JP2019169197A - セルフpos端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品のICタグを読み取るセルフPOS端末装置であって、未登録の商品があるにもかかわらず、精算されてしまうという不具合が生じる恐れがないセルフPOS端末装置を提供する。【解決手段】セルフPOS端末装置は、第1のアンテナANT1と第2のアンテナANT2を介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取る。第1のアンテナは、買物カゴ内の商品のICタグを読み取り、第2のアンテナは、買物カゴから取り出されて買物袋に投入される商品のICタグを読み取る。第1のアンテナを介して、買物カゴ内の商品のICタグから商品に関する情報を読み取ったことを契機として商品登録を開始し、第1のアンテナを介して読み取った商品に関する情報は商品登録に用いることはせず、第2のアンテナを介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取って商品登録する。【選択図】図4

Description

本発明は、セルフPOS端末装置に関する。
スーパーマーケット等の店舗に設置され、顧客の購入する商品を登録し、精算を行うPOS(Point of Sales)端末装置には、セルフPOS端末装置と呼ばれるものがある。セルフPOS端末装置では、顧客自身が、購入する商品の商品登録を行い、精算を行う。
特許文献1には、セルフPOS端末装置の一例である無線タグ読取処理装置が開示されている。無線タグ読取処理装置は、顧客がショッピングカートに商品を積載したままで商品登録を行い、決済までを行うことができる。
特開2010−267010号公報
しかしながら、購入しようとする商品をショッピングカートに積載したままで商品登録を行うので、複数の商品が重なっていると、重なり具合によっては、商品の無線タグ(ICタグ)を読み取ることができない場合がある。商品の無線タグ(ICタグ)を読み取ることができないと、商品の登録が行われないので、未登録の商品があるにもかかわらず、決済(精算)されてしまうという不具合が生じる。
本発明の課題は、商品のICタグを読み取るセルフPOS端末装置であって、未登録の商品があるにもかかわらず、精算されてしまうという不具合が生じる恐れがないセルフPOS端末装置を提供することにある。
本発明の一態様によれば、第1のアンテナと第2のアンテナとを有し、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナのそれぞれを介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取るセルフPOS端末装置であって、前記第1のアンテナは、所定位置にある買物カゴに積載された商品のICタグを読み取る位置に配置されて第1の読取エリアを形成し、前記第2のアンテナは、前記所定位置にある買物カゴから取り出されて買物袋に投入される商品のICタグを読み取る位置に配置されて第2の読取エリアを形成し、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナから、それぞれ所定の時間毎に、商品のICタグの読み取りを行うために電波を放射し、前記第1のアンテナを介して、前記所定位置にある買物カゴに積載された商品のICタグから商品に関する情報を読み取ったことを契機として商品登録を開始し、前記第1のアンテナを介して読み取った商品に関する情報は商品登録に用いることはせず、前記第2のアンテナを介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取って商品登録する、セルフPOS端末装置が提供される。
本発明によれば、商品のICタグを読み取るセルフPOS端末装置であって、未登録の商品があるにもかかわらず、精算されてしまうという不具合が生じる恐れがないセルフPOS端末装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るセルフPOS端末装置の斜視図である。 (a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ、図1のセルフPOS端末装置の正面図、上面図、左側面図、右側面図、裏面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、図1のセルフPOS端末装置の上部の正面図、(a)のA−A線縦断面図である。 図1のセルフPOS端末装置の上面図に、第1の読取エリアと第2の読取エリアを2点鎖線で記した図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、本発明の実施形態に適用される、買物カゴを搭載したショッピングカートの斜視図、右側面図、裏面図である。 (a)、(b)はそれぞれ、買物カゴを搭載したショッピングカートの別の例の右側面図、裏面図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、商品を積載した買物カゴを搭載したカートを、商品登録と精算を行う位置に進入させたときのセルフPOS端末装置の斜視図、正面図、右側面図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、商品を積載した買物カゴを、買物カゴ載置部に載置したセルフPOS端末装置の斜視図、正面図、右側面図である。 顧客が、セルフPOS端末装置で、商品登録と精算を行う様子を示す斜視図である。 セルフPOS端末装置の構成の一例を示したブロック図である。 セルフPOS端末装置で実行される、商品登録と精算の動作の流れを説明するためのフローチャート図である。
図1〜図11を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るセルフPOS端末装置の斜視図である。図2の(a)はセルフPOS端末装置の正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図、(e)は裏面図である。図3の(a)はセルフPOS端末装置の上部の正面図、(b)は(a)のA−A線縦断面図である。図4は、セルフPOS端末装置の上面図に、第1の読取エリアと第2の読取エリアを2点鎖線で記した図である。図5の(a)は買物カゴを搭載したショッピングカート(以下、カートと略称する)の斜視図、(b)は右側面図、(c)は裏面図である。図6の(a)は他の例のカートの右側面図、(b)は裏面図である。図7の(a)は商品(不図示)を積載した買物カゴを搭載したカートを、商品登録と精算を行う位置に進入させたときのセルフPOS端末装置の斜視図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図8の(a)は商品(不図示)を積載した買物カゴを買物カゴ載置部に載置したセルフPOS端末装置の斜視図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図9は、顧客が、セルフPOS端末装置で、商品登録と精算を行う様子を示す斜視図である。
以降の説明では、商品を買物カゴに入れることを「積載」、カートに買物カゴを載せることを「搭載」、セルフPOS端末装置の買物カゴ載置部に買物カゴを置くことを「載置」と呼んで区別することとする。また、セルフPOS端末装置の前方側を「顧客側」と呼び、その反対側を後方側と呼ぶことがある。
図1や図2に示すように、セルフPOS端末装置100は、当該装置の本体部110、左側板部120、右側板部130、底板部140、フレーム部150、及び買物カゴ載置部160を有している。セルフPOS端末装置100は、一部を除いて、金属(鉄やアルミ等)製の板金やフレームで構築されている。
図2の右側面図(d)の点線は、右側板部130に内蔵されている第1のアンテナANT1を示し、図2の正面図(a)の点線は、本体部110に内蔵されている第2のアンテナANT2を示す。第1のアンテナANT1、第2のアンテナANT2には、例えばRFID(Radio Frequency Identification)アンテナを用いることができる。左側板部120及び右側板部130に臨む本体部110の面、左側板部120の外側の面、及び右側板部130の外側の面にはそれぞれ、プラスチック製の板111、121、131が取り付けられている。
本体部110の上部には、レシートを出力するプリンタPRTと非接触ICカードの読み書きを行う非接触ICカードリーダライタCRWが内蔵されている。また、図3に示すように、本体部110の上部には、内蔵されたLCD(Liquid Crystal Display)(表示装置)112の画像を空中に結像させるAI(Aerial Imaging)プレートAIPが取り付けられている。AIプレートAIPは、ガラス製プレート、もしくは樹脂製プレートである。AIプレートAIPの前面には、保護のためにプラスチック製の透明パネル113が取り付けられている。
ここでは、AIプレートAIPは、水平面に対して85度の傾斜角度を持つように取り付けられている。LCD112の画像は、AIプレートAIPを介して、図3に符号IMGで示すように空中に結像される。AIプレートAIPとLCD112とは45度の角度をなすように配置されている。AIプレートAIPと空中画像IMGとは45度の角度をなしており、空中画像IMGは、水平面に対して40度の傾斜角度を有している。AIプレートAIPの下には、空中画像IMGにおける顧客の指先の位置を検出するために、空中画像IMGに向けて、撮像装置であるカメラCMが設けられている。顧客は、空中画像IMGの操作画面において、表示された操作キーに、指先を位置させることによって、セルフPOS端末装置に入力を行うことができる。操作画面が空中画像IMGとして表示されるので、商品登録や精算に伴う顧客の動作の障害となることはない。また、操作画面のみが空中画像IMGとして表示されるので、従来の表示装置のように操作画面の周囲に設けられる枠によって、顧客の視野が阻害されることはない。なお、図3に示されるような複数の構成要素の配置形態、表示形態は一例にすぎず、本発明がこれらの配置形態、表示形態に限定されるものでないことは言うまでも無い。
図2、図4に示すように、本体部110には、第1のアンテナANT1と第2のアンテナANT2とを有するICタグリーダ(不図示)が内蔵されている。ICタグリーダは、第1のアンテナANT1と第2のアンテナANT2のそれぞれを介して、商品に付けられたICタグ(不図示)に記憶されているデータ(商品に関する情報)を読み取ることができる。
左側板部120は、本体部110の左側端部から顧客側に延びるように設けられ、右側板部130は、本体部110の右側端部から顧客側に延びるように設けられている。左側板部120と右側板部130は、四角形の一つの角が切り取られた形状をしており、フレーム部150によって支持されている。左側板部120には何も内蔵されていないが、右側板部130には、第1のアンテナANT1が内蔵されている。第1のアンテナANT1の裏面には、電波を遮蔽する第1の遮蔽板SP1が設置されている。右側板部130における買物カゴ載置部160側の面は、第1のアンテナANT1からの電波を通すようにプラスチック製の板131(図2)で覆われている。
図1、図2に示すように、買物カゴ載置部160は、右側板部130の底部に近い高さ位置におけるフレーム部150に、棚受け161を介して水平に設置されている。そして、図4に示すように、買物カゴ載置部160上のエリアに、商品に付けられたICタグに記憶されている商品コードを読み取る第1の読取エリアRA1が設定される。なお、商品コードは、商品を識別する商品識別情報であり、商品に関する情報のひとつである。
左側板部120と右側板部130に対応する高さ位置の本体部110には、第2のアンテナANT2が内蔵されている。第2のアンテナANT2の裏面には、電波を遮蔽する第2の遮蔽板SP2が設置されている。左側板部120や右側板部130に臨む本体部110の面は、第2のアンテナANT2からの電波を通すようにプラスチック製の板111(図2)で覆われている。図4に示すように、左側板部120と、右側板部130と、左側板部120と右側板部130に対応する本体部110と、底板部140とで囲まれたエリアに、商品に付けられたICタグに記憶されている商品コードを読み取る第2の読取エリアRA2が形成される。
図4のセルフPOS端末装置の上面図に、第1の読取エリアRA1と第2の読取エリアRA2が、2点鎖線で示されている。図4中の点線は、第1のアンテナANT1と第1の遮蔽板SP1、第2のアンテナANT2と第2の遮蔽板SP2を示している。
図1に示されるように、底板部140は、左側板部120の底部と右側板部130の底部の間に、フレーム部150をも利用して設置されている。底板部140上には、買物袋貯留保持部141が設けられている。買物袋貯留保持部141には複数の買物袋(レジ袋)が貯留されている。セルフPOS端末装置の前に立った顧客は、貯留されている複数の買物袋の内、最前列の買物袋を1枚引き出して、それを開口した状態とする。買物袋貯留保持部141において、買物袋は開口された状態で保持され、顧客は買物袋に商品を投入することが可能である。なお、図1、図2、図4において、貯留されている複数の買物袋や開口された状態の買物袋は図示していない。
買物カゴ載置部160は木製で良く、右側板部130の底部に近い高さ位置に設けられている。買物カゴ載置部160には、顧客が商品を積載した買物カゴを搭載したカート200(図5参照)を、商品登録と精算を行う位置(所定の位置)に進入させるときに、カート200の狭小部201をガイドする凹部160a(図1、図2参照)が設けられている。買物カゴ載置部160に、後方側に向かって幅が狭くなる略V字状の凹部160aが設けられていることによって、狭小部201が凹部160aでガイドされるので、顧客は、商品を積載した買物カゴを搭載したカート200を、商品登録と精算を行う位置に、確実かつ容易に進入させることができる。
図5(a)、(b)、(c)はそれぞれ、買物カゴ250を搭載したカート200の斜視図、右側面図、裏面図である。図5に示すように、カート200は、狭小部201、買物カゴ250を搭載する買物カゴ搭載部202、取手部203、複数(ここでは3個)の車輪204及び車輪取付部(脚部)205を有する。狭小部201は、買物カゴ搭載部202と車輪取付部205の間に形成されており、平面的な占有面積は、買物カゴ搭載部202や車輪取付部205に比べて狭小である。
ところで、カートは、図6に示す形状のカートであってもよい。図6に示すカート300は、狭小部301、買物カゴ250を搭載する買物カゴ搭載部302、取手部303、複数(ここでは3個)の車輪304及び車輪取付部305を有する。狭小部301は、買物カゴ搭載部302と車輪取付部305の間に設けられており、円柱状である。カートは、図5や図6に示すものには限定されない。すなわち、カートは、買物カゴ搭載部と車輪及び車輪取付部とを有し、それらの間に、買物カゴ載置部160の凹部160aによってガイドされる狭小部を有していればよい。
図7は、商品(不図示)を積載した買物カゴ250を搭載したカート200を、商品登録と精算を行う位置(所定の位置)に進入させたときのセルフPOS端末装置100の斜視図(a)、正面図(b)、右側面図(c)である。セルフPOS端末装置100は、右側板部130に内蔵された第1のアンテナANT1(図4)を介して、所定の位置にあるカート200に搭載された買物カゴ250内の商品のICタグを読み取ることができる。
図8は、商品(不図示)を積載した買物カゴ250を買物カゴ載置部160に載置したセルフPOS端末装置100の斜視図(a)、正面図(b)、右側面図(c)である。図8に示すように、買物カゴ載置部160には、商品を積載した買物カゴ250を載置することができる。商品を積載した買物カゴ250を買物カゴ載置部160上に載置した状態でも、セルフPOS端末装置100は、右側板部130に内蔵された第1のアンテナANT1(図4)を介して、買物カゴ250内の商品のICタグを読み取ることができる。
なお、図7や図8において、買物カゴ250に積載した商品は図示していない。また、図7や図8において、貯留されている複数の買物袋や開口された状態の買物袋は図示していない。
図9は、顧客が、商品を積載した買物カゴ250を搭載したカート200を所定の位置に進入させた後、セルフPOS端末装置100で、商品登録と精算を行う様子を示す斜視図である。なお、図9において、買物カゴに積載した商品は図示していない。
顧客は、商品(不図示)を積載した買物カゴ250を搭載したカート200を、図7で説明した、商品登録と精算を行う所定の位置に進入させる。その後、顧客は、図9に示すように、空中画像IMG、すなわち、操作を促すメッセージや操作のためのキー等が表示される操作画面を視認しつつ、第1の読取エリアRA1(図4)にある買物カゴ250から商品を一品ずつ、もしくは数品を取り出して、第2の読取エリアRA2(図4)にある買物袋350に商品を投入して、商品登録を行う。商品登録が終わったら、非接触ICカード(不図示)を非接触ICカードリーダライタCRWに翳して、非接触ICカードにチャージされている電子マネーで精算を行う。
図10は、セルフPOS端末装置の電気的な構成の一例を示す図である。セルフPOS端末装置100は、記憶部MMを有する制御部10、操作画面等によるデータの入力部11、プリンタ等によるデータの印刷部12、出力部13、表示部14、カードリーダ/ライタ部15、ICタグリーダ部16、及び通信部17を備えている。
制御部10は、セルフPOS端末装置の各部の制御を行う。入力部11は、操作画面におけるキーを押下する等によって、データを入力する。上記のセルフPOS端末装置100では、空中画像IMGの操作画面において、顧客が指先で所望する位置を指し示し、カメラCMで撮像して指先がどの位置にあるかを認識することによって、キー操作によるデータの入力が行われる。出力部13は、操作確認やガイド、警告等のための音や音声等を出力する。上記のセルフPOS端末装置100では、図示しないスピーカから、音や音声を出力する。表示部14は、操作に必要なメッセージや操作を行うためのキー等を表示する。上記のセルフPOS端末装置100では、図4で説明したように、内蔵されているLCD112に表示される画面が、AIプレートAIPを介して空中画像IMGとして表示される。ここでは、空中画像IMGを形成するLCD112と、AIプレートAIPと、カメラCMとで入力部11と表示部14の機能を実現していると言える。
カードリーダ/ライタ部15は、非接触ICカードの読み書きを行う。上記のセルフPOS端末装置100では、内蔵されている非接触ICカードリーダライタCRWにて非接触ICカードの読み書きを行う。ICタグリーダ部16は、ICタグに記憶されているデータを読み取る。上記のセルフPOS端末装置100では、第1のアンテナATN1と第2のアンテナANT2とを有するICタグリーダによって、第1のアンテナANT1と第2のアンテナANT2のそれぞれを介して、商品に付けられたICタグに記憶されているデータを読み取る。通信部17は、有線もしくは無線で、店舗サーバ等の他の装置と通信を行う。
図11は、セルフPOS端末装置100の制御部10が、商品登録から精算までに実行する処理のフローチャートである。以下、図9、図10をも参照して、セルフPOS端末装置100の制御部10が、商品登録から精算までに実行する処理について説明する。
1.顧客が、第1の読取エリアRA1に商品を積載した買物カゴ250を位置させると、ICタグリーダ部16により商品の商品コードが検出される。つまり、第1の読取エリアRA1では所定の時間(例えば1秒)t1毎に、第1のアンテナANT1から電波が放射されて商品コードの検出が行われる。ステップS1では、制御部10が、ICタグリーダ部16を介して第1の読取エリアRA1で商品コードが検出されたかの判定を行う。第1の読取エリアRA1で商品コードが検出された場合は(ステップS1のY)、ステップS2に移行する。第1の読取エリアRA1で商品コードが検出されない場合は(ステップS1のN)、ステップS1を繰り返す。
2.制御部10は、第1の読取エリアRA1で検出された全商品の商品コードを商品コードリストとして記憶部MMに記憶し(ステップS2)、ステップS3に移行する。なお、ステップS2では、第1の読取エリアRA1において所定の時間毎に、第1のアンテナANT1から電波が放射されて商品コードの検出が行われる。これ以降、精算が完了するまで、第1の読取エリアRA1では所定の時間毎に商品コードの検出が行われ、商品コードが検出される毎に商品コードリストが更新される。
3.制御部10は、商品登録を開始して、ステップS4に移行する(ステップS3)。
4.ステップS4では、制御部10が、ICタグリーダ部16を介して第2の読取エリアRA2で商品コードが検出されたかの判定を行う。第2の読取エリアRA2で商品コードが検出された場合は(ステップS4のY)、ステップS5に移行する。第2の読取エリアRA2で商品コードが検出されない場合は(ステップS4のN)、ステップS4を繰り返す。ここで、顧客が、買物カゴ250から商品を取り出して、第2の読取エリアRA2にある買物袋350に投入すると、ICタグリーダ部16を介して商品の商品コードが検出される。第2の読取エリアRA2でも所定の時間(例えば1秒)t2毎に、第2のアンテナANT2から電波が放射されて商品コードの検出が行われる。
5.ステップS5では、制御部10が、第2の読取エリアRA2で検出された商品コードの商品を登録する。商品登録に際しては、制御部10は記憶部MMに記憶されている、商品コードと商品に関する情報(商品名や単価等)とが対応付けて記憶されているPLU(Price Look Up)ファイルを参照して、商品を登録する。なお、記憶部MMにPLUファイルを記憶せず、通信部17を介して、PLUファイルを記憶している店舗サーバ等に商品コードを送信し、商品に関する情報を取得するようにしてもよい。
6.ステップS6では、制御部10が、商品登録を終了したかの判定を行う。商品登録が終了した場合は(ステップS6のY)、ステップS7に移行する。商品登録が終了していない場合は(ステップS6のN)、ステップS4に戻る。なお、顧客が、操作画面で、商品登録終了を入力するキーを選択すると商品登録終了となる。
7.ステップS7では、制御部10が、再度、ICタグリーダ部16を介して第1の読取エリアRA1で商品コードが検出されたかの判定を行う。第1の読取エリアRA1で商品コードが検出された場合は(ステップS7のY)、ステップS9に移行する。第1の読取エリアRA1で商品コードが検出されない場合は(ステップS7のN)、ステップS8に移行する。ステップS7において第1の読取エリアRA1で商品コードが検出されたということは、商品登録が終了したにもかかわらず、顧客が見逃して、未登録の商品が買物カゴ250に残留していることを意味している。
8.ステップS8では、制御部10が、精算が完了しているかの判定を行う。精算が完了している場合は(ステップS8のY)、ステップS10に移行する。精算が完了していない場合は(ステップS8のN)、ステップS8を繰り返す。精算が完了している場合とは、商品登録された全商品の合計額の支払いに伴う処理が終わって、プリンタPRTからレシートが印刷されて排出された場合である。上記のセルフPOS端末装置100では、非接触ICカードを非接触ICカードリーダライタCRWに翳して、非接触ICカードにチャージされている電子マネーで精算を行う。
9.ステップS9では、制御部10が、出力部13を通して警報を出力する。例えばスピーカを通して、警報音や、未登録の商品が買物カゴに残っている旨の音声メッセージを送出する。この場合、制御部10は、ICタグリーダ部16を介して未登録、すなわち残留している商品の商品コードを把握しているので、残留している商品の商品名を音声メッセージに含めて送出するようにしてもよい。警報を確認した顧客は、買物カゴ250から商品を取り出して買物袋350に投入する。その結果、ステップS4で商品コードが検出されて商品の登録が行われる。
10.ステップS10では、制御部10が、精算完了と判定した時点、すなわちプリンタPRTからレシートが印刷されて排出された時点から所定時間t3が経過しているかの判定を行う。所定時間t3が経過していた場合は(ステップS10のY)、ステップS11に移行する。所定時間t3が経過していない場合は(ステップS10のN)、ステップS10を繰り返す。所定時間t3とは、プリンタPRTからレシートが印刷されて排出された後、顧客が、買物袋貯留保持部141から商品が投入された買物袋350を取り出して立ち去るのに要する時間として十分な時間であり、例えば、10秒である。所定時間t3をカウントすることに替えて、セルフPOS端末装置100に人感センサを設け、人感センサで人を検知するか否かで判断するようにしてもよい。この場合、以下のようなフローとなる。人感センサで人を検知しない場合は(ステップS10のY)、ステップS11に移行する。人感センサで人を検知した場合は(ステップS10のN)、ステップS10を繰り返す。
11.ステップS11では、制御部10が、再度、ICタグリーダ部16を介して第2の読取エリアRA2で商品コードが検出されたかの判定を行う。第2の読取エリアRA2で商品コードが検出された場合は(ステップS11のY)、ステップS12に移行する。第2の読取エリアRA2で商品コードが検出されない場合は(ステップS11のN)、ステップS1に戻る。ここで、第2の読取エリアRA2で商品コードが検出された場合というのは、顧客が、買物袋貯留保持部141から商品が投入された買物袋350を取り出さずに立ち去ろうとしている場合である。
12.ステップS12では、制御部10が、出力部13を通して警報を出力する。例えばスピーカを通して、警報音や、商品が投入された買物袋がセルフPOS端末装置に残っている旨のメッセージを送出する。この警報を確認した顧客は、買物袋貯留保持部141から買物袋350を取り出して離れ、ステップS10に移行する。
上述した実施形態に係るセルフPOS端末装置は、以下の効果を奏する。
(1)買物カゴから商品を取り出して、買物袋に商品を投入すると商品登録するので、未登録の商品があるにもかかわらず、精算されてしまうという不具合が生じる恐れがない。
(2)商品登録の際に商品を買物袋に投入するので、精算後に、改めて商品を袋詰めする必要がない。
(3)商品登録終了の入力操作後、買物カゴに商品が残っていた場合は警報を出力するので、顧客が商品を見逃してしまうことで、買物カゴに商品が残留する恐れがない。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されない。
例えば、上述の実施形態では、右側板部130に第1のアンテナANT1を内蔵し、右側板部130の底部に近い高さ位置の外側に買物カゴ載置部160を設けていたが、左側板部120に第1のアンテナANT1を内蔵し、左側板部120の底部に近い高さ位置の外側に買物カゴ載置部160を設けるようにしてもよい。この場合、プリンタPRTと非接触ICカードリーダライタCRWを本体部110の上部の左側に配置し、LCD112、AIプレートAIP、及びカメラCMを本体部110の上部の右側に配置するのが望ましい。
また、上述の実施形態では、第1のアンテナANT1と第2のアンテナANT2を有するICタグリーダを用いているが、ひとつのアンテナを有するICタグリーダを2台用いるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、商品のICタグから商品コードを取得し、PLUファイルを参照して商品登録に必要な商品に関する情報を得て、商品登録していたが、商品のICタグに商品登録に必要な商品に関する情報を記憶させておき、PLUファイルを参照することなく、商品のICタグから直接、商品登録に必要な商品に関する情報を取得し、商品登録するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、精算のために、非接触ICカードリーダライタCRWのみを設けていたが、現金で精算を行う場合には紙幣取扱装置及び硬貨取扱装置を設け、接触式ICカードで精算を行う場合には接触式ICカードリーダライタを設け、磁気カードで精算を行う場合には磁気カードリーダライタを設けるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、内蔵されたLCD112と、AIプレートAIPと、カメラCMとで、表示部14と入力部11を実現していたが、これに替えて、タッチパネル付きディスプレイを用いるようにしてもよい。
本発明は、セルフ精算機能を持つセルフPOS端末装置全般に適用可能である。
100 セルフPOS端末装置
110 本体部
120 左側板部
130 右側板部
140 底板部
141 買物袋貯留保持部
150 フレーム部
160 買物カゴ載置部
200、300 ショッピングカート
201、301 狭小部
250 買物カゴ
350 買物袋
IMG 空中画像
CM カメラ
PRT プリンタ
CRW 非接触ICカードリーダライタ
ANT1 第1のアンテナ
ANT2 第2のアンテナ
AIP AIプレート
112 LCD
RA1 第1の読取エリア
RA2 第2の読取エリア

Claims (9)

  1. 第1のアンテナと第2のアンテナとを有し、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナのそれぞれを介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取るセルフPOS端末装置であって、
    前記第1のアンテナは、所定位置にある買物カゴに積載された商品のICタグを読み取る位置に配置されて第1の読取エリアを形成し、前記第2のアンテナは、前記所定位置にある買物カゴから取り出されて買物袋に投入される商品のICタグを読み取る位置に配置されて第2の読取エリアを形成し、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナから、それぞれ所定の時間毎に、商品のICタグの読み取りを行うために電波を放射し、
    前記第1のアンテナを介して、前記所定位置にある買物カゴに積載された商品のICタグから商品に関する情報を読み取ったことを契機として商品登録を開始し、前記第1のアンテナを介して読み取った商品に関する情報は商品登録に用いることはせず、前記第2のアンテナを介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取って商品登録するセルフPOS端末装置。
  2. 請求項1において、前記第1のアンテナを介して、前記所定位置にある買物カゴに積載された商品のICタグから商品コードを読み取ると、読み取った全商品の商品コードを商品コードリストとして記憶し、前記商品登録された商品の代金の精算が終了するまで前記商品コードリストを更新するセルフPOS端末装置。
  3. 請求項1または2において、商品登録終了の入力を受け付けた後に、前記第1のアンテナを介して、商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取った場合は警報を出力するセルフPOS端末装置。
  4. 請求項3において、前記警報は、商品名を含む音声メッセージであるセルフPOS端末装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、前記商品登録された商品の代金の精算が終了して所定時間経過した後に、前記第2のアンテナを介して商品のICタグに記憶された商品に関する情報を読み取った場合は警報を出力するセルフPOS端末装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、当該セルフPOS端末装置の本体部と、前記本体部の左側端部から顧客側に延びるように設けられている左側板部と、前記本体部の右側端部から顧客側に延びるように設けられている右側板部とを有し、前記第1のアンテナは、前記左側板部内もしくは前記右側板部内に設けられ、前記第2のアンテナは、前記左側板部及び右側板部に臨む前記本体部内に設けられているセルフPOS端末装置。
  7. 請求項6において、前記左側板部の底部と前記右側板部の底部の間には、底板部が設けられ、該底板部上には、前記買物袋を複数貯留するとともに、開口された前記買物袋を保持する買物袋貯留保持部が設けられ、前記第1のアンテナが設けられている前記左側板部もしくは前記右側板部の外側には、前記買物カゴを載置する買物カゴ載置部が設けられているセルフPOS端末装置。
  8. 請求項6または7において、前記本体部の上部には、操作画面を表示する表示装置が内蔵され、該表示装置の前には空中に画像を結像させるAI(Aerial Imaging)プレートが配置され、前記AIプレートを介して前記操作画面が空中に表示されるセルフPOS端末装置。
  9. 請求項8において、前記空中に表示される操作画面上の顧客の指先を撮像装置で撮像し、前記顧客の指先の前記空中に表示される操作画面上における位置を検出することによって入力を受け付けるセルフPOS端末装置。
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