニ
ングが行われる。
【0003】具体的には、トレーニングを開始する新人
が実際のECRを操作することによってECRの各機能
の学習を進め、トレーニング期間中の新人キャッシャー
の技能レベルが実業務に堪えうるレベルに達したか否か
を教育担当者が判断し、教育担当者により実業務に堪え
うるレベルに達したと判断された場合に新人キャッシャ
ーを実業務に就かせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
トレーニングを終了して実業務に就かせるか否かの判断
は教育担当者の経験と感といったものによる判断に委ね
られていたため、以下に述べるような問題点があった。
【0005】すなわち、教育期間を過ぎた新人キャッシ
ャーを実業務に就かせるか否かの判断は教育担当者の個
人的な主観によるところが大きく、教育担当者が変われ
ば、その判断基準も変わり、新人キャッシャーを実業務
に就かせるか否かの判断を定量的に行うことが非常に難
しかった。
【0006】さらに、実業務に就いたキャッシャーの個
人個人の能力や、新人キャッシャーがベテランと呼ばれ
るキャッシャーとの間にどの程度の熟練度の開きがある
か等の判断に至っては、現状ではほぼ不可能と言える。
【0007】
【目的】本発明は、データ処理装置自体にオペレータ個
別の技能レベルを計測、管理する機能を設けることを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部からオペレータにより所定データを入力するデータ
入力手段と、該データ入力手段から入力された入力デー
タに基づいて当該オペレータの入力状況をデータとして
記憶する入力記憶手段と、該入力記憶手段に記憶された
入力状況のデータをオペレータ別に出力する出力手段
と、を備えることを特徴としている。
【0009】また、この場合、請求項1に記載する発明
に加えて、請求項2記載の発明のように、前記入力記憶
手段は、前記データ入力手段より入力される時間をオペ
レータ別にそれぞれ累計して記憶することが有効であ
る。
【0010】そして、この場合、請求項1または2に記
載する発明に加えて、請求項3記載の発明のように、前
記入力記憶手段は、前記データ入力手段より入力される
データに対して付される点数をオペレータ別にそれぞれ
記憶することが有効である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、データ入力手段
から入力され、入力記憶手段に記憶された入力状況のデ
ータが、出力手段によってオペレータ別に出力される。
【0012】これによって、オペレータ個別の技能レベ
ルが計測、管理される。
【0013】また、この場合、請求項2記載の発明によ
れば、前述の請求項1記載の発明に加えて、入力記憶手
段にはデータ入力手段から入力された入力時間の累計が
オペレータ別に記憶される。
【0014】これによって、各オペレータの個別の技能
レベルが定量的に計測され、管理される。
【0015】そして、この場合、請求項3記載の発明に
よれば、前述の請求項1または2記載の発明に加えて、
データ入力手段で入力されるデータに対して付される点
数がオペレータ別に記憶される。
【0016】これによって、点数に基づいてオペレータ
別の評価が可能となり、各オペレータの個別の技能レベ
ルが正確に計測され、管理される。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図11を参照して実施例を説明
する。
【0018】図1〜図7は本発明に係るデータ処理装置
(ECR)の一実施例を示す図である。
【0019】まず、構成を説明する。
【0020】図1は、本実施例のデータ処理装置として
のECR1の概略構成を示すブロック図である。
【0021】図1において、ECR1は、データ入力手
段である入力部2と、入力記憶手段であるファイルシス
テム3と、出力手段であるプリンタ4と、ECR1の全
体制御を行う制御部5と、スケール6とから構成されて
いる。
【0022】入力部2は、ECR1のオペレータである
キャッシャーが入力を行うためのキーボード2aから構
成され、キーボード2a上には、テンキー、モードキー
ファンクションキー、STキー、締めキー等が配置され
ている。
【0023】ファイルシステム3は、制御部5によって
利用する各種データを格納するものであり、各キャッシ
ャー毎のアイテム単位の入力時間情報を記録するための
記録ファイル3aを有している。
【0024】プリンタ4は、制御部5によって処理され
た各種データを所定の時間間隔で1ライン毎の印字デー
タとして印字出力することにより、セットされたレシー
ト用感熱紙またはジャーナル用感熱紙に売り上げデータ
等の印字を行うとともに、感熱紙(レシート用またはジ
ャーナル用)を所定量ずつ排出するものである。
【0025】制御部5は、CPU、ROM、RAM等か
ら構成され、ECR1としての各種機能を制御するデー
タ処理及びキャッシャーレベル管理機能等の機能を備え
ている。
【0026】ちなみに、CPUは、ECR1の各種動作
を制御する制御回路5の中枢をなすマイクロプロセッサ
であり、ROM内に格納されたプログラム処理手順に基
づいて各種プログラム処理を実行するものである。ま
た、ROMは、CPUによって利用される各種制御プロ
グラムや表示データ,印字データ等を格納する半導体メ
モリであり、RAMは、CPUにおけるプログラム処理
実行中に利用されるプログラムデータ等を格納したり、
データ処理に関連するデータを一時的に記憶し、作業領
域として利用される半導体メモリである。
【0027】スケール6は、上部に載置される物品の重
量変動を検出するものであり、具体的には、作業台上に
設けられたスケール6に顧客の購入する商品や商品の入
ったカゴが乗せられると、まず、カゴの重量を検出し、
次にカゴの中の商品を手に取ることによって発生する重
量変動を検出して登録開始のトリガーとするものであ
り、スケール6を設けることにより、商品を取ってから
登録するまでのスキャニング登録の時間を正確に計測で
きる。
【0028】すなわち、制御部5は、キャッシャー個別
のレベルを管理する機能が含まれており、スケール6の
重量変動を検出する時より時間計測が開始され、1アイ
テム毎のスキャニングまたはキー入力が行われるまでの
時間が計測され、この処理が最終的にサブトータルを取
った直前のアイテムの登録まで繰り返される。
【0029】サブトータルが取られると、それまでに計
測されたアイテム毎のスキャニングまたはキー入力と、
アイテム数と、トータル時間とが記録ファイル3aに記
録される。
【0030】さらに、スキャニングの場合は、直前のス
キャニングまたはキー入力から、そのアイテムのスキャ
ニングが行われるまでの時間計測結果がPLU(Price
LookUp )内にあるアイテム毎のスキャニング時間の累
積時間エリアに加算され、スキャニング数エリアも+1
加算(インクリメント)される。
【0031】また、制御回路5では、従来からのトレー
ニングモードと実務モードとの動作モードに他に新たに
OJTモードという動作モードが追加されている。
【0032】ここで、各動作モードについて本実施例に
おける概要を説明する。
【0033】トレーニングモードでは、キャッシャーレ
ベル管理機能のうち、1アイテム毎のスキャニングまた
はキー入力の時間のみが計測され、この計測結果が記録
ファイル3aに記録される。
【0034】OJTモード、実務モードでは、ECR1
のすべての機能が運用される。
【0035】トレーニングモード、OJTモードの各動
作モードから上位の動作モードに移るための判断基準
は、基本的には、キャッシャーレベル管理機能に登録さ
れている設定水準によって判断するが、トレーニングモ
ード、OJTモードにおいて教育を担当する教育担当者
によっても行うことが可能である。
【0036】次に、本実施例の動作を説明する。
【0037】通常、新人キャッシャーを教育する場合、
最初にトレーニングモードによりECR1の機能操作の
教育が行われる。トレーニングモードでは、一定のレベ
ルに達するまで繰り返される。すなわち、トレーニング
モードでは、キャッシャーレベル管理機能の定める一定
以上のレベルに達すると、新人キャッシャーは、OJT
モードで業務に就くことになる。
【0038】OJTモードでは、ほぼ実務モードと同様
の動作モードとなり、実務モードと異なるのは、誤操作
を防止するために次の2つの制限が追加されている。
【0039】1つは、預かりは2回入力となっており、
2つは、つり銭時には、つり銭金額入力コンパルソリー
が要求され、実際の金額と入力された金額が合わない
と、次の登録に入れないようになっていることである。
【0040】これらの操作により、金銭を取り扱う時の
注意が促され、誤操作等によるミスの発生が防止され
る。
【0041】まず、本実施例のECR1における1アイ
テム毎に行う概略動作について図2〜図4を参照して説
明する。
【0042】図2及び図3は、本実施例のECR1にお
けるキャッシャーレベル管理機能を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0043】まず、スケール6の動作安定が確定された
後(ステップS1)、スケール6に変動があるか否かが
チェックされ(ステップS2)、スケール6によって変
動が検出された場合のみ、内部タイマが起動(タイマス
タート)され(ステップS3)、時間計測が開始され
る。
【0044】ここで、スキャニングまたはキー入力の有
無がチェックされ(ステップS4)、スキャニングまた
はキー入力が検出された時点で、1アイテムの処理に要
したトータル時間(タイマ時間)から、前回のトータル
時間(この時のトータル時間が前回のトータル時間とし
て記憶される)が減算されて、1アイテムの処理に要し
た時間(1アイテム時間)として記憶される(ステップ
S5)。
【0045】引き続き、キー入力の有無が検出され(ス
テップS6)、キー入力がない場合、アイテム登録が行
われ(ステップS7)、PLU累積時間エリアに1アイ
テム時間が加算されるとともに(ステップS8)、タイ
マスキャニング数が+1(インクリメント)され、上記
ステップS4からの処理が繰り返される。
【0046】上記ステップS6の処理において、キー入
力がある場合、キー入力がSTキーであるか否かがチェ
ックされ(ステップS10)、キー入力がSTキーであ
った場合、上記ステップS3で起動した内部タイマが停
止(タイマストップ)され(ステップS11)、ファイ
ルシステム3内の対象ファイルに1アイテムの処理に要
した時間(1アイテム時間)が記憶され(ステップS1
2)、上記ステップS4からの処理が繰り返される。
【0047】また、上記ステップS10の処理におい
て、キー入力がSTキーではなかった場合、キー入力が
締めキーであるか否かがチェックされ(ステップS1
3)、キー入力が締めキーでなかった場合、対応キーの
ファンクションの実行の後(ステップS14)、上記ス
テップS4からの処理が繰り返される。
【0048】一方、上記ステップS13の処理におい
て、キー入力が締めキーであった場合、現在の動作モー
ドがOJTモードであるか否かがチェックされ(ステッ
プS15)、OJTモードであった場合のみ、後述する
OJTモード処理が実行される(ステップS16)。
【0049】図4は、OJTモード処理を示すフローチ
ャートである。
【0050】OJTモード処理では、まず、預かり入力
額が変数Aに代入され(ステップS21)、初心者担当
者であるか否かがチェックされる(ステップS22)。
【0051】ここで、初心者担当者であった場合、預か
り入力を再度入力するように催促する表示が行われて
(ステップS23)、再入力された預かり再入力額が変
数Bに代入される(ステップS24)。
【0052】そして、変数Aと変数Bとが等しいか否か
がチェックされ(ステップS25)、等しい場合は次処
理に進み、等しくない場合は、上記ステップS21から
の処理が繰り返し実行される。
【0053】一方、上記ステップS22の処理におい
て、初心者担当者ではない場合、ステップS23〜ステ
ップS25の処理がスキップされ、ステップS26の処
理に進む。
【0054】次いで、つり銭表示額が変数Cに代入され
(ステップS26)、初心者担当者であるか否かがチェ
ックされる(ステップS27)。
【0055】ここで、初心者担当者であった場合、つり
銭入力を再度入力するように催促する表示が行われて
(ステップS28)、再入力されたつり銭入力額が変数
Dに代入される(ステップS29)。
【0056】そして、変数Cと変数Dとが等しいか否か
がチェックされ(ステップS30)、等しい場合は復帰
し、等しくない場合は、上記ステップS26からの処理
が繰り返し実行される。
【0057】OJT期間中は、その日の作業修了時にキ
ャッシャーレベル管理機能がOJT対象者に対して成熟
度を表す、スペシャルレポートが発行され、キャッシャ
ーに上達度が通知される。
【0058】図5は、熟練度を通知するための熟練度レ
ポートの出力例を示す図である。
【0059】すなわち、本実施例における上達度の通知
としては、例えば、図5に示すように、他の実務モード
で作業するベテランのキャッシャーとのレベル差等も比
較できるように印字され、OJTモードで一定のレベル
以上に達すると、教育期間の終了となる。
【0060】キャッシャーレベル管理機能では、キャッ
シャー個別の熟練度が計測できるため、教育担当者の主
観によらない適切な判断で能率給等に対する定量的な判
断材料が得られ、さらに、実務モードで業務を行うキャ
ッシャーによる特定商品の入力時間を演算する等によっ
て、特定商品の入力に関するスペシャルレポートの発行
も可能である。
【0061】図6は、担当者ファイルのフォーマットを
示す図であり、図7は、担当者レポートの出力例を示す
図である。
【0062】また、本実施例では、図6に示すように、
担当者ファイルにGT(今までの登録総合計)を持たせ
ることにより、その担当者が今まで登録した総合計を、
図7に示すような担当者レポートとして出力することに
よりチェックすることが可能となり、各担当者のキャリ
アを的確に判断することができる。
【0063】図8〜図11は本発明に係るデータ処理装
置(ECR)の他の実施例を示す図である。
【0064】本実施例は、前述の実施例に加えて、キャ
ッシャー別のレベル情報を記憶するとともに、添削情報
も記憶しており、所定の操作により演習モード(解答添
削モード)に入り、添削処理が動作するものとする。
【0065】なお、以下の説明では、ECR1内にテス
ト問題の添削システムを組み込んだ場合について説明す
る。
【0066】ちなみに、本実施例における添削システム
の概要は、ECR1を購入した客が、ECR1内に同梱
されているECR操作問題集の問題を解き、その解答を
ECR1に入力すると、自動的にECR1が添削を行っ
てくれるというシステムである。
【0067】図8及び図9は、本実施例における添削処
理を示すフローチャートである。
【0068】まず、演習モードを実行するキャッシャー
によりクラークの暗証番号が入力され(ステップQ
1)、動作開始が認められると、次に、キャッシャーに
よって問題群が選択される(ステップQ2)。これによ
り、ECR1内では、どの問題群の添削を行うのかが認
識される。
【0069】図10は、制御部5のROM内に格納され
た問題集の解答テーブルの例を示す図である。
【0070】上記ステップQ2によって選択された問題
群が、どのレコードNo.に該当するかが決定され、E
CR1内で問題群が決定されると、該当問題が問題群中
の何問目かという問題番号が表示される(ステップQ
3)。
【0071】次いで、キャッシャーにより問題集の該当
問題の解答がECR1に対して入力される(ステップQ
4)。
【0072】ここで、入力処理を一時解除したい場合
は、「Cボタン」を押下することにより処理がキャンセ
ルされ(ステップQ5)、添削結果が知りたい場合は、
「OK」を押下することにより、入力された番号、先に
入力された問題群の番号、問題の何問目かという情報に
より、ROM内に格納された問題集の解答テーブル内の
レコードとの比較が行われ、解答とROM内のテーブル
データとが一致しているならば、ドロアが開かれること
により正解が知らさせ、不一致ならば、ブザーが鳴らさ
れることにより不正解が知らせられる(ステップQ
7)。
【0073】次いで、ECR1内の問題数のカウンタが
+1(インクリメント)されるとともに、正解ならば、
正解数のカウンタも+1(インクリメント)される(ス
テップQ8)。
【0074】以下、ECR1では全問題終了したか否か
がチェックされ(ステップQ9)、問題群の問題数が終
了するまで、上記ステップQ3〜ステップQ8までの処
理が繰り返し実行される。
【0075】すべての問題の解答が終了すると、図11
に示すように、キャッシャーファイル内の問題数と正解
数とのエリアにカウンタの値が加算されるとともに、暗
証番号と今回の点数とが算出されて表示される(ステッ
プQ10)。
【0076】さらに、この時点で表示切換の実行有無が
尋ねられ(ステップQ11)、表示切り換えを行う場
合、キャッシャーはボタン操作により、今回の点数と今
までのトータルの点数とが切り換えられ、今までのトー
タルの点数も確認できるようになっている。
【0077】そして、終了の有無が確認され(ステップ
Q13)、終了が選択されると、解答添削モードが終了
し、そうでなければ、上記ステップQ11及びステップ
Q12の処理が繰り返される。
【0078】すなわち、本実施例では、複数の入力数値
の関係により、出力が制御されるようになっているた
め、ECR1の内部にある問題番号とその解答とが入力
されると、ECR1が自動的に添削してくれるというよ
うな機能を持たせることができ、ECR1の導入時に操
作を簡単に覚えることができる。
【0079】以上説明したように、本実施例では、ファ
イルシステム3に記憶された入力状況のデータがオペレ
ータ別に出力されるので、オペレータ個別の技能レベル
を容易に計測、管理することができる。
【0080】したがって、個々のキャッシャーのレベル
を容易に判断・管理することができ、キャッシャー個別
の能力評価や、新人のOJDやOJT教育に利用するこ
とができる。
【0081】図12は、マスタ・スレーブ方式を用いて
いるPOSシステムの構成例を示す図である。
【0082】図12におけるマスタ・スレーブ方式を用
いたPOSシステムは、マスタ11、バックアップマス
タ12、スレーブ(1〜n)13、をデータラインL1
で接続し、また、マスタ11にパソコン14をラインL
2で接続したものである。
【0083】なお、上記実施例では、単体のECR1の
運用に関して用いた例を示しているが、例えば、図12
に示すような、マスタ・スレーブ方式を用いているPO
Sシステムや、インラインによって接続されたシステム
ECR1の構成において運用すれば、システム運用者に
よる店舗レベルでのキャッシャーレベルや、売り場単位
でのキャッシャーレベルの傾向が、マスタ11あるいパ
ソコン14で適宜見ることができ、それにより、オーナ
ー等が事務所に居ながらキャッシャーレベルの分析を行
うことができる。
【0084】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、入力記憶手段
に記憶された入力状況のデータをオペレータ別に出力す
ることができ、オペレータ個別の技能レベルを容易に計
測、管理することができる。
【0085】また、この場合、請求項2記載の発明で
は、前述の請求項1記載の発明に加えて、オペレータ別
に入力時間の累計を記憶して、各オペレータの個別の技
能レベルを定量的に計測、管理することができる。
【0086】そして、この場合、請求項3記載の発明に
よれば、前述の請求項1または2記載の発明に加えて、
入力されるデータに対する点数に基づいてオペレータ別
の評価を行うことができ、各オペレータの個別の技能レ
ベルを正確に計測、管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデータ処理装置としてのECRの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のECRでのキャッシャーレベル管理
機能を説明するためのフローチャートである。
【図3】図2に続く、本実施例のECRでのキャッシャ
ーレベル管理機能を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】OJTモード処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】熟練度を通知するための熟練度レポートの出力
例を示す図である。
【図6】担当者ファイルのフォーマットを示す図であ
る。
【図7】担当者レポートの出力例を示す図である。
【図8】本実施例における添削処理を示すフローチャー
トである。
【図9】図8に続く、本実施例における添削処理を示す
フローチャートである。
【図10】制御部のROM内に格納された問題集の解答
テーブルの例を示す図である。
【図11】図11は、キャッシャーファイルの例を示す
図である。
【図12】マスタ・スレーブ方式を用いているPOSシ
ステムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ECR 2 入力部(データ入力手段) 2a キーボード 3 ファイルシステム(入力記憶手段) 3a 記録ファイル 4 プリンタ(出力手段) 5 制御部 6 スケール 11 マスタ 12 バックアップマスタ 13 スレーブ 14 コンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からオペレータにより所定データを入
    力するデータ入力手段と、 該データ入力手段から入力された入力データに基づいて
    当該オペレータの入力状況をデータとして記憶する入力
    記憶手段と、 該入力記憶手段に記憶された入力状況のデータをオペレ
    ータ別に出力する出力手段と、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記入力記憶手段は、 前記データ入力手段より入力される時間をオペレータ別
    にそれぞれ累計して記憶することを特徴とする請求項1
    記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記入力記憶手段は、 前記データ入力手段より入力されるデータに対して付さ
    れる点数をオペレータ別にそれぞれ記憶することを特徴
    とする請求項1または2記載のデータ処理装置。
JP3757894A 1994-02-09 1994-02-09 データ処理装置 Pending JPH07225881A (ja)

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JP3757894A JPH07225881A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 データ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019169197A (ja) * 2019-06-14 2019-10-03 Necプラットフォームズ株式会社 セルフpos端末装置
US11210644B2 (en) 2018-02-28 2021-12-28 Nec Platforms, Ltd. Self-service POS terminal device

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US11210644B2 (en) 2018-02-28 2021-12-28 Nec Platforms, Ltd. Self-service POS terminal device
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