JPH07223471A - 車両用シートスライド装置におけるガイドレール機構 - Google Patents
車両用シートスライド装置におけるガイドレール機構Info
- Publication number
- JPH07223471A JPH07223471A JP1682494A JP1682494A JPH07223471A JP H07223471 A JPH07223471 A JP H07223471A JP 1682494 A JP1682494 A JP 1682494A JP 1682494 A JP1682494 A JP 1682494A JP H07223471 A JPH07223471 A JP H07223471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- upper rail
- guide
- lower rail
- side walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一体成形されたアッパレール6の片面25
a,26a側のみと、ロアレール3の片面14a側のみ
とを利用して、それらのガイドレール部17,18のガ
イド面19,30の規制面19a,19b,30a,3
0bで球体35,36のみを支えている。アッパレール
6をロアレール3に対し移動させると、それらの規制面
19a,19b,30a,30bに対し球体35,36
は転動しながらアッパレール6とともに移動する。そし
て、各ストッパにより、球体35,36が一定以上移動
するのを阻止する。また、両係止端部41が折曲部38
内に係入されている。 【効果】 両レール3,6間のがたつきを防止してアッ
パレール6の円滑な動きを維持するとともに、部分点数
を減らしてコスト低減を図る。両レール3,6の各スト
ッパにより、球体35,36の抜け落ちを防止する。ロ
アレール3に対するアッパレール6の離脱を防止をす
る。
a,26a側のみと、ロアレール3の片面14a側のみ
とを利用して、それらのガイドレール部17,18のガ
イド面19,30の規制面19a,19b,30a,3
0bで球体35,36のみを支えている。アッパレール
6をロアレール3に対し移動させると、それらの規制面
19a,19b,30a,30bに対し球体35,36
は転動しながらアッパレール6とともに移動する。そし
て、各ストッパにより、球体35,36が一定以上移動
するのを阻止する。また、両係止端部41が折曲部38
内に係入されている。 【効果】 両レール3,6間のがたつきを防止してアッ
パレール6の円滑な動きを維持するとともに、部分点数
を減らしてコスト低減を図る。両レール3,6の各スト
ッパにより、球体35,36の抜け落ちを防止する。ロ
アレール3に対するアッパレール6の離脱を防止をす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のシートスライ
ド装置において、シートの荷重を受けながらその移動を
許容するガイドレール機構に関するものである。
ド装置において、シートの荷重を受けながらその移動を
許容するガイドレール機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシートスライド装置とし
ては、例えば図7に示すものがある。同装置において
は、二枚の板材を重ね合わせたアッパレール6がロアレ
ール3内に挿入され、ロアレール3内に配置した複数の
円柱ころ37上にアッパレール6が載せられて支持され
ているとともに、この円柱ころ37の上方両側でロアレ
ール3とアッパレール6との間に鋼球体35が挾持され
ている。そして、アッパレール6はこの円柱ころ37と
鋼球体35上を滑ってロアレール3に対し移動可能とな
り、この円柱ころ37と鋼球体35とにより両レール
3,6間のがたつきが防止される。
ては、例えば図7に示すものがある。同装置において
は、二枚の板材を重ね合わせたアッパレール6がロアレ
ール3内に挿入され、ロアレール3内に配置した複数の
円柱ころ37上にアッパレール6が載せられて支持され
ているとともに、この円柱ころ37の上方両側でロアレ
ール3とアッパレール6との間に鋼球体35が挾持され
ている。そして、アッパレール6はこの円柱ころ37と
鋼球体35上を滑ってロアレール3に対し移動可能とな
り、この円柱ころ37と鋼球体35とにより両レール
3,6間のがたつきが防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記シートスライド装
置は下記の欠点を有する。 (イ)アッパレール6の内外両面6b,6aのうち、外
面6aとロアレール3の内面3aと間で円柱ころ37が
支持されているとともに、内面6bとロアレール3の内
面3aとの間で鋼球体35が支持されているので、アッ
パレール6の肉厚T6 に誤差があると、外面6aと円柱
ころ37との間の接触点Qや、内面6bと鋼球体35と
の間の接触点Pで、隙間が生じてアッパレール6ががた
ついたり、内外両面6b,6aが鋼球体35及び円柱こ
ろ37に対し必要以上に圧接されてアッパレール6の動
きが悪くなるおそれがあった。 (ロ)アッパレール6は鋼球体35ばかりではなく、円
柱ころ37により支えられているため、部品点数が増え
てコストが上がる問題があった。 (ハ)アッパレール6は二枚の板材により重ね合わされ
ているため、組付工数が増えてコストが上がる問題があ
った。
置は下記の欠点を有する。 (イ)アッパレール6の内外両面6b,6aのうち、外
面6aとロアレール3の内面3aと間で円柱ころ37が
支持されているとともに、内面6bとロアレール3の内
面3aとの間で鋼球体35が支持されているので、アッ
パレール6の肉厚T6 に誤差があると、外面6aと円柱
ころ37との間の接触点Qや、内面6bと鋼球体35と
の間の接触点Pで、隙間が生じてアッパレール6ががた
ついたり、内外両面6b,6aが鋼球体35及び円柱こ
ろ37に対し必要以上に圧接されてアッパレール6の動
きが悪くなるおそれがあった。 (ロ)アッパレール6は鋼球体35ばかりではなく、円
柱ころ37により支えられているため、部品点数が増え
てコストが上がる問題があった。 (ハ)アッパレール6は二枚の板材により重ね合わされ
ているため、組付工数が増えてコストが上がる問題があ
った。
【0004】本発明は以上の問題点を解消することを目
的としている。
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本発明に係るシートスライド装置のガイド
レール機構においては、車体のフロア2に固定されたロ
アレール3と、シート5に固定されたアッパレール6と
を備え、ロアレール3に対しアッパレール6が移動可能
に支持されている。アッパレール6は一枚の板材を折曲
して一体成形したものであって、その両面25a,26
a,25b,26bのうち片面25a,26aと、その
片面25a,26aが対向するロアレール3の片面14
aとの間で、球体35,36を挾持するガイドレール部
17,28のガイド面19,30が少なくとも二箇所に
設けられて、アッパレール6がロアレール3に対しこの
球体35,36のみにより移動可能に支持されている。
これらのガイド面19,30には球体35,36と当接
してロアレール3に対するアッパレール6の移動のみを
許容する規制面19a,19b,30a,30bが設け
られている。
示すように、本発明に係るシートスライド装置のガイド
レール機構においては、車体のフロア2に固定されたロ
アレール3と、シート5に固定されたアッパレール6と
を備え、ロアレール3に対しアッパレール6が移動可能
に支持されている。アッパレール6は一枚の板材を折曲
して一体成形したものであって、その両面25a,26
a,25b,26bのうち片面25a,26aと、その
片面25a,26aが対向するロアレール3の片面14
aとの間で、球体35,36を挾持するガイドレール部
17,28のガイド面19,30が少なくとも二箇所に
設けられて、アッパレール6がロアレール3に対しこの
球体35,36のみにより移動可能に支持されている。
これらのガイド面19,30には球体35,36と当接
してロアレール3に対するアッパレール6の移動のみを
許容する規制面19a,19b,30a,30bが設け
られている。
【0006】また、ロアレール3及びアッパレール6に
は、ロアレール3側のガイド面19とアッパレール6側
のガイド面30との間で挾持された鋼球35,36がア
ッパレール6の移動に伴いその移動方向Aへ移動したと
き一定以上移動するのを阻止するストッパ20,21,
22,23,31,32,33,34が設けられてい
る。
は、ロアレール3側のガイド面19とアッパレール6側
のガイド面30との間で挾持された鋼球35,36がア
ッパレール6の移動に伴いその移動方向Aへ移動したと
き一定以上移動するのを阻止するストッパ20,21,
22,23,31,32,33,34が設けられてい
る。
【0007】さらに、ロアレール3はアッパレール6の
移動方向Aに沿う両側壁14を有しているとともに、ア
ッパレール6はこの両側壁14に沿う両側板25,26
を有し、この両側壁14の片面14aとこの両側板2
5,26の片面25a,26aとの間にガイドレール部
17,28が設けられている。前記両側壁14の端部に
折曲部38が設けられて係止溝39が形成され、前記両
側板25,26にはこの係止溝39に係入される係止端
部41が一体成形されている。
移動方向Aに沿う両側壁14を有しているとともに、ア
ッパレール6はこの両側壁14に沿う両側板25,26
を有し、この両側壁14の片面14aとこの両側板2
5,26の片面25a,26aとの間にガイドレール部
17,28が設けられている。前記両側壁14の端部に
折曲部38が設けられて係止溝39が形成され、前記両
側板25,26にはこの係止溝39に係入される係止端
部41が一体成形されている。
【0008】
【作用】アッパレール6をロアレール3に対しそれらの
ガイドレール部17,28で移動させると、そのガイド
面19,30の規制面19a,19b,30a,30b
に対し球体35,36は転動しながらアッパレール6と
ともに移動する。そして、各ストッパ20,21,2
2,23,31,32,33,34により、球体35,
36が一定以上移動するのを阻止する。
ガイドレール部17,28で移動させると、そのガイド
面19,30の規制面19a,19b,30a,30b
に対し球体35,36は転動しながらアッパレール6と
ともに移動する。そして、各ストッパ20,21,2
2,23,31,32,33,34により、球体35,
36が一定以上移動するのを阻止する。
【0009】また、アッパレール6をロアレール3から
離す力が働いても、係止端部41が折曲部38に係止さ
れるため、アッパレール6の離脱を阻止する。
離す力が働いても、係止端部41が折曲部38に係止さ
れるため、アッパレール6の離脱を阻止する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例にかかるシートスラ
イド装置を図1から図5を参照して説明する。
イド装置を図1から図5を参照して説明する。
【0011】図1(a)で概略的に示すように、シート
トラック1として、車体のフロア2には一対のロアレー
ル3,4が固定されているとともに、シート5には一対
のアッパレール6,7が固定され、両アッパレール6,
7が両ロアレール3,4に挿入されて前後方向Aへ移動
可能に支持されている。
トラック1として、車体のフロア2には一対のロアレー
ル3,4が固定されているとともに、シート5には一対
のアッパレール6,7が固定され、両アッパレール6,
7が両ロアレール3,4に挿入されて前後方向Aへ移動
可能に支持されている。
【0012】図1(b)及び図2に示すように、一方の
ロアレール3に複数のロック孔8がアッパレール6の前
後移動方向Aに沿って並設されている。一方のアッパレ
ール6にはロックレバー9がロック位置とロック解除位
置との間で上下方向へ回動可能に支持され、支軸10上
のねじりコイルばね11より下方へ付勢されたロック位
置でこのロックレバー9の係止爪9aが何れかのロック
孔8に係入されるようになっている。コ字形状の操作バ
ー12は左右のロアレール3,4間に配置され、その一
端部12aがロックレバー9に取着されているととも
に、その他端部12bが他方のアッパレール7に対し上
下方向へ回動可能に支持されている。従って、この操作
バー12を足先により上方へ回動させると、ロックレバ
ー9もねじりコイルばね11の弾性力に抗して上方へ回
動し、このロックレバー9の係止爪9aがロック孔8か
ら離脱する。
ロアレール3に複数のロック孔8がアッパレール6の前
後移動方向Aに沿って並設されている。一方のアッパレ
ール6にはロックレバー9がロック位置とロック解除位
置との間で上下方向へ回動可能に支持され、支軸10上
のねじりコイルばね11より下方へ付勢されたロック位
置でこのロックレバー9の係止爪9aが何れかのロック
孔8に係入されるようになっている。コ字形状の操作バ
ー12は左右のロアレール3,4間に配置され、その一
端部12aがロックレバー9に取着されているととも
に、その他端部12bが他方のアッパレール7に対し上
下方向へ回動可能に支持されている。従って、この操作
バー12を足先により上方へ回動させると、ロックレバ
ー9もねじりコイルばね11の弾性力に抗して上方へ回
動し、このロックレバー9の係止爪9aがロック孔8か
ら離脱する。
【0013】本実施例は前記ロアレール3,4に対する
アッパレール6,7のガイドレール機構について特徴を
有し、以下これを詳述する。なお、一方のロアレール3
とアッパレール6との間のガイドレール機構についての
み述べるが、他方のロアレール4とアッパレール7との
間のガイドレール機構も同様である。
アッパレール6,7のガイドレール機構について特徴を
有し、以下これを詳述する。なお、一方のロアレール3
とアッパレール6との間のガイドレール機構についての
み述べるが、他方のロアレール4とアッパレール7との
間のガイドレール機構も同様である。
【0014】図2及び図4,5に示すように、ロアレー
ル3は一体成形され、底壁13と、その左右両側から上
方へ立設された側壁14とを有し、それらが前後方向A
へ延設されている。この底壁13の前後両端部下側にブ
ラケット15,16が取着され、この両ブラケット1
5,16がフロア2に取り付けられている。この両側壁
14の上端部は内側へコ字形状に折曲されている。この
折曲部38は水平部38aとこれから下方へ延びる垂直
部38bとからなり、この両部38a,38b間に係止
溝39が形成されている。この水平部38aに前記ロッ
ク孔8が並設されている。
ル3は一体成形され、底壁13と、その左右両側から上
方へ立設された側壁14とを有し、それらが前後方向A
へ延設されている。この底壁13の前後両端部下側にブ
ラケット15,16が取着され、この両ブラケット1
5,16がフロア2に取り付けられている。この両側壁
14の上端部は内側へコ字形状に折曲されている。この
折曲部38は水平部38aとこれから下方へ延びる垂直
部38bとからなり、この両部38a,38b間に係止
溝39が形成されている。この水平部38aに前記ロッ
ク孔8が並設されている。
【0015】前記左右両側壁14の上下方向中央部には
外側へ突出するガイドレール部17が前後方向Aへ延設
され、このガイドレール部17の内側にガイド溝18が
同じく前後方向Aへ延設されている。このガイド溝18
内にガイド面19が側壁14の内面14aに連続してい
る。このガイド面19は上下の規制面19a,19bを
有し、上側の規制面19aは外側に向かうに従い下がる
傾斜状をなしているとともに、下側の規制面19bは外
側に向かうに従い上がる傾斜状をなしている。
外側へ突出するガイドレール部17が前後方向Aへ延設
され、このガイドレール部17の内側にガイド溝18が
同じく前後方向Aへ延設されている。このガイド溝18
内にガイド面19が側壁14の内面14aに連続してい
る。このガイド面19は上下の規制面19a,19bを
有し、上側の規制面19aは外側に向かうに従い下がる
傾斜状をなしているとともに、下側の規制面19bは外
側に向かうに従い上がる傾斜状をなしている。
【0016】図3に示すように、前記左右両側壁14の
前後方向中央部には前後一対の椀状ストッパ20,21
が相対向して内側へ突設されている。また、左右両側壁
14の前後両端部には舌片状ストッパ22,23が相対
向して内側へ突設されている。
前後方向中央部には前後一対の椀状ストッパ20,21
が相対向して内側へ突設されている。また、左右両側壁
14の前後両端部には舌片状ストッパ22,23が相対
向して内側へ突設されている。
【0017】前記アッパレール6は一枚の板材を折曲し
て一体成形され、底板24と、その左右両側から上方へ
立設された側板25,26と、左側の側板25の上端部
で折曲されて両側板25,26間の中央から上方へ延設
された支持板27とからなり、その各板24,25,2
6,27が前後方向Aへ延設されている。
て一体成形され、底板24と、その左右両側から上方へ
立設された側板25,26と、左側の側板25の上端部
で折曲されて両側板25,26間の中央から上方へ延設
された支持板27とからなり、その各板24,25,2
6,27が前後方向Aへ延設されている。
【0018】左右両側板25,26の上下方向中央部に
は内側へ突出して互いに近接するガイドレール部28が
前後方向Aへ延設されている。このガイドレール部28
の外側にはガイド溝29が前後方向Aへ延設され、この
ガイド溝29内にガイド面30が形成されている。この
ガイド面30は上下の規制面30a,30bを有し、上
側の規制面30aは外側へ向かうに従い上がるように傾
斜しているとともに、下側の規制面30bは外側へ向か
うに従い下がるように傾斜している。
は内側へ突出して互いに近接するガイドレール部28が
前後方向Aへ延設されている。このガイドレール部28
の外側にはガイド溝29が前後方向Aへ延設され、この
ガイド溝29内にガイド面30が形成されている。この
ガイド面30は上下の規制面30a,30bを有し、上
側の規制面30aは外側へ向かうに従い上がるように傾
斜しているとともに、下側の規制面30bは外側へ向か
うに従い下がるように傾斜している。
【0019】左右両側板25,26の前後方向Aの中央
部には前後一対の椀状ストッパ31,32が外側へ突設
されている。また、左右両側板25,26の前後両端部
には同じく椀状ストッパ33,34が外側へ突設されて
いる。
部には前後一対の椀状ストッパ31,32が外側へ突設
されている。また、左右両側板25,26の前後両端部
には同じく椀状ストッパ33,34が外側へ突設されて
いる。
【0020】左側の側板25には複数個の舌片状板部4
0が一体に切り起こされ、この各板部40の上端部と右
側の側板26の上端部には係止端部41が支持板27を
中心とする線対称位置で形成されている。
0が一体に切り起こされ、この各板部40の上端部と右
側の側板26の上端部には係止端部41が支持板27を
中心とする線対称位置で形成されている。
【0021】このアッパレール6の底板24及び左右両
側板25,26がロアレール3内に挿入され、底板24
がロアレール3の底壁13に面しているとともに、左右
両側板25,26がロアレール3の左右両側壁14に面
している。アッパレール6の支持板27はロアレール3
の左右両側壁14の上端部間から上方へ突出し、この支
持板27に前記シート5が取着されるようになってい
る。
側板25,26がロアレール3内に挿入され、底板24
がロアレール3の底壁13に面しているとともに、左右
両側板25,26がロアレール3の左右両側壁14に面
している。アッパレール6の支持板27はロアレール3
の左右両側壁14の上端部間から上方へ突出し、この支
持板27に前記シート5が取着されるようになってい
る。
【0022】左右両側壁14のガイドレール部17と左
右両側板25,26のガイドレール部28とは互いに対
向し、それらのガイド溝18,29間にそれぞれ前後一
対の鋼球体35,36が挿嵌されてガイド面19,30
に当接している。この鋼球体35,36はガイド19,
30の上下両規制面19a,19b,30a,30bに
より挾持され、アッパレール6の前後移動方向Aに対し
直交する平面内での両レール3,6間の相対移動を阻止
している。従って、ロアレール3に対するアッパレール
6の前後移動のみを許容し、かつ両レール3,6間のが
たつきを防止する。
右両側板25,26のガイドレール部28とは互いに対
向し、それらのガイド溝18,29間にそれぞれ前後一
対の鋼球体35,36が挿嵌されてガイド面19,30
に当接している。この鋼球体35,36はガイド19,
30の上下両規制面19a,19b,30a,30bに
より挾持され、アッパレール6の前後移動方向Aに対し
直交する平面内での両レール3,6間の相対移動を阻止
している。従って、ロアレール3に対するアッパレール
6の前後移動のみを許容し、かつ両レール3,6間のが
たつきを防止する。
【0023】また、アッパレール6側の両係止端部41
がロアレール3側の両係止溝39に係入され、この係止
端部41とロアレール3側の折曲部38との間に若干の
隙間を持たせている。
がロアレール3側の両係止溝39に係入され、この係止
端部41とロアレール3側の折曲部38との間に若干の
隙間を持たせている。
【0024】さて、図2及び図3(a)に示す状態で
は、ロアレール3に対しアッパレール6がシート5とと
もに最も後退した位置にあり、前後両鋼球体35,36
の後側にロアレール3のストッパ20,23が近接して
いるとともに、その鋼球体35,36の前側にアッパレ
ール6のストッパ33,32が近接している。そして、
アッパレール6をシート5とともに前進させると、図3
(b)示すように,前後両鋼球体35,36が両レール
3,6のガイド面19,30に対し転動しながらアッパ
レール6とともに前方へ移動する。この場合、ロアレー
ル3に対するアッパレール6の移動距離をLとすると、
ロアレール3に対する鋼球体35,36の移動距離はア
ッパレール6の移動距離Lのほぼ半分である。この最前
進状態では、前後両鋼球体35,36の後側にアッパレ
ール6のストッパ31,34が近接しているとともに、
その鋼球体35,36の前側にロアレール3のストッパ
22,21が近接している。一方、この最前進状態から
アッパレール6をシート5とともに後方へ移動させる
と、図3(a)に示す最後退状態に戻る。
は、ロアレール3に対しアッパレール6がシート5とと
もに最も後退した位置にあり、前後両鋼球体35,36
の後側にロアレール3のストッパ20,23が近接して
いるとともに、その鋼球体35,36の前側にアッパレ
ール6のストッパ33,32が近接している。そして、
アッパレール6をシート5とともに前進させると、図3
(b)示すように,前後両鋼球体35,36が両レール
3,6のガイド面19,30に対し転動しながらアッパ
レール6とともに前方へ移動する。この場合、ロアレー
ル3に対するアッパレール6の移動距離をLとすると、
ロアレール3に対する鋼球体35,36の移動距離はア
ッパレール6の移動距離Lのほぼ半分である。この最前
進状態では、前後両鋼球体35,36の後側にアッパレ
ール6のストッパ31,34が近接しているとともに、
その鋼球体35,36の前側にロアレール3のストッパ
22,21が近接している。一方、この最前進状態から
アッパレール6をシート5とともに後方へ移動させる
と、図3(a)に示す最後退状態に戻る。
【0025】一方、事故等によりアッパレール6を持ち
上げる力が働くと、その両ガイドレール部28で下側の
規制面30bが鋼球体35,36を介してロアレール3
側のガイドレール17の上側規制面19aを押さえ、ロ
アレール3の両側壁14の上部が外側へ互いに広げられ
る。この場合、アッパレール6側の両係止端部41が若
干持ち上げられるとともに、ロアレール3側の両折曲部
38が外側へ動くため、この両係止端部41が両折曲部
38に係止されてアッパレール6がロアレール3から離
脱せず、大変安全である。
上げる力が働くと、その両ガイドレール部28で下側の
規制面30bが鋼球体35,36を介してロアレール3
側のガイドレール17の上側規制面19aを押さえ、ロ
アレール3の両側壁14の上部が外側へ互いに広げられ
る。この場合、アッパレール6側の両係止端部41が若
干持ち上げられるとともに、ロアレール3側の両折曲部
38が外側へ動くため、この両係止端部41が両折曲部
38に係止されてアッパレール6がロアレール3から離
脱せず、大変安全である。
【0026】本実施例は下記の特徴を有する。 (イ)底板24と左右両側板25,26と支持板27と
からなるアッパレール6を一体成形し、その左右両側板
25,26の外面25a,26a側にあるガイド溝29
のガイド面30と、このガイド面30に対向するロアレ
ール3の左右両側壁14の内面14a側にあるガイド溝
18のガイド面19との間で鋼球体35,36を挾持し
ている。すなわち、アッパレール6の片両側になる外面
25a,26aのみや、ロアレール3の片面側になる内
面14aのみを利用して鋼球体35,36を支えてい
る。従って、鋼球体35,36の外径をD,アッパレー
ル6の左右両側板25,26の肉厚をT6 、ロアレール
3の左右両側壁14の肉厚をT 3 、鋼球体35,36に
対する前記内外面14a,25a,26aの接触点をP
とした場合、これらの肉厚T6 ,T3 に誤差があると、
左右両側板25,26の内面25b,26bや左右両側
壁14の外面14bが鋼球体35,36から離れるもの
の、左右両側板25,26の外面25a,26aや左右
両側壁14の内面14aと鋼球体35,36との間の位
置関係は変化せず、それら接触点P間の距離が鋼球体3
5,36の外径Dに保持されてそれらの間の寸法精度が
出し易くなり、両レール3,6間のがたつきを防止する
ことができる。 (ロ)アッパレール6の内面25b,26b側では円柱
ころ等が何ら支持されていないため、アッパレール6の
肉厚T6 の変化に影響されないばかりはなく、部品点数
が減ってコストの低減を図ることができる。 (ハ)鋼球体35,36はロアレール3側のガイド面1
9の両規制面19a,19bとアッパレール6側のガイ
ド面30の両規制面30a,30bとの間にあって両ガ
イド面19,30の相対的動きを規制しているので、ア
ッパレール6の前後移動方向Aに対し直交する平面内で
の両レール3,6間の相対移動を阻止してアッパレール
6のがたつきを防止するとともに、アッパレール6の前
後移動のみを許容することができる。 (ニ)アッパレール6が一体成形されているため、アッ
パレール6が二部品からなる従来技術の場合と比較し
て、組付工数が減ってコストの低減を図ることができる
とともに、組付誤差によるアッパレール6のがたつきも
防止することができる。 (ホ)ロアレール3側の各ストッパ20,21,22,
23やアッパレール6側の各ストッパ31,32,3
3,34により、鋼球体35,36が両レール3,6の
ガイド溝18,29から抜け落ちるのを防止することが
できる。 (ヘ)アッパレール6側の両係止端部41がロアレール
3側の折曲部38に係止されてアッパレール6の離脱を
防止することができるばかりでなく、アッパレール6の
一体成形と関連して一方の側板25側の係止端部41を
一体成形したので、組付工数が減ってコストの低減を図
ることができる。
からなるアッパレール6を一体成形し、その左右両側板
25,26の外面25a,26a側にあるガイド溝29
のガイド面30と、このガイド面30に対向するロアレ
ール3の左右両側壁14の内面14a側にあるガイド溝
18のガイド面19との間で鋼球体35,36を挾持し
ている。すなわち、アッパレール6の片両側になる外面
25a,26aのみや、ロアレール3の片面側になる内
面14aのみを利用して鋼球体35,36を支えてい
る。従って、鋼球体35,36の外径をD,アッパレー
ル6の左右両側板25,26の肉厚をT6 、ロアレール
3の左右両側壁14の肉厚をT 3 、鋼球体35,36に
対する前記内外面14a,25a,26aの接触点をP
とした場合、これらの肉厚T6 ,T3 に誤差があると、
左右両側板25,26の内面25b,26bや左右両側
壁14の外面14bが鋼球体35,36から離れるもの
の、左右両側板25,26の外面25a,26aや左右
両側壁14の内面14aと鋼球体35,36との間の位
置関係は変化せず、それら接触点P間の距離が鋼球体3
5,36の外径Dに保持されてそれらの間の寸法精度が
出し易くなり、両レール3,6間のがたつきを防止する
ことができる。 (ロ)アッパレール6の内面25b,26b側では円柱
ころ等が何ら支持されていないため、アッパレール6の
肉厚T6 の変化に影響されないばかりはなく、部品点数
が減ってコストの低減を図ることができる。 (ハ)鋼球体35,36はロアレール3側のガイド面1
9の両規制面19a,19bとアッパレール6側のガイ
ド面30の両規制面30a,30bとの間にあって両ガ
イド面19,30の相対的動きを規制しているので、ア
ッパレール6の前後移動方向Aに対し直交する平面内で
の両レール3,6間の相対移動を阻止してアッパレール
6のがたつきを防止するとともに、アッパレール6の前
後移動のみを許容することができる。 (ニ)アッパレール6が一体成形されているため、アッ
パレール6が二部品からなる従来技術の場合と比較し
て、組付工数が減ってコストの低減を図ることができる
とともに、組付誤差によるアッパレール6のがたつきも
防止することができる。 (ホ)ロアレール3側の各ストッパ20,21,22,
23やアッパレール6側の各ストッパ31,32,3
3,34により、鋼球体35,36が両レール3,6の
ガイド溝18,29から抜け落ちるのを防止することが
できる。 (ヘ)アッパレール6側の両係止端部41がロアレール
3側の折曲部38に係止されてアッパレール6の離脱を
防止することができるばかりでなく、アッパレール6の
一体成形と関連して一方の側板25側の係止端部41を
一体成形したので、組付工数が減ってコストの低減を図
ることができる。
【0027】本実施例以外にも下記のように構成しても
よい。 (イ)図6に示すように両レール3,6のガイド面1
9,30を円弧状にし、その上下両側を規制面19a,
19b,30a,30bにする。その他、図示するよう
に、ロアレール3及びアッパレール6の形状や鋼球体3
5,36の配置や数等を変更する。 (ロ)前述した実施例ではロック孔8やロックレバー9
やねじりコイルばね11や操作バー12等からなるロッ
ク機構を有しているが、このロック機構は必ずしも必要
ではなく、単にロアレール3上をアッパレール6がスラ
イドするものに応用することができる。 (ハ)このロック機構はロアレール3に対しアッパレー
ル6を位置決めするためものであるが、同一目的を果た
す他のロック機構に変更する。ロック機構には、前記ロ
ック孔8に該当するロック部と、ロックレバー9に該当
するロック部材及びその係止爪9aに該当するロック部
と、ねじりコイルばね11に該当する各種ばね等の弾性
体とを備えている。 (ニ)前述したロック機構のねじりコイルばね11に代
えて一本の棒状ばねを利用し、その基端部をアッパレー
ル6の支持板27に取付けて片持ち梁状に支持するとと
もに、その自由端部によりロックレバー9を付勢する。
よい。 (イ)図6に示すように両レール3,6のガイド面1
9,30を円弧状にし、その上下両側を規制面19a,
19b,30a,30bにする。その他、図示するよう
に、ロアレール3及びアッパレール6の形状や鋼球体3
5,36の配置や数等を変更する。 (ロ)前述した実施例ではロック孔8やロックレバー9
やねじりコイルばね11や操作バー12等からなるロッ
ク機構を有しているが、このロック機構は必ずしも必要
ではなく、単にロアレール3上をアッパレール6がスラ
イドするものに応用することができる。 (ハ)このロック機構はロアレール3に対しアッパレー
ル6を位置決めするためものであるが、同一目的を果た
す他のロック機構に変更する。ロック機構には、前記ロ
ック孔8に該当するロック部と、ロックレバー9に該当
するロック部材及びその係止爪9aに該当するロック部
と、ねじりコイルばね11に該当する各種ばね等の弾性
体とを備えている。 (ニ)前述したロック機構のねじりコイルばね11に代
えて一本の棒状ばねを利用し、その基端部をアッパレー
ル6の支持板27に取付けて片持ち梁状に支持するとと
もに、その自由端部によりロックレバー9を付勢する。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るシートスライド装置のガイ
ドレール機構によれば、一体成形されたアッパレール6
の片面25a,26a側のみと、ロアレール3の片面1
4a側のみとを利用して、それらのガイドレール部1
7,28のガイド面19,30の規制面19a,19
b,30a,30bで球体35,36のみを支えている
ので、両レール3,6間のがたつきを防止してアッパレ
ール6の円滑な動きを維持するとともに、部品点数を減
らしてコスト低減を図ることができる。
ドレール機構によれば、一体成形されたアッパレール6
の片面25a,26a側のみと、ロアレール3の片面1
4a側のみとを利用して、それらのガイドレール部1
7,28のガイド面19,30の規制面19a,19
b,30a,30bで球体35,36のみを支えている
ので、両レール3,6間のがたつきを防止してアッパレ
ール6の円滑な動きを維持するとともに、部品点数を減
らしてコスト低減を図ることができる。
【0029】また、両レール3,6の各ストッパ20,
21,22,23,31,32,33,34により、球
体35,36の抜け落ちを防止することができる。さら
に、ロアレール3からのアッパレール6の離脱も防止す
ることができる。
21,22,23,31,32,33,34により、球
体35,36の抜け落ちを防止することができる。さら
に、ロアレール3からのアッパレール6の離脱も防止す
ることができる。
【図1】(a)はフロア上にシートをシートトラックを
介して設置した状態を示す概略側面図であり、(b)は
本実施例に係るシートスライド装置を示す一部切欠斜視
図である。
介して設置した状態を示す概略側面図であり、(b)は
本実施例に係るシートスライド装置を示す一部切欠斜視
図である。
【図2】(a)は図1(b)に示す左右両レールのうち
ロック機構を有する右側レールにおいてロアレールに対
するアッパレールの最後退状態を示す部分平面図であ
り、(b)は同じく部分側面図である。
ロック機構を有する右側レールにおいてロアレールに対
するアッパレールの最後退状態を示す部分平面図であ
り、(b)は同じく部分側面図である。
【図3】(a)は図2の最後退状態においてロアレール
の各ストッパに対するアッパレールの各ストッパの位置
関係を示す平断面図であり、(b)はアッパレールの最
前進状態における各ストッパの位置関係を示す平断面図
である。
の各ストッパに対するアッパレールの各ストッパの位置
関係を示す平断面図であり、(b)はアッパレールの最
前進状態における各ストッパの位置関係を示す平断面図
である。
【図4】(a)は図3(a)のAーA線上における部分
拡大断面図であり、(b)はBーB線上における部分拡
大断面図であり、(c)は同じくCーC線上における部
分拡大断面図であり、(d)は同じくDーD線上におけ
る部分拡大断面図である。
拡大断面図であり、(b)はBーB線上における部分拡
大断面図であり、(c)は同じくCーC線上における部
分拡大断面図であり、(d)は同じくDーD線上におけ
る部分拡大断面図である。
【図5】図4(b)の拡大図である。
【図6】他の実施例を示す部分断面図である。
【図7】従来のシートスライド装置を示す部分断面図で
ある。
ある。
1…シートトラック、2…フロア、3…ロアレール、4
…ロアレール、5…シート、6…アッパレール、7…ア
ッパレール、8…ロック孔、9…ロックレバー、10…
係止爪、11…ねじりコイルばね、12…操作バー、1
3…低壁、14…側壁、14a…内面(片面)、14b
…外面、17…ガイドレール部、18…ガイド溝、19
…ガイド面、19a…規制面、19b…規制面、20…
ストッパ、21…ストッパ、22…ストッパ、23…ス
トッパ、24…底板、25…側板、25a…外面(片
面)、25b…内面、26…側板、26a…外面(片
面)、26b…内面、28…ガイドレール部、29…ガ
イド溝、30…ガイド面、30a …規制面、30b
…規制面、31…ストッパ、32…ストッパ、33…ス
トッパ、34…ストッパ、35…鋼球体、36…鋼球
体、38…折曲部、39…係止溝、40…係止端部。
…ロアレール、5…シート、6…アッパレール、7…ア
ッパレール、8…ロック孔、9…ロックレバー、10…
係止爪、11…ねじりコイルばね、12…操作バー、1
3…低壁、14…側壁、14a…内面(片面)、14b
…外面、17…ガイドレール部、18…ガイド溝、19
…ガイド面、19a…規制面、19b…規制面、20…
ストッパ、21…ストッパ、22…ストッパ、23…ス
トッパ、24…底板、25…側板、25a…外面(片
面)、25b…内面、26…側板、26a…外面(片
面)、26b…内面、28…ガイドレール部、29…ガ
イド溝、30…ガイド面、30a …規制面、30b
…規制面、31…ストッパ、32…ストッパ、33…ス
トッパ、34…ストッパ、35…鋼球体、36…鋼球
体、38…折曲部、39…係止溝、40…係止端部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、ロアレール3及びアッパレール6に
は、ロアレール3側のガイド面19とアッパレール6側
のガイド面30との間で挾持された球体35,36がア
ッパレール6の移動に伴いその移動方向Aへ移動したと
き一定以上移動するのを阻止するストッパ20,21,
22,23,31,32,33,34が設けられてい
る。
は、ロアレール3側のガイド面19とアッパレール6側
のガイド面30との間で挾持された球体35,36がア
ッパレール6の移動に伴いその移動方向Aへ移動したと
き一定以上移動するのを阻止するストッパ20,21,
22,23,31,32,33,34が設けられてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1…シートトラック、2…フロア、3…ロアレール、4
…ロアレール、5…シート、6…アッパレール、7…ア
ッパレール、8…ロック孔、9…ロックレバー、10…
係止爪、11…ねじりコイルばね、12…操作バー、1
3…低壁、14…側壁、14a…内面(片面)、14b
…外面、17…ガイドレール部、18…ガイド溝、19
…ガイド面、19a…規制面、19b…規制面、20…
ストッパ、21…ストッパ、22…ストッパ、23…ス
トッパ、24…底板、25…側板、25a…外面(片
面)、25b…内面、26…側板、26a…外面(片
面)、26b…内面、28…ガイドレール部、29…ガ
イド溝、30…ガイド面、30a…規制面、30b…規
制面、31…ストッパ、32…ストッパ、33…ストッ
パ、34…ストッパ、35…鋼球体、36…鋼球体、3
8…折曲部、39…係止溝、41…係止端部。
…ロアレール、5…シート、6…アッパレール、7…ア
ッパレール、8…ロック孔、9…ロックレバー、10…
係止爪、11…ねじりコイルばね、12…操作バー、1
3…低壁、14…側壁、14a…内面(片面)、14b
…外面、17…ガイドレール部、18…ガイド溝、19
…ガイド面、19a…規制面、19b…規制面、20…
ストッパ、21…ストッパ、22…ストッパ、23…ス
トッパ、24…底板、25…側板、25a…外面(片
面)、25b…内面、26…側板、26a…外面(片
面)、26b…内面、28…ガイドレール部、29…ガ
イド溝、30…ガイド面、30a…規制面、30b…規
制面、31…ストッパ、32…ストッパ、33…ストッ
パ、34…ストッパ、35…鋼球体、36…鋼球体、3
8…折曲部、39…係止溝、41…係止端部。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体のフロア(2)に固定されるロアレ
ール(3)と、 シート(5)に固定され、このロアレール(3)に対し
移動可能に支持したアッパレール(6)とを備えたシー
トスライド装置において、 一枚の板材を折曲して一体成形したアッパレール(6)
の両面(25a,26a,25b,26b)のうち片面
(25a,26a)と、その片面(25a,26a)が
対向するロアレール(3)の片面(14a)との間で、
球体(35,36)を挾持するガイドレール部(17,
28)のガイド面(19,30)を少なくとも二箇所に
設けて、アッパレール(6)をロアレール(3)に対し
この球体(35,36)のみにより移動可能に支持し、 これらのガイド面(19,30)にはロアレール(3)
に対するアッパレール(6)の移動のみを許容するよう
に球体(35,36)に当接し得る規制面(19a,1
9b,30a,30b)を設けたことを特徴とする車両
用シートスライド装置におけるガイドレール機構。 - 【請求項2】 請求項1におけるロアレール(3)及び
アッパレール(6)には、ロアレール(3)側のガイド
面(19)とアッパレール(6)側のガイド面(30)
との間で挾持された鋼球体(35,36)がアッパレー
ル(6)の移動に伴いその移動方向(A)へ移動したと
き一定以上移動するのを阻止するストッパ(20,2
1,22,23,31,32,33,34)を設けたこ
とを特徴とする車両用シートスライド装置におけるガイ
ドレール機構。 - 【請求項3】 請求項1におけるロアレール(3)はア
ッパレール(6)の移動方向(A)に沿う両側壁(1
4)を有しているとともに、請求項1におけるアッパレ
ール(6)はこの両側壁(14)に沿う両側板(25,
26)を有し、この両側壁(14)の片面(14a)と
のこの両側板(25,26)の片面(25a,26a)
との間にガイドレール部(17,28)が設けられ、 前記両側壁(14)の端部に折曲部(38)を設けて係
止溝(39)を形成し、前記両側板(25,26)には
この係止溝(39)に係入されてロアレール(3)に対
するアッパレール(6)の離脱を阻止する係止端部(4
1)を一体成形したことを特徴とする車両用シートスラ
イド装置におけるガイドレール機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1682494A JPH07223471A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 車両用シートスライド装置におけるガイドレール機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1682494A JPH07223471A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 車両用シートスライド装置におけるガイドレール機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07223471A true JPH07223471A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11926933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1682494A Pending JPH07223471A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 車両用シートスライド装置におけるガイドレール機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07223471A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010084981A (ko) * | 2001-06-28 | 2001-09-07 | 공병채 | 차량용 시이트트랙 |
JP2003072432A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライドレール |
WO2008010615A1 (en) * | 2006-07-19 | 2008-01-24 | Austem Co., Ltd. | Seat track for vehicle |
US8577254B2 (en) | 2010-06-10 | 2013-11-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Slide rail and image forming apparatus with the same |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1682494A patent/JPH07223471A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010084981A (ko) * | 2001-06-28 | 2001-09-07 | 공병채 | 차량용 시이트트랙 |
JP2003072432A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シートスライドレール |
JP4602610B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2010-12-22 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートスライドレール |
WO2008010615A1 (en) * | 2006-07-19 | 2008-01-24 | Austem Co., Ltd. | Seat track for vehicle |
US8577254B2 (en) | 2010-06-10 | 2013-11-05 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Slide rail and image forming apparatus with the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7637469B2 (en) | Seat sliding apparatus for a vehicle | |
US8550420B2 (en) | Positively engaged locking system for a vehicle seat | |
EP0878342B1 (en) | Automobile seat slide unit | |
JP4934013B2 (ja) | チャイルドシート | |
US7000880B2 (en) | Slide for motor vehicle seat | |
US7328877B2 (en) | Seat slide apparatus for a vehicle | |
US9764660B2 (en) | Slide rail | |
JPS6144485B2 (ja) | ||
US20090282945A1 (en) | Dual on-center column lock mechanism | |
EP0209615B1 (en) | Seat slide device for automotive seat | |
US20080143134A1 (en) | Vehicular sliding console | |
US5048787A (en) | Slide rail for automotive seat | |
JPH10100752A (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
CN107953804B (zh) | 座椅滑动装置 | |
JPH07223471A (ja) | 車両用シートスライド装置におけるガイドレール機構 | |
US4094489A (en) | Seat position adjusting means for automobile seat assemblies | |
WO2008093918A1 (en) | Apparatus for locking seat track for vehicle | |
JP2004244019A (ja) | 自動車シート用トラック組立体およびそのようなトラック組立体を備えたシート | |
JP2016188060A (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
JP4259242B2 (ja) | シートスライド装置 | |
JPS597151Y2 (ja) | 車両のシ−トリフタ装置におけるロツク装置 | |
JPH0423703Y2 (ja) | ||
JPH07257244A (ja) | 車両用シートスライド装置におけるロック機構 | |
JPH0423700Y2 (ja) | ||
JPH0114503Y2 (ja) |