JPH072220Y2 - 熱転写式カラ−プリンタのカラ−インクシ−ト制御回路 - Google Patents

熱転写式カラ−プリンタのカラ−インクシ−ト制御回路

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JPH072220Y2
JPH072220Y2 JP1985174736U JP17473685U JPH072220Y2 JP H072220 Y2 JPH072220 Y2 JP H072220Y2 JP 1985174736 U JP1985174736 U JP 1985174736U JP 17473685 U JP17473685 U JP 17473685U JP H072220 Y2 JPH072220 Y2 JP H072220Y2
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JP
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color ink
ink sheet
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color
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JPS6283662U (ja
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正弘 大沢
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、熱転写式カラープリンタに関する。
(従来技術) この種の熱転写式カラープリンタは、熱印字ヘッドと受
像紙との間に転写紙(カラーインクシート)を介在させ
る。カラーインクシートは、その長手方向における所定
長さ範囲内に所定種類のカラーインク、例えばイェロ
ー、マゼンタ、シアンが1画面分として順次塗布される
とともに、該1画面分のカラーインクが所定画面分、例
えば100画面分塗布されたものである。
ところで、従来の熱転写式カラープリンタでは、シリア
ル印字型であってもライン印字型であっても、印字動作
に応答してカラーインクシートを順次モータ等のカラー
インクシート駆動機構で送り出していくものである。し
たがって、一旦送り出されたカラーインクシートは、既
に送り出された箇所に未使用のカラーインクがあっても
そのままに放置されている。このような印字では、カラ
ーインクシートが無駄に使用されていることになる。
(考案の目的) 本考案は、カラーインクシートを有効に利用できるよう
にすることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、このような目的を達成するために熱印字ヘッ
ドが位置するカラーインクシートにおける現在印字位置
番号を与えるカラーインクシート判別回路と、 前記現在印字位置番号を記憶する記憶エリアと、それぞ
れが各カラーインクに対応した複数のビットで構成され
かつ各ビット状態はカラーインクに関する使用済みか未
使用かを示す印字使用状況判別データを所定画面分につ
いて記憶する複数の記憶エリアとを有するメモリと、 駆動信号に応答してカラーインクシートを駆動する駆動
手段と、 前記現在印字位置番号と前記印字使用状況判別データと
を前記メモリに記憶させるとともに、未使用のカラーイ
ンクを使用する場合には、前記印字使用状況判別データ
から未使用のカラーインクが塗布されている画面の印字
位置番号(未使用印字位置番号)と前記現在印字位置番
号とに基づいて、熱印字ヘッドの熱転写位置が未使用印
字位置番号のカラーインクが塗布されているカラーイン
クシート上に到達するまで該カラーインクシートを駆動
する駆動信号を前記駆動手段に与える中央制御部とを具
備し、 前記メモリの各アドレスは、前記各記憶エリアに個別的
に対応し、前記複数の記憶エリアには、前記所定画面分
の前記印字使用状況判別データが、複数画面分を単位と
して、各記憶エリアにそれぞれ記憶されることを特徴と
するものである。
かかる本考案の構成によれば、カラーインクシートにお
いて未使用のカラーインクがあれば、その未使用のカラ
ーインクのところまでカラーインクシートを駆動し、熱
印字ヘッドでその未使用カラーインクを使用しての印字
を行うことができる。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図はこの実施例に係る熱転写式カラープリン
タの回路図である。第1図において、1はカラーインク
シートである。カラーインクシート1には、その長手方
向における所定長さ範囲内に所定種類、実施例では3種
類、のカラーインク(イェローY、マゼンタM、シアン
C)が1画面分として順次塗布されている。これにブラ
ックを加えたカラーインクシートがあるが、本考案はこ
のような場合にも同様に適用できる。図中の矢印A,Bは
それぞれ、カラーインクシート1を送り出す方向と巻き
戻す方向とを示している。このカラーインクシート1に
はこのような1画面分のカラーインクが所定画面分、実
施例では100画面分、塗布されている。このカラーイン
クシート1は、図示しない受像紙と熱印字ヘッド2との
間に配置される。熱印字ヘッド2は受像紙に対してカラ
ーインクシート1に塗布されているカラーインクを熱転
写するようになっている。
3は熱印字ヘッド2が位置するカラーインクシート1に
おける現在印字位置番号を与えるカラーインクシート判
別回路である。このカラーインクシート判別回路3は、
カラーインクシート1が長さ方向に送り出し(矢印A方
向)、あるいは巻き戻し方向(矢印B方向)させるのに
従って、対応する印字色の印字位置に熱印字ヘッド2が
位置するときに、その熱印字ヘッド2からの熱パターン
をそのカラーインクシート1に与え、対応するカラーイ
ンクを受像紙に熱転写させるために必要なものである。
このため、カラーインクシート判別回路3は、一例とし
て次の構成を備えている。即ち、カラーインク判別回路
3はカラーインクシート1上の各カラーインクの間に設
けられた検出マーク(例えば、透明部分)を検出するフ
ォトカプラとそのフォトカプラからの検出信号を処理す
る処理回路とを備えている。そして、このフォトカプラ
で検出された検出信号は、その処理回路でカラーインク
シート1における現在印字位置番号を与えるようになっ
ている。
4は、現在印字位置番号を記憶する記憶エリアと、それ
ぞれが各カラーインクに対応した複数のビットで構成さ
れかつ各ビット状態(「0」か「1」かの状態)はカラ
ーインクに関する使用済みか未使用かの印字使用状況判
別データを示す記憶エリアとを有するRAM(ランダムア
クセスメモリ)のようなメモリである。この記憶エリア
については第2図を参照して説明する。第2図に示すよ
うにこのメモリ4は、現在印字位置番号を記憶する記憶
エリアA100と、印字使用状況判別データの記憶エリアA1
ないしA50を有している。ここで、各記憶エリアの番号
は、アドレスを示すが、簡単のため10進で示す。記憶エ
リアA1ないしA50は、それぞれ、nビット、実施例では
8ビット、構成であり、各ビットは「0」の状態のとき
はそのビットに対応するカラーインクが未使用であり、
「1」の状態のときは同じくそのビットに対応するカラ
ーインクが使用済みであることを示すデータになる。各
記憶エリアは、複数画面分、この実施例では2画面分の
データを記憶する。そして、1ないし4ビットは1つの
画面分、5ないし8ビットはもう1つの画面分のデータ
であり、1ビット目と5ビット目は、イェローYのデー
タ、2ビット目と6ビット目はマゼンタMのデータ、3
ビット目と7ビット目はシアンCのデータである。4ビ
ット目と8ビット目は空き領域である。したがって、全
体の記憶エリアでは100画面分のデータを記憶するよう
になっている。
5は駆動信号に応答してカラーインクシート1を駆動す
る駆動手段であり、この駆動手段5はプリンタモータ駆
動部5aとこの駆動部5aにより駆動されるプリンタモータ
5bとからなっている。このプリンタモータ5bは、カラー
インクシート1を図示しない機構手段とともに駆動する
ようになっている。
6はROM(リードオンメモリ)であり、このROM6には、
次に述べる中央制御部7の動作プログラム等が記憶され
ている。
7は前記現在印字位置番号と前記印字使用状況判別デー
タとをメモリ4に記憶させるとともに、未使用のカラー
インクを使用する場合には、前記印字使用状況判別デー
タから未使用のカラーインクが塗布されている画面の番
号(未使用印字位置番号)と前記現在印字位置番号とに
基づいて、熱印字ヘッド2の熱転写位置が未使用印字位
置番号に対応するカラーインクシート1上に到達するま
でそのカラーインクシート1を駆動する駆動信号を駆動
手段5に与える中央制御部である。この中央制御部7は
マイクロコンピュータで構成されている。
8は中央制御部7からの制御指令信号に応答して熱印字
ヘッド2を、印字データに対応した熱パターンで駆動す
る印字制御部である。
次に動作を第3図のフローチャートを参照して説明す
る。このフローチャートはイェローYを印字する場合の
ものである。マゼンタMやシアンCを印字する場合につ
いての動作説明はイェローYと同様であるので省略す
る。ステップST1において、メモリ4の先頭アドレスA1
を設定する。ステップST2において、カラーインクシー
ト1を現在印字位置番号から未使用印字位置番号まで駆
動するためのカウント値を与えるカウンタのカウント値
をクリアする。
ステップST3において、メモリ4の先頭アドレスA1に記
憶されているデータを取り込む。
ステップST4において、その先頭アドレスA1での1ビッ
ト目(ビット番号0)でのビット状態が「0」(未使
用)か「1」(使用済み)かを判断する。「1」であれ
ば、使用済みであるからYESと判断して、ステップST5に
進む。ステップST5では、カウンタのカウント値を+1
する。ステップST6では同様に先頭アドレスA1での4ビ
ット目(ビット番号4)でのビットが「0」か「1」か
を判断する。「1」であれば、使用済みであるからYES
と判断して、ステップST7に進む。ステップST7ではカウ
ンタのカウント値を+1する。
こうして、ステップST8では、メモリ4のアドレスを+
1する。即ち、このアドレスはA2である。ステップST8
の後は、ステップST9に進み、100画面分のカラーインク
の使用済みから未使用かの検査が未終了であれば、ステ
ップST3に戻る。前記各ステップを繰り返し、どのアド
レスでのビットもすべて「1」であれば、ステップST14
に進み、カラーインクシート1は全部使用済みであるこ
とになる。
ステップST4において、1ビット目が未使用であると判
断(NO)すると、ステップST10に進む。ステップST6で
も4ビット目が未使用であると判断(NO)すると、ステ
ップST10に進む。ステップST10では、そのビット位置で
のカラーインクシート1上の未使用印字位置番号から熱
印字ヘッド2のカラーインクシート1上の現在印字位置
番号を引き算し、その引き算の結果がプラスであれば、
ステップST12に進み、プリンタモータ5bを正転させると
ともに、その引き算値に対応するところまでそのプリン
タモータ5bを駆動するような駆動信号を駆動手段5に与
える。また、その引き算の結果がマイナスであればステ
ップST11に進み、プリンタモータ5bを逆転させるととも
に、その引き算値に対応するところまでそのプリンタモ
ータ5bを駆動するような駆動信号を駆動手段5に与え
る。
そして、プリンタモータ5bによりカラーインクシート1
が駆動されると、ステップST13において印字制御部8に
指令信号を与え、熱印字ヘッド2を駆動することによ
り、イェローYの印字を実行する。これにより、この実
施例では未使用のカラーインクの部分がなくなり、カラ
ーインクシート1の有効使用が可能となった。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、前記構成を有しているか
ら、未使用のカラーインク部分のところまでカラーイン
クシートが駆動されてそのカラーインク部分での印字を
行うことができるから、カラーインクシートの無駄な使
用がなくなった。さらに、本考案では、各カラーインク
の使用状況を、複数ビットの各ビット状態にそれぞれ対
応させて、かつ、所定画面分についての前記各カラーイ
ンクの使用状況を複数画面分を分割単位として、各アド
レスに個別的に対応する複数の記憶エリアにそれぞれ記
憶させるので、効率的にメモリを使用することができ、
必要とするメモリの領域を最少限に抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例に係り、第1図はその実施例
の回路図、第2図はメモリの構成図、第3図は第1図の
回路の動作説明に供するフローチャートである。 1はカラーインクシート、2は熱印字ヘッド、3はカラ
ーインクシート判別回路、4はメモリ、5は駆動手段、
7は中央制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その長手方向における所定長さ範囲内に所
    定種類のカラーインクが1画面分として順次塗布される
    とともに、該1画面分のカラーインクが所定画面分塗布
    されたカラーインクシートを用いて受像紙に熱転写する
    熱転写式カラープリンタのカラーインクシート制御回路
    において、 熱印字ヘッドが位置するカラーインクシートにおける現
    在印字位置番号を与えるカラーインクシート判別回路
    と、 前記現在印字位置番号を記憶する記憶エリアと、それぞ
    れが各カラーインクに対応した複数のビットで構成され
    かつ各ビット状態はカラーインクに関する使用済みか未
    使用かを示す印字使用状況判別データを所定画面分につ
    いて記憶する複数の記憶エリアとを有するメモリと、 駆動信号に応答してカラーインクシートを駆動する駆動
    手段と、 前記現在印字位置番号と前記印字使用状況判別データと
    を前記メモリに記憶させるとともに、未使用のカラーイ
    ンクを使用する場合には、前記印字使用状況判別データ
    から未使用のカラーインクが塗布されている画面の印字
    位置番号(未使用印字位置番号)と前記現在印字位置番
    号とに基づいて、熱印字ヘッドの熱転写位置が未使用印
    字位置番号のカラーインクが塗布されているカラーイン
    クシート上に到達するまで該カラーインクシートを駆動
    する駆動信号を前記駆動手段に与える中央制御部とを具
    備し、 前記メモリの各アドレスは、前記各記憶エリアに個別的
    に対応し、前記複数の記憶エリアには、前記所定画面分
    の前記印字使用状況判別データが、複数画面分を単位と
    して、各記憶エリアにそれぞれ記憶されることを特徴と
    する熱転写式カラープリンタのカラーインクシート制御
    回路。
JP1985174736U 1985-11-12 1985-11-12 熱転写式カラ−プリンタのカラ−インクシ−ト制御回路 Expired - Lifetime JPH072220Y2 (ja)

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JPS6283662U JPS6283662U (ja) 1987-05-28
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JP1985174736U Expired - Lifetime JPH072220Y2 (ja) 1985-11-12 1985-11-12 熱転写式カラ−プリンタのカラ−インクシ−ト制御回路

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023090A (ja) * 1983-07-18 1985-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 印字装置
JPS60257281A (ja) * 1984-06-04 1985-12-19 Ricoh Co Ltd カラ−インク媒体の色面検出方式

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JPS6283662U (ja) 1987-05-28

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