JPH0722479A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0722479A
JPH0722479A JP15971893A JP15971893A JPH0722479A JP H0722479 A JPH0722479 A JP H0722479A JP 15971893 A JP15971893 A JP 15971893A JP 15971893 A JP15971893 A JP 15971893A JP H0722479 A JPH0722479 A JP H0722479A
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JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
semiconductor substrate
capacitors
capacitor
voltage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15971893A
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English (en)
Inventor
Satoru Nakamura
了 中村
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡易で安価に絶縁膜の寿命を評価できる半導体
装置を提供する。 【構成】半導体装置30に、単位面積32当たり6つの
キャパシタで構成されるキャパシタ群34を形成し、単
位面積32当たりのキャパシタ群34と同数のスイッチ
トランジスタ群36それぞれのスイッチトランジスタ3
6a,36b,36c,36d,36e,36fをそれ
ぞれキャパシタ34a,34b,34c,34d,34
e,34fに直列接続し、例えばスイッチトランジスタ
36aのゲート37aをバッファ38を介してセレクタ
40と接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の上に形成
された絶縁膜の寿命を評価するための回路を備えた半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に形成された絶縁膜の上に互
いに離れた複数の電極を形成することにより電極、絶縁
膜及び半導体基板からなる複数のキャパシタを形成し、
このキャパシタに電圧を印加し、絶縁膜の経時破壊(T
DDB:Time Dependent Direct
ry Break−down)寿命を調べ、絶縁膜の信
頼性を評価する試験が従来から行われている。
【0003】一般に半導体絶縁膜の経時破壊寿命を評価
する場合、環境温度及び印加電圧を因子として、単位面
積あたりのキャパシタが導通するまでの時間を算出し、
この時間に基づいて評価が行なわれる。キャパシタが導
通するまでの時間を測定する場合、図4(a),(b)
に示されるように、電極12、絶縁膜14及び半導体基
板16からなる複数のキャパシタ10を半導体基板に複
数個作成し、図4(c)に示される構成の評価システム
で実施する。この実施に当たっては、キャパシタ1個に
対して測定端子(プローブ)(図示せず)を一本使用
し、さらに一度に測定するキャパシタと同じ接点数のリ
レー18を使用する。
【0004】一般的に図4(c)に示されるような評価
システムにおいては、外部に接続されているリレー18
を全て閉にし、電圧計20で電圧を測定しつつ定電圧電
源22から数MV/cm程度の電界を全キャパシタに印
加する。定常状態ではキャパシタ10の絶縁膜12をト
ンネル効果により流れる数nアンペア程度の微少電流が
電流計24で検出されるだけであるが、いずれか一つの
キャパシタでも破壊に至ると数mアンペア程度の多大な
導通電流が流れる。この値を電流計24で測定し、リレ
ー18を交互に開閉してそれぞれのキャパシタの抵抗値
を求めることによりどのキャパシタが破壊に至ったかを
求め、破壊までの時間を記録する。次に、破壊したキャ
パシタに接続されたリレーを除いた全てのリレー18を
“閉”にして試験を続ける。最後に、順次記録されたそ
れぞれの導通時間を正規確立分布図にプロットすること
により絶縁膜14の寿命を算出する。この方法で算出さ
れた絶縁膜の寿命は、測定したキャパシタの数が多いほ
ど信用度が高くなるため、信頼度の高い評価をする場合
には測定数を増やす必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の評価方
法のように多数のキャパシタを一度に測定する方法で
は、キャパシタ1個に対して測定端子(プローブ)を一
本、リレーの接点を1個使用する。このため、一度に多
数個のキャパシタを測定するためには、多接点のリレー
と多ピンのプローブカードと高精度に位置合わせができ
る治具が別途必要であり、これらリレーや治具は複雑な
構造で高価であるという問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、簡易で安価に
絶縁膜の寿命を評価できる半導体装置を提供することを
目的とする。
【0007】。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体装置は、半導体基板と、該半導体基板
に形成された絶縁膜と、該絶縁膜の上に互いに離れて複
数形成され、前記半導体基板及び前記絶縁膜と組み合わ
されて複数のキャパシタを形成する電極と、複数の前記
キャパシタそれぞれに電圧を印加するための電圧印加回
路と、該電圧印加回路を制御する外部信号が入力される
外部信号入力部とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】本発明の半導体装置には、この半導体装置に形
成されたキャパシタに電圧を印加する電圧印加回路が備
えられている。この電圧印加回路は、外部信号入力部を
経由して入力される外部信号に基づいて複数のキャパシ
タそれぞれに電圧を印加する。このため、別途高価な多
接点リレー、多ピンプローブ、特別な治具が不要とな
り、従来より安価で簡便に絶縁膜の寿命を評価できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の半導体装置の一実施例を説明
する。図1は半導体装置の平面図、図2は6つのキャパ
シタを一単位としたときの評価回路を示すブロック図、
図3は図2に対応する回路図である。半導体装置30に
は、単位面積32当たり6つのキャパシタで構成される
キャパシタ群34が形成されており、単位面積32当た
りのキャパシタ群34と同数のスイッチトランジスタ群
36それぞれのスイッチトランジスタ36a,36b,
36c,36d,36e,36fがそれぞれキャパシタ
34a,34b,34c,34d,34e,34fに直
列接続されている。例えばスイッチトランジスタ36a
のゲート37aはバッファ38を介してセレクタ40と
接続されており、他の各スイッチトランジスタも同じ構
造になっているがここでは他のスイッチトランジスタに
接続するバッファを図示していない。セレクタ40のコ
ントロールパッド42に外部信号を与えることにより、
いずれのキャパシタのストレス印加端子44を接続・開
放するかが操作される。例えば3本のコントロールパッ
ド42a,42b,42cに対し「0、0、1」の信号
を与えるとスイッチトランジスタ36aがONするた
め、ストレス印加端子44とキャパシタ34aが接続さ
れ、また同様に「0、1、0」ではキャパシタ34b
が、「0、1、1」ではキャパシタ34cが接続され
る。さらに、「1、1、1」の信号では全キャパシタと
ストレス印加端子は解放される。
【0010】図では、6個のキャパシタ34a,34
b,34c,34d,34e,34fを単位面積当たり
の構成数としたが、この数に制限はなく、例えばn個の
コントロールパッドをもつ回路を構成したならば、評価
できるキャパシタ数は(2n −2)個となる。また、ス
イッチトランジスタ群36、バァファ38、セレクタ4
0は半導体装置の製造工程中で作成できるため、製造工
程数も増加せず、しかも図1に示されるように全ての回
路を同一チップ内に配置することができる。
【0011】尚、上記実施例では、外部信号によりスト
レス印加端子をそれぞれのキャパシタに対し接続・解放
できる回路として、4トランジスタ構造のバッファ、A
NDで構成されたセレクタを使用した場合について説明
したが、本発明はこれに限るものでなく、例えば1トラ
ンジスタ1キャパシタの構造のバッファ、NANDで構
成されたセレクタなど、半導体装置の製造工程で形成で
きる回路ならば何れでもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
は、従来外部に設置していたリレー部等を評価回路内に
組み込めるだけではなく、多ピンのプローブカードを必
要としないため、従来より簡易で安価な測定系で絶縁膜
の経時破壊(TDDB)寿命評価ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の平面図であ
る。
【図2】6つのキャパシタを一単位としたときの評価回
路を示すブロック図である。
【図3】図2に対応する回路図である。
【図4】絶縁膜の寿命を評価する従来の回路を示す、
(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、
(c)は回路図である。
【符号の説明】
30 半導体装置 34 キャパシタ群 36 スイッチトランジスタ群 38 バッファ 40 セレクタ 42a,42b,42c コントロールパッド 44 ストレス印加端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 該半導体基板に形成された絶縁膜と、 該絶縁膜の上に互いに離れて複数形成され、前記半導体
    基板及び前記絶縁膜と組み合わされて複数のキャパシタ
    を形成する電極と、 複数の前記キャパシタそれぞれに電圧を印加するための
    電圧印加回路と、 該電圧印加回路を制御する外部信号が入力される外部信
    号入力部とを備えたことを特徴とする半導体装置。
JP15971893A 1993-06-29 1993-06-29 半導体装置 Withdrawn JPH0722479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15971893A JPH0722479A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 半導体装置

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JP15971893A JPH0722479A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 半導体装置

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JPH0722479A true JPH0722479A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15699768

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JP15971893A Withdrawn JPH0722479A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 半導体装置

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