JPH07225019A - 比例制御式燃焼装置の燃焼条件設定装置 - Google Patents

比例制御式燃焼装置の燃焼条件設定装置

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JPH07225019A
JPH07225019A JP4046694A JP4046694A JPH07225019A JP H07225019 A JPH07225019 A JP H07225019A JP 4046694 A JP4046694 A JP 4046694A JP 4046694 A JP4046694 A JP 4046694A JP H07225019 A JPH07225019 A JP H07225019A
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英彦 桑原
Hiroyuki Seki
裕之 関
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雅弘 茅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比例制御式燃焼装置の燃焼条件設定装置にお
いて、この設定装置が必要とするマイクロコンピュータ
のポート数を出来るだけ少ない数にして、入力ポート不
足となる可能性を減らすこと。 【構成】 燃焼量制御回路としてのマイクロコンピュー
タ1の2つの入力ポート6及び7に、最大及び最小燃焼
量信号VMAX、VMINをそれぞれ与えるための可変抵抗分
圧器2及び3が接続されている。更に、この2つの入力
ポート6及び7には、各ポートに0Vを与えるためのス
イッチ4及び5がそれぞれ接続されている。スイッチ4
をオンすると、マイクロコンピュータ1は最小燃焼量設
定モードとなる。この状態で、分圧回路3の出力電圧V
MINを調節することにより最小燃焼量が設定できる。ス
イッチ5をオンすると、最大燃焼量設定もモードになる
ので、この時に分圧回路2の出力電圧VMAXを調整する
ことにより、最大燃焼量が設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にガスを燃料とする
比例制御式燃焼装置のための燃焼条件設定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】比例制御式のガス燃焼装置においては、
ガス種に応じて適正な燃焼制御を行うために、マイクロ
コンピュータを用いたガス量演算器に対しガス種に応じ
た燃焼条件、具体的には最大ガス圧(最大燃焼量)と最
小ガス圧(最大燃焼量)、を予め設定するようになって
いる。この条件設定を行うための従来の装置としては、
例えば、特公平3ー60015号公報に掲載されたもの
がある。この装置は、ガス量演算器としてのマイクロコ
ンピュータに対して、2個のスイッチと2個の可変抵抗
器を接続して成るものである。そして、各スイッチを用
いて最大ガス圧か最小ガス圧かの設定モードを選択し、
各可変抵抗器の調整により各ガス圧の値を設定し、その
設定値をマイクロコンピュータが記憶するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の燃焼条件設
定装置の一つの問題は、マイクロコンピュータに本装置
専用の接続ポートが4個も必要な点である。即ち、2個
のスイッチと2個の可変抵抗器の合計4個の部品がマイ
クロコンピュータの4個の入力ポートにそれぞれ接続さ
れる構成となっている。
【0004】そのため、ポート数の限られたマイクロコ
ンピュータにおいて、仕様によってはポート不足となる
可能性があり、ポート拡張用の回路が更に必要となって
コスト高を招来するという問題点があった。
【0005】従って本発明の第1の目的は、比例制御式
燃焼装置の燃焼条件設定装置において、この装置が必要
とするマイクロコンピュータのポート数を出来るだけ少
ない数にすることにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、誤動作のな
い信頼性の高い燃焼条件設定装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決しようとするための手段】上記第1の目的
を達成するための本発明の第1の態様は、比例制御式燃
焼装置の最大燃焼量と最小燃焼量とを設定するための燃
焼条件設定装置において、第1と第2の入力ポートを有
する燃焼制御回路と、燃焼量制御回路の第1の入力ポー
トに接続され、最大燃焼量を表した最大燃焼量信号を第
1の入力ポートに与えるものであって、最大燃焼量信号
の値を第1の可変範囲内で調整できるようにされた最大
燃焼量調整手段と、最小燃焼量設定モードを設定するた
めの最小モード設定信号を第1の入力ポートに随時に与
えられるように、最大燃焼量調整手段と組み合わされた
ものであって、最小モード設定信号が第1の可変範囲外
の値をもつようにされた最小モード設定手段と、燃焼量
制御回路の第2の入力ポートに接続され、最小燃焼量を
表した最小燃焼量信号を第2の入力ポートに与えるもの
であって、最小燃焼量信号の値を第2の可変範囲内で調
整できるようにされた最小燃焼量調整手段と、最大燃焼
量設定モードを設定するための最大モード設定信号を第
2の入力ポートに随時に与え得るように、最小燃焼量調
整手段と組み合わされたものであって、最大モード設定
信号が第2の可変範囲外の値をもつようにされた最大モ
ード設定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、上記第2の目的を達成するための本
発明の第2の態様は、第1の態様の燃焼条件設定装置に
おいて、燃焼量制御回路が、最小モード設定信号と最大
モード設定信号の双方を同時に受けた時には、それらモ
ード設定信号を実質的に受け付けないよう構成されるこ
とを特徴とする。
【0009】更に、上記第2の目的を達成するための本
発明の第3の態様は、第1の態様の燃焼条件設定装置に
おいて、燃焼量制御回路が、第1及び第2の入力ポート
に入力される最大及び最小燃焼量信号に基づいて燃焼量
制御のための演算式を設定するように構成されると共
に、第1又は第2の入力ポートに最小又は最大モード設
定信号が入力されている時には、この最小又は最大モー
ド設定信号に基づいては演算式の設定を行わないよう構
成されることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の第1の態様によれば、燃焼量制御回路
の第1の入力ポートには、値が可変な最大燃焼量信号が
入力されると共に、この最大燃焼量信号の可変範囲外の
値をもつ最小モード設定信号が随時に入力可能となって
いる。同様に、第2の入力ポートには、値が可変な最小
燃焼量信号が入力されると共に、この最小燃焼量信号の
可変範囲外の値をもつ最大モード設定信号が随時に入力
可能となっている。
【0011】そのため、燃焼量制御回路としては、第1
の入力ポートの入力信号が最大燃焼量信号であるか最小
モード設定信号であるかを、その信号値から判断するこ
とができ、同様に第2の入力ポートの入力信号が最小燃
焼量信号か最大モード設定信号かも判断することができ
る。そして、第1の入力ポートの信号が最小モード設定
信号であるときには、第2の入力ポートからの最小燃焼
量信号を用いて最小燃焼量の設定のための動作を行うこ
とができ、また同様に、第2の入力ポートの信号が最大
モード設定信号のときには、第1の入力ポートからの最
大燃焼量信号を用いて最大燃焼量の設定のための動作を
行うことができる。
【0012】こうして、2個の入力ポートだけを用いて
燃焼条件設定が可能となるので、4個の入力ポートを用
いていた従来装置に比較して、入力ポート不足の生じる
可能性が低減する。
【0013】本発明の第2の態様によれば、誤操作によ
り最小モード設定信号と最大モード設定信号とが同時に
燃焼量制御回路に入力されても、それは無視されるの
で、誤動作が防止される。
【0014】本発明の第3の態様によれば、最大又は最
小モード設定信号が入力されている時は、燃焼量制御回
路はその設定信号の値に基づいては演算式の設定を行わ
ないので、演算式は常に最大及び最小燃焼量信号のみに
基づいて設定されることになり、信頼性が確保される。
【0015】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に従う比例制御
式燃焼装置の燃焼条件設定装置を示した回路図である。
【0017】この装置は、燃焼量制御回路としての機能
をもつマイクロコンピュータ1と、これに接続された最
大燃焼量調整回路2、最小燃焼量調整回路3、最小燃焼
量設定スイッチ4及び最大燃焼量設定スイッチ5とから
構成される。ここで、最大燃焼量調整回路2と最小燃焼
量設定スイッチ4とは共にマイクロコンピュータ1の一
つの入力ポート6に接続され、また、最小燃焼量調整回
路3と最大燃焼量設定スイッチ5とは共に別の一つの入
力ポート7に接続されている。従って、この装置が用い
るマイクロコンピュータ1のポート数は2個だけであ
る。
【0018】最大燃焼量調整回路2と最小燃焼量調整回
路3は、それぞれ、電源側の固定抵抗器R、R’と、ア
ース側の固定抵抗器R、R’と、これら固定抵抗器の間
に接続された可変抵抗器Ra、Ra’との直列接続体から
成る抵抗分圧器である。そして、それぞれの可変抵抗器
Ra、Ra’の中間タップRb、Rb’(0≦Rb≦Ra、0
≦Rb’≦Raの範囲で可変)が入力ポート6、7に接続
されている。
【0019】最大燃焼量調整回路2から入力ポート6に
対しては、電源電圧Vccの分圧値(以下、最大燃焼量電
圧という)VMAX=Vcc×{(R+Rb)/(2R+R
a)}が加えられる。最小燃焼量調整回路3から入力ポ
ート7に対しては、電源電圧Vccの分圧値(以下、最小
燃焼量電圧という)VMIN=Vcc×{(R’+Rb’)/
(2R’+Ra’)}が加えられる。ここで、VMAX>V
MINになるように各抵抗値が選ばれている。
【0020】更に、最小燃焼量設定スイッチ4が、入力
ポート6とアースとの間に接続され、また、最大燃焼量
設定スイッチ5が入力ポート7とアースとの間に接続さ
れている。最小燃焼量設定スイッチ4及び最大燃焼量設
定スイッチ5は共に、手動でターンオンされる常開接点
である。各スイッチ4、5をオンにすると、最大燃焼量
電圧VMAX及び最小燃焼量電圧VMINに関わらず、入力ポ
ート6、7の電圧がそれぞれほぼ0Vになる。尚、上記
から明らかなように、VMAX及びVMINは0Vにはなり得
ない。
【0021】マイクロコンピュータ1の出力ポート8
は、ガス供給量(燃焼量)調節用比例弁の駆動回路(図
示せず)に接続され、これに制御信号を与える。
【0022】図2はマイクロコンピュータ1の機能構成
を示す。
【0023】マイクロコンピュータ1は最大燃焼量スイ
ッチ操作判定部101、最小燃焼量スイッチ操作判定部
102、切換部103、演算式設定部104及び出力電
圧演算部105を有する。
【0024】最小燃焼量スイッチ操作判定部102は、
入力ポート6の電圧が0Vになると最小燃焼量設定スイ
ッチ4がオンされたと判定し、その旨を切換部103に
通知し、また、設定スイッチ4がオンされてないときに
は、入力ポート6に加えられている最大燃焼量電圧VMA
Xに対応する比例弁制御電圧(以下、最大開度電圧とい
う)を切換部103に与える。
【0025】最大燃焼量スイッチ操作判定部101は、
入力ポート7の電圧が0Vになると最大燃焼量設定スイ
ッチ5がオンされたと判定し、その旨を切換部103に
通知し、また、設定スイッチ5がオンされてないときに
は、入力ポート7に加えられている最小燃焼量電圧VMI
Nに対応する比例弁制御電圧(以下、最小開度電圧とい
う)を切換部103に与える。
【0026】演算式設定部104は、入力ポート6から
受ける最大燃焼量電圧VMAXと、入力ポート7から受け
る最小燃焼量電圧VMINとを用いて、燃焼量演算に用い
る演算式を設定して記憶する。一旦演算式を設定した
後、VMAX又はVMINが変更されれば、その時点で演算式
を設定し直し記憶を更新する。但し、入力ポート6、7
のいずれかの電圧が0Vになった時は、その電圧はVMA
X又はVMINではないため、その電圧に基づいた不適切な
演算式を設定しないようにするため、その0Vは無視し
て0Vになる前のVMAX又はVMINを用いて演算式を設定
するか、または、このときは新たな演算式の設定は行わ
ない。或いは、入力ポート6、7の一方の電圧が0Vか
らVMAX又はVMINに切り替わったことを検出して(つま
り、設定の終了を検出して)、その時点での他方の入力
ポートの電圧を設定されたVMAX又はVMINとして記憶
し、この記憶値に基づいて演算式の設定を行い、以後は
同様の検出が再び生じない限り、先に設定した演算式を
更新しないようにしてもよい。
【0027】出力電圧演算部105は、現在の実際の必
要燃焼量Fを別の処理部(図示せず)から受けて、演算
式設定部104の設定した演算式を用いて、実際の必要
燃焼量Fに対応した比例弁制御電圧を算出し、この制御
電圧を切換部103に与える。
【0028】切換部103は、通常時は出力電圧演算部
105からの制御電圧を出力ポート8を通じて比例弁駆
動回路に印加している。しかし、上記判定部101、1
02のいずれか一方から設定スイッチのオンを通知され
たときは、他方の判定部からの最大又は最小燃焼量電圧
VMAX又はVMINに対応する最大又は最小開度電圧を、比
例弁駆動回路に与える。尚、両判定部101、102か
ら同時に設定スイッチオンを通知された場合は、それは
設定スイッチの誤操作を意味するので、切換部103は
誤設定を防止するためにその通知を受け付けず、通常時
の動作を行う。
【0029】次に、上記構成の下での燃焼条件設定の動
作を説明する。一般にこの設定作業は、燃焼装置の出荷
先のガス種に適合させるために、工場出荷前に行われ
る。
【0030】まず、設定者が最大燃焼量設定スイッチ5
がオンすると、最大燃焼量スイッチ操作判定部101が
これを検知して、切換部103に通知する。すると、切
換部103は、最小燃焼量スイッチ操作判定部102か
らの最大燃焼量電圧VMAXを参照し、それに対応した最
大開度電圧を比例弁駆動回路に出力する。これにより、
実際の比例弁開度が最大燃焼量電圧VMAXに対応したも
のとなるため、設定者はこれが適正になるように最大燃
焼量調整回路2の可変抵抗器Raの抵抗値Rbを調節す
る。
【0031】次に、設定者が最小燃焼量設定スイッチ4
をオンすると、上記と同様にして比例弁駆動回路に最小
開度電圧が与えられて比例弁開度が最小燃焼量電圧VMI
Nに対応した開度となる。設定者はこれが適切になるよ
う最小燃焼量調整回路3の可変抵抗器Ra’の抵抗値R
b’を調節する。
【0032】以上のようにして最大燃焼量と最小燃焼量
の設定が終了する。以後は、設定された最大燃焼量電圧
VMAXと最小燃焼量電圧VMINとに基づいて、演算式設定
部104が演算式を設定し、この演算式を用いて出力電
圧演算部105が必要燃焼量Fに対応した比例弁制御電
圧を算出し、この制御電圧が切換部103から比例弁駆
動回路に与えられて比例弁開度が制御される。図5に比
例弁制御電圧と必要燃焼量の関係を表すグラフを示す。
即ち、最大及び最小燃焼量電圧VMAX及びVMINに対応し
た最大及び最大制御電圧V’MAX及びV’MINの範囲内で
比例弁制御電圧が必要燃焼量Fに対し比例的に制御され
る。
【0033】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、燃焼条件設定に必要なマイクロコンピュータ1の入
力ポートは2個だけで済む。それは、最小燃焼量設定ス
イッチ4の出力電圧と最大燃焼量調整回路2の出力電圧
範囲とをオーバラップしないように選定してマイクロコ
ンピュータ1の一つの入力ポート6に接続し、同様に最
大燃焼量設定スイッチ5の出力電圧と最小燃焼量調整回
路3の出力電圧範囲とをオーバラップしないように選定
してマイクロコンピュータ1の別の一つの入力ポート7
に接続し、更に、この2つの入力ポートの電圧値に基づ
いてマイクロコンピュータ1が最大燃焼量の設定モー
ド、最小燃焼量の設定モード、及び通常の動作モードを
識別できるようになっているからである。
【0034】更に、上記実施例によれば、設定者の誤っ
た設定スイッチ操作に起因する誤設定や、設定スイッチ
と燃焼量調整回路とが共通のポートを利用することによ
るマイクロコンピュータ側での入力信号の誤認識を防止
するための対策も講じられているため、高い信頼性が得
られる。
【0035】図3は、本発明の他の実施例を示した回路
図である。
【0036】この実施例の一つの特徴は、最小燃焼量設
定スイッチ4及び最大燃焼量設定スイッチ5がそれぞ
れ、最大燃焼量調整回路2及び最小燃焼量調整回路3の
電源側固定抵抗器Rと可変抵抗器Ra との相互接続点と
アース間に接続されている点である。その他の構成につ
いては、図1の装置と基本的に同様である。
【0037】この実施例は、設定スイッチ4、5をオン
したときに設定スイッチ4、5に流れる電流量が可変抵
抗値Rb、Rb’の大きさ如何に関わりなく一定であり、
R、R’を適度に選定することによりスイッチに流す電
流をスイッチ定格に合わせ最適値にすることができる。
【0038】図4は、本発明の更に別の実施例を示した
回路図である。
【0039】この実施例では、最小燃焼量設定スイッチ
4及び最大燃焼量設定スイッチ5がアースでなく電源V
ccに接続されている点が、図1の実施例と異なってい
る。マイクロコンピュータ1では、入力ポート6、7の
電圧が電源電圧Vccになったときに設定モードと判断す
る。その他の点については、図1の実施例と基本的に同
様である。
【0040】以上、本発明の幾つかの実施例を説明した
が、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではな
いことは言うまでもない。例えば、設定スイッチ4、5
として、別個のスイッチではなく、通常動作と最大燃焼
量設定と最小燃焼量設定とが選べる3ステートの切換ス
イッチを用いてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の態
様によれば、燃焼量制御回路の2つの入力ポートしか使
用しないため、入力ポート不足になる可能性が減少す
る。また、本発明の第2、第3の態様によれば、誤動作
のない信頼性の高い燃焼条件設定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る燃焼条件設定装置
の回路図。
【図2】同実施例における燃焼量制御回路としてのマイ
クロコンピュータの機能ブロック図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る燃焼条件設定装置
の回路図。
【図4】本発明の第3の実施例に係る燃焼条件設定装置
の回路図。
【図5】比例弁制御電圧と必要燃焼量の関係を表すグラ
フ。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 最大燃焼量調整回路 3 最小燃焼量調整回路 4 最小燃焼量設定スイッチ 5 最大燃焼量設定スイッチ 6 入力ポート(VMAX用) 7 入力ポート(VMIN用) 8 電圧信号出力端子 103 切換部 104 演算式設定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比例制御式燃焼装置の最大燃焼量と最小
    燃焼量とを設定するための燃焼条件設定装置において、 第1と第2の入力ポートを有する燃焼制御回路と、 前記燃焼量制御回路の第1の入力ポートに接続され、前
    記最大燃焼量を表した最大燃焼量信号を前記第1の入力
    ポートに与えるものであって、前記最大燃焼量信号の値
    を第1の可変範囲内で調整できるようにされた最大燃焼
    量調整手段と、 最小燃焼量設定モードを設定するための最小モード設定
    信号を前記第1の入力ポートに随時に与え得るように、
    前記最大燃焼量調整手段と組み合わされたものであっ
    て、前記最小モード設定信号が前記第1の可変範囲外の
    値をもつようにされた最小モード設定手段と、 前記燃焼量制御回路の第2の入力ポートに接続され、前
    記最小燃焼量を表した最小燃焼量信号を前記第2の入力
    ポートに与えるものであって、前記最小燃焼量信号の値
    を第2の可変範囲内で調整できるようにされた最小燃焼
    量調整手段と、 最大燃焼量設定モードを設定するための最大モード設定
    信号を前記第2の入力ポートに随時に与え得るように、
    前記最小燃焼量調整手段と組み合わされたものであっ
    て、前記最大モード設定信号が前記第2の可変範囲外の
    値をもつようにされた最大モード設定手段と、 を備えたことを特徴とする比例制御式燃焼装置の燃焼条
    件設定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記制御
    回路が、前記第1の入力ポートからの前記最小モード設
    定信号を検出する最小モード検出手段と、 前記第2の入力ポートからの前記最大モード設定信号を
    検出する最大モード検出手段と、 前記第1の入力ポートからの前記最大燃焼量信号の値と
    前記際2の入力ポートからの前記最小燃焼量信号の値と
    に基づいて演算式を設定し、設定した演算式を用いて実
    際の必要燃焼量に対応した燃焼制御信号の値を演算する
    制御信号値演算手段と、 燃焼量制御機構に対して燃焼制御信号を出力するもので
    あって、前記最小モード検出手信号が検出されたときに
    は、前記第2の入力ポートからの前記最小燃焼量信号に
    対応した最小値に前記燃焼制御信号をセットし、前記最
    大モード設定信号が検出されたときには、前記第1の入
    力ポートからの前記最大燃焼量信号に対応した最大値に
    前記燃焼量制御信号をセットし、前記最小及び最大モー
    ド信号のいずれも検出されてないときには、前記制御信
    号値演算手段からの演算値に前記制御信号をセットする
    燃焼制御信号出力手段と、 を有することを特徴とする比例制御式燃焼装置の燃焼条
    件設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記燃焼制御信号発生手段が、前記最小モード設定信号
    と前記最大モード設定信号の双方が同時に検出された時
    には、前記燃焼制御信号を前記第1又は第2の入力ポー
    トからの信号値に対応した値にセットすることを禁止す
    ることを特徴とする比例制御式燃焼装置の燃焼条件設定
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の装置において、 前記燃焼制御信号出力手段が、前記第1又は第2の入力
    ポートから前記最小又は最大モード設定信号が入力され
    ている時には、入力された前記最小又は最大モード設定
    信号を前記演算式の設定に利用することを禁止すること
    を特徴とする比例制御式燃焼装置の燃焼条件設定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載の装置におい
    て、 前記最大及び最小燃焼量調整手段は、第1及び第2の電
    圧範囲内でそれぞれ可変な分圧電圧を前記最大及び最小
    燃焼量信号としてそれぞれ出力する可変抵抗回路であ
    り、 前記最小及び最大モード設定手段は、前記第1及
    び第2の電圧範囲外にある所定電圧源に前記第1及び第
    2の入力ポートをそれぞれ接続するためのスイッチであ
    る、ことを特徴とする比例制御式燃焼装置の燃焼条件設
    定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記最大及び最小燃焼量設定手段がそれぞれ可変抵抗器
    と固定抵抗器からなる抵抗分圧器であり、 前記最小及び最大モード設定手段としてのスイッチが、
    前記電圧源と前記最大及び最小燃焼量設定手段の固定抵
    抗器との間にそれぞれ接続されている、ことを特徴とす
    る比例制御式燃焼装置の燃焼条件設定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011237130A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Rinnai Corp 比例弁駆動装置
JP2015206650A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 リンナイ株式会社 可変抵抗器の抵抗検知信号生成回路

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