JPH07222032A - ビデオカメラおよび該ビデオカメラの使用に適した装置ならびに画像表示信号を生成する方法 - Google Patents
ビデオカメラおよび該ビデオカメラの使用に適した装置ならびに画像表示信号を生成する方法Info
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- JPH07222032A JPH07222032A JP6317254A JP31725494A JPH07222032A JP H07222032 A JPH07222032 A JP H07222032A JP 6317254 A JP6317254 A JP 6317254A JP 31725494 A JP31725494 A JP 31725494A JP H07222032 A JPH07222032 A JP H07222032A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/67—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
- H04N25/671—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction
- H04N25/673—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction by using reference sources
-
- H—ELECTRICITY
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/63—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to dark current
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/60—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
- H04N25/63—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to dark current
- H04N25/633—Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to dark current by using optical black pixels
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大規模なメモリなしに、撮像素子の経時変化
に対応できる暗信号補正装置および補正方法を提供す
る。 【構成】 画像における走査位置に基づいて、暗電流つ
まりブラックシェーディングの歪み信号の近似を生成
し、ブラックシェーディングの歪みを減らすために、通
常の撮像操作の間にカメラによって生成された画像信号
からこの近似信号を引き算するためのシェーディング補
正信号発生器を有する。走査カウンタは、現在読み取ら
れている画素の位置を表す位置信号を生成する。暗信号
の近似の成分を生成するために、2乗や定数の累乗など
の関数、および重み付けによって、位置信号は、シェー
ディング補正信号発生器において処理される。加算器
は、得られた歪み信号の近似値を、撮像装置信号から減
算することにより、ブラックシェーディングを減少させ
る。シェーディング補正信号発生器は、関数を予め選択
された複数の関数から自動的に選択するか、またはルッ
クアップテーブルによって関数を表す。
に対応できる暗信号補正装置および補正方法を提供す
る。 【構成】 画像における走査位置に基づいて、暗電流つ
まりブラックシェーディングの歪み信号の近似を生成
し、ブラックシェーディングの歪みを減らすために、通
常の撮像操作の間にカメラによって生成された画像信号
からこの近似信号を引き算するためのシェーディング補
正信号発生器を有する。走査カウンタは、現在読み取ら
れている画素の位置を表す位置信号を生成する。暗信号
の近似の成分を生成するために、2乗や定数の累乗など
の関数、および重み付けによって、位置信号は、シェー
ディング補正信号発生器において処理される。加算器
は、得られた歪み信号の近似値を、撮像装置信号から減
算することにより、ブラックシェーディングを減少させ
る。シェーディング補正信号発生器は、関数を予め選択
された複数の関数から自動的に選択するか、またはルッ
クアップテーブルによって関数を表す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラに関して
おり、特に、テレビカメラ用のブラックシェーディング
補正に関する。
おり、特に、テレビカメラ用のブラックシェーディング
補正に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビカメラはセンシング(sens
ing)、通信、科学的応用などの分野で様々な用途に広
く用いられている。高解像度システムなどの発達がなさ
れることによって、カメラの異常がテレビ視聴者に察知
されやすくなっている。その結果、カメラの改良が望ま
れる。カメラで起こる異常の1つは「暗電流(dark cur
rent)」、すなわち「ブラックシェーディング(black
shading)」とよばれるもので、これはカメライメージ
ャ(camera imager、実際の感光性スクリーン)自身の
特性に起因する電流、つまり電荷(信号)であって、そ
れに写る画像には依存しない。
ing)、通信、科学的応用などの分野で様々な用途に広
く用いられている。高解像度システムなどの発達がなさ
れることによって、カメラの異常がテレビ視聴者に察知
されやすくなっている。その結果、カメラの改良が望ま
れる。カメラで起こる異常の1つは「暗電流(dark cur
rent)」、すなわち「ブラックシェーディング(black
shading)」とよばれるもので、これはカメライメージ
ャ(camera imager、実際の感光性スクリーン)自身の
特性に起因する電流、つまり電荷(信号)であって、そ
れに写る画像には依存しない。
【0003】暗信号(dark signal)は、画像からの光
を遮断するためにキャップを付属するレンズにかぶせる
ときにはイメージャ信号(imager signal)として見る
ことができる。電荷結合素子(CCD)イメージャにお
いて暗電流は、「漏れ(leakage)」としてみなされ、
これは画像蓄積期間(image integrating interval)中
に、イメージャの「A」レジスタの各画素において累積
する電荷になる。このように、各画素は、蓄積期間中の
画像情報の蓄積に起因すると電荷部分を有し、また同じ
期間の間の暗電流に起因する電荷部分も有する。
を遮断するためにキャップを付属するレンズにかぶせる
ときにはイメージャ信号(imager signal)として見る
ことができる。電荷結合素子(CCD)イメージャにお
いて暗電流は、「漏れ(leakage)」としてみなされ、
これは画像蓄積期間(image integrating interval)中
に、イメージャの「A」レジスタの各画素において累積
する電荷になる。このように、各画素は、蓄積期間中の
画像情報の蓄積に起因すると電荷部分を有し、また同じ
期間の間の暗電流に起因する電荷部分も有する。
【0004】一般に、CCDイメージャの画素は、点欠
陥(point defect)以外は、他の画素と同様であり、し
たがって各画素における暗信号の寄与は、他の画素のそ
れと同じになる傾向がある。そのため、各画素から電荷
の単一の値を引き算すれば、暗電流の存在を補正するに
は十分であると考えられるかもしれない。しかしながら
電荷は、画素情報の列を、さらに処理するためにその情
報が記憶される「B」レジスタの中に、Aレジスタに沿
って同時に移動することにより、CCDイメージャのA
レジスタの画素から読み出される。AレジスタからBレ
ジスタへの電荷の転送する間に、暗電流は画素に蓄積さ
れ続け、最も長時間Aレジスタに滞留(dwell)する画
素は、比較的短時間滞留する画素に比べてより多くの電
荷を暗電流から蓄積するという結果をまねく。このよう
に、B記憶レジスタにたどり着くまでに、電荷転送「プ
ルダウン(pull-down)」期間内にAレジスタ全体を横
切らねばならない「上部」画素は、より早くBレジスタ
に到達するAレジスタの下部における画素に比べて、暗
電流からより多くの電荷を蓄積する。
陥(point defect)以外は、他の画素と同様であり、し
たがって各画素における暗信号の寄与は、他の画素のそ
れと同じになる傾向がある。そのため、各画素から電荷
の単一の値を引き算すれば、暗電流の存在を補正するに
は十分であると考えられるかもしれない。しかしながら
電荷は、画素情報の列を、さらに処理するためにその情
報が記憶される「B」レジスタの中に、Aレジスタに沿
って同時に移動することにより、CCDイメージャのA
レジスタの画素から読み出される。AレジスタからBレ
ジスタへの電荷の転送する間に、暗電流は画素に蓄積さ
れ続け、最も長時間Aレジスタに滞留(dwell)する画
素は、比較的短時間滞留する画素に比べてより多くの電
荷を暗電流から蓄積するという結果をまねく。このよう
に、B記憶レジスタにたどり着くまでに、電荷転送「プ
ルダウン(pull-down)」期間内にAレジスタ全体を横
切らねばならない「上部」画素は、より早くBレジスタ
に到達するAレジスタの下部における画素に比べて、暗
電流からより多くの電荷を蓄積する。
【0005】この効果により、イメージャ全体に「シェ
ーディング」が起こり、原則として、イメージャ信号か
らランプ状の(ramp-like)補正信号を減算することが
必要になる。このランプ波形は、画像の補正のため、画
像の下部から上部まで、読み出し画像情報の各列に与え
られる。放物線の補正波形が必要な場合もある。さらな
る補正波形が各行に沿って必要になる場合もあるが、そ
のような場合は、補正波形を加算することで総合補正波
形(total correction waveform)を作りだし、イメー
ジャ信号から引き算する。
ーディング」が起こり、原則として、イメージャ信号か
らランプ状の(ramp-like)補正信号を減算することが
必要になる。このランプ波形は、画像の補正のため、画
像の下部から上部まで、読み出し画像情報の各列に与え
られる。放物線の補正波形が必要な場合もある。さらな
る補正波形が各行に沿って必要になる場合もあるが、そ
のような場合は、補正波形を加算することで総合補正波
形(total correction waveform)を作りだし、イメー
ジャ信号から引き算する。
【0006】真空タイプの撮像管の場合、感光性スクリ
ーンは、スクリーンの感光性材料の厚さの微妙なばらつ
き、その導電率のばらつき、材料と下にある基板との間
の界面(interface)におけるばらつきなどに起因す
る、暗信号の変動の影響を受ける。そのために、チュー
ブ型の(tube-type)イメージャで要求される暗信号補
正は、CCDイメージャで要求される暗信号補正よりも
複雑である。
ーンは、スクリーンの感光性材料の厚さの微妙なばらつ
き、その導電率のばらつき、材料と下にある基板との間
の界面(interface)におけるばらつきなどに起因す
る、暗信号の変動の影響を受ける。そのために、チュー
ブ型の(tube-type)イメージャで要求される暗信号補
正は、CCDイメージャで要求される暗信号補正よりも
複雑である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、次に示す問題があった。すなわ
ち、シェーディング補正のための複雑な補正波形を記憶
するためには、大容量のメモリが必要となる問題があっ
た。
従来技術においては、次に示す問題があった。すなわ
ち、シェーディング補正のための複雑な補正波形を記憶
するためには、大容量のメモリが必要となる問題があっ
た。
【0008】また撮像素子の暗信号が、経時変化や他の
要因による変化などによって、変動した場合、ユーザが
容易に、精度の高いシェーディング補正を行うことは困
難であった。
要因による変化などによって、変動した場合、ユーザが
容易に、精度の高いシェーディング補正を行うことは困
難であった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、小さいメモ
リ容量でシェーディング補正をおこなう装置および方法
を提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、小さいメモ
リ容量でシェーディング補正をおこなう装置および方法
を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、撮像素子を使用する
ときに、ユーザが容易に、精度の高いシェーディング補
正をおこなうことができる装置および方法を提供するこ
とにある。
ときに、ユーザが容易に、精度の高いシェーディング補
正をおこなうことができる装置および方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるビデオカメ
ラは、走査時に、画像を構成する画素(ピクセル)のマ
トリクスを表す画像信号を生成するイメージャであっ
て、該画像信号に所望されないブラック信号を加えて該
画像のシェーディングを生成するイメージャと、垂直お
よび水平制御信号に応答して該線走査イメージャを走査
し、該画像内の複数の画素位置のそれぞれにアクセスす
る、該イメージャに結合された走査手段と、現在走査さ
れている画素の位置を表す位置信号を生成する、該走査
手段に結合された位置決定手段と、第1算術関数によっ
て該位置信号を演算し、それによって第1補正信号成分
を生成する、該位置決定手段に結合された第1演算手段
と、第2算術関数によって該位置信号を演算し、それに
よって第2補正信号成分を生成する、該位置決定手段に
結合された第2演算手段と、該第1および第2補正信号
成分と、該画像信号とを組み合わせ、該ブラック信号を
該画像信号の他の成分に対して減少させる、該イメージ
ャならびに該第1および第2演算手段に結合された加算
手段と、を有しており、そのことにより上記目的が達成
される。
ラは、走査時に、画像を構成する画素(ピクセル)のマ
トリクスを表す画像信号を生成するイメージャであっ
て、該画像信号に所望されないブラック信号を加えて該
画像のシェーディングを生成するイメージャと、垂直お
よび水平制御信号に応答して該線走査イメージャを走査
し、該画像内の複数の画素位置のそれぞれにアクセスす
る、該イメージャに結合された走査手段と、現在走査さ
れている画素の位置を表す位置信号を生成する、該走査
手段に結合された位置決定手段と、第1算術関数によっ
て該位置信号を演算し、それによって第1補正信号成分
を生成する、該位置決定手段に結合された第1演算手段
と、第2算術関数によって該位置信号を演算し、それに
よって第2補正信号成分を生成する、該位置決定手段に
結合された第2演算手段と、該第1および第2補正信号
成分と、該画像信号とを組み合わせ、該ブラック信号を
該画像信号の他の成分に対して減少させる、該イメージ
ャならびに該第1および第2演算手段に結合された加算
手段と、を有しており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0012】ある実施例では、前記第1および第2演算
手段の少なくとも1つが、前記第1および第2算術関数
をそれぞれ実現するようにプログラムされたルックアッ
プテーブルを有する。
手段の少なくとも1つが、前記第1および第2算術関数
をそれぞれ実現するようにプログラムされたルックアッ
プテーブルを有する。
【0013】本発明によるビデオカメラは、走査時に、
画像を構成する画素(ピクセル)のマトリクスを表す画
像信号を生成するイメージャであって、該画像信号に所
望されないブラック信号を加えて該画像のシェーディン
グを生成するイメージャと、垂直および水平制御信号に
それぞれ応答して該線走査イメージャを垂直方向および
水平方向に走査し、それぞれの方向について該画像内の
各画素位置を表す信号値を生成する、該イメージャに結
合された走査手段と、第1重み付け信号に応答する振幅
を有する定数暗信号補正成分を生成する、定数暗信号補
正成分信号生成手段と、該イメージャの該垂直走査に応
答して単調に変化し、第2重み付け信号に応答する振幅
を有する暗信号補正成分を生成する、垂直単調暗信号補
正成分生成手段と、該イメージャの該水平走査に応答し
て単調に変化し、第4重み付け信号に応答する振幅を有
する暗信号補正成分を生成する、水平単調暗信号補正成
分生成手段と、該イメージャの該垂直走査に応答して単
調に変化し、第3重み付け信号に応答する振幅を有する
累乗暗信号補正成分を生成する、垂直累乗暗信号補正成
分生成手段と、該イメージャの該水平走査に応答して単
調に変化し、第5重み付け信号に応答する振幅を有する
累乗暗信号補正成分を生成する、水平累乗暗信号補正成
分生成手段と、該定数暗信号補正成分信号、該垂直単調
暗信号補正成分、該水平単調暗信号補正成分、該垂直累
乗暗信号補正成分、および該水平累乗暗信号補正成分を
該画像信号から減算する加算手段であって、該イメージ
ャ、該定数暗信号補正成分信号生成手段、該垂直単調暗
信号補正成分生成手段、該水平単調暗信号補正成分生成
手段、該垂直累乗暗信号補正成分生成手段、および該水
平累乗暗信号補正成分生成手段に結合された加算手段
と、を有しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
画像を構成する画素(ピクセル)のマトリクスを表す画
像信号を生成するイメージャであって、該画像信号に所
望されないブラック信号を加えて該画像のシェーディン
グを生成するイメージャと、垂直および水平制御信号に
それぞれ応答して該線走査イメージャを垂直方向および
水平方向に走査し、それぞれの方向について該画像内の
各画素位置を表す信号値を生成する、該イメージャに結
合された走査手段と、第1重み付け信号に応答する振幅
を有する定数暗信号補正成分を生成する、定数暗信号補
正成分信号生成手段と、該イメージャの該垂直走査に応
答して単調に変化し、第2重み付け信号に応答する振幅
を有する暗信号補正成分を生成する、垂直単調暗信号補
正成分生成手段と、該イメージャの該水平走査に応答し
て単調に変化し、第4重み付け信号に応答する振幅を有
する暗信号補正成分を生成する、水平単調暗信号補正成
分生成手段と、該イメージャの該垂直走査に応答して単
調に変化し、第3重み付け信号に応答する振幅を有する
累乗暗信号補正成分を生成する、垂直累乗暗信号補正成
分生成手段と、該イメージャの該水平走査に応答して単
調に変化し、第5重み付け信号に応答する振幅を有する
累乗暗信号補正成分を生成する、水平累乗暗信号補正成
分生成手段と、該定数暗信号補正成分信号、該垂直単調
暗信号補正成分、該水平単調暗信号補正成分、該垂直累
乗暗信号補正成分、および該水平累乗暗信号補正成分を
該画像信号から減算する加算手段であって、該イメージ
ャ、該定数暗信号補正成分信号生成手段、該垂直単調暗
信号補正成分生成手段、該水平単調暗信号補正成分生成
手段、該垂直累乗暗信号補正成分生成手段、および該水
平累乗暗信号補正成分生成手段に結合された加算手段
と、を有しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0014】ある実施例では、前記垂直単調暗信号補正
成分生成手段が、前記走査手段による前記画素位置の前
記垂直走査に応答して増加する垂直ランプ信号を生成す
る、該走査手段に結合された行計数手段を有し、前記水
平単調暗信号補正成分生成手段が、該走査手段による該
画素位置の前記水平走査に応答して増加する水平ランプ
信号を生成する、該走査手段に結合された列計数手段を
有する。
成分生成手段が、前記走査手段による前記画素位置の前
記垂直走査に応答して増加する垂直ランプ信号を生成す
る、該走査手段に結合された行計数手段を有し、前記水
平単調暗信号補正成分生成手段が、該走査手段による該
画素位置の前記水平走査に応答して増加する水平ランプ
信号を生成する、該走査手段に結合された列計数手段を
有する。
【0015】ある実施例では、前記垂直累乗暗信号補正
成分生成手段が、前記垂直ランプ信号をそれ自身によっ
て乗算し、前記イメージャ上で現在走査されている画素
の垂直位置に依存した垂直累乗信号を生成する、前記行
計数手段に結合された垂直乗算手段を有する。
成分生成手段が、前記垂直ランプ信号をそれ自身によっ
て乗算し、前記イメージャ上で現在走査されている画素
の垂直位置に依存した垂直累乗信号を生成する、前記行
計数手段に結合された垂直乗算手段を有する。
【0016】ある実施例では、前記水平累乗暗信号補正
成分生成手段が、前記水平ランプ信号をそれ自身によっ
て乗算し、前記イメージャ上で現在走査されている画素
の水平位置に依存した水平累乗信号を生成する、前記列
計数手段に結合された水平乗算手段を有する。
成分生成手段が、前記水平ランプ信号をそれ自身によっ
て乗算し、前記イメージャ上で現在走査されている画素
の水平位置に依存した水平累乗信号を生成する、前記列
計数手段に結合された水平乗算手段を有する。
【0017】ある実施例では、前記垂直累乗暗信号補正
成分生成手段が、前記垂直ランプ信号によってアドレス
され、前記イメージャ上で現在走査されている画素の垂
直位置に依存した垂直累乗信号を生成する、前記行係数
手段に結合された第1の予めプログラムされたルックア
ップテーブルを有する。
成分生成手段が、前記垂直ランプ信号によってアドレス
され、前記イメージャ上で現在走査されている画素の垂
直位置に依存した垂直累乗信号を生成する、前記行係数
手段に結合された第1の予めプログラムされたルックア
ップテーブルを有する。
【0018】本発明による画像表示信号を生成する方法
は、暗信号の影響を受けるイメージャを用いて画像を撮
像し、暗信号が混合された画像表示信号を生成する工程
と、該イメージャを行および列毎に線走査方式で走査
し、それによって該画像表示信号が該画像内のそれぞれ
の位置を占有する連続した画素(ピクセル)を表す工程
と、現在走査されている画素の行および列位置を表す画
素位置信号を生成する工程と、算術処理によって該行お
よび列画素位置信号の1つを処理し、補正信号の重み付
けされていない第1成分を生成する工程と、算術処理に
よって該行および列画素位置信号の他の1つを処理し、
該補正信号の重み付けされていない第2成分を生成する
工程と、該補正信号の該第1および第2の重み付けされ
ていない成分を重み付けし、該補正信号の該第1および
第2成分を生成する工程と、該画像表示信号と、該補正
信号の該第1および第2成分とを、該暗信号を補正する
ように組み合わせる工程と、を包含しており、そのこと
により上記目的が達成される。
は、暗信号の影響を受けるイメージャを用いて画像を撮
像し、暗信号が混合された画像表示信号を生成する工程
と、該イメージャを行および列毎に線走査方式で走査
し、それによって該画像表示信号が該画像内のそれぞれ
の位置を占有する連続した画素(ピクセル)を表す工程
と、現在走査されている画素の行および列位置を表す画
素位置信号を生成する工程と、算術処理によって該行お
よび列画素位置信号の1つを処理し、補正信号の重み付
けされていない第1成分を生成する工程と、算術処理に
よって該行および列画素位置信号の他の1つを処理し、
該補正信号の重み付けされていない第2成分を生成する
工程と、該補正信号の該第1および第2の重み付けされ
ていない成分を重み付けし、該補正信号の該第1および
第2成分を生成する工程と、該画像表示信号と、該補正
信号の該第1および第2成分とを、該暗信号を補正する
ように組み合わせる工程と、を包含しており、そのこと
により上記目的が達成される。
【0019】ある実施例では、算術処理工程の少なくと
も1つが、入力値を定数乗する工程を包含する。
も1つが、入力値を定数乗する工程を包含する。
【0020】ある実施例では、入力値を定数乗する前記
工程が、2乗する工程を包含する。
工程が、2乗する工程を包含する。
【0021】ある実施例では、前記算術処理工程の少な
くとも1つが、定数を、前記位置信号の1つに依存して
累乗する工程を包含する。
くとも1つが、定数を、前記位置信号の1つに依存して
累乗する工程を包含する。
【0022】本発明によるビデオカメラの使用に適した
装置は、画素位置のマトリクスの列に沿って水平に走査
され、画素位置のマトリクスの行に沿って垂直に走査さ
れ、該画素位置のそれぞれにおいて画像内容を表す出力
画像信号を生成するイメージャを有し、該画像信号が、
所望されないブラック信号歪みの影響を受け該画像にシ
ェーディングを発生するビデオカメラの使用に適した装
置であって、該垂直走査中に走査される該画素位置に応
答して、該垂直画素位置の第1所定関数に従って変化
し、該ブラック信号歪みのそれぞれの垂直成分を近似す
る垂直補正信号を生成する手段と、該水平走査中に走査
される該画素位置に応答して、該水平画素位置の第2所
定関数に従って変化し、該ブラック信号歪みのそれぞれ
の水平成分を近似する水平補正信号を生成する手段と、
該水平および垂直走査中に走査される画素位置に応答し
て、該水平および垂直画素位置の第3所定関数に従って
変化し、該ブラック信号歪みの成分を近似する組み合わ
せ補正信号を生成する手段と、該垂直、水平および組み
合わせ補正信号と、該画像信号とを組み合わせ、該画像
信号の該暗信号歪みを低下させる手段と、を有してお
り、そのことにより上記目的が達成される。
装置は、画素位置のマトリクスの列に沿って水平に走査
され、画素位置のマトリクスの行に沿って垂直に走査さ
れ、該画素位置のそれぞれにおいて画像内容を表す出力
画像信号を生成するイメージャを有し、該画像信号が、
所望されないブラック信号歪みの影響を受け該画像にシ
ェーディングを発生するビデオカメラの使用に適した装
置であって、該垂直走査中に走査される該画素位置に応
答して、該垂直画素位置の第1所定関数に従って変化
し、該ブラック信号歪みのそれぞれの垂直成分を近似す
る垂直補正信号を生成する手段と、該水平走査中に走査
される該画素位置に応答して、該水平画素位置の第2所
定関数に従って変化し、該ブラック信号歪みのそれぞれ
の水平成分を近似する水平補正信号を生成する手段と、
該水平および垂直走査中に走査される画素位置に応答し
て、該水平および垂直画素位置の第3所定関数に従って
変化し、該ブラック信号歪みの成分を近似する組み合わ
せ補正信号を生成する手段と、該垂直、水平および組み
合わせ補正信号と、該画像信号とを組み合わせ、該画像
信号の該暗信号歪みを低下させる手段と、を有してお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0023】
【作用】本発明によれば、カメラは、暗電流つまりブラ
ックシェーディングの近似を生成し、通常の撮像動作中
にカメラによって発生された信号から、その近似信号を
引き算する。本発明の一実施例によれば、カウンタは、
現在読み出されている画素を表す位置信号を発生し、そ
の位置信号は、乗算および/または2乗などの関数およ
び重み付けによって処理され、暗信号の近似成分をつく
る。ダークシェーディング(dark shading)を減らすた
めに、これらの成分はイメージャ信号から引き算され
る。また、ある実施例によれば、これらの関数は、複数
の予め選択された関数から自動的に選択され、ルックア
ップテーブルによって実現される。
ックシェーディングの近似を生成し、通常の撮像動作中
にカメラによって発生された信号から、その近似信号を
引き算する。本発明の一実施例によれば、カウンタは、
現在読み出されている画素を表す位置信号を発生し、そ
の位置信号は、乗算および/または2乗などの関数およ
び重み付けによって処理され、暗信号の近似成分をつく
る。ダークシェーディング(dark shading)を減らすた
めに、これらの成分はイメージャ信号から引き算され
る。また、ある実施例によれば、これらの関数は、複数
の予め選択された関数から自動的に選択され、ルックア
ップテーブルによって実現される。
【0024】また本発明の一実施例によれば、近似信号
を生成するための関数は、ルックアップテーブルによっ
て実現される。
を生成するための関数は、ルックアップテーブルによっ
て実現される。
【0025】近似信号を生成するための関数として、例
えば、位置信号の変化に直線的に変化するランプ関数、
「位置信号」の累乗の関数、定数の「位置信号」乗の関
数、およびこれらを組み合わせた関数を用いる。これら
の関数の独立変数としては、画素の行カウントおよび列
カウントを用いてもよい。累乗関数として、2乗関数を
用いてもよい。
えば、位置信号の変化に直線的に変化するランプ関数、
「位置信号」の累乗の関数、定数の「位置信号」乗の関
数、およびこれらを組み合わせた関数を用いる。これら
の関数の独立変数としては、画素の行カウントおよび列
カウントを用いてもよい。累乗関数として、2乗関数を
用いてもよい。
【0026】
【実施例】図1は、マルチイメージャカラーカメラ(mu
ltiimager color camera)の1つのイメージャ(イメー
ジャ)ともみなされる、モノクロのカメラ10を示す簡
単なブロック図である。図1において、レンズ12は、
矢印14で示される画像を、横軸xおよび縦軸yに対応
づけられたイメージャ(結像装置)16上の表面上に結
像させる。イメージャ16は、サチコン(saticon)ま
たはプランビコン(plumbicon)撮像装置などの真空管
型デバイスであっても、または電荷結合素子(CC
D)、バケットブリゲード素子(BBD)などを用いた
半導体装置であってもよい。円筒体で示された画像読み
出し構成18(image readout arrangement)は、イメ
ージャ16に付属するもので、走査制御発生器20およ
び、画像読み出し構成18へのカプリング(coupling)
22aおよび22bによって、電荷つまり電流を読み出
し、また、出力信号パス24によって画像(およびこれ
に付随する暗信号)を表現する信号を発生するために設
けられている。
ltiimager color camera)の1つのイメージャ(イメー
ジャ)ともみなされる、モノクロのカメラ10を示す簡
単なブロック図である。図1において、レンズ12は、
矢印14で示される画像を、横軸xおよび縦軸yに対応
づけられたイメージャ(結像装置)16上の表面上に結
像させる。イメージャ16は、サチコン(saticon)ま
たはプランビコン(plumbicon)撮像装置などの真空管
型デバイスであっても、または電荷結合素子(CC
D)、バケットブリゲード素子(BBD)などを用いた
半導体装置であってもよい。円筒体で示された画像読み
出し構成18(image readout arrangement)は、イメ
ージャ16に付属するもので、走査制御発生器20およ
び、画像読み出し構成18へのカプリング(coupling)
22aおよび22bによって、電荷つまり電流を読み出
し、また、出力信号パス24によって画像(およびこれ
に付随する暗信号)を表現する信号を発生するために設
けられている。
【0027】当業者には、図1の走査発生器20が動作
する場合、読み出し装置18は、x軸に平行な行に沿っ
てスクリーン16を読み取り、各行を読み取るたびにス
クリーン16の下部(もしくは上部)に近づくようにし
てスクリーン全体(もしくは、少なくともそのアクティ
ブな部分)を読みとることがわかるであろう。走査発生
器20は連続的に動作し、スクリーンの他の部分におい
て光が蓄積される間に、感光性スクリーンの一部から信
号を読みとる。
する場合、読み出し装置18は、x軸に平行な行に沿っ
てスクリーン16を読み取り、各行を読み取るたびにス
クリーン16の下部(もしくは上部)に近づくようにし
てスクリーン全体(もしくは、少なくともそのアクティ
ブな部分)を読みとることがわかるであろう。走査発生
器20は連続的に動作し、スクリーンの他の部分におい
て光が蓄積される間に、感光性スクリーンの一部から信
号を読みとる。
【0028】図1の読み出し装置18によってスクリー
ンから生成された信号は、低雑音で増幅するために前置
増幅器26に与えられ、そして前置増幅器26の出力か
ら加算回路28の非反転(+)入力ポートに与えられ
る。シェーディング補正発生器30は、パス33によっ
て走査発生器20に接続され、走査発生器20は、現在
読み取られている画素の行および列に関する情報を受け
取り、後述のように、シェーディング(shading)補正
信号を生成する。
ンから生成された信号は、低雑音で増幅するために前置
増幅器26に与えられ、そして前置増幅器26の出力か
ら加算回路28の非反転(+)入力ポートに与えられ
る。シェーディング補正発生器30は、パス33によっ
て走査発生器20に接続され、走査発生器20は、現在
読み取られている画素の行および列に関する情報を受け
取り、後述のように、シェーディング(shading)補正
信号を生成する。
【0029】前置増幅器26によって生成された出力信
号は、オプションの(optional)累算器27(点線で示
す)にも送られる。後述するように、累算器27は所定
の補正関数の効率を測定する。累算器27が使用される
とき、システムは、候補となる関数のグループの中から
使用される補正関数を自動的に選択する。画質の客観的
な測定をおこなうための、累算器27などの装置がない
場合、関数の選択は、人間の操作者によっておこなわれ
る。
号は、オプションの(optional)累算器27(点線で示
す)にも送られる。後述するように、累算器27は所定
の補正関数の効率を測定する。累算器27が使用される
とき、システムは、候補となる関数のグループの中から
使用される補正関数を自動的に選択する。画質の客観的
な測定をおこなうための、累算器27などの装置がない
場合、関数の選択は、人間の操作者によっておこなわれ
る。
【0030】図1のスクリーン16から現在読み取られ
ている画素に関係するシェーディング補正信号は、現在
の画素を表す信号から補正信号を引き算するために、信
号パス31を経て加算回路28の反転(−)入力ポート
に与えられ、これにより、暗信号の補正をされた映像信
号が生成される。
ている画素に関係するシェーディング補正信号は、現在
の画素を表す信号から補正信号を引き算するために、信
号パス31を経て加算回路28の反転(−)入力ポート
に与えられ、これにより、暗信号の補正をされた映像信
号が生成される。
【0031】図1のカメラ構成10によって生成され
た、補正された映像信号は、例えば各種幾何学的歪みの
補正、カラーバランス補正、およびアパーチャ補正等を
含む他の処理を施されるように調整される。カメラの出
力信号は、補正された映像信号および走査発生器20か
らの同期信号(sync)を含み、それらは後の処理段階で
映像信号に結合され得る。
た、補正された映像信号は、例えば各種幾何学的歪みの
補正、カラーバランス補正、およびアパーチャ補正等を
含む他の処理を施されるように調整される。カメラの出
力信号は、補正された映像信号および走査発生器20か
らの同期信号(sync)を含み、それらは後の処理段階で
映像信号に結合され得る。
【0032】図1はまた、光がレンズに入射して感光性
スクリーン16に入るのを防ぐための、レンズ12を覆
うレンズキャップ40を示す。レンズキャップが適切に
レンズ12上に配置されていれば、出力信号パス24上
に生成された信号は全て暗信号にならざるを得ない。
スクリーン16に入るのを防ぐための、レンズ12を覆
うレンズキャップ40を示す。レンズキャップが適切に
レンズ12上に配置されていれば、出力信号パス24上
に生成された信号は全て暗信号にならざるを得ない。
【0033】2次元スクリーン上のシェーディングを2
次元の図面で表すのは難かしい。しかし2次元の図は、
1次元におけるシェーディングの変動なら容易に表し得
る。図2(a)は、代表的なイメージャの第200行目
から得られた補正されない暗信号を示す。図2(b)
は、第200列目から得られた補正されない暗信号をプ
ロットした図である。信号がはっきり見えるのを助ける
ために、32の強度単位の一定のオフセット値が、図2
(a)および図2(b)の実際の信号強度、ならびに図
4(a)、図4(b)、図6(a)および図6(b)の
実際の信号強度に加算されている。図2(a)および図
2(b)から、2次元的暗信号関数は、複雑であり、ラ
ンプ(ramp)状や放物線状などの単純な波形による補正
では、扱えきれないことがわかる。
次元の図面で表すのは難かしい。しかし2次元の図は、
1次元におけるシェーディングの変動なら容易に表し得
る。図2(a)は、代表的なイメージャの第200行目
から得られた補正されない暗信号を示す。図2(b)
は、第200列目から得られた補正されない暗信号をプ
ロットした図である。信号がはっきり見えるのを助ける
ために、32の強度単位の一定のオフセット値が、図2
(a)および図2(b)の実際の信号強度、ならびに図
4(a)、図4(b)、図6(a)および図6(b)の
実際の信号強度に加算されている。図2(a)および図
2(b)から、2次元的暗信号関数は、複雑であり、ラ
ンプ(ramp)状や放物線状などの単純な波形による補正
では、扱えきれないことがわかる。
【0034】図1に示されるように、補正されない信号
は、信号パス32によってシェーディング補正信号発生
器30に与えられる。図3は、一実施例によるシェーデ
ィング補正信号発生器30を示す簡単なブロック図であ
る。図1に対応する構成要素は、図3でも同じ参照番号
で示される。図3では、行カウンタ310が、現在読み
取られている行の番号に関する情報を、信号パス33を
介して、図1の走査発生器20から受け取る。この情報
は、単に行の最初あるいは最後などの走査線上のある定
まった点において発生するパルスであり得る。行カウン
タ310は、簡単には、現在のカウントが現在の行を表
す累算器であればよい。同様に、列カウンタ312は、
走査に関する情報を受け取って、行に沿って各画素をカ
ウントする。通例の走査の構成では、列カウンタ312
は、行カウンタ310に比べて非常に早い速度でカウン
トを行う。このように、通常の構成では、列カウンタ3
12は、スクリーンから読みとられた「画像」情報の第
1行の500個以上の画素をカウントし、行の終わりの
パルスによってゼロにリセットされ、次いで、画像情報
の第2行について同様の数字をカウントし、そして全て
の行がカウントされるまで水平方向(H)について同様
のカウントを続ける。同様に、行カウンタは垂直方向
(V)にカウントを行い、必要に応じて、フィールドま
たはフレームの終わりでゼロにリセットされ得る。
は、信号パス32によってシェーディング補正信号発生
器30に与えられる。図3は、一実施例によるシェーデ
ィング補正信号発生器30を示す簡単なブロック図であ
る。図1に対応する構成要素は、図3でも同じ参照番号
で示される。図3では、行カウンタ310が、現在読み
取られている行の番号に関する情報を、信号パス33を
介して、図1の走査発生器20から受け取る。この情報
は、単に行の最初あるいは最後などの走査線上のある定
まった点において発生するパルスであり得る。行カウン
タ310は、簡単には、現在のカウントが現在の行を表
す累算器であればよい。同様に、列カウンタ312は、
走査に関する情報を受け取って、行に沿って各画素をカ
ウントする。通例の走査の構成では、列カウンタ312
は、行カウンタ310に比べて非常に早い速度でカウン
トを行う。このように、通常の構成では、列カウンタ3
12は、スクリーンから読みとられた「画像」情報の第
1行の500個以上の画素をカウントし、行の終わりの
パルスによってゼロにリセットされ、次いで、画像情報
の第2行について同様の数字をカウントし、そして全て
の行がカウントされるまで水平方向(H)について同様
のカウントを続ける。同様に、行カウンタは垂直方向
(V)にカウントを行い、必要に応じて、フィールドま
たはフレームの終わりでゼロにリセットされ得る。
【0035】図3の行カウンタ310および列カウンタ
312が、ともに生成したカウントは、図3に示す補正
信号構成の残りの部分への入力である2つの変数信号を
なす。第3の入力は、直流(DC)電圧源である発生器
314からの一定値入力であり、これを用いる理由は以
下に述べる。重み付け入力信号w0、w1、w2、w3およ
びw4もまた、重み付けデータバス309を介して受け
取られる。発生器314からのDC信号は、第1の乗算
器321の入力ポートに与えられる。行カウントは、第
2の乗算器322の入力ポートと、他の乗算器331の
両方の入力ポートとに与えられる。カウンタ312から
の列カウントは、乗算器324の入力ポートと、他の乗
算器332の両方の入力ポートとに与えられる。乗算器
331は、その両方の入力ポートで行カウントを受け取
り、行カウントの2乗値に等しい、行2乗カウントを生
成するために、行カウントを行カウントに掛ける。この
行2乗カウント信号は、乗算器331から乗算器323
の入力ポートに与えられる。同様に、乗算器332は、
その両方の入力ポートで列カウントを受取り、列カウン
トの2乗値に等しい列2乗カウントを生成する。この列
2乗カウント信号は、乗算器331から乗算器325の
入力ポートに与えられる。
312が、ともに生成したカウントは、図3に示す補正
信号構成の残りの部分への入力である2つの変数信号を
なす。第3の入力は、直流(DC)電圧源である発生器
314からの一定値入力であり、これを用いる理由は以
下に述べる。重み付け入力信号w0、w1、w2、w3およ
びw4もまた、重み付けデータバス309を介して受け
取られる。発生器314からのDC信号は、第1の乗算
器321の入力ポートに与えられる。行カウントは、第
2の乗算器322の入力ポートと、他の乗算器331の
両方の入力ポートとに与えられる。カウンタ312から
の列カウントは、乗算器324の入力ポートと、他の乗
算器332の両方の入力ポートとに与えられる。乗算器
331は、その両方の入力ポートで行カウントを受け取
り、行カウントの2乗値に等しい、行2乗カウントを生
成するために、行カウントを行カウントに掛ける。この
行2乗カウント信号は、乗算器331から乗算器323
の入力ポートに与えられる。同様に、乗算器332は、
その両方の入力ポートで列カウントを受取り、列カウン
トの2乗値に等しい列2乗カウントを生成する。この列
2乗カウント信号は、乗算器331から乗算器325の
入力ポートに与えられる。
【0036】また図3に示されるように、重み付け信号
(重み)w0は、重み付けデータバス309を介してプ
ロセッサ308から、また、単極双投(single-pole, d
ouble throw)スイッチ341(図示された切り替え位
置にある)を介して、乗算器321の他の入力ポートに
与えられる。また、重みw1、w2、w3およびw4は、バ
ス309並びにスイッチ342、343、344および
345を介して、それぞれ乗算器322、323、32
4および325の他の入力ポートに与えられる。
(重み)w0は、重み付けデータバス309を介してプ
ロセッサ308から、また、単極双投(single-pole, d
ouble throw)スイッチ341(図示された切り替え位
置にある)を介して、乗算器321の他の入力ポートに
与えられる。また、重みw1、w2、w3およびw4は、バ
ス309並びにスイッチ342、343、344および
345を介して、それぞれ乗算器322、323、32
4および325の他の入力ポートに与えられる。
【0037】乗算器321、322、323、324お
よび325の各乗算器からの乗算された、つまり積出力
信号は、各々、対応する累算器(A)351、352、
353、354および355に与えられ、累算された
(accumulated)信号は、データパス357を介して、
重み付け生成を助けるために制御プロセッサ308に与
えられる。乗算器321、322、323、324およ
び325の出力における積信号は、所望のシェーディン
グ補正信号を信号パス31上に生成するために、加算回
路361、362、363および364を含む加算回路
のネットワーク360によって加算される。より具体的
には、乗算器321および322からの出力積信号が加
算回路361に与えられ、乗算器323および324か
らの出力積信号が加算回路362で加算される。加算回
路361および362からの加算信号は、加算回路36
3に与えられ、その加算出力は、さらに他の加算回路3
64に与えられ、この回路で乗算器325からの出力信
号に加算される。
よび325の各乗算器からの乗算された、つまり積出力
信号は、各々、対応する累算器(A)351、352、
353、354および355に与えられ、累算された
(accumulated)信号は、データパス357を介して、
重み付け生成を助けるために制御プロセッサ308に与
えられる。乗算器321、322、323、324およ
び325の出力における積信号は、所望のシェーディン
グ補正信号を信号パス31上に生成するために、加算回
路361、362、363および364を含む加算回路
のネットワーク360によって加算される。より具体的
には、乗算器321および322からの出力積信号が加
算回路361に与えられ、乗算器323および324か
らの出力積信号が加算回路362で加算される。加算回
路361および362からの加算信号は、加算回路36
3に与えられ、その加算出力は、さらに他の加算回路3
64に与えられ、この回路で乗算器325からの出力信
号に加算される。
【0038】図3の構成はまた、非補正信号パス32を
有する。このパスは、図1の前置増幅器26からスイッ
チ341〜345(「〜」の記号は、「…から…まで」
という語に相当する)の第2の接点に非補正信号を運
ぶ。スイッチ341〜345の図示された位置では、非
補正信号は図3の構成では使用されない。
有する。このパスは、図1の前置増幅器26からスイッ
チ341〜345(「〜」の記号は、「…から…まで」
という語に相当する)の第2の接点に非補正信号を運
ぶ。スイッチ341〜345の図示された位置では、非
補正信号は図3の構成では使用されない。
【0039】図3に示される補正波形発生器30を有す
る図1のカメラの通常の操作では、シェーディング補正
信号の定数成分は、乗算器321において、発生器31
4からの直流に重みw0の値をかけることで生成され
る。この定数値は、暗信号の定数成分を補償するため
に、後述の方法で決定される。この成分は、例えばそこ
に現れるオフセット値が、意図するオフセットよりもむ
しろイメージャによるものであった場合、図2(a)の
約32の強度値に該当する。また、通常動作の間には、
垂直つまりy軸方向のランプ状の補償信号成分が、行カ
ウントに重みw2を掛けることによって、乗算器322
において生成される。
る図1のカメラの通常の操作では、シェーディング補正
信号の定数成分は、乗算器321において、発生器31
4からの直流に重みw0の値をかけることで生成され
る。この定数値は、暗信号の定数成分を補償するため
に、後述の方法で決定される。この成分は、例えばそこ
に現れるオフセット値が、意図するオフセットよりもむ
しろイメージャによるものであった場合、図2(a)の
約32の強度値に該当する。また、通常動作の間には、
垂直つまりy軸方向のランプ状の補償信号成分が、行カ
ウントに重みw2を掛けることによって、乗算器322
において生成される。
【0040】同様に、水平つまりx軸方向のランプ状の
補償信号成分が、列カウントに重みw3を掛けることに
よって乗算器324において生成される。x軸方向とy
軸方向における放物線補正波形は、乗算器331および
332でそれぞれ生成された行2乗信号および列2乗信
号に、重みw3およびw5を掛けることによって、乗算器
323および325において生成される。このように、
重みの大きさによって独立して調整可能な振幅で、定数
補正信号成分ならびに垂直および水平方向の、ランプお
よび放物線補正信号成分は、乗算器321〜325の出
力で生成される。これらの成分は加算構成360によっ
て加算され、パス31を介して図1の加算回路28の反
転入力ポートに与えられ、さらにこれらの成分を非補正
信号から減算することによって、補正信号が生成され
る。
補償信号成分が、列カウントに重みw3を掛けることに
よって乗算器324において生成される。x軸方向とy
軸方向における放物線補正波形は、乗算器331および
332でそれぞれ生成された行2乗信号および列2乗信
号に、重みw3およびw5を掛けることによって、乗算器
323および325において生成される。このように、
重みの大きさによって独立して調整可能な振幅で、定数
補正信号成分ならびに垂直および水平方向の、ランプお
よび放物線補正信号成分は、乗算器321〜325の出
力で生成される。これらの成分は加算構成360によっ
て加算され、パス31を介して図1の加算回路28の反
転入力ポートに与えられ、さらにこれらの成分を非補正
信号から減算することによって、補正信号が生成され
る。
【0041】イメージャ16の特定の暗電流関数を補償
する補正信号は、以下に開示されるように自動的に生成
されうる。
する補正信号は、以下に開示されるように自動的に生成
されうる。
【0042】補正信号は、最小2乗法(least-squares
procedure)によって評価される。最小2乗評価の一般
的な理論では、d(x)がf(x)によってモデル化さ
れるべき関数であるとし、f(x)は以下の数1で定義
される。
procedure)によって評価される。最小2乗評価の一般
的な理論では、d(x)がf(x)によってモデル化さ
れるべき関数であるとし、f(x)は以下の数1で定義
される。
【0043】
【数1】
【0044】ここでxは、入力ベクトルを表し、w0,w
1,… wN-1は、f(x)がd(x)のモデルになるよ
うにする重みを表す。
1,… wN-1は、f(x)がd(x)のモデルになるよ
うにする重みを表す。
【0045】最小2乗評価では、数2を満たすwi(ベ
クトルw)の組を求める。
クトルw)の組を求める。
【0046】
【数2】
【0047】多次元関数の極限値(extreme value)つ
まり極値(extrema)は、関数の偏微分関数が0のとき
に得られ、下記の数3を満たす。
まり極値(extrema)は、関数の偏微分関数が0のとき
に得られ、下記の数3を満たす。
【0048】
【数3】
【0049】数1と数3とを組み合わせると、数4が得
られる。
られる。
【0050】
【数4】
【0051】そして、行列式数5が導かれる。
【0052】
【数5】
【0053】ここで、N1=N−1である。行列表記を
用いると、数5は、数6に変形される。
用いると、数5は、数6に変形される。
【0054】
【数6】
【0055】興味があるのはwのみであるので、Fの逆
行列を求めるだけでよい。その結果、重み付け係数w
が、数7に示すように決定される。
行列を求めるだけでよい。その結果、重み付け係数w
が、数7に示すように決定される。
【0056】
【数7】
【0057】暗信号の補正に上記の理論を適用するに
は、d(x)がモデル化されるべき暗信号になる。ここ
でベクトルxは、数8によって与えられる。
は、d(x)がモデル化されるべき暗信号になる。ここ
でベクトルxは、数8によって与えられる。
【0058】
【数8】
【0059】この場合、補正信号、つまり信号d(x)
を補償するために画像に組み合わされる信号は、信号−
f(x)である。補正画像の重み付け関数であるwを求
めるためには、F-1およびdを求めて、それらの積を計
算せねばならない。F-1は、d(x)に独立であるが、
モデルのために選択された関数f(x)には依存するこ
とに留意されたい。このように、F-1は、選択されたモ
デル化関数f(x)に基づいて「オフライン」で計算さ
れうる。ベクトルd、すなわちd(x)fi(x)のみ
が、「オンライン」で計算されねばならない。要約する
と、重みを計算するための手順は、以下のステップを有
する。
を補償するために画像に組み合わされる信号は、信号−
f(x)である。補正画像の重み付け関数であるwを求
めるためには、F-1およびdを求めて、それらの積を計
算せねばならない。F-1は、d(x)に独立であるが、
モデルのために選択された関数f(x)には依存するこ
とに留意されたい。このように、F-1は、選択されたモ
デル化関数f(x)に基づいて「オフライン」で計算さ
れうる。ベクトルd、すなわちd(x)fi(x)のみ
が、「オンライン」で計算されねばならない。要約する
と、重みを計算するための手順は、以下のステップを有
する。
【0060】(a)モデル化関数fi(x)を選択 (b)数5および数6を用いてオフラインでF-1を計算 (c)d(x)fi(x)によって、dベクトルをオン
ラインで測定 (d)数7を用いて重みを計算 スイッチ341〜345をそのもう一方の端子位置に投
入し(つまり、非補正信号を送る位置にし)、レンズに
キャップをかぶせることにより、図1および図3の構成
において重みが確定される。次に、非補正暗信号が、重
みw0〜w4の代わりに乗算器321〜325の各々に与
えられる。これは暗信号に、画像中の画素の位置に基づ
いた、定数、ランプまたは放物線入力を掛けるという効
果をもたらす。
ラインで測定 (d)数7を用いて重みを計算 スイッチ341〜345をそのもう一方の端子位置に投
入し(つまり、非補正信号を送る位置にし)、レンズに
キャップをかぶせることにより、図1および図3の構成
において重みが確定される。次に、非補正暗信号が、重
みw0〜w4の代わりに乗算器321〜325の各々に与
えられる。これは暗信号に、画像中の画素の位置に基づ
いた、定数、ランプまたは放物線入力を掛けるという効
果をもたらす。
【0061】例えば、発生器314からの一定のDC入
力は、乗算器321において各画素における暗信号に乗
算され、この各画素に対する積は、累算器351に与え
られる。累算器351は、フィールドまたはフレーム全
体、もしくは複数のフレームにわたり、乗算器321か
らの積信号を累算(accumulate)する。その結果得られ
た累算(accumulation)は、DC発生器314からの一
定値によって変更された、暗信号の定数成分を表したも
のである。同様に、乗算器322および324は、それ
ぞれ、暗信号を垂直および水平方向のランプ関数(ram
p)で乗算し、累算器352および354は、フィール
ドまたは選択された一定数のフレームの全ての画素に対
する、各積信号を累算する。
力は、乗算器321において各画素における暗信号に乗
算され、この各画素に対する積は、累算器351に与え
られる。累算器351は、フィールドまたはフレーム全
体、もしくは複数のフレームにわたり、乗算器321か
らの積信号を累算(accumulate)する。その結果得られ
た累算(accumulation)は、DC発生器314からの一
定値によって変更された、暗信号の定数成分を表したも
のである。同様に、乗算器322および324は、それ
ぞれ、暗信号を垂直および水平方向のランプ関数(ram
p)で乗算し、累算器352および354は、フィール
ドまたは選択された一定数のフレームの全ての画素に対
する、各積信号を累算する。
【0062】図3の乗算器323および325はそれぞ
れ暗信号を、垂直および水平方向の放物線信号で乗算
し、累算器353および355は、それぞれ、d(x)
fi(x)に対応する、得られた積信号を累算する。累
算された信号はバス357のデータパスによって、累算
器351〜355からプロセッサ308に読みとられ
る。プロセッサ308は、上述の説明に即して数7を用
いて、累算された信号から重みw0〜w4の計算を行う。
その後、レンズキャップが外され、これらの重みを乗算
器321〜325に与えるために、スイッチ341〜3
45が図示された位置に投入され、通常の操作が行われ
得る。
れ暗信号を、垂直および水平方向の放物線信号で乗算
し、累算器353および355は、それぞれ、d(x)
fi(x)に対応する、得られた積信号を累算する。累
算された信号はバス357のデータパスによって、累算
器351〜355からプロセッサ308に読みとられ
る。プロセッサ308は、上述の説明に即して数7を用
いて、累算された信号から重みw0〜w4の計算を行う。
その後、レンズキャップが外され、これらの重みを乗算
器321〜325に与えるために、スイッチ341〜3
45が図示された位置に投入され、通常の操作が行われ
得る。
【0063】図4(a)は、図2(a)および図2
(b)のプロットをつくったイメージャの暗信号イメー
ジを、上述の装置を用いて、数9で与えられる補正関数
f(h,v)で補正した第200行のプロットを示す。
(b)のプロットをつくったイメージャの暗信号イメー
ジを、上述の装置を用いて、数9で与えられる補正関数
f(h,v)で補正した第200行のプロットを示す。
【0064】
【数9】
【0065】図4(b)は、列の補正と同じ関数f
(h,v)で補正された、第200列の対応するプロッ
トを示す。図4(a)および図4(b)のプロットと、
図2(a)および図2(b)の非補正プロットとをそれ
ぞれ比較すると、補正はなされたがその補正が不完全で
あることが分かる。つまり、選択された補正関数fが、
さらに追加された、または別の項を有利に含み得ること
が示唆されている。
(h,v)で補正された、第200列の対応するプロッ
トを示す。図4(a)および図4(b)のプロットと、
図2(a)および図2(b)の非補正プロットとをそれ
ぞれ比較すると、補正はなされたがその補正が不完全で
あることが分かる。つまり、選択された補正関数fが、
さらに追加された、または別の項を有利に含み得ること
が示唆されている。
【0066】図5は、下記の数10で与えられる関数f
(h,v)を実現する、本発明の補正信号発生器の一部
を示す簡単なブロック図である。
(h,v)を実現する、本発明の補正信号発生器の一部
を示す簡単なブロック図である。
【0067】
【数10】
【0068】この関数は、図3の補正信号発生器によっ
て生成された関数とは異なる。図5の構成要素の中で図
3の構成要素に該当するものは、同じ参照番号で示され
ている。図5では、DC発生器314からの定数値信号
は、重みw1で乗算されるために乗算器321に与えら
れる。行カウンタ310からの行信号は、重みw2で乗
算されるために乗算器322に与えられる。行信号は、
2乗されるために乗算器331の両方の入力ポートに与
えられる。列カウンタ312からの列信号は、図3の構
成と同様に、重みw3で乗算されるために乗算器324
に与えられる。図3の構成とは異なり、図5の行カウン
タ310からの行信号は、ランダムアクセスルックアッ
プテーブル(LUT)として設計されたメモリ構成53
2に与えられる。このルックアップテーブルは、数10
の成分e-10vを実現する値で予めプログラムされてい
る。LUT532は、予めプログラムされた読み出し専
用メモリ(ROM)であるが、望ましくは、不揮発性の
再プログラミング可能なランダムアクセスメモリ(RA
M)である。乗算器531からのv2成分は、重みw2で
乗算されるために乗算器323に与えられ、LUT53
2からのe-10v成分は、重みw4で乗算されるために乗
算器324に与えられる。
て生成された関数とは異なる。図5の構成要素の中で図
3の構成要素に該当するものは、同じ参照番号で示され
ている。図5では、DC発生器314からの定数値信号
は、重みw1で乗算されるために乗算器321に与えら
れる。行カウンタ310からの行信号は、重みw2で乗
算されるために乗算器322に与えられる。行信号は、
2乗されるために乗算器331の両方の入力ポートに与
えられる。列カウンタ312からの列信号は、図3の構
成と同様に、重みw3で乗算されるために乗算器324
に与えられる。図3の構成とは異なり、図5の行カウン
タ310からの行信号は、ランダムアクセスルックアッ
プテーブル(LUT)として設計されたメモリ構成53
2に与えられる。このルックアップテーブルは、数10
の成分e-10vを実現する値で予めプログラムされてい
る。LUT532は、予めプログラムされた読み出し専
用メモリ(ROM)であるが、望ましくは、不揮発性の
再プログラミング可能なランダムアクセスメモリ(RA
M)である。乗算器531からのv2成分は、重みw2で
乗算されるために乗算器323に与えられ、LUT53
2からのe-10v成分は、重みw4で乗算されるために乗
算器324に与えられる。
【0069】図6(a)および図6(b)は、数10で
与えられる補正関数f(h,v)によって補正された暗
信号の第200行および第200列のプロットを示す。
与えられる補正関数f(h,v)によって補正された暗
信号の第200行および第200列のプロットを示す。
【0070】図示されるように、この補正は図4(a)
および図4(b)に比べて改良されている。
および図4(b)に比べて改良されている。
【0071】図7は、図3および図5の構成による関数
と同じ関数、および他の関数を生成可能な、本発明の補
正信号発生器の一部を示す簡単なブロック図である。図
7の構成成分の中で、図3の構成要素に該当するもの
は、同じ参照番号で示されている。図7では、行カウン
タ310および列カウンタ312からの行および列信号
は、LUT731、732、733、734および73
4LASTの各々に入力アドレスとして与えられる。各LU
Tは、LUT532に関して後述するように、行および
列のカウントを特定の関数に関連づける情報で予めプロ
グラミングされる。その結果得られる、カウントについ
ての関数は、LUT731〜734LASTから、対応する
乗算器322〜325LASTに与えられる。LUTメモリ
731〜734LASTは、フルのフレームメモリである必
要はなく、下位ビットが記録されず、それによって、信
号を表す量子化(ビット数)に比較して振幅の量子化が
粗くなるような限られた深さしか有していなくてもよい
し、かつ/あるいは、上位ビットに同様に限られたアド
レスしかなく、その結果、互いに隣接する2、4、8…
N個の「ブロック」を同じように扱ってもよい。このよ
うに、メモリLUT731〜734LASTは、必要であれ
ば比較的小さくできる。もちろんLUT731〜734
LASTのメモリは、同じメモリ構造の中の異なる部分また
は異なるページであってもよい。
と同じ関数、および他の関数を生成可能な、本発明の補
正信号発生器の一部を示す簡単なブロック図である。図
7の構成成分の中で、図3の構成要素に該当するもの
は、同じ参照番号で示されている。図7では、行カウン
タ310および列カウンタ312からの行および列信号
は、LUT731、732、733、734および73
4LASTの各々に入力アドレスとして与えられる。各LU
Tは、LUT532に関して後述するように、行および
列のカウントを特定の関数に関連づける情報で予めプロ
グラミングされる。その結果得られる、カウントについ
ての関数は、LUT731〜734LASTから、対応する
乗算器322〜325LASTに与えられる。LUTメモリ
731〜734LASTは、フルのフレームメモリである必
要はなく、下位ビットが記録されず、それによって、信
号を表す量子化(ビット数)に比較して振幅の量子化が
粗くなるような限られた深さしか有していなくてもよい
し、かつ/あるいは、上位ビットに同様に限られたアド
レスしかなく、その結果、互いに隣接する2、4、8…
N個の「ブロック」を同じように扱ってもよい。このよ
うに、メモリLUT731〜734LASTは、必要であれ
ば比較的小さくできる。もちろんLUT731〜734
LASTのメモリは、同じメモリ構造の中の異なる部分また
は異なるページであってもよい。
【0072】暗電流補償のセットアップ中、図4の構成
を有するコントローラー、つまりプロセッサ308は、
不揮発性メモリに予め記憶された、数9および数10の
関数のようないくつかの予め選択された関数をそれぞれ
順に選択してもよい。このセットアップのプロセスは、
(a)重みを0に設定するステップ、(b)1つのフィ
ールドまたはフレームを走査し、累算器出力を読みとる
ステップ、(c)最初の選択関数をLUTにロードする
ステップ、(d)最初の選択関数について、累算器出力
を用いて重みを決定し、記憶するステップ、(e)その
決定に応じて重みを設定するステップ、(f)イメージ
ャ16から暗画像を読み取るステップ、および(g)暗
画像が読み取られた後で、オプションの累算器27に保
持された値を読み取って記憶するステップ、という連続
したステップを含む。(a)から(g)までのステップ
は、第2、第3の関数から最後の関数までの、記憶され
た関数の各々について繰り返される。記憶された関数が
全て処理されると、それらの関数(およびそれらの対応
する重み)は、累算器27から最も小さい値になるよう
に選択され、使われる。
を有するコントローラー、つまりプロセッサ308は、
不揮発性メモリに予め記憶された、数9および数10の
関数のようないくつかの予め選択された関数をそれぞれ
順に選択してもよい。このセットアップのプロセスは、
(a)重みを0に設定するステップ、(b)1つのフィ
ールドまたはフレームを走査し、累算器出力を読みとる
ステップ、(c)最初の選択関数をLUTにロードする
ステップ、(d)最初の選択関数について、累算器出力
を用いて重みを決定し、記憶するステップ、(e)その
決定に応じて重みを設定するステップ、(f)イメージ
ャ16から暗画像を読み取るステップ、および(g)暗
画像が読み取られた後で、オプションの累算器27に保
持された値を読み取って記憶するステップ、という連続
したステップを含む。(a)から(g)までのステップ
は、第2、第3の関数から最後の関数までの、記憶され
た関数の各々について繰り返される。記憶された関数が
全て処理されると、それらの関数(およびそれらの対応
する重み)は、累算器27から最も小さい値になるよう
に選択され、使われる。
【0073】本発明の構成によれば、従来技術のような
大きなメモリを必要とすることなく、経時変化や他の要
因による暗電流の変動に適応できる自動暗信号補正が実
現される。
大きなメモリを必要とすることなく、経時変化や他の要
因による暗電流の変動に適応できる自動暗信号補正が実
現される。
【0074】本発明の他の実施例は当業者には自明であ
ろう。例えば、図1のシェーディング補正加算器28
は、必要ならば、前置増幅器26の後ではなく前に配置
されてもよい。
ろう。例えば、図1のシェーディング補正加算器28
は、必要ならば、前置増幅器26の後ではなく前に配置
されてもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、カメラは、暗電流つま
りブラックシェーディングを近似する関数により近似信
号を生成し、通常の撮像動作中にカメラによって発生さ
れた画像信号から、その近似信号を引き算する。このこ
とにより、少なくとも次の効果が得られる。
りブラックシェーディングを近似する関数により近似信
号を生成し、通常の撮像動作中にカメラによって発生さ
れた画像信号から、その近似信号を引き算する。このこ
とにより、少なくとも次の効果が得られる。
【0076】(1)小さいメモリ容量で、シェーディン
グ補正をおこなうことができる。
グ補正をおこなうことができる。
【0077】(2)撮像素子を使用するときに、ユーザ
が容易にシェーディング補正をおこなうことができる。
が容易にシェーディング補正をおこなうことができる。
【0078】また、ある実施例によれば、近似関数生成
のための関数を実現するためにルックアップテーブルを
用いる。このことにより、シェーディング補正に必要な
時間を短縮できる。
のための関数を実現するためにルックアップテーブルを
用いる。このことにより、シェーディング補正に必要な
時間を短縮できる。
【0079】本発明の他の実施例によれば、近似信号を
生成するための関数として、例えば、位置信号の変化に
直線的に変化するランプ関数、「位置信号」の累乗の関
数、定数の「位置信号」乗の関数を組み合わせて用い
る。このことにより、精度の高い補正が可能となる。ま
た関数の独立変数として、画素の行カウントおよび列カ
ウントを用いることにより、2次元上でのシェーディン
グ補正が可能となる。また累乗の関数として、2乗関数
を選択した場合、乗算器の2つの入力端子に同一の信号
を入力することにより、簡単な構成で2乗関数を実現で
きる。関数として、定数の「位置信号」乗の関数を用い
れば、さらに精度の高いシェーディング補正が可能であ
る。
生成するための関数として、例えば、位置信号の変化に
直線的に変化するランプ関数、「位置信号」の累乗の関
数、定数の「位置信号」乗の関数を組み合わせて用い
る。このことにより、精度の高い補正が可能となる。ま
た関数の独立変数として、画素の行カウントおよび列カ
ウントを用いることにより、2次元上でのシェーディン
グ補正が可能となる。また累乗の関数として、2乗関数
を選択した場合、乗算器の2つの入力端子に同一の信号
を入力することにより、簡単な構成で2乗関数を実現で
きる。関数として、定数の「位置信号」乗の関数を用い
れば、さらに精度の高いシェーディング補正が可能であ
る。
【図1】本発明によるカメラの簡単なブロック図であ
る。
る。
【図2】(a)は、イメージャの水平方向の暗信号をプ
ロットした図である。(b)は、イメージャの垂直方向
の暗信号をプロットした図である。
ロットした図である。(b)は、イメージャの垂直方向
の暗信号をプロットした図である。
【図3】図1の構成で使用され得る補正信号発生器の簡
単なブロック図である。
単なブロック図である。
【図4】(a)は、本発明の構成により第1の関数で補
正された、図2(a)に対応する暗信号をプロットした
図である。(b)は、本発明の構成により第1の関数で
補正された、図2(b)に対応する暗信号をプロットし
た図である。
正された、図2(a)に対応する暗信号をプロットした
図である。(b)は、本発明の構成により第1の関数で
補正された、図2(b)に対応する暗信号をプロットし
た図である。
【図5】図3の構成の代わりに、図1の構成で使用され
得る、他の補正信号発生器を示す簡単なブロック図であ
る。
得る、他の補正信号発生器を示す簡単なブロック図であ
る。
【図6】(a)は、本発明の構成により第2の関数で補
正された、図2(a)に対応する暗信号をプロットした
図である。(b)は、本発明の構成により第2の関数で
補正された、図2(b)に対応する暗信号をプロットし
た図である。
正された、図2(a)に対応する暗信号をプロットした
図である。(b)は、本発明の構成により第2の関数で
補正された、図2(b)に対応する暗信号をプロットし
た図である。
【図7】図3の構成の代わりに、図1の構成で使用され
得る、さらに他の補正信号発生器を示す簡単なブロック
図である。
得る、さらに他の補正信号発生器を示す簡単なブロック
図である。
12 レンズ 14 画像 16 イメージャ 18 画像読み出し構成 20 走査制御発生器 26 前置増幅器 28 加算回路 30 シェーディング補正信号発生器 40 レンズキャップ
Claims (12)
- 【請求項1】 走査時に、画像を構成する画素(ピクセ
ル)のマトリクスを表す画像信号を生成するイメージャ
であって、該画像信号に所望されないブラック信号を加
えて該画像のシェーディングを生成するイメージャと、 垂直および水平制御信号に応答して該線走査イメージャ
を走査し、該画像内の複数の画素位置のそれぞれにアク
セスする、該イメージャに結合された走査手段と、 現在走査されている画素の位置を表す位置信号を生成す
る、該走査手段に結合された位置決定手段と、 第1算術関数によって該位置信号を演算し、それによっ
て第1補正信号成分を生成する、該位置決定手段に結合
された第1演算手段と、 第2算術関数によって該位置信号を演算し、それによっ
て第2補正信号成分を生成する、該位置決定手段に結合
された第2演算手段と、 該第1および第2補正信号成分と、該画像信号とを組み
合わせ、該ブラック信号を該画像信号の他の成分に対し
て減少させる、該イメージャならびに該第1および第2
演算手段に結合された加算手段と、を有するビデオカメ
ラ。 - 【請求項2】 前記第1および第2演算手段の少なくと
も1つが、前記第1および第2算術関数をそれぞれ実現
するようにプログラムされたルックアップテーブルを有
する、請求項1に記載のビデオカメラ。 - 【請求項3】 走査時に、画像を構成する画素(ピクセ
ル)のマトリクスを表す画像信号を生成するイメージャ
であって、該画像信号に所望されないブラック信号を加
えて該画像のシェーディングを生成するイメージャと、 垂直および水平制御信号にそれぞれ応答して該線走査イ
メージャを垂直方向および水平方向に走査し、それぞれ
の方向について該画像内の各画素位置を表す信号値を生
成する、該イメージャに結合された走査手段と、 第1重み付け信号に応答する振幅を有する定数暗信号補
正成分を生成する、定数暗信号補正成分信号生成手段
と、 該イメージャの該垂直走査に応答して単調に変化し、第
2重み付け信号に応答する振幅を有する暗信号補正成分
を生成する、垂直単調暗信号補正成分生成手段と、 該イメージャの該水平走査に応答して単調に変化し、第
4重み付け信号に応答する振幅を有する暗信号補正成分
を生成する、水平単調暗信号補正成分生成手段と、 該イメージャの該垂直走査に応答して単調に変化し、第
3重み付け信号に応答する振幅を有する累乗暗信号補正
成分を生成する、垂直累乗暗信号補正成分生成手段と、 該イメージャの該水平走査に応答して単調に変化し、第
5重み付け信号に応答する振幅を有する累乗暗信号補正
成分を生成する、水平累乗暗信号補正成分生成手段と、 該定数暗信号補正成分信号、該垂直単調暗信号補正成
分、該水平単調暗信号補正成分、該垂直累乗暗信号補正
成分、および該水平累乗暗信号補正成分を該画像信号か
ら減算する加算手段であって、該イメージャ、該定数暗
信号補正成分信号生成手段、該垂直単調暗信号補正成分
生成手段、該水平単調暗信号補正成分生成手段、該垂直
累乗暗信号補正成分生成手段、および該水平累乗暗信号
補正成分生成手段に結合された加算手段と、を有するビ
デオカメラ。 - 【請求項4】 前記垂直単調暗信号補正成分生成手段
が、前記走査手段による前記画素位置の前記垂直走査に
応答して増加する垂直ランプ信号を生成する、該走査手
段に結合された行計数手段を有し、 前記水平単調暗信号補正成分生成手段が、該走査手段に
よる該画素位置の前記水平走査に応答して増加する水平
ランプ信号を生成する、該走査手段に結合された列計数
手段を有する、請求項3に記載のビデオカメラ。 - 【請求項5】 前記垂直累乗暗信号補正成分生成手段
が、前記垂直ランプ信号をそれ自身によって乗算し、前
記イメージャ上で現在走査されている画素の垂直位置に
依存した垂直累乗信号を生成する、前記行計数手段に結
合された垂直乗算手段を有する、請求項4に記載のビデ
オカメラ。 - 【請求項6】 前記水平累乗暗信号補正成分生成手段
が、前記水平ランプ信号をそれ自身によって乗算し、前
記イメージャ上で現在走査されている画素の水平位置に
依存した水平累乗信号を生成する、前記列計数手段に結
合された水平乗算手段を有する、請求項4に記載のビデ
オカメラ。 - 【請求項7】 前記垂直累乗暗信号補正成分生成手段
が、前記垂直ランプ信号によってアドレスされ、前記イ
メージャ上で現在走査されている画素の垂直位置に依存
した垂直累乗信号を生成する、前記行係数手段に結合さ
れた第1の予めプログラムされたルックアップテーブル
を有する、請求項4に記載のビデオカメラ。 - 【請求項8】 暗信号の影響を受けるイメージャを用い
て画像を撮像し、暗信号が混合された画像表示信号を生
成する工程と、 該イメージャを行および列毎に線走査方式で走査し、そ
れによって該画像表示信号が該画像内のそれぞれの位置
を占有する連続した画素(ピクセル)を表す工程と、 現在走査されている画素の行および列位置を表す画素位
置信号を生成する工程と、 算術処理によって該行および列画素位置信号の1つを処
理し、補正信号の重み付けされていない第1成分を生成
する工程と、 算術処理によって該行および列画素位置信号の他の1つ
を処理し、該補正信号の重み付けされていない第2成分
を生成する工程と、 該補正信号の該第1および第2の重み付けされていない
成分を重み付けし、該補正信号の該第1および第2成分
を生成する工程と、 該画像表示信号と、該補正信号の該第1および第2成分
とを、該暗信号を補正するように組み合わせる工程と、
を包含する画像表示信号を生成する方法。 - 【請求項9】 算術処理工程の少なくとも1つが、入力
値を定数乗する工程を包含する、請求項8に記載の方
法。 - 【請求項10】 入力値を定数乗する前記工程が、2乗
する工程を包含する、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記算術処理工程の少なくとも1つ
が、定数を、前記位置信号の1つに依存して累乗する工
程を包含する、請求項8に記載の方法。 - 【請求項12】 画素位置のマトリクスの列に沿って水
平に走査され、画素位置のマトリクスの行に沿って垂直
に走査され、該画素位置のそれぞれにおいて画像内容を
表す出力画像信号を生成するイメージャを有し、該画像
信号が、所望されないブラック信号歪みの影響を受け該
画像にシェーディングを発生するビデオカメラの使用に
適した装置であって、 該垂直走査中に走査される該画素位置に応答して、該垂
直画素位置の第1所定関数に従って変化し、該ブラック
信号歪みのそれぞれの垂直成分を近似する垂直補正信号
を生成する手段と、 該水平走査中に走査される該画素位置に応答して、該水
平画素位置の第2所定関数に従って変化し、該ブラック
信号歪みのそれぞれの水平成分を近似する水平補正信号
を生成する手段と、 該水平および垂直走査中に走査される画素位置に応答し
て、該水平および垂直画素位置の第3所定関数に従って
変化し、該ブラック信号歪みの成分を近似する組み合わ
せ補正信号を生成する手段と、 該垂直、水平および組み合わせ補正信号と、該画像信号
とを組み合わせ、該画像信号の該暗信号歪みを低下させ
る手段と、を有する装置。
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