JPH0722257Y2 - 電動乗用車の操縦装置 - Google Patents

電動乗用車の操縦装置

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JPH0722257Y2
JPH0722257Y2 JP1989054083U JP5408389U JPH0722257Y2 JP H0722257 Y2 JPH0722257 Y2 JP H0722257Y2 JP 1989054083 U JP1989054083 U JP 1989054083U JP 5408389 U JP5408389 U JP 5408389U JP H0722257 Y2 JPH0722257 Y2 JP H0722257Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
electric passenger
grip
passenger car
seat
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989054083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02143931U (ja
Inventor
英明 野口
正典 赤木
悦郎 大西
才三 近藤
普之 森下
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、身体障害者あるいは高齢者向けの電動乗用
車の操縦装置に関するものである。
〔従来技術〕
電動乗用車は、前輪および後輪を有する走行フレームの
前部にハンドル、後部に座席、モータおよびミッション
ケース等を装備しており、ハンドルの上部に操縦ボック
スを取付け、この操縦ボックスに始動スイッチ、前後進
切換スイッチおよびアクセルレバー等を設けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがって、この種操縦装置によると前後進切換スイッ
チの操作アクセルレバーの操作とを別々にしなければな
らないため、煩わしく、また、これらの操作はハンドル
から片手を離して操作しなければならないため、片手ハ
ンドルとなって危険であり、アクセルレバーは引き上げ
式となっているため、緊急時にアクセルレバーから手を
離そうとしても、人間の本能としてアクセルレバーをつ
い強く握ってしまい大変危険である等の不具合があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、この考案は、 走行フレーム上にハンドルと座席を有する電動乗用車に
おいて、走行フレームの前部にハンドル軸を起立させて
ハンドル軸上端に略長円形状の握り部をほぼ水平に取り
付け、握り部の前方ループ部の中央にLEDランプ等を収
容したボックスを取り付けるとともに、握り部の後方ル
ープ部にボックスとハーネスで結合した前後進切換機能
にアクセル機能を兼備させた操作レバーを握り部上に左
右取付位置変更自在に取り付けたことを特徴とする電動
乗用車の操縦装置。
を提供したものである。
〔作用〕
以上の手段をとることにより、軽量な操作レバーのみを
ボックスと切り離して握り部上を操作のし易い位置に変
更すればよいことになり、構造が簡単になるとともに、
操作が楽になる。
〔実施例〕
以下、この考案の具体的な実施例を図面を参照して説明
するが、第1図は電動乗用車のハンドルの要部斜視図、
第2図は電動乗用車の側面図、第3図は一部破断平面図
である。
電動乗用車は、前部にハンドル2、後部に座席3、モー
タ4およびミッションケース5等を配備する走行フレー
ム1の前部中央にハンドル2に連動する前輪6と、後部
両側に後輪7を軸架するものである。
ハンドル2は上端に略長円形状、く字形状等の握り部2a
を有するハンドル軸2bを走行フレーム1から上延してき
たハンドル筒1a内に貫通状に挿入し、この突出部に前ホ
ーク部2cを連設し、これに前輪6を支持させている。ま
た、握り部2aには、操作ボックス8を実施例に示すよう
に左右摺動移動自在な取付具8a、あるいは、図示は省略
するが容易に嵌脱自在な取付具8aを介して左右取付位置
変更自在に取付け、この操作ボックス8に前後進切換機
能にアクセル機能を兼備させた操作レバー9を設けてい
る。操作レバー9は、この左右傾倒支点部に起立位置
(車速0の中立N位置)から左右どちらに傾倒させても
高速H位置まで無段階にアクセルを変えれるボリューム
(図示省略)を設け、また、中立N位置から左右に傾倒
させると前後進選択スイッチ(図示省略)が入って前進
Fと後進Rとに切換わる構成になっている。なお、操作
レバー9を中立N位置から前進F側もしくは後進R側に
切換えることによって前後進切換がなされると同時に、
その傾倒量に比例して車速変更がなされるのであるが、
これは前記ボリュームおよび前後進選択スイッチから発
せられる信号がコントローラ13に送られ(第4図参
照)、これより出力信号がモータ4、例えば、直流モー
タ4に送られ、この回転方向の正逆変更と、この回転数
の変更とがなされ、この回転がミッションケース5内の
減速機構(図示省略)を経て後輪7に伝達され、この正
逆駆動を行なうのである。
座席3は、走行フレーム1の後部収納ボックス10上に設
けられる支持筒11に対して平面回動可能に嵌着し、走行
フレーム1側の座席旋回レバー12を座席3もしくはこの
連設部材に係脱自在に係合させてロックし、この係合を
離脱させると座席3が支持筒11回りに旋回できるように
なっている。
そして、この座席3の下方の一側方(実施例では進行方
向に向かって右側)にミッションケース5、他側方にモ
ータ4を取付け、ミッションケース5に軸架する両側の
後輪7にモータ4およびミッションケース5の重量がバ
ランスよくかかるようにしている。また、ミッションケ
ース5の右側からクラッチレバー5aを突出させている。
これにより、駆動輪である左右の後輪7に荷重が均等に
かかるので、直進性がよくなり、また、最低地上高とな
るミッションケース5最下端位置が一側方寄りになるの
で、カマボコ道で有利になり、さらに、クラッチレバー
5aや、前述の座席旋回レバー12等を一側方に集中配備す
れば、操作性がよくなる上、他側方からの乗り降りにク
ラッチレバー5a等が邪魔にならない等の利点がある。
第4図は電動乗用車の電気回路を示し、この電気回路
は、モータ4を接続したコントローラ13に、キースイッ
チ14、前述の操作レバー9と異なり前後進切換えのみを
行なうための前後進切換スイッチ15、同じく車速変更の
みを行なうための車速スイッチ16および座席スイッチ17
をそれぞれ接続し、キースイッチ14とコントローラ13と
の間にバッテリー18および表示器19を挿入したものであ
る。
表示器19は、1番から5番までの5個のLEDランプ20を
握り部2aの前方ループ部の中央に取り付けたボックス23
に収容し、バッテリー18の消費量によって1番のLEDラ
ンプ20、2番のLEDランプ20…と順次消えていき、4番
のLEDランプ20、5番のLEDランプ20になるとバッテリー
18の充電が必要なことを表示するようになっている。ま
た、電気回路が故障したときLEDランプ20が点滅して故
障個所がわかるようになっている。例えば、1番のLED
ランプ20が点滅するとモータ4のエンコーダーパルス無
し、2番のLEDランプ20が点滅するとアクセレーターの
異常、3番のLEDランプ20が点滅するとオーバーカレン
ト(コントローラ13)、4番のLEDランプ20が点滅する
とインターロック、5番のLEDランプ20が点滅すると座
席スイッチ17の異常を表示するようになっている。これ
により、表示器19のLEDランプ20によりバッテリー18の
消費量が一目で分かるようになり、また、LEDランプ20
の点滅で故障個所が分かるので、素人でも修理場所が分
かる他、動作異常時、故障なのか、インターロック、座
席スイッチ17等の操作手段が満足していないのかが分か
り、使用者に安心感を与える。なお、図中、21は充電用
コンセント、22はボリュームである。また、操作ボック
ス8は操作レバー9だけを収容して通常握り部2aの後方
ループ部に左右方向の取付位置が変更可能に取り付けら
れている。そして、操作ボックス8とボックス23とはハ
ーネス24で連結されている。
〔考案の効果〕
以上、この考案は、前後進切換機能にアクセル機能を兼
備させた操作レバー9を操作ボックス8に設け、この操
作ボックス8をハンドル2に左右取付位置変更自在に取
付けたことから、操作レバー9を操作するだけで、前後
進切換とアクセル操作が同時にでき、しかも、その操作
は、操作ボックス8を利き手側に位置変更してハンドル
2を握ったまま指一本により簡単かつ迅速にできる上、
操作時片手ハンドルにしなくてもよいので、安全性の確
保もできる。また、運転中の緊急時、人間の本能とし
て、ハンドル2を強く握り、操作レバー9から指を離し
やすくなるので、安全である。さらに、操作ボックス8
には操作レバー9だけが収容されているのであるから、
これを動かすときもボックス23全体を動かす必要がな
く、その構造が簡単で、移動操作も容易である。この
他、操作ボックス8は略長円形状の握り部2a上を動かさ
れるのであるから、その移動範囲が広いとともに、操縦
者との間隔の調整範囲も広くとれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した電動乗用車の要部斜視図、
第2図は同電動乗用車の側面図、第3図はその一部破断
平面図、第4図は電動乗用車の電気回路を示すものであ
る。 (符号) 1……走行フレーム 2……ハンドル 3……座席 8……操作ボックス 9……操作レバー 23……ボックス 24……ハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 才三 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (72)考案者 森下 普之 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−54702(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行フレーム(1)上にハンドル(2)と
    座席(3)を有する電動乗用車において、走行フレーム
    (1)の前部にハンドル軸(2b)を起立させてハンドル
    軸(2b)上端に略長円形状の握り部(2a)をほぼ水平に
    取り付け、握り部(2a)の前方ループ部の中央にLEDラ
    ンプ(20)等を収容したボックス(23)を取り付けると
    ともに、握り部(2a)の後方ループ部にボックス(23)
    とハーネス(24)で結合した前後進切換機能にアクセル
    機能を兼備させた操作レバー(9)を握り部(2a)上に
    左右取付位置変更自在に取り付けたことを特徴とする電
    動乗用車の操縦装置。
JP1989054083U 1989-05-10 1989-05-10 電動乗用車の操縦装置 Expired - Lifetime JPH0722257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989054083U JPH0722257Y2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 電動乗用車の操縦装置

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JP1989054083U JPH0722257Y2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 電動乗用車の操縦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143931U JPH02143931U (ja) 1990-12-06
JPH0722257Y2 true JPH0722257Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=31575830

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JP1989054083U Expired - Lifetime JPH0722257Y2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 電動乗用車の操縦装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076437A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Toyota Auto Body Co Ltd 電動車両用クラッチ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6454702U (ja) * 1987-09-30 1989-04-04

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JP2006076437A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Toyota Auto Body Co Ltd 電動車両用クラッチ装置

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JPH02143931U (ja) 1990-12-06

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