JPH07225065A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH07225065A
JPH07225065A JP1806694A JP1806694A JPH07225065A JP H07225065 A JPH07225065 A JP H07225065A JP 1806694 A JP1806694 A JP 1806694A JP 1806694 A JP1806694 A JP 1806694A JP H07225065 A JPH07225065 A JP H07225065A
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JP
Japan
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condenser
evaporator
container
pipe
gas
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JP1806694A
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Michio Yanatori
美智雄 梁取
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、少ない電気エネルギと、低質な低温
度の熱エネルギを利用し、連続的にかつ速やかに反応材
を再生し、効果的に冷熱を得ることのできる冷凍装置を
提供することを目的とする。 【構成】容器1、1a、蒸発器8、凝縮器4、気体輸送
機7、四方弁10を主たる構成とし、反応材2を収納し
た容器1はパイプ14、反応材2aを収納した容器1a
はパイプ15、液体6aを入れた蒸発器8はパイプ2
2、気体輸送機7の吸込側はパイプ21によって四方弁
10に結合されている。また気体輸送機7の吐出側はパ
イプ11を用いて凝縮器4に接続され、また凝縮器4と
蒸発器8はパイプ16によって図示のように連結され冷
凍装置を構成する。 【効果】気体輸送機により複数の容器内の反応材を減圧
脱気し、反応材の再生温度を下げ、これにより低質な低
温度の熱エネルギを付与して効率よく、且つ連続的に反
応材を再生でき、蒸発器内に連続的に冷熱を発生させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置に係り、特に
低質な低温度の熱エネルギを利用できる冷凍装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の装置として近いものには、特開平
5−288425号公報に記載のものがある。この特開
平5−288425号公報には、暖房に用いる化学蓄熱
式のヒ−トポンプが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−288
425号公報には、暖房に用いる化学蓄熱式のヒ−トポ
ンプが開示されているが、冷熱を発生させる冷凍装置の
構成は考慮されておらず、また連続的な反応材を再生す
る方法についても配慮されていないため、低質な低温度
の熱エネルギを利用し連続的に且つ速やかに反応材を再
生し、効果的に冷熱を得ることはできないものであっ
た。
【0004】本発明の目的は、少ない電気エネルギを用
い、低質な低温度の熱エネルギを利用し連続的に且つ速
やかに反応材(シリカゲル、ゼオライト、臭化リチウム
水溶液等)を再生し、効果的に冷熱を得ることのできる
冷凍装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷凍装置は、反応材を収納した複数個の容
器、蒸発器、凝縮器、気体輸送機からなり、前記複数個
の容器のそれぞれが流路を切り換えられるように構成さ
れて前記気体輸送機と連結される一方、前記複数個の容
器のそれぞれが流路を切り換えられるように構成されて
前記蒸発器と連結されるものであって、前記気体輸送機
と前記凝縮器、前記凝縮器と前記蒸発器がそれぞれパイ
プで連結され、冷媒の循環路を構成していることを特徴
とするものである。
【0006】又、反応材を収納した複数個の容器、蒸発
器、凝縮器、気体輸送機からなり、前記複数個の容器を
各々別個のバブル付きパイプで気体輸送機と連結すると
ともに、前記複数個の容器を別個のバルブ付きパイプで
蒸発器と連結し、前記気体輸送機と凝縮器間および凝縮
器と蒸発器間をそれぞれ別個のパイプで連結して冷媒の
循環路を構成したことを特徴とするものである。
【0007】又、反応材を収納した2つの容器、蒸発
器、凝縮器、気体輸送機からなり、前記第1の容器を第
1の四方弁を介して気体輸送機と連結するとともに、前
記第2の容器を第2の四方弁を介して気体輸送機と連結
し、前記第1の容器を第1の四方弁を介して蒸発器と連
結するとともに、前記第2の容器を第2の四方弁を介し
て蒸発器と連結し、前記気体輸送機と凝縮器間および凝
縮器と蒸発器間をそれぞれ別個のパイプで連結して冷媒
の循環路を構成したことを特徴とするものである。
【0008】又、反応材を収納した2つの容器、蒸発
器、凝縮器、気体輸送機から成り、該気体輸送機と第1
容器、第2容器との間、および前記蒸発器と第1容器、
第2容器との間を結ぶパイプの結合点に四方弁を介在さ
せるとともに、前記気体輸送機と凝縮器間および凝縮器
と蒸発器間をそれぞれ別個のパイプで連結し、前記四方
弁と蒸発器との間のパイプ及び気体輸送機と凝縮器との
間のパイプにバルブを設け、冷媒の循環路を構成したこ
とを特徴とするものである。
【0009】又、前記容器、蒸発器、凝縮器内に熱交換
器が具備されているものである。又、前記複数個の容
器、気体輸送機をバルブ付きパイプを介して大気に開放
するように構成したものである。又、前記気体輸送機と
凝縮器との間のパイプ、および凝縮器と蒸発器との間の
パイプにバルブを設けたものである。又、圧縮機、減圧
機構、四方弁、凝縮器と蒸発器を兼用する吐出側熱交換
器、凝縮器と蒸発器を兼用する吸込側熱交換器およびそ
れらを連結するパイプより構成された圧縮式ヒ−トポン
プを備えるものであって、前記吐出側熱交換器を前記冷
凍装置の容器に、前記吸込側熱交換器を前記冷凍装置の
凝縮器に設けたものである。又、気体輸送機と圧縮機を
クラッチ付き電動機によって一体的に結合したものであ
る。又、前記クラッチ部にフライホイ−ルを設けたもの
である。
【0010】なお、ここで反応材は、シリカゲル、ゼオ
ライト、臭化リチウム水溶液等のことをいい、冷媒はエ
タノ−ル、メタノ−ル、水等のことをいう。
【0011】
【作用】上記のように構成しているので、気体輸送機に
より2つ以上の容器内に入っている反応材を交互に脱気
再生し、この時発生する冷媒の蒸気を圧縮比の小さい範
囲で凝縮器に送り込むことにより、少ない電気エネルギ
で短時間に連続的に反応材を再生できる。これにともな
い反応材の再生温度を低下させ、比較的低温度の低質な
熱エネルギを反応材の再生に付与して有効利用できるよ
うになる。又、凝縮器で放熱した冷媒(液体)を蒸発器
に送り、これと反応材の再生を終了した前記容器とバル
ブを開いて交互に連絡することにより、連続的に蒸発器
内の液体を蒸発させながら冷却して、冷熱を発生させ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面を用いて説明
する。
【0013】図1及び図2は本発明の一実施例を示す冷
凍装置の構成図であり、図1に示す実施例の冷凍装置
は、主として反応材2を収納した容器1、反応材2aを
収納した容器1a、気体輸送機7、液体(冷媒)6の入
っている凝縮器4、液体6aを収納した蒸発器8から成
っている。気体輸送機7と凝縮器4はパイプ11によっ
て、凝縮器4と蒸発器8はパイプ16によって、気体輸
送機7と容器1はバルブ12の付いたパイプ14によっ
て、気体輸送機7と容器1aとはバルブ13の付いたパ
イプ15によって、容器1と蒸発器8はバルブ17の付
いたパイプ18によって、容器1aと蒸発器8はバルブ
20の付いたパイプ19によって、それぞれ図1に示さ
れるように循環路を構成するように連結されている。
【0014】ここで、黒塗りのバルブは閉の状態を、白
抜きのバルブは開の状態を示している。図1に示す実施
例では、容器1側が反応操作(吸着あるいは吸収のこと
をいう)、容器1a側が再生操作の状態となっている。
容器1内の反応材2は蒸発器8内の液体6aを蒸発さ
せ、この時発生した蒸気をパイプ18、バルブ17を介
して容器1に導入し、それを吸着または吸収する。これ
に伴い反応材2は発熱するが、この熱は、熱交換器3に
導入される熱媒体によって熱除去される。また、このと
き蒸発器8内の液体6aの温度が下がり、冷熱が生ず
る。この冷熱は熱交換器9内に導入される熱媒体に伝わ
り、冷凍あるいは冷房に利用される。
【0015】一方、容器1a内は気体輸送機7によって
減圧され、反応材2aから脱着した蒸気は、パイプ1
5、バルブ13を介して気体輸送機7に導入され、その
後パイプ11を通って凝縮器4内に入る。この蒸気は熱
交換器5に導入される熱媒体によって冷却され、凝縮熱
を放出して液体6となる。この液体6はパイプ16を通
って蒸発器8内に入る。ここで、蒸発器8内では、この
液体を液体6aとして示している。容器1a内の反応材
2aの再生を速めるには熱交換器3a内に高温度の熱媒
体を流して加熱するのがよい。
【0016】容器1内の反応材2の反応が終了し、また
容器1a内の反応材2aの再生が終了すると、バルブ1
2、20を開の状態に、バルブ13、17を閉の状態に
切換える。これにより容器1側が再生操作、容器1a側
が反応操作となる。この操作において、反応材2aは蒸
発器8内の液体6aを蒸発させ、蒸発器8内における冷
熱の発生を持続させる。反応材2aが発生する熱は、熱
交換器3a内に導入される熱媒体によって熱除去され
る。一方、容器1内の反応材2は気体輸送機7によって
再生が行なわれる。このようにバルブ12と13、バル
ブ17と20を交互に切換え、気体輸送機7を連続的に
動作させることにより、蒸発器8内では冷熱の発生が持
続される。このとき、気体輸送機7の減圧効果により、
反応材2、2aを再生するのに、熱交換器3、3a内に
それほど高温度の熱媒体を多量に流す必要はなくなる。
また気体輸送機7の動作としては、その吐出側の圧力を
それほど高圧に圧縮する必要はない範囲で動作させるこ
とができ、その消費動力は少なくて済む。
【0017】図2は、図1に示す実施例の変形例を示す
冷凍装置の構成図である。本実施例では、パイプ18、
パイプ19を直接連結し、パイプ22によって分岐させ
て、蒸発器8とパイプ18、パイプ19を連結するよう
に構成したもので、図1に示す実施例に比べて、装置を
製作するにあたって溶接作業が容易となる効果がある。
ここで、反応操作、再生操作は、図1に示す場合と比較
して容器1側と容器1a側との間で逆にした場合を示し
ている。
【0018】本発明の他の実施例を図3から図6により
説明する。図3に示す実施例は、図2に示す実施例の変
形例の構成を示した図である。図3に示すように、本実
施例では、バルブ17の付いたパイプ18をパイプ14
に分岐して接続するとともに、バルブ20の付いたパイ
プ19をパイプ15に分岐して接続して構成している。
このように構成することにより、反応材の充填されてい
る層の同一の方向から反応材2、2aの再生と反応が行
なわれるため、反応と再生の速度が高まるという利点を
生ずる。
【0019】図4は、図3に示す実施例の変形例の構成
を示した図である。本実施例では、バルブ12と17を
四方弁23によって、バルブ13と20を四方弁24に
よって一体化し、装置をコンパクト化したものである。
図4では、容器1側が再生操作、容器1a側が反応操作
の状態を示している。この実施例では、パイプ11部に
バルブ25、パイプ16部にバルブ26が設けてあり、
蒸気の移動量、液体6の移動量を調節できるようにして
ある。
【0020】図5は図4に示す操作状態を逆転し、容器
1側が反応操作、容器1a側が再生操作の状態を示して
いる。又、図6は反応操作と再生操作を停止した状態を
示している。このため、気体輸送機7は停止するが、こ
れにともない、パイプ11部に設けてあるバルブ27を
閉めて凝縮器4内の液体6が蒸発して逆流し、反応器
1、1a内に入らないようにし、次への機動に障害を起
さないようにしてある。さらにこの操作においては、パ
イプ16部のバルブ26を閉めておいてもよい。
【0021】本発明の他の実施例を図7及び図8により
説明する。図7及び図8は、図4に示す実施例の変形例
の構成図であり、図7では、容器1側が再生操作、容器
1a側が反応操作の状態を、図8では、その逆の状態を
示している。本実施例では、図4に示す実施例において
パイプ18、19を省略し、パイプ14、15、21、
20の結合点に四方弁10を設けたものである。このよ
うな構成にすることにより、四方弁とパイプの数が削減
できる。この実施例ではパイプ22部にバルブ28が設
けてあり、再生操作、反応操作を停止する時には、バル
ブ28、27、26を閉めるのがよい。
【0022】本発明の他の実施例を図9及び図10によ
り説明する。図9及び図10は、図7に示す実施例の変
形例の構成図であり、図9では、容器1側が再生操作、
容器1a側が反応操作の状態を、一方、図10では容器
1側が反応操作、容器1a側が再生操作の状態を示して
いる。この実施例では、容器1、1aにそれぞれパイプ
73、75を設け、それらのパイプにそれぞれバルブ7
2、74を取付けて、容器1、1aを大気に開放できる
ようにしてある。また、パイプ11に分岐して設けたパ
イプ70にバルブ71を設け、気体輸送機7によって排
出される気体をパイプ70、71を介して大気に排出で
きるようにしてある。図9においてパイプ11部のバル
ブ27を閉めた後、パイプ73部のバルブ72を開いて
大気を導入あるいは高温度の排気を導入し、反応材2を
加熱する。その後パイプ70部のバルブ71を開き、バ
ルブ72を閉じて気体輸送機7によって前述の気体であ
る大気あるいは高温度の排気を排出する。次いでバルブ
71を閉じ、バルブ27を開いて容器1内の反応材2を
再生し、その時発生した蒸気を凝縮器4内に導入して液
化する。ここで、バルブ72、バルブ71を開いて気体
を導入し、その後それらバルブを閉じて再生する操作は
間欠的に繰返し行なってもよい。
【0023】図10には、図9に示す操作と逆の状態を
示したものであるが、バルブ74、71を開いて気体で
ある大気あるいは高温度の排気を容器1a内に導入し
て、反応材2aを加熱して再生し易くする。このように
容器1、1a内に気体を導入すると反応材2、2aと熱
交換器3、3a間との間の熱抵抗が減少し、熱交換器
3、3aから反応材2、2aへの伝熱性も著しく向上す
る。
【0024】本発明の他の実施例を図11及び図12に
より説明する。図11及び図12は、図2に示す実施例
の変形例の構成図である。本実施例では、容器1、1a
の他に容器1bを設け、その中に反応材2b、熱交換器
3bを収納したものを新たに付加し、操作性を向上した
ものである。図11では、容器1側が再生操作、容器1
a側が熱交換器3aを用いて反応材2aを冷却している
待機操作、容器1b側が反応操作の状態を示している。
図12では、容器1側が待機操作、容器1a側が反応操
作、容器1b側が再生操作の状態となっている。
【0025】本発明の他の実施例を図13により説明す
る。図13は本実施例の冷凍装置の構成図である。この
実施例では、容器1、1a、気体輸送機7、凝縮器4、
蒸発器8から成るケミカル式の冷凍装置100と、圧縮
機40、四方弁44、熱交換器3、3a、キャピラリ−
チュ−ブあるいは膨張弁から構成される減圧機構63、
熱交換器46、46aから成る圧縮式ヒ−トポンプ20
0より構成されている。ケミカル式の冷凍装置100の
構成は、図2に示すものとほぼ同じであるが、気体輸送
機7に連なるパイプ11は、凝縮器4の下部より内部に
挿入される構造となっている。
【0026】又、圧縮式ヒ−トポンプ200の主要構成
は前述の通りであるが、圧縮機40によって加圧された
フロンなど高温度の熱媒体は、パイプ45、四方弁44
を通った後パイプ59、バルブ62を通って容器1a内
の熱交換器3a内に入る。ここで熱媒体は熱放出し反応
材2aを加熱し、その再生を速める。この熱媒体はパイ
プ60を通った後、減圧機構63を通る間に断熱膨張
し、パイプ57を通って、容器1内の熱交換器3内に入
り反応材2を冷却し、パイプ35、四方弁44を通って
圧縮機40に戻る。反応材2が冷却されることにより、
蒸発器8内の液体6aの蒸発が促進され冷熱発生効果が
高まる。この熱媒体の残りはパイプ57、パイプ51を
通った後、凝縮器4内の熱交換器49内に入り、凝縮器
4内を冷却し、内部の冷媒を液化して液体6となること
を促進する。さらにこの熱媒体はパイプ53、バルブ5
5、パイプ58、四方弁44を通って圧縮機40へ戻さ
れる。
【0027】一方、パイプ59に流入した高温度の熱媒
体の一部をバルブ48を通して熱交換器46a内に入
れ、ここで熱放出させる場合もある。このような場合と
しは、熱交換器3a内で熱媒体の保有する熱を全部放出
させることが困難な場合である。ケミカル式の冷凍装置
100の容器1側を再生操作、容器1a側を反応操作の
状態に切換えるには、バルブ12、20を開の状態、バ
ルブ13、17を閉の状態とし、次いでバルブ47、5
6を開の状態、バルブ48、55を閉の状態とし、四方
弁44を切換えることにより、圧縮機40より吐出する
高圧の熱媒体をパイプ58を通して容器1側の熱交換器
3内に導入する。
【0028】この実施例において気体輸送機7と圧縮機
40は個別のものであってもよいが電動機41とクラッ
チ42、43を用いて一体的に結合してもよい。このよ
うな場合には、気体輸送機7、圧縮機40内に設けてあ
った電動機を取はずしたものを使用する必要がある。ク
ラッチ42、43は機械式のもの、あるいはマグネット
式のものを利用することができるが、クラッチ42、4
3を着脱することにより電動機41によって気体輸送機
7と圧縮機40を同時に動かすことも、またいづれか一
方のみを動かすことも可能である。クラッチ42、43
にフライホイ−ルを設けておくと気体輸送機7、圧縮機
40の再起動が極めて容易となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気体輸送機を用いて、それを比較的圧縮比の小さい範囲
で動作させることにより、少ない電気エネルギで短時間
にしかも連続的に反応材を再生することができ、これに
より反応材の再生温度を低下させ、比較的温度の低い低
質なエネルギを反応材の再生に付与して有効利用できる
ようになった。また連続的に蒸発器内の液体を蒸発させ
ながら冷却して、冷熱を発生させることができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の変形例を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の冷凍装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図4】図3に示す実施例の変形例を示す構成図であ
る。
【図5】図4に示す操作状態を逆転した状態を示す図で
ある。
【図6】図4に示す実施例において反応操作と再生操作
のいづれをも停止した状態を示す図である。
【図7】本発明の冷凍装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図8】図7に示す操作状態を逆転した状態を示す図で
ある。
【図9】本発明の冷凍装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図10】図9に示す操作状態を逆転した状態を示す図
である。
【図11】本発明の冷凍装置の他の実施例を示す構成図
である。
【図12】図11に示す操作状態を逆転した状態を示す
図である。
【図13】本発明の冷凍装置の他の実施例を示す構成図
である。
【符号の説明】
1、1a、1b…容器、2、2a、2b…反応材、3、
3a、3b…熱交換器、4…凝縮器、5、9…熱交換
器、6、6a…液体、7…気体輸送機、8…蒸発器、1
0、23、24、44…四方弁、46、46a、49、
50…熱交換器、63…減圧機構、41…電動機、4
2、43…クラッチ、40…圧縮機、100…ケミカル
式の冷凍装置、200…圧縮式ヒ−トポンプ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応材を収納した複数個の容器、蒸発器、
    凝縮器、気体輸送機からなり、前記複数個の容器のそれ
    ぞれが流路を切り換えられるように構成されて前記気体
    輸送機と連結される一方、前記複数個の容器のそれぞれ
    が流路を切り換えられるように構成されて前記蒸発器と
    連結されるものであって、前記気体輸送機と前記凝縮
    器、前記凝縮器と前記蒸発器がそれぞれパイプで連結さ
    れ、冷媒の循環路を構成していることを特徴とする冷凍
    装置。
  2. 【請求項2】反応材を収納した複数個の容器、蒸発器、
    凝縮器、気体輸送機からなり、前記複数個の容器を各々
    別個のバブル付きパイプで気体輸送機と連結するととも
    に、前記複数個の容器を別個のバルブ付きパイプで蒸発
    器と連結し、前記気体輸送機と凝縮器間および凝縮器と
    蒸発器間をそれぞれ別個のパイプで連結して冷媒の循環
    路を構成したことを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】反応材を収納した2つの容器、蒸発器、凝
    縮器、気体輸送機からなり、前記第1の容器を第1の四
    方弁を介して気体輸送機と連結するとともに、前記第2
    の容器を第2の四方弁を介して気体輸送機と連結し、前
    記第1の容器を第1の四方弁を介して蒸発器と連結する
    とともに、前記第2の容器を第2の四方弁を介して蒸発
    器と連結し、前記気体輸送機と凝縮器間および凝縮器と
    蒸発器間をそれぞれ別個のパイプで連結して冷媒の循環
    路を構成したことを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】反応材を収納した2つの容器、蒸発器、凝
    縮器、気体輸送機から成り、該気体輸送機と第1容器、
    第2容器との間、および前記蒸発器と第1容器、第2容
    器との間を結ぶパイプの結合点に四方弁を介在させると
    ともに、前記気体輸送機と凝縮器間および凝縮器と蒸発
    器間をそれぞれ別個のパイプで連結し、前記四方弁と蒸
    発器との間のパイプ及び気体輸送機と凝縮器との間のパ
    イプにバルブを設け、冷媒の循環路を構成したことを特
    徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】前記容器、蒸発器、凝縮器内に熱交換器が
    具備されている請求項1から4のいずれかに記載の冷凍
    装置。
  6. 【請求項6】前記複数個の容器、気体輸送機をバルブ付
    きパイプを介して大気に開放するように構成した請求項
    1から4のいずれかに記載の冷凍装置。
  7. 【請求項7】前記気体輸送機と凝縮器との間のパイプ、
    および凝縮器と蒸発器との間のパイプにバルブを設けた
    請求項1から4のいずれかに記載の冷凍装置。
  8. 【請求項8】圧縮機、減圧機構、四方弁、凝縮器と蒸発
    器を兼用する吐出側熱交換器、凝縮器と蒸発器を兼用す
    る吸込側熱交換器およびそれらを連結するパイプより構
    成された圧縮式ヒ−トポンプを備えるものであって、前
    記吐出側熱交換器を前記冷凍装置の容器に、前記吸込側
    熱交換器を前記冷凍装置の凝縮器に設けた請求項1から
    7のいずれかに記載の冷凍装置。
  9. 【請求項9】気体輸送機と圧縮機をクラッチ付き電動機
    によって一体的に結合した請求項8に記載の冷凍装置。
  10. 【請求項10】前記クラッチ部にフライホイ−ルを設け
    た請求項9に記載の冷凍装置。
JP1806694A 1994-02-15 1994-02-15 冷凍装置 Pending JPH07225065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019504276A (ja) * 2015-12-18 2019-02-14 ブライ・エアー・アジア・ピーヴイティー・リミテッド ハイブリッド蒸気圧縮−吸着サイクルを有する装置およびその実施方法

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