JPH07224241A - インク、及びこれを用いるインクジェット記録方法と機器 - Google Patents
インク、及びこれを用いるインクジェット記録方法と機器Info
- Publication number
- JPH07224241A JPH07224241A JP29963294A JP29963294A JPH07224241A JP H07224241 A JPH07224241 A JP H07224241A JP 29963294 A JP29963294 A JP 29963294A JP 29963294 A JP29963294 A JP 29963294A JP H07224241 A JPH07224241 A JP H07224241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- recording
- water
- pigment
- recording material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
材に対して良好な記録が可能なインク、及びこれを用い
るインクジェット記録方法と機器を提供する。 【構成】 水性液媒体中に、少なくとも顔料、水溶性樹
脂、エネルギーの付与により固体化する水溶性モノマ
ー、及び光重合開始剤を含むことを特徴とするインクで
ある。更には、前記インクを用いたインクジェット記録
方法、及びインクジェット用機器類である。
Description
ク吸収性のない媒体への記録に適合するインクに関し、
更には、このインクを用いるインクジェット記録方法、
及びかかるインクを適用したインクジェット用機器類に
関する。
ことにより印字するインクジェット記録装置のインクと
しては、水系溶媒に色材として染料を溶解した水系イン
クと、常温で固化するワックス系溶剤に染料を溶解し、
加熱溶融した状態でヘッドより噴射し印字するソリッド
インクとがある。
ント用インクに関しては、特開平5−186725号公
報に記載されている様に水溶性染料を使用したものがあ
り、普通紙・再生紙への印字を容易にしたものである。
しては、特開昭52−142516号公報に記載されて
いるように紫外線硬化型樹脂に昇華性染料を用いてい
る。
は、以下に示す問題がある。
合、例えば、第一色目に印字し、第一色目が乾燥した後
に第二色目を印字した場合、第一色目に第二色目のドッ
トが重なると、第一色目の染料が再溶解してにじんでし
まい印字品位が悪化する問題があった。
を利用しているため、被記録材としてプラスチックを用
いるとインク乾燥までに時間がかかると同時に耐摩耗性
のある画像を形成することができない。したがって、被
記録材としては、紙が対象になってしまう。
したインクでは、印字後再度水分が付着しても染料がに
じむことはないが、紫外線照射による染料の退色は避け
られない。
いが、ワックスという柔らかい材質であるために弱い摩
擦力でも容易に印字ドットがはがれてしまう。また、一
般に有機溶剤を含むインクは溶剤臭を発散させるため環
境に対して問題がある。
インクに関しては被記録材を120〜180℃に加熱す
る必要があり、被記録材が制限される。
被記録材を選ばず、耐候性のある印字品位の良好な記録
を可能とするインク、これを用いたインクジェット記録
方法及び記録装置を提供することにある。
される。
とも顔料、水溶性樹脂、エネルギーの付与により固体化
する水溶性モノマー、及び光重合開始剤を含むことを特
徴とするインクであり、又、本発明は、インクジェット
方式により形成したインク滴を被記録材に付着させて記
録を行うインクジェット記録方法において、前記インク
として前記本発明のインクを適用することを特徴とする
インクジェット記録方法である。
収容部を有するインクカートリッジにおいて、前記イン
クとして前記本発明のインクを適用したことを特徴とす
るインクカートリッジであり、又、インクを収容したイ
ンク収容部と前記インクをインク滴として吐出するため
のヘッド部とを共に有する記録ユニットにおいて、前記
インクとして前記本発明のインクを適用したことを特徴
とする記録ユニットである。
式により形成したインク滴を被記録材に付着させて記録
を行うインクジェット記録装置において、前記のインク
カートリッジ又は記録ユニットを有することを特徴とす
るインクジェット記録装置である。
につき説明する。
体化するモノマーとしては紫外線重合モノマーが挙げら
れ、ラジカル重合性のアクリルモノマー類、カチオン重
合システムに適合するエポキシモノマー類が好適に使用
できる。
ては、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、
CH2 =C(CH3 )−COO−CH2 CH2 N(CH
3 )2 :N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、
CH2 =CH−COO−CH2CH2 N(CH3 )2 :
N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリレート、CH
2 =C(CH3 )−COO−CH2 CH2 CH2 N(C
H3 )2 :N,N−ジメチルアミノプロピルアクリレー
ト、CH2 =CH−COO−CH2 CH2 CH2 N(C
H3 )2 :N,N−ジメチルアミノアクリルアミド、C
H2 =CH−CON(CH3 )2:N,N−ジメチルア
ミノメタアクリルアミド、CH2 =C(CH3 )−CO
N(CH3 )2 :N,N−ジメチルアミノエチルアクリ
ルアミド、CH2 =CH−CONHC2H4 N(CH
3 )2 :N,N−ジメチルアミノエチルメタアクリルア
ミド、CH2 =C(CH3 )−CONHC2 H4 N(C
H3 )2 :N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルア
ミド、CH2 =CH−CONH−C3 H6 N(CH3 )
2 :N,N−ジメチルアミノプロピルメタアクリルアミ
ド、CH2 =C(CH3 )−CONH−C3 H6 N(C
H3 )2 :及び、これらの4級化された物質、などが色
材染着性に優れており特に好ましい。また多価アルコー
ルの(メタ)アクリル酸エステル、多価アルコールのグ
リシジルエーテルの(メタ)アクリル酸エステル、ポリ
エチレングリコールの(メタ)アクリル酸エステル、多
価アルコールのエチレンオキシド付加化合物の(メタ)
アクリル酸エステル、多塩基酸無水物と水酸基含有(メ
タ)アクリル酸エステルとの反応物など、それ自体公知
の紫外線硬化型モノマー、オリゴマーが用いられる。こ
れらの物質の中でインクとの相溶性、親水性の高い物質
が選択され、用いられる。
モノマー類としては、多価アルコールのグリシジルエー
テル、グリシジルエステル、脂肪族環状のエポキシド、
などが用いられる。
ため、モノマーの硬化速度は遅くなる傾向にある。した
がって、UV重合のモノマーの重合システムとして、ビ
ニルエーテル類とアクリロイル類とを併用しているハイ
ブリット重合システムのモノマーが望ましく、ついで、
カチオン重合システム、フリーラジカル重合システムの
順に選定していく。多官能基を有するモノマーを使用す
る場合は、その使用量はインク全重量に対して1〜10
%の範囲が好ましい。
を一種類使用、二種類以上使用、光開始剤と増感剤とを
使用しても構わない。主な光開始剤と増感剤の選定、組
合わせ及び配合比に関しては、使用する紫外線硬化モノ
マー、使用装置によって適宜選定して行けば良い。
ば、光開始剤に関しては、アセトフェノン、2,2−ジ
エトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフ
ェン、p−ジメチルアミノプロピオフェノン、ベンゾフ
ェノン、2−クロロベンゾフェノン、pp′−ジクロロ
ベンゾフェン、pp′−ビスジエチルアミノベンゾフェ
ノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインn−プロピル
エーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン
n−ブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、テト
ラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサンソン、
2−クロロチオキサンソン、2−メチルチオキサンソ
ン、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾインパーオキ
サイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキ
シ−2−メチル−1−フェニル−1−オン、1−(4−
イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロパン−1−オン、メチルベンゾイルフォーメート、
が挙げられる。その使用量は、通常紫外線硬化性樹脂の
総量に対して0.1〜10重量%である。またカチオン
重合型では、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム
塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセン化合物等の光開
始剤が用いられる。その具体例としてトリフェニルスル
フォニュウムヘキサフルオロフォスフェート、ジフェニ
ルヨードニュウムヘキサフルオロアンチモネート等が挙
げられる。また、カチオン重合型の場合、硬化を更に完
全にするために80〜170℃の範囲で、特に望ましく
は100〜150℃の範囲で加熱することが望ましい。
加熱時間は、条件により異なるが、通常5〜30分の間
である。
ペリジン 2尿素:アリル系、o−トリルチオ尿素 3イオウ化合物:ナトリウムジエチルジチオホスフェー
ト、芳香族スルフィン酸の可溶性塩 4ニトリル系化合物:N、N、ジ置換pアミノベンゾニ
トリル、R1 R1 はメチル基、エチル基、Bシアノエチ
ル基またはBクロロエチル基 5リン化合物:トリnブチルホスフィン、ネトリウムジ
エチルジチオホスフィード 6窒素化合物:ミヒラーケトン、Nニトリソヒドロキシ
ルアミン誘導体、オキサゾリジン化合物、テトラヒドロ
1、3オキサジン化合物、ホルムアルデヒドまたはアセ
トアルデヒドとジアミンの縮合物 7塩素化合物:四塩化炭素、ヘキサクロロエタン 8エポキシ樹脂とアミンの反応生成物の高分子化アミ
ン、トリエタノールアミントリアクリレート が挙げられる。
の有機及び無機顔料をすべて使用することができる。例
えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料及び
キレートアゾ顔料等のアゾ顔料やフタロシアニン顔料、
ペリレン及びペリレン顔料、アントセキノン顔料、キナ
クリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオイシジゴ顔料、
イソインドリノン顔料、キノフタロニ顔料等の多環式顔
料や、塩基性染料型レーキ及び酸性染料型レーキ等の染
料レーキや、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラ
ック、昼光蛍光顔料などの有機顔料、酸化チタン、酸化
鉄系及びカーボンブラック系等の無機顔料が挙げられ
る。また、カラーインデックスに記載されていない顔料
であっても水性に分散可能なら、いずれのものも使用で
きる。
合には、従来から当該技術分野において周知の各種染料
を用いることができる。
ロシアニン染料、酸性染料としてのアゾ染料、アントラ
キノン系染料、等が挙げられる。
ときには、一般に、顔料:染料(重量比)が8:2〜
2:8の範囲であるのが望ましい。より好ましくは、
7:3〜3:7(顔料:染料)の範囲とする。
有される水溶性樹脂(分散樹脂)は、アミン或は塩基を
溶解させた水溶液に可溶で、且つ重量平均分子量が30
00から30000の範囲が好ましい。更に、好ましく
は5000から15000の範囲であるものがよく、例
えば、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アク
リル酸−アクリル酸アルキルエステル共重合体、スチレ
ン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸−アク
リル酸アルキルエステル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ア
ルキルエステル共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフ
エステル共重合体、ビニルナフタレン−アクリル酸共重
合体、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸−マレイン酸ハーフエステル共重合
体あるいは、これらの塩等を使用することができる。
測定方法としては、種々の方法が挙げられるが、GPC
(ゲルバーミエーションクロマトグラフィー)等で測定
するのが一般的である。
ンク全体が中性またはアルカリ性に調整されていること
が、前記した水溶性樹脂の溶解性を向上させ、一層の長
期保存安定性に優れたインクとすることができるので望
ましい。インクのpHは、インクジェット記録装置に使
われている種々の部材の腐食の原因となる場合があるの
で、好ましくは7〜10のpHの範囲とされるのが望ま
しい。
るpH調整剤としては、例えば、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等の各種有機アミンや、水酸化ナ
トリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属の水酸物等の無機アルカリ剤、有機酸や、鉱酸が
挙げられる。
水溶性媒体中に分散または溶解される。
は、水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒であり、水は種々
のイオンを含有する一般の水ではなく、イオン交換水
(脱イオン水)を使用するのが好ましい。
しては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソ−ブチルアルコ
ール等の炭化数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;
アセトン、ジアセトンアルコール類のケトアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のポリアルコレングリコール類;エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含む
アルキレングリコール類;グリセリン:エチレングリコ
ールモノメチル(またはエチル)エーテル、ジエチレン
グリコールメチル(またはエチル)エーテル、トリエチ
レングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等
の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;N−メチ
ル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン等が挙げられる。
で、有機アミンは分散剤を中和し、インクのpHを中性
〜塩基性の領域に調節するために本発明のインク中に、
好ましくはインク全体の0.001〜10重量%含有さ
せる。
剤については、所望に応じて適宜選択され、適量が含有
されるが、中でもジエチレングリコール等の多価アルコ
ール、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテ
ルが好ましい。
族一価アルコール、例えば、エタノール或はイソプロピ
ルアルコールを3%以上添加することが効果的であるこ
とを見い出した。即ち、これら溶剤を添加することによ
って、インクの薄膜の発熱抵抗体上での発泡をより安定
に行うことができるからと考えられる。
液にこれら溶剤を添加することにより、分散時における
泡の発生が抑えられ、効率的な分散が行えることを挙げ
ることができる。
か、必要に応じて所望の物性値を有するインクとするた
めに、界面活性剤、消泡剤、防腐剤等を更に添加するこ
とができる。更に、市販の水溶性染料等も添加すること
ができる。
類、高級アルコール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸
エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イ
オン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ポリオキ
シエチレンソルビタンアルキルエステル類等の非イオン
性界面活性剤があり、これらの1種または2種以上を適
宜選択して使用することができる。その使用量は分散剤
により異なるが、インク全量に対して0.01〜5重量
%が望ましい。
/cm以上になるように界面活性剤の添加量を決定する
ことが好ましい。なぜなら、インクの表面張力がこれよ
り小さい値を示すことは、本発明のような記録方式にお
いては、ノズル先端の濡れによる印字よれ(インク滴の
着弾点のズレ)等の好ましくない事態を引き起こすから
である。
る性能としては、インクの粘度、表面張力及びpH等の
物性が挙げられるが、水性顔料インクの様な分散系で
は、これらの物性を満足していてもインクの発泡が不安
定である場合が多くあった。
的に安定で、更に最適な発泡が可能なインクの性能を鋭
意研究した結果、インク中に溶解している水溶性樹脂の
量をインク全重量の2%以下、好ましくは1%以下とす
ることで、抵抗体上においてインクが種々の駆動条件で
も正確に発泡し、更には長期にわたっても薄膜抵抗体上
に堆積物を発生しないことを見い出した。つまり、顔料
に対して多量に余剰の水溶性樹脂がインク中に存在する
と、薄膜抵抗体上において所定の熱エネルギーを与えて
も、インクが発泡しなかったりパルス印加時の熱によっ
てこれらの余剰の水溶性樹脂が不溶物となり薄膜抵抗体
上に堆積してしまい、不吐出や印字の乱れを引き起こす
原因となっていた。
ク中において顔料に吸着していないで液媒体中に溶解し
た状態の樹脂を指す。かかる溶解している水溶性樹脂の
量を減らす1つの手段が、インク作成時に顔料と水溶性
樹脂の比率を重量比で3:1〜30:1、好ましくは1
0:3〜30:1の範囲に調整することである。
は、重量基準で10%以上、好ましくは30%以下であ
ることが好ましい。その理由としては、分散液中に一定
濃度以上の顔料と水溶性樹脂が存在しないと、分散を効
率的に行い最適な分散状態を得ることができないからで
ある。
ては、はじめに、水溶性樹脂(分散樹脂)、アミン、水
を少なくとも含有する水溶液に顔料を添加し、攪拌した
後、後述の分散処理を用いて分散を行い、必要に応じて
遠心分離処理を行い、所望の分散液を得る。次に、この
分散液にポリメチルメタクリレートを含む上記で挙げた
様な成分を加え、攪拌しインクとする。
くはその粘度を10cps以下に調整される。
樹脂(顔料に未吸着の樹脂)の量を2%以下にするため
には、作成方法において、樹脂、アミン及び水を含む水
溶液を60℃、3分間以上攪拌して樹脂を予め完全に溶
解させることが必要である。
基の量を、樹脂の酸価から計算によって求めたアミンあ
るいは塩基量の1.2倍以上添加することが必要であ
る。このアミンあるいは塩基の量は以下の式によって求
められる。
に、プレミキシングを30分間以上行うこともまた必要
である。このプレミキシング操作は、顔料表面の濡れ性
を改善し、顔料表面への吸着を促進するためのものであ
る。
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、アミノメチルプロパノール、アンモニア等
の有機アミンが好ましい。
使用される分散機であれば、如何なるものでも良いが、
例えば、ボールミル、ロールミル、サンドミル等が挙げ
られる。
く、例えば、スーパーミル、サンドグラインダー、ビー
ズミル、アジテータミル、グレンミル、ダイノーミル、
パールミル、コボルミル(いずれも商品名)等が挙げら
れる。
顔料を得る方法としては、分散機の粉砕メディアのサイ
ズを小さくすること、粉砕メディアの充填率を大きくす
ること、また処理時間を長くすること、吐出速度を遅く
すること、粉砕後にフィルターや遠心分離機等で分級す
ること等の手法が用いられるが、これらの手法を組合わ
せて用いてもよい。
る水溶性樹脂の量(顔料に未吸着の樹脂)を測定する方
法としては、超遠心分離機等を用いて顔料分と顔料に吸
着された樹脂分を沈殿させ、この上澄み液に含有される
残存樹脂量をTOC(Total Organic C
arbon、全有機炭素計)や、重量法(上澄みを蒸発
乾固させ、樹脂量を測定する方法)等が好適に用いられ
る。
含有量としてはインク全重量の50%以上であることが
好ましい。
記録方法は、インク吸収性のない被記録材に対して、イ
ンク吐出口を複数備えた記録ヘッドから少なくとも一色
以上のインクを付与して記録画像を形成するインクジェ
ット記録方法であり、前記被記録材表面を清浄化処理す
る第一の工程と、前記記録ヘッドの吐出口より画像記録
信号に応じてインク滴を飛翔させ、前記被記録材の所定
位置にインク滴を付与して記録画像を形成する第2の工
程と、前記被記録材上に付与されたインクを硬化させる
第3の工程とを含む。
は、好ましくは第2の工程は熱エネルギーの作用により
インク滴を吐出させるバブルジェット記録方式によって
行われる。
用い得るインクジェット装置は、インク吸収性のない被
記録材に対して、インク吐出口を複数備えた記録ヘッド
から少なくとも一色以上のインクを付与して記録画像を
形成するインクジェット記録装置であって、 a)前記被記録材表面を清浄化処理する手段と、 b)画像記録信号に応じてインク滴を飛翔させ、前記被
記録材表面の所定位置にインク滴を付与するインク吐出
口を複数備えた記録ヘッドと、 c)前記画像形成のインク滴を硬化させる手段とを具備
する。
は、被記録材によって省略してもかまわない。また手法
としては、UV/O3 洗浄が挙げられる。
ランプ、電子線、熱などが挙げられる。UV照射ランプ
においては、熱が発生し被記録材が変形してしまう可能
性があるため、冷却機構、例えばコールドミラー、コー
ルドフィルター、ワーク冷却などが具備されていると好
ましい。
方法に用い得る記録装置の一つの例について説明する。
である。図中、710は記録ヘッドで、360dpi6
4ノズルのインクジェット記録ヘッドである。更に、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk
(ブラック)の4色分用の4つのヘッドが設けられ、一
走査でフルカラーの画像を記録できるようにセットされ
ている。701は被記録材である。ストッカー711に
複数枚被記録材701がセットされており、搬送機71
2によりベルトコンベアーに送られ、印字用トレー71
5に送り出される。714は、送りのための補助ローラ
である。
01は、ポンプ716での吸引によりトレー上にしっか
りと吸着固定される。715上の被記録材701が第1
の処理工程が行われる領域に送り込まれる。704はU
V/O3 ランプである。被記録材により、表面のヌレ性
の低い場合は、この表面処理を行い、インクのヌレ性、
密着性を向上させる。この処理工程はパスしてもかまわ
ない。
ら被記録材が搬出されると、直ちに記録ヘッド710に
よるインクジェット記録が行われる。この第2の工程で
あるインクジェット記録には、ピエゾ方式や、静電方式
など種々のインクジェット記録方式が利用できるが、高
速記録を安定して行うことのできるバブルジェット方式
が好適である。
合にニジミなどの問題が発生するようであれば、2パ
ス、4パス印字が採用される。
の処理が行われる領域に直ちに搬送される。ここで、7
05はUV照射ランプである。
記録材の変形を起こす可能性があるため、コールドミラ
ー、コールドフィルター、ワーク空冷(以上図中不図
示)等の加熱防止機構が必要である。
録画像を有する記録物)は、ベルトコンベアー720と
送りローラ721を介してストッカー719に搬送さ
れ、ハンドラー718によって所定位置に収納される。
板状形状のものであるが、これを搬送するトレーは被記
録材の形状に対応できるように適宜調節される。例え
ば、図5に示すようなスペーサー811等を用いること
で円盤状の被記録材への記録にも対応可能となる。ま
た、この装置は、被記録材の厚みに応じて記録ヘッドと
被記録材の画像形成面との距離を調整する手段を有して
いることが望ましい。
熱硬化を促進するためには、トレーにヒーター等の加熱
手段を補助的に設けて、例えば被記録材を各処理前に加
熱しておくことで、熱容量の大きな比較的大型の被記録
材の処理にでも加熱効率を高めて効果的な処理が可能と
なる。
て寸法に狂いが生じ、記録の幅方向及び送り方向のずれ
が生じ、記録画像での白スジの発生や印字サイズのズレ
等の問題が起こる場合には、例えば図6に示すように、
被記録材901の画像形成面の表面温度を温度センサー
902で検知し、増幅器(Amp)で増幅し、これをA
/Dコンバータ(A/D)でデジタル化してからコンパ
レータで予め設定された値と比較して、クロックの信号
に対する最適ディレー信号で記録ヘッド910とモータ
903へ信号を送り、正しい位置に被記録材をセットで
きるように調整するシステムを用いるのが好ましい。
に、被記録材の非印字領域にエッチングやプレスによっ
て目印をマーキングし、その位置を適当な読取り手段で
読み取り、被記録材の位置を常に確認し、その位置によ
って搬送手段を制御してより精度よい搬送を行うことも
できる。また、被記録材にソリ等がある場合には、ソリ
等の補正のためにローラ等にソリを矯正する機能を付加
しておくことも有効である。また、前記の目印が製品価
値を損なうものであれば、印字後にシャーリングプレス
等の手段によりこれを取り除けばよい。
略図である。図中730は、記録ヘッドで例えば360
dpi 64ノズルのインクジェット記録ヘッドであ
る。730は730Y、730M、730C、730B
はY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、B
(ブラック)の各1色を印字するヘッドである。
のUVランプによりUV照射を行い、少なくともインク
の表面が硬化するだけのUVを照射する。
上の被記録材701は次の色の印字を行うため、次の7
30Mインクジェット記録ヘッドのところへ搬送され
る。印字後705UVランプにより、インク表面を硬化
させる。続いて730C、730Bと繰り返して、フル
カラーの画像が形成される。その他詳細説明は図3の説
明と同様である。
照射を行っているが、インクカートリッジ横にスポット
UVランプを設置し、1パス毎にUV照射してもかまわ
ない(不図示)。
する。
尚、顔料は4色作成した。
従ってインクを作成し、アクリル、ポリカーボネート上
に画像を形成した。
ルガキュア651 0.1gを加え、約10分間攪拌を
行った。更にIPAを添加し攪拌5分行い、粘度を5c
pに調整した(溶液Aとする)。
20gにノイゲン(10%aq)を2g添加し約30分
攪拌を行った(溶液Bとする)。顔料インクはあらかじ
め5cpに調整してある。
うに溶液Aと溶液Bを混合し、攪拌30分行って紫外線
硬化インクとした。この配合比に関してモノマー分が多
くなると吐出特性が低下すると同時に印字硬化物の光沢
度が低下する傾向にある。
用いた。イエローインクを図2に示すようなインクジェ
ットプリンターで印字して、印字した後に印字部に紫外
線を照射した。この時の紫外線照射強度は10J/cm
2 であった。この時点でイエローインクは指先でさわっ
て十分硬度が感じられる硬度に硬化した。
エローインクの印字部に一部重なるように印字を行っ
た。印字後紫外線を照射し、マゼンタインクの硬化を確
認した。
ル、ポリカーボネートを用いた。
たが、にじみを発生している痕跡はなく、印字品位は良
好であった。また、被記録材との密着性の良好で、こす
ってもはがれることはなかった。
れなかった。
NレベラーH907(サンノプコ)をモノマーに対して
0.5%の割合で添加することにより擦過性は向上し
た。
加することにより、ノズルの固着が防止でき、印字性能
は向上した。
/cm2 )を行ったが、各色とも完全に硬化させてから
次の色を印字しても、表面を硬化させてから次の色を印
字してもにじむことはなく、良好なカラー画像の形成が
可能であった。
なお顔料インクは4色用いた。
1と同様である。アクリル、ポリカーボネイト上に印字
してみたが、印字品位は良好であった。また、被記録材
との密着性も良好であり、こすりに対してもはがれるこ
ともなかった。
て作成した。
同じである。
保管されていることにより、暗反応によるゲル化を起こ
すこともなく、インク保存性が良好であった。
まず、紫外線硬化モノマーと、光重合開始剤の重量比を
1:0.05とし、約10分間攪拌を行い、更にモノマ
ー重量に対し、1.5倍の重量のIPAを添加し、5分
間攪拌し、粘度を5cpsに調整した(溶液Aとす
る)。
水):染料インク(染料/水)=10:0、8:2、
5:5、2:8、0:10となるように混合しておく
(溶液Bとする)。
に、溶液Aと溶液Bを混合し、30分間攪拌を行って、
紫外線硬化インクとした。この配合比に関して、モノマ
ー分が多くなると、吐出特性が低下すると同時に印字硬
化物の光沢感が低下する傾向にあったので、溶液B:モ
ノマー=10:1とした。
ンクジェットプリンターで印字して、印字した後に印字
部に紫外線を照射した。この時の紫外線照射強度と、照
射後のOD値、そしてインクの粘度を合わせて表4に列
記する。
−CH=CH2(n=9) *2:シアン (顔料固形分10%) マゼンタ(顔料固形分10%) イエロー(顔料固形分10%) ブラック(顔料固形分10%) *3:シアン …プロジェットシアン (染料固形分1
0%) マゼンタ…アシッドレッド (染料固形分10%) イエロー…ダイレクトイエロー (染料固形分10%) ブラック…フードブラック (染料固形分10%) *4:イルガキュア651(チバガイギー)
時間が速くなるが、それにともないOD値は下がり、耐
光性も低下して行った。よって、顔料と染料の比率とし
て、重量比で8:2〜2:8が適していることが判明し
た。
は、以下の方法及び基準により評価した。
ポリカーボネート樹脂板上に実施例の各インクを、2c
m×2cmのベタパターンに印刷し、表中に示した量の
紫外線を照射し、硬化させた。硬化したベタパターンの
試験片をアトラスキセノンフェードOメーターに取り付
け、100時間の連続照射試験を行い、前後の反射濃度
を測定し、OD変化率Rを計算した。ここで、R=[照
射後のOD/照射前のOD]×100である。評価基準
は、 ◎:R≧90 ○:90>R≧80 △:80≧R>60 ×:60>R として記載した。
載した。 ◎:OD≧1.2 ○:1.2>OD≧1.1 △:1.1>OD
染料の比率を8:2、7:3、6:4、5:5、4:
6、3:7、2:8になるように混合し、それぞれの特
性を調べた。
施例4と同じである)。
料の比率7:3〜3:7の範囲が適している。
アクリル酸エステルのLR8765(BASF)を用い
て、実施例4、5と同様の配合比でインクを作成した。
インクの硬化時間が速くなるが、それに伴いOD値は下
がり耐光性も低下し、実施例4、5と同様の結果が得ら
れた。
ク及びインクジェット記録方法により、インクジェット
特にバブルジェット記録ヘッドにより、次の効果が確認
できた。
成が可能になる。
品位良好なカラー画像の形成が可能になる。
物が得られる。
る。
ーを示す図。
ジェット記録装置を示す図。
の模式的概略図。
式的概略図。
ーの構成例を示す図。
録材と記録ヘッドの位置合せの際の被記録材の画像形成
面の温度に応じた位置補正システムの一例を示す図。
C、Bの記録ヘッド 811 補助シート 902 温度センサー
Claims (20)
- 【請求項1】 水性液媒体中に、少なくとも顔料、水溶
性樹脂、エネルギーの付与により固体化する水溶性モノ
マー、及び光重合開始剤を含むことを特徴とするイン
ク。 - 【請求項2】 前記水溶性樹脂の重量平均分子量が30
00乃至30000の範囲にある請求項1に記載のイン
ク。 - 【請求項3】 前記顔料が分散状態にある請求項1に記
載のインク。 - 【請求項4】 更に、染料を含む請求項1に記載のイン
ク。 - 【請求項5】 前記顔料と前記染料とが、重量比で8:
2〜2:8の範囲にある請求項4に記載のインク。 - 【請求項6】 前記水溶性モノマーとして、多官能基を
有するモノマーを含む請求項1に記載のインク。 - 【請求項7】 前記水溶性モノマーを、インク全重量の
1%〜10%の範囲で含む請求項1に記載のインク。 - 【請求項8】 前記エネルギーが、紫外線、熱又は電子
線である請求項1に記載のインク。 - 【請求項9】 粘度を10cps以下に調整した請求項
1に記載のインク。 - 【請求項10】 pHを7〜10の範囲に調整した請求
項1に記載のインク。 - 【請求項11】 インク全重量の50%以上の水を含有
する請求項1に記載のインク。 - 【請求項12】 インクジェット方式により形成したイ
ンク滴を被記録材に付着させて記録を行うインクジェッ
ト記録方法において、前記インクとして前記請求項1乃
至11の何れか1に記載のインクを適用することを特徴
とするインクジェット記録方法。 - 【請求項13】 前記インクジェット方式が、インクに
熱エネルギーを作用させる方式である請求項12に記載
のインクジェット記録方法。 - 【請求項14】 前記被記録材がインク吸収性のないも
のである請求項12に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項15】 更に、被記録材に付着したインクに対
し、紫外線、熱又は電子線を付与する過程を有する請求
項12に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項16】 インクを収容したインク収容部を有す
るインクカートリッジにおいて、前記インクとして前記
請求項1乃至11の何れか1に記載のインクを適用した
ことを特徴とするインクカートリッジ。 - 【請求項17】 インクを収容したインク収容部と前記
インクをインク滴として吐出するためのヘッド部とを共
に有する記録ユニットにおいて、前記インクとして前記
請求項1乃至11の何れか1に記載のインクを適用した
ことを特徴とする記録ユニット。 - 【請求項18】 前記ヘッド部において、前記インクに
熱エネルギーを作用させてインク吐出を行う請求項17
に記載の記録ユニット。 - 【請求項19】 インクジェット方式により形成したイ
ンク滴を被記録材に付着させて記録を行うインクジェッ
ト記録装置において、前記請求項16乃至18の何れか
に記載のインクカートリッジ又は記録ユニットを有する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項20】 前記被記録材に対し、紫外線、熱又は
電子線を照射する手段を、更に備えた請求項19に記載
のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29963294A JP3595585B2 (ja) | 1993-12-14 | 1994-12-02 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31361193 | 1993-12-14 | ||
JP5-313611 | 1993-12-14 | ||
JP29963294A JP3595585B2 (ja) | 1993-12-14 | 1994-12-02 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07224241A true JPH07224241A (ja) | 1995-08-22 |
JP3595585B2 JP3595585B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=26562009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29963294A Expired - Fee Related JP3595585B2 (ja) | 1993-12-14 | 1994-12-02 | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3595585B2 (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0953613A2 (en) | 1998-04-28 | 1999-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink-jet recording method using the same, and photopolymerization initiator |
JP2004167873A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像記録装置及び画像記録方法 |
JP2004182875A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Konica Minolta Holdings Inc | カチオン重合性光硬化インク用洗浄液及びインクジェットプリンタのクリーニング方法 |
JP2004306589A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像記録装置および画像記録方法 |
US6834948B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-12-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Color ink jet recording apparatus |
JP2005023299A (ja) * | 2003-04-15 | 2005-01-27 | Aprion Digital Ltd | 紫外線硬化型湿潤剤を含む水性のインクジェット用インク |
US6857734B2 (en) | 2000-08-29 | 2005-02-22 | Riso Kagaku Corporation | Ink jet printer and method of hardening ink for the printer |
WO2006016508A1 (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
WO2006090540A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | インクジェット記録画像形成方法、インクジェット記録装置 |
US7152970B2 (en) * | 2003-03-12 | 2006-12-26 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Image forming apparatus having a plurality of printing heads |
JP2007078503A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Denso Corp | 計器用表示板及びその製造方法 |
US7264345B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-09-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Liquid composition for ink jet, ink set for ink jet, and recording method and recording apparatus using the same |
JP2007262133A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インク組成物及び平版印刷版の製版方法 |
JP2007292776A (ja) * | 2007-06-01 | 2007-11-08 | Denso Corp | 表示板 |
EP1975214A1 (en) | 2007-03-29 | 2008-10-01 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink-jet ink and ink-jet recording method |
EP2075293A1 (en) | 2007-12-28 | 2009-07-01 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink-jet ink and ink-jet recording method |
US7661807B2 (en) | 2004-07-21 | 2010-02-16 | Seiko Epson Corporation | Ultraviolet rays emitter |
US7850280B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-12-14 | Seiko Epson Corporation | Light irradiating apparatus, light irradiating process, and image recording process |
WO2011037006A1 (ja) | 2009-09-28 | 2011-03-31 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2014024264A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kyocera Corp | 光照射装置および印刷装置 |
JP2018083414A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-31 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置 |
WO2020121628A1 (ja) | 2018-12-11 | 2020-06-18 | サカタインクス株式会社 | 電子線硬化型水性インキジェットインキ組成物 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29963294A patent/JP3595585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6428862B1 (en) | 1998-04-28 | 2002-08-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink-jet recording method using the same, and photopolymerization initiator |
US6500875B2 (en) | 1998-04-28 | 2002-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink-jet recording method using the same, and photopolymerization initiator |
EP0953613A2 (en) | 1998-04-28 | 1999-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink-jet recording method using the same, and photopolymerization initiator |
US6857734B2 (en) | 2000-08-29 | 2005-02-22 | Riso Kagaku Corporation | Ink jet printer and method of hardening ink for the printer |
US6834948B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-12-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Color ink jet recording apparatus |
JP2004167873A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像記録装置及び画像記録方法 |
JP2004182875A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Konica Minolta Holdings Inc | カチオン重合性光硬化インク用洗浄液及びインクジェットプリンタのクリーニング方法 |
US7490931B2 (en) | 2003-03-12 | 2009-02-17 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Image forming apparatus having a plurality of printing heads |
US7152970B2 (en) * | 2003-03-12 | 2006-12-26 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Image forming apparatus having a plurality of printing heads |
JP2004306589A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像記録装置および画像記録方法 |
US7396122B2 (en) | 2003-03-25 | 2008-07-08 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Image recording device |
JP2005023299A (ja) * | 2003-04-15 | 2005-01-27 | Aprion Digital Ltd | 紫外線硬化型湿潤剤を含む水性のインクジェット用インク |
US7264345B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-09-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Liquid composition for ink jet, ink set for ink jet, and recording method and recording apparatus using the same |
US7661807B2 (en) | 2004-07-21 | 2010-02-16 | Seiko Epson Corporation | Ultraviolet rays emitter |
WO2006016508A1 (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
US7780255B2 (en) | 2004-08-11 | 2010-08-24 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Phase controlled, multi-pass inkjet recording apparatus and method |
WO2006090540A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | インクジェット記録画像形成方法、インクジェット記録装置 |
US7850280B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-12-14 | Seiko Epson Corporation | Light irradiating apparatus, light irradiating process, and image recording process |
JP2007078503A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Denso Corp | 計器用表示板及びその製造方法 |
JP2007262133A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インク組成物及び平版印刷版の製版方法 |
JP2008247939A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェットインク、及びインクジェット記録方法 |
EP1975214A1 (en) | 2007-03-29 | 2008-10-01 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink-jet ink and ink-jet recording method |
US8216353B2 (en) | 2007-03-29 | 2012-07-10 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink-jet ink and ink-jet recording method |
JP2007292776A (ja) * | 2007-06-01 | 2007-11-08 | Denso Corp | 表示板 |
EP2075293A1 (en) | 2007-12-28 | 2009-07-01 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink-jet ink and ink-jet recording method |
WO2011037006A1 (ja) | 2009-09-28 | 2011-03-31 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット記録装置 |
US8979228B2 (en) | 2009-09-28 | 2015-03-17 | Konica Minolta, Inc. | Inkjet recording apparatus |
JP2014024264A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kyocera Corp | 光照射装置および印刷装置 |
JP2018083414A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-31 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置 |
WO2020121628A1 (ja) | 2018-12-11 | 2020-06-18 | サカタインクス株式会社 | 電子線硬化型水性インキジェットインキ組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3595585B2 (ja) | 2004-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3969750B2 (ja) | インクジェット記録用インクセット、それを用いたインクジェット記録方法および記録装置 | |
JP3595585B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
US5952401A (en) | Ink for use in ink-jet recording | |
JP5659619B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP5867585B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP5573485B2 (ja) | インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置 | |
WO2012023368A1 (ja) | 活性光線硬化型インク及び活性光線硬化型インクジェット記録方法 | |
JP2003292855A (ja) | インクジェット記録用インクおよび画像形成方法 | |
JP2005255821A (ja) | 活性光線硬化型インクジェットインクとそれを用いたインクジェット記録方法 | |
JP2006312711A (ja) | インクジェット記録用インクセット、インクジェット記録用インク及びインクジェット画像記録方法 | |
JP2010115791A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003145745A (ja) | インクジェット記録方法及び記録装置 | |
JPWO2006129530A1 (ja) | 紫外線硬化型インクジェットインク、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP6038831B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2003191593A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2010111790A (ja) | 活性光線硬化型インクジェット用インクとそれを用いたインクジェット記録方法 | |
JP2006176734A (ja) | インクジェット用紫外線硬化型インク及びインクジェット記録方法 | |
JP5935140B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ硬化膜 | |
JP4429247B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2005060519A (ja) | インクジェット用インク及びそれを用いた記録方法 | |
JP4903529B2 (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
JP4147943B2 (ja) | 画像形成方法及びインクジェット記録装置 | |
JP2004189930A (ja) | 水系光硬化性インク、それを用いたインクジェット用インク組成物及び画像形成方法 | |
JP4210284B2 (ja) | カチオン硬化型反応性希釈剤および色材分散液 | |
JPH08218017A (ja) | インクジェット用インク、これを用いたインクジェット記録方法および記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |