JPH07225104A - ロール等の円形状被測定物の真直度測定装置 - Google Patents

ロール等の円形状被測定物の真直度測定装置

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JPH07225104A
JPH07225104A JP1560694A JP1560694A JPH07225104A JP H07225104 A JPH07225104 A JP H07225104A JP 1560694 A JP1560694 A JP 1560694A JP 1560694 A JP1560694 A JP 1560694A JP H07225104 A JPH07225104 A JP H07225104A
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straightness
guide member
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Shinji Miyamoto
紳司 宮本
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロールの真直度を精密に自動測定すること。 【構成】水平状態にしたロールRに所定間隔を置いて鞍
乗する一対の支持枠1,1と、該両支持枠1,1間に架
設したガイド部材2と、該ガイド部材2に移動自在に嵌
合するキャリッジ3と、該キャリッジ3を往復移動させ
る駆動装置4と、前記キャリッジ3とに取り付けられ、
その下端部に設けた接触子5aがロールRの外周面に接
触させる変位センサー5とを備えており、前記接触子5
aはロールRの軸心方向とは直交する方向に沿って延び
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば直径が1m以上
の大型ロール等の円形状被測定物の真直度を加工工場や
使用現場で測定するための真直度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の測定装置として、(a)
レーザー計測器、(b)オートコリメーター及び(c)
水準器などがある。(a)レーザー計測器は、レーザー
光の直進性を利用するもので、ターゲットを円形状被測
定物の外周面に載置した状態で該被測定物の軸心方向に
沿って所定ピッチごとに移動させると共に、そのターゲ
ットにレーザー光を照射し、その各測定点におけるター
ゲット上のレーザー光の位置から真直度を測定する。
(b)オートコリメーターは、ターゲットを円形状被測
定物の外周面に載置した状態で該被測定物の軸心方向に
沿って所定ピッチごとに移動させると共に、そのターゲ
ットを測量方式で肉眼で測定し、その各測定点における
ターゲットの位置から真直度を測定する。(c)水準器
は、該水準器を円形状被測定物の外周面に載置した状態
で該被測定物の軸心方向に沿って所定ピッチごとに移動
させ、その各測定点の傾斜角度を連続的につないで真直
度を測定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の各構成で
は、ターゲットまたは水準器を所定ピッチごとに手動で
移動させており、自動化が困難で、測定に手間がかか
る。また、測定点間の間隔を小さくすることが困難で、
測定精度が低い。更に、ターゲットまたは水準器を被測
定物の軸心と平行する稜線に沿って正確に移動させるこ
とが困難で、その稜線からターゲットまたは水準器が左
右に位置ずれしやすく、測定誤差が生じやすい。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑み、真直度を精
密に自動測定することができるようにしたロール等の円
形状被測定物の真直度測定装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、水平状態にしたロール等の円形状被測定
物に所定間隔を置いて鞍乗する一対の支持枠と、該両支
持枠間に架設したガイド部材と、該ガイド部材に移動自
在に嵌合するキャリッジと、該キャリッジを往復移動さ
せる駆動装置と、前記キャリッジに取り付けられ、その
下端部に設けた接触子が被測定物の外周面に接触される
変位センサーとを備えており、前記接触子は被測定物の
軸心方向とは直交する方向に沿って延びていることを特
徴としている。
【0006】
【作用】上記構成において、ロール等の円形状被測定物
の真直度を測定する場合には、両支持枠を被測定物に鞍
乗させた後、駆動装置によりキャリッジを移動させれば
よい。これによって、キャリッジに取り付けた変位セン
サーの接触子が被測定物の外周面に接触した状態で該被
測定物の軸心に沿って移動し、被測定物の真直度を連続
的に測定することができ、この場合、前記接触子が被測
定物の軸心方向とは直交する方向に沿って延びているた
め、該接触子が被測定物の稜線から左右に位置ずれする
ことがなく、精密に測定することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例である真直度測定装置を
示し、水平状態にした大型ロール(被測定物)Rに所定
間隔を置いて鞍乗する一対の支持枠1,1と、該両支持
枠1,1間に架設した例えば板状(棒状であってもよ
い)のガイド部材2と、該ガイド部材2に移動自在に嵌
合するキャリッジ3と、該キャリッジ3を往復移動させ
る駆動装置4と、前記キャリッジ3に取り付けられ、そ
の下端部に設けた接触子5aがロールRの外周面に接触
される変位センサー5とを備えている。
【0008】支持枠1は、支持枠本体1aと、該支持枠
本体1aの下端部から斜め下方に所定の対向間隔αをお
いて互いに離間する方向に延びる一対の脚部1b,1c
とからなり、該各脚部1b,1cにはマグネットホルダ
ー7が取り付けられおり、その磁力によって、支持枠
1,1をロールRの外周面所定位置に吸着できるように
なっている。
【0009】ガイド部材2は、セラミックスまたは金属
杆にセラミックスを被覆したものであって、その真直度
が5μ〜10μ以下、長さが1m〜1.5mであり、そ
の両端部が支持枠本体1aの貫通孔8に嵌着されてお
り、両支持枠1,1をロールRに鞍乗させることによ
り、ガイド部材2をロールRの軸心Oと平行させること
ができる。
【0010】キャリッジ3は角筒状であって、ガイド部
材2に移動自在に嵌合している。駆動装置4は、ガイド
部材2の両端に回転自在に設けた一対のスプロケットホ
イール10,11と、該両スプロケットホイール10,
11に巻回されると共に、その両端がキャリッジ3に連
結されたワイヤーロープ12と、一方のスプロケットホ
イール10を正逆回転させることにより、ワイヤーロー
プ12を介してキャリッジ3をガイド部材2に沿って往
復移動させる駆動モータ13とから構成されている。
【0011】変位センサー5は、例えば差動トランスや
ストレンゲージなどからなり、接触子5aの上下方向へ
の変位に対応する電圧変化に基づいて電気信号を出力す
るようになっている。
【0012】接触子5aは、図2に示すように、変位セ
ンサー5の本体から垂下された垂直軸部15の下端部か
らロールRの軸心方向とは直交する方向に沿って左右に
延びる水平軸部16からなっており、変位センサー5を
ロールRの軸心Oと平行する稜線Aに沿って移動させた
ときに、該稜線Aに水平軸部16が常時確実に接触して
その稜線Aから左右に位置ずれすることがなく、真直度
を精密に測定することができる。
【0013】ここで、図3の比較例に示すように、前記
水平軸部16の換わりにボール17を垂直軸部15の下
端部に取り付けることが考えられるが、これでは、変位
センサー5をロールRの軸心Oと平行する稜線Aに沿っ
て移動させたときに、同図にBで示すように、ロール1
7が稜線Aから左右に位置ずれする虞れがあり、精度誤
差が生じやすい。
【0014】図1中、19はマイクロコンピュータから
なる制御器であって、駆動モータ13を制御すると共
に、変位センサー5から出力された電気信号に基づいて
ロールRの断面形状(表面形状)と真直度を演算して割
り出し、それをメモリーに書き込むと共に、表示器20
に画面表示するものである。
【0015】上記構成において、ロールRの真直度を測
定する場合には、両支持枠1,1をロールRに鞍乗させ
た後、制御器19により駆動モータ13を駆動すること
により、ガイド部材2の一端に位置させたキャリッジ3
を該ガイド部材2の他端に向けて移動させればよい。こ
れによって、キャリッジ3に取り付けた変位センサー5
の接触子5aがロールRの外周面に接触した状態で該ロ
ールRの軸心Oと平行する稜線Aに沿って移動し、その
移動に伴って接触子5aが上下方向に変位すると、その
変位に対応して変位センサー5から電気信号が出力さ
れ、その電気信号に基づいて制御器19によりロールR
の断面形状と真直度を演算して割り出し、それをメモリ
ーに書き込むと共に、表示器20に画面表示する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、両支持枠を被測定物に
鞍乗させた後、駆動装置によりキャリッジを移動させる
だけで、ロール等の被測定物の真直度をその軸心に沿っ
て連続的且つ自動的に測定することができ、特に、変位
センサーの接触子が被測定物の軸心方向とは直交する方
向に沿って延びているため、該接触子が被測定物の軸心
と平行する稜線から左右に位置ずれせず、精密に測定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である真直度測定装置により
ロールの真直度を測定している状態を示す斜視図であ
る。
【図2】同要部の拡大斜視図である。
【図3】比較例を示す要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 支持枠 2 ガイド部材 3 キャリッジ 4 駆動装置 5 変位センサー 5a 接触子 R ロール(円形状被測定物) O ロールの軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平状態にしたロール等の円形状被測定
    物に所定間隔を置いて鞍乗する一対の支持枠と、該両支
    持枠間に架設したガイド部材と、該ガイド部材に移動自
    在に嵌合するキャリッジと、該キャリッジを往復移動さ
    せる駆動装置と、前記キャリッジに取り付けられ、その
    下端部に設けた接触子が被測定物の外周面に接触される
    変位センサーとを備えており、前記接触子は被測定物の
    軸心方向とは直交する方向に沿って延びていることを特
    徴とするロール等の円形状被測定物の真直度測定装置。
JP1560694A 1994-02-10 1994-02-10 ロール等の円形状被測定物の真直度測定装置 Expired - Fee Related JP2925912B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103278079A (zh) * 2013-05-30 2013-09-04 苏州创丰精密五金有限公司 一种长轴类产品直线度检测夹具
KR101355600B1 (ko) * 2012-04-26 2014-01-27 현대제철 주식회사 잔류응력 측정용 지그
KR101440346B1 (ko) * 2013-07-22 2014-09-15 한국타이어 주식회사 압연기의 롤 크라운 측정기
CN111207657A (zh) * 2020-03-05 2020-05-29 中国工程物理研究院机械制造工艺研究所 一种大尺寸圆柱类零件素线直线度误差检测装置及方法

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