JPH0722390B2 - 符号化方式 - Google Patents

符号化方式

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JPH0722390B2
JPH0722390B2 JP61074330A JP7433086A JPH0722390B2 JP H0722390 B2 JPH0722390 B2 JP H0722390B2 JP 61074330 A JP61074330 A JP 61074330A JP 7433086 A JP7433086 A JP 7433086A JP H0722390 B2 JPH0722390 B2 JP H0722390B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号の処理に関するものであって、特に
映像信号の信号帯域を圧縮して、効率的に映像信号を符
号化する符号化方式に係る。
〔従来の技術〕
通常の動画像信号の画面には動きのはげしい領域と動き
の少ない領域が含まれている。映像信号を高品質を維持
しつつ高能率に符号化を行なうには、画面を動きのはげ
しい領域と動きの少ない領域に分割し、動きのはげしい
領域ではフィールド内処理が、動きの少ない領域ではフ
レーム間処理がなされる。そのため、画面を画素単位あ
るいは複数の画素からなるブロック単位に、前フレーム
と現フレームの画素間の差をとり、動きのしきい値と比
較することによって、動き検出を行なう。フレーム間の
帯域圧縮処理はその圧縮効率が高いため、有効である。
そのため、画面の中で動きの少ない領域が多い程圧縮率
が良く、動きのしきい値が高いと、画面の中の動きの少
ない領域が多いと判定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したような従来の符号化方式において、動きのしき
い値(以下単にしきい値ともいう)を用いて、画面を動
きのはげしい領域と動きの少ない領域に分割したとき、
動きの少ない領域においても、現フレームと前フレーム
間での画素の値が変化している部分があれば歪となる。
そのため、画面全体の歪を最小とする動きのしきい値が
存在することになるが、その値は画面の状態(絵柄、動
き等)により変わる。
従来はしきい値を固定的に定めていたので、画面の絵柄
や動き等の状態によって歪が増大することがあるという
問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、動画像信号
の画面を動きのはげしい領域と動きの少ない領域に分
け、それぞれ異なった画像処理を行なう方式において、
画面の状態(絵柄、動き等)により自動的に適切な動き
判定のしきい値を設定することの可能な符号変方式を提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上述の目的は、前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。
すなわち、本発明は動きのしきい値として、標準しきい
値と、該標準しきい値より大なる値のしきい値と、該標
準しきい値より小なる値のしきい値とを用いて、それぞ
れ同一画面をうごきのはげしい領域と動きの少ない領域
に分割し、異なるしきい値を用いた処理ごとの画面全体
についての歪を算出して、最も歪の小さい画面が得られ
たしきい値を次の画面を動きのはげしい領域と動きの少
ない領域に分割する場合の標準しきい値とすることを特
徴とするもので、このように動きのしきい値を画面の状
態に応じて動的に変化せしめる点において、従来の方式
とは相違するものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の1実施例の送信装置のブロック図であ
って、1は映像信号、2はA/D変換回路、3は現在のし
きい値が(n+1)の動きのしきい値設定回路、4は現
在のしきい値が(n)の動きのしきい値設定回路、5は
現在のしきい値が(n−1)の動きのしきい値設定回
路、6はブロック動き判定回路、7は動画・静止画領域
歪計算回路、8はフィールド内処理回路、9はフレーム
間処理回路、10は多重化回路、11は歪比較回路、12は伝
送信号を表わしている。
第1図において、まず、映像信号1はA/D変換回路2で
ディジタル信号に変換される。ディジタル映像信号は2
画素×2画素で構成されたブロックごとにまとめられて
いる。画像処理はブロックごとに、そのブロックが動画
領域か静止領域かにより異なる処理を施す。
そのため、ブロックごとに動き判定をする必要がある
が、その動き判定のしきい値を3つ設定する。ここで、
しきい値nを現画面で採用するしきい値とし、ほかの2
つはそのしきい値の前後の値をとる。ブロック動き判定
回路6はブロックごとにしきい値で動画領域、静止画領
域の判定を行なう回路である。
ここで、動画領域とは動きがはげしい領域、静止画領域
とは動きの少ない領域を意味する。
動画領域にはフィールド内処理回路8によりフィールド
内処理を、静止画領域にはフレーム間処理回路9により
フレーム間処理を行なう。
そして、それぞれのしきい値に対して画面全体の処理後
の歪の合計を計算する。なお、画素あるいはブロックご
との実際の処理データは現画面で採用されているしきい
値の時のみ蓄積しておく、次に、歪比較回路11によりそ
の歪の合計を比較し、一番歪の小さいしきい値を次の画
面のしきい値とする。
第2図は、上述した本発明の一実施例におけるしきい値
の制御の例を流れ図として示したものである。
第2図に示す例においては、しきい値n−1の時の歪が
一番小さいとして、次の画面のしきい値としており、他
の2つはしきい値n−2およびnとしている。このよう
にすることにより、現画面のしきい値nが最適なしきい
値でないにしても、何画面か処理する間に順次最適値に
近付くことができる。
第3図は動き判定しきい値と画面全体の歪との関係を示
す図であって、上述した実施例の動作において、画面ご
とに動き判定用のしきい値を画面の歪の少ない方向にシ
フトすることによって、しきい値をより適切な修正しな
がら処理をすることが可能であることを示している。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明はいかなる画面が入力し
ても、その画面に対して動き判定のしきい値を最適な値
に近付けることができ、大幅に映像品質を向上させるこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の送信装置のブロック図、第
2図は実施例のしきい値の制御の例を示す流れ図、第3
図は動き判定しきい値と画面全体の歪との関係を示す図
である。 1……映像信号、2……A/D変換回路、3〜5……動き
のしきい値設定回路、6……ブロック動き判定回路、7
……動画・静止画領域歪計算回路、8……フィールド内
処理回路、9……フレーム間処理回路、10……多重化回
路、11……歪比較回路、12……伝送信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像の画面を複数の画素からなるブロック
    単位あるいは画素単位に、前フレームと現フレームの画
    素間の差をとり、動きのしきい値と比較することによ
    り、画素あるいはブロックを動きのはげしい領域と動き
    の少ない領域に分割し、それぞれの領域ごとに異なった
    画像処理を行なう方式において、動きのしきい値とし
    て、標準しきい値と、該標準しきい値より大なる値のし
    きい値と、該標準しきい値より小なる値のしきい値とを
    用いて、それぞれ同一画面を動きのはげしい領域と動き
    の少ない領域に分割し、異なるしきい値を用いた処理ご
    との画面全体についての歪を算出して、最も歪の小さい
    画面が得られたしきい値を次の画面を動きのはげしい領
    域と動きの少ない領域に分割する場合の標準しきい値と
    することを特徴とする符号化方式。
JP61074330A 1986-04-02 1986-04-02 符号化方式 Expired - Fee Related JPH0722390B2 (ja)

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JPS62232285A JPS62232285A (ja) 1987-10-12
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